異世界召喚されたユウキのスキルを知った女性達は今日も彼を愛する 作:昆布 海胆
「APは1ですね・・・」
「えっ?・・・一応確認ですが、ユウキ様の付与の中にある数値は?」
「えっとですね・・・」
ユウキは表示されている『付与』を選ぶと項目がズラリと並ぶ。
『最大HPアップ 30』と言うのを初めとして物凄い数の項目が並ぶ・・・
「見えてる中で一番少ないのは『スキル早歩き 15』ですね」
「は、早歩き・・・しかも15・・・」
ゼロが絶句していた。
それもそうだろう、レベルが上がると得られるAPは必ず同じである。
それはつまりユウキはレベルが15になってようやく一番安いスキル早歩きが取得できると言うことなのである。
レベル15と言えば中級冒険者の中でもエリートと呼ばれる者が到達できるレベルであるのだ。
そもそも自分と同レベルかそれ以上のレベルの生き物を殺さなければレベルが上がらない、というのがハードル高すぎるのである。
野生の獣と人間は銃を持って初めて対等である、この言葉が示す通り爪も牙も発達していない人間は道具を使わなければ獣に勝てないのである。
「それはそうとユウキさん?体調の方は大丈夫ですか~?」
後ろから抱きついたままのハナが甘えた声を上げながら尋ねてくる。
「ゼロ、そろそろお昼休憩にしてはどうかしら?」
「そ、そうですねローザ様。それでは一度休憩と言うことで」
そう言い残してゼロはフラフラと部屋を後にした。
項目が非常に多いと聞いていた事からユウキの特性はレベルアップ時に得られるAPが非常に多く、多種多様なスキルを取得する事でその真価を発揮するタイプだと予想していた、だがフタを開けてみれば完全に外れたから仕方ないだろう。
項目が非常に多いとしても取得する事が出来ないのであれば全く意味が無い。
「いや、待てよ。もしかしたらレベルアップ時に身体能力が異常な程上昇しているとか?しまったな、レベル1の段階での身体能力をテストしておくべきだったか・・・」
ゼロは移動しながら思考を巡らせていた。
騎士団団長と言う立場は決して強さだけで辿り着けるものではない。
戦略や知略に長け、柔軟な思考と統率力、それ以外にも様々な事に置いてエリートであるからこその立場なのだ。
アリア姫から絶対の信頼を得ているゼロは直ぐに気持ちを切り替え、別方向からのアプローチも視野に入れながら午後の内容を思考する・・・
「それではシズ、貴方はユウキさんの昼食の準備を宜しくね」
「畏まりましたローザ様」
ローザに対して深く頭を下げてシズが部屋を出て行く。
そして、部屋の中にハナとローザとユウキだけが残された状態になった時に突然ローザが動いた。
「んっ・・・」
ハナに後ろから抱きしめられているユウキに正面から抱き付き唇を奪ったのだ。
驚きに包まれながらも後ろから抱きしめているハナの手の力が少し強まったのを感じ、ユウキはローザの肩に手をやって離そうとする。
だが先程と同じようにユウキがどれだけ力を入れてもローザの唇はユウキから離れなかった。
「んはぁっいきなり何するんですか?!」
「うふふ・・・ユウキさん、昼食の準備が出来るまで少し時間がありますからね・・・」
そう言ってローザはユウキの下腹部に手を近づける。
それを見て慌てて止めようとするユウキの両頬をハナの手が包んで上を向かせた。
そして、そのまま上から覆いかぶさるようにハナがキスをしてきた。
「っ?!」
「んちゅっんはぁ・・・れろっ・・・」
座っているユウキに後ろから抱き付き、上から覆いかぶさる形でのキスは驚くほど甘美であった。
人の舌は基本的に表面に味覚を感じる神経が集中している。
だが他人とキスをする時は通常舌と舌は互いの同じ場所を舐め合う事は先端以外できない。
しかし、この上下が逆になった位置からのキスであれば敏感な舌の表面同士が接触する事が可能になるのだ。
「んっぁっ・・・」
ハナの口から唾液が移されるのと共に甘い吐息が小さい声と共に漏れる。
それと共にユウキの男性器が暖かい何かに包み込まれた。
「んんっ?!」
顔は上を向いてハナとキスをしているので見る事が出来ないが、その感覚には覚えがあった。
手でそれを探ると予想したとおりそこにはローザの頭があった。
「こんな事するの初めてですので、おかしかったら教えてくださいね」
一度口を離して言葉を発したのだろう、暖かい何かに包まれていた男性器がひんやりとした。
そして、再び暖かいものに包み込まれる。
半勃起の状態だった男性器が直ぐに反り返り、ローザの口の中で大きくなる。
それに驚いたのかローザの口が一度止まった。
「ぷぁっ・・・」
それと同時くらいにハナのキスから開放された。
ずっと上を向かされていたので首が少しだるくなったが、それよりも呼吸が止まっていたので少し咽ながら呼吸を整える。
「ローザ様、ユウキさんの美味しいですか?」
「んくっ・・・んん・・・ふぁ・・・いつもハナはこんな大きいの味わってるのね」
「えぇ、そうですわよ」
そう言ってユウキの目の前でローザとハナが口付けをした。
それを目の当たりにしてユウキはやっと気が付いた。
この異常な状況が異常なのだと今頃気付いたのだ。
ハナの前では決してローザはユウキに性的興奮を覚える行動を取らなかった、にも関わらず今のローザは違った。
それもハナに対して自ら口付けをした。しかもそれをハナはなんの抵抗も無く受け入れているのだ。
「ふ、二人共・・・一体どうしたの?」
「うふふ・・・ユウキ様、どうかなさいました?」
「ハナ、今回は私に譲って下さいね」
「えぇ、今回だけですよ」
そう言ってローザは再び慣れないフェラチオを開始する。
今度は口の中に含む程度の深さで咥え、吸いながら手で根元から扱き始める。
後ろからユウキを抱きしめていたハナはいつの間にか胸元を開けており、ユウキの頭部にハナの生乳が触れていた。
少しハナが横に移動したのでそちらに顔を向けると口元にハナの乳首が差し出される。
無理な角度から舌を伸ばしてその乳首に舌先が触れると突然ハナが声を上げた。
「あっんはぁっ・・・んんっ・・・」
その先端は勃っており、舌先でそれを引き寄せようとするがそれほど大きくないハナの胸では乳首を咥える事が出来ず、舌から乳首が逃れる。
「あぁぁんっ!!!」
その舌から乳首が弾けたのが快感だったのか、ハナの口から甘い喘ぎ声が漏れる。
そうこうしている間にユウキも限界が近付いていた。
「ひひんでふよ、ふぉのままだひてふだふぁい」
ローザがユウキの男性器を口に入れたまましゃべり、その刺激が最後の一押しとなりユウキはローザの口内へ射精を行なった。
「んっんぐっ!・・・んっんっ・・・」
ローザの口の中に精液を放出した。それをローザは無理せずに口の中に溜めてゆっくりと飲んでいく・・・
幸いだったのは今朝一度ハナの口の中に出していることだろう。
そのせいもあり、それほど濃くなっていなかったからローザは初めてのフェラチオでそのまま精飲を行う事が出来たのだ。
「ほら、ローザ様。終わったら綺麗にしてあげて下さい」
「んっんんっ・・・」
コクンっと飲み込んだ音が聞こえたような気がするそのローザの仕草、それにユウキはドキッと胸を高鳴らせる。
ローザの手は今も収まらないユウキの男性器を握ったままであるが、それ以上動かす事も無く安心していた。
男性は射精後にいきなり刺激をされると刺激が強すぎて痛みを発する場合もあるのだ。
「これが精液の味・・・ちょっと癖になりそうですね。それでは再度失礼します」
そう言ってローザは後始末とばかりに舌を使ってユウキの男性器を綺麗に舐め取っていく・・・
その光景を頬の横にあるハナの胸を揉みながら2人して見詰める。
それが終わりローザが立ち上がったのと同時であった。
ハッと2人が我に返った様に驚き見詰め合う。
「あ、あれ?なんで私こんな所で・・・」
「えっ?あれっ?なんで私・・・ユウキさんのを口で???」
2人して疑問を感じながらハナは胸を隠し、ローザは部屋に置かれた水を手に取り飲んでいく・・・
我に返ったのか二人は不思議そうな表情で互いを見詰め合い首を傾げる。
だがそんな2人を無視するように声が響く。
「ユウキ様、お食事の準備が出来ましたよ~」
そのシズの声に反応し、ユウキは慌てて勃起したまま丸出しになっていた男性器をズボンの中へしまう。
少しローザの顔が赤くなっていたが、ここで何か言うのは野暮だと考えユウキは立ち上がってローザに優しいキスをする。
それはユウキが決めているルール、フェラをして貰った相手にはその後キスを返す。
それを見てハナが少し羨ましそうな顔をしていたが、今回はローザがしてくれたのでローザに返したのだ。
「それじゃお昼ご飯出来たみたいなので行ってきます」
そう言って部屋を出て行くユウキを2人は見送った。
本来ならハナはユウキに付き添わないと駄目なのだが、今は動けなくなっていたのだ。
その理由が股から大洪水の様に溢れ出た愛液で、既に下着はビチャビチャになっていたからである。
「わ、私は少し着替えてきますね」
そう言ってハナはユウキに続き部屋を出て反対方向へ進んでいく・・・
最後に部屋に残されたローザは自らの口に指を当てて呟いた。
「なんで・・・私とハナが色欲に落ちているのかしら?」
先程の行為自体に最初に考えたのがそれなのだから仕方ないだろう。
既にローザも下着はドロドロと言う言葉が似合うとおりビチャビチャになっており、まともに歩ける状況ではなかった。
それでもユウキの特性を暴く為に思考を巡らせ続ける。
結局それはユウキが昼食から戻るまで続き、ユウキの顔を見て再びアソコから愛液が溢れ出る事実にその時やっと気付くのであった。