誘惑禁止条例 ※性犯罪被害は条例違反にあたらない 作:大中小太郎
柔らかい感触で、緩やかに目を覚ました。
たしか自分は……そう、ターニャを存分に抱いて、そのまま眠りに落ちたはずだ。
酷使した体には気だるさが残っているが、柔らかい感触が全身を包み、それを溶かしていく。
何の感触であるかは、よく知っていた。
女体の感触だ。
「んちゅ♡ れろ♡」
「ちゅぷっ♡ んっ♡」
「はぁ♡ ちゅっ♡ はふぅ♡」
女体の感触は三方向から、広げた両腕と伸ばした両脚を覆っていた。
とりわけ心地よい乳房の肌触りは腹部に集中しており、寝起きもあって張り詰めた逸物に、小さくて熱い何かが絡まっている。
うっすらと目を開くと――リナとレンカとターニャの肢体があった。
右側からはリナのロリ巨乳ボディが、左側からはターニャの爆乳が、下からはレンカのスレンダー巨乳が、幸太の腕や足に重なっている。
その中心で、幸太の怒張に、三姉妹の舌が張っていた。
「んふぅ♡ あ、お兄ちゃん起きた♡」
「ごめんね幸太くん、起こしちゃって」
「ふふ、動いちゃだめだよ?」
三人の妖艶な笑顔が、幸太に向けられる。
「な、なにして……」
幸太は室内を見回すが、まだ暗い。時計を見ても真夜中だ。
とりあえず寝坊したわけではないと分かって、こんな状況なのに安心してしまった。
「っ」
すると、彼女たちの唇が一斉に動いた。
まずはリナから、亀頭の先端へキスするように軽く触れ、続けて根元まで一気に呑み込む。
続いてレンカが、カリ首の下側をちろりと舐め上げると、今度はターニャが竿の裏筋をゆっくりとなぞっていく。
「く、あっ!」
気持ちいい。
三人の舌がほぼ同時に三方向から奉仕してくる。
彼女たちが熱心に口を寄せるにつれて、豊満な胸も肉棒に近付き、三姉妹の乳房に根元が包まれた。
三姉妹は乳房の海から頭だけ出した怒張に、くすぐるようにして舌先を踊らせる。
「はむっ……ちゅっ♡」
「れるっ♡ レロォッ♡」
「はぷっ♡ ちゅるるっ♡」
「ぐっ……あ」
幸太は思わず声を上げた。
激しい快楽に腰を引こうとするが、流石に三人に腕と足を押さえ込まれては抜け出せない。
「もう、逃げちゃだーめ♡」
レンカがお仕置きだとでも言うように亀頭に吸い付き、軽く歯まで立てる。
そこに歯を当てられては、大人しくせざるをえず、幸太は抵抗を諦めた。
「そうそう、大人しくしてね♡」
自分の肉棒の先に見えるレンカの顔は、目を興奮に輝かせていた。
「ふぁ♡ すごい、なんだかお兄ちゃん可愛い♡ いつもと逆みたい……」
女に押し倒されている幸太を見て、リナも色っぽい吐息をつく。
いつもは寝込みを襲われてばかりだが、今日は逆だ。それがリナには新鮮らしい。
「幸くん、じっとしててね♡ お姉ちゃんたちが気持ちよくしてあげるから♡」
ターニャも艶然と微笑みながら、鈴口を舌先でくすぐった。
「あ、ああ……」
幸太は情けない声を出してしまう。
三人の舌使いは絶妙だった。
「ちゅるっ♡ れろぉ♡ んはぁ♡」
「はむ♡ じゅるるっ♡ ぴちゃ♡」
「んむっ♡ はむっ♡ はふ♡」
三人は巧みに連携しており、舌と胸で全方位から肉棒を責め立てる。
喉奥に突き込んだときとも、膣内に挿入したときとも異なる快感に、逸物が包まれていた。
「お前ら、なんで……」
思わず問うと、レンカが軽く吸い上げてから答える。
「ぷはっ♡ だって幸太くん、妬かせるんだもん♡ お姉ちゃんをあんなに喘がせて……」
どうやらターニャとのセックスが、耳にしたレンカにも火を点けたようだ。
レンカが竿を舐め上げると、入れ替わりでリナが口を開いた。
「それにぃ、お兄ちゃん、悪い人なんだもん♡ 私も、お姉ちゃんたちも、みーんなにエッチなことして♡」
「ふふ♡ だからぁ、今日は幸くんに『お返し』なの♡」
リナに続いてターニャが答えながら、長女と三女でWパイズリを繰り広げた。
「いつも私たちを襲っちゃう幸くんに『お返し』して、いつもたくさん気持ちよくしてくれる『お返し』するの♡ だから、大人しく気持ちよくなっちゃって♡」
逆襲と返礼、それを同時に行うように、三姉妹は幸太の逸物に激しい奉仕を繰り広げる。
「んっ♡ ちゅっ♡ お兄ちゃんのおちん○ん、おっきくて美味しいよ♡」
「れるっ♡ ちゅるるっ♡ 幸太のおち○ぽ、ビクビク震えてる♡」
「ちゅるるっ♡ んっ♡ 幸くんの精液、早く飲ませて♡」
三人は一心不乱に、幸太の肉棒にしゃぶりついていた。
その様子は、まるで餌を与えられた犬のようにも見える。
「っぐ!」
寝起きで油断していたこともあり、幸太は射精感を堪えきれなかった。
「きゃ♡」「やんっ♡」「あんっ♡」
三姉妹の中心で放出される白濁液。
三人の舌が一瞬だけ離れ、三姉妹の顔や胸を汚していく。
「ごめん……我慢できなかった」
幸太が謝ると、三姉妹は顔についたザーメンを指ですくう。
「えへへ、よかった♡ 幸太くん、気持ちよくなってくれて♡」
「お兄ちゃんのセーシ、濃くていっぱい出てる……♡」
「幸くん、気にしないで♡ もっといっぱい気持ちよくなって♡」
三人は幸せそうに笑みを浮かべ、指先の精液をシロップのように舐め取っていく。
「でも、これじゃお前ら、誘惑……」
幸太は言葉を切る。
無粋なようだが、誘惑禁止条例は、妖女が男性を誘惑することを禁じている。
だから無防備な寝たふりを決め込んで、幸太に襲われているふりをしてきたのだ。
しかしこれでは、そういう言い訳ができない。
「いいの♡ もういいの♡ 幸太くんとエッチするのぉ♡」
レンカが言うと、三姉妹は身を起こし、仰向けになった幸太の視界を裸身で埋め尽くす。
彼女たちの瞳は爛々と輝いており、幸太は被捕食者の気分を味わう。
「ごめんねお兄ちゃん♡ もう無理、寝たふりなんかで待ってられない♡」
リナが慎重に不釣り合いな乳房を持ち上げ、愛液の滴る秘所に指を沿える。
「安心して、幸くん……これ、夢なの♡」
最後にターニャが、幸太に顔を近付ける。
「夢って……」
そんな無茶なと思うが、レンカやリナも姉に続いた。
「そう、夢なんだよ? 幸太くんはまだ寝てるの」
「うん。お兄ちゃんは、ちょっとエッチな夢を見てるだけなの……♡」
レンカとリナも顔を近付けてくる。
三姉妹の顔がアップになり、その目が魔力の光を宿し始めた。
――
「だからぁ、幸くんは悪くないの♡」
「夢の中だから、なんでもしていいの♡」
「お兄ちゃんはぁ、私たちにしたいこと、ぜーんぶしていいんだよ♡」
幸太の思考が曖昧になっていく。
『誘惑』による催眠状態だ。
自白剤を飲まされたかのように、耳にした言葉に素直に応じてしまう。
「なん……でも……?」
まだ残っている思考力が、首を傾げさせた。
てっきり、逆レイプされるものだとばかり思っていた。
日頃していることを思えば当然だし、そういうのも悪くないと考えていた。
なのに――
「そう……なーんでも♡」
レンカは優しく微笑み、幸太の頬を撫でてきた。
それだけで心地よくなり、頭がぼうっとしてくる。
「お兄ちゃんがしたいならぁ、私もお姉ちゃんたちも、なんだってしてあげるよ♡」
横からリナの小柄が擦り寄ってきて、耳を舐めるように囁く。
「今夜は、幸くんが私たちの支配者なの♡ ご主人様なの♡」
さらにターニャは幸太の手を取り、自らの胸に誘導する。
柔らかく大きな膨らみが、幸太の掌を包み込んだ。
(こいつら……っ!)
三姉妹の思惑が分かってしまった。
『誘惑』で思考を麻痺させ、性欲をフルスロットルにさせて、あまつさえそんなことを言う。
犯させる気なのだ――普段以上に。
溺れさせる気なのだ――自分たちの体に。
風間幸太という『オス』を、三姉妹という『群』の中に囲い込むために。
自分たちの肉体を餌にして、幸太の精を搾り取ろうとしているのだ――
怖れを知らない淫靡さ、男を獣まで退化させる魔性、子種を得ることが誇りや保身より優先される欲深さ。
正しく妖女――寝たふりで襲わせるなど、彼女たちにとっては序の口だったのだ。
「そこまで、言うなら……っ!」
幸太は三姉妹の体を抱き締める。
「きゃ♡」「あんっ♡」「あんっ♡」
柔らかな肢体が腕の中で震え、甘い香りが鼻腔を満たした。
「幸太くん♡」「お兄ちゃん♡」「幸くぅん♡」
三人の腕が首や背中に絡み付いてくる。
まるで植物の魔物に蔓で絡め取られているかのようだ。
前を見れば、美人姉妹たちの、発情しきった顔に荒い呼吸。
盛りのついた雌犬そのものといった顔を見れば、遠慮はいらないと分かる。
「レンカ、挿れろ。騎乗位だ……っ!」
幸太は、ベッドの上に仰向けに寝た体勢のまま言った。
「うん♡ 幸太くんのおちん○ん、今すぐ欲しい♡」
レンカは嬉しそうにはしゃぎながら、幸太の腰に跨る。
そして彼の肉棒に手を添えて、自分の秘所へと導いた。
『誘惑』によって亀頭が敏感になっているせいか、レンカの入口が愛液に濡れていることが見なくても分かる。
その証拠に、レンカが軽く腰を落とすだけで――
「きゅぅぅぅぅぅっ♡」
きゅぽん――とでも聞こえてきそうなくらい軽々と、幸太の剛直が滑り込む。
「うぉぉ……っ」
膣ヒダに四方八方から舐め回されて、幸太は思わず声を上げた。
「ふわぁぁぁぁ♡ おっきぃ♡ 幸太くん♡ いつもよりおっきくて硬いよぉ♡」
レンカも気持ちよすぎるのか、両頬を押さえながら艶っぽい声で鳴いている。
男に跨がった細い腰の向こうで、尻尾が左右にバタバタと振り乱されていた。
「動けっ、動いてくれっ! 思いっきりだ!」
幸太が腰を突き上げて催促すると、その時点でレンカは喉を反らして喘ぐ。
「ひゃぁぁぁん♡ 命令っ♡ されてるっ♡ おちんぽで、子宮っ、叩かれてっ♡ 命令されてりゅっ♡ 幸太くんっ♡ こわいよぉ♡」
怖いと言いながら、その顔は嬉しそうに紅潮しており、媚びるように尻を振り始める。
「んおっ♡ 腰付きっ、乱暴だよぉっ♡ ああぁぁっ♡ 私がっ♡ 上なのにぃ♡ 犯されちゃうっ♡ おっおっおっ♡」
幸太が下から突き上げるたびに、レンカの小さな体は跳ね上がる。
やがてレンカも腰の動きを合わせ、髪と胸を躍らせ始めた。
「ターニャ、おっぱい寄越せ!」
続いて、左腕でターニャの背中を抱き寄せる。
「あぁ♡ 幸太くん♡ 強引……素敵ぃ♡」
ターニャは嫌がりもせず、幸太の顔を豊乳で包む。
幸太はそれこそ乳房で顔でも洗うようにして、彼女の谷間に顔を擦り付け、べろべろと舐め回す。
そのまま両手で左右の爆乳を鷲掴みにし、指を食い込ませた。
「ああっ♡ そんな、飢えたみたいに♡ お腹すかせたワンちゃんみたいにぃ♡ やだ♡ 食べられちゃう♡ 幸くんに、おっぱい貪れちゃってるっ♡」
ターニャの受けている刺激は、挿入されているレンカには及ばないだろう。
しかし顔付きの、特に目の色の興奮は凄まじい。
無我夢中で自分の乳房を貪る幸太に、被虐と母性の喜びを同時に感じているようだ。
「はふっ♡ はふっ♡ お兄ちゃぁん♡ 私もぉ♡ なにか、なにかしてぇ♡ 構ってよぉ♡」
寂しそうに寄ってきたのはリナだ。
「当たり前だ。ほらっ」
そのためにフリーにしておいた右手を、リナの股間に滑り込ませる。
「きゃぅんっ♡」
クリトリスに触れると、それこそ犬のような悲鳴を上げる。
ぐちゅ――という生々しい感触。リナのそこはもう大洪水になっていた。
「あっあっあっ♡ きゃうぅぅぅっ♡」
幸太はそこを、ウォームアップするような加減もなしに、好き放題に掻き回す。
「いやぁっ♡ お兄ちゃんっ♡ んぁぁぁっ♡ いじめちゃだめぇっ♡ お手々でっ♡ リナのおまんこっ♡ ぐちゃぐちゃにしちゃらめなのぉっ♡」
「ダメだ。お兄ちゃんの手を気持ちよくするんだっ。ほら、腕に抱き付けっ! そのロリ巨乳で腕にご奉仕するんだ!」
命じると、リナは言われた通り幸太の腕に抱き付く。
腿で下腕を挟み、上腕に自分の両手を絡め、乳房は肩と首筋に乗せられた。
「きゅぅぅぅっん♡ ひぅぅぅっん♡」
そして、何かの機械のように動き続ける幸太の手淫に震え続ける。
少女への気遣いなどまるでない幸太の手付きを、涙目になって耐えているが、尻尾だけは喜びに踊っていた。
「あああぁぁぁっ♡ イクイクいってりゅっ♡ イってりゅのに腰とまんないよぉっ♡」
「やっ♡ 幸くんだめぇっ♡ お姉ちゃんのおっぱい溶けちゃうっ♡ ぺろぺろでイかされちゃうぅっ♡」
「んぁっあっあっあっ♡ お兄ちゃんそれぇっ♡ もっとぉ♡ お手々でもっとイかせていいのぉぉぉ♡」
レンカが腰を踊らせ、ターニャは幸太の頭を掻き抱き、リナは腕を抱きながら吼える。
そして三者三様に絶頂した。
「ふわぁぁ♡ まだイってる♡ イクの重なってりゅのぉっ♡」
「ひゃうんっ♡ 幸くんにっ♡ こんな簡単に、イカされちゃうなんてっ♡」
「おっおっおっ♡ お兄ちゃんすごいぃっ♡ 手マンしゅごいよぉぉぉっ♡」
「くおっ」
幸太もまた、レンカの中で果てていた。
「んおっ♡ おっ♡ おおおぉぉぉっ♡」
膣内射精を受けたレンカは、後ろ手をついて体を支えながら、喉を反らしていた。
子宮に満ちていく精液が、彼女の連続絶頂を締めくくる、最後の絶頂となる。
やがてレンカは意識を失い、騎乗位の姿勢からばったりと仰向けに倒れてしまった。
「あら、レンカちゃん気絶しちゃった」
「嘘……こんなに、早く……?」
ターニャは痙攣する妹を見て微笑み、リナは倒れた姉を見て唖然とした。
幸太は腰の突き上げだけでレンカを狂わせ、短時間でノックアウトしてしまったのだ。
『誘惑』により加減を失った幸太のセックスに、『誘惑』した妖女の方が耐えられなかった。
「次は、ターニャだっ」
もちろん、幸太の発情状態は解けていない。
彼の肉棒はまだガチガチに硬く、むしろより強く怒張している。
「きゃうっ♡ 幸太くぅん……ちょっと、落ち着いて……きゃんっ♡」
ターニャは授乳するようだった姿勢から一転、仰向けにされて足を開かされる。
「お、お兄ちゃん……ちょっと、こわい……♡」
思わず幸太の腕から離れたリナは、そう言いながらも子宮を疼かせている。
「リナは最後な。いい子で待ってるんだ」
「……うん♡」
幸太に横目を向けて命じられると、瞬く間に従順になる。
いまの幸太はまるで、三人の獣耳娘たちの飼い主だった。
「ほら、行くぞターニャ。ちゃんといい声で鳴けよっ!」
そして幸太はターニャの膝裏を両手で掴み上げ、M字開脚させた股に逸物を突き入れる。
「あっあっあああぁぁぁっ♡ 幸くんっ♡ そんな、オスの顔、して――きゃぅぅぅぅぅっ♡」
いつになく高圧的な幸太に、ターニャは両頬を押さえて恍惚としながら、膣内を埋め尽くす怒張に喘いだ。
「んおっ♡ おおぉぉぉっ♡ 幸くんっ♡ 激し、すぎっ♡ あああぁぁぁ♡ 無理矢理ぃ♡ イカされ、てぇっ♡ はぎゅうっ♡」
幸太はターニャの反応など気にせず、激しく腰を打ち付ける。
そのたびに、彼女の爆乳がたぷたぷと揺れ、ベッドが軋む。
「はふ♡ はふぅ♡ お兄ちゃん……すごい♡」
リナは犯される姉と、犯す幸太を見て、言いしれぬ興奮に駆られていた。
「ふおっ♡ おおぉぉっ♡ んあっ♡ あっあっあっあっあっあっ♡」
「お姉ちゃん……すごい顔……私も、いつも、あんななの……?」
ターニャは既に悦楽に狂わされ、妹に見られていることなど構っていられない。
末妹とはいえリナも妖女だ。その心地よさは知っている。
だが、自分が味わうのはともかく、身近な姉が絶頂している姿は初めて見る。
自分は普段、大好きな幸太とのセックスで、あんなにも淫らに吼えているのか……と。
「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙っ♡ イグッ♡ こんなっ♡ ハイペースでっ♡ んおっ♡ イかされ、たらぁっ♡ おっおっおぉぉぉっ♡」
幸太に腰を掴まれたターニャが、ガクガクと痙攣する。
「こら、まだ気絶するな! 俺がイクまで起きてろ!」
意識が飛びかけていたターニャの乳房を、幸太が強く握り込む。
指が深く食い込むと、ターニャの意識が痛みと快感に呼び起こされた。
「はひいぃぃっ♡ 痛いっ♡ おっぱい千切れちゃうっ♡ んおっ♡ おおぉぉっ♡」
そして、幸太は激しいピストンを再開する。
「お、お兄ちゃん……しゅご♡ 後ろ姿、すごく……男、らしいよぉ……♡」
リナはそんな幸太の背中に恍惚としていた。
いつも『される側』だから見えない、女を抱く彼の後ろ姿に。
日々のセックスで鍛えられた筋骨が躍動して、女を屈服させている。
その逞しさに妖女の本能が刺激され、リナは自然と幸太の背中に身を寄せた。
「お兄ちゃんっ♡ もっと♡ もっとお姉ちゃんを犯してあげてっ♡
分かるのっ♡ 口では嫌々してるけどっ、お姉ちゃんいますごく気持ちいいのっ♡
このまま、死んじゃうくらいイカせ続けてあげてぇ♡」
あろうことかリナは、幸太がより激しく姉を犯すようにそそのかす。
「っ!」
幸太はそんなリナの、魔性めいた声に背筋を震わせた。
誘惑状態ということもあり、リナの命令も即座に実行に移してしまう。
じゅぱっ、じゅぱぁん!! と、体重を掛けて叩き付けるように、ターニャに怒張を突き入れる。
「んぉ――ぁ――くぁ――あ゙――っ♡♡♡」
ターニャはもはや嬌声すら途切れさせ、半ば意識を失ったまま絶頂を繰り返している。
「しゅごいっ♡ お兄ちゃん格好いいっ♡ 女を支配してるっ♡ かっこいいよぉ♡」
リナはそんな幸太の背中に乳房を押し潰し、抽送の動きに擦られることで、小刻みに達してた。
「お兄ちゃんっ♡ はやくぅ♡ 早くお姉ちゃんにびゅーって出してっ♡
その後、私も可愛がってっ♡ お姉ちゃんみたいにっ♡ 乱暴にっ♡ 犯してぇっ♡」
「ああ、もちろんだ!」
幸太はリナに促されるまま腰を反らすと、込み上がってきた射精感を我慢せず吐き出す。
虚ろになっていたターニャの両眼が、見開かれた。
「んおおおおおぉぉぉぉぉっっっっっ♡♡♡」
まるでオオカミの遠吠えの如し絶叫、そして絶頂だった。
「きゅぅぅぅぅぅんっ♡」
リナは姉に釣られるように、幸太の背中に擦れる乳首で達する。
「ふぅ……ふぅ……ふぅぅぅ……」
幸太は長く息を吐くと、長い絶頂に痙攣しているターニャを手放す。
「リナ……っ」
「きゃうん♡」
勢いよく振り返り、リナを押し倒した。
「いいんだな!? いつもと違うぞ? 本当に、止まらないからなっ!」
目を爛々と光らせる幸太に、リナは震え上がった。
震えるといっても、怖れはほんの一割、後は妖女の興奮のみだ。
「うん♡ いい♡ いいよ? 夢だもん♡ これ、お兄ちゃんの見てる夢なんだもん♡」
リナは自ら幸太に両手を伸ばし、首の後ろで腕を交差させる。
「私、末っ子で、一番ちっちゃいけど♡ 今日はいいの♡ お兄ちゃんのものなの♡
普段はできないこと、いーっぱいしていいの♡ お兄ちゃんの本気、体で感じたいのぉ♡」
幸太はそんなリナのおねだりに応え、唇を重ねた。
「ちゅぷ……♡ むふ……♡ れろ……♡ ん……♡」
舌と唾液を交換する濃厚なキス。
リナは自ら貪るように舌を伸ばし、幸太の口から掻き出した唾液で喉を鳴らす。
「悪い子だ……お仕置きしてやるから、四つん這いになれ」
「はぁい♡」
リナは幸太に言われるがまま、ベッドの上で両膝をつく。
「もっと尻を上げるんだっ」
「きゅぅぅぅっ♡ 尻尾ぉ♡ 引っ張っちゃらめぇ♡」
幸太は軽く尻を叩いてから、獣人の尻尾を掴んで、尻を上げさせる。
そして、レンカやターニャよりも小さな腰を、両手でがっちりと掴み取る。
「ほら、行くぞ? 犯されたがりの淫乱おまんこ、準備いいなっ!?」
「きてぇ♡ お兄ちゃんのおちんぽ来てぇ♡ いままでで一番、滅茶苦茶にしてぇ♡」
後に知ったことだが――
今夜、幸太を誘惑したとき、自分たちを犯させようと提案したのは、リナだったという。
「おおおぉぉぉっ♡ お゙お゙お゙お゙お゙ っ っ っ っ っ♡♡♡」
寝室に響き渡る、リナのものとは思えないほどの、ケダモノめいた喘ぎ声。
細い腰が両脚ごと持ち上げられ、幸太の腰が激しく前後する。
「んおっ♡ おにぃひゃんっ♡ いぐっ♡ ああぉっ♡ しゅごっ♡ おっおっおっおっ♡」
リナはもう呂律も回らず、口から舌と涎と喘ぎ声を出すばかりだ。
あどけなさの残る顔にはミスマッチな、悦楽に狂った雌の顔だった。
「ふぅっ、ふぅっ、ふぅぅっ!」
幸太は目を血走らせながら、ひたすらリナの膣奥に怒張を叩き付ける。
リナの体をモノのように扱い、自分の肉棒を扱いて射精するために使うような、身勝手なセックスだ。
完全にケダモノになっていた。
いや、この淫らな三姉妹によって、ケダモノにされていた。
「ふふっ、リナちゃんったら、こんな声も出ちゃうんだぁ♡」
「もう、幸くん? リナちゃんには手加減してあげて?」
気絶から復活したレンカとターニャも、左右から幸太に擦り寄ってくる。
「やらぁ♡ お姉ちゃんっ♡ 止めさせ、ないれぇっ♡ もっとっ♡ イクっ♡ イクのぉっ♡ お兄ちゃんがしゃせーするまでいっぱいイクのぉっ♡♡♡」
手心を求める姉たちの言葉を、リナの方が拒否していた。
「そうかよっ、ならたっぷり出してやるよっ!」
幸太にも、いまさら優しくする余裕などない。そんな思考は『誘惑』に奪われている。
誘惑は複数人で同時に掛けると効果が増すという。三姉妹に重ね掛けされた幸太は、もはや性獣としてしか振る舞えなかった。
「ひゃっ! んっんふぅぅっ♡ おにいひゃんっ♡ イってるっ♡ イッてるかりゃぁっ♡ あっまたイグっ♡ んおぉぉぉぉっ♡」
絶頂している最中でも構わず、幸太はピストン運動を続ける。
「ふぅっ、ふぅっ、ふぅぅっ!」
幸太の全身からは、汗が噴き出している。
体中が熱く、湯気が立ち上っているようだ。
「すごぃ、幸太くん……♡ 全身から、オスのフェロモン出てるぅ♡」
「やだ……目の前で、妹が犯されてるのに♡ 幸くんが、逞しくて♡ 頭くらくらしちゃう♡」
膝立ちで突く幸太の背中から脇腹が、レンカとターニャの乳房に包まれる。
左右から伸びてきた腕は腰や胸を撫でて、リナへの射精を促すように興奮を煽った。
「いいよ♡ 出して幸太くん♡ リナにも種付けしてあげて♡ 私たちみーんな、幸くんの赤ちゃん欲しいの♡」
「ええ♡ もう私たちは幸くんのものだから♡ 幸くんのエッチな気持ちは、全部私たちのものなんだからっ♡」
レンカとターニャは、魔性の言葉を耳にまで流し込み、幸太の倫理観を壊していく。
自分たちの肢体を餌で釣り、快感という毒を食わせ、生殖能力を絞り出させる――
それどころか『誘惑』という魔法まで用いて、姉妹全員で一人の男を虜にする。
いまの彼女たちは、幼馴染の幸太が見て来た日々のどれよりも、妖女だった。
「っぐ、あ!」
やがて訪れた限界に抗わず、リナの子宮に解き放つ。
「きゃうぅぅぅっ♡♡♡ お兄ちゃんのおせーしっ♡ あちゅいのぉぉぉっ♡」
ベッドに顔を埋めながら、リナは激しい痙攣と共に、歓喜の声を上げて気絶した。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」
一心不乱に交尾していた幸太の意識が、少しだけ正気を取り戻す。
(俺……なにを……なんて、ことを……)
リナを本気で犯してしまったという罪悪感――しかしそれは、長続きしなかった。
「幸太くん……まだ、できる?」
「幸くぅん……お姉ちゃん、もう一回、したいな♡」
振り返れば、レンカとターニャが、並んで四つん這いになっていた。
「…………」
文字通り尻尾を振って媚びる姉妹に、幸太は取り戻し掛けた正気を、また手放した。
『誘惑』の効果は切れかけている。故にそれは、幸太自身の選択だった。
「「ひゃうんっ♡」」
二人の尻尾を掴むと、嬌声を上げた二人が、従順に尻を上げる。
「ああ……犯してやる……お前らが満足するまで、いくらでも犯してやるよ……っ!」
そこから先、何をどのようにしたのかは、よく覚えていない。
本当に夢だったのではないかとすら思う。
言葉すら忘れたように、ただ本能に従って、彼女たちを犯した。
「んぎゅぅぅっ♡ お兄ちゃんっ♡ リナにもぉっ♡ リナももっと頑張るからっ♡ 中に出してぇっ♡」
「んほぉぉっ♡ 幸くんしゅごいぃぃっ♡ おまんこ壊して♡ 壊れるまでイかせてぇぇっ♡」
「あひゃうぅぅっ♡ それそれもっとぉっ♡ もっとマゾイキさせてぇっ♡」
三姉妹を順番に、後ろから、前から、何度も何度も犯す。
幸太の精力は尽きることがなく、疲れれば姉妹たちが上になった。
誰かが挿入されているときは、他の姉妹も協力してその子を責めた。
嬌声は止まず、絶頂は数知れず、時計の短針が大きく動いても、雌犬たちの宴は続いた。
○
風間幸太は、『どこにでもいる平凡な少年』だ。
近所に妖女が住んでいるのは当たり前で、自然とできる幼馴染的な妖女に世話を焼かれる。
妖女に起こされて登校して、半数以上が女子ばかりの学校で、少ない男子と雑談する。
愚痴の内容は、大抵こうだ――
『夜、なかなか眠れない』
欠伸を噛み殺しながら授業を受けて、妖魔界食材で精を付け、疲労回復サプリを飲む。
家に帰ってしたいことは、ゲームでも動画視聴でもなく――『仮眠』だ。
もちろん、それも長続きはしない。
「幸太くん。ほら、起きて」
気がつけばレンカが家に上がり込み、夕飯の支度を調えて、幸太を起こす。
「おはよう、お兄ちゃん♡」
ソファーから身を起こすと、携帯ゲームをしていたリナの姿があり、
「ただいまー♪ もぅ、聞いてよ幸くーん、今日もお局様がねっ」
仕事から帰ってきたターニャも、風間家だというのに我が家の如く上がり込む。
「…………」
三人とも、『今夜』を期待する目で幸太を見ていた。
異性の性欲に敏感であることは、女性だけの能力ではなかったらしい。
「……あと、五分」
せめて一秒でも多くの休息を求めた幸太だったが、
「「「だーめ♡」」」
それは当然、欲深いケモミミ三姉妹に却下されるのだった。
近所に住む三姉妹は、よく幸太の前で無防備に眠っている。
しかし――こちらの居眠りは、許してくれないらしい。
ご一読いただきありがとうございました。
挿絵ありの連続投稿となりましたが、ひとまず睡眠編は終了です。
自作小説に挿絵を付けたいという気持ちを堪えきれず、
賛否あるAI画像生成に手を付けました。
反応を見つつ追加してみます。
とりあえず、完結した別作品にも追加していくつもりです。
また、誘惑条例以外も含め、誤脱字・誤操作の報告をいただき、
まことにありがとうございました。
ご興味が続きましたら、次回の更新をお待ちください。
※本作の挿絵は『PixAI』にて生成されています。