異世界召喚されたユウキのスキルを知った女性達は今日も彼を愛する 作:昆布 海胆
朝日が窓から差込み、ユウキの顔を照らす。
ゆっくりと開いた目で天井を見つめつつ、ユウキは昨夜の事を思い出していた。
ハナとのSEXで初めてハナが絶頂したのだ。
それが嬉しかったのか、頬が緩み朝から元気になっている下半身に気付き考える・・・
「昨日と同じ様に朝からしてくれるのかな・・・」
独り言を呟き、嫌がらず喜んで自分を愛してくれるハナを想像したら頬が更に緩み、布団をハナだと思って抱きしめるユウキ。
そこに残るハナの残り香を吸いながらユウキは起こしに来るハナを待つ。
トントントン・・・
「はい、どうぞ」
2度目にもなれば慣れたものでユウキは上体を起こしてハナを出迎える。
ハナに会ったら自分からキスをしよう、そう心に決めてベットから立ち上がると同時にドアが開いた。
しかし、そこに立っていたのは・・・
「おはようございますユウキさ・・・」
抱きしめようと立ち上がって両手を広げたユウキは全裸のままフル勃起している・・・
その正面に居たのはハナではなくローザであった。
「朝からお元気なご様子でなにより」
広げた両手をそのまま自らの股間に持っていき、ガチガチな動きでベットに腰掛け直すユウキ。
その目は今にも泣き出しそうなのを見てローザは部屋に足を踏み入れる。
「えっ?」
近付いたローザに驚いて顔を上げたユウキの唇に柔らかい物が触れた。
ローザの唇であった。
座っているユウキに腰を曲げてローザは自らキスをしたのだ。
柔らかい唇が少し触れ合うだけの優しいキス・・・
「ハナには内緒ね」
唇が離れたローザのその言葉にユウキは頷き、ローザが微笑んだ。
昨夜は一切見せなかったその笑顔にユウキの胸がときめく。
そんなユウキの頬をローザの手がなぞる。
「あ、あの・・・ローザさん・・・」
「駄目よ、2人っきりの時はローザ」
「えっ・・・でも・・・」
「これ以上の事をしてもハナには黙ってて欲しいでしょ?」
まるで悪魔の囁きであった。
実のところハナにバレてもなんの問題も無い、だがユウキはそんな事は勿論知らない。
しかし当人同士が惹かれ合っている以上は多少の影響はあるだろう。
それが面白いのかローザは魔性の笑みとも言える表情をしてユウキの前で目を閉じる。
それはそう言うことであろう・・・
昨夜見ていたローザは勿論知っている。
ハナにも出来なかったユウキ自らのキスを求めているのだ。
「んっ・・・」
そのローザにユウキは口づけをした。
ハナを悲しませたくない、だからこれは口封じの対価なのだと自分に言い聞かせていた。
1度キスされたのだから2度目のキスくらい・・・
全てはローザの手の平の上なのだがユウキはそれを自分で選択したと思っている。
そんなキスをしてきたユウキをローザはキスをしたまま抱きしめた。
それと同時にノックが響く・・・
「んんっ?!」
「おはようございますユウキ様、ハナでございます。朝食の用意が出来ましたのお呼びに参りました」
ハナが来た!
全裸の自分がローザと朝から熱いキスをしているところなんて見られたら嫌われてしまう!
そう考えたユウキは慌ててローザから離れようとするのだが・・・
(なんだこの力?!)
ユウキが押しのけようとしてもローザはビクともしないのだ。
必死な抵抗もむなしくドアが開けられ、ハナが部屋に入ってきた。
「失礼します。まだお休みですかユウキさ・・・」
そのハナがユウキとローザのキスを目撃して言葉を詰まらせた。
そして、ハナが目撃したと判断してローザはユウキから唇を離す。
「おはようハナ、悪いわね朝から検査させて貰っているわ」
「おはようございますローザ様」
一瞬だがハナの表情が悲しそうになるのを確認したローザ、笑いそうになるのを堪えて説明をする。
「一応この世界のポーションはユウキ様に変な影響を与えてないみたいだから安心していいわよ」
その言葉にローザが行なっていたのは昨夜自分が使ったポーションの調査なのだと理解したハナ、少し固まった後ホッとした表情を浮かべる。
本人もそんな自分に驚きながらも誤魔化すように部屋に入り、ユウキの前を譲ったローザに代わり移動する。
「今朝も御奉仕させてもらって宜しいでしょうか?」
「えっと・・・」
チラリとユウキはローザの方を見る。
ハナが自らユウキのアレを口で愛してくれるのは凄く嬉しいのだが、昨夜に続きローザの目の前でなのだ。
だが先程のローザのせいで完全に勃起しているので我慢も出来ず・・・
「お、お願いします・・・」
「はい、喜んで」
そう言って微笑むハナの顔に罪悪感と高揚感が入り混じったユウキは、自分のアソコに手を伸ばす為に前屈みになったハナに自らキスをした。
一瞬驚いて目を開いたハナであったが、直ぐに目を閉じてユウキを受け入れる。
その間に手はユウキのアソコを優しく愛撫し始めていた。
「んっ・・・んはぁ・・・んっ・・・」
ユウキからのキスと言うことでハナも嬉しくなり舌が互いの舌を撫で合う。
先程ローザにはしなかった事をやる事でハナが一番だと自分に言い聞かせているのもあるだろう。
そうしている間もハナの手はユウキの男性器を愛撫していた。
「んはぁ・・・」
「ふふっ・・・ありがとうございますユウキ様・・・」
そう言ってユウキからのキスのお礼を述べてそのまま顔をユウキの下腹部に埋めた。
暖かい口の中にユウキの男性器は包み込まれ、舌で舐めながら吸い上げられる快感にユウキは前屈みになりハナの頭を押さえる。
「うぁぁ・・・もう出る!」
先程までのローザとのキスに続き、ハナとのディープキスですっかり出来上がっていたユウキはそのままハナの口の中へ射精した。
ハナも食事の時間があるので少し急ぎ気味にユウキを愛撫していた。
そのため射精をコクコクと飲みながら尿道に残っている物も全て吸い出していた。
「ふふふ・・・今日も沢山ありがとうございました」
「うん、こっちこそありがと」
そう言ってユウキはハナにもう一度キスをする。
ハナはそれを口を開かずに唇だけで受けた。
すっかり2人の世界に入っていたのだがローザは勿論すぐ横でそれを直視していた。
「ほら、ハナそろそろ時間」
「あっそうですね、ユウキ様どうぞ」
そう言っていつの間にか用意していた着替えをハナがユウキに着せていく。
と言っても下着に簡単なシャツとズボンだけなので着替えは直ぐに済み、ハナが前を歩きその後ろをユウキとローザは歩いて付いていく・・・
朝食は今日から昼も食べると言う事だからなのか昨日よりも軽めでサッと食べられた。
食事中、アリア姫がローザの様子を見て少し笑っていたが、それが何を意味しているのか分からずユウキは首を傾げる。
夢にも思うまい、ローザがユウキに対してエルフ特有の求愛行動である顔を見詰めながら耳をピクピク痙攣させているなんて・・・
「それでは今日はユウキ様のレベル上げがありますからローザともう1人・・・シズ、貴方立会いなさい」
「畏まりましたアリア姫様」
そう言われ前に出たのは緑のショートヘアのメイドさんであった。
アリア姫の言ったレベル上げの立会いと言う意味が分からないままユウキは昨日と同じ部屋に行き、騎士団団長のゼロの講義が始まった・・・
「それでは今日はユウキ様のレベルを上げたいと思いますが幾つか学んで頂きたいと思います」
「はい、宜しくお願いします」
ユウキの正面にはゼロ、後ろにハナ、左にローザで右にシズが立っている不思議な配置であった。
そして、ユウキの前に一つの箱が置かれる。
ゼロがそれを開くとそこには紫色の芋虫みたいな生き物が1匹居た。
「まずは昨日説明した通り、レベルを上げるには自分と同レベル以上の生き物を殺さないと駄目と言うのは覚えてますね?」
「はい」
「そのレベル上げにこの世界の誰もが使うのがこの『バイオキャタピラー』なのです。これは昔の勇者が考案した方法なのですが・・・」
ゼロの説明が長かったので簡単に説明すると、この芋虫は過去の勇者の生み出した生き物である。
この芋虫は餌を与えると勝手に増える、その上とある薬を投与すれば仲間を殺して喰らう。
そうして現在の自分のレベルと同じレベルになった時にこの芋虫を殺せば自分もレベルが簡単に上げられると言う事なのである。
「昨日話していた殆どの人間がレベル5と言うのはこれを使っているからなのですね?」
「その通りです。そして、レベル5になるとユニークスキルを自覚できるようになる。このバイオキャタピラーをレベル5にしてしまうとその力で人間を攻撃する事があります。その為こいつのレベルは4までに押さえるようにしているのです」
そう言ってユウキに手渡されたのは短剣であった。
これをつかってこの芋虫を殺せと言う事なのだろう。
それを振り上げようとした時にその手がハナに止められた。
「最後にもう一つ話しておかないと駄目な事があります。ユウキ様は七つの大罪ってご存知ですか?」
「七つの大罪?あの・・・憤怒とか嫉妬とかってやつですか?」
「はい、七つの死に至る罪と言う意味もありますがそれです。暴食・色欲・強欲・憤怒・怠惰・傲慢・嫉妬の7つです」
「それが何か?」
「実はレベルが上がるとその者の秘めたる属性がこの7つのどれかだと分かるのです。そして、レベルアップと共にその感情があふれ出ます」
「感情があふれ出る・・・」
そう言ってシズがここに来ている理由を理解したユウキ。
レベルアップと共に高揚感で感情が暴走すると言うのならば、例えば憤怒で暴れだしたりするのを押さえる為の人員なのだ。
「これは誰にでもある事なのでそう理解して落ち着くまで自制しなければなりません、外で魔物と戦ってる最中にレベルが上がってその者が怠惰の属性だったら、それ以上戦う気が起きなくなったりするからなのです」
「なるほど・・・存在を一つ上げると言うのはそれくらい大変な事だと言う事ですね」
「はい、それでも4にもなれば慣れると思いますので辛いのは最初だけですよ。そして、ここにいるローザ様は『鑑定』のスキル持ちなのでレベルアップと属性が確認できると言う事なのです」
非常に良く出来たシステムであった。
城から出た事の無いユウキは知らなかったが、城下町の方ではこのレベリングは子供の成長と共に行なわれるのが何百年も続いているのである。
その為、色々と安全性も考慮され、この陣形が守られるようになったのであった。
「さて、それではどうぞユウキ様。人によって差はありますが今日はレベル2になるまで続けましょう。多分5匹殺せばほぼ確実にレベル2になるでしょう」
「分かりました。では・・・いきます!」
そう言ってユウキは振り上げた短剣をバイオキャタピラーに振り下ろした!
眠っていたのか短剣に体を串刺しにされたそいつは身悶えしながらやがて息絶えた。
するとバイオキャタピラーは光の胞子を上げながら消滅していく・・・
それと共に一つの光の塊がユウキの胸に飛び込んできた。
「これが存在の力・・・」
「どうですかローザ様」
「駄目、まだレベル1だわ」
ローザが鑑定で確認したのであろう、箱が回収されて新しいバイオミートが置かれてユウキに声が掛かる・・・
「それではレベル2になるまで続けましょう」
そして、2匹目・・・3匹目と殺し終わり4匹目を殺した時であった。
飛んできた光の塊がユウキの胸に飛び込んでくるのと同時にユウキはゾクゾクっと寒気を感じ取った。
それと同時にローザが口に出す・・・
「成功よ、ユウキ様はレベル2になったわ。そして属性は・・・色欲?!」
「それってヤバイのですか?」
「えぇ、ユウキ様。我慢できなくなったらいつでも私がお相手いたしますからね」
そう言ってハナが後ろからユウキを抱きしめる。
座っているユウキに抱きつく物だから胸がユウキの頭に乗っていた。
「ってユウキ様?色欲なのに平気なのですか?」
「あっはい・・・別に問題らしき物は無いですね・・・」
「そうなの?おかしいわね・・・」
その時、この場に居る誰も気付かなかった。
ハナはユウキの事が大好きで気にしていない、ローザはユウキが気になり昨夜も自らを慰めているくらいユウキに興味がある・・・
そう、シズだけが先程まで一切無かった筈の欲情をユウキに対して持っている事を・・・
シズのメイド服の中で乳首は立ち、子宮がキュンキュンと何かを求めていた。
(えっ?なに・・・これ・・・)
トロリと下着が愛液で濡れる感覚に驚きながらも平常心を持ち続けていたシズ、だがいつの間にか自覚の無いままユウキをトロンとした目で見つめていた・・・
「まぁ何にしても無事にレベルアップは完了だな、問題が無いならそれはそれで良い。それじゃユウキ様。早速ステータスを確認して下さい」
「分かりました」
ユウキは左手親指を握り締めて『ステータスオープン』と念じた。
表示されたウィンドウを見たユウキにゼロが尋ねる。
「ユウキ様、レベルが2になってAPが加算されている筈ですが・・・何ポイントですか?」
「えっと・・・」
ユウキは答えるのに躊躇した・・・
それはそうだろう、ユウキの目に映っていたステータスが・・・
レベル 2
AP 1
付与
レベルが1上がってAPが1しか入っていないのだから・・・