※この作品はR-18です。

アーネンエルベの秘め事   作:二ベル

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輝夜さんは頭押さえつけられて飲まされるの好きそう。というか、S気あるくせにMなところがあってほしい。


ゴジョウノ・輝夜B-①

 馬車の中、2人の男女が肩を並べて揺られていた。

他に乗客はいなくて、中にあるのは2人分の荷物のみ。そのことから馬車が僕達2人のためだけに用意されたものであることがわかる。馬車の造りは木製の個室を思わせるそれで、両サイドにソファを取り付けたようになっていて外の景色が見えるように小さな窓がある。少しお高めの馬車で、移動中のプライベートな空間を邪魔しないというのが売りらしい。御者の人と会話することはほとんどないけれど、個室と御者の人が座っている場所には小さなスライド扉があってそこを開けることで会話ができる仕組み……らしい。

 

「ベル、眠いのなら膝を使うか?」

 

「ん……」

 

オラリオは眠らない都市なんて言われるけど、朝と夜とでは喧騒の度合いも違う。僕達がオラリオを発ったのは早朝。通りに面する商店や露店がちらほら営業準備を始める頃合いだけど、人気は少なく静か。まだ目覚め切っていないオラリオと言った方が正しいくらいで、それくらいの時間帯に馬車に乗り込み、こうして身を寄せ合い旅に出ていた。

 

「お前は恩恵が休眠状態だのと良く分からん状態でダンジョン探索にも出れず、致し方なし強制休暇……アストレア様にもせっかくだからと都合をつけて頂けた。団長達の嫉妬の眼が凄まじかったがな」

 

「皆で旅行、行けたらよかったのになあ」

 

「……馬鹿者、これはアストレア様が私にくれた機会。皆で旅行してどうする。私の新婚旅行気分をぶち壊すな」

 

「ご、ごめんなさい?」

 

行先はオラリオから半日ほどかけた場所にある温泉宿で、輝夜さんが「極東には行きたくないが温泉には入りたい」という願望を都合よく叶えた形となっていた。出発が早かったのもあって僕は眠たくて、そんな僕を輝夜さんは横に寝かせ、膝に頭を乗せてリズムよく胸を叩きはじめた。とんとんっと。輝夜さんの膝は着物越しとはいえ柔らかく、温かい。良い匂いまでするし、仰向けになれば着物で窮屈そうではあるけど大きな胸で顔が隠れていて、だけど僕が身動ぎしたのに気付いた輝夜さんは顔を覗かせて、目と目が合うとそれこそ『姉』という言葉が相応しい微笑を向けてくれる。

 

「輝夜さん……綺麗……」

 

差し込んでくる陽の光のせいもあって、思わず口にしてしまう。僕の胸を叩く手と、頭を撫でる手が止まって、どうしたのかと思えば唇に柔らかい感触が。輝夜さんの唇が僕の唇にくっついていた。

 

「ん、ちゅ……れろっ」

 

「んむぅ!?」

 

熱い舌が入ってきて口の中を舐めまわされて、思わず目を見開いて起き上がる。振り返って輝夜さんの方を見てみればしてやったりな顔。

 

「目が覚めましたか、旦那様?」

 

そう言って両手を頬に添えて逃げられないようにすると再び唇を近づけ、舌が入り、口の中を貪られる。

 

「ちゅっちゅっ……あむ……ちゅるっ……ベル、飲め……れろぉ……」

 

「んちゅっ……ぷはっ……はむっ…………こくっ、こくんっ」

 

輝夜さんの舌を伝って唾液が流れ込んでくる。

それを飲み干せば、身体が妙に熱くなってくる。輝夜さんが欲しくなってきて、苦しい。

 

「ふふ、スキルがいくつか復活しているとはいえ……貫通するというのは便利なものにございますなあ……ちろっ」

 

輝夜さんは僕の唇から頬、額と順にキスをすると舌を出した目尻から零れそうになっていた涙を舐め取っていた。

 

「輝夜さん、アソコ、苦しい」

 

「あらあら………すっかり発情してしまって……仕方ありませんねえ、クスクス」

 

輝夜さんの細い指が太ももの上を走り、ゆっくりと股間へと近づくと、しっかり勃起して膨らんでいる場所を手のひらが覆って撫でまわしてくる。僕はただ輝夜さんにしがみついて、彼女の顔を見つめた。ちろり、と輝夜さんが自分の唇を舐めたかと思えば一度立ち上がり、僕を座らせ、僕の股の間にしゃがみこんだ。ちょうど輝夜さんの目の前に僕の股間が来る感じだ。

 

「ん……っ、ぁ………ふふっ………ただ接吻し唾液を飲ませただけだというのに、こんなにも元気に……っ♪」

 

御者の方まで音は聞こえることはないだろうけど、それでも音が聞こえないようにじぃーっとゆっくりとズボンのチャックを下ろし、ベルトを外し、あっという間に剥かれ、輝夜さんの目の前に苦しいくらい勃起したペニスが晒される。輝夜さんは軽く目を細め嬉しそうな表情をしたかと思えば、着物の帯を緩め、生足を晒し、おっぱいを惜しげもなく見せつけてきた。窮屈な場所から介抱されたおっぱいは、完全に脱ぎきっているわけではない着物の中でゆさゆさと揺れた。まるで春姫さんみたいな着方になってしまっているか、それ以上に緩められている。碌に頭が回らなくて、身体が熱くて仕方ない僕は、輝夜さんの谷間や露出された素足に釘付けになる。自然と、唾を飲みこんでしまう。

 

「んふ、っ…………ん、んんっ……」

 

僕の反応に喜んでいるのか笑みを深くした輝夜さんは、そのままためらいもなく口をペニスへ近づけた。一瞬で、口内へ飲み込まれていく。

 

「ん、ちゅっ……くぷ、っ、くぷぷっ…………。んっ、んん…………ふぅ………っ」

 

「う、ぁ……輝夜、さん……口の中、いつもより、熱……っ、くぁっ」

 

跪いた状態の輝夜さんは、口の中をペニスでいっぱいにしているのに、満足気な表情。興奮しているようにも見える女神様と見劣りしない顔に見惚れていると、輝夜さんはゆっくりと、顔を前後に動かし始めた。

 

「んっんん、んぷ、っ……………ん、ふっ……ん、ちゅっ、ちゅるる…………っ! ちゅぷっ、ん、ふぅ……………っ! んん、ぅ…………ちゅるっ、ちゅ……」

 

もし今、御者の人が中の様子を確認するなんてことがあれば、どういう状況なのかと目を疑うだろう。何せ着物を着崩した美女が、下半身を露出した僕の前に跪いてペニスを咥え込んでいるんだから。個室は2人きりとはいえ、だけど輝夜さんの口の中は気持ちがよくて、身体の熱さと快感で思考がまとまってくれない。輝夜さんは今の僕の状態がどういうことなのか分かっているようで、表情には余裕が感じられた。

 

「んぢゅっ、ぢゅ、ぢゅる……………! ちゅぷん、っ、んっ……………ちゅっぢゅる、っ……くぽ、んっ……んん、っ、んぷっ……………ん、ぢゅっ…………ぢゅる、れぅん……っ、んっ、ふぅ…………ん、んっ……! ふごぃ、っ………くひのなは、べりゅのいちもつれっ、いっぱひぃ……っ」

 

「ぐっ、輝夜さっ、咥えながら喋ったら………ダメっ……!?」

 

「唾液でこれほろ、っ……パンパンにぃ…………! はぷっ、ん、んんっ……ちゅぶ、れろっ、れるる……………っ」

 

普段してもらってる時とは全然違う。その違いがなんなのかわからなくて、でも輝夜さんはわかってるみたいで、だから何も知らない僕をからかうような楽しそうな表情を織り交ぜつつ、輝夜さんはフェラチオを続ける。明らかにランクアップした後の輝夜さんの奉仕が全然違うような感じがして、これが第一級冒険者の腕前なのかと馬鹿みたいなことを考えてしまう。もう何度も口でしたことがあるからかコツも掴んでいるみたいで、徐々に動きが滑らかになっていく。

 

「んぢゅっ、ぢゅ、れるっ…………んぅっん、んん…………っ、んぷ……! ちゅる、っ……ちゅぱ、あむっ……ちゅぶっん、ちゅぱ……っ、ぢゅれぅ、んっ、ぢゅる……っ! ぢゅぷっ、ぢゅ……ん、もごっ…………っ、ん、んんぅ……!」

 

動きに合わせてペニスが全て飲み込まれると、その快感に自然と腰が浮いてしまう。こんなに深く咥えてもらうのは、多分初めてで……嬉しさと心地よさが、どんどん僕の思考を溶かしていく。必死に握り締めていた拳が、ゆっくりと解けていく。すぼめられた口がぴったりとペニスにフィットして、あまりの快楽に、流されてしまいたくなる。

 

「輝夜さん、すぐ近くに人が……いるん、だよ……?」

 

最後に残っている理性が、せめて宿までは耐えろと警鐘を鳴らす。だって壁を隔てた向こうには手綱を握って馬を操る御者人がいて、いくら馬車の音で中の音が聞こえないにしても、絶対じゃない。見られたら何を思われるか分からないし、怒られるだろうし、何より、輝夜さんのはしたない所を他人に見られたくなかった。だから緩んでいく拳に力を入れなおして、引き締めていた口を何とか開いた。

 

「だ、だから、っ…………! ちょっとっ、口、離して…………っ」

 

「んっ、んう……………っ? ぢゅるるっ、んぢゅ、ぅっ…………んんっ……今の、あまり気持ちよくなかったか? 激しくない方が好みか?」

 

輝夜さんがようやく口を離してくれた。熱い口の中から出たことで、妙にペニスがひんやりとした感覚に包まれたけど、ぺちっと輝夜さんの頬に擦られてそれどころじゃなくなる。この人、顔が汚れるの嫌じゃないのかな……。誰も思わないだろうな、大和撫子な輝夜さんが唾液と先走りでドロドロになったペニスに頬擦りするだなんて。

 

「ううん、激しいのも好きだけど―――って、そうじゃなくてっ!? してほしいけど、でも、すぐ近くに人がいるから……!」

 

「こんなにパンパンにさせておいて……宿まで耐えられると? ズボンにテントを張ったまま歩けるのか? それこそ見られれば恥だろうに。 旦那に恥をかかせるくらいなら、姉嫁が抜いてあげようというのだから、変に抵抗するな。お前も身体が火照って堪らないのだろう? 何より先ほどから私の乳房をチラチラ見て……気づかないとでも思ったか? 接吻をしてから、奉仕してほしくて堪らなかったのではないか? ああそうだ、小便をもよおしたなら言え、ついでだ、飲み干してやる」

 

「へぁ!?」

 

「ふふっ……いつもより大きくして……お姉ちゃんがこのまま弟の精液、搾り取ってあげましょうねえ。作り立ての、全部私にお出しくださいませ……」

 

僕の言葉を待たずに、輝夜さんはフェラチオを再開する。熱々の口内に包まれて、腰が自然と浮いて前に突き出してしまう。輝夜さんの言葉は、僕の考えを完璧に言い当てていた。悔しいけど、輝夜さんにキスをされてから妙に身体が火照って変な気分になって、彼女の唇を見るとそこで奉仕してほしかったし、そのまま彼女の口の中で粗相をしてしまいたかったし、動きに合わせてタプタプと揺れる大きなおっぱいに手を伸ばしたかったのも、全て、彼女に見抜かれている。

 

「んぐっ、ん、んん……………っ! ぢゅっ、ちゅぶ……ぢゅぷぷ、ぢゅる、っ…………ぅ、ちゅるっ、ぢゅう、れろ…………っ、ん、ふぅ……んっん、ぢゅぢゅる、れぢゅ、っ……!」

 

何度も何度も激しく、時にゆっくりと頭を前後して水音を立てながら輝夜さんは僕のペニスを咥え込む。ぞくぞくと電流が背筋を通っていくような感覚が走り、目がチカチカと火花を散らすような感じがして、ペニスが熱くて、輝夜さんが欲しくなって彼女の頭に自然と両手を乗せる。輝夜さんは頭に手が乗ったのに気付いて一度瞼を開けるとすぐに瞼を閉じて再開した。

 

「ぢゅっぅ、ぢゅ、ぢゅるるっ……んん、っ…………! おひんひんっ、いふもより濃くておいひい、っ……んぢゅっ、ぢゅりゅ、ん……ぢゅぷぷっ…………!」

 

輝夜さんはフェラチオをやめようとしない。どころか本当にそう思っているらしく美味しそうな顔までして舌を動かしてくる。バレるかもしれないというスリルと、恥ずかしがっている僕を、楽しんでもいる。きっと僕が理由を述べて止めようとしても、輝夜さんは僕が治まるまでペニスをしゃぶり続けるんだろう。理性がどんどん溶けていく。

 

「ぢゅるっん、んん……………んふ、っ…………ん、ちゅるっ、れろ……ちゅっぢゅ、ぢゅぱっ、あむ…………ん、ぅ……! んぷっ、ぅ、んん…………くぷ、ぐぷぷっ……!」

 

「ふ、ぁ、くぁ………っ! 輝夜さっ、お、音ぉ……! 本当に、バレちゃうから……っ」

 

「んっふふ、んふ…………っ。ぢゅるっん、ぢゅっ、ぢゅぱ……っ、ちゅぶ、んんっ、んぢゅる……………っ!」

 

言うだけ無駄だった。

もう僕も、このえっちで意地悪なお姉さんの考えくらい理解できている。恥ずかしいのに、気持ちよくて抗えない僕を見て、輝夜さんは喜んでいる。もしかしたら、2人きりのこの状況のせいで、輝夜さんも興奮しているのかもしれない。

 

「ぢゅりゅっ、ん、ぢゅるっ…………ぢゅっぷ、っ……! んんっ、っ…………んっ、んんう……っ! ぬぢゅっ、ちゅぶ、んっ……んっふう、っ、んんっ……! ぢゅっぢゅ、ぢゅるる、っ……んぢゅ、ぢゅうぅ…………っ!」

 

興奮して荒くなる輝夜さんの吐息が根元に当たってゾクリ。艶やかな黒髪を撫でると嬉しそうに目を細めておかえしに先っぽをほじるように舐められる。

 

「んぅん、っ、んぐっ…………んっ……! ちゅぷっ、ぅ…………っ、ベル、ろうひてほひいっ……? ろうしたら、もっろきもひいか、っ…………いっへみろ……?」

 

楽しんでいる輝夜さんを止めることは、できそうにない。諦めにも似た気持ちが、火照って仕方ない身体が、どうしようもない性欲が、僕を素直にさせた。

 

「っ、ぅぅ……………も、もっとっ……! もっと輝夜さんの、舌で…………っ、いっぱい、舐めてほしいっ……」

 

「んっ、ふふ……。っ、わかった……もっろもっろ、っ…………くひのなはれ、ぺろぺろしてやりゅ……っ。くぷっん、んんっ……ぐぷっ、ぐぷぷぷ、っっ……! んぐ、っ……ぢゅっぷっ、ぢゅるん、っ…………れろれろっれぅ、ん……っ! れるっん、んん……っ、ぢゅぱ、ぺろっ…………れるれるっ、れちゅる……っんぢゅっ、れぢゅむ……っ! れろっ、ぴちゃ…………っ、ちゅぱ、んっんん……! れちゅっちゅ、ぢゅるっ……ぢゅろ、れぅれる……っ」

 

僕の望んだ通りに、輝夜さんは頭や舌の動きを経化させてくれた。その動きに合わせて、緩んだ着物の中で辛うじて隠れている大きな胸が前後左右に揺らめいた。興奮し、跳ねたペニスへ舌がまとわりつき、残っていた理性が溶けていく。本人に言ったら怒るだろうけど、やっぱり輝夜さんは女神様の模造品らしく「女神様みたい」に綺麗で、男を気持ちよくする術も知っていて、僕以外の誰も見られない光景が、味わえない快楽が、引き結んでいた口元を弛緩させていく。

 

「う、ぁ…………んっ、んん……! はぁ……あ…………ぁ、あぁぁ、っ……」

 

「んっ、んぅん…………っ、んん……! ぢゅるっん、れぢゅ、っ……れろ、はぷっ、あむ…………っ! ぢゅぷっん、ぢゅっぢゅる、っっ……! ぢゅるる、ぢゅるっ、ぢゅぷ…………っ、ぐぢゅるっ、ぢゅうぅぅ……!」

 

漏れ出た僕の声を聞くと、輝夜さんは目に見えて動きを激しくした。僕も輝夜さんの色っぽい声を聞くと余計に興奮する。フェラチオが激しくなった原因もきっとそこにあるんだろう。火照った身体にペニスは熱いと感じる輝夜さんの口内に納められて本当に溶けてしまうんじゃないかってくらいで……もうかなり限界が近い。このまま、輝夜さんに身を委ねてしまおう――そう考え始めた時だった。

 

 

『――冒険者様、もうじき交易所(パーキング)に差し掛かりますんで馬車を止め休憩時間にしようかと思いますが、かまいませんかね?』

 

 

「「っ……!?」」

 

2人して息を呑む。

行為に夢中で、馬車が止まっていることに全く気が付かなかった。

 

『冒険者様? 出発が早かったから寝てるのかな……』

 

どうやら、目的地に到着するまでの合間に何度か村や交易所に立ち寄って馬を休ませるために声をかけてくれしい。そのため、一度馬車が止まったんだろう。

 

『冒険者様、もし聞こえてましたら返事を頂ければ助かります』

 

「あ、ごめんなさいっ。聞こえました、っ……! う、ぁ…………っ、くぅ……!」

 

にわかに快感が全身を駆け抜け、言う筈だった言葉を飲み込んでしまう。視線を落とすと、ペニスを咥えたままイタズラっぽく笑う輝夜さんが見えた。嫌な予感がする……。

 

「ぺろ、れろっ、ん……。ちゅぷ、っ……ちゅる、あむっ……ん、んんっ、ちゅぅ……」

 

嫌な予感というか、さっきの言葉を飲み込んでしまったのも、考えるまでもなく輝夜さんの仕業だ。御者の人と会話ができるのは小さなスライド扉が開いているからで中の様子までは見えない。そのことに安心しているのか、輝夜さんの舌先はペニスを掴んで離さない。音を立てないようにじわじわと、けれど確かな快感をペニスに送り込んでくる。

 

《か、輝夜さんっ……! 今はほんとーに、よくないから……っ、そのまま、動かないでください……っ、ね?》

 

「ちゅっ、ちゅぴ……れぅ、ん、ぢゅぷ……っ。んぐ、はちゅ、っ……れる、れろれろ……」

 

唇を動かして意図を伝えても、輝夜さんはどこ吹く風だった。先端から根元まで、まんべんなく舐めまわし、絶頂の近いペニスを、確実に追い詰めてくる。

 

『……どうされました? 調子でも悪いので?』

 

「あ、いや、えっと……少し……? へ、変なもの食べた覚えも、ないんですけど……っ! うぐ、っ…………は、ぁぁ……!」

 

変なものは食べてないよ? ばっちり寝ぼけたままの僕を見かねたアストレア様にパンだとかスープだとかを「あーん」された記憶はあるよ? でも、変なものは食べてないんだよ? というか絶賛、食べているのは僕の前で跪いているえっちな姉(ぐーかや)さんの方なんだよ?

 

『ほ、本当に平気ですかい……? 辛いなら、その辺の茂みにでも……』

 

「ちゅっ、ちゅる、れろろ……っ。んちゅむ、ちゅぶ、っ……ぬちゅ、れるれぅ、んっ……」

 

《お姉ちゃん、っ……! 御者の人が怪しむから……っ、おねがいっ、ストップ……!》

 

「んぷっ、ちゅぱ、ちゅるる……っ、ちゅぅぅ……。ぺろれろ、っ……ちゅぴ、ちゅっ、れる……れるれる、んっ……」

 

僕の言葉は届いているはずなのに、輝夜さんはもごもごと口を動かしたままだ。むしろ今までより、舌の動きが活発になったような気さえする。御者の人の気遣いが辛い。こうなったらもう、早く扉を閉めて馬車を動かしてもらうしかない。

 

「が、我慢できないほどじゃないので、っ……。そんなに、気にしないで……くださいっ」

 

『そうですかい……? 本当につらいときは、遠慮なく言ってくださいね……?』

 

「は、はい……っ。あぅ…………っっ、ありがとうございます……」

 

スライド扉が閉まっていく。

すぐに馬車が揺れ出し進み出したのがわかった。ごとごとと音を立てて道を進む。

 

「ちゅぽっ、んぢゅ、ぢゅるる、っ……! ぢゅっ、れぢゅ、ぢゅぅ……じゅぷっ、んぢゅる……っ!」

 

「か、輝夜さんってば……っ! バレるところだったんですよ? っ……うあ、ぁぁ…………はぅっ、ん……!」

 

「んぢゅっ、ぢゅ、れぇろ……っ、ん……。先走りをたーっぷり出しておいてよく言う……。こんなにおいひいもの、口から離すなんてとんれもない……っ。 ぴちゃ、ちゅぷ、っ……くぷぷ……っ。れぢゅ、ぢゅっ、ぢゅうぅ……っ、ぢゅる……!」

 

舌の動きが、さっきの激しさを取り戻す。

絶えずしゃぶられ続けていたペニスは、既に爆発寸前だった。咥えられながら喋られるのも腰が抜けるほど気持ちがよくて、今度こそ、僕は全てを、輝夜さんに委ねてしまう。身体を支配する火照りが、ムラムラとした感覚、そして輝夜さんの口の中の心地よさに、抗えないし、抗いたくない。そんな強烈で甘美な快楽が、僕の思考を奪っていく。もう今は、射精することしか考えられない。それ以外のことは、もうどうでもいい。

 

「ちゅぶ、ぐぢゅるっ、んぢゅ……っ、ぢゅ、じゅぷぷ……! んぢゅっ、ぢゅぱ……ぢゅっぢゅる、ちゅぅ……っ、ぢゅぴっ、れる、んっ……れろろ、れちゅ……っ! ぢゅれぅ、ぢゅっ、あむ……んっじゅる、じゅぽ、っ……!」

 

「はっ、ぁ……あぁぁ…………っ! か、輝夜さん、っ……もう出る、出ちゃうから、ぁ…………!」

 

「んっぢゅ、じゅろ、っ……このまま、くひに、らひていいろ……っ? ほとにらひたら、っ……さふがにまずいからな。ちゅっちゅぅ、ん……れぅ、ちゅぽ……っ」

 

このまま全部、口の中に出すから、いつもみたいに飲み込んで欲しい――。そんな僕の欲望を、輝夜さんは当然のように受け止めようとしてくれる。どころか、輝夜さんの眼が「飲ませろ」と言って来ているようだった。でも、ちゃんと言って欲しいのか輝夜さんは一度動きを止めて言ってきた。

 

「ご主人様は、私に、どうひてほしいのれしょうか……?」

 

照れて恥ずかしがって、躊躇う様を期待しているのかもしれないけど、今の僕に、そんな余裕はなかった。キスをされて唾液を飲んで、ペニスを舐めまわされて、その度に身体が熱くなって、ムラムラとしたものが湧き上がって、輝夜さんが欲しくなってきていてどうしようもないんだから。だから正直に、僕は言葉にした。

 

「このまま輝夜さんにっ、精液全部、飲んで欲しい……っ」

 

「んっ、ええ……♪ ご主人様がそうひたいなは、そうひてあげまひょう……っ。ぢゅぽっ、んぢゅ、ぢゅるる……っ! ぢゅっぷ、ぢゅぶっ、ん……ぢゅっ、ぢゅりゅ、れぢゅるっ……!」

 

さらに激しく、舌がペニスを舐めまわす。

輝夜さんの口が、ぐぽぐぽといやらしい音を奏でる。舌と唇の動きは激しいのに、労わるような繊細さもあって、輝夜さんの愛情を感じるような、それこそ本当に主人に奉仕する新妻のような、いつもとは違うそんな気持ちのこもったフェラチオだった。

 

「んぢゅっ、ぢゅぷぷ、っ……ずぢゅる、っっ……! ぢゅぱ、れろろっ、れる……ん、じゅるるっ、ぢゅぅ……っ! ぢゅっぢゅ、ぢゅう……っ、ぢゅぴ、ぬぢゅ……っ! んんっ、はむ、ぅ……ちゅぼ、ちゅぢゅるっ、じゅろろ……!」

 

腰の奥へ、熱の塊を感じ取る。すぐ近くまで、精子が昇ってきているのがわかった。思考がかき乱される中、そのことを口に出そうとする。

 

「うあっ、あ、ぁぁっ……! お姉、ちゃんっ、っ……もうイク、精子出るぅ、っ……!」

 

「んっぐぷ、んんぅ、ぢゅる……っ、ん……! い、いふれも、ろーぞ……っ? ひょのまま、れんぶっ……わらしのくひにらひて、っ……! ぢゅるっ、れぅん、ぢゅぷぷ、っ……! じゅっぢゅる、ぢゅるるっ、ぢゅうぅ……っ! ぐぷっん、んんっ、ぐぢゅる……っ、ぢゅぞ……! ぢゅっ、ぢゅるぅ、っ……ぢゅるるるっっ!!」

 

「っ、ぅ、うう……! もう、イ、ク……っっ!!」

 

吸い上げに合わせて、自然と腰が浮く。

亀頭が口蓋と擦れ、快感が爆発した。

 

「んぅんっ、んん、んんんんーーーーーーーーっっ!!?」

 

縋るように輝夜さんの頭に抱き着き、ペニスをぐいっと喉奥に突き入れて根元まで咥え込ませ、目を見開いて白黒させているのをそのままに押さえつけるようにして、尿道を焦がすような出来立て熱々の精液を、輝夜さんの口の中へ吐き出していく。異変を起こしている身体から吐き出される精液は、驚くほどの濃さと量で、何秒間も射精が続いていく。

 

「んぷっ、ん、ごほっ、けほっ、んん゛ん゛っ……!! ンっ、んぐ……ぅ、んん゛、んんッ……! んっ、ん……ッ、こく、コクッん……。こく、っ…………ゴクっ、ん、んんっ……」

 

第一級冒険者の頭を押さえて射精する快感は凄まじく治まりそうにない。最初こそ輝夜さんもびっくりして嘔吐(えず)いたけど、フェラチオがこれで初めてというわけでもなく、すぐに慣れて、いったん口内に溜めた精液を、ゆっくりと味わうように飲み下しはじめた。上気した表情も相まって、なんだかその光景は、大切に味わって飲んでくれているようにも見えた。お姉ちゃん達は美味しいって言ってたけど、本当なんだろうか……。

 

「んっ、ンン……ん……。ぢゅ、れるっん……ぢゅる、ちゅぅぅ……っ、ちゅっ、ぷあ……あ、ぁ、はぁぁ……。はあ、っ……ん……んっ……ん、ふふっ……溜めていたわけでもないのに、随分出ましたなあ……私のお腹の中、旦那様の精子でいっぱいでございます……」

 

輝夜さんは頭を押さえつけていた僕が離れるとペニスからようやく口を離し、口の端を精液で汚しながら、胸の真下あたりを撫でてそう言った。何度目ともわからない大和撫子の精飲という光景に、射精して萎えるはずのペニスは萎えず、どころか反応してしまう。

 

「あっ……まだちょっと、残っていたようで……精液出てきましたね……れる、ぺろっ、ちゅぅ……っ」

 

垂れた髪をかき上げつつ、輝夜さんがペニスへ舌を這わせてくる。脱力してろくに動けない僕は、薄く笑みを浮かべたままフェラチオを続ける輝夜さんを、ただ眺めていることしかできなかった。

 

「輝夜さん、僕の身体、なんか変………っ」

 

輝夜さんは答えてくれず、ちろちろとペニスを丁寧に掃除するように舐めまわして、先端に唇を付けるとちゅーちゅーとストローでジュースを吸うように吸って中に残っている精液を吸い取って咀嚼、そして喉を鳴らして飲み干した。そんな輝夜さんにドキドキとして、ペニスに熱を感じて、そしてふと輝夜さんの言葉を思い出す。

 

 

『こんなにパンパンにさせておいて……宿まで耐えられると? ズボンにテントを張ったまま歩けるのか? それこそ見られれば恥だろうに。 旦那に恥をかかせるくらいなら、姉嫁が抜いてあげようというのだから、変に抵抗するな。お前も身体が火照って堪らないのだろう? 何より先ほどから私の乳房をチラチラ見て……気づかないとでも思ったか? 接吻をしてから、奉仕してほしくて堪らなかったのではないか? ああそうだ、小(・)便(・)を(・)も(・)よ(・)お(・)し(・)た(・)な(・)ら(・)言(・)え(・)、ついでだ、飲(・)み(・)干(・)し(・)て(・)や(・)る(・)』

 

 

たった今、輝夜さんは精液を飲んで……僕のは治まってなくて、咥えて欲しいって気持ちはあって……出したいって感覚があって……。

 

「輝夜さん」

 

「れろれろ、ちゅっちゅっ……ん?」

 

「奥まで咥えてほしい、です……」

 

僕の身体がおかしいのはきっと輝夜さんが何かしたからだ。それで好物みたいに精液を飲んで満足してるんだし、僕だって少しは輝夜さんを苛めてもいいよね……。

 

「ええ、構いませんとも」

 

輝夜さんは僕の要望を受け取るとゆっくりと咥えてくれた。熱い舌の上を通り、頬の内側の感触を感じて、根元まで咥えて鼻っぱしらが僕の下腹部に当たって彼女の呼吸を感じ取る。それと同時に、やっちゃいけないけどでも、この止められない衝動がぐつぐつと湧いてきて……勃起したままだと難しいらしいけど……大丈夫そう……。

 

「輝夜さん、おかえし」

 

「んぅ? ―――んんんんぐっ!?」

 

頭を押さえて、僕はそのまま輝夜さんの喉奥で用を足した。やっちゃいけないことだって僕でもわかるけど、でも、だからこそしてみたいという衝動が止められなかった。目を見開いて喉から胃へと流れていく激流に輝夜さんは反射的にそうしているのかゴクゴクと喉を鳴らして飲み干していった。輝夜さんの口からペニスが離れるのはその後にもう一度射精をした後だった。

 

「けぷっ……お前っ、確かに私は言ったが……せめて一言言え、心の準備くらいさせろ馬鹿者……! 予告なしに放尿するとか私ではなかったらトラウマになりかねんぞ……!」

 

「でも輝夜さん見て、僕のまだ勃起治まってないよ」

 

「…………無限ループか?」

 

「?」

 

「何でもない、悪いが水が飲みたい……取ってくれ」

 

「怒ってないんですか?」

 

「私から迫ったのだから怒るのは違うだろう……だが馬車の中ではこれ以上はナシだ。さすがに疲れた。主に喉がな」

 

「ごめんなさい?」

 

輝夜さんは僕がグラスに注いだ冷水を何度か煽ると着崩していた着物を直し始めた。それが何だかもったいなくて、僕は自然と口を走らせていた。

 

「輝夜さん、まだ戻さないで」

 

「はぁ~? お前、私の身体を他人に見られたいのか?」

 

「そうじゃなくて……輝夜さんのおっぱいがほしいから……」

 

「お前、最初はイヤイヤするくせに、一度出すもの出すと、素直になるな? まあいい、乳房が欲しいならくれてやる。着物を汚してくれるなよ?」

 

溜息をついた輝夜さんは、そのまま隣に腰を下ろした。文句を言っているようだけど、表情は全然そうじゃなくむしろ求められて嬉しいような表情を浮かべていた。着崩しているけど完全にまろびてているわけじゃない大きくて綺麗なおっぱいを僕は着物に手を滑り込ませるようにして持ち上げるとそのまま、口に含んだ。

 

「んっちゅ、ぺろ……れりゅ……っ」

 

「んぅ……くっ……美味いか?」

 

「……うん」

 

移動中、馬車の中で僕は輝夜さんに頭を撫でられながら、おっぱいを堪能させてもらうのだった。休憩するために立ち寄った交易所で御者の人に偉く体調を気にされたけど、ツヤツヤしているような顔で出てきた輝夜さんに御者の人は「て、天女……?」なんて口を零して輝夜さんにすごい怖い顔で睨まれていた。

 

「輝夜さん、何か軽食食べる?」

 

「いや、私はさっき飲んだから腹は満たされている。これ以上腹に入れると吐き出しかねん」

 

「そ、そっか……」

 

「なんだ私の腹の中に何があるのか想像して興奮したか? なんならそっちの茂みでヌイてやろうか?」

 

「だ、大丈夫です!」

 

 

目的地の温泉宿に付くまで、僕は結局、輝夜さんの口の中で2,3回精液を搾り取られるのだった。




※ベル君は輝夜さんの体液で発情させられるのを知りません。
というかスキルのことを知りません。
唾液と愛液とでは濃度が違います。
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