誘惑禁止条例 ※性犯罪被害は条例違反にあたらない 作:大中小太郎
人間界と妖魔界の行き来が容易になって久しい昨今。
妖魔界の総人口は地球の十倍以上、その九割以上が女性である。
そんな異界から多くの移住者が訪れたことで、日本の男女比は大きく変化した。
若い世代は特に顕著で、学校の教室などは際立っている。
少子高齢化もいまや昔とばかりに年々増加する生徒たち、教室には許容量いっぱいの机と椅子が並んでおり、生徒たちが少し手狭に過ごしている。
この学校であれば、一教室の生徒数はおよそ40人。
うち男子は10人前後で、残りは女子だ。
30人ほどの女子は、半数が人間女子、あとは妖魔界系女子――通称・妖女である。
一言に妖女といっても、ハーフや留学生などあり、エルフ系や獣人系など容姿も様々だ。
重要なのは、とうとう妖女子が多数派になったということだろう。
人間のアイドルが『平凡』になるほど顔面偏差値が高くて、
水着で雑誌の表紙を飾れるようなスタイルが当たり前で、
男性が希少な世界で育ってきたから、男には献身的で、
相性のいい男をかぎ付ければ自ら距離を縮めてきて、
肉体関係になれば決して不満足などさせない――
そんな美女か美少女が、ごろごろいる。
近所にも、教室にも、職場にも、どこにでもいる。
それが何を意味するのかを――フィオレはよく知っていた。
例外なく綺麗か可愛くて、スケベボディでHなこと大好きな女の子。
○
「フィオレ、あんたこのままだと寝取られるよ?」
学校の昼休み、食堂で昼食をとっていたフィオレは、級友のエルフ女子から唐突に警告された。
一昔前ならファンタジー系の作品でヒロインをしていそうな美少女だが、今日び珍しくもない。
「え? 寝取られって……私が?」
「バカね、女が間男に取られるとかいつの時代の話よ。あんたの彼氏が、よ」
喧噪の渦巻く学食に、衝撃的な話題が発生する。
といっても、現代の若い男女は色々と『赤裸々』なので、このくらい大した注目は集めないが。
「そ、颯真くんがっ!? 誰にっ!? ああいや、そもそも彼氏ってわけでも……」
「そーねー、彼氏とか通り越して実質夫婦だもんねー。でも本題はそっちじゃないの」
颯真とフィオレの関係は、よく知らない生徒からは、『強面な南條颯真が気弱な幼馴染のフィオレを奴隷のようにこき使っている』というものだ。
しかしこのエルフ女子のように、親しい者なら実態を知っている。
妖女が気になる男に自分を犯させて、それを内緒にする――誘惑禁止条例の対象区域でよくある、男女の仲であると。
「南陵くん、こないだ上級生たちに告白されたらしいよ?」
「っ!? 告白っ!? しかも『たち』って!?」
「義姉妹よ」
衝撃の報せに目を丸くするフィオレだった。
妖魔界は一夫多妻制だが、この構築過程には地域差がある。
中には『多妻』の方を女性たちで先に決めておき、数人で同時に一人の男を婿に取ったりする。
颯真に告白したという上級生は、そういう『群で狩りをするスタイル』だったのだろう。
「美人のエルフに、可愛い獣人に、人懐っこいドワーフの三人組だったなー。
南陵くんからすれば突然のハーレムだよねー」
「あわわわわ……っ」
戦慄するフィオレ。
颯真とはああいう関係だが、明確に恋人というわけではない。
なんなら、本命ができるまでのセックスフレンドという形で終える余地もある。
そんな颯真に、三人の美少女が告白した。
平凡なドワーフ系女子であるフィオレは、その子らの『価値』が自分以上だとすぐに理解できる。
サキュバスは誰もが美少女で、男好きする体をしている。
全員が同じなら『まとめ買い』できる方がお得なのは道理だ。
告白グループには、同じドワーフ系もいるらしい。
仮にそのドワーフとフィオレが互角だとしても、戦力差は三倍なのだ。
そして地味なフィオレは、大抵のドワーフよりも魅力で劣ると自己評価している。
なんてことだ、颯真に告白したグループに比べ、自分は三分の一以下ではないか。
「そ、颯真くん……なんて?」
「返事? さあ? そこまでは聞いてないけど」
意地悪く笑う級友を恨む余裕すら、フィオレにはなかった。
○
南陵颯真は、普段からフィオレに世話を焼いてもらっている。
なら、颯真は家事ができないのかというと――別にそんなことはない。
フィオレほど細やかではないが、自分の世話くらいは焼ける。
「あ、あれ? 颯真くん……洗濯物は?」
「もう取り込んである」
「お、お風呂の掃除は……」
「後は湧かすだけだ」
「じゃ、じゃあ、お夕飯の支度は私が――」
「いま下ごしらえしてる」
だからその日……颯真は全ての家事をこなした状態で、フィオレを家に迎えた。
颯真からすれば、たまには自分でやるかという程度の気持ちだった。
しかしフィオレは、まるで帰宅したら家が無かったかのような顔をしている。
「だから今日はゆっくり――」
キッチンから振り返った颯真が、フィオレに寛ぐよう言おうとすると、
「えぐ……っ」
フィオレが泣き出した。
「なんでっ!? なんでそんな意地悪するのっ!?
謝るからっ! 悪いところちゃんと直すから捨てないでぇっ!」
「なんでそうなるんだよっ!?」
しがみついて懇願するフィオレを宥めるのに、数分を要した。
○
「ああ、あの人たちなら断ったよ」
颯真は、自分に告白してきた上級生たちについて、あっさりと口にした。
「断った、の?」
驚き半分、安堵が半分といった表情で、フィオレが確認する。
「あー、なんか感じ悪かったからな」
フィオレも噂だけは聞いたという、妖女子たちの義姉妹。
確かに容姿は魅力的だったし、妖女の嗅覚で颯真を見出したなら体の相性もいいのだろう。
ただ、どうにも『妖魔界>人間界』という言動が垣間見えた。
妖女の中にはしばしば、地球人より自分たちの方が優れていると考える者がいる。
「なんつうか、『いまよりいい暮らしをさせてやろう』みたいな気配がちらほらと」
美人に興味を抱かれたのは嬉しいことだ。
妖女は男性を口説く手段として、男性が女性にそうするように『いい暮らし』を保証する。
その自信があるのは、立派なことだと思う。
ただ――翻してみればそれは、まるで颯真が不自由な暮らしをしているかのようでもある。
「ご心配されずとも、いま十分に幸せだっての」
そういう無自覚の侮辱を感じたので、ハーレムはお断りさせていただいたのだった。
「そう、なんだ……えへへ」
嬉しそうな顔のフィオレは、今度は手元の料理に注目する。
「でも、それはそれとして、なんで今日は料理を?」
小首を傾げたフィオレの前には、颯真が作った料理がある。
早めの夕食として準備したのは、ご飯や味噌汁に焼き魚といった朝食風の和食だ。
「いや……改めて考えると、いつも世話になりっぱなしだと思ってさ」
颯真は照れ臭そうに目線を外す。
自分はいま十分に幸せだ――そう再認識したとき、その幸せを保証するのはなんなのかを考えた。
思い浮かんだのは、いま目をぱちくりさせている幼馴染だ。
美人な先輩方に誘惑されずとも、自分にはフィオレがいる。
それは、ただセックスの相手をしてくれるからというだけではないと、改めて気付いたのだ。
「だからまあ、たまにはお返ししないとな」
「颯真、くん……っ!!」
フィオレはまるで、幼い息子にプレゼントをもらったお母さんみたいに涙ぐんだ。
喜んでくれるのはいいが、なんだか不本意な喜び方だった。
「うぅ……美味しいっ、美味しいよぉ……ご飯の炊き方が雑だけど美味しいよぉ。お出汁も焼き加減もいまいちだけど美味しいよぉ」
泣くのか食うのか、褒めるのか駄目出しなのか、どれかにしてほしかった。
「残すなよ?」
「うんっ」
颯真も箸を進めつつ、終始楽しげにぱくぱくと食べるフィオレを見守るのだった。
「ふぅ、ごちそうさまでした♪」
完食したフィオレは、少し赤い顔で手を合わせた。
そしてパタパタと手で顔を扇ぐ。
「あはは、なんか汗かいちゃった。食べ過ぎちゃったかな?」
食後に体が暖まるのは普通だが、それにしても体が熱い。
そう小首を傾げるフィオレに、颯真はにやりと笑う。
「あー、隠し味が利いたのかもな」
颯真が机に置いたのは、小瓶だった。
小瓶のラベルを見たフィオレが、目を丸くする。
「え? そ、颯真くん、それ……っ!?」
「お前、これをキッチンに忘れていくとか、バカだろ?」
それは、フィオレが普段から颯真に盛っている、媚薬の瓶だった。
「…………っ」
フィオレは両眼を『○』にして硬直している。
何度も颯真に盛ってきたせいで、とうとう調味料のような感覚になってしまったのだろう。
料理の後、醤油ボトルの隣に置き忘れられていたそれを、颯真が発見したのだった。
「……ちがうよ?」
「なにがだよ?」
「わたしじゃないよ?」
「棒読みすぎだろ」
言い訳にもならないことを口にするフィオレのために、颯真は瓶のラベルを読み上げる。
「なになに? 『無味無臭で効果絶大! どんな聖者も一滴でケダモノに!』か……犯罪臭がするな」
「かえしてっ! かえしてーっ!」
フィオレはテーブルの対面席から手を伸ばしたが、届かなかった。
しかも返せと言ってしまっている。
「ほら、次は忘れるなよ?」
「うん……あれ?」
素直に返してやると、瓶を受け取ったフィオレが首を傾げた。
「颯真、くん? これ……空っぽ、なんだけど……」
「ああ、残り少なかったからな。全部使ってみた」
「使った? それにさっき……隠し味って……」
フィオレは恐る恐る、自分が先ほど空にした食器を見下ろす。
そして再び空の瓶を見て、先ほどから火照っている自分の身体を再認識した。
「っ!!」
ブラウスの下ではブラの中で乳首が尖り、スカートの中では秘所と子宮が騒がしい。
「言っただろ? たまには『お返し』だって」
にやりと笑った颯真は、席を立ってダイニングを移動すると、フィオレの背後に立つ。
「そ、そ、颯真くん……それ、だって……用量……一滴か二滴で……っ」
颯真がどうやって瓶を空にしたのか、フィオレは身をもって理解した。
過剰なくらいの媚薬が盛られた颯真の料理を、フィオレは先ほど綺麗に平らげてしまったのだ。
「さて、効果はどうかな?」
そう言って、颯真はフィオレの両肩に手を置いた。
軽く肩でも揉むように、愛撫の前段階という程度のつもりだった。
「っっっ、あっ♡ ふぁぁぁぁっ♡」
たったそれだけで――フィオレは身を縮こまらせ、絶頂したかのようにガクガクと震え出す。
「おい……マジかよ。エロいところなんて触ってないぞ?」
驚いて手を引いた颯真に、息を荒くしたフィオレが振り返る。
「ら、らって♡ 手がぁ♡ そうまくんの、手がぁ……♡」
目の色が変わっていた。
まるでセックスのことしか頭にないような態度に、颯真はごくりと生唾を飲む。
「そんなに効くのか……この媚薬。普段こんなの盛られてたのか」
ちょっと多めに盛ったとはいえ、寒気がするくらいの効き目だった。
「颯真くぅん♡ どうしよう、これぇ♡ わたひ、からだ、おかしい♡」
フィオレが自分の両腕を固く抱きしめると、腕に持ち上げられた爆乳が揺れる。
「……ほら、力抜けよ」
颯真は再びフィオレの肩に手を置いて、背もたれに寄りかからせる。
そしてフィオレの背後から、背もたれ越しに、彼女の小柄を見下ろした。
「ひぁうっ♡」
する――と、指先で軽く鎖骨の下をなぞるだけで、フィオレは甘い嬌声を発する。
「颯真くん♡ だめぇ♡ いま、触っちゃ、だめぇ♡」
あまりに敏感になった体を怖れるように、フィオレは椅子から立ち上がろうとする。
しかし颯真の手が両肩を押さえ込み、椅子に座らせ続けた。
「ダメだ。たまには盛られる側の気持ちを味わえよ」
「ひぅ♡ でも……」
頭上から囁きかけると、フィオレの動きが止まる。
いつも媚薬を盛っている手前、そう言われると逆らえないらしい。
そんなフィオレの豊満な膨らみに、颯真の手がゆっくりと降りていく。
「あ……あ……あ……っ」
フィオレは期待に満ちた表情で、颯真の手の行方をじっと見つめている。
颯真の手が胸に触れることなど、飽きるほどあったことなのに、いまは強い興奮と恐怖があった。
拒むか従うか、その逡巡に答えを出す間も与えず――颯真の手が、服の上から胸に被さる。
「はうっ♡」
フィオレは大きく仰け反り、喉元を晒すようにして痙攣した。
「はは……ほんっと、とんでもないな」
媚薬の効果に驚きつつ、颯真は少しずつ、フィオレの両胸を愛撫していく。
「ふぁぁっ♡ らめっ♡ そうまく……んっ♡ やぁっ♡」
「おいおい、こんなのまだ触ってるうちに入らないだろ?」
事実、颯真の手付きは、フィオレの胸というより服の生地だけ撫でているようなもの。
フィオレの胸に対する刺激など、衣擦れが強くなったくらいのものだ。
「らってぇ♡ こんな、敏感に……っ♡ だめ、だめだからぁ♡ いま、触っちゃ、だめ♡
いつもの調子で触っちゃ、だめだからぁ♡ ぜったい、大変なことに、なりゅ――」
フィオレは懇願し、颯真の腕を掴む。
子供のような小柄に、不釣り合いな爆乳、涙ぐんで見上げる淫らな顔。
颯真の嗜虐心に火が点いた。
「いつもの調子って――こうか?」
颯真の五指が、フィオレのブラウスの上から胸を掴む。
「あああぁぁぁっっっ♡」
フィオレは顎を突き出し、身体を震わせて絶頂した。
「おいおい、まさかイっちまったのか? まだ服越しだぞ?」
「だって♡ だってぇ♡」
フィオレは息を荒げながら、必死になって首を横に振る。
「だってじゃないだろ? こんなの、ただのマッサージみたいなもんなんだぞ?」
そう言いながらも、颯真はフィオレの爆乳を揉む手を止めない。
媚薬によって鋭敏化したフィオレの体は、服越しの愛撫だけで、まるで挿入されたかのように乱れ始める。
「はぁっ♡ これ、すごいぃ♡ からだ、へんになってるぅ♡」
フィオレの過敏な反応を楽しむように、颯真は少しずつ手指に力を込めていく。
するとフィオレの反応もまた変化していった。
「あっあっあっあっあっあっあっあっあっ♡」
フィオレが喘ぐたびに、颯真の手の中で乳房が形を変える。
上から軽く持ち上げて揺らすようにしただけで、フィオレは椅子ごと全身を震撼させていた。
「これ、服越しじゃなく直接触ったら、どうなるんだ?」
そう言って、颯真はブラウスの中に手を滑り込ませる。
裾から侵入した手がブラウスに浮かび上がり、フィオレの豊乳を下から掴み上げた。
「んあぁぁっ♡」
フィオレの体が跳ねた。
そのまま手の平で胸を鷲掴みにしてやると、フィオレはガクンと腰を前後に揺すり出す。
「こら、まだブラ越しだぞ? なんだよこの乱れようはっ」
颯真の両手が、フィオレのブラウスの中を動き回る。
脇の下から寄せ上げるように胸を揉んでやるたび、フィオレは身を捩らせて悶えた。
「らめぇ♡ こんなの、はじめてぇ♡ 違うのぉ♡ おっぱいがいつもと違うのぉ♡」
「媚薬、効いてるなぁ」
颯真は感心しながら、ブラウスの下でフィオレのブラのホックを外す。
フィオレは癖のように体を動かし、ブラを脱がす颯真の手に応じた。
やがて服の下から、カップの深いブラだけが引き抜かれる。
そうして颯真がブラウスを引き上げると、フィオレの巨峰が露になった。
「うわ、乳首がすごい勃ってるぞ?」
颯真の言う通り、フィオレの乳頭は痛々しいほどに充血していた。
フィオレは恥ずかしさに顔を赤らめながら、重大な事実に気付く。
「やっ♡ 待って颯真くんっ、いま、そこは――」
まだ――颯真は乳首に触れていない。
媚薬によって、感度が数段上がった状態になってからは、一度も。
しかしフィオレは、いま触れられたら確実に絶頂してしまうと確信していた。
「ダメっ♡ そこ触られたら、わたしっ♡ 絶対おかしくなるっ♡ だめぇ♡ お願いだからぁ♡」
颯真が脅すように乳輪の外側だけを指で撫でると、それだけで甘い声を上げてしまう。
かつてない快感に染まりながらも、かつてない不安に襲われていた。
「するからっ♡ 後でなんでもするからぁ♡ いまは許してっ♡
いままで、お薬盛ったの謝るからぁ♡ こんな、こんなになるなんて、知らなくて……っ」
フィオレは涙を流しながら懇願するが、颯真はその願いを聞き入れない。
むしろフィオレの弱みに付け込むようにして、フィオレの胸の頂に指を這わせた。
「ひゃぁぁぁっ♡」
人差し指が当てられ、乳首が少し向きを変えただけだというのに、フィオレが震え上がる。
「はひゅっ♡ 指ぃ♡ 熱いっ♡」
過敏さがそう錯覚させるのか、フィオレは乳首に焼きごてでも当てられたような顔をしていた。
颯真は生唾を飲みながら、今度は親指を乳首に触れさせる。
フィオレの左右の乳首を、やんわりと抓むような形になった。
「あぁあぁあぁっ♡ だめだめっ♡ 抓っちゃだめっ♡ 颯真くんっ♡ いま抓っちゃ――」
フィオレは嫌々と首を横に振る。
「どうなるんだ? ん? こんな滅茶苦茶に敏感になった乳首を抓ったら、どうなっちゃうんだろうな?」
ふにふにと、フィオレの乳首を軽く指先で圧しながら問いかける。
「わかんない♡ 分かんないよぉ♡ いまでも、イってりゅのにぃ♡ 強く、されたらっ♡」
フィオレの声には怯えがあったが、期待も聞き取れた。
こういう場合、フィオレの本音はポジティブな側にあると、幼馴染の颯真はよく知っている。
「こう、か?」
だから、驚かせるようなタイミングで、乳首を抓り上げた。
「んあぁあぁあぁああぁぁぁっっっ♡♡♡」
フィオレは椅子の上で大きく体を反らし、甲高い絶頂の声を鳴り響かせる。
喉を反らしてしばらく痙攣した後、ようやく脱力した。
「はひゅっ♡ ひぅぅぅっ♡」
「おいおい、おっぱいでしていいイキかたじゃないだろ、いまの」
まるでポルチオで達したかのような反応だった。
媚薬で過敏になったフィオレの体は、胸だけでかなりの悦楽に襲われているらしい。
そうと理解した颯真は、口角を釣り上げる。
「ほら、こっち来いよ」
颯真はフィオレを椅子から抱き上げると、リビングのソファーに連れて行く。
「はふっ♡ 颯真、くぅん♡ 待って♡ おっぱいが♡ おっぱいがぁ♡」
お姫様抱っこされたフィオレは、颯真の首に腕を絡めながら、何か訴えている。
もう胸をいじめないで欲しいと懇願しているのか、その逆か――颯真は後者だと判断した。
「ああ、おっぱいだけであと何回イけるか、試してやるよっ」
颯真はソファーに座ると、フィオレを膝の上で後ろ向きに座らせる。
背面座位のような姿勢だが、まだ挿入はせず、改めてフィオレの乳房を鷲掴みにすると、
「やっ♡ またっ♡ さっきより、つよいぃっ♡」
そのまま揉み解し始めた。
小柄に不釣り合いな柔肉が、颯真の五指を食い込ませ、面白いほど形を変えていく。
「ひあぅぅっ♡ らめぇっ♡ おっぱいばっかり♡ あひっ♡ らめらからっ♡ ああぁぁっ♡ 敏感っ、どころじゃっ、ないのぉ♡ あっあっあっあああぁぁぁっ♡」
乳房が形を変えるたび、フィオレは凄まじい反応を見せた。
「いいぞ、イってみろ。おっぱいで限界までイってみろよ」
颯真は両手でフィオレの胸を掴みながら、指先に力を入れて乳首を捻る。
「ひぎゅうっ♡」
フィオレの体が強張り、腰が大きく跳ね上がった。
「おー、やっぱり一度抓っておくと敏感になるなぁ」
「はひゅっ♡ はふっ♡ だめっ♡ これだめっ♡ おっぱい壊れちゃうっ♡ これ以上されたらわたしっ♡ おかしくなるっ♡ おかしくなるぅっ♡」
フィオレが涙声で訴えるが、颯真は手を休めない。
それどころか、今日まで培ってきた手管の全てを尽くして、フィオレの胸を責める。
「おね、がいっ♡ ああっ♡ お手々、止まって♡ んあぁぁっ♡」
指先で乳首を転がすように愛撫し、乳輪をなぞるように焦らすと、フィオレは甘い声を上げて身を捩った。
「だめなのぉ♡ 私のおっぱい♡ オモチャにしちゃだめだよぉ♡」
ぎゅむっ、と音がしそうなほど強く握り込んだかと思えば、下から持ち上げてたぷたぷと揺らす。
乳房を弄ぶ合間、ときおり不意打ちで乳首に指を押し込んでやると、
「んあぁぁぁぁっ♡ 乳首だめぇえぇっ♡ またっ、イっちゃ――んぉおおぉ♡」
フィオレがまた乳イキを決めて、とうとう獣めいた声を上げ始める。
「ああ、我慢できねぇ。こっち向け!」
颯真はフィオレの体の向きを変えさせると、ソファー前にあるテーブルに寝かせた。
そして今度は正面から、フィオレの爆乳にむしゃぶりつく。
「ひあぁぁっ♡ おっぱい♡ おっぱい吸われてりゅ♡ ひあぁぁっ♡ 舌っ、くるくるしちゃらめっ♡ ひゃうっ♡ ちゅぱちゅぱってっ♡ あひゅううっ♡ そんなに強くしちゃっ♡ ひあぁぁっ♡ イくのっ♡ またイクのぉ♡」
片方を口で吸いながら、もう片方を手で揉み回し、絶え間なくフィオレの乳房を感じさせる。
「ああぁぁ、いいぃぃ♡ 颯真くぅんっ♡ わたしっ♡ こんなのっ、知らないっ♡ おっぱいだけでこんなになるなんて知らないのぉっ♡ しゅごいっ♡ おくすりしゅごいよぉ♡」
聞き取りようによっては危険なことを言いながら、フィオレは颯真の頭を掻き抱いた。
颯真は口も手も止めず、口内の乳首に舌先を押し込んで踊らせる。
「ふぁぁあぁぁっ♡ たべてりゅうっ♡ ひぁあぁっ♡ 颯真くんにおっぱい食べられてイっちゃうよぉ♡ あひっ♡ いいのっ♡ もういいのっ♡ あっあっあっ♡ いっぱい、食べてぇ♡ あああぁぁぁっ♡ お手々もぉっ♡ おっぱい楽しんでいいからぁ♡」
フィオレは颯真に乳房を捧げることに快感を訴え始めた。
自分の作ったご飯を食べる颯真を見ているような、慈母めいた感情も混ざっている。
「あああぁぁぁまたイグゥッ♡ ちくびでイカされすぎてバカになっちゃうっ♡
お口でもっ♡ 指でもっ♡ なにされてもイっちゃうよぉ♡ しゅごいっ♡
颯真くんしゅごいのっ♡ もっとぉ♡ もっと好きにしていいからぁっ♡」
小さな体には似合わない、貪欲な淫らさと、聖母のような包容力。
颯真はそれに溺れるようにして、ひたすら目の前の乳房を捕食していくのだった。
十数分後。
「はひっ♡ そうま、くんっ♡ もぉ無理ぃ♡ ひゃふっ♡ 胸、イキしゅぎて……ひゃあうっ♡ もぉ、許してぇ♡」
颯真は勃起するペニスをあえて我慢させて、ひたすらフィオレの爆乳を弄んでいた。
ソファーに腰掛け、それと対面する形で跨がってフィオレに、胸を捧げさせている。
「なんで、そんなっ♡ 今日、おっぱいばっかりぃ♡」
フィオレは颯真の腿を跨ぐ形で膝立ちになり、颯真の眼前に乳房を差し出していた。
上半身は裸だが、下はスカートも下着も残されている。
まるで『おっパブ』のような光景だった。
「いやぁ、やっぱりお薬で発情させて襲うなんてズルいだろ?」
颯真はフィオレの乳首から口を離して、悪戯っぽく微笑みながら、指先で先端をくすぐる。
「だから、今日はおっぱいだけで我慢してやるよ」
「やっ、うそっ。そんな……ああぁぁぁっ♡」
フィオレは絶望するような顔色になったが、颯真の両手に左右の乳首を弄られると、また嬌声を上げる。
なにかの楽器を奏でるように、左右異なるリズムで両乳首を刺激され、また絶頂しつつあった。
「やっぱデカいよなー、お前の胸。もうこれだけで満足だよ」
「ひゃうっ♡ 嘘、嘘だもんっ♡ いつも、おっぱい以外にも――あひゅっ♡」
颯真の頭を掻き抱きながら、フィオレは颯真の手指に乱れ続けた。
「安心しろよ。満足するまでおっぱい堪能したら、後は適当にオナニーして寝るから」
「やぁっ♡ 颯真くんっ、意地悪しちゃやだぁ♡」
「意地悪なんかじゃないって。ほら、そろそろイキそうだな? 何回目だ?」
「あっ、あっ、分かんない♡ 十回、は――あぁぁぁぁぁっ♡」
乳首を強く吸われながら、フィオレは颯真の顔面に爆乳を押し潰し、背を反らして震える。
「颯真くんっ、颯真くぅん♡」
フィオレは片手でスカートをたくし上げ、びしょ濡れになったショーツを見せた。
もう片方の手は、颯真の股間に伸びて、遠慮がちに撫でている。
なにをして欲しいのかは明白だ。
もう胸は十分だから、こっちに触れて欲しい、挿入して欲しいというのだろう。
「んー、どうした? パンツなんか見せて。今日はおっぱいだけでいいんだぞ?」
「あうぅぅ♡ 颯真くぅん♡ もうやなの♡ おっぱいだけは嫌なのぉ♡」
颯真は懇願に構わず、フィオレの乳房を左右から手で寄せ、重ねた両乳首を舌先でねぶる。
「お願い♡ お願いだからぁ♡ いつもみたいに、してぇ♡ ねぇ、他にも色々、気持ちいいことしていいからっ♡」
「さて、どうするかな。可愛いフィオレを泣かせたくないからなぁ」
フィオレは颯真が胸を触れないよう、密着して乳房を胸板に潰す。
そして颯真の股間をしきりに愛撫して、首筋を舐めるように訴えた。
「泣かない、泣かないからぁ♡ 颯真くんなら、許してあげるからぁ♡」
あえてフィオレに触れず両手を下ろすと、フィオレは涙目で見上げてくる。
「ねぇ♡ 誰にも言わないから♡ ちゃんと
颯真くんに、怒られないように、言うこと聞くからぁ♡ 従順にするからぁ♡」
更なる行為をして欲しいと、フィオレは自分が『犯せる女』であることを強調した。
「いやぁ、いまさらだけど、乱暴なことばっかりするのも悪かったなぁって」
「そんなのっ、いいのっ♡ 颯真くんならいいのぉ♡ ちょっと乱暴でも、平気だもん♡
私だって、サキュバスなんだよ? 人間さんより、丈夫なんだよ?
颯真くんのおっきなのが、中で暴れても、ぎゅーって締めて受け止められるんだよ?
おっぱいとか、お尻とか、ちょっと痛いくらい揉まれても、気持ちよくなれるもん♡」
颯真の趣向に応えているのか、純粋な本音か、フィオレは危険な言葉を並べ立てる。
「レイプ、しちゃお?
私みたいな、背が小さいのにおっぱい大きな子♡ 無理矢理に、犯したくない?
組み伏せて、押さえ込んで、おちんぽ入れちゃって、パンパンってしたくないの?」
フィオレは自分からスカートを下ろし、ショーツ一枚になっていく。
こちらを見上げる瞳は、
よく知っているはずの幼馴染が、急に妖艶に見える。
「私、いっぱい感じちゃうよ? 颯真くんになら、力尽くで突かれても、気持ちよすぎてすぐイっちゃうの♡ 颯真くんにいけないことされ続けた身体、颯真くんに犯されるの大好きになっちゃってるんだよ? なにも考えずにおちんぽ出し入れするだけで、何度もイっちゃう女なんだよ?」
フィオレは颯真の股間部に腰を降ろして、騎乗位のように揺れる。
下着越しに、颯真のジーパンの生地に秘所を擦って、乳房を自ら持ち上げながら。
「女の子はぁ、好きな人なら、襲われてもいいの♡ 颯真くんのレイプは、レイプじゃないのぉ♡ 私のことを前よりいい女にしてくれる、いいレイプなのぉ♡」
犬のように下を出して、狂気の沙汰と言ってもいい理屈を並べるフィオレ。
「それとも――」
思わず生唾を飲んだ颯真を、フィオレは陶然とした笑みで見上げて、こう言った。
「今日が最後に、なってもいいの?」
「っっっ!!」
とうとう、颯真の理性が限界を迎えた。
今夜は媚薬を盛られてないはずの身体が、むしろいつもより燃えていた。
○
「ったく、なにが告白だよ……」
場所は変わり、颯真の部屋。
「こんなドスケベな幼馴染がいて、他の女の相手なんかしていられるか、よ!」
颯真は『駅弁』にしたフィオレを、言葉と共に突き上げる。
「おほおぉっ♡」
子宮口を突かれたフィオレは、快楽で表情を蕩けさせた。
「あへぁ♡ これすきぃ♡ 颯真くんのっ♡ おっきなからだ♡ 感じるぅ♡」
リビングで散々に乳イキさせられたフィオレは、いまは膣内の剛直に陶然としていた。
「んぉおぉっ♡ はげ、しっ♡ はぁんっ♡ ふおっ♡ ああぁぁぁっ♡」
部屋の中央で颯真が腰を踊らせると、コアラのように抱き付いたフィオレが獣めいた声で喘ぐ。
「ああっ、すごいっ♡ 奥まで届いちゃって♡ んあぁぁイっちゃうううっ♡ あぁあぁあっ♡ おっぱいも、擦れてっ♡ またっ、イっちゃうっ♡ 止まんないっ♡ 颯真くんっ♡ イクの止まんないよぉ♡ どうしようっ♡ こんなのっ♡ 溶けちゃうっ♡ とけちゃうぅぅぅっ♡」
媚薬の効果はまだ続いているのか、それが呼び水となっただけなのか。
いずれにせよ、フィオレの乱れ様は過去最大だった。
「ったく、お薬を盛ろうと盛られようと、結局はこうやって俺に腰を振らせやがって」
颯真はぼやきながら、フィオレをベッドに運んだ。
「あうっ♡ ごめんね颯真くんっ、私、迷惑ばっかり――んんっ♡」
ベッドに押し倒して、つまらないことを言おうとする口をキスで塞ぐ。
「んちゅっ♡ ちゅぷっ♡ んんんっ♡」
舌を差し入れて絡めると、フィオレはすぐに夢中になって吸い付いてきた。
「いいんだよ、迷惑くらい掛けても」
「ぷあっ♡ 颯真くん? あっ♡」
颯真は語り掛けながら、フィオレの両脚を掴んで開かせる。
小柄なだけに短い両脚が、大柄な颯真の腕に開かれる様は、幼女が犯されそうになっているかのような背徳感があった。
「いつもいつも、美味い飯を作ってくれて、世話してくれて――」
普段の恩を語りながら、怒張を入口に擦り付ける。
「ひうっ♡ ぅぅぅっ♡」
挿入を予感させながら焦らすような行為に、フィオレは声を噛み殺した。
「こんなにエロくて、イキやすくて、犯したって許してくれて――」
ずぷぷっと、颯真の分身がフィオレの膣内に沈んでいく。
「ふああぁぁっ♡」
膣壁を擦る肉棒の感触に、フィオレは歓喜の声を上げた。
「どんなに欠点があっても、お前は最高なんだよ!」
言葉と共に、一気に奥まで突き入れた。
「ふあぁぁぁっ♡」
待ちかねていた衝撃に、フィオレが体を仰け反らせて叫ぶ。
そんなフィオレを覆い隠すように抱きしめて、颯真は腰を縦回転させるように掻き回す。
「だから、馬鹿なこと気にしてないで、彼女面していいんだよっ」
「ふあぁぁっ♡ かのじょぉっ♡ わたしが颯真くんのっ♡ かのじょっ♡ あぁぁあぁっ♡」
そう呼ばれたことが信じられないという顔で、フィオレは叩き付けられる快感に喘ぐ。
いつもより絶頂の感覚が短いのは、媚薬のせいだけではなかった。
「お前こそ、俺でいいのかっ!? 薬を飲ませて犯すような男が相手でいいのかっ!?」
「あぁぁぁぁっ♡ いいっ♡ いいのぉっ♡ 颯真くんが、いいっ♡」
プレスするような抽送でベッドが軋み、その音をフィオレの声が上書きする。
「颯真くんっ、ずっとっ、鈍くさい私を助けてくれてっ♡ 守ってくれたからぁ♡ お返し、するのぉ♡ 私のっ、エッチな体でっ、お返しするからぁ♡ 彼女っ、彼女にしてっ♡ いっぱい、いっぱい頑張るからぁ♡」
フィオレの表情は、快楽と愛情で思考回路がショートしているように見えた。
「お料理、もっと作るのっ♡ 颯真くんがっ、健康でっ、いっぱいエッチできるようにいっ♡ あひゅっ♡」
颯真の手で両脚を持ち上げられながら、フィオレは抵抗することなく、誓うように叫ぶ。
「家事とか、そんなのぉ♡ あふっ♡ 全部ぅ、私がするからぁっ♡ あっ♡ その分っ、いっぱい、可愛がってもらうのぉ♡」
フィオレは膝裏で手を組んで、自ら足を抱き、媚びるような顔で颯真のピストンを受ける。
「だからぁ♡ ちゃんと、襲ってよぉ♡ おくすり無くても、エッチになってよぉ♡」
引っ込み思案なフィオレらしからぬ要求に、颯真は戸惑いつつも興奮を抑えられない。
「ああもう、我慢しなくていいんだな!?」
「うんっ♡ してぇ♡ してしてしてしてっ♡」
颯真はフィオレの両足首を掴み、自分の両肩に掛けた。
そしてフィオレに覆い被さり、真上から膣奥へ杭を打ち込むような種付けプレスを開始する。
「なってやるよっ! お前みたいなドスケベにぴったりなっ、彼女の体をモノみたいに使うスケベ野郎にっ!」
「んひぃいいっ♡ あっあっあっあっあっあっ♡ すごいっ♡ これしゅごひっ♡ あぁあぁあっ♡」
抽送と共に胸を両手で押し潰すと、フィオレは左右の手でシーツを掴んで乱れ狂う。
小さくて、気弱で鈍くさいのに、いまのフィオレは獰猛な獣のようだった。
捕食するのではなく、激しい交尾を求めて吼える、メスとしての被虐的な凶暴さだ。
「後悔するなよ? お前みたいに犯しやすい女、一度モノにしたら絶対に手放さないからな!」
「ふああぁぁっ♡ うれしいっ♡ おかひてっ♡ おま○こ使ってっ♡ わたしがっ♡ 誰よりもぉ♡ 颯真くんのおちんぽ気持ちよくするのぉ♡」
フィオレは媚びきった声で応え、颯真に腕を伸ばす。
「約束だぞ? いつでも、どこでも、断るなよ?」
「するぅ♡ やくそくするぅ♡」
颯真はフィオレの足を解き、体位をバックに変えながら耳元で脅しつける。
「風呂でもするぞ、そのおっぱいで、俺の背中流せよ? 代わりに全身洗ってやるから」
「あふっ♡ あぁぁっ♡ するっ♡ しましゅっ♡」
後ろから激しく突かれながら、フィオレは快感に悶えつつ答える。
「ご飯を作ってるときも、後ろから急に襲っても怒るなよっ?」
「あぁっ♡ はいぃっ♡ いいれすっ♡ むりやり迫ってっ、おそってぇ♡」
既にその場面を思い浮かべているのか、フィオレは舌足らずな言葉で許す。
「今日からこの家に泊まれよ、寝てる間にも夜這いレイプしてやるよっ」
「ひゃううっ♡ それ、素敵ぃ♡」
嬉しそうに喘ぐフィオレの胸を、背後から掴み上げる。
「屋外でもだっ! 俺が揉みたくなったら、大人しくこのデカチチ触らせろよなっ!」
「あぁあぁぁっ♡ そんなぁ♡」
「学校でもムラムラしたらフェラさせるぞっ! 服も下着もっ、表歩けないくらいスケベなの着せてやるっ! オモチャを付けて散歩させたりっ、目隠しや手錠だって使うぞ!」
「あひぃいいっ♡ するっ♡ するもんっ♡ 颯真くんの彼女だからっ、颯真くんのしたいレイプっ、全部応えられるもんっ♡」
胸を揉みくちゃにされ、辱められる未来を予告されながら、フィオレは悦楽の表情で振り返る。
彼氏のしたいことを全て受け入れることこそ愛なのだと、確信しているようだ。
そんなフィオレが愛おしくて、振り返った顔を片手で掴み、唇を交わす。
「んちゅっ♡ んんっ♡ んぅ~♡」
フィオレは目を閉じ、颯真の口付けを受け入れる。
「最後に、一番大事なことだ」
「はひっ♡ なにぃ? なんでも、言ってぇ♡」
腰の動きを緩やかにした颯真は、フィオレの体を両腕ごと抱き抱え、膝立ちにさせる。
「これからは、お前がしたくなったときも、薬なんか盛らないで、ちゃんとおねだりしろ!」
背面座位の姿勢で、突き上げた。
「あひゅううっ♡ うんっ♡ お薬じゃなくてっ、自分から言うっ♡」
「なら言ってみろっ! ほらっ、いまどうして欲しいんだっ!? でないと止めちゃうぞ?」
颯真はフィオレの腰を持ち上げ、突き上げる怒張が最奥部に届く前に寸止めする。
「あうううっ♡ ひどいよぉっ♡ いじわるしないでっ♡」
フィオレは涙を浮かべ、快楽と苦痛の入り交じった顔で懇願する。
一番奥を突いてもらえず、自分から腰を落とそうとしても持ち上げられ、近付いていた大絶頂にあと一歩で届かないのだ。
「突いてぇ♡ 颯真くんのおちんぽでっ、わたしのこと犯してぇ♡」
言い終わると同時に、颯真は腰を突き上げ、一気にフィオレの最深部まで貫いた。
「おぉおおぉおぉぉっ♡ きたぁ♡ 気持ちいいっ♡ イクっ♡ お願いっ、そのままっ♡ もうすぐイクのっ♡ 一番おっきくてすごいイキかた来るのぉぉぉっ♡」
子宮口を押し上げられた瞬間、フィオレは背中を大きく仰け反らせ、後ろ手に颯真の首を抱く。
颯真はフィオレのリクエストに応えて、その小さな体をオナホのように使う。
下から激しく、何度も、力強く。
「あぁああぁぁぁぁっ♡ すごひぃいっ♡ おちんぽっ♡ しゅごいぃいっ♡ こんなっ♡ あっあぁああぁぁぁぁぁぁっ♡」
フィオレは快感に蕩けたアヘ顔で、自ら腰を振りたくって貪欲に快感を求めた。
颯真も息を絶え絶えにしながら、射精を堪え続ける。
「ああ、やっぱり――」
しかし、絶頂に痙攣するフィオレの膣内はあまりに気持ちよく、そろそろ限界だった。
「俺より、お前の方が絶対エロいじゃん」
そんな言葉と共に、颯真は白濁液を解き放った。
「あひぃいいぃいぃいぃいぃいぃいぃいぃいぃいぃいぃっ♡」
フィオレは背中を弓なりにして絶叫し、颯真を抱き締めたまま失神してしまう。
その瞬間、フィオレの秘裂から大量の潮が吹き出した。
意識を失ってなお続く、長い、長く尾を引くアクメ。
その凄まじさたるや、フィオレの体が激しく跳ね上がり、全身が小刻みに震える。
フィオレの膣内は恐ろしいほど締まり、精液を一滴残らず搾り取ろうとしていた。
「うっ……くぅっ!」
颯真は歯を食い縛り、喉を鳴らす。
フィオレの中で果てるのは、これが初めてではない。
しかし、これほど強烈な快楽を覚えたのは初めてだ。
特に結合部から伝わる熱は尋常ではなく、肉棒が溶けてしまうのではないかと錯覚するほどだ。
媚薬を盛ったせいもあるだろうが、最高潮まで燃え上がったサキュバスの体は、こんなに凄まじいのか……
「あぁぁ♡ はふぅぅ♡ そうまくぅん♡ もう無理ぃ♡ もっとぉ♡」
虚ろな目で幸せそうな寝言を口にするフィオレ。
ひょっとすると次からは、毎回これと同等のことを求めてくるかもしれない。
「ったく」
颯真はそんなフィオレの横髪を撫でて、唾液で汚れた口をティッシュで拭いてやる。
「世話の焼ける幼馴染だな」
○
それから数日。
学校内における、颯真とフィオレの生活は――
「颯真くん、今日のお夕飯、なにがいいかな?」
「別になんでも」
「そう……」
あまり変化していなかった。
「フィオレちゃん、まだいいように使われてる……」
「嫌なら嫌って言えばいいのに……」
二人を見て交わされる会話も、同じようなものだ。
ただ――
「おい、車」
「あっ」
後方から車が来たことに気付いて、颯真がフィオレを歩道側に引き寄せる。
腕を伸ばして肩を抱き、自分の前に移動させていた。
「……えへへ」
「なに笑ってんだよ」
そうして、今度は颯真が車道側となり、フィオレの半歩前を歩く。
しかしよく見ると、その歩幅は小柄なフィオレに合わせられていた。
こうした光景を目にした生徒は――
「意外と、あり?」
「古き良きっていうか……」
ほんの少し、颯真とフィオレの関係に対する認識を改めるのだった。
そんな評を受けているとは露知らず、颯真とフィオレはそれぞれの家に近付く。
「あ、そうだ颯真くん」
もうすぐ道を別れるというところで、フィオレが切り出す。
思い出したかのように切り出したフィオレは、鞄から物品を取り出した。
「その……実は新しい『隠し味』を買ってみたんだけど……」
フィオレが顔を赤くしながらこっそり見せたのは、箱に入った小瓶だ。
颯真も目を丸くした後、軽く周囲を見回して、こっそり覗き込む。
「男性用? 女性用?」
「えっと、どっちにも、です」
颯真が周囲の耳目を気にして小声で問えば、フィオレはもじもじしながら小声で返す。
そして、両手で包むように箱を持つと、小首を傾げて問いかけた。
「……半分こ、する?」
ご一読いただきありがとうございました。
お薬が大好きな幼馴染カップルでした。
いかん、性犯罪よりも危険な犯罪臭がする……
次の男女をどうするかは、
まだ使ってない属性が色々あるので迷いますが、
そろそろ大人の女性を相手にした話が欲しいなと考えています。
また時間が掛かると思いますが、よろしくお願いします。