見えざる帝国で働く下っ端男の娘滅却師がバンビエッタの性奴隷にされるお話 作:清姫
今回は短めです。
本当なら、ここからエチエチに持って行きたかったのですが、どうにもエロは不得手なようで、指が止まってしまいかけませんでした。
この続きは、今週中に投稿すると思います。
それから、前話から沢山のリクエスト送って下さりありがとうございます。
予想以上の量に、嬉しい反面、今作品はストーリーありきなので、どうしてもエロ回が減ってしまい、殆どのリクエストに答えられないな。なんて、申し訳なくなってしまいました。
だから、本編とは別に、短編としてリクエストに答えて行こうと思うze!。
最後に、素材提供者様に一言。
お仕置きと称し、マリエッテ君の金玉を潰すのは勘弁してあげて下さい。流石に可哀そうでかけません。
身体が温かさに包まれていく......。
これまで幾度となく味わった、治癒の熱。身体に付いた痕跡を断ち所に消し去る、特異な能力。
「......ああ」
バンビエッタの自室。
最近、新調されたキングサイズのベッドの中心に、彼はいた。
足先から顔まで、身体の内外に刻まれたありとあらゆる
己の主に主従の何たるかを心に刻み込まれて以降、マリエッテの生活は一変した。
四六時中、彼女の周りに控え、彼女の望む通りに動く。傍目からは、奴隷と言うより従者と言った感じだが、内情はまさしく奴隷の様。
高ぶれば、何をしていようがベッドに連れ込まれ、ひたすら情愛を示す。以前とは違い、暴力こそ振るわなくなったが、その激しさは暴力に迫るモノがあり、幾ら頑丈な身体を持っているマリエッテであっても、終わる頃には暫く動けぬ程、疲労困憊に陥る。
前のように反抗心が生まれるか? と問われれば濁り顔でどもりながらも否と首を横に振るだろう。
何故ならば、バンビエッタに見初められ、犯され殺されたあの日から反逆までの数ヵ月より、力で屈服し、奴隷となった時の方が余程人間として扱われているからだ。
人と言うのは単純なもので、奴隷と言われ欲望を受け止める肉人形として飼われていても、その当事者から人間的な扱われ、優しくされると『波風立てて、ひどい状況に落ちる可能性があるのならば......』と今の立場に甘んじてしまう。
実際、任務があるとついさっき手早くシャワーを浴び、クローゼットから新品の制服に袖を通したバンビエッタに『いい子にね』と頬にキスされた際。ほんの僅か、刹那の間、幸福を感じてしまった。
「うう......」
己の余りの無様に、涙を流すマリエッテ。
ゆったりと身体を起こし、膝を抱え、その間に顔を落とす。
蜘蛛の巣にかかった蝶はどうしたって喰われるのが定め。
地獄の日々を送り抗っては見たが、待っていたのは微睡の悪夢。
誰に聞かれる訳でもないのに、声を押し殺し、泣いていると不意に扉が開いた。
外の光が差し込み、小さな影が部屋に広がる。
反射的に近くに合ったシーツで裸体を隠すと、手早く涙を拭き、振り返った。
すると、そこには―――。
「エ~ッテちゃん」
にこやかな笑顔のジゼルが立っていた。
「そっかそっかぁ」
「......」
ベッドに座り、足をバタつかせるジゼル。
ジゼルに背中を向け座りながら、自身の胸の内を晒し、表情に陰を落とすマリエッテ。
『ふ~ん、へ~』と気の抜けた声が聞こえたと思ったら、不意に背中から抱きしめ枝垂れかかってきた。
「離れて下さい」
苛立ちの籠った声で言う。
今の自分に、ジゼルのおふざけに付き合っている暇はない。そう言った含みも込めたその言葉を全く意に介していない様子で耳元にそっと顔を近づけ甘い言葉で囁きかけた。
「助けてあげようか」
「え?」
思わず顔を上げ、振り返る。
そこには、暗い影が落ちた三日月のような笑みを浮べたジゼルの姿。
「ボクならバンビちゃん何とか出来ると思うんだけどなー」
「......気休めでそんな事言わないで」
突き放すようなその言葉を無視し、話を続けた。
「バンビーズとか言っちゃって勝手に盛り上がって、ボス気取ってるバンビちゃん見るのも可愛くて好きだけど。でも、それより友達は助けないとだよね? だって、ボク達親友でしょ?」
「......どうやって」
「助けてくれるのかって? そんなのかんたんかんたん。あの子と色々仕事してるから、何かと借りをあるんだ。それを全部集めれば、エッテちゃん一人解放してあげることくらい訳ないんだよね」
身体を反転させ、彼女の方を見る。
そして、何度か声を出そうとし、その度に躊躇うように言葉を押し込む。だが、最後には声が出ていた。
地獄に降りて来た蜘蛛の糸、掴むざろうえない。
「た、すけ......助けて下さい」
嗚咽交じりの声は、ジゼルの鼓膜を揺らし、その甘美な響きは彼女の身体を震わせる。
「いいよ。じゃあ、ボクの部屋行こっか?」
「あの、何で......ですか?」
その質問に、首を傾け「んー?」と僅かにいらつき交じりの声を出す。
「
「そう、何ですか?」
今まで友がいなかったマリエッテは、どんなものか分からなず、問いを投げかける。
すると、すーとジゼルの笑顔が引いていき、無の状態へと変貌していく。
「あっそ」
そう言うと、踵を返し、扉の方へ。
「あ! ま!」
手を伸ばし、大きな声で引き留めた。
ぴたりと止まる。
「......何?」
酷く冷たい声。
その声に、一瞬身体を強張らせ、自身の先の言動に後悔しながら、「行きます、ジゼルさんの部屋に」と言った。
「そっか。いいよいいよじゃあ行こう! さ、パパっと着替えちゃって」
マリエッテのその言葉を聞くと、再び元の笑顔の彼女に戻った。そして、また、百八十度反転しマリエッテの方を向くと『ほれほれ』と促した。
「直ぐに着替えますから、ちょっと反対向いていてくれませんか?」
「ん? 良いよ気にしなくても早く着替えちゃって」
「いや、私が気にす「この問答まだ続ける?」―――」
口元は相変わらずの笑顔。しかし、目だけが冷えたそれへと変わり、マリエッテを見つめる。
これ以上はマズい。そう、思いジゼルから視線を外しながら、身体にシーツを巻き付けクローゼットに。
「......」
まさかと思い覗いたら、そこにはバンビエッタと同じ型の制服がかけられていた。
それを、片手で取り出そうと手を伸ばしたその時、後ろから舌を舐めずるようなみずみずしい音が耳を刺した。
「ッ!!」
振り向くと、そこには佇んでいる彼女の姿。
「? どうしたの? 早くして欲しいんだけど......」
此方をじっと見つめ、そう言う。
「は、はい」
舐める様な視線に晒されながら、何とか着替えを済ませる。
この感じ、覚えがある。バンビエッタの時と同じ、性に渇望する人間の感じ。
しかし、その考えは直ぐに霧散した。
何故なら、自身の友人がそんなことはしないと、確信しているからだ。そうだ、何かの間違い、勘違いなんだ。ジゼルはそんなことしない。
そう考えを改め、バンビエッタの部屋を後にした。
感想、評価してくれればモチベ上がります。
マリエッテをTSする能力(切り替え可)をもたせて良いと思う?
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YES
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NO