※この作品はR-18です。

課金したらヴィーナが急に現れてワダツミを愛で満たせって言ってきたパイ   作:ものスラ。

12 / 14
原点回帰回。入華ちゃんは信仰(祈り)


入華ちゃんデート前(入華 みちる パイズリ)

 

 

 はい更衣室の扉バーン!!

 

 \バァァーーーーン!!/

 

「ひゃあっ!?」

「おはよう入華ちゃん! パイだよ!!」

 

 今日も陽気なワダツミ曜日。

 パイはとっても元気です。

 

「おっぱいチェックの時間だよ! ほら入華ちゃんおっぱい出して早く早く!」

 

 おめめをまん丸にして驚いているのは咲宮入華(さきみやいるか)ちゃん!

 イルカの髪留めと緑のシュシュがトレードマークのKIRISHIMA期待の新人パイ!

 もうみんなドルフィンウェーブをプレイしてるから御存知パイよね!!

 インストールしてプレイしてジャブジャブ課金もしてるから御存知パイよねぇ!?

 まだしてないんですか!? おバカさん! 早くするんですよォォーーーーッッ!!

 さっさと全員好感度をLv20まで上げておさわりボイスを軟化させるのが義務でしょッ!

 これパイもまだ途中だけどね!!! 課金もジャブジャブほどじゃないけどね!!!

 

 入華ちゃんの格好は毎度おなじみの試合用ユニフォーム! 要するに赤ビキニ!!

 もうこれだけでエロい! バカなのKIRISHIMA! 競技のイメージどうするつもりなの!?

 本当にもうありがとうございます!!

 

「おはようございますコーチ! あの、えっと、はい! ぬ、脱ぎますっ」

 

 腰に手を当ててふんぞり返ると、入華ちゃんがいそいそとビキニの上を脱ぐ。

 

 

 ぷ る ん ♡

 

 

 おっほ♡♡♡ デカパイまろび出やがった♡♡♡ ドスケベかよ♡♡♡

 ふーーーーっ。今日もワダツミは最高だぜ……っ!!

 

 入華ちゃんはおっぱいを丸出しにしてピンと気を付けの姿勢。

 まったく躾が行き届いていて感心しちゃうね。

 滾ったオスの前でおっぱい出してよぉ♡♡♡ 誘ってんのか♡♡♡

 

 ちなみに入華ちゃんが従順なのは『身体検査』の催眠のおかげパイ。

 コーチ権限でね。ドルフィンのね。健康状態とかね。チェックする名目でね。

 ちょっぴりエッチなコメディ展開を楽しむことが出来る素晴らしい状態パイ。

 

 入華ちゃんが、あくまでドルフィンとしてコーチに接してるのがポイントパイね。

 アスリートとして、大真面目で、真摯な気持ちで、おっぱいを晒してるのが最高パイ。

 でもおっぱい出すのは恥ずかしくて、顔を赤くしてカチコチになってるのが可愛いパイ。

 

「うむ! それではおっぱいチェックを始めるパイ!」

 

 パイはさささ、ささささとカサカサ移動して入華ちゃんの背後に陣取る。

 おっぱいを触りたいのをぐっと我慢して、まずは肩を揉んでみる。

 

「入華ちゃん、固いパイよ。ほらリラックスリラックス」

 

 肩をさわさわ。もみもみ。くにくに。リラックス、リラ~ックス。

 パイの手よりも入華ちゃんの肩は冷かったので、温めるようにほぐしていく。

 おっぱいを直接弄るのも勿論楽しいパイが、こういう接触も悪くないパイね。

 由緒正しいセクハラみたいで。きっと世界中のオフィスで中年上司がしてるパイ。

 

 パイが昭和のイメージに想いを馳せていると、入華ちゃんの肩が温まってくる。

 息を吐いてリラックスしていくのを確認すると、パイはにんまりと笑った。むふふ。

 

 おっぱい♡♡♡ おっぱい♡♡♡ いるかちゃんのおっぱい♡♡♡

 

 むふふ♡ むふふ♡♡ さわっちゃうぞ♡♡♡

 まだバージンの明るく元気な美少女JKアスリートのぷるんぷるんな87センチバスト♡

 クラスの男子の100割が勘違いしてそうなくらい距離感バグッた無自覚系の女子のッ!

 おっぱいをさわるのはッ! このパイだッッッッッッ!!!!!

 

 たぷっ♡♡♡ もんにゅり♡♡♡♡♡

 

「んっ♡ ……はずかしいです、コーチ……」

 

 ふるふると、ちょっと甘い声でお返事するおっぱい。

 デカパイちゃんはとってもぷるん。ぷるんる。ぷるりら。

 ぷるぷるっpるっぱよぱよぷるるるるん。

 

 もみ♡もみ♡たぷ♡たぷ♡むにゅう♡♡ぱっ♡ぷるんっ♡ぐにぃっ♡♡

 たぽっ♡たぽっ♡たぽっ♡たぽっ♡もにゅもにゅ♡♡しゅっしゅっ♡♡♡

 ぐにゅうぅ♡♡♡ふにふにっ♡ふにふにっ♡たぷ♡たぷ♡たぷ♡

 

 はー……最高。満たされる。落ち着くぅ……(昇天)

 あまりの気持ち良さにちょっと言語中枢がピンクのお花畑になっちゃってたパイ。

 この脳内麻薬分泌具合は法規制されかねないほどのゲートウェイドラッグおっぱいパイね。

 

 ただいまデカパイ。パイは入華ちゃんのおっぱいに帰ってくるために産まれたんだね。

 ここがパイの帰るべき場所。全ての原点。つまりは聖地。

 入華ちゃんがいたから、パイはドルフィンウェーブに興味をもったパイ。

 入華ちゃんがいたから、パイはドルフィンウェーブに性的にも興味をもったパイ。

 入華ちゃんがいたから、パイはこんなにも性的に満たされた日々を送っているパイね。

 はー可愛い。入華ちゃん可愛い。あったかい。柔らかい。いい匂いすりゅ♡

 頭ぼーっとして何も考えられなくなっちゃうよぉ…♡♡♡

 

「はぁ……入華ちゃんは本当に可愛いパイね。とっても可愛い。最高最高超最高」

 

 巡礼せよ。巡礼せよ。

 聖地入華ちゃんのおっぱいを巡礼せよ。

 

「パイは入華ちゃんのおっぱい大好きパイ。好きで好きでたまらないパイ」

 

 圧を加え円を描くように優しくこねて、全体に感謝を伝えるべし。

 下乳に優しく手を添えて、ボリュウムを誇示するようにたぷたぷ揺らすべし。

 

「ハリも、ツヤも、大きさも、完璧。ドルフィンの誰にも負けてないパイ」

 

 左右から両のパイを支え、中央で比翼連理の如くパイを寄り添わせるべし。

 輪を作るように両乳房に手を添え、筒をしごくが如くパイを伸び伸びさせるべし。

 

「入華ちゃんしゅきぃ…♡ 入華ちゃんしゅきしゅき♡♡ ほんとだいしゅき♡♡♡」

 

 はー。入華ちゃんのおっぱい最高。ほんと最高。超最高。

 語彙を消失するほどおっぱいに耽溺したパイは、やっと精神を取り戻した。

 はて、おっぱいを触ってるあいだ、何かを口走ったような気がするパイ。

 まあ覚えてないということは大したことではないパイ。

 どうせおっぱい最高!おっぱい最高!お前もおっぱい最高と叫びなさい!とかだろう。

 大したことあるかもしれねえパイ。

 

「おや入華ちゃん、なんだかほっぺが赤いパイよ。耳たぶも真っ赤っかパイ」

「うぅ……♡ それは、コーチがぁ……♡♡♡」

 

 なんだかうるうるして肩越しに見つめてくる入華ちゃん。

 ふむふむ。知らないうちにパイのパイ揉みテクニックも向上していた模様。

 フッやれやれ。困ったな。パイがデカパイ揉んだらね。まあざっとこんなモンすわ。

 

「そんな入華ちゃんも可愛いパイ」

 

 耳元で囁いて、おっぱいの先っぽをすりすり♡

 

「あっ♡ やんっ♡♡♡ くすぐっ♡♡ たいです♡♡」

 

 ぷっくり充血してピンピンの乳首がとってもキュート。

 さすってよし、摘まんでよし、ねじってよしの理想的コリコリ乳首。

 いるかちゃんはおっぱいだけでなく乳首までもが最高なのかよぉ…!

 パイ負けちゃう! 入華ちゃんおっぱいにパイ負けちゃうよぉ! ママぁ♡♡♡

 

 おっといかんいかん。ちょっと負けてた。

 ちょっとね。ちょっとだけだから。実質ノーカンみたいなもんだから。

 

「はぷっ……ちゅうちゅう」

「ひゃっ♡♡♡ こ、コーチ? んっ♡♡♡」

 

 ちゅうちゅう♡ ぺろぺろ♡ ちゅうちゅう♡

 

 ほら母乳! 入華ちゃん母乳はどうしたの!? 出して! ママの役目でしょ!

 空いてる乳首をダイヤルみたいに捻ったら出てくるの? クリクリするから出して!

 

「コーチ赤ちゃんみたい…♡ そんなに吸ってもおっぱい出ませんよぅ……♡♡♡」

 

 ママっ♡♡ マンマ♡♡♡

 

 むちゅ♡♡♡ むちゅちゅ♡♡♡ れろれろれろ♡♡♡ ちゅっ♡ ぱっ♡ ちゅっ♡ ぱっ♡

 

 パイは聖地にて神に拝礼し、豊穣なる恵みを求めた。

 どうか。どうか。偉大なる神よ。パイを生かす母なる神よ。

 甘露なるお恵みを。入華ちゃんの母乳ならきっとコンデンスミルクみたいに甘いパイ。

 むほっ♡ 楽しみ♡♡♡ パイはそんな純真なる願いを胸に、入華ちゃんのおっぱいを求めた。

 

 でも……。

 

 むしゃぶりついて吸いつき、舐めまわし、小刻みに吸ってみても……。

 

 母乳は……。

 

 出なかった…………。

 

 入華ちゃんからは……母乳が……。

 

 出なかったんだ…………。

 

 

 パイは悲しみに心が捕らわれてしまう前に入華ちゃんのおっぱいから離れた。

 そうしないと笑顔でお別れできないってわかっていたから。

 おっぱいを吸ってる時に、涙なんて似合わないよね。

 パイ知ってる。

 

 

 パイはスッと立ち上がった。

 唾液で濡れた口元をグイグイと拭い。

 入華ちゃんを見下ろす形で見つめ。

 コクリとうなずく。

 

 こうしておっぱいチェックは、少しの悲しさを秘めたまま終わりを告げた。

 

 静寂の更衣室。

 理性を取り戻したパイに、入華ちゃんがうるんだ瞳で尋ねてくる。

 

「そ、そのぉ……。コーチ。……片方、だけなんですか……?」

 

 もじもじ。

 ちらっ。

 もじもじ。

 

 もじもじした入華ちゃん。ビキニのおまたをもじもじ。

 むっちり太ももをすりすり。性感が花開いた極上の汗の匂いが鼻腔をくすぐる。

 

 えっ…おっ…あっ……!!??

 

 入華ちゃんが性感に目覚めたことに気付かなかったパイは困惑した。

 しかし、うるんだ瞳でおねだりされ、気が付いてなお硬直するなど許されない。

 神の赦しを得たパイは猛然と入華ちゃんのおっぱいに挑みかかった。

 

 あああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!

 ひゃっほおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!

 入華ちゃん大好きいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!

 

 おっぱいチェック再開ぺろーーーーーッッッ!!!

 

 ぺろぺろっ♡♡♡ ちゅぱっ♡ ちゅっ♡ ちゅっ♡ ちゅっ♡ こりこり♡

 ちゅる♡ ちゅちゅちゅ♡♡♡ れろれろれろ♡♡ くりくりくり♡♡♡

 ちゅ~♡♡♡ じゅるる♡♡♡ じゅちゅちゅ♡♡♡ ちゅっ♡ ぱっ♡ ちゅっ♡

 

 お預けさせていた分を取り戻すように、舐め、吸い、転がし。

 唾液で濡れた両乳房を、両手で外から内へと円を描くように揉みほぐす。

 おっぱいをひっぱるように手前に揉みしごき、先っぽをつまんで引っ張る。

 くりくりと乳首をこねられながら引っ張られ、入華ちゃんの身体が大きく跳ねた。

 

「……っ♡♡♡ ひゃあああっ♡♡♡ はーっ♡ はーっ♡」

 

 愛撫を受けただけなのに、入華ちゃんの身体はじっとり汗ばんで息も絶え絶え。

 その気になれば無限におっぱいをさわれるパイは、それでもいったん手を離した。

 

 努めて呼吸を落ち着け、心の中の信仰に向き合う。

 入華ちゃん。ああ入華ちゃん。入華ちゃん。

 パイは今、信仰の極みに辿り着いていた。

 それは愛。入華ちゃんへの愛が、無限に心から湧いて来る。

 パイを求めよ。性の道を辿り、おぎゃバブの頂に至り、愛への階段を上れ。

 

 パイは改めて入華ちゃんに正対し、華奢な肢体をぎゅーっと抱きしめた。

 胸板に押しつぶされるおっぱいと、コリコリの乳首の感触が気持ちいい。

 だけどパイはそれよりも、尽きせぬ愛情を伝えるために抱く力を強くする。

 

 入華ちゃんすき。ちょーすき。だいだいだいすき。

 

 そんな気持ちを精一杯篭めて抱擁する。

 言葉は無粋。ただ心これあるのみ、とばかりに。

 ちょっぴり入華ちゃんが仰け反っちゃうくらいに強く、強く。

 

 入華ちゃん可愛い。入華ちゃん最高。入華ちゃんマジ女神。

 タイトルの顔からしか得られない栄養素が五臓六腑に染み渡る。

 

 パイがそんな非言語ラブコミュニケーションを頑張ってると、背中に手の感触。

 入華ちゃんがパイの背中に手を回して、抱きしめ返してきた。

 しっとりと包みこむように触れて、離さないように強く。

 

 そのまましばらく抱擁を続けたパイは、気持ちの落ち着きと共に力を緩める。

 ほんの少しできた隙間。入華ちゃんを見下ろすと、小さく笑って見返してくる。

 

「今日のコーチ、なんだかヘンです」

「自分でもちょっとそう思うパイ。なんだかこう、抑えきれないパイ」

 

 抑えきれない感を出してもぞもぞ肩を揺らしてみると、またクスクス。

 二人の間には僅かな隙間しかないから、おっぱいはまだ半分くらいむぎゅっとしてる。

 抱きしめてないから適度な圧に調整されているおっぱいの柔らかな感触がたまらない。

 本来股間がむらむらとする気持ちは、なぜか今はドキドキになって胸を熱くする。

 パイのほっぺもお耳もじんわり熱を帯びていって真っ赤っか。

 

 入華ちゃんのほほを撫でて、下唇を縁取るように親指でくすぐる。

 自然と可愛いお顔が上を向いて、時間が止まったように見つめ合う。

 赤い頬、うるんだ瞳。唇は鮮やかに色づいて薔薇の花びらのよう。

 

 ほんの少し。

 

 ほんの少し。

 

 唇の距離が1mmくらい近づいた時に、ハッとしてお互いに距離を取る。

 

 やべーパイ。

 こういうのはイカンパイよ。

 

 入華ちゃんとの初キッスは、ちゃんと段階を踏んでやりたいパイ。

 チーム全体催眠の流れで初キッスを奪うのはちょっと可哀想パイ。

 いまはコーチとドルフィンというお互い立場あっての状態パイ。

 そういうの抜きの状態でしたいパイ。

 たとえばそう、休日に二人でおでかけデートした時に、とか。

 そのほうが絶対美味しいリップに仕上がるパイよ。

 

 いかんいかん。

 深呼吸深呼吸。

 

 だいたいなんでこんな流れになったパイか。

 最初は楽しくコーチとしての許されざる許されたセクハラを楽しんでたパイ。

 それがいつしかまるでパイが入華ちゃんにすきすき告白して火をつけたように!

 ぼんやりしてた時に何かあったパイか!?

 ログの開示を要求するパイ!!

 

「……あの、コーチ」

 

 パイがむむむとしていると、入華ちゃんが声をかけてくる。

 片腕でおっぱいをむにゅりと隠して、片手は髪をいじいじ。

 ビキニの下だけを着用した身体の足先は、床をいじいじしている。

 

「お休みの日、また、おでかけしたい、です……」

 

 こんなタイミングで、お休みの日のお誘い。

 入華ちゃんらしくないもじもじした仕草も合わせて、パイどきんこ!

 そしてちょっと直感しちゃう。もしかして、似たようなこと考えてるパイ!?

 

 はーたまらん。入華ちゃんたまらん。ちょおかわゆい。

 パイはねー。男の子だからねー。こういうときはっきりさせときたいパイね。

 それってただの遊びにでかけるいつものやつパイか? それともおデート!?

 そんな風に聞いて確かめたくなっちゃうパイ。

 でもきっとそれは無粋パイね。

 キキキーッと心にブレーキをかけて言葉を飲み込む。

 

 通じ合ってる。わかってる。そんな感じのほうがドキドキ感があるパイね。

 パイこういうハッキリしないの不安になっちゃう心の弱いオタクパイけど!

 頑張ってグッて我慢する! 

 

「うんパイ。行きたい場所はあるパイか」

 

 遊園地がいいなー。でも映画見るのもいいかもね。イルカが出るやつ。

 なんでって? えっ!? マ!? 見ようよドルフィンストーリー!

 

「遊園地がいいです。コーチと初めてお出かけした場所!」

 

 オッケーが出て、思わず両手を合わせてぴょんと跳ねる入華ちゃん。

 おっぱいが ぷ る ん ♡ と揺れて乳首もチラ見え、ありがたい。

 

「あわわっ……アハハ……」

 

 慌てて背中を向けてしゃがみ、おっぱいを隠す入華ちゃん。

 照れ隠しに苦笑する姿もとってもかわいい。

 入華ちゃんの肩甲骨はまるで天使の翼だね。

 

 それはそうとしてパイこほん。

 

「おっぱいチェック終了! 素晴らしいおっぱいでした。花丸です!!」

 

 いちおうプレイ終了の宣言をしないとね。

 

「あ、ありがとうございました~」

 

 入華ちゃんはしゃがんだまま返事をして、ずりずり歩いて水着の上を拾った。

 膝をついて、背中を向けてもぞもぞとユニフォームを着用し、立ち上がる。

 鏡の前にてててと走って行って身体を見て、うんと頷いてから戻ってくる。

 

 入華ちゃんはなにからなにまで可愛いね。

 パイは自分の中の清らかなラブゲージがきゅんきゅん上昇するのを感じる。

 その勢いに任せて、入華ちゃんを抱っこしてぐるぐる回ってみる。

 

「入華ちゃん!」

「わあ!? なんですかコーチ~!」

 

 ぐるぐるして、すとっと着地させる。

 突然のことに目を白黒させていた入華ちゃんに、パイがこくりと頷く。

 

「遊園地、楽しみにしてる」

「はい! ……えっ? それで今のしたんですか? ぐるぐるって」

 

 パイこくり。

 

「嬉しかったから……。パイパイ」

 

 パイのお返事に、入華ちゃんは楽しそうに笑った。パイてれてれ。

 だって仕方ないパイよ。ワダツミガール代表と言って過言じゃない入華ちゃんとのデート!

 しかも暗黙の了解でキッスの予約付きパイよ!!?? そんなんぶち上がるの当然パイ!!

 そりゃあぐるぐるもしちゃうってものパイ!

 だいたい、恋愛が惚れたほうの負けならパイはいつも負けてるパイ。

 ワダツミの女の子はみんなキラキラ。ヴィーナ製のボディじゃなきゃ秒で灰になっちゃう。

 

 パイは神様が作ってくれた階段を上って、星を掴んでいるようなものパイ。

 星に魅せられたのはパイのほう。星を求めたのもパイのほう。

 パイはいつでも負けてるパイ。そしてそれでいいパイね。

 焦がれるほどの思いが星をより強く輝かせる。

 そして焦がれるほどの輝きに触れることができるから。

 

「はい! 遊園地、楽しみましょうね!」

 

 笑いすぎて涙目の入華ちゃんがにこー! パイもにこー!

 パイは手を振って、練習場へ向かう入華ちゃんを見送る。

 

 むふふ。デートの約束しちゃった。

 こういうのもいいパイね。ドキドキでふわふわ。パイパイパイ。

 

 

 思わずニヨニヨしていると、みちるちゃんが部屋に入ってきたパイ。

 すっきりショートと伊達眼鏡が魅力の先輩ドルフィン。今日も見た目はクールだね。

 

「おはようございますコーチ! あれっ? なんで更衣室に」

「『搾精奉仕』発動ッ! めっちゃムラムラしてるからパイズリしてみちるちゃん!!」

「ええええええええええええええ!!!???」

 

 

 

 ふー。

 

 

 めっちゃ出た。

 

 

 

 




こういうボケ(サブタイ詐欺)は最初で最後にします。許して(懇願)
みちるちゃんは便利だなぁ(責任転嫁)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。