異世界召喚されたユウキのスキルを知った女性達は今日も彼を愛する 作:昆布 海胆
波紋が広がる、何度も何度も続いていたその波紋は時間と共に小さくなっていき、やがて消えようとしていた。
『駄目、まだ止まらないで!』
その願いも虚しく、今にも消え去りそうな波紋を自ら起こそうと足掻く。
もしかしたら次の波紋は広がらないのかもしれない、今までに感じた事の無い余韻に浸っていた彼女は無意識に手を秘部へと挿入していた。
「が・・・あっ・・・ぐぁ・・・」
そこに在った物が無い、そこに挿いっていたモノが無い、だから代わりに手を入れた。
だけど物足りない、これじゃない・・・
彼女の意識はまどろんだ夢の世界で足掻き続ける。
カリッ・・・
少しだけ刺激の強い部分を見つけ、そこを何度も何度も刺激する・・・
Gスポットと呼ばれるクリトリスに次いで有名な性感帯である。
その部分にはスキーン腺という分泌腺があり、発生学的に男性の前立腺に相当する部分である。
だが・・・
足りない・・・
小さく絶頂に導く事は出来る…だがあの快楽の濁流の様な快感には遠く及ばない。
それでも無いよりかはマシだと手は休まず、その部分を重点的に刺激し続けるのだが・・・
『あぁ・・・消える・・・消えていく・・・』
最後と思われる波紋が広がり彼女の指は止まった・・・
ゆっくりと意識が覚醒し、焼け爛れた瞼がゆっくりと開く・・・
グポッと利き手である右手が彼女の股から抜かれる。
気付かない内に手首まで膣内に挿入していたのだ。
それでも昨夜まで処女だったとは思えない程伸縮する膣内は裂けた様子が無く、綺麗なピンク色の縦筋へと戻っていった。
「凄く素敵な夢だった・・・」
紫の髪があお向けになった事で彼女の顔をあらわにする。
額から目の周囲にかけて酷い火傷の跡が広がる彼女は普段その顔を長い髪で隠していた。
それは1人で部屋に居る時ですらだ。
「天井を見上げるなんて何年振りかしら・・・」
そう言って自身の愛液でベトベトになった手で目元を擦る・・・
ツンッと生臭い匂いが鼻に付いて意識が覚醒していく・・・
昨夜処女を散らすと共に信じられない程の快楽と幸せを体験した彼女、その匂いに誘われるように指を自らの口に咥えた。
チュパッチュパッと指に付いた愛液と僅かに付着したユウキの精液を舐め取り目元に涙が浮かぶ・・・
「ひぅ・・・ひっ・・・ぅぅ・・・」
自分の顔を勇者に見られた、にも拘らず彼は自分に対して一切の嫌悪感を抱かなかった。
それがとても嬉しかったのだ。
その男の精液をもっと味わいたいと無意識に自身の膣内を逆の手で弄っていた。
右手を舐めている間に左手を膣内に・・・左手を舐めている間に右手を・・・
それでも時間が経過しすぎている、と言うのと物凄い絶頂で殆どの精液が愛液で流れ出てしまっていた事で本当に僅かしか残っていない精液・・・
落ち着くまで数十分同じ事を繰り返していた彼女は体を起こす。
そして左手親指を握り締めて自身のステータスを見る・・・
「本当にレベルが上がってる・・・」
この世界では一定数の同レベル以上の命を奪わなければレベルは上がらない。
それも超遠距離から一方的にでは駄目なのだ。
だから魔道士や弓使いは中々レベルが上がらないものなのだが・・・
「会いたい・・・」
言葉と行動が連動しているかのように彼女は立ち上がって部屋を出て行く、勿論全裸でだ。
城内の廊下をフラフラと歩く様子に足腰が立たなくなっているのを自覚するが、そんな事は些細な事と無視をする。
元々魔道士なので体力は非常に低いので疲れた時と同じなのだ。
「どこ・・・貴方はどこにいるの・・・?」
充ても無くアリアハノの城内を歩く全裸の女。
兵士の視界に入ることなく、まるで誘われるように彼女は歩を進める・・・
「お疲れさん、明け方までするとは思わなかったなぁ~」
「流石ハナさんだよね、あんなゆっくりしたSEXで満足出来るのか最初心配だったけど、後半凄かったね」
「今度私も試してみたいけど・・・難しいよねぇ~」
リグレットへ子宮内射精を終えた後、ユウキとハナはスローセックスを行なったのだ。
射精が目的でない、じっくりとした互いの体を堪能し尽くす交尾に二人は魅入っていた。
今まで考えた事もなかった行為に目が離せなくなるのも無理は無い、ユウキに膣内射精をされるだけでこの世の物とは思えない程の快楽を得られるのだ。
であれば出来るだけ早く膣内射精を行なってもらいたいと考えるのが当然であると考えていたのだ。
だがハナとユウキは違った。
快感だけでなく、互いに愛し合うSEXを堪能していたのだ。
快楽だけではなく愛そのものを貪り合う二人の行為に目を奪われた二人は嫉妬と欲情に包まれたまま自室へ向かう。
そんな二人は直ぐ近くに裸の女が歩いているのに気付かずに通り過ぎる。
本来ありえない状況であるのだが二人は気付かない。
そこに長い紫髪の全裸の女が歩いているにも関わらず・・・
スキル『半霊化』、それが彼女が持つユニークスキルであった。
自身の存在を半分霊体化し、他者の認識外へ存在を持っていく効果のこのスキルを無意識に彼女は使用していたのだ。
何かに干渉する事でその効果が切れる使い勝手の非常に難しいこのスキル、例えばドアを開ける、何かに触れる、そういった行為を行なうだけでスキル効果が切れてしまう。
それを使用している彼女は誰にも気付かれる事なく、誘われるように迷わず一直線にその部屋の前に来ていた。
「ここ・・・に居るの?」
誰に問いかける訳でもなく1人呟いた彼女はドアノブに触れてゆっくりと開く。
ドアノブに触れた時点で彼女のスキルは解除され、全裸の姿を晒すが気にした様子も無くそのままドアを開けた。
「見つけた・・・見つけた、見つけた、見つけた、見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた・・・」
暗い部屋の中に入り、ユウキの姿を見つけた彼女は目を見開いて同じ事を言い続けながら近付く・・・
しかし、ユウキの姿を見て目を見開いたまま止まる。
同じベットに女が3人一緒に寝ているのだ。
「誰・・・? そいつら・・・誰? 誰・・・なの・・・?」
彼女にとってユウキが初めての相手という証拠は一切無い、だが彼女には分かっていた。
そして、彼女の中で生まれた初恋は独占欲へと進化し、無意識にその手を伸ばしていた。
「えっ・・・ なんで? どういう・・・ことなの?」
その両手は寝ているハナの首を掴んでいた。
そのまま全力で彼女はハナの首を絞める、だが血管を止めるどころか呼吸を止める事すら出来なかった。
それはそうであろう、彼女のレベルとハナのレベルは実に20以上離れていたのである。
「ぎゃっ?!」
「何をしているのですか?!」
ハナの首を掴んでいた両手を蹴り飛ばされ、そのままベットから転げ落ちる。
違和感に気付いたシズが目を覚ましたのだ。
そのレベル差から繰り出された蹴りで手首が骨折したのか、両手をダラリと下げたままフラフラッと立ち上がる彼女。
痛みすら感じていないような様子で小さく何度も何度も呟いていた。
「ナンデジャマスルノワタシトカレハアイシアッテイルノニワカッタコレハアイノシレンナンダワタシトカレノアイガマジワルニハヒツヨウナシレンナンダ・・・」
ブツブツと口から呪文の様に呟き続ける…その様子に流石のシズも恐怖を感じていた。
だが両手首を骨折している彼女には何も出来ないと考え、シズも裸のままベットの上で身構える。
ローザとハナはユウキとのSEXの影響でもう暫く起きない。
だから・・・
「私が、私がユウキ君を守るんだ!」
シズの宣言、それを聞いた彼女は火傷跡の眼を見開いたまま口を大きく歪めた。
チラリと見えた八重歯、その口角が上がった口から伝えられる・・・
「そう・・・ユウキ様って言うのね?」
ゾクッと背中に恐怖が這い上がる。
彼女とシズのレベル差はハナ程ではないが大きい、お互い全裸で肉弾戦になれば負ける要因は一切無い。
にも関わらず謎の恐怖を感じ取ったシズは動くのが遅れた、地面に立っている訳ではなくベットの上に立っていたからというのもある。
シズは知るはずも無い、当たり前である・・・
目の前の裸の女が魔道士だと言う事なんか・・・
「ぐっがぁ・・・」
突然苦しみだすシズ、その様子に首を傾けたままケタケタと低い声で笑う女・・・
魔道士相手に時間を与えると言う事はそう言うことなのである。
自ら喉を押さえて苦しむシズであるが、血走った目で歯を食いしばって一気に力を放つ!
「ぐぁああああああ!!!!!」
「う・・・そ・・・」
バァンッ!と大きな音が響き、シズの周囲に集まっていた魔力が飛散する。
流石の彼女もその光景に目を疑った。
圧倒的レベル差があるからこそ成しえた事であった。
彼女がシズに仕掛けていたのは幻惑の魔法、ジスは毒の霧に包まれて苦しむ幻覚を見せられていたのだ。
なによりとんでもないのは幻覚であろうと、本物の毒の霧であろうが関係なく防いだという事実であろう。
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・アンタ、覚悟は出来てるんだろうね?」
血走った目で告げるシズの迫力に一歩下がる彼女。
だがそんな彼女を助けたのはユウキであった。
「シズ、落ち着いて」
「ユウキ君・・・」
流石のユウキも先程のシズの雄叫びに目を覚ましていた。
そして、目の前の彼女とシズの様子を見て止めに入ったのだ。
興奮し怒りに我を失っているシズはユウキを君付けで呼んでいる事に気付かない。
だがそれを気にした様子も無く、ユウキは優しい微笑でシズを落ち着かせる。
「素敵・・・」
その言葉にユウキは彼女の方を見る。
その視線がユウキの股間に向かっているのに気付いて一瞬頭痛がしたが、無視して話しかける。
毎日かなりの回数SEXをしているユウキであるが、朝立ちで元気一杯だったのだ。
「えっと、君は昨日の・・・」
「アイリスです!私の名はアイリスですよダーリン」
「えっ?だ、ダーリン?」
「そうですわ、私達は愛し合う運命にあるのです!」
「・・・っと、とりあえずアイリスさん」
「いやですわ、いつもの様にハニーと呼んで下さっていいのですよダーリン」
駄目だこの女話が通じない、早く何とかしないと・・・
ユウキのそういう目がシズに向けられるが、静かに首を横に振るシズ。
そんなシズもチラチラとユウキの股間に視線が泳いでいたりするが・・・
「はぁ・・・アイリスさん、悪いんだけど俺はシズ、そしてそこに寝ているハナとローザを愛しているんだ」
「大丈夫ですわ、浮気は男の甲斐性ですもんね」
「だから君とそういう関係になるつもりはない、君との関係はレベリングだけの・・・」
「大丈夫よ、私を一番に愛してくれるなら何人と関係を持っていても私は許してあげるわ」
「無理だな、アンタじゃユウキ君は満足させられない!」
やはり無駄であった。
しかし、アイリスに向かってシズが言い放った一言でアイリスの言葉は止まった。
微笑んでいた顔が一瞬で無表情になり、口を開けたまま首を傾ける・・・
余りにも恐ろしく感じるその様子に、一切戸惑う事無くシズは言い放った。
「だってアンタ、ユウキ君の膣内射精に耐えられないだろ?」
「あ”っ?!」
女の人からは聞こえてはいけないドギツク低い声が響く。
目元から額への火傷跡が一層恐怖を引き立てるのだが、シズは構わず続けた。
「ユウキ君は一日に10回は射精しないと駄目なんだ!だからアンタじゃ全く役に立たないって言ってるんだよ!」
「分かったわ、ダーリンが満足するまで私が相手を出来ればいいのよね?」
「あぁ、もしアンタ1人でユウキ君を満足させられるのなら私は身を引いてやるよ」
「・・・分かったわ、ダーリンとの愛を見せ付けてやろうじゃないの!」
間に挟まれたユウキは「どうしてこうなった」と頭を抱えて困惑する。
だがそんなユウキの腹部にアイリスは顔を埋めた。
いきなりユウキの男性器をフェラしだしたのだ。
だがそれは仕方ないだろう、アイリスは両手首が骨折しているのだ。
だから肘で体を支えながら必死にユウキの男性器を口で愛撫する。
「う”ぶ”っん”ん”っん”ぶっ・・・」
苦しそうにしながらも幸せそうな表情のアイリス。
目元の火傷跡が見上げる目と合って露になる。
チュパッと口が男性器から離されユウキの腰に腕が回りアイリスの顔が近付いてくる。
「ダーリンは私のこの顔見ても一切嫌悪感を見せないで居てくれる・・・だから好き!」
「んっ」
そのまま唇を奪われた。
チラリと視線を泳がすとシズは足と腕を組んで座ってこちらを見ていた。
少々不機嫌そうになっているが、彼女の為に頑張らないと・・・
「ダーリン、前からがいい?後ろからがいい?」
話された唇に透明の糸が繋がる。
その口から尋ねられた事に一瞬悩む。
だがユウキは迷わず。
「後ろからで」
「分かった~」
先程までとは打って変わって少女の様な返事に違和感を覚えながら、目の前の腰を突き出したアイリスを見る。
その腰に左手を置いてユウキは男性器を挿入した。
「くっ・・・ぅ・・・・・・ッ」
呻くような声が聞こえ、痛みを我慢しているのが直ぐに分かった。
それはそうだろう、昨日処女を散らしたばかりなのだ。
だがこの後、中に出されればあの快楽の濁流が襲い掛かってくると考えたのだろう、僅か3回ほどのピストンをゆっくりと行なうだけで彼女の中はジュクジュクになっていた。
「はッああ”ッ・・・あッすご・・・い・・・ダーリンの昨日よりも形がはっきり伝わって・・くる」
グポッグポッと挿入部から生々しい音が響き、それに合わせてベットが軋む。
「ふあッ・・・あぁ・・・はッ・・・あぁぁ・・・」
ユウキは腰を動かしながら思い出していた。
昨日アイリスとSEXしてから最中の相手の心情が理解できるようになっていた事を・・・
相性とはまた違う、足りなかったパーツがハマッた様な感覚。
今のユウキはアイリスが求めている事が手に取るように分かったのだ。
「手首の痛いのが・・・気持ちいいんだね?」
「はッあっ・・・ぁぁぁ・・・」
喘ぎながら小さく頷くアイリス。
その感覚を理解しながらも、もしも今以上の痛みを与えると彼女が壊れるのが分かる。
だから激しすぎないピストンを繰り返していく・・・
「うああっダメ・・・ッ 膣内のお肉・・・押し潰され・・・て・・・ッ」
徐々に徐々に腰の動きはアイリスの負担にならない様に強くなっていき、彼女の中の奥へ奥へと侵入していく・・・
今のユウキにはアイリスの感じる部分が手に取るように分かる・・・
感じすぎるのを拒絶する為に腰を捻るアイリス、だがそれを逆に利用してその部分に擦り付けるように動く・・
「ん”あっま”ってんお”っ・・・」
アイリスにとってユウキとのSEXは昨日の拘束された状態で行なわれたものでしか無かった。
だから甘く見ていた、そして知らなかったのだ。
ユウキが女性に膣内射精をする度に強くSEXが上手くなっている事を・・・
「もっろ・・・もっろイ”グゥ~!!!」
結果、膣内射精を行なう前にアイリスは達してしまった。
だが・・・
「んああッあ”えあッああ”あッ!も”うイッでる!!イ”ッでるのぉお!!」
ユウキは止まらない、彼女が・・・アイリスがそれを望んでいるからだ。
だが徐々にユウキも限界が近付いてきた・・・
その時になって思い出した。
だがもう止まれなかった・・・
「ふぁ・・・あっ・・・んぁあぁ・・・っ」
腰をガクガクと震わせ上体がベットに沈んでいる状態のアイリス、絶頂の余韻が抜けず膣内がどんどんほぐれていくのを感じていた。
そして、待ちに待ったその時がやってくる・・・
「ぅあっ!ゃ・・・あぁっ・・・」
ビクンビクンッと体を震わせるアイリスの一番奥に挿入された状態でユウキの精液が送り込まれる。
だが求めていたそれはやってこなかった・・・
「はぁ・・・はぁ・・・・・・・えっ?」
自身の体に訪れる筈であった膣内射精時の耐え難い絶頂。
それを期待していただけにアイリスは唖然としていた。
それもその筈、ユウキは先程気付いたのだが・・・
明け方にハナの子宮内へ射精した時にレベルが1に戻っていたのだ。
SEXが気持ちよかった。何度もイッた。だが・・・足りないのだ。
「ふぅ・・・」
息を吐いてゆっくりと引き抜かれる男性器、それに慌ててアイリスは腰を押し付けて抜かせまいとする。
その顔を見ていたシズと目が合った。
「どうだった?アンタじゃ満足させられないからアレは味わえないのさ」
「・・・そ・・・そんな・・・」
シズの言葉に絶望するアイリス・・・
シズは勿論知っている・・・
ユウキのレベルが2以上の時で無ければ膣内射精を行なってもレベリングは発生し無い事を・・・