2日目は特段、することもなかった。
というか、
「……ま、まあ、洞窟の状態を確認するくらいはしておきましょうか」
「そう、ですね。散策がてら…いきましょう」
「ごめん…なさい?」
「いえいいんですよ、アイズさんは私達を気遣って単独で討伐に出向いてくれたんですし」
「まさか1人で行くとは流石に思いませんでしたけど」
「だ、だって2人とも気持ちよさそうに眠ってたから」
「ま、まあいいではないですか…それよりベルさん、体調は問題ないですか?」
「はい、朝食のあとも少しだけ横になってたし…大丈夫ですよ。アミッドさんはアイズさんと温泉に行ってたみたいですけど、のんびりできましたか?」
「ええおかげさまで…良いお湯でした」
「そういえば…あの暖簾って何を意味していたの? アミッドがさっき聞いてたみたいだけど」
「さ、さぁ? な、なんの意味なんでしょう…っ?」
「じぃー………」
そういえば温泉は3つあって、暖簾もそれに合わせて3種。アミッドさんと入ったところは青色だったけど、なんて書かれてあったのかは分からず仕舞いだったなぁ……。アイズさんに見つめられるアミッドさんはどこかそわそわと挙動不審で、耳が赤くなっていて、助けを求めるように僕の方をチラチラと見てきていた。
「ふぅ……また後で聞いてみたらいいんじゃないですか、アイズさん? 早く行きましょうよ」
「え、あ……うん」
外から帰ってくる頃にはきっとアイズさんも忘れているかもしれない。そう思って誤魔化すように言ってみたけど、良かったかな? 良かったよね? アミッドさんは胸を撫でおろしているし……うん、きっと大丈夫。でも僕も気になるからあとでこっそり聞いておこうかな。あ、ダメそう……すごいジトッとした目をしていらっしゃる。ひょっとしてアミッドさんが選んだ青色の暖簾は、女の子のアミッドさんからするととても恥ずかしい意味……男湯だった?
「ベルサン」
「ハイ」
「余計なことを考えていますねネ?」
「イイエ……」
心でも読めるんだろうか、聖女様は。
恐ろしい圧で僕を黙らせに来た。
たぶん、うん……図星なんだきっと。
そりゃあ、聖女と呼ばれるアミッドさんが自らの意志で『男湯』に入っていったなんて、羞恥もいいところなんだろう。うん、そっとしておいてあげよう。そう思って僕は僕の方を見て「むぅ~」と睨んでくるアミッドさんの両肩を掴み、くるりと反転。そのまま移動を促した。外出である。
「……う、っぷ」
「アイズさん、よくこんなところを単独で潜れましたね……?」
「えっと……【
「ああ、成る程」
「恐らく怪物の糞尿が溜まっているのでしょう……処理して浄化しておかなくては、疫病の原因になるかもしれません。普段使われている場所かどうかはわかりませんが……この状態を放置しておくのは良くないでしょう」
と言うアミッドさんを筆頭に、僕達はこの日1日を洞窟内の掃除に明け暮れた。臭いの原因を物理的に排除して、洞窟の奥まで行ったアイズさんが【エアリアル】を使って風の動きで換気する。全部終わった頃には、太陽はすっかり傾いていて、僕達は無言で宿へ戻った。
「身体洗いたい……気持ち悪い……」
「背中、流しましょうか?」
「え……でも……いや、お願いします」
「代わりに私の背中をお願いしても?」
「…わかりました、アイズさんは?」
「いいの?」
「いいですよ」
「じゃあ、えっと……お願いしよう、かな?」
宿に着くと、冒険者依頼の件を話す。
怪物がいない件と汚臭が酷かったので清掃もした件を報告すると、依頼主は「やはり冒険者様に頼んで正解でしたね」と喜んでいた。不快感が強くて報告も済ませると僕達は少し急ぎ足で一度部屋へ行き着替えを取って、温泉へ向かった。朝と違って紫色の暖簾をくぐった。脱衣所で3人生まれたままの姿になったけれど、アイズさん達も身体に纏わりつく不快感をどうにかしたいという気持ちが強いのか恥じらって隠すということもあんまりない。タオルで前を覆う程度で僕と目が合っても苦笑を浮かべるだけ。
「ベルのここ……おっきくなってないね…」
「あのアイズさん、まじまじ見られても困るっていうか……」
「ふにゃふにゃ?」
「に、握らないでくださいぃ……」
「アイズさんあまり引っ張ってはいけませんよ、特に皮は」
「……わかっ、た?」
肩を並べて湯に浸かって一息。
不快感もどこかへ流れて、疲れも癒される。
だけど流石に性欲なんてものは湧いてこなくって、それはアイズさん達も同じようで、だけど異性の身体に興味を示しているらしいアイズさんはマジマジと湯の中で大人しくしている僕の男の象徴を見つめてはそっと触れてくる。そしてそんなアイズさんを窘めるアミッドさん。細指が撫でるように触れてきて、それがこそばゆくって、だけどそれだけで…この日はそれ以上のことはなく、部屋に戻ると用意されていた夕食を口にして、ゴロゴロとのんびりとした時間を過ごし、就寝。僕を挟むようにして右にアミッドさん、左にアイズさんが布団に潜り込んで、僕のお腹の上に手を乗せたり、手を握って眠りについた。
翌日。
もうすることもなくなった僕達は、少し遅めに起床して、日課を終えて戻ってきたアイズさんと3人でまた朝風呂を堪能した。身体は……というか、本能は正直なようで、昨日の不快感はどこへやら、目の前で揺れる柔い女体に反応を示す僕のペニス。それを見て喉を鳴らす2人の幼馴染。2人とも温泉で温まったせいもあるんだろうけど肌が上気して、覚えたばかりの快楽を思い出してか、息遣いまで艶めかしい。身体を洗い合っている時でさえ、ぴくっ…ぴくっと身体が反応するくらいだ。
「ベ、ベルさん…せめて部屋で……ここでは、声が響いてしまって」
「でも、昨日の朝は……」
「そ、それはそれです……っ、くっ、ぅ……」
「っ、は、ぁ……んんっ、んっ」
お互いの身体を触り合って、柔い部分に指を沈めては女体が震えて、抵抗するように細指が絡み合ってペニスを握ってくる。アイズさんもアミッドさんも声を殺すように甘い声を零して、だけどその声は僕の耳元で鳴るものだから余計に煽られる。左右から抱き着くように密着されて、2人の大きくて形のいいおっぱいも形を歪めて勃起した乳首が擦れてゾクゾクとしてきて、潤んだ瞳と目があって僕達はもう当然のように唇を重ねた。躊躇いもなければ抵抗もない。舌を絡めて、唾液を交換して、気分が昂るだけ昂って、湯から上がる。反り返ったペニスは我慢がつらい証で、2人の股から溢れて太ももを伝う体液もまた発情した雌の証で、身体を拭いて浴衣を着て、いそいそと部屋へ戻る。
「ごゆっくり」
などとすれ違った宿主の妖精さんに言われて、僕達はびくっと肩を跳ねさせた。何するのか…いや、ナニをしていたのか、たぶん、察している感じだ…あの妖精さん。それでいて怒るでもないなんて…一体、何者なんだ。
パタンと扉を閉めて振り返ると2人が浴衣を脱ぎ始めていた。腰帯を解いてぱさりと床に浴衣が落ちて、2人は生まれたままの姿へ。火照って上気した女体はどこか桜色をしていて、乾ききっていない髪も合わせてしっとりしている。高嶺の花が2輪、目の前にあって、ゾクリとして、2人が期待したように潤んだ瞳で振り替えってくるから、それにまた喉を鳴らす。アイズさんもアミッドさんも……こんなにいやらしい女の子だっただろうか? そう思うくらいの雰囲気があった。
「……脱がしますね」
「へっ!?」
「脱がします」
「どうして2回言ったんですか…」
手を引いて部屋の中央へ僕を招いたアミッドさんが、帯に手をかけながらそう言って、浴衣を脱がしに来る。
「むー……」
アイズさんはトコトコと僕に近付くと
「…ん、ちゅっ…れろ」
早い者勝ちだとでもいうかのような情熱的な
「明日、オラリオに帰らなきゃいけないから…だから、ね?」
恥じらうようにアイズさんが言って。
「帰ればお互い多忙を極めるでしょうし、こうして出かけられる機会も中々巡ってこないでしょうから…」
同じように羞恥で顔を染めて、男と交わる快楽を知ったが故の誘惑と理性がぶつかり合っているのかどこか悶々としているアミッドさんが唇を震わせながら言って続ける。
「冒険者は日々、命懸けで…その分、性欲が強いそうですから……明るい内から躊躇いもあるでしょうが…その、こうした時間も今日まででしょうし…構いませんよ?」
「……ベルのここ、こんなになってて……えっと……私も、いいよ? 君がしてほしいこと、言って?」
羽目を外せるのはきっと今日まで。
オラリオに帰れば、お互い忙しくなる。確かに、きっとそうなんだろうなと思う。2人とも我慢しなくていいと言ってくれてるし、2人も求めてきているのが伝わってくる。なら、いいよね…。高嶺の花を独占できるのだって、きっと、僕だけなんだし。取られないように、2人と貪り合ったって……いいよね。
「………ごくっ」
喉を鳴らす。
そして脱がし終わって左側から抱き着いてきたアミッドさんに口付けをされる。僕はもう発情した雌の誘惑に抗いもせず、素直に要求することにした。
「あの」
「はい」
「なに?」
「……く、口で、してほしいです」
2人の女の子に、フェラチオをおねだり。
アイズさんもアミッドさんもどういった要望なのか、先日のことを思い出して、羞恥がないわけではないから、顔を赤くして、躊躇いがちに頷いて跪いた。そうして、2人は僕の股間に顔をよせていく。
「すんすん……、や、やはり…独特な匂いですね」
「なんで嗅ぐんですかぁ…」
「スンスンッ……舐めればいいんだよ…ね?」
「どうしてアイズさんまで嗅いだんですかぁ?」
すんすん、すんすんっと2人の美少女がペニスの匂いを嗅ぐ。曰く雄の香りとやらを吸い込んで、アミッドさんがペニスを優しく握り、2人して口付けをしてきた。
「…ちゅっ、ちゅ」
「……ちゅっ」
2人が同時にペニスへ
それだけで、ペニスがびくんと反応してしまう。
『未知』を『既知』に変える冒険者としての能力がそうさせるのかアイズさんは躊躇いなく、慣れてはいないけど興味津々と言った具合に。それに反してアミッドさんはペニスに口付けなんかをするのに躊躇いがちに。だけど次には舌を出して舐め始めてくれた。
「…ん、ぺろ…ぺろ…れろ、ちゅ、れろっ…」
「ふっく、舌ざらってしてて……気持ちいい」
「そうれふか? それなら、よかったれす……ちゅぷ、ん、ちゅく、れろ、ぺろ」
長いまつ毛を震わせてチロチロと上へ下へと舌を這わせるアミッドさん。僕の口から漏れた感想に少し微笑を浮かべたかと思うとすぐに再開。普段見せることはないアミッドさんのどこかいやらしい表情にアイズさんは目を丸くしていた。ペニスが間にあるとはいえ、2人の顔はとても近かったから、余計驚いたのかもしれない。
「れろ、ちゅっ、ぺろ…」
「……っ、れろ、れろ、ちゅ、れろ、ぺろ、ちゅく…んっ」
ハッとなってアイズさんもフェラチオを再開、先端を集中的に舐めてきた。
「ふぁっ」
「ぺろ、ぺろ、れろ…ちゅぷっ、ちゅうぅ……」
「ちゅう……んっ……れるれる……じゅる」
「ん……ぢゅる……れろ、ちゅ、ちゅる……」
2人が夢中になってペニスを舐めてくれている。
その音は耳にも届いているし、瞳に映る光景は絶景もいいところ。気持ちよすぎる快感にあっという間に果ててしまいそうだけど、まだ2人の奉仕を感じていたくてぐっと堪える。
「ぢゅ…ず…れろ、ぺろ……んん、まだ…硬くなるのですか?」
「舐められるの気持ちいいんだ…。れろ、ちゅっ……ちゅうぅ」
頬を染めて、熱を帯びたような瞳は潤んでいて、アイズさんもアミッドさんも表情が艶めかしい。舌の動きはまだ拙さを残しながらも僕を気持ちよくさせようとしているのがわかる。2人の舐める動きに合わせてぷるぷると震えるおっぱいが目に入って、僕は手を伸ばし、同時にむにゅっと掴んだ。
「んんっ!」
「ひゃぅっ」
おっぱいを掴まれた刺激に舐める舌が止まってビクッと背筋を震わせる2人。ジトっとした瞳で「何をするんですか」と言いたげなアミッドさんと目が合って、だけど僕は構わずこってりと2人のたわわな果実を揉みしだく。
「んぅん……んっ、れろ…ちゅっ」
「く、ん……あ、あまり揉まれると、集中できませ、ん……ちゅう、ちゅぅぅっ……ちゅむ、じゅる」
「でも揺れてるのが見えて、気になっちゃって……うっ……くぅ、もう、だめ……かも」
「はぁ、んっ……いいよ、しゃせー……して? あむっ……じゅっ……ずずっ」
アイズさんが、ペニスをぱくりと咥え込んだ。
「じゅっ…ずずっ…ちゅうっ…じゅるっ…ずずっ、じゅぷ…じゅる…ちゅうぅぅうっ……」
亀頭をぱくりと咥え込んで竿部分を握っていたアミッドさんの手ごとアイズさんは優しく握って唾液塗れのそれを上下に擦り上げてくる。女の子の細い指が絡み合って精液を上へ上へと上げていくような心地良さとペニスを咥え込んだアイズさんの舌の動きと吸いつく感覚に、とうとう僕は堪えきれなくなった。
「くっ、あぁ……っ」
【剣姫】アイズ・ヴァレンシュタインの口に精液を放つ。
「んっ、んんっ、ふぅ……ん、んくっ、こく……ごきゅっ、ん…」
アイズさんは目を丸くして、そしてすぐに僕のことを見上げながら喉を鳴らして、飲んでくれた。
「んく、んぐっ……ちゅぅぅ……ちゅぷ、ぷはっ……」
「もう躊躇いもしないんですね、アイズさん……」
「ん……喉に絡むん……けど、嫌な味じゃない……かな?」
「そ、そうですか……ちゅっ、ちゅぷっ」
精液の味の感想というか、なんか言っているアイズさんにアミッドさんは口元をヒクつかせ、そして交代するように今度はアミッドさんが、重点的に舐め始めた。
「ん……ちゅっ…ちゅむ…ちゅ、れりゅ……んっ……」
射精したばかりで敏感な亀頭をねろねろと舌で刺激される。
追撃ともいえる聖女様の奉仕に、敏感になっているペニスの抵抗力は弱く、すぐに射精欲がやってくる。震えるペニスからそれを感じ取ったのかアミッドさんは眉を八の字にしながら見上げてきて、舌を這わせてくる。
「今度は私に…はむっ、ちゅるっ…じゅる、じゅるる…れろっ…ちゅうっ…」
アミッドさんもアイズさんと同じように咥えてくれて、アミッドさんの動きに合わせて僕は腰を押し出してみた。
「んんっ……んぐっ、むぅ……けほっ…ちゅっ、ちゅるっ……れりゅ…んっ」
喉の奥に当たったせいで咽て涙を零すアミッドさん。
それでも口から離すことはなく、続けてくれる。
「んんっ…じゅぶ…じゅる…んっ、じゅるるっ……じゅるるるっ……! ちゅうぅっ、れろれろれるっ……」
「くぅ……アミッドさん……っ」
アミッドさんの頭に手を乗せて、そのまま射精する。
「んんんーーーっ!? んっ……んっ……んくっ、こく、ん……ごきゅっ」
アイズさんの口に出したばかりなのに勢いよくたっぷりとアミッドさんの口の中をペニスが跳ねて流れ込んでくる精液に悲鳴交じりに受け止めるアミッドさん。彼女は吐き出すこともせず、唇でカリを覆うようにすぼめて隙間を無くし、舌の上に溜まっただろう精液をゆっくりと喉を鳴らして飲み込んでくれた。
「ごく、んっ……ぷはっ、けほっ、けほっ」
だけどアミッドさんは咽てしまって口を離してしまって、けほけほと涙を零しながら咳き込んでしまっていた。頭に手を乗せたけど押さえつけたつもりはなくて、やっぱりどこか無理をしているんじゃないかと思ってしまったけど、ペニスを握った手はそのままに優しく扱いてくれていてすぐにまたアミッドさんは亀頭を口付けて残りを吸い出すように奉仕を再開させてくれた。
「も、申し訳ありません…やはりまだ、慣れていないみたいで……ん、んむっ…じゅぷ…じゅる…じゅぱ、んく、こくん……ごくんっ」
潤んだ瞳、零れた涙。
そして見上げてくる金の瞳に紫の瞳。
ぐっとこないわけがなく、僕は彼女達の頭を撫でて上げた。2人は尻尾があったらブンブンと振ってるんじゃないかって思えるくらいには嬉しそうに目を細めていた。そしてペニスから口を離したアミッドさんは唇に指を当てて何か考えて、そして口を開いた。
「確か精液は食べ物によっては味が変わる……というのを書物で目にしたことが……これは……んんっ、甘い……? ということは、ベルさん、よく果物を食べていますか?」
「え……はい」
食べているというか、食べさせられているというか……。
美味しいから、良いんですけど。
でもアミッドさん、何ですか急に。
口の中に残っていた精液でそんな分析をしたんですか?
「くん……クセになってしまいそう……」
瞼を閉じ、口の中のものを味わうような口の動きとゾクゾクっと身体を震わせる2人を前に二度の射精を終えた後だというのに僕のペニスは萎えるどころではなかった。すっかりスイッチの入ってしまっている2人はそんな硬く勃起したままのペニスを見て、自分達の姿に見惚れている僕の顔を見ると薄く微笑んだ。喉を鳴らして唾を飲みこみ、僕は彼女達の手をとって部屋の外にある露天風呂の方へと連れて行った。
「もう、入れたいです」
「……はい」
「ん、わかった」
湯気がもくもくとあがるそこで、壁際に2人並んでお尻を突き出す。アイズさんもアミッドさんも、これから何をするのかわかっていて、うっとりと僕を見つめてくる。2輪の高嶺の花の魅惑的な光景を前に、温泉の湯気を浴びるよりもよっぽど身体が火照ってくる。
「ベルさん……?」
「どうしたの?」
「あ、いや……2人とも、綺麗だから……」
美の女神様にだって劣らない彼女達の姿に、見惚れない方がおかしい。彼女達から感じる香りや熱い吐息に火照った身体の熱…それでも美しさがあって、それを独り占めできていることに幸せすら感じる。目の前に突き出されたお尻に手を伸ばせば、撫で心地の良いお尻の感触。割れ目近くを指で広げるようにすれば既に溢れていた蜜がトロリと太ももを伝って落ちていく。目の前の艶やかな光景に、彼女達の膣内に挿入してしまったら最後、本当に理性を手放してしまいそう。散々、奉仕してもらっておいて、2人に精液を飲んでもらっておいて最後の理性というべきか「いいのかな」なんて考えがよぎってしまって挿入を躊躇う。でも、長い付き合いの2人の歳の近いお姉さんにはそんなのお見通しらしい。
「ベル、いいよ」
「ここで止められては…むしろ私達が辛いです。嫌だったらそもそも、肉体関係なんて許していませんし……接吻だってしていません」
「………うん」
僕の考えなんかお見通しで、2人は背中を押すように微笑みかけてくる。早く早くと言いたげにお尻を振って、ペニスに触れて僕を誘惑してきてくれる。
「早く……来て? 私からでもアミッドからでも、君が入れたいほうに入れていいから」
「私もアイズさんも……準備、出来ていますから……ベルさんの形、ちゃんと覚えさせてください……っ」
「ずっと胸がドキドキしてて、身体も熱くって………君が欲しいって思っちゃってるから……」
肌を上気させて、ふりふりとお尻を振って恥ずかしい言葉を言う2人。火照っているのに髪の間から見える耳は羞恥を表すように赤くなっていて、「形を覚えさせて」だとか「君が欲しい」だとか言われたら、もう理性なんてどうでもよくって……。
「……っ」
「――ふぁっ、んっ……! んんんっ……!!」
僕は誘惑に負けたように、アイズさんのお尻を掴んで彼女の膣内へ一気にペニスを挿入していた。第一級冒険者で、前衛攻役を務める彼女の締め付けは純潔を失った後も変わらずキツくて、だけど勢いよく入ってきた異物を歓迎するようにヒダが密着して隙間なく包み込んでくる。そして一気に奥まで挿入したペニスは子宮を押しつぶし、それだけでアイズさんは絶頂に達してしまったんじゃないかと思うほど、蕩けた甘い喘ぎ声を漏らした。唇を噛んで堪えるような声が可愛らしくて彼女の膣内でペニスがビクンと跳ねさせてしまう。
「んっ、ふぁ……っ、んんんっ……! ベルの、お腹の奥まで、届いて……っ」
「アイズさんの
「うん……ぁっ、わ、たしも……ぁっ、はぁ、んっ、んんんっ……はぁ、んっ、きもち、いい……」
「奥、いいんですか?」
「は、んぁぁっ、うん、奥トントンって……好…き……っ」
アイズさんの膣内はぐちょぐちょに濡れていて、突き込む度に当たるお尻の弾力の心地よさも合わさって、最初から激しく突き上げてしまう。声が漏れるのが恥ずかしいのか声を殺すようにしているけど、結局は殺しきれなくて、可愛い声が漏れて、腰とお尻がぶつかる時のいやらしい水音が響いて、余計に昂らせるエッセンスになってしまっていた。僕はそんな耳を赤くして震えるアイズさんに対してお尻を鷲掴みにしては揉みながら突き込んだ。アイズさんは膣壁を擦られ、子宮をノックされ、お尻を揉まれる快感にぞわぞわと背筋を震わせて、だけど、その快感が良いのか嬉しそうに喘いでいた。
「……っ、あのアイズさんがこんなに豹変してしまうだなんて」
「あ、はぁ、んっ、ふ、あぁ……はぁあ、んっ……!」
唖然とした顔で隣で乱れるアイズさんを見つめるアミッドさんが呟いていた。アイズさんはそんなアミッドさんの声なんて聞こえていないのかぎゅうぎゅうと締め付けてきて、自分からお尻をぶつけて僕に快感を与えてくれる。僕が腰を引けばアイズさんも引いて、ぶつけるタイミングを合わせてお尻をぶつけてくる。ぱちゅんぱちゅんといやらしい水音が鳴って、普段のアイズさんからは決して聞くことのできない可愛い声を聞かせてくれる。そんな僕達を見てアミッドさんが「身体の相性……なのでしょうか?」と呟いていたのが聞こえたけれど、快感の前にそんなのはわかるはずもなかった。
「んっ、んっ、んぁっ、んっ、んっ!! はぁんっ、あぁあ、んっ、ふぁあああっっ……!」
高まる興奮に任せてより一層、激しく腰を振って、熱くてトロトロの膣内をペニスで擦り上げる。アイズさんは蕩けた顔をしながら、僕の動きに合わせて同じように腰を振ってくれた。そんなアイズさんへより深くまで挿入しようと彼女の身体へ抱きつく。そしてペニスを子宮へグリグリと押し当てながら、おっぱいを揉みしだいた。
「ひぃうっ、んっ、あっ、あっ、はひっ、んんんっっ! ベルのおちんちっ、深っっ……グリグリって……胸もぐにぃって……! は、激しっ……あぁあ……!」
うなじをペロリと舐めてはぞくっとアイズさんの背筋が震えて、おっぱいを握ってはまた震える。子宮をグリグリと刺激すれば、とうとう声を抑えきれなくて、甘いものになって響く。
「んふぅぅぅんんんっっ~~~!!」
アイズさんの膣内がキュンキュンと音を鳴らすように快感に震える。表情もすっかりえっちなものに変わってしまっていて、僕の方へ振り返った時には涎まで垂らしているほどで…その淫らさに、僕の射精感も高まっていく。
「ふぁっ、あっ、あっ、あっ……おちんちん、おっきくなっ……って……あぁんっ」
「アイズさん、そんなにぎゅーって締めたら、出ちゃいます……っ」
期待するような潤んだ金の瞳。
アイズさんが綺麗な女体を揺らしてくる。
その激しい動きが、膣内に強いうねりをもたらす。
「ふぁぁぁ……っ、いい、よベルっ……あっ、んっ、んっ、びゅーって……して……っ?」
僕の限界を感じ取ったアイズさんが、思いっきりお尻を突き出してくる。
ペニスがアイズさんの膣内から抜けないようにねじ込ませるように。
「あっ、はぁっ、んんんっ、んん~~~~~~~っっ!!」
「アイズさん……っ」
「は、ぁぁ……んんんんんんっっ~~~~~!!」
そして。
アイズさんがぐっとお尻を突き出してきた瞬間。
僕も思いっきり腰をぶつけて、アイズさんの膣内へたっぷりと射精をした。少し高い音色の絶頂の声を上げてアイズさんは背を丸くして大きく痙攣、それでも腰だけは最後の一滴まで搾り取ろうとするかのようにぐりぐりと振っていて僕はそれに抗うこともせず抱き着いて快感に身を委ねた。
「はぁ、はぁ、熱い……っ、いっぱいびゅーって……んぁああっ」
射精の音が聞こえそうなくらいに注いで、そして注がれたことでまた大きな絶頂の波に震えるアイズさんは恍惚とした顔でおっぱいを掴む僕の手を自分の手で覆い、開いている手をお腹に添えていた。それがまたペニスにガツンときて、びゅびゅっと僕は精を漏らす。そして射精のあと、振り返ったアイズさんの唇に口付けをして、僕はゆっくりとペニスを抜いた。
「ふぁぁぁ……っ、んんふぅ……! はぁ…ふぅ、ん……いっぱい、出たね……」
「……はい」
「気持ち、よかった?」
「はい」
「そっか」
ごぽり、と下品な音を立てて膣内から溢れた精液を眺めながら、アイズさんが絶頂の余韻が残る表情で微笑んでくる。今のアイズさんの顔を見ればリヴェリアさんもレフィーヤさんもきっと卒倒するだろう。なんならロキ様はショックで送還してしまうレベルかもしれない。そんな気がして、知られたくないし見せたくもなくて、僕だけに見せて欲しいって思えて、どうしてか笑みを浮かべながら僕の頭を撫でてくるアイズさんへ僕も頭を撫で返しながら唇を近づけた。柔らかい唇と触れ合って、それをぼぉーっと見つめていたアミッドさんの視線を感じて僕は彼女の後ろに移動した。
「アミッドさん、いいですか?」
くちゅっと音を立てて準備万端すぎるくらいに濡れている割れ目をかき分けるようにすぐに硬さを取り戻したペニスをあてがうとアミッドさんは身体を小さく震わせると、お尻をそっと突き出してくる。
「…っ……どうぞ」
震える声で短く返答をするアミッドさんの瞳は熱を帯びて潤んでいて、耳まで赤い。温泉で温まった身体は桜色に近いほどに上気していて、ペニスが触れている割れ目からはトロリと愛液が垂れて彼女の太ももを伝っていた。セックスをするつもりで温泉に一緒に入って、隣でアイズさんと僕の行為を見ていたから余計に興奮しているんだろう。
「ふぁぁぁ……、っ……! んんんんっっ……!」
僕のことをしっかりと味わってもらえるように、覚えてもらえるように、ゆっくり、ゆっくりとアミッドさんの膣へペニスを押し込んでいった。
「どう、して……んぁっ、そんな、ゆっくりと……!」
抗議するようなことを言ってるけど、彼女の口からは甘い嬌声が上がっていて、ペニスが入ってきた快感にふるふると身体を震わせて浸ってくれていた。アミッドさんの膣内はペニス全体を優しく労わるように包み込んでくれて、
「もっと奥まで、いきます」
「ん、はぁ……んっ、あぁ……は、ぃ……来て、ください」
ほとんど力を入れていないのに、ペニスが奥へ奥へと吞み込まれていく。慣れてきたのかトロトロでふわふわとした膣内はまだ少しキツさがあった。
「んん、あっ、あぅっ……ベルさん、好きなように…動いて、くださっ、い……はぁ、んん……っ」
「ぅっ……アミッドさんのなか、すごい……」
アミッドさんの膣内が絶妙なタイミングでふんわりと締まってくる。全身に蕩けるような快感が走って、腰が震える。
「ぁんっ、あっ、んっ、んんっ、んぁあんっっ……!」
喘ぎ声が恥ずかしいのか、口を塞いで声を殺そうとするアミッドさん。もう何度も聞いているはずなのに、やっぱり恥ずかしいことに変わりはないみたいで、だけど僕は普段聞くことはないからこそ、聞きたくって口を押えている手を取って一番奥をぐりっと擦り上げた。
「い、ぎひぃ……っ!? な、なにをするのです……かはっ、ひ、あっ、あっ、ぐりぐり、や、ぁぁ……!?」
「アミッドさんの声、もっと聞きたいから……っ」
「ああっ、ん、んんっ、子宮、押し上げられっ……!」
「子宮……ここ、ですか?」
「あ、や、撫でさせないでくださいぃぃ……!?」
口を押えていた手をとって、そのままアミッドさんのおへそ下あたりをぐっと押すように撫でる。押されたことで膣とペニスの密着感が強まってアミッドさんはびくっびくっと大きく震える。
「そこ、そこです……あっ、あぁっ、から、意地悪……んんっ……しないでっ!?」
涙を零しながら懇願するアミッドさん。
やりすぎたかな、と思うのの身体は正直に彼女を求めている。ひと突きするたびに足が勝手に前へ出て、もっと深くまで入れたい、アミッドさんをもっと味わいたいと思ってそうしていると、気づけば彼女に後ろから覆い被さっていた。それ以上、前に出ることはできなかった。
「ふあぁぁぁぁん………っ!」
握っていたアミッドさんの手をアイズさんに握ってもらって、今度は彼女のおっぱいを鷲掴みにする。ふわっふわに柔らかくて大きくて、持ち上げながら揉むと、普段ブラジャーが支えている重量感を感じられる。もみもみ、もみもみとしっかりと肉の詰まった果実を揉みしだいて、皆の聖女様を鳴かせる。敏感になったおっぱいは乳首までピンっと勃起していてそこを摘まむとアミッドさんは仰け反って可愛い声で絶頂を迎える。膣内も快感に連なってペニスを締め付けて、蠢くヒダが扱いてきて、おっぱいを揉んでいるだけで射精してしまいそうになる。
「あぁんっ……はぁぁ……胸、ばっかり……ペニス、動かないから形が……ぁぁ……」
腰を振るのも忘れるほどにおっぱいを揉むのに夢中になってたのか、アミッドさんからすれば隙間なく埋まっているペニスの形を意識させられてはおっぱいをイジメられる状態だったみたいで涙を零しながら振り返り気味に僕を睨みつけてきた。でもおっぱいが気持ちいいこと自体は本当のことで嫌ってわけじゃなさそう。
「アミッドさんのおっぱいふわふわだから、つい……動きますね」
「はぁ、はぁ……また胸が大きくなって下着がきつくなったら……責任、とってもらいますからね」
「買い物ですか?」
「……白ばかりだと言ったのは、貴方です」
「……はい、でも、僕、あんまり下着のことわからないですよ?」
「貴方の……好みで、構いま……せん」
「………わかり、ました」
何のことかイマイチわかっていなさそうなアイズさんを横目に、僕は腰の動きを再開させる。あんあんと可愛く鳴くアミッドさんは人前に出せないほどだらしない顔をしていて、ペニスが膣内のうねりで扱かれて気持ちいい思いをしている僕も、きっと似たような顔をしているに違いない。快感が募って、子宮から迎えられるように亀頭がコツコツと触れ合っている。
「あっ、ふっ、あぁぁ……っ」
アミッドさんのおっぱいの感触を楽しみながら、膣内の感触も存分に楽しませてもらう。オラリオから離れたこの休暇は贅沢すぎるほどに贅沢で、目の前に広がるあられもない姿を晒す2輪の高嶺の花の光景のことを思うなら、天国という言葉が相応しいくらい。耳に届く嬌声も目に映る景色も身体に伝わる感触も何もかもが最高だって思える。
「んふぅんっ、んっ、あっ、あぁあんっっ……!」
「気持ちいい……ですか、アミッドさんっ」
「は、ぁあ……は、ひぃ……いい、気持ち、いい……です。ベルさんは? ベルさんはちゃんと私で、気持ちよく……なってくれていますか?」
「はい、とっても……っ」
相手の身体の反応を感じていれば、わざわざ聞かなくてもわかるはずなのにあえて彼女の口から聞きたくて聞いてしまう。アミッドさんに聞き返されて、僕が答えれば、アミッドさんは少し嬉しそうな顔をした気がした。蠢く膣ヒダから射精欲が高まる。
「はひぃんっっ! あっ、あはぁんっ、ああっ! あっ、あっ、あっ、急に、激しっ……!? こ、声、抑え、られな……っ!?」
「もっと聞かせてくださいっ」
「で、ですが……!? 私達以外にも、この宿には……!?」
「聞かれること……意識しちゃったんですか?」
高まる射精欲に任せて激しく腰をぶつけ始めるとアミッドさんの鳴き声が大きくなった。声を抑えようと手で口を覆おうとするけど右手はアイズさんに握られていて、それは叶わない。左手を使おうにも壁についていた手を離せばバランスを崩してしまいそうでできないみたい。あたふたする彼女の耳元で囁くとアミッドさんは「ひぃ」とゾクゾクっと背筋を震わせながら鳴いて、ぎゅぅーっとペニスを締め上げた。そのまま腰を打ち出すとアミッドさんの膣内はたっぷりと愛液を溢れさせた。
「輝夜さんが言ってたんです。見られるのが好きな人もいるって……」
「っっ!?」
「今、アミッドさんのナカ、ぎゅうーって……」
「や、やぁ……っ!?」
顔を茹蛸のように赤くして大粒の涙を浮かばせる可愛いアミッドさん。そんなアミッドさんに嗜虐心が湧いてきてしまってつい、意地悪をしてしまう。当然、アミッドさんのこんな姿を他人に見せるわけないし、仮に見た人がいれば僕は容赦なく【
「あっ、あっ、あぁあんっっ……! い、意地悪しないでと、さっきも言ったのに、ぃ……!」
「ごめんなさい、つい」
「うぅぅ……っ!」
僕の腰振りに合わせて、アミッドさんも腰を振ってくれる。
意地悪をする僕にいやいやと頭を振って、快感で全部押し流そうとぶつけてきてくれる。ものすごくペニスに吸い付いてきて、吞み込もうとしてきて、付き合いの長さがそうさせるのか、息はぴったりで、快感の応酬だった。
「あっ、あぁ、あ、んっ、ペニス、震えて……!? 射精、しそうなのですかっ? っ、いつでも、あぁんっ……どう、ぞ……っ。なか、子宮に……アイズさんと同じようにっ、精液っ、注いで……くださいっ」
「はい、アミッドさんの子宮っっ……! いっぱいに……!」
「ひぃあんっ! あっ、あっ、あっ、あっ、あぁんっ!」
2人揃って射精に向けてラストスパートをかける。
昂る性欲をそのまま相手へぶつけにいく。
「あぁ、ああんっ、激しいっ……! 私も、ふぁあっ、イ、く、ぅぅっっ……!」
「はい、一緒に、一緒にイッてアミッドさんっっ!」
「はい、はいっ……! ふあ、ああ、あああ……んあ、は、あああ……んんっ……!」
絶頂のタイミングを合わせるように腰をお尻をぶつけ合う。
泣き叫ぶアミッドさんの膣肉が、ギュギュギュっと締まった瞬間……ドクンッ、と。
「あっ、あっ、あっ、あっ……はぁぁぁあああんんんんんっっ~~~~!!!」
僕は密着していたアミッドさんの身体を押しのけるほど強くペニスを最奥に押し付けて射精した。
「ふぁぁぁっっ……! あぁん、んはぁぁ……! お、なか……んんんっ、熱っいぃぃ……!」
歯を食いしばり仰け反って絶頂していたアミッドさんは空気を吐き出すように声を漏らし、子宮を満たしていく精液に打ち震えていた。仰け反って、舌を出して、目を見開いて、ぶるぶると震えて強烈な快感の波にさらわれて……僕が抱きしめて支えていなかったらきっと前に倒れているに違いない。射精が収まってからゆっくりとペニスを抜くと足に力が入らないアミッドさんは後ろから僕に支えられながらへなへなと床にへたり込んだ。ぺたっと床に女の子座りする形になった彼女の股からはどろりと収まりきらなかった精液が愛液と混ざって溢れ出ていた。ふぅふぅと荒い呼吸を繰り返す彼女は膣内に感じる精液の熱さと量にどこかうっとりしたような表情をして、目尻から涙を零しながら振り返り、微笑みかけてくれた。射精の余韻に浸りながら、そのドキっとするアミッドさんの蕩け顔に釘付けになっていると横からアイズさんに抱き着かれた。
「……ベル、もう1回」
「へ?」
「……ア、アイズさん?」
僕が間抜けな声を零し、アミッドさんが困惑を浮かべる。
アイズさんは僕に抱き着いておっぱいどころか身体全体をぐいぐいと押し付けてきていて、頬はわずかに膨らんで、瞳も潤んでいた。
「2人を見てたら……モヤモヤ? して……だけど、アソコがうずうずしちゃって……だから、ベル、もう1回」
「ひょっとしてアイズさんヤキモチを妬いてしまっているのでは?」
「どうしたら……?」
「……お好きなように」
「なんでアミッドさん、ちょっと怒ってるんですか」
「怒っていませんが」
もじもじしながら身体を擦りつけてくるアイズさん。
ひそひそと耳打ちするアミッドさんと僕。
2人とも頬を小さく膨らませて、唇を尖らせて、そっとペニスの先端を撫でるように触れてきたかと思えば優しく握られて、愛液と精液でべっとりなのも気にせず塗りたくるように扱いて、硬くさせられる。
「……ベル、おいで?」
「うっ、く……射精したばっかで敏感なのに……っ」
気付けばアイズさんを押し倒して、両足を肩にかけて、2人の愛液と僕の精液でドロドロになったペニスをぐちゅぐちゅになっているアイズさんのアソコへと押し入れる。
「あっっ……!」
待ちわびていたものが満たしてくれたように嬉しそうな顔をするアイズさんと僕は再びセックスをする。どころか、この後も3回、4回と温泉に浸かりながら快楽を貪り合った。3回目の射精をしたときにはアミッドさんは意識を飛ばしてしまって、アイズさんと繋がったまま温泉を堪能しては漏らすように射精をして、互いの身体を洗い合って、精液を掻きだすアイズさんにムラっとして再び彼女を求めて、意識を取り戻したアミッドさんをまた喘がせて、ようやく溺れるように眠りについたのは外が明るくなりかけた頃。碌に浴衣も着ないで、裸で抱き合いながら僕達は1つの布団にぎゅうぎゅうに身を寄せ合って瞼を閉じた。
ゴトゴトと揺れる馬車の中で僕達は肩を触れ合わせてぼけぇーっとしていた。帰路だ。まだ眠気があって、時々欠伸をして、アミッドさんやアイズさんに「膝をどうぞ」と言われたり、逆に僕が眠たそうにしている彼女達に同じことを言ったり……でも結局肩に頭を乗せるのがしっくり来たのか、静かだった。
「……ベルさんのせいですからね」
「ごめんなさい」
宿主の妖精さんは、所謂変人だった。
人があんまりこない場所に温泉宿を構えたのは狙いだったのか、チェックアウトの手続きをしている時、妙にホクホク顔でどうかしたのかと聞いてみれば――。
「いやぁ……精の出る料理を用意して正解でした」
「?」
「こうして人里から離れていれば、来る人など限られるでしょう? それに離れているからこそ、普段はできないことをしようと考えるというのが人の性。何せ、知人もおりませんし」
「つ、つまり?」
「ここはよく、子宝が欲しかったり、人里を離れて羽目を外したい……そんな
「察しておきました!?」
「連日連夜、中々……お熱いようで……私、そういった仲のいい男女の出すはしたない声を聞くのが趣味なのです!」
「………」
郷を出て1人で旅をしている頃に天幕で喘ぐ男女の声を聞いた時に目覚めてしまったらしい妖精さんはそう言った。顔が熱くなって、詠唱を始めた僕を「さすがにそれはまずいです」と止めたアミッドさんの顔はそれはもう真っ赤で、アイズさんも真っ赤で、逃げ出すように僕達は馬車に飛び乗った。妖精さんが「また来てくださいねー!」とか言ってたけど、うん、ご利用は難しそう。
「うぅぅ……どうしていつも私ばかり……!」
「………」
両手で顔を覆う聖女様の頭を無言で撫でる。
僕の空いている手をぎゅっと握るアイズさんも、聞かれていたということは恥ずかしかったらしく僕の手をにぎにぎとして誤魔化そうとしている。
「また、遊びに行こうね」
「………はい、3人で出かけましょう」
「楽しかったね」
「……はい、気持ちよかったです」
「~~~~~っ」
幼馴染な関係の僕達。
3人で遊びに行くなんて滅多にないから、それ自体はアイズさんも新鮮で嬉しかったんだろう。言われて、アミッドさんと頷いて、そして余計なことを言った僕にアミッドさんがぽこぽこと殴ってくる。痛くないけど、アミッドさんが可愛くって、そのまま、されるがまま。
「ではアイズさん、また」
「うん、アミッドもベルも……また、ね」
「はい、また」
都市に到着して、別れの挨拶。
2人をそれぞれ送り届けようとする僕にアイズさんは「1人で大丈夫だから、アミッドを送ってあげて」と言って1人去っていった。アイズさんの背中を見送った僕達は手を繋いで、治療院へ足を向ける。アミッドさんの姿を見つけた都市民の人達が「アミッドさんだー」「聖女様、出かけていたんですか?」なんて声をかけてきて、横目に彼女を見ると頬を染めて俯いていた。
「べ、ベルさん」
「はい」
治療院が視界に入ってきた頃にアミッドさんがおもむろに口を開く。
僕のことを見上げるようにする彼女は羞恥を浮かべている。
「そ、その……い、許嫁のこと、ですが」
「………やっぱり、その人と結婚しちゃうんですか?」
「その方次第、でしょうか」
「………」
それは寂しい。
というか、嫌だ。
誰とも知らない人は嫌だし、知ってる人でもきっと僕は嫌な気持ちになるのは変わらない。
「その、こ、今度……私は【ロキ・ファミリア】や他派閥の冒険者の方々と大規模な作戦に参加します」
「?」
その時は僕達【アストレア・ファミリア】は階層主の討伐へ行く。
アミッドさん達のことも聞かされてはいるけど……彼女は僕の手を握り締めて、続ける。
「それが終わり、無事に再会した時に……ちゃんとお話ししますから」
「………」
「本当は、気づいていただきたいのですが」
「………」
「ですから、その時はちゃんと聞いてくださいますか?」
「……はい」
これから先、僕達に待ち受ける出来事を今の僕達はまだ知らない。だけど、彼女はあえて互いに『未練』を残すような言葉をくれた。未練があれば、踏ん張ろうとするでしょうと。アミッドさんはお腹に手を触れさせて息を吐くと、柔らかい顔をした。
「ではまた。会う頻度は多いでしょうが、このことだけは今、伝えておきたかったんです。それではベルさん……私は、これで」
僕より背の低い彼女が踵を浮かせつま先立ちになって僕の耳元で囁く。
「まだ残っていたものが溢れてきてしまったので」
「っ」
それが何なのか、わかっている。
だから変に意識してしまった顔が熱い。
そんな僕を悪戯が成功したようにくすっと笑みを浮かべて、アミッドさんは僕の頬に唇をくっつけると、離れて、ペコリとお辞儀をして去っていった。治療院の扉を開けて入ってくアミッドさん。締まる前にひょこっと顔を出して手を振ってくれた彼女に僕も手を振り返して、後にする。
まさか、次に彼女達に再会するのが僕にとっては2年後になるだなんて……この時はまだ、思いもしなかった。