※この作品はR-18です。

課金したらヴィーナが急に現れてワダツミを愛で満たせって言ってきたパイ   作:ものスラ。

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チュートリアル後編です。前編より長くなっちゃった。


チュートリアル後編(詩絵、杏里 フェラ、オナニー)

 

 ヒャア! たまんねえ! チュートリアル継続だ!!

 

 パイはちょっと迷った末に練習場に辿り着いたパイ。

 そんなに迷ってないパイよ。ホントパイ。

 

 「あ! コーチやっと来たと~。待っちょったよ!」

 

 練習場に顔を出すと、練習着を着た『彩戸詩絵』ちゃんがいたパイ。

 練習着は試合用ビキニの上にヘソだしジャケットとホットパンツ穿いてるやつパイ。

 ウエットスーツっていうパイか? なんか濡れても平気そうな素材パイね。

 詩絵ちゃんのバストは94cm。ボリュームのあるおっぱいが存在感をアピールしてるパイ。

 露出は低めなのに、見てるとエッチな気分になってくるスケベ衣装パイね。

 いいや衣装は悪くないパイ。KIRISHIMAメンバー最大のデカパイオブデカパイが悪いパイ。張り出しやがってドスケベおっぱいめ! まったく! 僕を誘惑しているのかい!? パイが眼鏡キャラだったら「馬鹿な…! こんなデカパイデータにない! 馬鹿な! この僕の計算がーーー!!!」って眼鏡割れてぶっ飛んでたパイ。それくらい破壊力あるデカパイパイ。おっとりしたお姉さんにこんなおっぱいつけるなんて正気の沙汰じゃないパイ。最高かよ。しかも泣きボクロもあるパイ。これがまたチャーミングでしてね。みなさんにも是非『ドルフィンウェーブ』をプレイして頂きたい所存でございますデカパイ。

 

「ちょっと遅れたパイね。集合! ……杏里ちゃんはいないパイか?」

 

 入華ちゃんが近づいてくるのを見ながら、詩絵ちゃんに尋ねる。

 

「杏ちゃん今日は朝からカジノやと。昨日からてげ張り切ってたとよ」

 

 困り顔で言う詩絵ちゃん。申し訳なさそうなのはパートナーだからパイね。

 杏里ちゃんはエースな腕前なんだけど、負けが続いてスランプ中パイ。

 それはそれとしてクソァ! 今日はチュートリアルだっつってんだろうが!!

 

「整列して待っててね」

 

 パイはそそくさと隅っこにいったパイ。

 そしておもむろに天に向かって指パッチン!!

 パイの脳裏には恒例の虹の懸け橋ヴィーナトークがよみがえる!

 

 

『あのね!! パイはね!! 杏里ちゃんのお悩みを解決できる自信がないパイ! 上手にエッチできる自信がないパイ! だからカジノ依存のほかに『自慰依存』の要素をつけくわえて欲しいパイ! わかりやすい弱点があれば、パイもなんとか上手いことエッチにもっていける可能性がなきにしも非ずだからパイ!! それとねそれとね!!』

 

『ねえヴィーナ聞いてる!? あのね! パイはね! もちろんみんなにきちんと愛を振りまくつもりパイがね!! きちんと手順を踏んで関係性をはぐくむ努力もしていくパイがね!? 時と事情によってはインスタントな解決を望んだりするパイ! 素早く発情! 素早くセックス! そんな超絶お手軽スピーディな展開を望むこともあるパイ!! だからパイは『強制発情』機能が欲しいパイ! パイがカッコよく指を鳴らして「『強制発情』オン!! 対象『○○』!」って言ったら、その女の子がすぐにパイとエッチをしたくてしかたない状態にして欲しいパイ!! その効果はパイが受け入れてエッチするか、拒否って女の子がしょんぼりするまで続いて欲しいパイ! 我慢はできなんだけど、気が狂っちゃうようなヤバいやつじゃないパイよ!! その点控えめにお願いするパイ! ねえヴィーナ聞いてる!? それでね、これ大きな声で言うやつだから、それ聞いても周りの人は理解できない気にしないようにして欲しいパイ! あとちゃんと効果が出たか不安になっちゃうから、発動した時に光るエフェクトとか欲しいパイ!』

 

 

 発情しろオラッ!!

 

「『強制発情』オン!! 対象『陽南杏里』!!」

 

 カッ! と一瞬光って、効果が発動したことを確信する。

 この叫びかっこいいパイね。時価数百億円のゲーム機の中で叫ぶやつみたいパイ。

 実際に行ったら懸賞都市あたりでお腹爆発して死にそうなので行きたくはないパイ。

 

 パイがなぜこの催眠を用意し! 発動したのか!!

 この催眠は! KIRISHIMAの選手に常時発動している『発情許可』と連鎖する!

 パイに対して発情したのなら! 発散のためには許可を取りに来るしかない!!

 行動のつかめないサボリ魔を呼び出す最善の行動を! パイは実行していた!!

 

 とっとと来いアホー。

 

 

 パイは集合場所に戻って支持を出すパイ。

 

「今日は詩絵ちゃんに『特別訓練』をするパイ!! そのあいだ、入華ちゃんはみちるちゃんの到着を待ってドルフィンマシンで練習! ユニフォーム姿だし、パイがいなくても集中してやるパイよ! 想定は強敵に追われた状態での回避と射撃! 次いで強敵を追尾している状態での回避と射撃パイ! ライダーとガンナーの連携が重要パイね! 標的になるマシンがいないとイメージが難しいかもしれないパイが、杏里ちゃんがいない状況では仕方ないパイ! 今日は呼吸を合わせる練習をして、実践は浦見製鉄所の子達が勝負を挑んで来た時にでもするパイ! いいパイね!」

 

「はい! わかりましたコーチ!」

 

 いるかちゃんが元気にお返事するパイ。

 ビキニのおっぱいがぷるん♡したパイ。おちんちんふっくら♡

 いるかちゃん可愛いね。そのうち処女ブチ破ってやるからな♡♡♡

 

 適当にでっち上げた練習メニューだけど、これでいいパイかねえ。

 まあいいでしょ。パイは詩絵ちゃんに意識を向けるパイ。

 

「『特別訓練』はトレーニングルームでやるパイ。機材の準備が必要だから、整備の子達にも手伝って貰いたいパイ。一緒に声を掛けに行くパイ」

「はい。ええとよ、コーチ」

 

 詩絵ちゃんもこっくりと頷く。どんな目に逢うかも知らずになァ! ククク!

 

 パイは詩絵ちゃんと連れ立って整備の子達の所に行く。

 それでもってかくかくしかじかと説明した。

 

「はい! わかりました! コーチ! 詩絵お姉ちゃん!!」

 

 詩絵ちゃん効果でみんなニッコニコで手伝ってくれる。

 「みんなで詩絵お姉ちゃんを手伝うぞ! おー!」とかやってる。

 KIRISHIMAの整備課は若い女の子ばっかりパイ。どうなってるパイ。

 そんなはずはないパイって? おバカ!

 はやく『ドルフィンウェーブ』をインストールして『ドルフィンストーリー』をやるパイ。

 『彩戸詩絵』ちゃんのストーリーパイよ。ハスキーボイスの整備ちゃんがキミを待っている!

 

 まあ立ち絵はないパイがね。今後に期待パイ。

 だからパイも容姿についてはノーコメントしておくパイ。

 

「みんなてげありがとうね~」

「いえ! お役に立てて嬉しいです!」

 

 ハスキーボイスちゃん子犬みたいで可愛いね。

 みんなで機材をうんしょ、うんしょとトレーニングルームに運ぶ。

 

 録画用のビデオ3台と照明器具2台。

 設置まで手伝って貰ってから解散させる。

 片付けの時もお願いします。

 

 うんうん。いい感じパイ。

 鏡面仕立ての壁の前、トレーニングマット一枚を機材がずらりと囲んでる。

 そこだけ撮影スタジオみたいになっていて、おちんちんがふっくらしてくる。

 

 

「さて『特別訓練』をはじめる前に、概要を説明するパイ」

 

 

 それっぽいことを言うタイムスタート!

 

「チームKIRISHIMAはここ数年成績不振に喘いでいるパイ! 現状は経費削減の煽りを受けて企業からの支援も十分ではなく! またカジノに入り浸ってる選手もいて世間からの目も悪くなる可能性もあるパイ!! 低迷したチームというものは、どうしても冷たい目に晒されてしまいもの! 好意的なファンであっても応援に悲壮感が漂ってしまったり! 否定的なファン……アンチとでもいうべき存在が現れ、その中には選手に心無い目線や言葉をかけてくる者がいても不思議ではないパイ!! 観光区であるワダツミは、治安が決していいとは言えないパイからね! そして選手もまた、危機感から優れた結果を手に入れようと入れ込みすぎ、良い集中状態を保てなくなる可能性もあるパイ!!」

 

 まくしたてる言葉に、詩絵ちゃんがうなずく。

 

「そこで必要なのは否定的な視線、心無い視線に耐える訓練! 緊張感の中でも平常心を保つ訓練パイ! そこにさらに、杏里ちゃんが来ないせいでマシンに乗る機会が減ったぶん、足腰を鍛えなければならない詩絵ちゃんの事情を考慮したのが今回の『特別訓練』パイ!! 理解したパイか!?」

 

「はい! コーチ!」

 

 こっちのテンションに合わせてか、キリっとした詩絵ちゃんが元気な返事が返してくる。

 ゲームのストーリーは公式戦まで遠いから、こういう表情はなかなか拝めないパイね。

 

「まずはユニフォームになってスクワットをするパイ! ユニフォームは試合を! 照明は太陽の日差しや会場の照明を! カメラは観客からの目線を想定したものパイ!! 晴れ渡るワダツミの空の下、大観衆の中にいると思うパイ! 録画スタート!!」

 

 録画ボタンぽちー。ぽちー。ぽちー。

 

 せっせとスクワットをはじめる詩絵ちゃん。

 ジャケットとホットパンツを脱いだユニフォーム姿で、おっぱいがゆさっゆさっと揺れる。

 

 おっほ♡ いいパイいいパイ♡ 94cmのドスケベおっぱいめ、主張しやがる♡♡♡

 デカパイわっしょい! デカパイわっしょい!!

 

「まずは慣らしで、インターバルを挟んで10回×3セット! 急がないでじっくりと姿勢ポジション確認! 終わったら待機しているパイ!」

 

 しかし眺めていてもいられない――。

 気づいてしまったのだ――。この訓練の欠陥に――。

 否――。それ以上に問題となる――。その要素に――。

 このままでは画竜点睛を欠く――。そのためのプロ意識から来る行動――。

 

 

 

 トレーニングからいそいそと出て、大きな声を張り上げる。

 

「お願いヴィーナ!! 出てきて!!!」

「呼んだかしら!!」

「うっわ早ッッ!?」

 

 通路に響く大声が消える前に出て来たよ。

 大声出したのが恥ずかしくなるじゃん!

 でも来てくれてありがとう! 助かる!

 うえーん! 聞いておくれよヴィーナえも~ん!

 

「あのねヴィーナ! まずはありがとう。超最高! パイは幸せです!」

「うふふ♡ それはなによりだわ!」

「その上で、パイの贅沢なお願いを聞いて欲しいと思ってお呼びしました!!」

「そうなの? 聞かせてくれるかしら」

 

 詩絵ちゃんを待たせている手前、巻いて巻いて一気に言う必要がある。

 パイ深く息を吸った。

 

「あのね! パイはね! エッチをする道具とか衣装とか欲しいの! ゲームと違ってこっちはガチャないし! かといってエッチなお店に行ったり買ったり宅配したらKIRISHIMAがエッチな組織だって思われちゃうパイ! その上寮の部屋も狭いし置く場所にも困るパイ! そこで諸々を解決する3つの新要素を提案をさせて欲しいパイ! 『達成報酬』システムと! 『アイテム交換』システムと! 『アイテムボックス』機能パイ!! 『達成報酬』は、特定条件を達成すると、『アイテム交換』に使える専用アイテムが手に入るパイ! 名称はゲームアイテムに寄せて『愛のキセキ』とかが良いパイ! そして『愛のキセキ』は、エッチ用のアイテムと交換できるパイ!! 取り急ぎ詩絵ちゃんに目隠しと手錠をつけたいので報酬に入れてくれると嬉しいパイ! あとは適宜相談パイ!! ねえヴィーナ聞いてる!? できそうパイ!? できなかったら目隠しと手錠を1個ずつパイにくれるだけでいいパイ!!!」

 

 ふんふん。

 ヴィーナはうなずくと、パイに目隠しと手錠を手渡してきた。

 パイはしょんぼりした。

 

「渡しておくわね。新要素っていうのは少し時間がかかるから待っていて」

 

 からのヤッター!!

 さっすがヴィーナさん話がわかるッッ!!!

 わーいわーい! 達成報酬機能ゲットパイ!!

 ゲームみたいな要素パイ大好き!!

 

「考えるのお手伝いするパイ! 後でお部屋に呼ぶパイよ!!」

 

 手首を回しながら喜ぶパイにヴィーナはにこにこしている。

 パイきょとん。しているとヴィーナがふんわり抱きしめてくる。

 

 ふおっ♡ やべっ♡ ヴィーナパイやっべ♡♡♡

 

 脳トロ状態になりかけてるパイをむぎゅむぎゅなでなでするヴィーナ。

 

「うふふ。可愛いわ! 素敵だわ! やはり最高の仕上がりね! NeleIdesにはまだ来ないのかしら! 早く来てね! 楽しみにしてるわ!」

 

 とろふわ~! ふわとろ~! らめえ、召されちゃう! おっぱい…♡♡♡

 ヴィーナっぱい……♡♡♡ ボクここに寝泊まりすりゅう~♡♡♡

 

「ふーん。パイは色男になってるパイね? まだ実感薄いパイけど」

 

 うおやっべ! 意識持ってかれるとこだったパイ! 野生のラスボスかよぉ…。

 

「あら、それはもちろんそうよ。あなたがたくさんした『オーダー』を衝突なく実行するには優先順位が必要だったもの。彼女たちの最優先は『オーダー』。その中でも『宣言型』が最優先、次が『常態型』になっているわ。あなたの容姿は優れていても特別な力は持ってないから、意識を向ける優先順位はそれらより落ちるのよ」

 

 ふむふむ。そういえばパイは扉バーンして即エッチ命令出してたパイね。

 催眠を起動しちゃうとそれが最優先になっちゃう。なるほど納得パイ。

 おおむね『命令』『好感度』「容姿」の順パイか。デカパイ理解。

 

「Hな命令もいいけれど……ただ好きな人の手を取って、じっと見つめてごらんなさい。きっと素敵なことがおきるわ♡ 頑張ってねしゅきピ。そうそう、『愛のキセキ』! 良い名前ね! やる気が出ちゃった! これがあの子がいう所のインスピレーションってやつね! 愛だわ!!」

 

 ふんすふんすしながら、ヴィーナがフッとどっかいく。

 いいなあ神出鬼没機能。パイも神出鬼没してえ~。

 

 は~~おっぱいえがった♡♡♡

 

 一瞬愛の使命も全部ふっ飛んじゃったパイ。

 あんなの完全に沼じゃないですかヤダー!

 いやヤダではないパイ。もっとしパイパイ。

 

 思いの他話し込んじゃったパイ。

 さっさと戻るパイ。

 

 

 

 

                       ・

 

 

 

 

 はい扉バーン!

 

「ただいまパイ! お待たせしちゃったパイか?」

「あーコーチー。大丈夫やかい。ゆっくり身体ほぐして待っちょったよ~」

 

 パイの遅刻におっとり笑顔で返してくれる詩絵お姉ちゃん。

 これが整備課ちゃん達やプレーヤーを狂わせるんだよなぁ。

 チュートリアル中に甘やかし沼に誘おうとするんじゃあないよまったく。

 待たせちゃった分巻いていくパイね。

 

「それじゃあ『特別訓練』本番をはじめるパイ! スクワットのポジションを取って!」

「はい! ふふ、なんか楽しみやが。コーチなにすると~?」

 

 それはエッチの承認と見ていいですね?

 

「イメージの補助パイ。この目隠をするパイ。じっとしてるパイ」

 

 ちょっと腰を落とさせて、ヴィーナから渡された目隠しをする。

 おお、なんかシュパッと装着できた。さすがヴィーナえもんの愛の道具。

 

「なんも見えん~」

「機材見えなきゃ想像しやすいでしょ。ここはお外です。試合会場ですパイ」

「まあちっとは想像しやすいっちゃけど~」

「はいそこに追加入りま~す! 両手をまっすぐ上にあげるパイ」

 

 事前にスクワットさせてたから、姿勢もしっかりしてるパイ。

 これならイタズラしてもそうは簡単に崩れないパイね。

 

「こうすると?」

「うん。はい水着脱がしま~す」

 

 詩絵お姉ちゃんのイメージカラー。

 黄色いKIRISHIMAビキニの下縁に、ガシッと手をかける。

 

「ひょわっ!?」

「脱がしまーす。おっ、デカパイやっべ!! 引っかかってるやっべ!!」

 

 パイの興奮もフルスロットルにカチ上げられる。

 やっべ~~!! 94cmデカパイやっべ~~~~!

 

 ぐんにゅ…むにゅううう~~~っ……ぼるんっっ!!!

 

「おほっ♡♡♡」

 

 パイの目ん玉がおっぱいの形になる。

 水着を上げてお目見えしたおっぱいが! 飛び出し! 揺れ! 跳ねる!!

 

 だぽっ♡……たぽんっ♡……ゆら…♡ゆら…♡

 

「すっっっっげ……。おっぱいやっっっべぇぇ……!!」

 

 パイ生唾ごっくん。語彙消失。

 

 スクワットとストレッチで温まっていたおっぱいから、微かに湯気が上がる。

 ほわっと広がる爽やかな汗の芳香。ゆらゆらするピンクの乳首。

 なのに水着を持ったままのパイは揺れるパイに合わせてゆ~らゆら♡

 

「上だけでいいパイ。これで緊張感を演出するパイ」

 

 水着を完全にすっぱ抜き、温もりにドキドキしながら

 

「うわー…カップでっか」

「あーん! 見んといて~! 気にしちょると~!」

 

 おっぱい丸出しの目隠し詩絵ちゃんがテレテレする。

 す……すげえ……なんだこの光景…!! AVかよ……!

 

 広々とした無人のトレーニングルーム。

 その一角に設置された照明からの光。

 さらにはビデオデッキがじっとりとそのレンズを向けていて。

 その中心に目隠しをされたトップレスの美女が立たされている。

 鏡面仕立ての壁のおかげで正面も背中も同時に眺めることができる。

 

 やべ~~~~~!!!!

 やっべええ~~!!!!

 なんだこれ! なんだこれ! なんだこれ!

 

 しかもその女性はおっとりしていて優し気で。

 こんなビデオには絶対出演しそうにないタイプなのだ。

 こんなの。こんなのちんちんビキビキになるしかない。

 バッキバキである。ボッキボキである。イライライラッッである。

 喜びと性欲で感情ぶっ壊れて涙出そうなくらい感動する。

 

 すげえ! すげえよ! なんだよこれ…! なんだよこれえ……ッ!!

 フーッ! フーッ! フーッ! フーッ! フーッ! フーッ! フーッ!

 

 こんなこと言っちゃいけないけどさあ……ッ フーッ!

 もしかしてさあ……ッ フーッ! フーッ!

 女ってさぁ……ッ フーッ! フーッ! フーッ!

 男に犯されるためだけに存在してるんじゃねえの……??

 

 グツグツ高まった性欲が、意識を真っ黒にするくらいに暴れている。

 一瞬で犯罪係数を1万くらいに上げたパイは、なんとか落ち着こうとした。

 

 いまっ…! 特訓中だからっ…! パイはレイプ非推奨派だからっ……!!

 やりてえええ~~~!!! ブチ犯してえ~~~~!!!!

 性欲は否定しないパイ! でも何してもいい状況でも暴力はよくないパイ!

 髪掴んで引きずり倒して顔殴ってチンポぶちこみてええ~~~~!!!!

 なんでコーチの姿を選んだパイ! みんなを愛するだめでしょっっっ!!!!!

 

 っっっっっ!!!!

 

 ……………っはぁ~~~~~~~~。

 

 パイは精神をどす黒く塗りつぶさんとする黒い衝動に打ち勝った。

 

 ほへー。危ないところだったパイズリ。

 

 ヴィーナ。パイは頑張ったパイ。愛の試練を乗り切ったパイよ。褒めて褒めて。

 

 はー。

 

 まーね。

 

 こういうのが愛の試練だと思うパイね。

 けして面白キャラに射精障害起きることじゃないパイ。

 わかってるのかカブトムシ。

 

 

 よし、落ち着いてきた。ありがとうカブトムシ。

 

 

「さてさて、これで準備完了パイ。詩絵ちゃんは試合会場にいるパイ。観客の中にはよくない人々もいて、負けがこんでいる杏里ちゃん詩絵ちゃんペアに対して辛い言葉を浴びせたり、エッチな目を向けたりします。そんな中でも試合に集中できるように『特別訓練』を行います。おっぱいを出していても、パイに何を言われても、姿勢を崩すことなくスクワットしてください。ゆっくり、しっかり、足腰を意識してやるの忘れずに。ストップをかけるまで続けること。ちなみにパイはビデオを構えてその姿を撮影します。恥ずかしいでしょうがそれを耐えるのが訓練ですので受け入れてくだパイ」

 

 

 むひょー! 楽しくなってきた!

 

 

 みなさん用意はいいですか?

 始めるぜッ! デカパイの時間だあああああああーーーーーッッッ!!!

 

 

 

 

                      ・

 

 

 

「ではスタート。「うおっ♡ 見ろよあのKIRISHIMAのガンナー♡ おっぱいでけえっ♡♡」「たまんねえ♡♡ あれで銃構えられるのかよ♡♡」「腰つきもマジでエロいな♡♡」「やべえ、抜きてえ♡♡」「今日のズリネタマジで決まりだろ♡♡」「うたえちゃ~~ん♡♡♡ 俺の黒光りする銃もって~~~♡♡♡」「ギャハハハハ!!」」

 

 

 パイは全力を出した。

 

 

 ぷるんぷるん揺れるおっぱいを、三脚から外したハンディカムを構えて余すところなく撮影する。うおっほ♡♡ やっべえ♡ ぷっるんぷるんしよる♡♡♡ お姉さ~~ん♡♡ おっぱい揺れてますよ~~~♡♡♡ 気づいてないんですか~~~♡♡♡ 真っ黒目隠しスケベだね♡ なに真剣にスクワットやってんの♡♡♡ チンポハメ待ちの媚びメスダンスかよ♡♡♡

 

「「おっほ♡♡♡ やっべ♡ おっぱいぶるんぶるんじゃん♡♡ 動くたびにたぷんたぷん♡♡♡」「あのおっぱいに顔うずめてぇ~~♡♡」「いややっぱパイズリだろ♡♡♡ あれで挟まれたら乳圧やべえぞ♡♡♡」「尻ズリ! 尻ズリ!」「顔面騎乗だろ! あの太もも絶対やべえぞ!」「ビキニ脱げねえかな~~~♡♡♡」「乳首絶対ピンクだぞ!」「やべえよ、もう出ちまう…♡♡♡」」

 

 いかんいかん。

 あまりにもおっぱいだったのでヤジがおっぱい100%になっていたパイ。

 杏里ちゃんにも言及しないとね。

 

「「どうせ今日も負けるんだろ! 試合やめておっぱい見せろ!」「そうだそうだ!」「負けたら脱げ!!」「そうだそうだ!」「あのライダー毎日カジノにいるってよ」「クズじゃん!」「試合の前から言い訳作りかよ~!」「ダメなヤツは何をやってもダメ!」「あーこりゃ完全に負けるわ! 今日も負けるわ!!」「負けろ負けろー!」「落ち目ペア!!」「負けておっぱい見せろー!」「そうだそうだー!!」」

 

 エッチなヤジを飛ばしてる間は赤面していた詩絵ちゃんが、杏里ちゃんを責める内容になるとピクっと反応する。ふむふむ。やっぱり杏里ちゃんは大切なんだね。そういったエモい心の繋がり、YESだね。

 

 というか怒ってないパイよね? 怒ってないパイよね? パイビクビク。

 

「「KIRISHIMAの子達みんなおっぱいでかいよな~♡♡♡」「負け続けたらパイズリおっぱい感謝祭やらねえかな~♡♡♡」「最前列並ぶし♡♡♡」「やっべ~♡♡♡ マジたまんねえ♡♡♡ 出待ちして浚っちまうか♡♡♡」「孕むまでぶち犯してえ~♡♡♡」ハイストップ。お疲れさまでしたパイ。まあこのようにですね。心無い言葉を言われたとしても集中して試合に臨んで欲しいパイ」

 

 ちょっと怖くなったのでキリのいい所でやめておく。

 言葉責めってとても難しいパイよね。

 プレイ中にライン超えして険悪になったカップルなんて星の数ほどいそうパイ。

 

 いや~しっかしいいモン撮れた。帰ったらループ再生待ったなし。

 パイの声が死ぬほど邪魔だから消音でしか楽しめないのがネックパイね。

 

 いったん目隠しを取ってインターバル。

 

「言いたい放題しちゃったパイ。怒ってるパイ?」

「そんなことないとよ。ちと恥ずかしいやっちゃけど……。それにコーチは知らんやろけど、負けがこんでた時は応援の熱も下がっちょったし、こんな感じになってもおかしくなかったかい。ちと行きすぎやと思うっちゃけど、特訓やかいね」

 

 詩絵お姉ちゃんはちょっとしょんぼり。

 それでも笑顔を返してくれる。

 負けてた頃の思い出はやっぱりネックだよなぁ。

 どれくらいつついていいのかしらん。

 

 めっちゃ楽しんでてごめんなさい。

 ワダツミ名物クズ観光客ムーブ超楽しかったです。

 

「実際に詩絵ちゃんは可愛いし、身の回りには気をつけてね」

「んふふ、ありがとコーチ。な~んかおっぱいのヤジが多かった気がしちょったんよね~」

 

 まだおっぱいを放り出したままの詩絵ちゃんが照れて笑う。

 ちょっと空気がほわっとして、パイは安心したパイ。

 あとおっぱいは最高でした。本当にもう。はーたまんね。

 

 …………そろそろ揉むか……♡♡♡

 

「はいインターバル終了! 『特別訓練』第二部です! 今度のスクワットは姿勢のキープをしてもらうパイ! 当然平常心を鍛えるために目隠しも継続パイ! 慣れがあるといけないから、少し刺激を与えるパイが動じないように!! 体幹しっかり! 太もも意識! 終了を告げるまでキープし続けるパイ!」

 

 いそいそとビデオを三脚に戻し、カメラの位置を調節する。

 肩幅に足を開いて立つ詩絵ちゃんに目隠しをする。

 シュルッ! スパッ! と綺麗に装着できるのが楽しいアイテムパイね。

 

 トップレスのお姉ちゃんは胸を隠していたけど、目隠しが終わると中腰になる。

 スクワットの一環なので両手は頭の後ろ。すべすべの両ワキがエッチパイ。

 

「はいはじめ」

 

 パンと手を叩き、開始を告げる。

 見えない椅子に座ったようにピシリと姿勢を取る姿はさすがアスリートパイ。

 そんな詩絵お姉ちゃんのおっぱいを揉もうとしてるやつがいるそうですよ?

 許せませんよね。

 パイは背後に回ります。

 

「おっほ♡ おっぱいすっげ♡♡♡ たぷんたぷんのもっちもち♡♡♡」

 

 ぐにゅううっ、むにゅううっ、たぽんたぽんっ。

 背を反って突き出した94cmのバスト。暴力のようなおっぱいに指を埋める。

 ふぅ、ふぅ、と興奮を鎮めると、改めてゆっくり揉みはじめた。

 バランスを崩さないように、両手で同じ動きをすることを心がける。

 

 むに…♡♡ たぽ…♡♡

 

 両手でおっぱいを下から持ち上げ、支えながら揺らす。

 

 たゆ…♡♡ たゆっ♡♡ ゆらゆらぁ…っ♡♡ ふるっ♡♡ ふるっ♡♡

 

 まるで中に水でも入っているように、おっぱいは柔らかく波打つ。

 右のおっぱいと左のおっぱいから起きた波紋が、胸の谷間でごっつんこ。

 

「おっぱい重っ♡♡ すっげ……♡♡ ふわっふわ……♡♡♡ 詩絵お姉ちゃん最高かよ…♡」

 

 思わずお姉ちゃん呼びすると、おっぱいがピクンと反応する。

 ……おっ? これは、まさか…。

 

「……おね~~えちゃん♡」

「…っふ♡♡♡ んんっ……!」

 

 ビクッ! ぴくんっ!!

 案の定、良い反応をが返ってきてニンマリする。

 

 こいつぁチャンスですぜお頭ァ!

 やっこさん随分と出来上がってやがらァ!

 準備バッチリってわけだ。

 だったら遠慮する必要はねえなァ!

 

 ――おとうとASMRをくらえっ!

 

「……おね~~えちゃん♡ 詩絵お姉ちゃん♡ だいすき♡ だぁ~~いすき♡♡ パイはお姉ちゃんのこと、ずっとずっとず~っと大好きだったパイよ♡♡♡ すーき♡♡ しゅきしゅき♡♡ お姉ちゃんも、お姉ちゃんのおっぱいも大好き♡♡♡ 全部パイのものにしちゃいたいパイ♡♡♡」

 

 たぷたぷ♡♡ もにもに♡♡ もんにぃぃ~~っ♡♡ ぱっ♡ ふるんっ♡♡♡ もにもに♡♡

 

 耳元で甘く囁きながらたっぷりとおっぱいをもてあそぶ。

 かなり効いたのか、クラッとした詩絵ちゃんがパイにもたれかかってきた。

 お~、はじめてのブレイク! って感じパイ。

 笑うの堪えてるわけじゃないパイよね!!??

 だとしたらパイ泣いちゃう!

 

「っふー♡♡♡ ふー♡♡ やぁ…しゅきピちゃん♡♡ そんな……いじめんで♡♡♡」

 

 よっしゃセーフ!

 ……ってか、どれだけ弟妹シチュ大好きなの詩絵ちゃん!!

 まさかの即落ち脳トロ状態だよ!!!

 パイは声もイケボになってたパイか!?

 KU100買って音声作品でガッポガッポパイか!!??

 

「だめだめ。訓練パイよ。もっとすきすき言ってあげるから、ポーズ取るパイ」

「あ~ん♡♡♡ それダメやかい♡♡♡」

 

 目隠し状態で嬉しそうにもじもじするお姉ちゃんをもう一度立たせる。

 甘ったるい声にパイの愚息も直立不動になってきたパイ。

 

「おねえちゃん♡♡♡ すきすき♡♡ だーいすき♡♡ ぜんぶパイのものにしたいパイ♡ もしおねえちゃんをパイだけのものにできたら♡♡ パイはず~っとおねえちゃんに甘やかされて♡♡ おねえちゃんにず~っと甘やかされて生きていくパイ♡♡♡ ふたりだけのせかいで、ずっとず~っとしあわせになるパイ♡♡♡♡♡」

 

 おっぱいの先っぽを、下に指をそえてすりすり。

 

 つんつん。

 

 こねこね。

 

 つまんでキュッ。

 

「ひゃんっ♡♡♡ もうダメやかい♡♡♡ かんにんして……♡♡♡」

 

 つまんだ乳首をこねこねしごいていたら、詩絵お姉ちゃんがキープを外してぐったりする。

 内股になってマットの上にへたりこんで、とても続きが出来そうな感じじゃない。

 

「ん。『特別訓練』終了パイ!! お疲れ様でした! まだ訓練が必要に見受けられますが、ギリギリまで頑張ったことを評価いたします! よく頑張りましたね! パイはコーチとして鼻が高いです!」

 

 えっへんと胸を張って宣言し、いそいそと目隠しを取ってあげる。

 2ndブレイクを達成しただけあって、詩絵お姉ちゃんははぁはぁ甘い息をついていた。

 さっきからブレイクがなんだって? おバカさん! はやくゲームをするんですよ!

 

 パイは持ってきた照明を消して回り、カメラの録画も切って回る。

 そうしてから、へたりこんだままの詩絵ちゃんに寄り添った。

 隣に膝をつき、髪で隠れた顔を覗きこむ。

 

「大丈夫パイか、詩絵ちゃ」

 

 詩絵ちゃんが抱き着いてきて、唇を重ねてくる。

 ――――!!??

 ななななにパイ!? なにが起こってるパイ!?

 ビックリ硬直なパイに、詩絵ちゃんが熱い吐息でちゅっちゅしてくる。

 

「♡♡♡ ちゅっ♡ んむ♡♡ れる♡ しゅきピちゃんっ♡♡ れる♡♡ ちゅぱっ♡♡♡ こんな♡♡ こんな、うち♡♡♡ ……だめやかい♡♡♡ んちゅっ♡♡ ちゅぅぅ……♡♡ こんな、ダメにしてっ……♡♡♡ てげ♡♡ ちゅっ♡♡ 悪い♡♡ んちゅっ♡♡ 弟ちゃんやね♡♡♡」

 

 しかも舌入れてくるやつ!!

 おちんぽビンビン!! おちんぽビンビン!!!!

 舌とろっとろ! くちびるやわらかぁっ! 腰砕けになりゅ……♡♡♡

 

 床にへたりこむパイに、詩絵お姉ちゃんがするりと覆いかぶさってちゅっちゅする。

 ビックリから戻ってきたパイは、抵抗する気も起きずにお姉ちゃんの背中に手を回した。

 力もうまく入らない抱擁に、詩絵お姉ちゃんが背中をピクンとさせて喜ぶ。

 

「しゅきピちゃん♡♡♡ ん♡ ちゅ♡♡」

 

 あとめっちゃおっぱいを擦り付けてくる!!

 押し付けてくるだけじゃなくて擦り付けてくるの!!

 

 むっぎゅ♡♡♡ むにゅうう♡♡ にゅりりりぃぃ♡♡♡

 

 おっきなおっきなおっぱいが、パイの胸板で潰れて、よじれて、こねられる。

 乳首を胸板ズリで気持ちよくしながらのとろとろベロちゅっちゅ!!

 ややややばいやばいやばいもうダメ射精する!!

 

「しゅきしゅき♡♡♡ だ~いしゅき♡♡♡ しゅきピちゃん♡♡♡ ちゅっ♡♡♡ ちゅっ♡♡♡ ん~♡♡♡ れろ♡♡♡ じゅる♡♡♡ ぷはっ♡♡♡ あむ♡♡♡ んちゅうぅ……っ♡♡♡」

 

 慌てて暴発を防いだパイに詩絵ちゃんは好き放題ちゅっちゅする。

 そしてちょっと落ち着いたのか、やっとのことで顔を離した。

 髪で隠れた二人のあいだに透明の糸がかかってぷつんと切れる。

 

 ほへーとしているパイに、詩絵お姉ちゃんは柔らかく微笑んだ。

 

「いけんね…♡ こげな、お姉ちゃん本気にさせて……♡♡♡ あんまりお姉ちゃんからかっちゃダメやかい…♡♡♡ しゅきピちゃんを可愛い可愛いするの、我慢できなくなるかいね……♡♡♡」

 

 その微笑みのエロいことエロいこと!!

 あー録画切ってた! バカバカ今撮影するところ! スチル保存するところでしょっ!

 

 ビックリしたなーもう!

 

 ……というかさ、これ好感度100になってない!?

 あれ? もう? 80スタートだけど、こんなに早く行くもんなの!?

 『特別訓練』は終了してるし、そういうことだよね!?

 

 うわー。

 まさかだよ。

 お姉ちゃん最速か~~!

 ワダツミで一番チョロい人決定しちゃったか~!

 

 あれかー。性癖をドストライクに刺したからか。

 そしたら一気に行くのか。まあうん。そりゃ行くか~。ほえ~~。

 

 

 予定外にもほどがあるよ!

 チュートリアルモードだって言ってるのに!! んもー!!

 

 

 はー。

 これはもうあれだね。

 わかりやすい性癖があったお姉ちゃんが悪い。そういうことだね。

 

 いちおう確認ということで。

 パイはお姉ちゃんの手を取って、微笑みながらじっと見つめる。

 軽くひきよせると、あっさりキスできた。うひゃー。

 ヴィーナゼミで習った内容も実践したけど、差し引いても決まりすぎ。

 これ絶対100行ってる。おめでとうお姉ちゃん。あなたがナンバーワンだ。

 

 はー。マジか。……実感してきた。

 やったー! 嬉しい! 初攻略じゃん! ファンファーレはまだかッ!

 

 しかもこれファーストキスだったわ。

 パイのワダツミファーストキッスは詩絵ちゃんで! 初日に好き好き言いながらおっぱいで遊んでたら奪われました!! パイのファーストキッスなんてそんなもんでいーんだよ。お前……カッコイイぜ。ってことパイね。初キスRTAやってんじゃねーんだぞ。……はー、それにしても唇最高だったパイ。

 

 なんてことを思っていたら、お姉ちゃんがパイのズボン越しにおちんちんを撫でてくる。

 すり……とされただけであわや暴発するところ。

 パイはこらえてお姉ちゃんの顔を見る。

 

「つらそうに腫らしちょるねぇ。お姉ちゃんにしてほしいっちゃろか……?」

 

 誘うように、しっとりとした声色で聞いて来る。

 もういちど、すり……と撫でて、怪しく微笑む。

 

 …………。

 ……行くか! お姉ちゃん沼!!!

 

 うおおおお!!! 状況に飲まれるなッッ!! ギアを上げろッッ!!! そこにお姉ちゃん沼があるなら!!! 飛び込みッ! 頭まで漬かりッッ!! しかる後に煮え立たせッッ!! 一滴残らず飲み干す気構えで征けいッッ!! これよりは戦場よッ!! 飲むか飲まれるか!! 姉は姉たるを武器に! 弟は弟たるを武器に! 絡み合い相食む蛇の如く決着の時まで貪り合えいッッ!!!

 

 ――よし立て直した!

 主導権を奪われたことで崩れた優位性。

 崩れた足場に翻弄されていたパイは、己に喝を入れて精神を立て直す。

 

「――うん。してほしい。お姉ちゃん……。パイのこと、気持ちよくしてほしい……」

 

 っっっきゅ~~~~~んんっっ!!

 そんな音が聞こえてきた気がした。

 詩絵お姉ちゃんは花咲くような笑顔を浮かべ、もう一度唇を寄せてくる。

 

「……♡♡♡」

 

 

 扉バーン!!

 

 

「っだーーーー!!!!! コーチ! ここか!? ここにいるんだろ!!!!」

 

 ぜぇっ! はぁっ!! と息を切らしてやってきたのは『陽南杏里』ちゃん。

 あ、と思った直後。

 

「あ~~あああ杏ちゃん!? ちょちょちょちょいちょいちょい!!」

 

 一秒前までセックスシンボルみたいだった女性はコメディになった。

 水着を引っ掴んでごろごろ転がり、すぱぱっと着用する。

 

 忍びの者かな?

 …………。

 あー。『強制発情』と『発情許可』パイね。

 あー。完全に忘れてたパイ。

 ……………………。

 …………。

 

 あああああ! もー! あーあ!! あーあーあー!!!

 

 なんでこのタイミングで来るの馬鹿なの!?

 エッチな空気消えちゃったじゃん!!

 パイのちんちんどうするパイ!!

 その気になって射精する気満々なんですけど!!

 準備万端整った膣内射精用の精液どうしてくれるんです!!??

 

 

 

 

             ・

 

 

 

 パイはね。

 パイはちょっとおこですよ。

 

「あ、杏ちゃん、急にどうしたと? カジノはええっちゃが」

「ん、あー、まー色々あってな。コーチに用あって戻ってきた」

 

 詩絵ちゃんの問いに、私服姿の杏里ちゃんが頭をかきながら答える。

 足は忙しなく床をトントンしていて、何かを堪えているようだった。

 発情ですね。わかります。

 顔が赤いのも息が荒いのも、急いできたからだけじゃないんでしょ?

 

「随分探したぜ。トシエはコーチと何してたんだ?」

「んっと、まあちと変わった訓練をしてたかいね。マシン乗れる回数減ったかい、その分足腰回りを重点的にせんといかんかい。ね、コーチ?」

 

 発情してるのを誤魔化す杏里ちゃん。

 発情してたのを誤魔化す詩絵ちゃん。

 あわせて欲しそうなアイコンタクトをちらちらしてくる。

 ちなみにトシエはあだ名パイ。『彩戸詩絵』の右三文字をつなげて読んでるパイね。

 詩絵ちゃんはうたえちゃんパイ。

 

 それにしても、聞きました? みなさん。コーチですって。

 もう弟呼びでもなく、名前呼びでもなく、コーチ呼びですよ。

 なにさ、余所行きの取り繕った笑顔しちゃってさ。

 

 パイのおちんちんどうしてくれるんですか。

 用済みなんて許しませんよ。

 こちとらお前を孕ます気まであったんだぞ。

 前売り券は完売で、開店待ちの行列が地平線まで続いてるんだ。

 これで店じまいとか期待に目を輝かせて並ぶ精子達が可哀そうだろ。

 男の性欲なめんな。射精しないで納められると思うなよ。

 

 

「詩絵! 杏里! 二人に『搾精奉仕』して貰う! 杏里さっさと入って扉閉めろ!!」

 

 二人の意識がパチッと入れ替わるような感覚がして、杏里ちゃんが入ってくる。

 

「そこで止まれ! 急いで俺に逢いに来た理由を言って! 大きな声で!」

「それは……うぐ……」

 

 杏里ちゃんはむぐぐと口を引き結び、詩絵ちゃんをチラチラ見る。

 そういうの今はマジでいいですから。さっさと言え。

 

「あ、アタシは……ぐっ……コーチに『発情許可』を貰いに来た」

「!? 杏ちゃん!?」

「アンタをネタにして……その、したいんだ。なあ、許可くれよ」

 

 足先で床をトントントントンしながら杏里ちゃんが言う。

 髪で縛ったツンツンの緑髪、女性を引き付けるタイプの凛々しい表情。

 そんな杏里ちゃんの言葉に、詩絵ちゃんはびっくりしている。

 

 構わずに杏里ちゃんは、腕を組み、指先をトントンしながらこっちを見る。

 数年来のパートナーである詩絵ちゃんに聞かれて恥ずかしいのだろう。

 耳まで真っ赤になっている。

 

「アンタ探してカジノから……あークソッ! 今日は勝てる気してたのに。歩いて走って、途中でKAZAMIの颯と並走することになってさあ。こっちはそれどころじゃないってのに。下手な練習よりよっぽどハードだったぜ」

 

 頭をガリガリ掻いて、不満げに言う。トントントントン。

 トントンうるさい。

 

「ふーん。詩絵ちゃんはね、『特別訓練』でパイにおっぱいを揉まれまくってたパイ。それで気分が昂っちゃったみたいでね。パイに襲い掛かってぶちゅぶちゅディープキスしてきたパイよ。舌を入れたえっろいヤツ。ついさっきまでね。杏里ちゃんが来なかったら、パイはそのまま童貞喪失まで行くことになってたパイ。すっかりやる気に覚悟完了した矢先に潰してくれてありがとうね。ゆるさないゾ。――詩絵ちゃん」

 

 ひと呼吸入れて今度は詩絵ちゃんに恨み言を言う。

 パイほっぺプクーですから。

 

「杏里ちゃんが来たらさっさと元に戻っちゃって。しょせんゴッコ遊びパイね。あーあ。パイはがっかりです。パイがっかり。エアプお姉ちゃんに好き好き行ったパイが馬鹿でした。あーあ。あーあーあ! あとそれまでのスケベ行為をなかったことにしようとしても、パイのおちんちんはもうビキビキバキバキの臨戦状態パイ。通るかそんなもん。そんなわけでこれから『搾精奉仕』をして貰うってわけです。二人ともアンダスタン?」

 

 ふんふんと聞いていた杏里ちゃんが、ビックリして詩絵ちゃんを見る。

 

「えっ、なにトシエ、コーチとそんなことしてたのかよ」

「それは、その、あの……うう、コーチ~。いじわるせんで……」

「ちゃんと説明してやれパイ」

 

 もじもじと恥ずかしそうな詩絵ちゃんが、

 

「あんね、コーチがね。耳元ですきすきって言うかい。てげ可愛らしい声で詩絵お姉ちゃんって言うかい…! うう……。杏ちゃんも、うちがお姉ちゃん扱いされるん大好きなの知っちょるやろ? そんでうちも、コーチのこと、どんどんすきになってって……」

 

「そんでアタシが邪魔したわけか。そりゃ辛かったなコーチ。悪い。トシエもさあ、アタシが来ても止めなくてよかったんじゃないか? さすがにそんなことしてるの見たら、アタシだって気を利かすぜ? なんなら見張りくらいしてやるのに」

 

「でも、そんなん、そんなんてげ恥ずかしいやっちゃが……!!」

 

 可愛らしく赤面して顔を覆う詩絵ちゃん。

 声も震えて泣き出しそうだ。

 

 まーね。言っても処女ですからねこの人。

 乱入されて見られて平静ってのは無理でしょう。

 お姉ちゃんモードの脳トロも解除されてもやむなしか。

 パイ理解。

 

 

 だがちんちんの責任は取って貰うッッ!!

 

 

「なるほど事情は理解しました。というわけで恥ずかしい詩絵ちゃんには、コーチ命令で動いて貰います。そうすれば責任の所在はパイなので気にすることはありません。これ以上パイのおちんちんをイライラさせないように、パイの出す指示には素早く、精確に、ためらいなく、実行してください。もういいですね。さっさとするぞ。こっちはもう我慢の限界なんだよ」

 

 

 パイはファスナーを下ろして勃起チンポ出すパイ。

 

 ぼろんっ! むわっ! ビキビキッッ!! ……イライライラァァッッッッ!!

 

 

「うおっ、すっげ」

「ひゃっ! こげな……男の子のって、こげにおっきいと!?」

 

 フーッ! フーッ! フーッ! フーッ! フーッ!

 

 抑圧からの解放に天を衝くおこチンポ。

 ヴィーナ謹製ヒロイン殺し。

 

 鞘走らせた魔剣に驚きびびくる杏里と詩絵。

 パイは熱の冷めぬうちに指示を出す。

 

「詩絵、上を脱いでチンポの前にひざまずけ。口で抜いてもらう。杏里、詩絵にこの目隠しと手錠を付けろ」

「はい! ……口でとか……うちしたことない……」

「マジか、手伝わすのかよ……なあ、これコーチ本気で怒ってないか?」

 

 小さな声でなんか言いながら、ささっと言葉に従う二人。

 トレーニングマットの上に膝をつくんだから全然有情でしょ。

 更衣室に寝転んで首が痛いって言ってた娘もいるんですよ!

 

「杏里は『発情許可』だったな。許可を出す。条件は、ビデオで詩絵のフェラチオを録画することと、それを見ながらオナニーをすることだ。それと邪魔した罰だ、全裸になれ」

 

「ぐっ……くっそ~!! トシエに見られないことがせめてもの救いかぁ……。タイミング最悪だったな、ついてねえ……。わかったわかった、やりますよ~っと。……ここ来るまでに汗かいてたから、匂いしても文句言うなよな」

 

 ぶちぶち文句を言いながら、バサバサ服を脱いで全裸になる杏里ちゃん。

 躊躇いがないのは、よっぽど我慢してたからだろうか。

 

 一方、トップレス、目隠し、前で手錠に両手を塞がれた詩絵ちゃんは大人しい。

 後ろ手でも良かったんだけど、この辺は詩絵ちゃんに対する思いやりかな?

 杏里ちゃんもなんだかんだ優しい子である。だが慈悲はない。

 

「うう……杏ちゃ~ん……」

「諦めなトシエ。ギリギリまで盛り上げて捨てられたんじゃ、コーチだって辛いだろ。トシエから誘ってこれだったら、まだ優しい方なんじゃないか? 我慢の効かないやつだったら犯されてもおかしくないトコだろ。……コーチもさ、落ち着いたらトシエのこと許してやってくれよ」

 

 全裸に髪留めだけの杏里ちゃんがハンディカムを構える。

 顕わになった裸身は健康的な美を纏っていた。

 

 身長169cm、バスト88、ウエスト57、ヒップ89。

 KIRISHIMAの女の子はみんなデカパイで眼福パイ。

 その中で一番スポーティーなシルエットをしてるのが杏里ちゃんパイね。

 

 ……それにしても、杏ちゃんって気配りが意外と出来るパイね。

 カジノにハマってるのはスランプのせいで、悪童博徒というわけじゃないパイ。

 本来まともな子だからこそ、落ちぶれた今が芸術作品になってるパイね……。

 

「じゃ、撮影するぞ。……撮影はじめたら、もういいんだよなコーチ」

「うん。そしたら自由。思う存分するといいパイ。できたら撮影も頑張ってね」

「はいはいっと」

 

 カチリと撮影ボタンの音。

 詩絵ちゃんがピクっと反応し、こっちにも気合が入る。

 

「パイ達はいま練習場のトレーニングルームにいるパイ。ここでKIRISHIMAのドルフィンにチンポをしゃぶって貰うパイ。こんな場所でチンポをしゃぶるドスケベドルフィンの名前は『彩戸詩絵』ちゃんパイ。94cmもある、KIRISHIMA屈指のデカパイをぶら下げてるのが特徴パイね。恥知らずなおっぱい女のドスケベフェラ、楽しみパイ。期待にチンポも勃起してます」

 

 軽い挨拶を決めてから、詩絵ちゃんに話をふる。

 

「詩絵ちゃんに質問パイ。詩絵ちゃんはこれから何をするんだっけ?」

「搾精の…ご奉仕。おちんちんを口で…舐めたりして、精子を出してもらうと」

 

「方言が可愛らしいね。詩絵ちゃんは男性経験あるの? フェラははじめて?」

「うちは……男性経験は、ないっちゃが。口でする…ふぇらちお、もはじめてやかい」

 

「そうなんだ。目隠しする前に勃起したチンポ見せたよね。どう思った?」

「てげおっきくて…ビックリしたと……これ、ほんとにうちに入るんかって……」

 

「嬉しいこと言ってくれるね。まあ今日の所は舐めて貰うだけだから安心して」

 

 それっぽくなったパイかね。

 生活音が欲しいパイ。

 詳しいプロフィールも入れたかったけど尺が長いし省略パイ。

 パイのちんちんも限界ですし。

 

「まずは匂いを嗅いでもらうパイ。まだ舐めちゃダメパイよ」

 

 むわっと汗ばんだチンポの匂いをかがせる。

 ワダツミ初日の転生体だから、垢とかはほとんどなさそうパイ。

 

「集中して。深く息を吸って、初めて嗅ぐチンポの匂いをよく覚えて。詩絵ちゃんがこれから触って、舐めて、しゃぶる、初めてのチンポ。ちゃんと記憶に焼き付けておくパイよ」

 

 視覚を封じてるぶん、感覚が鋭敏になってたら嬉しいパイね。

 詩絵ちゃんの頭を掴んで、チンポの竿の部分を嗅がせ、陰毛に鼻を埋めさせる。

 鼻で息を吸い、胸いっぱいに匂いを溜めたのを見て、反対側も同じように。

 

 それが終わるとやっと本題。

 チンポにお口をつける時間だ。

 

「最初はチンポの先にキスして貰うパイ。唇をキスの形にして」

 

 指示に従い、詩絵ちゃんはキス待ちするように顎を上げてリップを軽く突き出す。

 反り返った竿を握りしめたパイは、チンポの先っぽを柔らかな口唇にくっつけた。

 

 はじめてのチンキスに、背筋がゾクゾクとしてくる。

 

「おっほ♡♡ 最高パイね♡♡ これを、ふっ♡ ふっ♡ しばらくして貰うパイ。キスして、先端を軽く吸って、舌で舐めて。杏里ちゃんはズームしてよく撮影してね。永久保存版にするから」

 

 パイの指示に裸の杏里ちゃんが移動する。

 ごくりと喉を鳴らしていて、真っ白な脚は少し内また気味。

 空いている手は太ももに添えられていて、触りたそうにヒクついている。

 

「ん♡ ちゅ♡ ちゅ♡ ちゅ♡ れろっ♡れろっ♡ ちゅうぅぅっ♡♡♡」

 

 ぐっっ♡♡♡ うおっ♡♡♡ やっば♡♡♡

 我慢しろっ! 我慢しろっ! ぐうぅぅッッ!!

 

 丁寧にチンポの先っぽにキスを浅吸いを繰り返され、腰砕けになりそうになる。

 

 ううう詩絵お姉ちゃんがチンポにキスしてる! チンポにキスしてる!

 うわあああっ最っ高!!

 

 ほんのり突き出した口唇の形がちょっぴり下品で興奮する。

 さらさらの髪が揺れ、汗混じりの甘い芳香がふんわり漂う。

 瑞々しいリップのそっとスタンプを押すようなキス。

 鈴口だけを覆う可愛いキスと、ぺろぺろと舐める赤い舌先。

 目隠しと手錠をされた詩絵お姉ちゃんも頬を染めて息を荒げている。

 

「最高パイ♡♡♡ 最高パイ♡♡♡ パイはチンポにキスされるシチュエーションが物凄く大好きパイ! 夢に見るほどだったパイ! ありがとう詩絵お姉ちゃん!! 泣きそうなほど嬉しいパイ! 感無量パイ!」

 

 腰ガクガク、脚ブルブル。

 歯を食いしばって絶頂を堪えるパイは、それでも感謝を伝えずにいられなかった。

 

 ああ、すごい、最高だ。それ以外の言葉が出てこない。

 杏里ちゃんの登場でそっぽを向かれたことに怒っていたパイは、喜びと快楽によってその気持ちが解けて消えていくのを感じていた。

 

 すぐに好感度100に到達した詩絵お姉ちゃんがチョロいって?

 違うねッ!! 一番チョロいのは断トツでパイだったねッ!!

 大好きなドルウェブの大好きなキャラにエッチなことされてッ!!

 おちんちん気持ちよくされちゃったらどんな不満も消えちゃうからねッ!

 

 ううう♡♡♡ ちんぽの先っぽ溶けちゃってりゅ♡♡♡ 気持ちよすぎりゅ♡♡♡

 おっ♡ おっ♡ やべっ♡ おっ♡

 

 歯がカチカチ。膝がガクガク。息フーッフーッ。

 懸命に絶頂を堪えていると、全身にじっとりと汗が滲んでくる。

 もういつ射精してもおかしくないパイは、お姉ちゃんの目隠しに手を伸ばした。

 

「お姉ちゃん、いじわるしてゴメンパイ。目隠し外すパイ。……パイを許して」

 

 外そうと指を引っかけるだけで、ハラリと解ける謎目隠し。

 光を取り戻した詩絵ちゃんは、困ったような表情でほほ笑んだ。

 ちゅっ♡ ちゅっ♡ っとチンポに挨拶してからこちらを見上げてくる

 

「謝るのはこっちやかい。うちのほうこそ、いいお姉ちゃんじゃなかったと。許して欲しいっちゃが……。おちんちん、お姉ちゃんがてげ気持ちよくしてあげるかい、我慢してたぶんたーくさん出していいかいね。……おちんちん、いいこいいこ。お姉ちゃんが可愛い可愛いしちゃるかいね……♡♡♡ 我慢せんで、びゅーっ♡♡ って、出していいかい……♡♡♡」

 

 おちんちんにふーっと息を吹きかけて微笑み、詩絵お姉ちゃんが口を開く。

 ぷっくりとした亀頭は口内に捕らわれ、熱いほどの感覚に包まれた。

 快楽に火照った吐息、とろけるような唾液、柔らかに絡みつく舌。

 

 丁寧にちゅぱちゅぱと舐めた詩絵お姉ちゃんは、こちらを見上げながら顔を前後した。

 

「じゅうぅ…♡♡ じゅるっ♡♡♡ ちゅぱっ♡♡ ちゅぱっ♡♡ じゅりゅりゅりゅりゅ♡ れろ♡ ぴちゃ♡ じゅうぅ…♡♡ じゅっ♡♡♡ じゅっ♡♡♡ じゅっ♡♡♡ じゅろろろぉぉぉ~っ♡♡♡」

 

 和解のおかげか、お姉ちゃん呼び復活のおかげか。

 お姉ちゃんはたどたどしい今までが嘘のようにチンポにむしゃぶりついてきた。

 紅潮した頬、たまにこちらを見上げる熱のこもった視線。

 急いでるわけじゃなく、愛情がたっぷりつまったフェラチオだと理解できる。

 

 わかってることを伝えるように頭を撫でると、お姉ちゃんは嬉し気に瞳を細めた。

 

 

「すげ……コーチ……トシエも……っ♡♡♡ ふーっ♡♡♡ くっ♡♡♡」

 

 パイ達のやり取りを見ていた杏里ちゃんは、いつのまにか自慰をはじめていた。

 くちっ♡ くちっ♡ と濡れ音のするマンズリをし、濡れた指先でクリトリスを刺激する。

 お姉ちゃんとおとうとなプレイをしていたことを茶化す余裕もないようだった。

 

 くちくちくちっ♡♡♡ カリカリッ♡♡♡ ぐりぐりぐりぃぃっ……♡♡♡

 

 ガニ股気味になりながら容赦なくクリトリスを揉みつぶし、快楽を貪っている。

 ぱたっ、ぱたっと愛液の雫が床に落ちていて、いやらしい雨の跡を残している。

 カメラを構える手にも余裕がない様子の杏里ちゃんから、パイは視線を戻した。

 

「じゅっ♡♡♡ じゅりゅうう♡♡♡ ちゅっ♡ ちゅっ♡ ちゅっ♡ ぷはっ……♡♡♡ れろ…れろ…♡ あむぅぅ♡♡♡ ちゅうぅぅ~~♡♡♡」

 

 詩絵お姉ちゃんのむき出しの胸元にも、汗や唾液が垂れて流れを作っている。

 誰もが快楽に翻弄されている中で、パイはフィニッシュに向かって動いた。

 

 詩絵お姉ちゃんの頭を掴み、腰をうねらせて前後する。

 見上げてくるお姉ちゃんは、全てを受け入れるような微笑み。

 汗に濡れた泣きボクロがいとおしい。

 

 犬のおすわりのように行儀よく姿勢を取って、終わりの瞬間を待つお姉ちゃん。

 ゆっくりと、口内の感触を味わい尽くすように緩やかなピストンをすると、たわわに実ったおっぱいがふるんふるんと揺れる。

 初めてのフェラチオ、初めての口内射精。

 従順に全てを受け入れる詩絵お姉ちゃんの姿に、征服感が刺激される。

 射精間近の快楽が背筋に走って震えがおき、腰の動きを早くする。

 

 ぐちっ♡♡ じゅるっ♡♡ じゅぷっ♡♡ ぬるっ♡♡ ずっ♡ ずっ♡ ずっ♡ ずっ♡

 

 きもちよすぎるもうもたないやばいやばいでるでるでるでるでるっっ!!

 

「……出すよ! 口の中にためて!」

 

 最後に切羽詰まった声を出して、直後大量の精液を詩絵ちゃんの中に吐き出した。

 

 

 びゅるううううう~~~~~♡♡♡ びゅるるるうう~~~~~♡♡♡ びゅーーーっ♡♡♡

 びゅーーーっ♡♡♡ びゅーーーっ♡♡♡ びゅーーーっ♡♡♡ びゅーーーっ♡♡♡ ……♡♡♡

 

 

 膨大な量の精液に目を白黒させたお姉ちゃんは、口内で受け止めきれない余剰分をゴクゴク喉を鳴らして飲み干していく。間に合わなかった分の精液は口の端を伝い落ち、おっぱいの上にぽたぽたと雫を広げていく。

 

 はぁーーーーっ! はぁーーーーっ! はぁーーーーっ! はぁーーーーっ!

 やばっ……出過ぎた……っ。でも、くぅぅ!! 最ッ高~~~~~~♡♡♡♡♡

 

 

 ……ぴゅる♡♡♡ ぴゅっ♡♡♡ ……ぴゅ……♡♡♡

 

 

 射精が完全に終わるまで、頭をがっしり掴んで離さなかったパイは、ようやく身体を脱力させる。意識が溶けて消えてしまいそうなほどの最高の射精感。余韻に浸りながらチンポを前後させ、ずるるるっと詩絵お姉ちゃんの口内から引きずり出す。

 

「ん……っ♡♡♡」

 

 詩絵お姉ちゃんは口をすぼませて精液をこそぎ落すようにしゃぶり、赤い口唇を閉ざして手を添える。

 苦しそうな鼻呼吸と膨らんだ頬に、射精間際のお願いを叶えてくれたことを知った。

 

「おねえちゃん、口開けて、見せて……」

 

 

「んあ……っ♡♡♡ かふっ♡♡♡ えぁ……♡♡♡」

 

 リップを開いて見えたのは、こってりとした白濁のプール。

 大量に注がれた精液で満たされたその中を、ぬめる赤い舌が泳ぎ、挨拶をするように先っぽを揺らす。

 お姉ちゃんは苦しそうに呼吸をしているけれど、表情はとても満足げだった。

 

 指示をちゃんとやり遂げたことを誇るように、頬を緩ませる。

 

「……最高♡♡♡ お姉ちゃん大好き大好き大好き!! こっち見ながら、ごっくんして」

 

 歓喜してはしゃぐ言葉に精液をこぼさないよう微かに頷いて、お姉ちゃんは喉の奥を開いた。栓が抜けたプールのように、満たされていた白濁が奥へ奥へ飲まれていき、赤い口内粘膜が露わになっていく。

 

「んあ……♡♡♡ は……♡ あ……♡♡♡ ん……んっ♡♡♡」

 

 ゆっくり、じっくり、見せつけながら嚥下して、最後に喉を鳴らす。

 ほうっ♡と息をつくお姉ちゃんの姿を見届けて、パイはその場にひざまずいた。

 万感の想いを篭めて、熱く火照った肢体を抱きしめる。

 

「ありがとう、お姉ちゃん……すき♡ すき♡」

 

 耳元で囁いてちゅっちゅする。

 お姉ちゃんは嬉しそうにむずむずして、お返しに囁いてくる。

 

「うちもしゅきピちゃん、だいすき♡ ずっと、お姉ちゃんでいさせて……♡♡♡」

 

 耳にちゅっちゅしてくるお返しに、むぎゅーっと抱擁を返した。

 

 

 

・ 

 

 

 

 

 

 十分に愛の余韻を堪能してから、パイは身体を離した。

 集中しすぎて忘れていた杏里ちゃんに目を向ける。

 

「はぁ……♡ はぁ……♡」

 

 杏里ちゃんも床にへたりこんで、幸せそうに息を荒げていた。

 どうやら最後までイけたようで安心する。

 片膝を立てて脚を開いているから、お股が丸見えだった。

 そんな恰好でも美しさの印象が強くなるのは均整の取れたスタイルのおかげか。

 

 やっぱすげー美人だな、杏里ちゃんも。

 カッコイイ系だからちょっと苦手かもと思ってたけど、パイ反省。

 くたっとした今の姿は素直に可愛いと思う。

 

「杏里ちゃんもありがと」

 

 声をかけると、項垂れて髪で顔を隠したまま、杏里ちゃんが片手を上げる。

 ちょっと見える耳たぶが赤いので、恥ずかしいとか色々あるんだろう。

 それ以上声はかけないことにして、なんとか立ち上がる。

 

 

 すー、はー。

 

「これにて『搾精奉仕』と『発情許可』を完了とします!! 詩絵ちゃん! 杏里ちゃん! お疲れ様でした!! パイは心底満足しました!! 本当にありがとう!! あと途中冷たい態度を取ったことを心から謝ります!! ごめんなさい!! パイちょっとイキってた!! パイ赤面!! パイ猛省!! パイは二人とも大好きです!! KIRISHIMA最高!! ワダツミに栄光あれ!!! これからもパイのことをよろしくお願いします!!!」

 

 

 終わりの宣言は大事。

 

 

 ぺこり! と頭を下げたパイは、詩絵お姉ちゃんの手錠を外す。

 そしてトレーニングルームの隅にある清掃用具入れに向かった。

 

 

 プレイ後の清掃も大事。

 

 

 汚してる最中気が気でなかったパイ。パイは小心者パイ。

 モップとかあってよかったパイね。

 それそれ証拠隠滅! ほりゃほりゃ証拠隠滅!

 

 

 あっ、ダメ、腰抜けてる。あんまりたくさん動けないパイ。

 

 おっふ……♡ ふいー♡ それにしても最高の射精だったパイ♡♡

 

 みちるちゃんには悪いけど記録更新パイね。

 通じ合った愛がそうさせたのだろうか。 

 愛は偉大だなー。

 でもね、パイはね、軽いエッチも大好きパイ。

 みちるちゃんともまたしたいパイね。

 いるかちゃんとも、杏里ちゃんとも、いろいろしたいパイ。

 

 目隠ししまいしまい、手錠しまいしまい。

 

 

「うへー、汗吸った服をもう一度着るのは最悪だな」

「練習来ないかいそうなるっちゃが」

「へいへい。お小言は勘弁してくれよ詩絵お姉ちゃん」

「もう! ……コーチ、うちらも手伝うかい」

 

 

 そうこうしていると、二人もやってきて一緒に掃除する。

 締まらない終わりだけど、こういう共同作業も悪くないパイね。

 

 

 

 はー。パイはやった。やり遂げました。

 

 

 KIRISHIMAメンバー4タテ達成。

 チュートリアルを無事終了いたしましたパイ。

 

 

 ――俺達のチュートリアルはここまでだッ!!!

 

 

 

 

 

 ……。二回射精をするのはともかく。

 短時間に4人相手にするのは大変パイね。パイ学習。

 なるべく1人ずつ逢いましょう。そうしましょう。パイ決意。

 

 

 パイだけのワダツミにもっと愛を振りまくべく、これからも頑張るぞ!

 えいえいおー!

 

 

 

 

 

 




チュートリアル終了です。
次回からは短くすることを心がけます。
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