※この作品はR-18です。

見えざる帝国で働く下っ端男の娘滅却師がバンビエッタの性奴隷にされるお話   作:清姫

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 エチエチタイム開始。
 スケベ共、アンケートに協力してくれて397。
 結果から言ってYES473、NO444でTSさせる方向で話を進めようと思います。と言っても、基本女性上位の逆レイプが主体なので、食事の間の箸休め程度。しかし、念の為、エチエチ回の時は誰とヤるか記載しておくので、よろしくどうぞ。
 
 今回のエチエチ回は最初からぺ二バンとかバイブとか、グチャグチャにするのもななーと思ったのでスタンダードにしました。
 と言ってもお仕置きなので腹パン他暴力行為は致します。
 
 後、メスガキムーブさせたかったのでそれっぽく書いてみたのでメスガキソムリエの肩はテイスティングしてみて感想下さい。
 
 最後に、素材提供者様へ。
 最高の料理の材料を卸してくださりありがとうございます。
 感想、メッセージ等で頂きました素材は機会を見て、使っていこうと思いますが、丸ごとではなく一部とかの場合もございますので、あらかじめご了承ください。

 誤字脱字はご愛敬。

 エロはバトル書くより難しい......。結構難産でした。


分からされた【バンビエッタ】

 フワフワと不思議な浮遊感を全身に感じながら、何処かを漂っている。

 

 人肌の温かさ、薄暗い場所。

 

 何......してたんだっけ?

 

 深い深い微睡の中で、眠気を纏った頭で考える。

 

 確か......バンビエッタと.......戦って.......ッ!!

 

 黒髪の少女の姿を思い浮かべた瞬間、何かに強い力で引っ張られながら、強烈な光で思わず顔を背けた。

 

 

 

 

 

 

「―――ッ! ......ここは?」

 

 目が覚めるとそこは見知った部屋のベッドの上。

 

 半身を起こし、隣を見ると、ダボダボの無地の白シャツに、白のスウェットのショートパンツ、リラックスした姿のバンビエッタが気持ちよさそうに眠っているではないか。

 

 視線を下に、自分の姿を見ると、全く同じの衣服を着ている。

 

 傍から見れば、正に恋人......いいや、身体的大きさを鑑みて姉弟と思うだろうその光景。

 

 『いいや。そんな事は今はどうでも良い』首を振り、考えを霧散させると、再び視線をバンビエッタへ。 

 

 その身体の所々に包帯が巻かれており、何処からどう見てもけが人。

 だが、そのけが人の美少女にマリエッテは怯えていた。

 

「んん......―――起きたんだ?」

 

 『十日も寝てたら心配したわ』続けてそう言う。

 

「は、はい」

 

 瞼を開き、見上げるその瞳。

 

 寝ぼけ眼のその眼を見て、息を呑む。

 

 大きく口を開き欠伸をしながら目を擦り半身を起こすと、マリエッテを見る。

 だが、彼は拒絶するように上半身事、背け、視線を外し、頑なに目を合わせようとしない。

 

 『ん?』と怪訝な表情を張り付かせながら、四つん這いで再び視界に入る位置へと移動するバンビエッタ。

 それを予期し、また反対方向に身体を捩り、再び視界から外す。

 

 一対一の戦いに敗北し、約束通り、彼女の奴隷となったか弱い少年が、今唯一出来る精一杯の抵抗。

 

 拗ねた子供のような幼稚な行為......なんと情けないことか。

 

 約束、誇り、人間関係、感情......あらゆる事柄が小さな身体の中でグルグル交差し、混じり、離れ、揺れ動く。

 最早、自分がどう思って、これから何をしたいのかすら分からない。何が分からないのかすら分からない。

 そんな、状況不明な暗闇にいる。

 

 しかし、そんな様子のマリエッテを察する事も、気にすることもしないバンビエッタは、一連の行動に業を煮やしたのか、右手で頬を鷲掴みにし、強制的に目を合わさせる。

 

「何で避けんのよ」

 

「......私......負けました」

 

 何も考えられない。無意識に出た声。

 

「そうね」

 

 何当たり前な事言っちゃってんの? と言いたいような顔で短くそう言い放つ。

 

「............」

 

 沈黙の中。

 静謐支配するその空間の中で、見つめ合う男女。

 

「......はぁ。―――取り敢えず話をしましょ」

 

 陰気な空気を一蹴し、『何? 殴り倒されるとでも思ってたの?』と身体を起こすとベッドから降り、後頭部をかきながらコップに水を注いだ。

 

「え?」

 

 その言葉に、返事が出来なかった。

 何を言って主の地雷を踏んでしまうか分からない。今は、人でもない唯の奴隷だ。

 怒ったバンビエッタに何をされるか想像に難くない。

 

 口を噤み、俯く。

 

 それを、訝し気に見ながら、グイっと水を呷り、『こっち来なさい』と短く言う。

 

 ここで、やっとマリエッテは異変に気付いた。

 

 何時ものような、危なげな雰囲気がないのだ。

 そう、憑き物が落ちたように、穏やかなその姿は今までに一度として見たことがない。

 

 そんな、バンビエッタの指示に従い、ベッドから降りると、トコトコ彼女の座る席の対面の席に手をかける。

 

「ちょっとどこ座ろうとしてんのよ。こっち座んなさい」

 

 視線を、自身の太ももに。

 『膝の上に座れ』そう言いたいのだろうと、直ぐに理解した。そして、それと同時に座るか否か思考を巡らせる。

 

 ここで言う事を聞かなかったら、どうなるか。別に、性行為を強要されている訳でもないんだ。ここは従っておこう。  

 

「......はい」

 

 呟くようにそう言うと、恐る恐る彼女に近づき、『失礼します』と顔色を窺いながらうんしょっと、と膝の上に座る。

 猛獣の懐に潜り込んだ気分だ。

 

 落ち着きなくモジモジしているマリエッテを抱きしめながら、口を開いた。

 

 最初は『あー』だとか『んー』だとか、気恥ずかしそうに顔をそっぽ向け、最終的にうなじに顔を埋め、そっと囁くように言うのだ。

 

「ごめんなさい」

 

「......え?」

 

 最初、意味が分からなかった。

 言葉の意味自体は分かる、分からなかったのはあの自分の言う事を聞かなければ鉄拳制裁、小学生のような煽りを本気で受け取り怒髪天を衝く勢いで怒り狂う。そんな少女が謝ったのだから、分からなくなるのも無理はない。

 

 時折スーハ―......と匂いを嗅いでいる吐息が気にならない程に放心し、その後のバンビエッタ言葉が全く耳に入らない程だった。

 

「―――ちょっと? 聞いてる?」

 

「......っ。はい」

 

 本当は何も聞いていない。

 

「と、とにかく! 今までみたいに気分で殴ったりしないから安心しなさい」

 

 虚を突かれるとは正にこの事。

 てっきり、開幕机に頭を叩きつけられ、その上に寝かされ、欲望を押し付け、更にベッドと湯舟の中で犯されるのかと思っていた。

 

「......え? はい......え?」

 

「なに」

 

 若干、不機嫌な声。

 普通ならもうこの時点で僕の身体の何処かから血が出ている。

 

「な、ぐらないのですか?」

 

「ええ」

 

 短く言う。

 

「蹴らない?」

 

「ええ」

 

 胡乱気に言う。

 

「湯船に頭ツッコんだり、頭千切ったり、それから「ああ! もう! しないって言ってるじゃない!!」ひ......」

 

 うなじから顔をバッ! と上げ、先ほどとは音量を一段上げたような声で言うバンビエッタに、思わず身を縮こませるマリエッテ。

 そんな、彼を見て『あ』と我に返り、『しないって......安心しなさい』そう言う。

 

 そして、『そんな事より』と話を切り替え、新たな話題へ。

 

「―――エッテあたしと戦う前あたしに何て言った?」

 

 一瞬で空気が変わった。

 

「えっと......」

 

「何て言った?」

 

 再度、問う。

 声のトーンは先と同じ、怒っているようではなかった。

 

「......」

 

「怒らないから言ってみなさい、ほら」

 

 懐から出したヘアゴ厶で僕の髪を弄りながら言う。

 

 言うべきか? 言わないべきか?

 

 ここで言わないと......いいや、でも自分で怒らないって言ってるし。だけど―――。

 

 ごく短時間の間に脳内で様々なシミュレーションが行われ、最終的に『言う』と言う決断を己に下すのだった。

 

 その頃には、僕の髪は両サイドに束ねられ、俗に言うツインテールと呼ばれる髪型へと変化していた。

 脇の下から持ち上げられ、向かい合わせに座らされる。

 

「はい、言ってみて」

 

 対面座位の姿勢で、ゴクリと唾を飲み込み、意を決して声に出した。

 

「貴方の顔何て二度と見たくない」

 

「それから?」

 

「卑怯者」

 

「それから?」

 

 何が......起こってるんだ...........。

 

 暗澹たる空気立ち込める部屋の中、次々とバンビエッタに浴びせた辛辣な言葉の数々を思い出しながら言っていく。

 

「大っ嫌い」

 

「それから?」

 

「えっと......」

 

「最後の最後にあたしに言ったわよね? あれ、言ってみて?」

 

 普段見せない、人を安心させようとする微笑み。

 不気味を越えて恐ろしさすら感じる、その表情は、話すのを躊躇させ、恐怖の記憶を呼び起こすのに十分な力があった。

 

 思い出せ。キャンディスの言葉を......前の僕とは違うんだ。

 

「......バ......バーカ......」

 

 冷汗が頬を伝う。

 僅かに水分を含んだ布から水を絞り出したかのような、辛うじて聞こえるような、か細い声。

 

「そんな言い方じゃなかった―――やり直し」

 

「バーカ......」

 

 『違う』とか『そうじゃないでしょ?』とか怒るわけでも、咎める訳でもないそんな語調で、何度も何度も同じ言葉を言わされ続ける。

 

 一分二分じゃない。

 

 それだけ、やり直しをくらっていれば、少なからず場になれ、記憶を呼ぶ起こす余裕も出て来る。

 そして、それと同時に『本当にバンビエッタは変わってくれたのだ』と言う希望も見え始めた。

 

「バーカ」

 

「んーちょっと違う? もっとこう......生意気な顔だった、ちょっとニヤやけ余裕のある感じ?」

 

 彼女の言う通り、表情を正し、声音を正し、心を入れ替え、身体を動かす。

 

「バーカ」

 

「そうそう。そんな感じでもう一回!」

 

 バンビエッタの笑顔を見ると、解れていく緊張が更に加速する。

 本当に何をしても怒られないのだと確信し、『奴隷云々は冗談だったのだ』と楽観思考を巡らせ、余裕綽々と言った面持ちで再度膝の上に座り、眼前の少女に向かって言い放つ。

 

 口角を僅かにあげ、勝利を確信した見下すような目で煽るような言い方で。

 

「バーカ―――」

 

 静かな部屋に響く破裂音。

 頬に感じたその衝撃は、威力は低いなれど、全ての事柄を吹き飛ばすに足る威力を有していた。

 

 暫く思いを巡らせ、そして、やっと自身の頬が(はた)かれたのだと分かった。

 

「え? .......え?」

 

 やや赤く変色した頬を手で押さえ、錆びた機械のように動きの悪い動作で首を元の位置に戻し、恐る恐るバンビエッタの顔を見る。

 

「ほんっと生意気な顔ね......」

 

 そこには恍惚とした笑みを浮べ、情欲の籠った湿った視線を送る少女の姿が見えた。

 

 一瞬で余裕は消え、楽観的な考えは霧散。代わりに、それらの考え、感情を侵略していくように、不安と恐怖が身体全体を支配した。

 

「な、ぐらないって......怒らないって.......」

 

「―――これはお仕置き。今までのあたしに対する諸々の罰よ。それに、言ったでしょ?」

 

 ―――分からせてあげるって。

 

「ひっ!」

 

 顔を歪ませ、身を引く僕を背中に手を通し、そっと抱きしめるように拘束し、耳元で呟く。

 

「大丈夫。お仕置きの時だけだらね? 心の底まであたしのモノにする為だから」

 

 駄々をこねる子供をあやす様に、時折、熱い吐息を耳に吹き掛けながら僕にそう言い聞かせる。

 

 僕は昔と違うんだ。違うんだ。

 

 両手でバンビエッタの肩を押しながら引き離しキャンディスとの会話を思い出しながら言う。

 

「も、う止めましょう......ほ、ほら、友達。最初は友達と―――」

 

 バチンッ! と衝撃で言葉を遮られた。

 

 前の僕とは......違う。

 

『今すぐ私を―――』

 

 バチンッ! と衝撃で言葉を遮られた。  

 

 .............違う。

 

「私はバンビエッタ・バスターバイン様の忠実な奴隷です。はい」

 

「そんな事―――」

 

 バチンッ! と衝撃で言葉を遮られ、怯んだ一瞬の隙に背中と膝裏に腕を通し抱き上げるとベッドまで連れて行き、押し倒す。

 

「何日も我慢してたから一日じゃすまないかもしれないけど、別にあたしの奴隷(・・)だし、どんな感じになっても良いわよね?」

 

『ひぐっ......本当にやめましょう。やめて、お願いだから。嫌、イヤイヤイヤッ! んんッ!』

 

 強力な聖文字も、真の愛を有するバンビエッタには無力。

 目を見開き、涙を流しながら、両サイドの髪を激しく揺らし、拒絶する。

 

 キャンディスとの思い出は既に、脳裏の隅へと遠ざけられており。

 今のマリエッテは完全に以前の、マリエッテへと戻っていた。

 

「んん......じゅるっ......ぺろ......―――ちゅっ......ああそうだ」

 

 唇に吸い付き、マリエッテの口内に侵入しようと何度も舌を突き入れ、歯茎を舐め回す。

 一頻り楽しんだ後、顔を上げ、震えるツインテールの奴隷を見下ろすと、『エッテの新しい滅却師十字と完聖体用の滅却師十字貰って来たから』とポケットから一つ(・・)の滅却師十字を出し見せる。

 

「もう......一つは...........」

 

 せめて会話を長引かせ、何もない時間を増やそうと無意識的に声を出す。

 だが、その言葉は間違いで、バンビエッタは欲情した顔のまま『何言ってんの?』と言いマリエッテのシャツを捲り上げる。

 

もうついてるじゃない(・・・・・・・・・)

 

「へ?」

 

 首を曲げ、視線を下に自身の腹部へ。

 視界に入って来たのはヘソに穴をあけ、そこに取り付けたピアス型の小さな滅却師十字。

 突飛な光景に、狼狽え、口を開いてしまう。

 そこに、待ってましたと言わんばかりに再度唇を落とし、口内に侵入、欲望をねじ込んで行く。

 

「じゅるる......れろ......ほりゃのみなしゃいよ(ほら飲みなさいよ)わりゃしのつば(あたしのつば)

 

「んんん!」

 

 殆ど全てが恐怖で支配され、怯える身体で、僅かに残った理性と拒絶の心を働かせ、流し込まれる唾液を拒み、外へ押し返す。

 足をバタつかせ、手でバンビエッタの身体を押し、口の隙間から唾液を流し、抵抗する。

 

「ん.......ぷはぁ!! エッテのお腹って何でこんなに可愛いの? すべすべで真っ白」

 

 乱れたシャツの隙間から、手を滑り込ませ、愛撫する。

 縦横無尽に撫でまわし、そして最後に、愛でていた手で拳を作り下腹部に向かって勢いを付け落とした。

 

「ん゛!」

 

「その顔堪らないわ......」

 

「めんなさい......ごめ......」

 

 嗚呼......戻っていく。

 折角、皆に助けて貰ったのに......。

 

「ごめんなさい! ごめんなさい! わたじはバンビエッタ様の、ちゅ、忠実な奴隷でずッ! だから、だか―――」

 

 媚びるような泣き声、必死に許しを請う姿は、幼い身体付きとツインテールが相まって背徳的な状景が広がっていた。

 

「最高! もっと見せなさいよその顔!」

 

「イッ! アッ! キャンディスざん! キャンディスさん!」

 

 絶えず襲い掛かる腹部の痛みで我を忘れ、恥ずかしげもなく助けてくれた救世主(ヒーロー)の名前を呼ぶ。

 だが、それがバンビエッタの怒りの炎に火をつけた。

 

「んでキャンディの名前が出てくんのよ! あんたは! わたしの! モノ! なの!」

 

 下腹部を捉えていた拳は、顔に変わり、怒気の籠った声と共に頬を殴打し始める。

 

「ごべんなざい!」

 

 何で怒っているか分かっていない奴隷は、顔を両手で覆いながら身体を極限まで縮こませ、謝る。

 しかし、主の怒りは収まらず、ツインテールの片方を掴み上げ、顔を上に上げるとまた殴った。

 

「あたしの名前を呼びなさいよ! 何でキャンディなのよ!」

 

 一頻り行為を終わらせたら、肩を揺らしながら息を整え、小さな声で『まあいいわ』と言い。自身が来ている服を脱ぎ、全裸になる。

 大きく形の整った胸、引き締まった僅かに筋肉のついた腹、そしてスラリとした艶やかな足、モデル顔負けの容姿は汗でその表面を濡らしており、世の男子が見れば、どれ程の欲望を胸に、その身体を求め暴走するか分からない。それほど、美しい身体だった。

  

 だが、そんな女神のような裸体も、恐怖で瞳を濡らした怯えた少年には意味がないようで壊れたラジオのように『ごめんなさい』と繰り返すだけ。

 

 己の能力で痣や傷が完治しても尚、顔を歪ませ涙を流すマリエッテを一瞥し、舌で唇を濡らしながら、雪のように白い腹部に唇を落とす。

 

「っちゅ......ん......ちゅ」

 

 それから、脇腹、乳首、鎖骨と上に上がってゆき、それに並行してスウェットを脱がし、男性の物を露にさせた。

 

「別れてから一週間......目を覚ますまで十日。もう、我慢できないのよ。あたしをこんなにしたんだから二日、三日グチャグチャに犯されても文句言えないわよね?」

 

「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい―――」

 

「ッチ! ......エッテ、マリエッテ!」

 

「ッ! はいッ......」

 

 顔を覆った腕を払いのけ、片手で頬を鷲掴みにし、半身を起こさせると自身の方へ向けさせる。

 

「ちゃんと見てなさい。あたしのモノになるところ」

 

 既に愛液が垂れ落ちる程濡れ切った肉壺を、生存本能により固くなった肉棒に向かってゆっくりと下ろしていった。

 

「んん」

 

 艶のある声を漏らしながら、己の腹中へマリエッテのモノを迎え入れる。

 これまで幾度となく味わっていた感覚。しかし、今回のは別物らしく、今までに無い程の色のある快感が身体中を駆け巡った。

 

 これが、愛のあるセックス。

 

 全て入れきるまでもなく、分かった。

 心の底から愛した者と身体を重ねれば、得も言われぬ快感と共に、心が温かみを帯びていくのだ。

 苛立ちや怒りを収める為に行っていたセックスとは訳が違う。

 

 失ってなるものか。

 手放してなるものか。

 

「うう.....」

 

 あたしの下にいる少年は、未来永劫。あたしのモノだ。

 

「あぁ……ぁ゛っ!」

 

 全てを飲み込み、胸の底から溢れ出る幸福感と多幸感で身体を震わせる。

 未だ怯えるマリエッテの頬から手を離し、肩を突き飛ばし再び寝かせると、その上にしだれ掛かった。 

 

「ひぅ......」

 

「ん......感じる?」

 

 肩の上辺りに顔を移動させ、マリエッテの頭を撫でながら呟く。

 

「は、はい」

 

「どんな感じ?」

 

「あったかい、です」

 

 泣き声交じりのその言葉に『そう』と優しくそう言い返す。

 

「エッテも慣れたら気持ちよくなるわ。それまで、優しくして上げる―――今度からね」

 

 そう言うと上半身を起こし、首元に手を当て、首を締め上げた。

 

「がぁッ!」

 

「エッテが悪いんだから! 好きなのに......んあ♡ 愛してるのに! あん♡ 何が『嫌い』よ! 何が『顔も見たくない』よ!」

 

 『悪い事したらこうなるのよ!?』と気道を閉められ、気を失いそうになっているマリエッテにそう言葉を投げかけながら腰を揺す。

 バンビエッタが動く度に、ヌチャヌチャと粘液の擦れる音が部屋に響く。 

 

「もうイヤぁ......」

 

 抵抗する気力は失い、最後には首を締め上げられた腕を払いのける手をポトリとベッドへ沈む。

 

 何もかも失ったマリエッテが次に浮かんだのは、自身の罪。

 貴方が悪いと暴力の嵐の合間に聞こえた、妄言が極限まですり減った心の中へ刷り込まれ、バンビエッタが達した頃には、自分のせいで今の状況に陥っていると信じ込む始末。

 

 底の底、最底へと沈んでいく。

 

 上がる力もなく、無数の手が彼を包み、下へと(いざな)う。

 

「した、クッ♡! 出して!」

 

 自分の起こした罪を償うように、言われた通りに従う。

 

 限界まで出した舌に吸い付き、口内を濡らしている唾液を根こそぎ奪い取る。

 それから、入れ替えるように自身の唾液をマリエッテの口内へ流し込み、身体を起こし、見下ろした。

 

 先ほど行った一連の流れ。

 次に何をするか言うまでもなく、バンビエッタの瞳が『飲み込め』と命令しているのが分かった。

 

 ゴクリ。

 

「んん......口開けなさい」

 

「―――」

 

 もう一度、口を大きく開き口蓋を覗かせる。

 顎に手を添え、中を覗き込むと満足そうに笑い、再び愛し合う。

 

 

 

 何時間たっただろうか。

 もしかしたら、既に一日経過しているかもしれない。

 

 

 虚ろな目で天井を見つめ、身体をユサユサと揺れるマリエッテ。両手首を抑えられ、情愛に満ちた口づけを交わす。それを、抵抗する事なく、唯なされるがままにされている。

 

 勿論、上には未だ、乱れ狂うバンビエッタの姿。

 

 

「あ♡ くっ! ......♡♡」

 

「......んあ」

 

 不意に漏れた声に、バンビエッタはピタリと動きを止め、マリエッテの顔を見る。

 

「......」

 

 何かいう訳でもなく、ただ彼の表情を見ながら。満足そうに顔を浮べ、手の拘束を解き、そっとベッドと背中の間に手を滑り込ませ抱きしめた。

 

 そして、ゆっくりと、確かめるように、腰をグラインドさせる。

 一往復、一往復、マリエッテの口に耳を澄ましながら。

 

「......ん.......ッ」

 

「良いわエッテ。もっと感じなさい。果てれば果てる程、愛が深まるのよ。一緒にイキましょ―――ほら、エッテもあたしの背中に手、回して?」

 

 バンビエッタの言葉に、反応するようにゆったりとした動作で抱きしめた。

 それを皮切りに、上下に激しく腰を動かす。

 

「―――!!!」

 

「―――!」

 

 自身の子宮に叩きつけるように暴力的に、ねじ込むように......。

 

 声なき声を上げ、快感と悦楽の音を奏でる。

 

 

 こうして、僕は堕ちて行った。

 

 

 二日後。

 

 噎せ返る程濃厚な性臭漂う部屋の中。

 乱れるベッドに座り、水の入った水差し(ピッチャー)をコップに移すことなく、そのまま傾け、喉を鳴らすバンビエッタ。

 

 宣言通り、二日間、自身の欲望......否、愛をマリエッテに注ぎ切った。

 

 最後の方は、虚構な瞳のマリエッテも、恥も外聞も剥がれ落ち、喘ぎ、乱れる。その姿を思い出し、飲み干した水差しを投げ捨て、汗まみれの身体のまま再びベッドへ。

 

「絶対に離さないから......」

 

 涙で腫れた目元、乱れたツインテール、身体中にはバンビエッタの付けた証で塗れ、汗で濡れたヘソには小さな滅却師十字が揺れている。

 

 全ては自分が付けた。

 『これはあたしのモノ』だという印。

 

 男だというのに、女性的な色香を漂わせ、果て切ったこの身でも『もう一度』と思わせるその身体。

 

 下から上へ優しく撫で、そっと傍に倒れると抱きしめ『おやすみなさい』とうなじにキスをし目を閉じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

  

 

 

 

 

 

 




 感想、評価下さいお願いします。
 それと、どんな風にエッテ君を犯して欲しいかリクエストくれたら書くかもです。

マリエッテをTSする能力(切り替え可)をもたせて良いと思う?

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