※この作品はR-18です。

誘惑禁止条例 ※性犯罪被害は条例違反にあたらない   作:大中小太郎

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義姉弟編 どんなに犯しても許してくれる僕に甘い姉
夜這い ~姉の部屋の扉はいつも開いている~ (挿絵追加)


 

 

妖魔界において、男性とはとても希少な存在である。

 

数を維持する上で不可欠な『生殖資源』であるという生物学的な理由を下地に、メスが狩猟採集をしてオスと子供を守るという原始社会に始まり、それに基づいて様々な国と文化が生まれた。

妖魔界で男児として生まれようものなら、男と分かった時点で政略結婚の争奪が始まるという。

なんなら生まれてすぐ嫁ぎ先に預けられ、未来の妻となる女たちと姉妹同然に暮らす、なんてこともあるらしい。

人間界の場合は、嫁ぎ先の養子となり、その先で大きくなったら義理の姉妹と結婚する――ということだ。

 

北森蓮は、そういう経緯で、この家の養子となった。

 

「蓮く~ん♡ ただいま~♡」

「お、お姉ちゃん、いまゲームしてるから……っ」

 

帰宅するなり抱き付いてきたのは、エルフ系の女子○生だ。

北森エマネイア――親しい者はエマと呼ぶ。

長身でスタイルのいい、ファンタジー映画に出てきそうな、金髪のエルフ美少女だ。

豊満な胸を後頭部に押し付けるようなハグは、○学生に進学したばかりの蓮には刺激が強い。

 

「あん、ごめんね♡ 邪魔しないから、蓮くんの匂い吸わせてぇ♡」

 

床に座ってゲームをしていた蓮を、エマは背後から首を抱いて、髪に鼻を埋める。

シャツのボタンに負荷を掛けている巨乳が、後頭部を挟む。

頭皮にキスを繰り返され、白魚のような手が鎖骨や胸板を撫でてきた。

 

「っ」

 

条件反射的に、股間が熱を帯びる。

いつの頃から始まった――思春期。

性欲というものを初めて自覚して以来、見慣れた姉が急に別物に見えてきた。

 

「あー♡ 蓮くん、エッチな気分になってる?」

 

エマはそれを感知すると、嬉しそうにからかってくる。

 

「ご、ごめんなさい……」

「やん♡ 謝らないで? お姉ちゃんこそごめんね♡

 女の身体に触れられたら、そうなっちゃうよね♡」

 

女性に性的な感情を向けるのはいけないことだと、漠然と教え込まれていた。

サキュバスと異名される魔人種が多くいる時代だからこそ、社会は()()()性の乱れに厳しい。

 

「いいの♡ 男の子だもん、自分の意思に関わらずそうなっちゃうの……

 蓮くんは、悪くないんだよ? むしろ被害者なの。他の女がしたらセクハラなんだから」

 

旧時代から変わったとすれば、女性から男性へのセクハラにも手厳しくなったことだ。

むしろこちらの方が、ひとつの社会現象として声高に訴えられている。

中年男性による女性への迷惑行為として『セクハラ』という言葉が生まれたのが平成初頭、いまは逆が流行語となる時代だった。

 

「……お姉ちゃんは?」

「もう♡ お姉ちゃんはいいの♡ だってお姉ちゃんだもん。

 それに……将来は、蓮くんのお嫁さんになるんだもん♡ 忘れたの?」

「忘れてない、けど……」

 

エマという姉は、血の繋がらない姉であると同時に、いわゆる許嫁だ。

 

蓮が引き取られた先の北森家は、人間界に移住してきたエルフ系魔人種の家だった。

元は王族だったそうなのだが、先祖が政争に敗れて地方領主に落ち、色々あって人間界に移住したそうだ。

 

蓮の生みの親は、そんな旧王族の傍流に当たる忠臣だった。

出会いあって人間男性との間に男児を儲けた母は、主筋である王家にその男児を捧げた。

どうかこの子に、王家存続の大役を果たさせて欲しいと。

 

無いも同然に薄れてはいるが、蓮もまた王族の血を継いでいる。

よって、蓮が旧王族のエマネイアと結ばれることは、王家の血が復活することを意味する。

 

既に王家の血筋に執着のなかった北森家は、思い留まるよう説得したが、母の決意は固い。

最終的には成長した子が人生を選ぶ――という約束で、蓮は森家の養子になったのだった。

 

「ふふ♡ ごめんね、ゲームしてるのに将来の話なんて。

 蓮くんは蓮くんの好きに生きていいからね♡

 王族だろうとなんだろうと、お姉ちゃんは蓮くんの味方だから♡」

「うん……」

 

幼い頃からの癖みたいなもので、蓮は背後の姉に寄りかかる。

豊満な胸を枕にする形になると、全身が姉の優しさに包まれるかのようだ。

 

子供の頃から、姉は弟である蓮を可愛がってくれている。

その甘さは病的なほどで、『許嫁であり義姉弟』という関係も運命と捉えているらしい。

 

「あん♡ 可愛い♡ 可愛い蓮くん♡ いいんだよ? いくらでも甘えて♡

 蓮くんなら、お姉ちゃんをエッチな目で見ちゃうのも、許してあげる♡」

「っ」

 

姉の口から出た熱い吐息が、甘い毒のような言葉と共に、耳に掛かる。

胸を使って肩でも揉むように、姉の巨乳が背中から後頭部をなで上げていた。

 

「でも……『する』のは、大人になってから、ね♡」

 

そう、妖魔界ならまだしも、人間界の基準で言えば……まだ早い。

義姉弟の結婚が法的には可能でも、○校生と○学生では、世間の出す答えはNOだろう。

 

誘惑禁止条例もある。

未婚の女性は男性を誘惑してはならない、求められても応じてはならない。

実質、婚前交渉を禁じているようなものだ。

 

『好き合うのは構わないけど、深い関係になるのは大人になってから』と、両親にも言い含められている。

両親は特にエマの方を警戒しており、かなり強く肉体関係を禁じているようだ。

忠臣が捧げてくれた大事な息子に『不作法』などしては、合わせる顔がないと。

 

「待ってるからね♡ お姉ちゃん、蓮くんが大人になるの、楽しみに待ってるからね♡」

 

だから、エマも蓮に対して、スキンシップ以上のことはしない。

蓮とエマは、現段階では『健全な姉弟』でなければならない。

 

「もし、蓮くんが我慢できなくなっても……」

 

その一線を越える術が、歳を重ねること以外にあるとすれば……

 

「ちゃんとごめんなさいできたら――許してあげる♡」

 

蓮の方が、誘惑を禁じられた義理の姉(サキュバス)を、手籠めにすることだけだった。

 

 

 

 

だから今夜も――蓮は、姉を夜這いする。

 

蓮とエマが別々の部屋で寝るようになったのは、エマが年頃になってからだ。

エマの方が、弟を『つまみ食い』することを避けるための、両親による措置だった。

 

泣いて嫌がったのは蓮だった。

姉にしがみついて、お姉ちゃんと一緒がいいと聞かなかった。

姉は鼻血を堪えるように顔を押さえていたものだ。

そして、蓮にこう耳打ちしたのである。

 

「お部屋の扉が開いてたら、内緒で来てもいいよ?」

 

部屋の扉が、少しだけ開いていること。

それが、蓮とエマの間におけるサイン。

今夜は夜這いしてもいい――という意味だ。

夜、姉の部屋の扉が完全に閉じている日は、滅多にない。

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

「ん……」

 

部屋に入ると、エマは身体にシーツを掛けるでもなく眠っていた。

上品なネグリジェ姿が、小夜灯に照らされている。

薄い生地に目を凝らすと、豊満な胸の先端部やショーツが透けて見える。

 

「っ」

 

蓮は生唾を飲んで、そっと近づく。

すぅ……すぅ……と静かな寝息が聞こえてくる。

まるで誘っているかのような、無防備な姿勢だ。

 

「お姉ちゃん……?」

 

返事はない。

タヌキ寝入りであることは分かっている。

それでも、眠っているという体裁で事を進めるのが、暗黙の約束だった。

 

「…………」

 

改めて見ても、思う。

姉は、なんて綺麗な人なんだろうと。

 

長い金糸の髪、絵画に描かれる美女のように芸術的な身体の線、可憐な声音。

思春期に入って以来、異性に目を奪われることは数あれど、姉ほどではない。

言い方は悪いが、この姉に比べれば、教室の女子なんて魔人種を含めてイモに見える。

 

(世が世なら、本当に、お姫様なんだよな……)

 

妖魔界の旧王族という血筋。

人間界で言うと先祖が戦国武将くらいのレアリティだが、いざ前にすると胸が高鳴る。

年頃の男児が持つ率直な性欲に、そんなおとぎ話のような要素が混ざってしまえば……その感情は、単なる性欲以上の何かに昇華してしまう。

言葉にするなら『運命の相手』――エマが蓮を溺愛するのも、きっと同じ理由だろう。

 

「……っ」

 

蓮は姉の足元から、その柔らかそうな太腿に手を伸ばす。

スカートの裾を摘まむようにして持ち上げると、白い下着が露わになった。

蓮はごくりと喉を鳴らした。

 

「ん……蓮……くん……♡」

 

姉は頬を染めて微笑んでいるように見える。

寝たふりなのは分かっている。弟が卑猥な真似をしていることにも気付いている。

それでも彼女は、寝たふりを続けて、寝言で弟を呼んでいた。

何一つ明言していなくても、彼女が何を望んでいるかは、雄弁に語られていた。

 

蓮は、そんな彼女の胸に手を添える。

 

「はぅ……っ♡」

 

少し驚いたような、しかし心地よさそうな声が聞こえた。

姉はされるがままだ。抵抗する素振りもない。

Fカップあるという乳房を弟に触れられても、()()()()()()()()()()()()

 

「お姉ちゃん……」

 

蓮は姉の胸を揉みながら、ショーツ越しに割れ目に指を押し当てる。

 

「ぁ、は……っ♡ あんっ♡」

 

姉は切なげに眉根を寄せ、悩ましい吐息を漏らした。

弟の手つきに翻弄されながらも、()()()()()()()

 

「お姉ちゃん、ごめんね。今日も、我慢できないよ」

「っっっ♡」

 

エルフ系の長耳に囁くと、薄く目を開いた姉は頬を上気させた。

 

「起きないでね? ぐっすり、眠っていてね?」

 

それは、抵抗せずに寝たふりを続けろという意味に他ならなかった。

呼吸を荒くしながらも、何も言わない――それが、姉の答えだった。

蓮は姉の胸元に顔を近づけ、唇で触れる。

 

「はふっ♡」

 

姉が吐息を零し、ぴくりと震える。

蓮はそのまま、姉の胸の谷間へと顔を埋めた。

そして両手で乳房を掴んで、自分の顔を挟むように押し付ける。

 

「あんっ♡ はぁっ♡ あっ♡ 蓮、くぅん……っ♡」

 

姉は、弟からの執拗な責めに悶えている。

蓮の頭に腕を回し、抱きしめるようにしながら、()()で蓮の名前を呼ぶ。

 

「お姉ちゃんのおっぱい、食べさせて?」

 

ネグリジェの肩紐をズラして、乳房を露出させる。

薄いオレンジ色の小夜灯に照らされた桜色の乳首は、自ら震えるように勃っていた。

蓮がそれを口に含むと――

 

「あはぁっ♡」

 

エマは思わず声を上げて、蓮の頭を掻き抱きながら、身体を反らした。

蓮はそのまま、姉の両乳首を手と口で責めていく。

 

「ひゃうっ♡ 蓮、くんっ♡ ふあっ♡ んっ♡ はぁぁぁっ♡」

 

舌先で転がすように舐め上げ、吸い上げるたびに、エマはビクビクと身体を震わせる。

 

「お姉ちゃんの()()、可愛い」

 

全ては寝言なのだと、蓮はエマに『発言の許可』を与えた。

 

「あぁぁ♡ 蓮くん、ダメだよぉ♡ まだ、こういうのっ♡ 蓮くんには早いのぉ♡」

「じゃあやめる?」

 

蓮は口を離すと――その先端を、指の腹で擦り始めた。

 

「やめ、ないでっ♡ もう、おっぱい、疼いて、止まんないよぉ♡」

 

普段からスキンシップが激しく、弟への劣情を隠さない姉だが、襲ってくることはない。

日に日に男らしく成長していく蓮への欲情を、いつも我慢している。

それだけに――こう言われると、拒めない。

 

()()()、お姉ちゃん。これはただの夢だから、ね?」

「ゆ……夢……♡」

「そう。夢なんだよ? 朝になったら、全部、なかったことになるからね?」

 

蓮の言葉に、エマは蕩けた笑みを浮かべた。

 

「あぁ♡ 蓮くぅん♡」

 

エマは開き直ったように蓮を抱き寄せ、胸を口内に押し込むように押し付ける。

 

「ごめんね♡ お姉ちゃんのせいだよね♡ 蓮くんお年頃なのに、お姉ちゃんがこんなエッチな身体を見せつけたからだよね♡ いいよっ♡ お姉ちゃんで、女の子の身体、いっぱい勉強して♡ お姉ちゃんにしたかったこと、我慢しなくていいからね♡」

「お姉ちゃん……」

「ほら♡ 触って♡ もっと強く握っても大丈夫だよ♡ 男の子なんだもん♡ 強引になって、いいんだよ♡」

 

蓮はエマの乳房を揉みながら、先端にしゃぶりつく。

前より一段と五指に力を込めて、軽く歯を立てるほどに。

 

「ふあん♡ 蓮くん、食べてるっ♡ ケダモノみたいにっ♡ お姉ちゃんのおっぱい貪って♡」

 

姉の身体は、非常に敏感になっていた。

蓮の匂いは、エマにとって相性がよかった。

そういう男に対して、サキュバスは本能を抑えきれない。

広く深く分布する性感帯が騒ぎ出し、粗野で大きな男の手でなければ味わえない快感を生み出す。

 

「蓮くんっ♡ 蓮くぅんっ♡ お姉ちゃんっ♡ イっちゃう♡ イかせてっ♡ 蓮くんの手でっ、おっぱいイキしたいっ♡」

 

エマは蓮の腰に足を絡めながら懇願した。

蓮は音を立てながら姉の乳首を吸い、乳首を抓る。

 

「あぁぁっ♡ はひっ♡ おっぱいきもちいぃ♡ 蓮くぅん♡ お姉ちゃんのおっぱい食べてぇ♡ 蓮くんに食べられるためにあるようなおっぱい♡ 食べちゃってっ♡ お姉ちゃんのおっぱい♡ 蓮くんのためにおっきくなってるのっ♡ お姉ちゃんの胸っ、大好きになってぇ♡」

 

味を覚えさせようとするように、乳房をしゃぶらせる。

弟に対してそうする恍惚と背徳に、エマの快感は増していき、とうとう絶頂へ上り詰めた。

 

「あぁっ♡ イクッ♡ くうぅぅぅっ♡」

 

ぴくぴくっと、姉が身体を震わせる。

蓮は口を離して、快感に顔を歪める姉をじっくり観察した。

こんなに綺麗な姉が、弟である自分の手で、快感の境地に達している。

それを目にするだけで、自分は男として偉業を成したような達成感が湧き上がる。

 

「まだだよ」

 

そして、妖女(サキュバス)が味わう快感はこの程度ではないことも、既に知っていた。

 

果てたばかりの彼女の乳首を、不意打ちで抓り上げる。

 

「きゃひぃぃぃん♡」

 

思わぬ刺激に驚いた姉が、寝たふりの演技も忘れて嬌声を上げた。

 

「知ってるよ? イってるところに、追撃されると、もっとイっちゃうんだよね?」

 

大人向けの雑誌で得た知識を試すと、エマは目を見開いた。

彼女を夜這いするのも、胸でイかせるのも初めてではないが、ここから更に責めるのは初挑戦だ。

つまりエマにとっても、弟から与えられる初の快感である。

 

「ひゃぁぁぁっ♡ 蓮くんっ♡ それっ♡ それだめっ♡ もうだめ待ってっ♡ イってりゅ♡ イってりゅのっ♡ イってりゅお姉ちゃんのおっぱい苛めちゃだめなのぉ♡」

 

抵抗する姉に構わず、蓮は目の前の巨乳を弄ぶ。

強く掴んだかと思えば小刻みに揺らし、吸ったかと思えば舌で転がす。

短い間隔で刺激を変化させると、その度にエマの身体が跳ね上がり、胸によるものとは思えないオーガズムを物語る。

 

「ひあぁぁっ♡ 蓮くんっ♡ お姉ちゃんイきまくってるっ♡ 知らないっ♡ こんなのはじめてなのぉ♡」

「降参する? お姉ちゃん。僕に降参してくれる?」

「するっ♡ してますっ♡ 蓮くんの勝ちだからっ♡ お姉ちゃんっ♡ 気持ちよすぎて負けちゃってるからぁ♡」

 

敗北を宣言させてから、蓮は姉の乳房から手を放した。

 

「はひっ♡ はひっ♡」

 

仰向けに倒れたエマは、横向きになった顔の口から涎を零していた。

普段の、年上の余裕がある姉の顔ではない。

男の手で蹂躙された、屈したメスの顔だ。

 

「お姉ちゃん、いいよね? 僕の勝ちだから――」

 

蓮はパジャマのズボンを下ろして、勃起した逸物を取り出した。

蓮は魔人種とのハーフ、妖魔界の血を受け継ぐインキュバスだ。

その生殖能力を物語るかのように、○学生とは思えないほどの剛直を持っている。

 

「『れいぷ』――しても、いいんだよね?」

 

可愛い弟の顔に獣めいた笑みが刻まれるのを、エマは見た。

 

「あ♡ だめ♡ だめだよ♡ エッチは、大人に、なってから……あんっ♡」

「なに言ってるの。お姉ちゃんが僕に教えたんだよ?」

 

蓮は強引にエマのショーツを引き抜いた。

 

「お姉ちゃんは、誘惑しちゃいけないけど……僕が『れいぷ』するのは、いいんだよね?」

 

誘惑禁止条例――その言葉の正確な意味を、蓮はまだ知らない。

だが、それに縛られる姉が、どういうことをして欲しがっているかは、よく知っている。

 

「僕に『れいぷ』して欲しいから、抱き付いて、おっぱい当てて、ムラムラさせてるんだよね?」

「やぁ♡ 違うの――ひゃああっ♡」

 

蓮はエマの足を開かせる。

エマは片手で恥部を隠そうとしながらも、足はさほど抵抗しなかった。

 

「女の子を気持ちよくして、負けさせて、濡れ濡れのおまたにこれを突き刺すんでしょ?

 お姉ちゃんが教えてくれたんだよ? レイプってなに? って聞いた僕に教えたんだよ?」

「それはっ、しちゃいけないことって――」

「してほしいって……言えないんだよね?」

 

蓮は怒張の先端を、エマの陰唇に押し当てた。

 

「ふああぁっ♡」

 

挿入を期待しているのか、エマの声には艶が増していた。

 

「許して――くれるよね?」

 

そう言って、蓮は腰を前に突き出した。

ちゅぷん――と、ほとんど抵抗なく、怒張は膣内に滑り込んでいった。

 

「ひぃゃうぅぅぅっっっ♡」

 

蓮のモノを受け入れながら、エマは甲高い悲鳴を上げた。

きゅんきゅんきゅんっ♡ という絶頂の収縮が、蓮の分身を絞るように包み込む。

 

「イってる。これ、イってる感触だ。お姉ちゃん、『れいぷ』されるとイっちゃうんだね」

「ひゃふっ♡ され、ちゃったぁ♡ わたし、また♡ 弟に、レイプされちゃってるぅ♡」

 

両手で頬を押さえるエマの顔は、エルフの長耳まで赤くなり、目は恍惚感に染まっていた。

そんな姉の反応を見て、蓮はより興奮を増していく。

 

「お姉ちゃんの中、気持ちいいよ。もっと、お姉ちゃんの中で、動きたいっ」

 

蓮はさらに腰を突き出し、最奥へと押し込んだ。

子宮口が亀頭にキスすると、エマが背中を反らして絶頂する。

 

「はぎゅぅぅっ♡」

 

びくっ、びくんっと、全身を痙攣させ、エマは仰け反りアクメした。

その締め付けは凄まじいもので、蓮も思わず射精してしまうところだった。

だが歯を食いしばって耐える。女の子をたくさんイかせるのが男なのだと、雑誌で読んだ。

 

「蓮くんっ♡ 蓮くぅんっ♡ だめぇっ♡ お姉ちゃんイっちゃうっ♡ すぐイっちゃうっ♡

 蓮くんにずぽずぽされたら身体が勝手にイっちゃうのぉ♡ これっ、逆らえないのぉっ♡」

「逆らうなっ! お姉ちゃんはっ、僕の女なんだからっ!」

 

蓮は思うがままに腰の角度を変えて、子供めいた気まぐれさで緩急を付けた。

 

「あああぁぁぁっ♡ らめらめそれらめぇっ♡ そんなの言っちゃらめなのっ♡

 上手になった腰使いでそんなこと言わないでっ♡ しちゃうから♡ 屈服しちゃうからぁ♡」

 

腰の動きを維持したまま、更に乳房を掴んで吸い付くと、エマの身体はがくんっと跳ね上がる。

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

「ふおっ♡ おっぱいだめっ♡ いまだめっ♡ おっぱいイキしちゃうからぁ♡ もうイけないのにっ♡ イかせられてるのにぃ♡ おっぱいイクの足されちゃうっ♡ 乳首もおまんこも何度もイっちゃうのっ♡ おとうとレイプでイかされまくってるのおぉぉ♡♡♡」

 

半狂乱になって髪を振り乱しながら、姉は足を絡めて放さない。

 

「ごめん、お姉ちゃんっ! 許してっ、れいぷするの許してっ!」

「あああぁぁぁっ♡ ずるいっ♡ しょんなっ♡ 謝りながら夢中でっ♡ 許しちゃうっ♡ 許してあげたくなっちゃうからぁっ♡」

 

たとえ許嫁同然の義姉弟でも、未婚の男女は誘惑禁止条例の対象だ。

だから、エマには他に方法がなかった。

性に目覚めた弟に、『こういう方法』を教え込むしか、なかった。

 

「名前っ♡ 蓮くんっ♡ なまえぇ♡」

「エマっ! エマネイア! 僕のものだっ! 僕の女になれっ! 僕の言うことを聞けっ!」

 

促された蓮は、姉を名前で呼び捨てて、不慣れそうな口調で高圧的に命じる。

それを聞いたエマは、見るからにぞくぞくとしながら、悦楽に震え上がった。

 

「はいっ♡ ()()()♡ 聞きますっ♡ 言うこと聞くからっ、怒らないでぇっ♡」

 

姉を名前で呼び捨てにして従わせる、すると姉もそれに応える。

力尽くで犯されている――当初はその体裁を整えるための儀式だった。

それが体裁ではなくなるまで、さほど時間は掛からなかった。

 

「しゅごいっ♡ 男の子しゅごいのっ♡ どんどん立派になってっ♡ 勝てなくなっちゃうっ♡

 お姉ちゃんの身体っ、あっという間に♡ 支配されちゃったのぉ♡」

 

体位をバックに変えて、姉弟がラストスパートに入る。

 

「王子様なのっ♡ 蓮くんは私の王子様なのぉっ♡

 私がっ、育ててっ、私の王様になるのぉ♡」

 

姉の部屋に響く、腰と尻の衝突音、弟に泣かされる女の嬌声――それらが最高潮まで加速する。

 

「エマ……出る、もう出るよっ」

「あああきてぇ♡ 征服してっ♡ 私の子宮っ♡ 蓮さんのせーえきで侵略してぇっ♡」

 

弟への執着と、マゾヒズムの悦楽が凝縮されたような言葉だった。

 

エマは、王家の復興などという大それたことは考えていない。

ただ、自分の夫となる弟を、自分にとって最高の男に育て上げて――支配されたい。

そんな姉の歪んだ劣情に呑み込まれるように、蓮は堪えていた射精を解き放つ。

 

「あぁあぁあぁあぁ出てりゅぅぅぅっ♡ イッちゃうぅっ♡ 中出しイキしてりゅぅぅぅっ♡」

 

両手でシーツを握り込みながら、姉は尻を震わせて絶頂を迎える。

その絶頂は長く、そして深く、意識が落ちるまで続いた。

 

 

 

「お姉ちゃん……」

 

しばらく経って、蓮とエマは、弟と姉に戻る。

着衣を正して、同じベッドで眠る、姉離れと弟離れができない姉弟に。

 

「ふふ♡ なぁに?」

 

エマは蓮の顔を胸に抱き寄せ、べったりと密着していた。

先ほどまで自分を天国に導いていた男に対して媚びる、女の態度だった。

 

「その、さっきは……ごめんなさい。また、お姉ちゃんを『れいぷ』して……」

「もう……本当に、悪い子だよ? 女の子に、あんなことしちゃ、ダメなんだよ?」

 

たしなめているとは言えない口調で、エマは蓮の額にキスをしていた。

 

「うん。明日から、いい子になるから……」

「あっ♡」

 

蓮は目の前にある谷間に顔を埋めて、片手で揉み始める。

 

「お姉ちゃんのおっぱい、ちょうだい?」

 

甘えるようでいて、オスの顔をしている弟に、エマはごくりと唾を飲む。

 

「もう…………しょうがないなぁ♡」

 

エマはネグリジェの胸元を開くと、布団の中でこっそりと、胸を露出させる。

弟は姉の乳首に吸い付き、姉は弟の舌に甘い声を零す。

どちらからともなく眠りに就くまで、ずっとそうしていた。

 

 

 

 

翌朝、姉弟は何事も無かったかのように朝を迎えた。

なんとなく察している両親は何も言わず、蓮もエマも素知らぬ顔で朝食を取る。

 

両親が仕事に出て、蓮とエマも登校する準備が整う。

まだ制服に着られている感がある蓮と、少女として最も花盛りな制服姿のエマ。

背は、まだ蓮の方が少し低い。

このまま家を出ても、仲のいい姉弟と見られるだけだが、一緒には登校しない。

世間一般の、この年頃の姉弟は、仲良く並んで登校したりしないからだ。

 

だから――

 

「んっ♡ ちゅ♡ 蓮、くぅん♡」

「お姉ちゃん……朝練、遅れるから……」

 

両親も世間の目も無い、玄関口での僅かな時間に、蓮とエマは舌を絡め合わせた。

 

「蓮くん、気を付けてね♡ こんな可愛い蓮くん、誰が狙ってるか分からないんだから♡」

 

姉がそういう心配をするのも、いつものことだ。

蓮が○学校に進級してからは、『○学生の妖女子なんて痴女ばかり!』と暴言を憚らない。

いつもなら、『もういいだろ』と素気なく振り払うのだが……

 

「お姉ちゃんこそ」

「きゃっ♡」

 

反撃で姉の尻に手を回して、スカートの上から強く掴む。

 

「れ、蓮、くん?」

「……ナンパされても、ついていっちゃダメだよ?」

「っっっ♡」

 

姉は軽イキしたように震え上がり、艶然とした笑みで蓮を見下ろす。

 

「……まっすぐ、帰ってくるから♡ ね?」

 

そう約束して、それぞれ学校に行った。

帰宅して、昨日と同じような一日が終わって――

 

「じゃあ、お姉ちゃん……もう寝るね?」

「うん、おやすみ」

 

寝る前に歯を磨こうと足を運んだ洗面台、その出入り口で、蓮はエマとすれ違う。

どちらからともなく――下ろした片手の指を、一瞬だけ絡め合わせて。

 

「…………」

 

歯を磨いて部屋に戻る途中、蓮は姉の部屋を流し見る。

 

 

 

今夜も――部屋の扉は、閉じていなかった。

 

 

 




ご一読いただきありがとうございました。

活動報告にも出しましたが、以前まであった三姉妹編を取り下げて、
義姉編を登校しています。
とりあえず、あと何話かは義姉編が続きます。

取り下げた話も加筆修正して再投稿しますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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