※この作品はR-18です。

誘惑禁止条例 ※性犯罪被害は条例違反にあたらない   作:大中小太郎

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お触り ~姉は家庭内痴漢されても誰にも言わない~ (挿絵追加)

 

 

 

蓮が姉のエマを夜這いするようになってから、一年ほど経った。

両親が寝静まった頃――または両親がお盛んなとき、蓮とエマは情交を重ねた。

蓮は何度も姉に中出ししたし、そこに至るまで姉が絶頂する回数も日に日に増えていった。

避妊魔法や防音魔法がなければ大変だった。

いつしか、誘惑禁止条例を気にしてレイプを装うこともなくなっていった。

ただ純粋に、同じ家に住む男女が自然とまぐわう。

もはや姉弟というより、若い夫婦のよう。

 

それはつまり――マンネリ気味である、という意味だった。

 

不満があるわけじゃない。

だが、最初に蓮が姉を襲った時のような興奮を、久しく感じてない。

その感覚を適当に流すことを、姉はよしとしなかった。

 

いつしか姉の部屋は、夜になると扉をきっちり閉じられるようになった。

 

 

 

 

さて――人間界と妖魔界の開通は、なにも性の乱れだけを起こしたわけではない。

 

妖魔界の技術である魔法と、人間界の技術である科学、その協力で生まれた魔法技術。

地球上で閉じていた貿易に、突如として異世界が加わったことによる、桁外れな市場の拡大。

 

目に見えて起きた変化と言えば、幻影魔法によるARが市街を彩り、魔法製品が流通している。

街を見れば、長耳のエルフ、小柄なドワーフ、尾を揺らす獣人が、スーツや制服姿で道を歩く。

年齢層は、全体的に若い。

一昔前は少子高齢化が深刻だったそうだが、いまや空前のベビーブーム。

人間界と妖魔界の開通により、男性と妖女が出会い、第二世代や第三世代も急増している。

 

であれば『学校』もまた増加する。

姉こと、北森エマネイアが通うのは、妖魔界出身の生徒を中心とする女子校だった。

 

「エマさんっ、おはようございますっ」

「あら、おはようアリサ」

 

エマは猫を被ったように清楚な笑顔で、エルフの女子生徒に挨拶する。

家では弟を溺愛、しかも自分を夜這いさせる淫乱だが、そんな本性はおくびにも出さない。

 

「聞いてくださいよ先輩ぃー」

「あ、エマ姉様だっ」

「お姉様ぁー♪」

 

次々と複数の女子たちが集まり、校門を潜ったエマを中心に一団となる。

 

エマの血筋は、妖魔界においては貴族である。

別にお嬢様校というわけではないのだが、妖魔界の子女が集まれば、結構な割合で貴族がいる。

妖魔界で希少な男を確保して、安定して子供を作れるのが、貴族だからだ。

 

そうした『血筋』は、妖女子の間においてカースト要素のひとつだった。

人間女子のカーストなら、容姿や彼氏持ちか否かで高くなるというのが典型だが、妖女には妖女の典型があるものだった。

そんな妖女子の中で、エマが持っているもうひとつの強みが――

 

「あの、エマさん……また、弟さんの話、聞かせてくださいっ」

 

()()()()()()()()()、である。

 

妖魔界において、男児は天からの授かり物だ。

男児が生まれた家には幸運の星が降りており、縁が深ければあやかれると本気で信じられている。

もはやそういう精神文化、信仰の類と言ってよい。

 

アリサのような、妖魔界において平凡普通な平民エルフにとっては特に。

 

「そうねぇ、最近はやっぱり年頃のせいか、あまり構ってくれないのよねぇ」

 

エマが残念そうに語る些細なエピソードだけで、もうアリサにはフィクションの世界だ。

父親と一緒に暮らせる妖女ですらSR、兄や弟と一つ屋根の下で暮らせるなんてSSR。

反抗期の弟に邪険にされるなんて日常風景すら、あな尊しや。

 

「部活はサッカーでしたよね? いまのポジションはっ?」

「背は伸びましたかっ? いま何センチですかっ?」

「一人称は『俺』ですかっ? それとも『僕』ですかっ?」

 

アリサ以外の妖女子たちも、講義室でエマを囲みながら根掘り葉掘りだ。

 

少しでも多く知りたいのだ。

弟がいるとはどんな気持ちで、どんな日々なのか。

エマが語る『蓮くん』を、アリサたちは物語の主人公の如く注視している。

 

そして、思わず想像するのだ――

 

「はぁ、蓮くんが私の弟だったらなぁ……」

 

――と。

もし、自分にそんな弟がいたらと。

話に聞く『蓮くん』に、『お姉ちゃん』と呼ばれる自分を。

 

「いまなんて?」

「言葉の綾でございます!」

 

この通りエマのガードが鉄壁なので、直接お目にかかれた子はいない。

エマは決して、同年代の女友達を自宅に招くことはないのだ。

その理由も『年頃の弟がいるから』で通る。

妖魔界において、男児はそれほどに保護されるべき存在なのである。

 

(いいなぁ、エマ先輩……)

 

アリサは蓮の話を聞きながら、エマの香りに思考を蕩けさせる。

ほんの僅かに、一緒に暮らしている弟さんの香りが、エマに運ばれているような気がする。

朝一で声を掛けるのも、その『弟の残り香』が薄れる前に嗅ぎたいからだ。

惨めな変態だと笑うがよい、妖魔界において男児とはそれほど希少なのである。

 

(いい、香り……)

 

うっすらと感じる男の匂いを、アリサは砂漠で水滴を舐めるように吸い込む。

 

妖女は嗅覚で相性のいい男をかぎ分ける。

自分がエマの香りに夢中なのは、つまりそういうことなのだと……

 

(蓮くん……かぁ……♡)

 

気付いていても口には出せず、アリサは手の届かぬところにいる『弟さん』に、思いを募らせるのだった。

 

 

 

 

蓮が学校から帰宅すると、エマは家事をしていることが多い。

両親は共働き、蓮は部活をしており、エマの帰宅が一番早い。

当人の趣味が料理ということもあり、夕飯の下ごしらえをしながら出迎えられるのが、いつもの光景だ。

 

「あ、蓮くんおかえりー」

「ん、ただいま」

 

姉は制服の上からエプロンを着けていた。

長い金髪を結ってポニーテールにしている。

短いスカートから伸びる腿や膝の裏側が、真っ白で目に眩しい。

 

(短い……)

 

油断すれば下着の見えそうなスカート。

記憶にある限り、朝の登校時よりも明らかに短い。

蓮は知っている。姉がスカートの丈を詰めるのは、家の中だけなのだ。

 

「蓮くん♡ 見過ぎだよ?」

「ああ、ごめん」

 

言葉では謝っているが、蓮は口の端を釣り上げていた。

ここしばらく、姉が夜這いをさせてくれないせいで、蓮の劣情は蓄積している。

その上で、誘惑するようなミニのスカート……姉の意図は明白だった。

 

「お姉ちゃん、何か手伝う?」

「んー、ちょっと待っててね」

 

鼻歌を歌いながら料理の下ごしらえを続ける姉。

身体を屈めると、スカートの裾が持ち上がり、驚いたことに黒い下着が見える。

『待ってて』という指示もおかしい。

手伝うことがあるなら言えばいいし、無いならそう言えばいい。

それを待たせたのは……見える位置に留まらせるためだ。

 

(やっぱり、誘ってる……っ)

 

姉がよくやる手口だ。

わざと露出の多い服装になったり、私生活の隙を装って下着や胸元を見せたりする。

襲ってもいいよ♡ という、姉からのサインだった。

しかも夜這いを拒否することで、蓮を欲求不満にさせてから。

どうやら姉は、マンネリ気味になってきた夜這いプレイから、新たな刺激を求めているようだ。

 

「…………」

 

だから蓮は、無言で姉の背中に近付いていく。

 

「……っ♡」

 

姉はそれに気付きながら、特に必要のない作業を続けている。

 

「お姉ちゃん?」

 

やがて蓮は背後から姉に密着して、その身体に手を這わせるのだった。

 

「ぁ……っ♡」

 

背後から抱き寄せると、姉はぴくっと震えて声を零した。

 

「な、なぁに? 蓮くん♡ 甘えたいの?」

「うん」

 

姉に甘える弟を装って、蓮は背後から姉のうなじにキスをする。

そして両手を前に回し、制服越しでもわかる豊かな膨らみに触れた。

 

「んぁっ♡」

 

もどかしくなるような愛撫をすると、姉はぶるりと身を震わせ、艶っぽい吐息を漏らす。

 

「こ、こら♡ 悪戯しちゃ、だめ、でしょ♡」

 

あたかも、単なる姉弟のスキンシップであるかのように、姉は蓮をたしなめた。

 

「だって、お姉ちゃんのスカート、凄く短い」

「ひぁんっ♡」

 

蓮は姉のヒップに片手を伸ばして、尻肉を掴む。

そのまま揉むように動かしながら言うと、姉は甘い声で鳴いた。

 

「そ、それは……蓮くんが、見たがってるみたいだから……♡」

「それだけ? 普段からこんなに短くしてるんじゃない?」

「あっ♡ やん……っ」

 

蓮は姉のエルフ耳を甘噛みしながら、家以外でのことを追及する。

 

「僕以外に、こんな短いところ、見せてるんでしょ?」

「ち、違うもん……蓮くんにしか、見せたことない」

「ほんとに?」

「本当だよぉ♡ あんっ♡」

 

蓮は姉の尻を掴んでいた手で、今度は太股に触れる。

その柔らかさを堪能するように撫で回した。

 

「蓮くぅん♡ だめだってば、こんなの……痴漢、痴漢だよ?」

「痴漢じゃないよ。お姉ちゃんに甘えてるだけ」

「あ……んっ♡ こんな、エッチな甘え方、よくないよぉ♡」

 

姉はそう言いながらも、蓮の指先が触れるたびにビクビクと震えていた。

 

「ふぁっ♡ そこっ」

 

スカートの中に手を入れると、下着は湿り気を帯びている。

姉が感じていることを確認してから、蓮はその湿ったクロッチをずらすのだった。

 

「だ、めぇ……♡」

 

姉は拒絶するが、本気で嫌がっているわけではない。

むしろ蓮の愛撫を歓迎している。

 

「お姉ちゃん、濡れてるよ」

「だって♡ 蓮くんが触れるから♡ エッチな視線を突き刺して、触るからぁ♡」

 

姉は上半身を逃がそうとして前屈みになるが、その動きで尻が後ろに出て、蓮の股間を擦る。

 

「されたかったんだろ? わざとスカート短くして、誘惑したでしょ?」

「ひゃうっ♡ してない、もん♡ 蓮くんが、エッチだから、そう見えただけで……あんっ♡」

「へぇ、僕のせいにするんだ?」

 

蓮はこちらから姉の尻に下腹部を擦りつける。

 

「ふあっ♡ やっ♡ そんなとこ、擦り付けちゃ……♡」

 

ズボンの上からでも分かる勃起状態の逸物を、スカートを捲られた尻の割れ目に。

 

「やあっ♡ おっぱい、掴んじゃだめぇ♡」

 

両手はエプロンの下に入り込み、シャツの上から姉の巨乳を鷲掴みにした。

 

「こんなにエロい下着でっ、襲われたがってるの見え見えじゃないかっ!」

「やぁんっ♡ 違うもん♡ お洒落だもん♡ そういう解釈、よくないんだよ?」

 

姉は言葉では否定しながら、腰を浮かせて、尻を前後に揺すり始めた。

 

「なら、なんでこんなに感じてるの?」

「だってぇ♡ 蓮くんだから♡ 蓮くんがエッチな気持ちになると、私もなっちゃうからぁ♡

 蓮くんのお手々に触られると、感じちゃうの♡ 乱暴でも、優しくても、気持ちいいのぉ♡」

 

エプロンの肩紐を下ろされ、シャツの前を開かれた姉は、黒下着に包まれた巨乳を露出させる。

 

「自分の意思じゃ、どうしようもないの♡

 だから、お願い♡ エッチなことしないで♡」

 

言葉では、拒否をしている。

あくまで、拒否をしたという事実を得るための拒否だった。

 

「そうやって、自分は悪くないみたいに!」

 

蓮は姉のショーツの中に右手を滑り込ませ、秘裂を指先で掴み取る。

 

「あっ♡ やっ♡ あひっ♡ 蓮くんっ♡ やっ♡ 怒らないでっ♡」

 

姉の性器はもうびしょ濡れになっていた。

中指があっさりと膣内に受け入れられ、手の平に陰核の尖りを感じる。

それらを丸ごと愛撫するように手を動かすと、くちゅくちゅという水音がキッチンに響く。

 

「お姉ちゃんはズルいよっ、そうやって、僕を悪者にしてっ」

「んふぅっ♡ はぁ……んっ♡ んっ、んんぅっ♡」

 

姉は声を抑えようと唇を噛むが、その程度で抑えられるはずがない。

 

「エッチなのは、お姉ちゃんの方じゃないかっ! 思春期の男子よりずっとエッチじゃないか!」

「あっ♡ あああっ♡ だって♡ あひっ♡ 蓮くんっ♡ あぁぁぁっ♡ 可愛い、からぁ♡」

 

姉の膣内が絶頂の収縮を示す。

折れかけた足が内股に曲がり、流し台の縁に手を付いて体を支えていた。

 

「なにが可愛いだっ! 僕だってすぐ大きくなるっ! 背だって、もうすぐお姉ちゃんより大きくなるっ!」

「はひゅっ♡ 蓮くんっ♡ 待って♡ イって、イったのにぃ♡ あああぁぁぁっ♡」

 

姉が達しても、蓮は責める手を止めない。

イかせた後、その絶頂でイキやすくなった身体を、もう一度イかせる。

それによって得られる快感は、女を狂わせるのだと、蓮はよく知っていた。

 

「はぁぁっ♡ また、くるっ♡ 蓮くんっ♡ だめっ♡ おかしくなるっ♡ 許してぇっ♡」

 

姉の懇願を無視して、蓮は姉の耳元に囁いた。

 

「エマ?」

「ひうっ!?」

 

名前で呼ぶと、姉は条件反射的に抵抗を止めた。

 

「僕の言うこと聞けるよね?」

「あっ……あ、あぁ……♡」

 

普段、セックスで最高潮になるとき、姉は蓮に自分を呼び捨てにさせる。

弟が『男』になる気分を味わうための工夫だが、それがこういう条件付けを起こしていた。

名前を呼び捨てにして、男らしく命じると、彼女はとても従順になる。

 

「返事」

「ひゃいっ♡ あ……♡ 蓮さんの、いうとおりにしますっ♡」

「なら、おねだりするんだ。でないと止めちゃうよ?」

 

従順になった姉の背後から、蓮は命令する。

姉は一瞬だけためらう仕草を見せたが、蓮が離れようとすると、慌てて手を掴んで引き留めた。

 

「はい♡ 蓮さんのおちんちん、私のおまんこに入れてください♡

 エッチな下着で弟を誘惑した悪いお姉ちゃんに、お仕置きしてください♡」

 

姉は恍惚とした笑みを浮かべながら、自ら腰を突きだして、下着を下ろす。

蓮の手淫ですっかり解された膣口が、物欲しそうに開いていた。

 

「よくできました。それじゃ、ご褒美をあげようかな」

 

蓮はズボンを脱ぎ、肉棒を取り出す。

先端を膣口に触れさせ、割れ目沿いに擦りながら位置取りすると、姉が嬌声と共にヒップを跳ねさせた。

 

「あっ♡ ああっ♡ 蓮くんっ♡ 早くぅ♡」

 

待ちきれないとばかりに、姉は蓮を急かす。

 

「わかった、いくよ」

「あ―――っ♡」

 

亀頭が膣口に埋まる。

それだけで姉は軽い絶頂を迎えたのか、背中を大きく仰け反らせた。

 

「ほら、やっぱりエッチだ。先っぽ入れられただけでこんなにイってる」

「やっ♡ 言わない、れぇっ♡ んぅ~~っ♡」

 

姉は羞恥心に悶えながらも、快楽には抗えない。

ゆっくり押し込んでいくと、姉の秘裂が限界まで広がり、その奥へ蓮を飲み込んだ。

 

「はぁぁぁぁっ♡ 蓮くんのが、入って♡ あふっ♡ はっ、ぁぁぁ♡」

 

姉は絶頂の声を漏らしながら、下腹部に手を当てる。

蓮のペニスの形を確かめるように、優しく撫で回していた。

 

「動くよ? たくさんイかせてやるからなっ!」

「ひゃい♡ 蓮くっ♡ あぁぁっ♡」

 

蓮が動き出す。

姉のどこを突けば一番感じるかは熟知している、そこを狙ってピストン運動を繰り返す。

 

「おぉっ♡ すごっ♡ いぃっ♡ 蓮くんのっ♡ 日に日にっ、おっきくなってりゅぅ♡」

 

姉とセックスするようになって以来、蓮の逸物は少しずつ大きさと硬さを増している。

敏感になった膣内には、そういう些細な変化も分かるらしい。

 

「お姉ちゃんが育てたんだよ? 弟にオスの悦びを教えたからこうなったんだ! 責任取れ!」

 

尻を叩き、腰を掴んで、より激しく打ち付ける。

まだ日も沈みきっていない時間、平凡な家庭のキッチンに、男女の腰が衝突する音を響かせる。

 

「ひぁぁぁっ♡ ごめんなさっ♡ おおっ♡ 気持ちいっ♡ 子宮っ、どすって♡ 突かれっ♡ イグッ♡ イかされちゃうっ♡」

 

姉は蓮に媚びるように腰を振った。

蓮は姉の片足を持ち上げて、角度を変えながら突き上げる。

片足立ち状態での松葉崩しだ。

 

「あっ、ああぁっ♡ 深いぃぃッ♡ これっ、だめぇ♡ お姉ちゃん、我慢できなくなるっ♡ 大人になるまでっ、待たなきゃいけないのにぃ♡」

「もう大人だっ! その証拠にっ、お姉ちゃんをこんなにイかせてやれるんだっ!」

「あっ、蓮くんっ♡ 蓮くぅん♡」

 

姉に見合う男になろうと強がる蓮の熱情に、エマは気付いた。

それを伝えようと強引になる弟が、あまりにいじらしくて、もはや制止することなどできない。

 

「んむっ♡ ちゅっ♡ れりゅう♡」

 

身体を向かい合わせ、立ちセックスで舌を絡めながら、互いの身体に手足を絡ませる。

やがて蓮が姉を持ち上げ、いわゆる駅弁の体位で突き上げ始めた。

 

「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙っ♡ 蓮くぅん♡ しゅごいっ♡ 逞しいよぉ♡」

 

弟に持ち上げられ、男の力強さを総身に感じた姉は、しがみつきながら絶頂を繰り返す。

 

「あぁぁイぐっ♡ イッてるのにまたイクのっ♡ あぁぁぁぁぁぁっ♡ 蓮くぅぅぅうん♡♡♡」

 

絶頂しながら絶頂を迎える。

膣内は痙攣して収縮を繰り返し、精液を搾り取ろうとしてくる。

 

「うっ……」

 

蓮は短くうめき声を上げると、姉の中に大量の子種を吐き出した。

 

「ああぁっ♡ 熱いぃっ♡ 蓮くんのっ、いっぱい出てるぅ♡」

「はぁっ、はぁ……お姉ちゃん?」

 

蓮は肩で息をしながら、姉を見下ろした。

すると――

 

「ふふっ♡」

 

姉は妖艶に微笑み、唇を重ねてきた。

 

「んっ!?」

「ちゅっ♡ ちゅぷ♡」

 

先ほどまで犯されていたとは思えない、貪るようなディープキスが、しばらく続いた。

酸欠気味になった蓮が、ぼんやりした顔で姉を見詰めると、

 

「ごめんなさい、は?」

 

やんわり叱りつけるように、姉は問いかける。

 

「……ごめん、なさい」

「よろしい♡ お風呂、入ってくるね」

 

素直に謝った弟の頭を撫でると、姉は何事もなかったかのようにキッチンを去った。

 

「…………」

 

呆然と見送った蓮は、溜息と共に肩を落とす。

姉を乱れさせたときは、姉の予想を超えられたと思った。

しかし、乱れさせられることまで込みで誘惑していたなら、全ては彼女の思惑通りだ。

 

「……掃除しよ」

 

とりあえず蓮は、姉の愛液で汚れた床を掃除し始めるのだった。

 

 

 

 

そんなことがあっても、姉はいつも通りに接してくる。

エマの『いつも通り』とは、大した理由がなくてもべったり密着してくるということだ。

小学生の頃からこうだったが、いまはその意味も変わってくる。

 

「テレビ、使っていい?」

「いいぞ。何か見るのか?」

「試合」

 

リビングで、晩酌をしていた父母に声を掛けてから、蓮はテレビをつけた。

最近はPCで動画視聴が主流だが、北森家にはそこそこ大画面のテレビがあるので、これぞという映像はこちらで見る。

サッカー部所属の蓮が見たいのは、欧州リーグの試合だ。

 

「はい、蓮くん。飲み物とお菓子」

「ああ、ありがとう」

 

すると当然のように、姉が蓮の隣に腰を降ろした。

気が利くことにジュースとスナック菓子を出してくれるのはいいが、胸元の開いた部屋着が少し目に毒だ。

おまけに肩がぴったりくっつくほど近くに座るので、どうしても意識させられる。

とはいえ、それもいつものこと。

ソファーで肩を並べる二人ついて、ダイニングで晩酌をしている父母も、特に何も言わない。

 

「蓮くん、どっちを応援してるの?」

「特にどっちも。単純にプレーが見たい」

 

試合が始まり、ボールを巡る攻防がしばらく続く。

 

「…………」

 

蓮は食い入るように見ているが、エマは少し退屈そうだった。

競技にあまり興味がないと、ゴール際など大きな動きがない時間は退屈になる。

普段は自分の体を見てくれている弟が、いまはボールと選手に夢中というのも、エマに小さな妬心を生んだ。

 

「ん……」

 

エマは悪戯心に駆られたように、蓮の肩に頭を乗せて、体の向きを少し変える。

すると、豊満な胸が蓮の上腕にぴたりと当てられた。

そのまま、ぐいぐいと押し付けていく。

 

「お姉ちゃん?」

「ん? なぁに?」

 

蓮は視聴の妨害について抗議的な目を向けるが、姉は蠱惑的な笑みで惚けてみせた。

背後の両親からは、ソファーの背もたれに隠れて、姉の行為は見えていない。

告げ口するわけにもいかず、蓮は無視して試合に集中した。

 

「むぅ……」

 

姉はプライドが傷ついたのか、更に誘惑を仕掛けてくる。

蓮の太腿に手を置くと、指先で優しくなぞり始めた。

 

「っ」

「ふふ♡」

 

蓮の反応を見て、姉は不敵に笑う。

ちらりと姉の方を見ると、ルームウェアの胸元を引っ張って、乳首ギリギリのところまで見せつけていた。

慌てて目を逸らすと、今度は足を伸ばして絡めてくる。

 

(ああ、もう……)

 

邪魔されるくらいならと、蓮は姉の相手をしてやることにした。

ソファーの背もたれに隠す形で右腕を動かし、姉の腰を抱き寄せる。

 

「ぁん♡」

 

嬉しそうな声を零した姉は、蓮の肩にもたれかかり、続きを催促するように太股を撫でてくる。

 

「……声、我慢してね」

 

両親に聞こえないように小さく耳打ちすると、蓮は右手を姉の尻へと運ぶ。

 

「は、ぁ……♡」

 

服の上から、尻の上半分を優しく撫でてやると、姉は幸せそうな吐息を口にした。

蓮は目線をテレビに固定したまま、さわさわと姉の尻をなで続ける。

 

「ん、ふぅ……あッ、は……ン……♡」

 

次第にエスカレートしていく愛撫。

ズボン越しに感じる弟の手の感触に、エマは甘い声で応える。

 

「れ、れんく……あんまり動くと、お父さんたちに気づかれるよぉ」

「お姉ちゃんこそ」

 

背後の両親は、お酒と仕事の話に夢中で、こちらに気付いていない。

それをいいことに、蓮は右手を動かし、姉の脇腹を抱くようにして胸を掴んだ。

 

「ひゃう♡」

 

びくんっと、エマの体が跳ねる。

顔がエルフの耳まで赤くなっている。

こんなに両親が近いところで、バレるかもしれないという状況が、姉を興奮させていた。

蓮はそんな姉を横目に見て、嗜虐心に駆られる。

 

「ひうっ♡ んっ♡ んんっ♡」

 

服の上から乳首を抓んで、指先で捏ねてやると、姉は快感の声を必死に押し殺した。

蓮は試合に目を向けながら、右手で姉の乳房を楽しみ、気まぐれに弄んでいく。

 

「んっ、あっ♡ はぁっ、はぁ……あぅ♡」

 

姉は蓮の腕の中で悶え、快楽に身を震わせる。

やがて蓮の手がルームウェアの中に潜り込み、直接姉の肌に触れた。

下着の隙間から指を滑り込ませ、中指で乳首を擦りつつ、乳房の感触を堪能する。

 

「ぁっ♡ んっ♡ んんんっ♡ はぁ、はぁ……っ♡」

 

声を出せない状況のせいか、姉は普段より敏感だ。

喘ぐことこそ堪えているが、体の震えと表情から、体に走る快感の強さが分かる。

 

「んっ、んんぅ……っっっ♡」

 

姉は蓮の服の裾を指で抓みながら、声を噛み殺して小さく絶頂した。

手を離して小休止を入れてやると、試合ではちょうど得点が入るところだった。

 

「おお……っ」

 

ほとんど見逃していたが、蓮の関心がサッカーに戻る。

姉が不満そうに抓ってくるが、たまには姉の誘惑に抗いたい日もある。

 

「ふぁ……」

「あら、旦那様。もうお休みになる?」

 

後ろから父母の声が聞こえた。

 

「ああ、飲み過ぎたかな?」

「ふふ、お疲れですものね。そろそろ休みましょう」

 

そう言って、父母が席を立ち、母が姉弟に声を掛ける。

 

「じゃあ、お母さんたち先に寝るから、夜更かししちゃダメよ?」

「うん」

「お休みー」

 

二人が返事をすると、母は寝室へと消えていった。

それからしばらく試合を見ていたが、二人の耳は父母の気配を入念に追っていた。

やがて、父母の寝室の扉が閉じる音を聞き取ると――

 

「んんっ♡」

 

蓮が強引に姉の唇を奪った。

舌を差し入れ、唾液を交換するように絡め合う。

 

「はむ……ちゅ……♡」

 

エマの瞳にハートマークが見える気がした。

彼女の体はすっかり発情しているようで、蓮にキスをされ、体を撫で回されても、抵抗らしい抵抗はしない。

 

「ぷあっ♡ ふふ、サッカーはもういいの?」

「お姉ちゃんが、邪魔したんだろ……っ」

 

蓮は姉をソファーの上に押し倒した。

それと同時にシャツをまくり上げて、ノーブラの巨乳を暴く。

先ほどの愛撫で過敏になっていたその乳房に、今度は口でむしゃぶりついた。

 

「ひゃうっ♡ 蓮くんっ♡ ここじゃ、バレちゃう……ああぁぁっ♡」

 

姉は甘い声で鳴き、弟の頭を抱きしめる。

蓮はその豊満な胸の柔らかさを楽しみながら、先端を口に含んで甘噛む。

 

「待って♡ 胸、さっきのでぇ♡ 敏感、に……っ♡ あっあっあっ♡」

 

姉は身を捩るが、弟の体を押さえつける力は緩めない。

それどころかもっと強く抱き締めて、蓮の頭を強く自分の胸に押し付ける。

蓮が姉の乳首に吸い付き、舌で転がすと、姉はいっそう激しく身悶えた。

 

「襲って欲しかったんだろ? 僕がサッカーばかり見てるから」

「だ、だってぇ♡」

 

隣の自分より球技に夢中な蓮に、ヤキモチのような感情を湧かせたのだろう。

それは可愛いと思うが、好きなスポーツくらい見せてほしかった。

ふと、蓮は妙案を思いつく。

 

「お姉ちゃん、フェラしてよ」

「え? お、お口で……?」

「いいから、早く。でないと乳首を――」

 

姉の両乳首を抓り上げて、『脅迫』という免罪符を与える。

誘惑禁止条例のことは忘れていない。

脅迫されているという名目を与えて、誘惑を禁じられた女に能動的な動きをさせるのだ。

 

「あぅ……♡ わ、分かった……するからぁ……」

 

姉はソファーから降りて、蓮の前で膝をつく。

蓮が正面を向けば、テレビと姉の頭を同時に見ることができた。

 

「じゃあ、イかせてみせてよ。僕はサッカーを見てるからさ」

「むぅ、蓮くん……ひどい……」

 

もののついでのような扱いに、姉は頬を膨らませていた。

蓮はそんな彼女の金髪を優しく撫でてやりながら、こう付け足す。

 

「ちゃんとしてくれたら、好きな体位でさせてあげるからさ」

「ほんとう?」

「本当だよ」

 

そう言うと、姉はすぐに笑顔を取り戻し、嬉々として弟のモノを取り出した。

そして、躊躇なくそれを口に含む。

温かくぬめった口腔内の感触に、蓮は一瞬息を呑んだ。

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

「んちゅ……♡ はむっ……♡」

 

エマは弟のペニスを、アイスキャンディのように舐める。

竿の裏筋を舌先でなぞるように刺激し、亀頭の部分を飴玉でもしゃぶるかのように口に含み、舌で転がした。

 

「はぁ、気持ちいいよ、お姉ちゃん」

 

贅沢な時間だった。

ソファーにゆったり腰掛けて、好きなスポーツを観戦しながら、美しい姉に奉仕させる。

年上の女性を、完全にペットとして従えているような、偉い男にでもなったような優越があった。

 

「はむ……れろ……♡ じゅる……♡」

 

エマもいつも以上に興奮しているようで、積極的に舌を動かしてくる。

魔人種の女性は口内にも性感帯があるという。

そのためフェラをさせると、自然と上顎や喉奥へモノを擦り付けようと、濃密な口淫をし始める。

 

「じゅぷっ♡ ぐぽっ♡ ずぷっ♡」

 

唾液まみれになった肉棒に、エマは何度も唇を押し付けた。

その度に卑猥な水音が響く。

 

「そう、その調子だよ?」

 

蓮は姉の頭を掴んで、乱暴に前後させた。

 

「ごぶっ♡ げぼっ♡ ん ゚っ♡」

 

エマは苦しそうな声を上げるが、決して逃げ出そうとはしない。

むしろ自ら頭を前後に動かして、弟が射精しやすいように、献身的に尽くそうとする。

その健気な姿に、蓮はますます昂っていく。

サッカーの試合なんてもう見ていない。そんなことより姉の口を犯したかった。

そういう意味では、姉の思惑は成功していたのかもしれない。

 

「っぐ、お姉ちゃん……っ」

 

ついに蓮が果てるかという、そのとき――

 

「あ」

 

姉のスマホが着信音を鳴らした。

無粋なことだが、誰が悪いわけでもないので、姉に止めてもらえばいい。

 

「ぷはっ……ふふ♡」

 

姉は蓮の逸物を口から抜くと、スマホを手に取り……意味深な笑みを浮かべた。

弟としての経験で悟る。

あれは、悪い女の顔だ。ああいう艶笑を浮かべた姉にはいつも、手玉に取られてしまう。

 

「はい。ああ、アリサ、どうしたの?」

 

なんと姉は、そのまま電話に出てしまった。

態度からして学校の友人だろうが、蓮のペニスはほったらかしだ。

 

「いま? ええ、大丈夫よ?」

「っ!?」

 

呆れたことに、姉は蓮の前から離れて、友人とのお喋りを始めようとしている。

 

「ちょ、お姉ちゃん……」

 

流石にそれはないだろうと抗議するも、姉はなにやら人差し指を唇に当てて片目を閉じた。

その手でシャツの裾を引き上げて、豊満な胸を見せびらかしながら。

 

「ああ、ごめんね。弟が構って欲しいみたいで♡ ふふ、可愛いでしょ?」

 

姉は通話相手にそう言いながら、リビングを出て行こうとする。

 

(っ、そういうことかよ……)

 

姉の意図が読めてきた。

つまり――襲ってみろと。

姉の友人にバレるかもしれない状況で、悪戯できるならしてみるがいい――と。

そんな挑発的な笑みを残して、姉は自室に向かっていく。

 

「っ!」

 

蓮はテレビを消した。

リビングの明かりも消して、姉の後を追った。

サッカーなんて、もうどうてもよかった。

 

 

 

 

姉を追って、姉の部屋に入る。

 

「なぁに? また蓮くんの話?」

 

ベッドの縁に腰掛けた姉は、学園の同級生か後輩と思しき相手と話しているようだ。

話題はどうやら自分のことらしい。

蓮はそれを耳にしつつ、姉の背後に座る。

 

「そうねぇ、昔は甘えん坊で、いっつもお姉ちゃんの後ろをついてきてくれたの♡」

 

その弟が、いま背後から自分に手を伸ばしていることを知りながら、姉は通話を続けた。

 

「無防備に抱き付いてくれたときのこと、いまでも覚えてるわ――んっ♡」

 

姉を抱き寄せると、姉は引き寄せられるまま、蓮の膝に座った。

 

「最近はすっかり男の子らしくなって……ぁ♡」

 

姉を抱き寄せた左右の腕を、乳房と下腹部に移動させる。

手は服の下に入り込み、胸と秘所を同時に愛撫し始めた。

 

「ええ、結婚を前提にした養子縁組よ。弟であると同時に、将来の旦那様なの♡

 んっ♡ だから、男らしくなっていくのが……はぁ♡ 嬉しくて……っ♡」

 

通話相手に応える姉の言葉は、遠回しなおねだりであるように聞こえた。

例えば『男らしくなっていくのが嬉しい』というその発言は、

 

「ひうっ♡ はぁ♡ っっっ♡」

 

『もっと強くしてほしい』――という意味だった。

蓮は通話中の姉を感じさせ、姉は快感の声を押し殺しながら通話を続ける。

 

「エッチなこと? っ♡ なぁに? そんなことが聞きたいの? っっっ♡」

 

蓮の手の動きが激しくなるにつれ、姉の吐息は熱く荒くなる。

通話の相手も相手で、なにやら姉と蓮の関係に興味津々なようだ。

男が希少な妖魔界の感覚だと、兄や弟がいるというのは、生まれながらの勝ち組なのだという。

 

「もぅ……エッチなことなんて、してるわけないじゃない♡」

 

いま正に、弟に乳首と陰核を弄られていながら、姉はどこか妖艶に嘘を吐く。

友人に対しても、蓮との関係は秘密にしているようだ。

だから――こんなことをしているなんて、バレるわけにはいかない。

そう思うと、もっとこの姉を感じさせて、通話相手に気付かれないよう困らせてやりたい。

蓮はそんな欲情に駆られながら、姉への愛撫を強めていく。

 

「っっっ♡ 誘惑禁止条例、知ってるでしょ? 婚前交渉なんてしたら、いけないのよ?」

 

姉は抵抗らしい抵抗をしていない。

蓮の手が服を脱がせていっても、姉は自ら腰を浮かせて従った。

袖を抜く途中でスマホを持ち替えもして、最後のショーツが床に落ちる。

一糸まとわぬ姿となった姉に、蓮は再び手淫を再開させた。

 

「ひぁっ♡ うっ♡ ううん、なんでも、ない♡ もっと、聞きたい? んんっ♡」

 

くちゅくちゅくちゅっ――と、蓮の手が姉の膣口から水音を鳴らす。

 

「はぁ♡ 私もね、最近、我慢できないの♡ 弟が、日に日にオスになっていって♡ ぁんっ♡」

 

姉はベッドの縁に腰掛けていた姿勢から、蓮に背を向ける形で膝の上に座り直していた。

 

「私の、あっ♡ 胸とか、お尻を……ふぅぅっ♡ 獣、みたいな目で、見てくれるの♡ んっ♡」

 

姉に密着し、右手でクリトリスと割れ目を擦りつつ、左手は豊満な乳房を下から揉み上げる。

 

「っっ♡ はぁ♡ 私のこと、襲いたそうにしてる顔……はふっ♡ すごく、ドキドキするの♡

 逞しくなった体で組み伏せられてっ♡ あっ♡ 無理矢理、感じさせられてっ♡ ぁぁぁ♡

 イかされ、ちゃうっ♡ のぉ♡ 太くて、長い、指でっ♡ なにより、男性の、あれでっ♡」

 

蓮は気付いていた。

姉はここに蓮がいない『てい』で電話をしている。

その前提で、自分には直接聞かせられないことを、口にしようとしているのだ。

あくまで、電話で友人に吐露するだけなら、誘惑禁止条例には抵触しないから。

 

「そんな、想像して、オナニーしてるとっ♡ 言いそうになるの――」

 

姉は濡れた瞳でこちらを振り返り、震える唇で、魔法の呪文のように言う。

 

「好きなだけ、犯して――って♡」

 

その言葉が、蓮の理性を蹴散らした。

誘惑(チャーム)を受けたわけでもないのに、頭の中が燃え上がった。

姉の通話相手に聞かれるかもとか、そんなことを考える余地はなかった。

 

「んむぅ♡」

 

姉の唇を奪って、押し倒す。

姉はそれを拒まず、スマホを耳に当てたまま、仰向けに倒れた。

 

「ぢゅっ♡ むちゅっ♡ れろっ♡ ちゅぷっ♡」

 

舌を絡め合いながら、両手で姉の乳房を掴み、ぐにぃっと歪ませる。

 

「いいよ、犯してあげる」

 

思わず口をついた言葉は、通話相手に聞こえていたかもしれない。

構うものか、と思った。

 

「っっっ♡」

 

嬉しそうに、背徳感の笑みで震え上がっている姉のことで、頭がいっぱいだ。

 

「ぷあっ♡ 待って、通話――」

 

姉は事が始まる前に、スマホの画面に指をスライドさせた。

流石に通話を切ったということだろう。

それが済んだなら、もう遠慮はいらなかった。

 

「ひあっ♡ 蓮くんっ♡ 落ち着いて、ゆっくり――」

 

蓮は息を荒げながら、姉の膣口に逸物を差し込む。

姉も蓮の気迫を感じたのだろう、どんな風にされるのかと背筋を震わせていた。

 

「あああぁぁぁっっっ♡♡♡」

 

一息に最奥部まで突き立てると、姉が弓反りになって嬌声を上げた。

 

「また、入れられただけでイっちゃったね? でも、手加減しないよっ!」

 

パンッ! パァンッ!!

肉を打つ音と共に、蓮のペニスが姉の膣奥を突きまくる。

 

「あぁぁぁぁぁっ♡ すごっ♡ 蓮くんっ♡ 獰猛にっ♡ なってりゅっ♡

 お姉ちゃんのことぉっ♡ 犯してるよぉっ♡」

 

姉の膣内は既に愛液で満たされており、ピストン運動が潤滑だった。

 

「されたかったんだろ? こういう風にっ! だからあんなに、僕を挑発して!」

「だってぇ♡ そうしないとっ♡ できないからぁっ♡ 誘惑、できないからぁ♡」

 

互いの背中を抱き合いながら、姉弟はベッドを軋ませた。

 

「ああ、そうだよね。かわいそうにっ、こんなにドスケベな体で、エッチに誘えないなんてっ。

 僕が、してあげるからねっ! 優しく、愛情たっぷりに、レイプしてあげるからっ!」

 

蓮は姉の手首を頭上で交差させ、片手でそれを押さえ込み、覗き込むような姿勢で腰を打つ。

 

「ああぁぁっ♡ 蓮くんっ♡ こわい♡ 嬉しいっ♡ 頭、くらくらしちゃうっ♡

 押さえ込まれてっ、逃げられないっ♡ 蓮くんの気持ちっ、強くてっ、雄々しいよぉ♡」

「好きなんだろっ? こうやって犯されるみたいにされるのが、一番イっちゃうんだろ?」

「うんっ♡ 好きぃっ♡ 蓮くんがっ♡ 男らしくなってるのっ♡ 大好きなのぉっ♡

 何度もっ、蓮くんにっ、犯させてるうちにっ♡ 私っ♡ 犯されたがりになっちゃったのぉ♡」

 

蓮は両手で姉の腰を掴み、軽く浮かせるようにして、怒張を前後させた。

擦り上げながら子宮口を突くと、姉の下腹部が薄く盛り上がり、抽送の激しさを物語る。

 

「いいぞ、エマ! もっとおねだりするんだっ! 僕の言うことに従うんだっ!」

「はいっ♡ 蓮さんっ♡ 言うことっ、聞きますっ♡ 従わせてくださいっ♡」

 

蓮が乳房を掴みながら命じると、姉は姉であることを辞めた。

目の前にいる強い男に服従する、弱い女であることを愉しみ始めた。

 

「後ろ♡ 後ろから、お願いします♡」

 

おねだりを命じられた通り、姉は自分のされたいセックスを口にし始める。

蓮の手から解放されると、自ら四つん這いになり、真っ白な尻に手を沿えた。

 

「バックからぁ♡ 突いてくださいっ♡ 獣みたいにっ、征服してくださいっ♡

 おっぱい揉み揉みしたり、お尻ぺんぺんしたりしてぇ♡ 私のこと服従させてくださいっ♡

 でないとだめなのっ♡ 蓮さんにそうされないとっ♡ 一番気持ちいいイキ方できないのぉ♡」

 

姉の卑猥なおねだりを聞いていると、蓮のペニスが硬さを増していく。

姉の秘裂に挿入すると、既に愛液が溢れ出しており、スムーズに奥まで入った。

 

「あぁぁっ♡ きたっ♡ 大きいよっ♡ おちんぽ、かっこよくなってるぅ♡」

「お前の望み通りに、乱暴にしてやる!」

 

蓮は姉の背中に覆い被さり、背後から乳首を摘まむ。

 

「あぁっ♡ おっぱいきもちいいですっ♡ もっとっ♡ 鷲掴みにしてぇ♡」

 

姉は上体を捻って、自分の胸を蓮に差し出した。

蓮はその柔らかな膨らみを鷲掴む。

 

「あんっ♡ 蓮さんの指っ♡ 力強いっ♡

 これっ♡ これなのっ♡ おっきな手が、深く食い込むとぉ♡

 体がっ♡ 悦んじゃうっ♡ 深いところからイっちゃうよぉ♡」

 

人間より頑丈な妖女の体が、広く深い性感帯で、乱暴な手付きを受け入れる。

脳内にぶちまけられた興奮物質が痛みを忘れさせ、そんな状態で快感を求めれば、自然と犯されるようなセックスが欲しくなる。

そんな業の深いサキュバスの体に、蓮は口角を引いた。

 

「ほら、お尻もだろ?」

 

パン! と音を立てて、姉の尻を叩く。

 

「きゃぁぁっ♡ 痛いっ♡ 気持ちいいよぉ♡」

 

姉は悲鳴を上げるが、すぐに甘い声に変わる。

そのまま腰を打ち付ければ、手の時とは別の形で、姉の尻から音が鳴る。

 

「あひゃっ♡ 奥に♡ ぶつかってるっ♡ 一番イっちゃうとこっ♡ 衝突っ、されてるぅ♡」

 

スパンキングとピストン、その合わせ技を繰り広げる。

尻を叩けば膣肉が締まり、姉は何度も甘イキした。

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

「ひぁぁぁっ♡ 止まらないっ♡ イっちゃうの止まんないぃぃぃっ♡

 叩かれてもっ、突かれてもっ♡ イってるっ♡ 違うイキかたっ、合唱してるよぉっ♡」

 

刺激されれば大小の絶頂を迎えるほどに、姉の全身はイキやすくなっていた。

 

「いいぞっ、このままっ、狂うくらいイかせてやる!」

「はいっ♡ 壊れるまでっ♡ してほしいんですっ♡ もうっ、おかしくなってるのっ♡

 なにされてもイっちゃいそうっ♡ してっ♡ 女にしたいことっ、私にしてぇっ♡」

 

姉のおねだりに応えて、ひたすらに彼女を犯す。

まずはバックから、一心不乱に腰を振って、肉打つ音を連発させた。

 

「んぁぁっ♡ しゅごいよぉっ♡ んおっ♡ こんなっ、されたらぁっ♡

 ぉぉぉっ♡ 堕ちちゃうっ♡ 屈服しちゃうっ♡ パワフルなのっ、好きになるぅっ♡」

 

弟に欲望のまま突かれ続け、姉は絶頂を繰り返した。

胸を掴んでも、尻肉を掴んでも、イっている状態に別の軽イキが加わるだけで、淫らさは増すばかりだ。

 

「んおぉぉぉっ♡ またっ♡ おっ♡ すごいのくるっ♡ いつもよりおっきいのくるっ♡ きてるっ♡ あっあっあっあっあっあああああぁぁぁぁぁっっっっっ♡♡♡」

 

雄叫びめいた嬌声を上げながら、姉は意識が散るほどの大絶頂に到達した。

昇天する意識の道連れとするように、膣圧が蓮の根元から先端までを締め上げた。

危うく果ててしまいそうだったが、蓮は更に姉を責めることにした。

 

「ほらっ、勝手に気絶するんじゃない!」

 

姉の首筋を――甘噛みする。

 

「はひぃぁぁぁあああっっっ♡」

 

姉は首を反らしながら、捕食される快感に打ち震えていた。

 

「こっちを向け、おっぱいも食べてやるよ!」

「はいぃぃっ♡ 蓮さんに食べられたいっ♡ 私の体っ、好きなように味わってくださいっ♡

 キスマークでもっ♡ 歯形でもっ♡ 痣でもっ♡ いっぱい刻みつけてくださいっ♡」

 

蓮は姉を押し倒し、正常位で突き上げつつ、彼女の胸を口に含んだ。

 

「あぁんっ♡ いいのっ♡ 私が、嫌がるとか、思わないでいいからっ♡ あひぁっ♡」

 

歯を立てて乳首を吸い上げると、姉は喉を反らして喘ぐ。

きゅんきゅんとした膣圧からして、痛みを伴う快感にも達していた。

 

「してっ♡ もっとしてぇ♡ 弟のっ♡ いけない欲求っ♡ 受け止めさせてぇっ♡」

 

蓮は姉の要望に応え、強めに乳輪ごと口に含む。

もう片方の乳房を握り込む。指先を食い込ませ、果物なら潰れるほどに強く。

 

「あひぁぁっ♡ すごっ♡ 本当にっ♡ 犯されてりゅっ♡

 弟にっ♡ 欲望のままにっ♡ れいぷされちゃってりゅっ♡」

 

姉の反応は、今までで一番大きかった。

 

「もう、止まらないぞっ! 僕が射精するまで、お姉ちゃんがどうなっても止めないからな!」

 

姉の体を抱き寄せ、引き絞るように抱きしめながら、体面座位に移行する。

 

「はいぃっ♡ 出してっ♡ 私の中にっ、いっぱいっ♡ 雌奴隷みたいに、してくだしゃい♡

 蓮さんのっ♡ エッチな気持ちっ♡ 全部っ♡ 優しいのも怖いのもぜんぶぜんぶぅっ♡

 叩き付けてっ♡ 私のことっ、変えちゃってくだしゃいっ♡」

 

姉も蓮の背中を掻き抱き、愛の誓いであるかのように訴えた。

 

「言われなくてもそうしてやる!」

「んおぉぉっ♡ きたぁっ♡ 本気ピストンっ、突き上げぇっ♡ オスの動きっ♡ しゅごいっ♡ イカされるのしゅごいぃぃ♡ ずっとずっとイってりゅのぉぉぉ♡」

 

姉は、自分が何を言っているのかも分からない状態で快楽に溺れていた。

 

「うぁぁっ……出すぞっ、中にぶちまけるっ」

「はいぃっ♡ 中出しっ♡ 子宮に注ぎ込んでっ♡ 蓮さんの赤ちゃんっ♡ 孕ませてくださぁい♡」

 

姉の体が弓なりに反る。

その動きに合わせて蓮も腰を突き上げた瞬間、姉は絶叫した。

 

「イクッ♡ イグゥゥッ♡ お゙お゙お゙ぉぉぉっ♡♡♡」

「っぐ!」

 

絶頂による膣内の痙攣が、蓮の肉棒に限界を迎えさせた。

 

「あぁぁぁぁぁぁっっっっっ♡ 出てるっ♡ 熱いのっ♡ 奥まで届いてりゅっ♡ 弟ザーメンっ♡ 種付けられてりゅうっ♡ ひああぁっ♡ まだっ、出てっ♡ あへぁぁっ♡ んお゛っ♡ おおおっ♡」

 

姉は、蓮が射精してもなお、痙攣し続けていた。

蓮の動きが止まっても喘ぎ続ける様は、もはや発狂と言ってもいい。

 

「はひぃ……♡ はぁっ、はぁ……♡」

 

蓮はゆっくりと陰茎を引き抜くと、姉の体をベッドに横たえた。

 

「ふぅ、まったく……レイプ願望もここまで来ると、こっちが困るな……」

 

蓮は、汗ばんだ前髪をかき上げながら呟いた。

姉は気絶している。経験上、これはしばらく目を覚まさないやつだ。

とりあえず体を拭いてやるかと、蓮はティッシュを探して――

 

「え?」

 

ベッドに転がっていた、姉のスマホが目に入る。

スマホの画面には――――『通話中』という文字が表示されていた。

 

 

 




ご一読いただきありがとうございます。

気がつけば随分とご無沙汰しておりました。
続きを待っていてくださった方々、申し訳ありませんでした。
年末の忙しさを呪いつつ書き溜めた義姉編、どうにか年内完結できそうです。

年内にあと二話ほど更新しますので、お暇なときにでもお読みください。
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