異世界召喚されたユウキのスキルを知った女性達は今日も彼を愛する 作:昆布 海胆
トントントン・・・
「あっはい、どうぞ」
ベットの上で仰向けに寝転び、窓から見える星空を見上げていたユウキは上体を起こして返事する。
誰が来たのかは分かっていた。
直感なのか、ノックの仕方なのか、ユウキはまだ見えていないドアの向こうの人物がハナである確信を持っていた。
ゆっくりと開かれるドアの隙間から覗き込むようにしているハナの顔が見え、ドキッと胸が高鳴る。
もしかしたら既に寝ているのを視野に入れてそういう行動を取っているのか?とユウキの中でハナの評価は鰻上りである。
恋は盲目とは良くいったモノである、先ほど自分で返事を返したことすらも忘れているのだ。
「や、やぁハナさんコンバンワ・・・」
自然に振舞おうと挨拶をするのだが、途中からハナの姿に見惚れて片言になってしまった。
そんなユウキに優しい微笑を向け、会釈をしてハナは一歩部屋へ入ってくる。
「こんばんわユウキ様、お疲れのところすみません」
「いえいえ、えっと・・・」
そこまで会話をしてユウキはハナの横に立つ人影に気付いた。
金髪のセミロングの髪が着ているローブの色と近く、薄暗い中ではその境目が分かり辛くなっており、まるでローブに溶け込んでいるように見えた。
ハナに続いて部屋に入ってきたその女性の顔を見てそれに気付いた。
「耳が長い・・・」
「初めましてユウキ様、私はこの城の王宮魔道士をしているローザと言う者です。ご覧の通りエルフです」
「エルフ・・・」
ユウキも元の世界でエルフと言う存在はファンタジー小説やアニメやゲームで聞いた事があった。
だがモノによっては精霊だったり、耳長族と人間のハーフだったり、世界樹の守り人であったり、と多種多様であった為これだと確信が持てなかった。
唯一間違ってないのは、この世界のエルフは耳が長いと言う事であった。
「突然の来訪申し訳ないです。実は私アリア姫からの指示でユウキ様の勇者の素質を見つける任に着かせて貰っております」
「勇者の素質を見つける任?」
「はい、アリア姫から簡単に説明があったと思いますが、ユウキ様の真の素質を見つけそこを伸ばす事が魔王バラモヌを倒す唯一の道なのです」
「えっとそれはユニークスキルとはまた違うのですか?」
「はい、ユニークスキルはレベルが5になればステータスで確認が可能になります。ですが勇者の素質はそれでは分かりません、もしかしたら戦闘で誰かに特殊な加護を与えるものなのかもしれません・・・ただ一つだけ分かっているのは、魔王を倒すのに必要な素質と言う事だけなのです」
ローザの話を聞いてそれを調べるのが彼女の仕事だと言う事は分かったのだが・・・
「えっと、それでご挨拶にいらっしゃったと?」
「それもあります」
そう言いきってローザは部屋の隅に移動し、壁に体重を預けたままこちらを見詰める・・・
「あの、それでご用件は・・・」
「私の事は気にしなくても良い、ユウキ様の素質を見抜く為に見学させて頂くだけだけですから」
そう言って前髪を長い耳にかけ、こちらを見詰めるローザ。
見学する・・・何を?えっ?ナニを?!
「さてユウキ様、今夜もどうぞ私に御奉仕させて下さい」
ローザを見詰めている間にいつの間にかベットの横に立っていたハナ、気付けばメイド服を綺麗に折り畳んで下着姿となっていた。
スッとユウキの横に腰掛けるハナは自然な流れでユウキの手の上に自らの手を重ねた。
そして、ユウキと視線が合うとその目を閉じて少し上を向いた。
その仕草は初体験のユウキであったが、ドラマ等で見た事があったので直ぐに意図を理解した。
だが視線を泳がせるとコチラを凝視しているローザの姿。
その前で自分からハナに口付けをするなんて・・・
内心でハナと愛し合いたい気持ちと、恥ずかしくて行動に出れない気持ちが混ざり合ってユウキはパニックに陥っていた。
「んっ!」
そんなユウキに痺れを切らしたのか、ハナの方からユウキの唇に唇を重ねてきた。
片手はユウキの手の上に置かれているが、もう片方の手は自然とユウキの後頭部へ回し込まれ、ユウキが逃げないように押さえられていた。
チロッとユウキの唇をハナの舌が舐め、先程の浅いキスから口を押し付けるような深いキスに移行した。
そのままハナに押し倒され、ユウキはそのハナの腰に腕を回して抱きしめる。
ブラと呼ぶ程のモノでもない布を使って胸を保護しているだけのそれをハナは自らズラし、胸をユウキに密着させてきた。
人肌と人肌が重なるその感触は不思議なモノであった。
「ハナ・・・」
「ユウキ様・・・」
目の前に互いの顔が在るとの状況下で、互いが自然と互いの名を呼び合い、頬を合わせて抱き合う。
その間もハナは器用に自らの股をユウキの足に擦り付けだす。
あぁ、自分は今からこの美女とSEXをするのだとユウキは頭に浮かべ、ハナの横腹に勃起する男性器が触れた。
「もうこんなに・・・」
そう言ってハナはユウキのそれを手で触れる。
密着している状態であるが、互いの体を半分ずつズラす形で互いの秘部が互いの体に微妙に当たる位置取りでハナはユウキのそれを手で愛撫する。
優しく扱き手の平で撫でるように転がし、指先だけで根元から先端へ指を走らせ裏筋を撫で下ろす。
健康な男子であるユウキは勿論1人でオナニーをした事もある、だがこれ程多彩な手捌きで男性器を触った事が無かった。
その刺激はあまりにも過激でユウキは直ぐに射精しそうになる。
「まだ駄目ですよ」
「ひぁっ?!」
ビクビクっとしかけた男性器をハナは手でキュッと握り締めて射精を強制的に止める。
だがそれでも射精しかけた男性器からは少しずつ精液がにじみ出ていた。
ハナはそれを指先でユウキの男性器へ塗り広げ始める。
「出すならここへ・・・ですよ」
そう言って少しだけ出た精液が塗られた男性器がハナのアソコに宛がわれた。
そして、ユウキの上に騎乗位の体勢でハナは尋ねる。
「ユウキ様、中へ入れさせて頂いても宜しいですか?」
ここまでしておいて駄目と言ったら中断するつもりなのだろうか?
だが当然中断をお願いするわけも無く、ユウキはハナへ返事を行動で示した。
先端が割れ目に宛がわれていた状態で腰を突き上げたのだ。
「やっ・・・あんっ・・・」
ニュルンッ、と昨日よりもスムーズにハナの中に挿入されたと同時にユウキに快楽の波が一気に押し寄せてきた。
先程止められた分の精液もあり、突き上げたと同時に射精の感覚の前に精液がハナの中へ放出された。
「はぁぁ・・・お腹の中が膨れるこの感覚・・・気持ち・・・いいです・・・」
光悦の表情を浮かべるハナであるが、ユウキは少し落ち込んでいた。
昨日に続き、ろくにハナに快感を与える前に自分だけ1人で先に射精してしまったのを後悔しているのだ。
だが覆いかぶさるようにハナが口付けをする時にユウキは見てしまった。
視線の端でローザが自分達のSEXを見て自らの胸を揉んでいたのだ。
だが直ぐにハナは射精したばかりの男性器を抜かずに腰を動かしだす。
「うくっ・・・はぁ・・・」
中でビクビクとまだ射精の余韻が残っている男性器を扱き出したハナ、予期せぬ男性器の痙攣に快感を感じたのかまた違った声を漏らす。
そして直ぐにまた口付けを行い、そのまま腰を振り出した。
「んっんんっんんんっ・・・」
ハナの目がユウキの目の前で閉じられたまま瞼が痙攣していた。
だが呼吸が苦しくなったのか、ハナは顔を上げて綺麗な騎乗位に移行した。
「あああっ駄目っ奥にっ奥だめぇっ!」
先程よりも更に深く挿入された男性器をキュンキュンと締め上げるハナの膣。
それは彼女が絶頂に近付いている予感であった。
ハナの両手は仰向けで寝るユウキの胸板に置かれており、ユウキの両手はフリーとなっていた。
童貞ではなくなったとはいえまだ2日目のSEX、それでも直ぐに2回目を射精しないのは今朝一度ハナの口に出しているからであろうか。
だがハナの膣がユウキの男性器を搾り取る様に蠢いてユウキは直ぐに我慢が出来なくなった。
「うぁぁっ出るっ!」
「わっ私もっ!ユウキ様っ一緒・・・一緒にぃっ!!」
ハナと共にユウキも絶頂し、膣内へ射精した。
だがハナのその表情が演技ではなく本当に自分とのSEXで感じてくれたと言うのを理解し、ユウキは射精しているにも関わらず体を起こしてハナに抱き付いた。
「ひぁあっへぇっ?!」
変な声が出てしまうハナであるが、そんなところも可愛く感じたユウキは今現在射精中だと言うのにも関わらず、そのままハナを倒して正常位へ移行しそのまま腰を動かし続ける。
自分がハナを絶頂させたと言う気持ちが昨日よりもユウキの意識を覚醒させていたのだ。
「んんんんっいいいっ!!!いぃいよぉ!!好きなだけ私の中に出してぇえええ!!!」
先程までとは打って変わったハナの言葉にユウキは驚きつつも更に興奮しハナを犯し続ける。
絶頂した快感の波が止まらないユウキによって収まる事無くハナに絶頂を与え続けているのだ。
そして、ユウキもそのまま3度目の射精をハナのハナへ行なった。
「はっはぁ・・・はぁああ・・・素敵・・・」
いつの間にかハナの両足はユウキの腰を固定しており、一番奥でユウキは3度目の射精を中へ注ぎ込んだ。
それと共にユウキの体から力が抜けていき意識が遠くなっていった。
「あらっ?うふふ・・・お疲れ様でしたユウキ様、とっても気持ちよかったですわよ・・・」
その言葉が最後までユウキに届くことは無かった。
ユウキはそのまま夢の世界へ旅立つのであった。
「随分と楽しんでいたようだね」
「はい、御恥ずかしながら絶頂かされてしまいました」
「いいさ、私も十分楽しませてもらったからね」
ハナが最低限の汚れを拭き取って、メイド服を着直した所でローザが話しかけていた。
そして、ローザがユウキに近付く・・・
「ふふふっ寝顔も可愛いものじゃないか」
そう言ってユウキの男性器を舌で綺麗にしだすローザ。
直ぐ横でそれを立ったまま見守るハナ。
これはローザの本日の実験でもあった。
これもユウキの何がどう影響するのかを調べる為のテストだったのである。
「ふむ、性交中も変化は無く、射精した精液を口にしても変化は無いか・・・」
肉体的接触に関する何か変化が無いかを調べる為にローザはこの部屋に来ていたのだ。
寝ているユウキを相手にローザは様々な確認を行なっていく。
性交に関する事はハナが実際に行なって、彼女をリアルタイムで確認しながらその変化を見ていたのだが、結果は一切の変化はなし。
そして、今日ハナがユウキとのSEXで昨日よりも絶頂したのも、ローザが渡して使っていたローポーションと言うアイテムのおかげなのであった。
それの効果は性交する時にローション代わりに使用すれば二人の快感を高める上に、自然治癒力を高める効果がある。
ユウキの髪を舐めたり色々と思いつくことを実験したが特に変化も無く、ローザは一つ溜め息を吐いてからハナと共にユウキの部屋を出る。
勿論ユウキは全裸にシーツを被せられてそのまま寝続けていた。
「後は戦闘関係で何か分かると良いのだが・・・これはゼロにしっかり頼んでおこう、ハナ今日もお疲れ」
「はい、お疲れ様でした」
そう挨拶を交わしローザは自室へ戻っていった。
そして・・・
「はぁ・・・はぁ・・・あんっ・・・ぁぁ・・・」
閉めた自室のドアに背を預けてそのまま座り込み、胸と股に手を当てて擦りだすローザ。
その表情は蕩けており数秒前の真面目な顔は何処にも既に存在していなかった。
「ぁっ・・・んぐっ・・・んはぁ・・・はぁぁ・・・」
1人先程のハナとユウキのSEXを思い出しながら自身を慰めるローザ。
あまり自慰に慣れていないのか、どこかぎこちない動きではあるが、本人はそれでも満足しているようで徐々に気持ちが高まっていく・・・
「はぁ・・・はぁ・・・きもちぃ・・・んっあっ・・・ぁぁぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
軽く絶頂し、ローザは自身の手に付いた愛液を見詰める・・・
年齢200歳にもう直ぐ届きそうになるエルフのローザであるが、実はまだ処女であった。
彼女はずっと処女を守っていた訳ではない、魔法を研究し生きてきた彼女はたまたま男性と肌を重ねる縁が今まで無かっただけなのである。
「はぁ・・・ユウキ様・・・可愛かったな・・・」
ハナと愛し合っているユウキの顔を思い出し、自らの愛液の付いた指を舐めるローザ。
ハナが女の子の日でユウキの相手が出来なくなったら立候補しよう、と内心考えて高ぶった気持ちをもう一度静める為に再び手を自らの股へと動かすのであった。