※この作品はR-18です。

アーネンエルベの秘め事   作:二ベル

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時系列はとくに考えないものとする(面倒くさい)。
たぶん夏場。


アリシア・フォレストライトB-①

『オラリオサマーランド』

オラリオに新たに誕生した、娯楽施設だ。

『流れるプール』に『プライベート・プール』と盛りだくさんで『川』や『海』を再現したエリアもあり、チラシには『ひと夏の甘い思い出に』なんて謳い文句が記載されている。【ロキ・ファミリア】の主神であるロキ様が筆頭出資者となり、度重なる工事の延期を乗り越え、ロキ様曰く『楽園』と呼ぶにふさわしいプールが誕生した。下界の住人からすれば『巨大なため池』でしかないそれは『ため池』に言うに及ばず、今までの常識を覆すほどの衝撃であり、嗚呼、やはり神か…と思い知らされた人達は多い。何せオラリオの中に川や海がある。都市内に張り巡らされている水路とはまた違う。なにより広い。よく土地を買い取れたなと思わんばかりだ。やはり財力、財力が全てを解決する。筋肉と財力はやはりこの下界において双璧を成すのかもしれない。そしてなにより、『すらいだぁ』なるぐねぐねとうねる滑り台まであり少女達の悲鳴が生まれては笑い声が轟いた。……乙女の花園である。

 

 

「あの、アリシアさん……?」

 

「ふふ、よく似合っていますよベル?」

 

「いやでも……」

 

「大丈夫です、ベルは中性的……可愛らしい容姿をしていますから」

 

「………」

 

 

そんな『乙女の花園(サマーランド)』に異物が1人。

僕である。

誰もいなくなった2人きりのロッカー。

正面にいるのはクリーム色の妖精(エルフ)のアリシアお姉さん。当然、彼女も水着姿である。茶色のモノキニ、という前から見るとワンピース、後ろから見るとビキニに見えるデザインのもので上下が繋がっている類の水着だ。エルフらしからぬ大きなお胸は水着姿だからこそ余計に大きく見えて、すらりと伸びているにも関わらずムチッとした太ももや露出されている肌は美しいの言葉しか出ない。普段以上に露出の多い姿に僕の目が身体のあちこちにいっていることに気付いている彼女は頬を染めつつも僕の今の姿にうんうんと頷きを繰り返していた。

 

「似合っていますよ?」

 

また褒められた。

アリシアさんに壁ドンされる形で褒められる僕の姿は、水着ではある。あるんだけど……少し、違う。短パンに長袖の上着で上下ともに黒一色でつけ耳、というやつでヒューマンであるはずの僕の耳はエルフのように長く尖り、地毛と同じ色の白の長髪―腰のあたりまである―の桂を被らされている。白髪紅眼の妖精の少女……というコンセプトらしい。妖精は基本的にリューさんのように細身でアリシアさん達のように豊満な体付きをした人というのは珍しい部類で、だからこそおっぱいがなくても疑われないだろうという考えらしい。

 

「人がいなくなるまで僕、外で待機してたんですけどすごく居心地悪かったんですよ?」

 

「それはその……ごめんなさい。でも、さすがに仲間が裸になって着替えているところにベルを入れるわけにはいかないでしょう?」

 

この日は『サマーランド』はロキ様の特権なのか【ロキ・ファミリア】だけの貸し切りらしく、遊んでいるのは【ロキ・ファミリア】の女性団員のみ。アリシアさんも含めて彼女達が着替えている間、僕は更衣室の外で1人待ちぼうけ。ようやく人がいなくなって中にいれられたけど……他派閥の女の子達にチラチラ見られるのは居心地が悪かった。

 

 

――あの子ってうちの派閥にいた?

 

――綺麗な白髪……今日、私達の貸し切りって知らずに来ちゃったのかな?

 

――妖精はぷーるとか嫌がると思ったけど……ほら、人前だと肌晒したりしないし?

 

――あの子、アリシアの親戚の子らしいわよ。

 

なんて会話が聞こえた。

アリシアさんが更衣室から顔を出して入って良いですよと言ってくれた時、僕は俯き顔を赤くしていた。アリシアさんは可愛いものを見るような目をして僕の手を引いてくれた。そもそも、今日、僕達が『サマーランド』に来たのは、アリシアさんに誘われたからだ。数日前に喫茶店に連れられ、お茶をしている時に意を決したように彼女にお誘いされた。「一緒に行きませんか?」と。あ、男の人でも入れるようになったんだーと思って誘いを受けたけど…別にそんなことはなくて、待ち合わせ場所で集合するやいなや、路地裏に連れ込まれてエルフ耳にされ桂を被せられた。たったそれだけで女の子として扱われるのは、なんだか複雑。

 

「今日は【ロキ・ファミリア(わたしたち)】しかいませんから、着替えの時だけ注意していれば問題ありません」

 

「……うぅーん」

 

「………」

 

今日のアリシアさんは少し強引だ。

何だろう、危機感めいたものさえ感じた。

 

「少し、強引だったのは……その、謝ります。ですがベル、貴方の周りは容姿の良い女性が多すぎます。このままでは私が…ゴニョゴニョ……入っていける隙などあるはずもなく……もう少し、関係を進展させてもいいとは思いませんか?」

 

「そ、そう……です、ね?」

 

両手が僕の顔の横に突き立てられ、逃げ場を失わせる壁ドン。

熱弁するアリシアさんの身体の揺れに合わせて、大きなおっぱいがゆさっと揺れた。良い匂いもして、顔が熱くなって心臓の鼓動が早まってるのを感じた。そういえば前に素股でアリシアさんの下着の中に射精したんだっけ……なんて思い出してしまってムラムラ。

 

「き、聞いているのですかベルっ?」

 

「アリシアさんっ、近い、近いです!?」

 

深い谷間に目を奪われては、アリシアさんとした情事を思い出して、近づいたアリシアさんの綺麗な顔にドキマギ。唇がすぐそこにあって、吐息が顔にかかって……僕は両手を彼女の後ろに回していた。

 

「!?」

 

「~~~~っ」

 

妖精のお姉さんに抱き着いて、首筋に顔を埋めるようにして匂いを吸う。胸板には水着に覆い隠された彼女の大きなおっぱいが押しあたって柔らかく潰れた。アリシアさんの手が背と頭にまわってきて、僕の頭を撫でては背を摩ってくる。背に回した両手でぎゅっとお尻を掴めばアリシアさんの身体がびくっと反応。前にしたこと、そして向こうから迫ってきていること……何より見目麗しい妖精でありながら妖精らしからぬ豊満な女体。我慢なんてできない。せっかくアリシアさんから『水着デート』に誘われたのに、僕達はさっきまで女の子達が一糸纏わぬ姿で着替えていた場所で抱きしめ合ってしまっている。

 

「……アリシアさん僕っ」

 

「……っ」

 

目と目が合って。

誘ってくるようなアリシアさんが悪いなんて言って瞳を揺らした彼女との距離が縮まっていく。唇同士がくっつきそうになったその時――。

 

 

『―――――っていうことがあってぇ』

 

『エルフィ、いつのまに闘国の連中と友達になってたんですか? 誰とでも仲良くなれるにしても限度があると思うんですけど……』

 

『いやいやレフィーヤ、やっぱあっちの人達も恋に飢えてるんだよ。『コイバナ』ってのをしたらもう自然と? 仲良くなってた的な?』

 

『意味が分かりません……』

 

女の子達の声が聞こえた。

知っている人の声だ。

この『サマーランド』へ遊びにやってきたらしい少女達の声。

熱くなった身体に冷や水を浴びせられたようにドキっと身体を揺らしたのは僕達。

 

「ど、どどど、どうし……!?」

 

「お、落ち着きなさいベルっ……ええと、ええと……」

 

刻一刻と近づいてくる気配に2人は辺りを見渡す。

しかし身を隠せるような物はない。

 

「ベル、こっちへ!」

 

「へぁ!?」

 

腕を引っ張られ、視界は暗転。

パタンっと音がしてそれまで。

 

『あれ、誰かいたんでしょうか?』

 

『どうしたのレフィーヤ』

 

『いえ……何か音がした気がしたので』

 

『まあ誰か着替えてたんじゃない? それより早く着替えて遊ぼうよ』

 

『え、ええ、そうですね』

 

どうやら危機一髪だったらしい。

今更だけど、今の僕の格好ならバレないんじゃ……いやいや、外にいるのはレフィーヤさん。あの人なら気付く。そんな気がする。それに、アリーゼさん達以外の…裸を見てしまうのはとてもよくない。

 

「………ギリギリ、だったようですね」

 

「は、はい……でも、その……」

 

「しーっ、静かに」

 

「2人して入る必要はなかったんじゃあ………」

 

「すいませんベル何か言いましたか? 声が小さくてよく聞こえませんでした」

 

「いえ、いいです」

 

ふぅ、と息を吐くアリシアさん。

視界が暗転したのは言わずもがな、僕達は今、ロッカーの中にいた。

縦長のロッカーで人が立って入ろうと思えば問題ない代物。

そこに2人で入り込む。

広さは当然狭く、足元には誰かの着替えが入っているだろうバッグ。背中には冷たいロッカーの側面が当たっているし身動きだってうまく取れない。何より、アリシアさんとの距離が近すぎて密着してしまっている。大きなおっぱいは形を歪ませているし、互いの足は互いの股の間に。呼吸する際の吐息は互いの肌に当たり、心臓の音もばっちり伝わっている。大人のお姉さんの豊満な色香が零距離で僕を襲っていた。

 

「あの、今更ですけど隠れる必要って」

 

「接吻(キス)寸前までいっていたのに、見られたら……エルフィのことです、周囲に話をばら撒かれますよ。記憶を刈り取らなければならなくなってしまいます。あとついでにレフィーヤも」

 

「ついでで記憶を消されるレフィーヤさん……」

 

きっと記憶を刈り取った現場には、着替えの途中だったかもしれないヒューマンとエルフの女の子が倒れていることだろう。

 

「そ、それに接吻(キス)寸前までいってたんですよ? 隠れるしかないじゃないですか」

 

「それは……そう、かも……?」

 

「それから……これが1番の理由、でしょうか」

 

「?」

 

暗いロッカーの中でもわかるアリシアさんの紅潮した顔。

視線は下へ下へいき、密着していることで押しあたってしまっている僕の水着の膨らみへ。

 

「…………ごめんなさい」

 

「いくら女性の格好をしていても……こうなってしまっては、バレてしまうでしょう? あ、遊ぶどころではありません。こ、こんな……硬く、熱くなって……うぅ……っ、お、お腹に、あっ、当たって……」

 

「……だってアリシアさん近かったし、綺麗だし、良い匂いするし、柔らかくて温かいし、妖精なのにおっぱいが……大きい、し……勃起しないほうがおかしいっていうか………ア、アリシアさんが悪いんですっ」

 

「わ、私!? 私のせい……っ!?」

 

ロッカーの中でひそひそと言い合う僕達。

ちょっとした体の動きだけでお互いの体温や感触が伝わって余計に意識する。アリシアさんは顔を真っ赤に目をぐるぐるさせて、さっきから僕の股間と僕の顔を視線を行き来させている。大きなおっぱいもまた水着の中に納まっているにもかかわらず密着しているせいで窮屈そうに形をむぎゅむぎゅと変えている。アリシアさんのような綺麗で豊満な妖精さんに迫られたら、誰だって僕みたいになるに決まってる。ごめんなさい金髪妖精(リュー)さん、アリシアさんには勝てないや。

 

「ど、どうにか……小さく、できませんか?」

 

「……無理、言わないでくださぃ」

 

「…射精、すれば……小さくなりますか?」

 

「それは……まぁ……」

 

「…………っ」

 

アリシアさんの喉が鳴った。

そして、すすすっとアリシアさんがしゃがみ込んだ。

その動きに合わせて女体の感触が伝わって僕は息を呑んだ。

押しあたるおっぱいが動きに合わせて下へ下へ這う感触は、布越しでもたまらない。悶々として、大声を出さないように自然と口を手で覆う。

 

「………仕方、あ…りません、ね」

 

しゃがみ込んだアリシアさんはそのまま、僕の水着に手をかけ、ずり降ろした。「――えっ」という暇もなく、口を覆っている手に力を込めた。今、しゃがみ込んだ妖精さんの綺麗な顔の上には勃起したペニスがあった。見上げる形となっているせいか、彼女の顔に少しばかり乗っかっているようですらある。

 

「…………濃い、独特の、香り……っ……以前、私の陰部に擦りつけ下着の中で射精した時も、これほどに勃起していたのでしょうか……間近で見ると、血管も浮かんで……迫力が……っ」

 

両手の細指がペニスを包むように絡んでくる。

恐る恐ると言った感じでアリシアさんは勃起したペニスを見つめながら扱き始めた。聞けばその手の知識はある程度知っているらしくて、派閥の人数も多いせいか猥談の類も自然と耳に入ってくるらしい。なんなら書庫にしれっと混じってる時もあったりするらしく……あとは前の一件の後にお勉強したらしい。間違っても愛し合う男女が誓いを立てれば大聖樹が祝福してくれて赤ん坊がどんぶらこっことやってくるなんて妄言をアリシアお姉さんは言わないのだ。

 

「ベルだから、してあげるんですからね……? 他言無用……ですよ?」

 

紅潮した顔に潤んだ瞳で上目遣いにそう言われて、僕は頷いた。

そうして始まったのは、妖精(エルフ)のお姉さんによるご奉仕。

両手に包まれ、僕の反応を窺いながら絶妙な力加減でしゅっしゅっと扱かれる。その心地よさに体が震えた。

 

「うぅ……こんなはずでは………」

 

「アリシア、さん……?」

 

「な、なんでもありません……っ。ぁ、ふぅ……先っぽから何か……カウパーというものでしょうか? 出てきて……匂いがまた濃く……手でこうしているだけでも気持ちいいのですか?」

 

「…っ、は、ぃ」

 

狭いロッカーの中。

充満する雄の匂い。

それを間近で吸い込んでしまうアリシアさんは瞳を更に潤ませて、熱い吐息を何度も吐く。それがペニスに当たるものだから手で扱かれる心地よさに更に快感がプラスされてしまう。

 

「射精、まだ……しません、か?」

 

「………っ」

 

気持ちいい。

気持ちいいんだけど。

射精するには物足りない。

見上げてくるアリシアさんの目が、どうしたらいいですか? と訴えてきているように思えた。してほしいことをお願いしてもいいのかほんの少しの躊躇い。でも彼女の目は構わないと言っているようで、それなら…僕は、アリシアさんにおねだりをした。

 

「……口」

 

「?」

 

「口で、咥えたり、吸ったり、舐めたりして……ほしいです」

 

「っ!」

 

扱いていた手の動きが止まる。

目を見開いて僕を見上げたまま、唇を震わせていた。

 

「く、口で……そ、それはつまり、『ふぇらちお』というのをしてほしい、ということですか?」

 

「………」

 

こくり、と頷く。

アリシアさんが唾を飲み込んだ音が聞こえた。

アリシアさんに『フェラチオ』してもらいたい。もっと要求するなら、アストレア様や輝夜さん達にしてもらったみたいにおっぱいで挟んでもらいたいけど流石にこの狭い空間で水着を脱いだりするのは難しい気がした。だけど、きっとアリシアさんは僕のおねだりを聞いてくれるような気がしたから……濃い匂いを放つそこを唇を震わせて躊躇っているアリシアさんの頭へ手を伸ばし、撫でてあげる。

 

「……わ、わかり、ました」

 

恐る恐るといった感じで、ペニスの先端に震える唇が近付く。

そう長くない時間をかけて、柔らかい彼女の唇がペニスの先へ触れた。ちゅっと小さな音。ペニスの先端への接吻。そしてチロチロとぎこちない舌使いで舐め始め、竿も含めて全体的に唾液で潤ったところで意を決したようにぱくり――と。

 

「うあっ!?」

 

妖精のお姉さんはペニスを咥え込んだ。

ざらりとした舌の上に乗っかったような感触と口内の温かさに包まれて思わず声が漏れる。

 

『誰かいるんですか!?』

 

「「っ!?」」

 

慌てて口を手で覆う僕。

ペニスを咥えたまま肩を揺らして固まるアリシアさん。

僕の目線の位置には、横に線を引いたような小さな穴があってそこからロッカーの外がわずかに見える。まだエルフィさんとレフィーヤさんいたんだ!? なんて驚きつつも、こんなところを見られるのは非常にまずいと嫌な汗が流れる。それはアリシアさんも同じようで、ペニスの先を咥えたまま僕のことを見上げていた。

 

『レフィーヤ、今、なんか聞こえたよね?』

 

『え、えぇ……シャワーがすぐ近くにありますし、誰か使ってるんでしょうか……』

 

『いやいやシャワールームって確かに更衣室にあるけど、扉ついてるじゃん。声、近かったよ?』

 

『ううん……でも、人がいるようには……』

 

『………誰か、隠れてたりして?』

 

「「っ!?」」

 

エルフィさんの声に僕達はそろって身体を震わせた。

変なところで勘が鋭いのは何故なのか。

 

『何言ってるんですかエルフィ。いくら何でもロッカーに入り込むなんておかしいですよ』

 

『でもこのロッカー……人1人が入るには余裕じゃない? 私でも入れるし……あっもしかして』

 

「「っ!?」」

 

ぺたぺたと足音が近づいてくる。

さすがにロッカーに入り込む馬鹿はいませんよといった感じのレフィーヤさんにロッカーの構造的に不可能じゃないといった感じのエルフィさんに僕とアリシアさんはどうしよう…と見つめ合う。というかアリシアさん、一度咥えるのをやめていいんですよ?

 

「ふっ、ふっっ……んっ……ちゅぷっ、ちゅっ、れろっ……んっ、んぶっ……はぁっ……」

 

「くぁ……っ」

 

もう頭がいっぱいいっぱいなのかアリシアさんはとうとう行為を再開。瞼をぎゅっと閉じて、涙をぽろりと零して顔を真っ赤にして頭をゆっくりと前後。拙いながらも舌で舐めまわされ、窄めた頬肉まで当たっては吸引されるような快感に手で覆っていても声が零れてしまう。

 

『もしかして何ですかエルフィ?』

 

『ロキが私達の着替えを覗くために隠れてたりして! ほら、この小さな穴……横に線を引いたみたいになってるじゃん。覗こうと思えば覗けるんじゃない?』

 

『……確かに、ロキなら……やりかね、ない………ような……??』

 

ロキ様の信頼のなさをこんなところで知りたくなかった。

あの女神様は普段、何をしているんだ。

 

「ちゅぶっ、ちゅっ……んんっ……けほっ……これが、ベルの味……あむっ……んんっ…」

 

時々喉奥に当たっては咳き込んで、舌でしっかりとペニスを味わうアリシアさん。彼女の動きに合わせて畳んだ彼女の膝に押しあたっているおっぱいがむにむにと柔らかく動いていた。

 

『うーん……ロキー、いるなら出てきてください。今なら【アルクス・レイ】で許してあげますから』

 

そんなこと言って出てくるわけないじゃん!

むしろ今このスリルと快感で出そうになっているのは僕の方だよ!

 

「れろっ……れろれろっ……びくびくして…なんだか可愛いですね……ぁ、またおつゆ……ちゅぅぅ……っ、ちゅぷっ、ちゅっ、ちゅぱっ」

 

「ふぁぁぁ……っ」

 

アリシアさん…もう一周回ってこの状況を楽しんでいるような気がしてきた。バレたらバレたで2人の少女の記憶を刈り取るつもりなんだろうか……本気(ガチ)で。

 

『反応ないねー。やっぱり気のせいかな?』

 

『うーん………でも、なんだか匂いませんか?』

 

『え? くんくん………うーん……かすか、に?』

 

『…………』

 

もうっ、さっさと行けよぉ!

いつまで更衣室で駄弁ってるつもりなんですかそこの2人ぃ!!

 

「んふっ、んっ……ちゅぱっ、はっ、んっ……ベル? まだ……ちゅぷっ、ちゅっ、イキませんか? じゅるっ、じゅるる……」

 

こっちはこっちでぇ!?

手で口を覆っているけど、僕の呼吸はすでに荒い。

あと暑い。

2人分の体温が上がっているせいもきっとあるけど、暑い。

アリシアさんの口の中も熱くて、口の中で湧いた唾液に浸けられてるような感覚もあって、すごく気持ちいい……アリシアさん、最初は拙かったはずなのに……順応が早いというか上達が早いというか……さすが歴戦の冒険者(れべる・ふぉー)……。

 

「っっっ! んぶっ、んっ、じゅっ、じゅぼっ、じゅるるっ!」

 

「うっ、く……気持ちいい……」

 

気持ちいいところを見つけてはそこを重点的に舐めてきては溢れてきた先走り汁を吸い上げて、ペニス全体を唾液を浸し口内全体で擦りつけてくる。その気持ちよさに膝がカクカクと震えて、僕は両手で口を覆っていたのを右手だけにし、左手をアリシアさんの頭の上へ。ナデナデとサラサラと丁寧に手入れされている綺麗な髪を撫でた。

 

「んぅ~~~っ、ちゅぶっ、じゅっ、じゅぷっ、じゅぼっ、れろっ……れろれろっ……はむっはむっ」

 

頭を撫でられて嬉しそうに目を細めたかと思えば、もごもごと甘噛みしてきたり鈴口を舌先でほじってくる。最早、卑猥な水音が出ていることを彼女は気にしている様子はなかった。

 

『……あのー、やっぱり誰かいるんですかー?』

 

『何の音でしょうか……じゅぼじゅぼって』

 

徐々に近づいてくるエルフィさんとレフィーヤさんの気配。

確実に近づいてきている射精の気配。

心臓がドッタンバッタン大騒ぎしてる。

アリシアさんはこの状況でペニスを咥えたまま離れる様子もなく両手で根本を優しく掴み頭を振って攻め立ててくる。気持ちいいのに、まさか人がやってくるなんて考えもしなかったせいで起きた異常事態(イレギュラー)に、僕の頭はどうにかなってしまいそう。思ってもいなかった。発情した妖精さんがこんなにえっち(やばい)なんて。お祖父ちゃん……お祖父ちゃんの言っていた『エロフ』さんはここにいたよ。

 

「ぷぁっ……はぁぁ……匂い、濃い……スンスン……口の中、ベルの味でいっぱい……さっきより大きくて、顎が疲れてしまいますね『ふぇらちお』というのは……あむっ、んっ……んんっ……ずっ、ずずっ……んっ、はぁっ……はぁっ……ちゅっ、じゅぶっ……じゅぼっ……じゅちゅぅっ」

 

「あぐっ……アリシアさん、先っぽの方……」

 

「はっ、んっ……わかり、まひた……んぷっ……れろっ、ちゅるっ……れろれろ……れろっ……」

 

「アリシアさん、なんでこんな……上手い、んですか……?」

 

「……わ、私だって1人の女。好意を寄せる男性とそういったことを想像しないわけではありませんよ。ですがやはり知識は知識。実践となると……貴方の顔色を窺って試行錯誤するしかありません。冒険と一緒です」

 

一緒でいいんだろうか。

いや、もういいか。

いいよね。

心の中のお祖父ちゃんも親指立ててるし。

心の中の輝夜さんも妖精とはそういう種族だみたいな顔してるし。

 

『レフィーヤ、もう行こ? 私達の気のせいなだけかもだし』

 

『……そうですね、いつまでもこうしていては時間の無駄ですし』

 

『そうそう、せっかく水着着てるんだから遊ばなきゃ。アイズさん達がいないのは残念かもだけど』

 

『そうですね……はぁ、まさか用事で出払ってるなんて……』

 

ペタペタ、ペタペタと足音が僕達の隠れ潜んでいるロッカーの前まで到達。ひそひそと話してはアリシアさんの口内の温泉にでも浸かってるような心地良さに吐息を零す僕。一心に願うのは、このままどっか行ってくれというただそれだけ。しかし、現実は甘くないということはこの下界において周知の事実だ。

 

「はむっ、んっ、んんっ……じゅっ、じゅるっ、じゅるる……んっ、ずずっ!」

 

「ア、アリシアさん……そんなに強く吸ったら……っ」

 

「ちゅっ、ちゅっ、じゅるっ、じゅるるっ! んぶっ、じゅぶっ、じゅっ、んっ、んっ……んんっ、ぷっ……ぷちゅっ、ちゅっ、んむぅっ……」

 

「も……駄目、アリシアさん……出ますっ」

 

「んっ、んんっ……むぐぅっ!?」

 

訪れた限界。

射精の瞬間。

頭を撫でていた左手で抱き寄せるようにし、腰を前に突き出してアリシアさんの喉奥にペニスを突き刺す。妖精のお姉さんの顔を僕の腹に埋めさせる形になって僕は彼女の中で絶頂を迎えた。

 

「んんんっ!!?」

 

「うっ……あっ、あぁ……はっ……」

 

「んぶっ!? ぶっ、んっ、んぅっ……けほっ、んんぅ~~~」

 

たっぷりと長い射精がようやく終わる。

狭い空間で頭を押さえられていたせいで逃げ場なんてなかったアリシアさんの口の中は精液で満たされ、ペニスを咥えたまま隙間から溢れてぼたぼたと零れていた。快感に酔いしれるように息を吐いて、アリシアさんの頭を撫でてあげた。アリシアさんは涙を零しながら口の中の体液をどうしたらいいのかわからないようで僕のことを見上げていた。そして、もう1つ。視線を感じて僕は目をかっ開いたまま視線の方を目を向けた。

 

『………』

 

「………」

 

エルフィさんと目が合った気がした。

僕は、扉の向こうに知り合いの女の子がいるのに、僕によくしてくれる妖精のお姉さんの口の中で盛大に射精。イッてるとこ、見られた……あっ、終わった……けど、もう、気持ちよくてどうしたらいいのか考えられない。ペニスを咥えたまま荒い呼吸を繰り返すアリシアさんの息がお腹に当たって気持ちいい……アリシアさんの口、気持ちいい……駄目だ、死んだ。

 

『……ひ』

 

「………?」

 

きっと扉が開いて、見られちゃいけない刺激的なシーンを見られ、レフィーヤさんに【アルクス・レイ】されるんだ。派閥同士の問題になったらどうしよう……いやでも、アイズさんとだってしてるし、アリシアさんとは前に素股でしてもらったし……いやどっちにせよ傍から見れば複数の女性と関係持っちゃってる僕は討伐されてしかるべきというか……ああ、ダメだ……良くない考えばかり……。

 

『ひおきゃあああああああああああああああああああっ!?』

 

「!?」

 

『エルフィ!?』

 

「……ごきゅっ……じゅるるぅ……んぶっ……うっ、れろぉ……」

 

「ちょ、アリシアさん待って……今敏感だからストップぅ……」

 

悲鳴をあげるエルフィさん。

驚く僕とレフィーヤさん。

ぼんやりとした眼差しで口の中を精液でいっぱいにしたままペニスを優しく舐めてくるアリシアさん。

 

『め、めめめめ、目ぇえええええええっ!? 赤、目っ!? ギョロッ!? ロキが言ってた不死者(ゾンビ)ぃ!?』

 

『ちょ、ちょっとエルフィ!? 大声で騒がないでください! 不死者(ゾンビ)なんて存在するはずないでしょう!? あああもう、行きますよっ!!』

 

バタバタと騒がしく女の子達が消えていく。

僕はそれを確認してから、安堵の息を吐いた。

助かった……いや、目撃者がレフィーヤさんだったらっていうのが何だかとっても一番よくない気がして……とにかく助かった……気配が遠ざかったのもしっかり確認して、下へ視線を移す。

 

「うっ……んぐっ……じゅるぅぅ、ごきゅっ……うぷっ……れろ……れろぉ……」

 

口の中をどうしたらいいのかわからないのか、頭も回っていないのかぼんやりしたまま優しく舌を動かしていた。射精してからそう時間は経ってない気がするけど、アリシアさんからすれば長い時間が経っていたかもしれない。口の中は精液でいっぱいで、まず味わうことのない液体の味に脳は処理できず、時々えずいていた。そんなアリシアさんの頭を撫でてあげれば、ぼんやりとした眼差しをしながら嬉しそうに目を細めてくれた。

 

「2人がいなくなるまで、待ってくれてもよかったのに……見つかるところだったじゃないですか……」

 

「んんぅ……らっへ、べりゅ……んぐ、きもひよさしょ……れぇ……」

 

「咥えたまま喋らないでくださぁい……」

 

「べゅ……くひ、ろう、ひたりゃ……?」

 

「…………っ」

 

ペニスを咥えたまま、唇の端から喋る度にぼたぼたと精液が零れる。それは彼女のおっぱいにも落ちては綺麗な肌に張り付いていく。精液の処理をどうしたらいいのか教えてほしい、そう言うお姉さんに僕は喉を鳴らす。今の彼女はあまりにも煽情的というか……きっと何を言ってもそうしてくれるような気がした。

 

「の……飲んで、ください」

 

「……っ!?」

 

「か、輝夜さん達も、飲んでる、から……」

 

「…………」

 

「口に含んだままじゃ、遊べない……し……」

 

「………っ」

 

「無理、しなくていいんですけど……」

 

「………んんっ」

 

僕の指示に驚いて、他の女の人の名が出て目が泳いで、このまま口に含んだままじゃ遊べないことを理解して、気遣われて「できます」と頭を左右に振るアリシアさん。

 

「それにさっきから時々……ごくっ……て音、聞こえてて……アリシアさん、ちょっとずつ、飲んでます、よね?」

 

「っ!?」

 

よしよしと頭を撫でて上げながら言うとアリシアさんは目を見開く。小さいけど確かに聞こえていた嚥下音。きっと奥に射精したからってのもあるけど含んだままでいられなくてちょっとずつ飲んじゃってる気がした。それは正解だったらしくて、アリシアさんは目を泳がせていた。

 

「アリシアさん……駄目、ですか?」

 

「…………」

 

口の中でゆっくりと舌が動いてペニスが舐められる。

それが気持ちよくてペニスを震わせてしまうけど、アリシアさんはまだ躊躇いがあるのか考え込むようにして、沈黙を挟んだ後、僕を見上げて潤んだ瞳のまま頷いてくれた。

 

――飲みます。

 

そう言った気がした。

けど決して好ましい味ではないからだろうけど、小さな嚥下音とえずき声がして、間が生まれる。その間僕は頭を撫で続けて口を覆っていた右手でペニスを握っていたアリシアさんの左手をとり握った。アリシアさんは僕の手を握り返して、ようやく動いた。

 

 

「――――ごっくん」

 

「え」

 

「ぷぇ……? えぶっ、げぷっ」

 

「アリシアさん、あーんってしてください」

 

「あー………?」

 

大きな嚥下音だった。

開いた口の中には咥えたままだったペニスがドロドロと唾液と精液に塗れていて、それだけだった。

 

「一気飲み……したんですか……」

 

「ふぅ、ふぅ、はぁ……?」

 

アリシアさんは口の中の精液を一気飲みしていた。

何かおかしかったですか? と呼吸を整えようとしながらアリシアさんは首を傾げる。いや僕はいいけど。

 

「一息に……飲んでしまった方が、楽、だと思いまして……間違い、でしたか?」

 

「い、いや……」

 

「でも、少し、苦しい……です……はぁ……喉に絡んで……」

 

「外、でましょう」

 

「はい……ですが、待っていただけますか?」

 

「?」

 

「ペニス、綺麗にしなくては……ええとちり紙……ありません、ね……」

 

ペニスを拭くものを探しているのか、アリシアさんはドロドロのペニスの後始末を優先していた。そんな彼女の舌の上に僕は萎えかけているペニスを乗せてゆっくりと腰を揺すった。

 

「んむぅ……?」

 

「アリシアさん、お口で綺麗に……」

 

「………は、ぃ。 ちゅっ、ちゅぶっ……じゅるっ、じゅる、じゅるるる……」

 

「先っぽ、吸って……残ってるのも飲んでください」

 

「じゅるる……じゅるっ、じゅるるる……んっ、んちゅうぅ……ちゅぱっ、綺麗に、なり……ました……」

 

やり遂げたように脱力するアリシアさんの頭を撫でて、僕はロッカーの扉を押し開けた。先に出て、アリシアさんを抱き寄せて外に出して上げた。彼女の口からは精液の匂いを纏った吐息が何度も吐き出されていた。呼吸に合わせて巨乳がふるふると震えて、深い谷間に精液が流れて、全身は汗でしっとりしているのに太ももはそれとは違う液体が滴っているようだった。

 

「アリシアさん、シャワールーム……あるんですよね?」

 

「………はい。口、洗いたいです」

 

「立てますか?」

 

「はい……いえ、やっぱり無理です」

 

アリシアさんは両手を伸ばして僕に抱き着く。

抱っこしてほしいといった感じの彼女の膝裏と背に手をまわして横抱きにして持ち上げる。

 

「ベル、気持ちよかったですか?」

 

「……はい」

 

「ベルだからしてあげたんですからね?」

 

「………あり、がとうございます?」

 

「エルフは、そう簡単に違う異性に乗り換えるようなこと、しませんからね?」

 

そんなことを弱々しい声音で言うアリシアさん。

シャワールームに行って口を洗った頃には1人で歩ける程度には回復していて、けれどまだどこかフラフラしているアリシアさんは再び僕の手を握ってロッカールームに行くとバッグの中を漁って回復薬(ポーション)の入った小瓶を取り出す。僕達が入っていたせいでバッグは踏んづけてしまっていたみたいだけど問題はなさそうだった。口を開いたままのバッグからはアリシアさんの下着を含めた着替えが見えた。薄い黄色の下着だったと思う。

 

「ベル」

 

「はい、どうしまし……むぐっ!?」

 

小瓶の中身がとろりと僕の口の中に流れ込む。

そしてすぐに温かくて柔らかい妖精の唇が押し当てられた。

 

「んくっ……んくっ……」

 

舌が絡む。

とろりと液体がかき混ぜられる。

彼女が口の中で温まった回復薬をゆっくりと飲んでいく。

僕の口に回復薬を流し込んでから自分で唇を重ねての口移し。

熱い吐息を吐く彼女の両手が僕の首に回される。

驚いたまま固まっていた僕は、当たっていた彼女のおっぱいをぎゅっと握った。水着に包まれていても突起の感触が手のひらに感じられた。アリシアさんは夢中になって長い長い接吻をしてくる。僕を求めている。頬を紅潮させた発情した妖精がすぐそこにいた。左手で水着をずらしておっぱいを露出させて直に揉む。ゆっくりと右手をおっぱいから離し下へ下へ……股間の布へ指を潜り込ませて割れ目に触れた。

 

「んぁっ」

 

アリシアさんのそこは、溢れるほどに濡れていた。

トントンと優しくノックするだけで、ぴちゃぴちゃと音がした。

クリトリスも乳首も勃起していて、触る度にかぼそい嬌声が耳元で囁かれた。

 

「……れりゅ、れろ……ごきゅっ……」

 

おっぱいを揉まれ、股間を指で弄られていても夢中になって舌を絡めていたアリシアさんが潤んだ瞳で見つめてくる。5分か10分か、そらくらい長い愛撫と接吻だったように思えた。そんなことをしていて勃起しないわけがなくて、アリシアさんは「仕方ありませんね」ともう一度、『フェラチオ』をしてくれた。

 

「アリシアさん、また出ますっ」

 

「んちゅっ、じゅる、じゅぼっ……じゅぞぞぞ……っ!」

 

びゅーびゅーと再び妖精さんの口の中で射精して、それを今度は数回に分けてアリシアさんは飲み込んだ。1度目とは違って、今度はコツでも掴んだのか苦しそうな様子はなかった。そして1度目と同じように口の中を綺麗にして、消耗した体力を回復薬の口移しで取り戻す。

 

「ベル、遊びましょう」

 

「は、はい」

 

せっかく来たのだから、更衣室で情事に溺れてないで遊びましょう…とアリシアさんに手を引かれる。白の長髪の桂がズレていないか外へ続く扉の前でチェックされて、変なところはないと頷かれ、微笑まれ、ドアノブに手をかけたところで頬に接吻(キス)をされる。目を丸くしてアリシアさんの方へ顔を向けると彼女は優し気に目を細めて声に出さず唇を動かしていた。

 

 

――好きです。

 

 

そう言っていた気がした。

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