この作品、当初は短編の予定でしたが、東京水没後の二人のエピソード、東京都と関東地方の独自設定を入れた為、連載になりました。
イチャラブです。
因みに、『天気の子』については、原作小説は持っています。
蛇足ですが、このシリーズでは、男性器や女性器を意味する三文字(「あそこ」は除く)や四文字、五文字を帆高や陽菜に言わせていませんが、これは『天気の子』の世界観に合わない、エロゲー原作の小説とは異なる、という理由からです。
帆高と陽菜が結ばれてから数日後。
帆高は自炊を始めた。陽菜のアパートで、何回かに一回かは、料理を振る舞う事にした為である。
但し、陽菜のアパートでは彼女を抱く事は、無い。凪のいる状況では抱けないという事もあるが、凪がいない状況であったとしても、彼がいつ帰ってくるかわからない以上、陽菜を抱けないのである。
その間も、帆高は大学に真面目に通い、ホームセンターでのバイトもきちんとこなしていた。二人共にバイトがある日は勿論、陽菜のみのバイトの日でも、帆高が陽菜の通う高校に迎えに行く。
一方の陽菜も、高校に通う傍ら、書店でアルバイトをしていた。
二人のアルバイト先のホームセンターと書店はほど近い。但し、毎回、必ず帆高が陽菜を迎えに行く。営業時間の関係で、必ず先に仕事を終えるのは帆高である為だ。バイト後は必ず陽菜を送る。時々、スーパーに立ち寄ってから帰る事もある。
一方、陽菜もバイトのシフトが入っていない日は、帆高の通う東京農工大学に行く。
但し、陽菜はスマホを持っていない為、必ず高校の公衆電話から帆高のスマホに連絡を入れる。帆高は大学の時間割のコピーを陽菜に渡しており、帆高の講義中に連絡が来る事はない。
その放課後デート、最後は帆高のアパートである。あのラブホテルで初めて結ばれて以降は、ラブホテル代を浮かすという理由もあり、帆高のアパートで二人だけの時間を過ごす。二人だけの時間の最後は、必ず言葉ではないコミュニケーション、即ちセックスである。
そのセックスでも、帆高は守っている事がある。陽菜に意地悪をする事はあっても、いじめる事はしない。所謂、『大人の玩具』の類にも興味は無い。SMチックな事もNGで、陽菜のお尻に平手打ちをした事も無い。後ろのバージンもそのままで、軽く触る位である。他はせいぜい、焦らしか言葉で意地悪する位である。
東京農工大学に入学後、所謂アダルトDVDや雑誌等を書店等で見ても、全く興味を持てない。勿論、買いたいとも思わない。そういう事を陽菜にしたいと思った事も無い。
あくまでも、自分のテクニックでセックスを楽しむ、というのが帆高のポリシーである。
で、金曜日。この日は二人共にアルバイトは無いが、帆高の講義が五講目まである為、二人は帆高のアパートに直行する。
帆高は陽菜を抱き締めると、唇を重ねる。合図の為の、キス。一旦唇を離し、再度唇を重ねる。今度は互いに舌を絡める。
陽菜は、最初は苦手としていたディープキスも、今では慣れている。
唇を再び離す。二人の間に引かれた、淫らな銀の糸は、一本、又一本と切れていく。
帆高の右の掌が、陽菜の左胸を制服の上から包み込む。温もりと鼓動が、掌を通じて帆高に伝わる。そのまま彼は乳房を愛撫する。その間も、左手で背筋、腰、更にお尻を愛撫する。
その右手を、帆高は陽菜の股間に這わせた。
「あっ…、んんっ。そ、そこは…」
下着のクロッチ越しでも、うっすらとした湿り気を帆高は感じ取った。
そのまま帆高は、陽菜の制服を脱がして、下着姿にした。陽菜は、清楚な白いブラジャーとショーツを着用していた。
帆高は、陽菜のブラジャーのホックを外す。ブラがずれ、乳房が露になる。乳首は、綺麗なピンク色をしている。
そしてショーツに手を掛け、そっと下ろしながら、靴下も脱がして、陽菜を全裸にした。
恥毛は、無い。陽菜は普段から手入れしている為、陰部は、綺麗な肌色だった。
「陽菜…」
「私の全ては、帆高の物よ…」
そう言って陽菜は、ツインテールを解いた。
浴室では、二人は互いの身体を洗う。但し、髪は自分で洗う。又、浴室では事には及ばない。浴室ではのぼせてしまう為である。
浴室を出た二人は、丹念に身体を拭く。そして必ず、帆高は陽菜をお姫様抱っこでベッドまで運ぶ。ラブホテルで初めて結ばれた時から、ずっとそうしているが、陽菜を感じていたいという思いからでもある。
帆高はベッドに陽菜を一旦横たえ、唇を重ねる。
それから陽菜を、四つん這いにさせた。
「ね、ねぇ。帆高…」
「ん?どうしたの、陽菜」
「いきなりこんな格好させて…、どうするの?」
その問いに帆高は答えず、陽菜の背後から抱き付いた。
「キャ…、ほ、帆高」
首筋、左の肩口、耳朶、頬にキスをする。その間、陽菜の乳房を愛撫し、指先で乳首を摘まんで転がす。次第に乳首の硬度が増し、屹立していく。
「ひあっ…、あっ、ああんっ、ダ、ダメ…」
「陽菜のオッパイ、柔らかくって、暖かくって、最高だよ」
「そんな事言わないで、帆高…。私のオッパイ、そんな大きくないし」
「大きさなんて、関係ないよ、陽菜。本当に魅力的だよ」
「もう…、エッチ…」
そのまま帆高は左の腋に舌を這わせた。
「く、くすぐったいよ…」
そう言って陽菜は身を捩る。
それから帆高はお腹を愛撫しながら、背筋に沿ってキスをする。
そして唇を離すと、腰からお尻を撫でまわす。それから尻朶を軽く掴むと、菊の蕾を外気に晒す。
「陽菜のお尻の穴が丸見えだよ」
「イ、イヤ、止めて…。は、恥ずかしい…。そんなところ…。ダメよ…、ほ、帆高」
「こっちも可愛いし、綺麗だよ。それにヒクヒクしている」
「も、もう…」
そう言って陽菜は耳まで赤くした。
それから、帆高は、陽菜の大事な部分に舌を這わせた。
「や、やぁん」
「チュッ。ペロ」
「ダ、ダメ、そ、そんな…」
「クリトリスを剥き出しにして…」
「ヒャウッ!そ、それは感じすぎ…」
「どんどん陽菜の蜜が溢れてくる。微妙にしょっぱいかな」
「そんな…すすらないで…。味わったりしないで…」
「こんなに溢れさせて…」
「も、もう我慢出来ない。ねぇ…、お願い」
「ん?どうしたの?」
「じ、焦らさないで…。早く…して」
「じゃあ、きちんとおねだりしないと」
「意地悪…」
「言わないと、入れてあげないよ。欲しいんでしょ?陽菜」
「もう…」
そう言いながら、陽菜は、大事な部分を指で開いた。
中から溢れ出した蜜が、シーツに淫らな染みを作った。
「帆高が、欲しいの…。早く、入れて…。私のあそこに…、帆高を…」
陽菜は、淫らなおねだりをする。
「じゃあ、入れるよ」
「え、ええ…」
陽菜が頷くと、帆高は彼女の腰を軽く掴み、女性器を男性器で貫いた。
「ほ、帆高が、わ、私の奥に、あ、当たって…、き、気持ちいい…」
「お、俺も、陽菜の中、気持ちいい」
帆高は、陽菜の乳房を揉みしだきながら、律動のピッチを上げていく。
帆高は、背中にキスの雨を降らせ、汗の雫まで味わいつくす。
帆高は陽菜のお尻を撫でた後、尻朶を掴み、お尻の穴を再度外気に晒した。彼女の大事な部分も、丸見えである。
「凄いよ。お尻の穴までヒクヒクしてる」
「や、やぁん」
「陽菜の前も後ろも丸見えだよ」
「そ、そんなこと…、い、言わないで」
「俺は事実を言っただけだよ」
「は、恥ずかしい…。意地悪…」
部屋には、二人の汗の香りが充満している。
淫らな水音と、肌がこすれる音、そして熱く、甘く、荒い吐息が部屋に響く。
陽菜の大事な部分は、帆高をきつく、でもどこか優しく締め付ける。
「ああっ…、私の中、引っ張られてる…」
「凄いよ。陽菜の中、熱くて、吸い付いてくる」
「ほ、帆高の大事な部分が、ビクビクして、暴れてる…」
陽菜の大事な部分の締め付けが一段ときつくなった。同時にシーツを掴んだ。彼女のイク前兆だ。
「も、もうダメ…。わ、私、壊れちゃう…。イッちゃう…」
「俺も、イキそうだ」
「お、お願い…。出して…。貴方を、感じさせてえっ…!!」
「くうっ…」
そう言って帆高は、男性器を女性器から引き抜くと、陽菜の背中からお尻にかけて、全てをぶちまけた。
「あっ…、あああああああーっ!!」
二人は、同時に絶頂に達した。
「で、出てる…。帆高のが、こんなに…」
「陽菜の中、気持ちいいから…」
「うふふっ…、ありがとう…、大好き」
帆高の言葉に、陽菜は微笑みながら頷いた…。
陽菜はうつ伏せになったまま、肩で呼吸をしていた。帆高は陽菜の身体を丁寧に拭った。そして股間を拭った際、シーツには陽菜の蜜とは別の液の染みがあった。
「帆高…」
「ん…?」
「凄く気持ち良かったけど…、何か変だった…」
「え、陽菜、どうしたの?」
「何か、熱いものが…」
「やっぱり、ね。潮吹きをしたんだ…」
「潮…吹き?」
「だって、ほら」
そう言って帆高は、陽菜を起こすと、シーツに出来た染みを見せた。
「は、恥ずかしい…。お漏らししたみたいで…」
「ちっとも恥ずかしい事じゃないよ、陽菜。お漏らしとも違うし。イケた事の証なんだから」
「うん…。帆高って、優しいよね」
「陽菜…」
帆高がそう言うと、二人は唇を重ねた。
唇を離すと、陽菜が言った。
「それじゃ、シャワーに行きましょ」
「ああ」
シャワーを浴び、服を着た後、二人は帆高のアパートを出た。相合傘をして、陽菜のアパートに向かう。
「今日は雨脚が強いわね」
「そうだね、陽菜。関東地方の雨脚レベル予報は、3か…」
帆高がそう言った直後、陽菜が街頭のモニターを指差した。
「帆高、あれ」
「本当だ。月の映像か…。見事だね」
東京で雨が降る様になってから、民放各局が協力して、東京都内の街頭のモニターに、日本各地の月の映像を流す様になった。又、気象台が撮影している映像の場合もある。
「この月、私達を照らしているかも、ね」
「うん。今の俺達の事、だけじゃない。この先の事も照らしている、そんな気がするよ」
「帆高…」
そう言う陽菜を帆高は抱き締め、唇を重ねた。
二人の目には、この先の未来が見えていた…。
第2章 終わり
インターミッションや本編については、要望等がありましたら、よろしくお願い申し上げます。
プロローグと(順番は前後しますが…)、エピローグについては、検討中です。