※この作品はR-18です。

誘惑禁止条例 ※性犯罪被害は条例違反にあたらない   作:大中小太郎

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奴隷編 出稼ぎ妖女の弱みに漬け込んで可愛がる話
プロローグ (挿絵あり)


 

 

 

性犯罪とは、時に権力勾配によって起きる。

つまり、上下関係。加害者と被害者の間に、要求を拒ませない関係があるときだ。

強すぎる権力は、被害者に同意を口にさせる首輪となり、行為を強要する鎖となる。

 

ましてやそれが――主人と奴隷であれば。

 

「ぢゅぷっ、ちゅぱっ、じゅるるっ、ぢゅるっ♡」

 

ベッドの縁に腰掛けた藤次は、脚の間で前後する少女の頭に手を置いていた。

 

「いいぞシーア、その調子だ」

「んんっ♡ ちゅるっ、じゅぷるるっ♡」

 

シーアの長い銀髪が揺れて、ダークエルフの耳に絡む。

背中に流れた髪が、華奢で小柄な体を包むメイド服を彩った。

浅い褐色の可憐な顔立ちには朱が差し、小さな口の中に、藤次の肉棒が呑み込まれる。

 

「日に日に上手になっていくな。物覚えのいい子だ」

「ふぅぅっ♡ じゅぷっ♡ んぉっ♡」

 

藤次が褒める声を聞くと、シーアの口淫が勢いを増す。

首を前後に倒して逸物を呑み込み、舌が裏筋を擦り上げ、上顎に亀頭が滑る。

 

その快感もさることながら、自分の肉棒がシーアのような美少女の口内を征服しているという事実に、得も言われぬ優越感を覚えた。

 

「苦しいかい? それでも続けるんだ。旦那様の言うことが聞けるだろう?」

「ぐぽっ、ずぶっ、おぶうっ……♡」

 

藤次に頭を掴まれて、シーアは喉奥まで陰茎をねじ込まれた。

いや、厳密に言えば自ら顔を突き出し、喉奥まで呑み込んだのだ。

頭を掴まれたことで、強要されているという『体裁』が整ったからだろう。

 

「おごっ♡ んおっ♡ ぢゅぶるるっ♡ ぢゅぷっじゅるっ♡」

 

息苦しさに目を剥き、涙目になりながら、シーアは首の動きを止めない。

妖女であるシーアの体には、人間よりも深く広く性感帯が散りばめられている。

口内、特に喉奥もそのひとつ。

シーアは藤次のペニスを使って、指や舌では届かない喉奥の性感帯で、快感を得ているのだ。

 

「そうだ、もっとだ。気持ちいいぞシーア、もっと喉の奥に擦るんだっ」

 

自らの快感のために、そしてシーアの悦楽のために、藤次は命じる。

命じなければならない。

自分は彼女の主人であり、奉仕を要求する権利があるから。

彼女は藤次の奴隷であり、自分からは求められないから。

 

「んぉふっ♡ ほぉっ♡ んぐっ、ぁぁぁっ♡ おっおっおっ♡」

 

シーアの口から漏れるのは、苦悶というより喘ぎに近い。

もはや藤次への奉仕というより、己の快感のための口淫だ。

琥珀色の肌に珠の汗が浮かび、銀髪を貼り付け、ロングスカートに包まれた尻が左右に揺れる。

可憐なダークエルフの少女には不釣り合いな淫らさに、藤次の興奮は高まり、やがて射精の瞬間を迎えた。

 

「っぐ」

「っっっ♡♡♡」

 

どくっ、とシーアの小さな口内に精液が吐き出された。

シーアは目を見開き、一瞬だけ硬直するも、すぐに口内の白濁を飲み下していく。

 

「んっ、んんっ……ごくっ♡」

 

嚥下しながら、舌は愛おしそうに裏筋を舐め上げていた。

まるで、気持ちよくしてくれたお礼をするかのように。

 

「ぷぁ……旦那様ぁ……♡」

 

藤次を見上げるシーアの顔は、行為を強要された哀れな少女というよりは、褒めて欲しそうな犬だった。

期待に応えて銀髪や頬を撫でてやると、シーアは嬉しそうに、藤次の手を両手で包む。

 

「旦那様……もう、これ以上は、だめです♡

 奴隷に、このようなことを命じては……だめ、なんです、よ?」

 

言葉とは裏腹に、シーアの濡れた瞳は、更なる悦楽を求めている。

 

「これ以上は……旦那様のお立場を、悪くしてしまいます……♡

 ですから、どうか……どうか、お許しください♡」

 

奴隷と主人の間には、契約がある。

その中には、奴隷への虐待を禁じるもの――性的な行為の強要も含まれている。

ただし、契約によっては努力義務に過ぎないものとなり、黙認されるのが常だ。

 

「そんなに物欲しそうな顔をして、なにを言ってるんだ?」

「あ……っ」

 

藤次はシーアの手を引いて、ベッドの上に引き上げると、その華奢な体を押し倒す。

 

「妖女の体が、男のナニだけしゃぶって、それだけで満足できるはずないだろうっ」

 

藤次はわざと乱暴な手付きで、シーアの体を服越しにまさぐる。

 

その度にシーアは身を震わせ、切なげに吐息した。

 

「はぁっ♡ あっ♡ んぅぅっ♡ それ、は……仕方なくてっ♡

 あぅぅっ♡ 申し訳、ありません……っ♡ 身の程も、弁えずっ♡ 体が、火照って♡」

 

激しい衣擦れの音と、シーアの嬌声が、寝室に響く。

他者の目が届かない家という密室の中で、主人が使用人の少女に乱暴せんしている――絵面だけ見ればそうだ。

しかし、それにしては、シーアの表情はあまりにも、喜悦に染まっていた。

 

「ああ、そうだろうな。そんなになっても、奴隷の方から主人を求めるわけにはいかないよなぁ」

 

主人が奴隷に手を出してはいけないように、奴隷もまた主人と関係を持ってはならない。

むしろ罰則の厳しさで言えば、こちらの方が重要だ。

女の奴隷が主人を誘惑するなど、男の奴隷が奥様を襲うかのようなもの。鞭では済まない。

 

「ひゃぅぅぅっ♡ 旦那、さまぁ♡ 胸、そんな、強くぅ♡」

 

だから、シーアは藤次を求めてはいけない。

誘うなどもってのほか、求められても受け入れてはならない。

それでも、体はどうしようもなく求めていて、藤次にはシーアを従える権限がある。

 

「俺に逆らうのか? シーア」

「あっ♡」

 

だから――これが()()なのだ。

 

「主人の言うことが聞けないのか?」

「あっ♡ はうっ♡ あぁぁ♡」

 

高圧的な脅迫を受けて、シーアがぴくぴくと震える。

上下関係による強要を受けた恐怖――とは見えない、欲情の顔だ。

それでも――そういう状況は整った。

 

「お許し、ください♡ 旦那様……どうか、シーアを、お見捨てにならないで……♡」

 

シーアは自ら藤次の手首を掴み、自分の乳房へ引き寄せる。

 

「私は、奴隷ですから……旦那様のご命令には、どんなことでも……従いますから♡」

 

脅迫を受けた途端に、シーアの色気が増した。

被害者という、大手を振ってセックスができる大義名分を、手に入れたからだ。

そして、襲う側である藤次の興奮に、絶対服従の姿勢を示すことで薪をくべている。

 

「旦那様へのご恩を思えば……このくらい、なんでもありませんから♡

 どうか……シーアの粗末な体を、思う存分、お使いになってくださいませ♡」

 

これぞ、妖女。

男に自分を犯させる術を覚えた、被虐の罠で精気を搾り取る、淫魔だった。

 

「いい子だ――さあ、四つん這いになれ。犯されるためのポーズをとるんだっ」

「はい、仰せのままに……♡」

 

シーアは嬉しそうに、言われた通りにする。

ロングスカートを捲れば、ショーツはもう愛液でぐしょ濡れになっていた。

乱暴に掴んで引き落とすと、褐色肌のヒップと割れ目が露になる。

 

腰の細さに反して肉付きのいい尻から、妖女の香りが立ち上った。

妖女のフェロモンなのか、藤次の脳内で性欲を司る部分が急加速していく。

先ほど口で抜いてもらったはずの逸物が、何日も禁欲していたように張り詰めていた。

 

「さあ、尻を上げるんだ」

「はぁ♡ 申し訳、ありません……っ」

 

シーアは膝を揃えて立てると、逆に頭を低くしてベッドに伏せる。

藤次は扱いやすい位置に来たヒップを掴み、逸物の先端をシーアの秘所にあてがう。

 

「ひうっ♡」

 

藤次の手と先端を感じただけで、シーアの背中がびくっと震えた。

そして挿入に備え、力を抜いていく。

肉棒を受け入れることに従順な姿は、自分が少女を支配下に置いていることを実感させてくれた。

 

「当てただけでこれか。まったく、こんなに可愛いのに、淫乱な子だ」

「ひあっ♡ やぁ♡ 旦那様ぁ♡ 擦っちゃ、らめ♡ 変になるっ♡ それ変になりましゅっ♡」

 

フェイントを掛けるように膣口へ引っ掛けると、その度にシーアの腰が震え、数を重ねるごとに震えが大きくなる。

入口を擦られるだけで、絶頂寸前。シーアの体はそこまで燃え上がっていた。

 

「これなら、一気に奥まで入れても大丈夫そうだな」

「あっ♡ 待って、旦那様――」

 

慌てて振り返ったシーアの中に、亀頭が滑り込む。

 

「きゃうぅぅぅっ♡」

 

それで達してしまった彼女へ、ノータイムで追い打ちを掛けるように――

 

「あああぁぁぁっっっ♡♡♡」

 

一気に奥まで突き入れた。

シーアはベッドに突っ伏したまま、大きく口を開いて痙攣した。

絶頂している間に、より強い刺激を受けて、絶頂を拡大されたのだ。

 

「おお……すごいな。おまんこが吸い付きながら痙攣してるぞ?」

 

藤次はシーアの媚態に驚く。

受け入れたときはあっさり子宮口まで呑み込み、引き抜こうとすると熱い柔肉が締め付けて逃がさない。

バイブレーションのような絶頂の痙攣が、これまた別の生き物のように精を搾り取ろうとする。

 

「あひゅっ、ひぅ、あぁぁ♡ おっき……い……旦那様の、おっきなのがぁ……♡」

 

シーツを掴んでうわごとを口にするシーアに対し、藤次はゆっくりを腰を前後させた。

 

「あっ♡ まだ、動いちゃ、だめぇ……っ♡」

 

シーアは真っ赤な顔を振り返らせて懇願するが、その表情は、こちらの嗜虐心を煽るような艶笑だった。

膣内の蠢きはより雄弁で、根元から亀頭まで波打つように、催促の収縮を見せている。

 

「ん? なにが駄目なんだ?」

「ひあうっ♡」

 

軽く尻を叩いてやると、シーアは可愛らしい悲鳴を上げて、言動を一変させた。

 

「ごめん、なさいっ♡ どうぞ、お好きになさってくださいっ♡

 私の体っ、旦那様が気持ちよくなれるように、使ってくださいっ♡」

 

そう言わされている、という体裁で、シーアは抽送を求めた。

誘惑行為を禁じられた妖女が好む、男を雄々しくさせるための手管だ。

 

「いい子だシーア、ほら、行くぞ!」

 

その期待に応えて、藤次はシーアの腰を両手で掴むと、勢いよく腰を前後させる

ぱんっぱんっと、肉と肉がぶつかり合う音が響く。

 

「あひぃっ♡ はいっ♡ きてますっ♡ 旦那様のっ♡ 逞しいのがぁっ♡」

 

シーアの細身の体が、乱暴に揺さぶられていた。

ベッドの軋む音が行為の激しさを物語り、嬌声が壁に反響する。

 

「はぁっ♡ 旦那様っ♡ 旦那さまぁっ♡ もっと、気持ちよくなってぇ♡ シーアの体でっ、ああぁぁ♡ お慰み、させてっ♡」

 

いつしかシーアも尻を振っていた。

藤次の腰使いに合わせて尻を振ることで、より深く、強く肉棒に貫かれるようにしている。

献身的に体を使わせていると見せかけて、己の悦楽を追求しているのだ。

そんなシーアの浅ましさすら、可愛らしい。

だから指摘せず、彼女の望む『奴隷を性欲処理に使う主人』という役に徹する。

 

「そうだシーア、もっと喘げ! 旦那様を楽しませろ!」

「あっ♡ あっあっあっあっあっ♡ だんな、しゃまっ♡ しゅごいっ♡ こんなにっ♡ おっきのがっ♡ あああぁぁぁっ♡」

 

シーアは命じられた通り、快感に対して声を堪えず、喉を枯らすように嬌声を上げる。

釣られるように藤次のピストンも昂ぶり、肉のぶつかる音が甲高くなっていく。

 

「んおっ♡ おおぉっ♡ 旦那様ぁ♡ 素敵、でしゅっ♡ ああぁぁっ♡ 雄々しいのぉ♡ 私の、中からっ、体中がっ♡ 征服っ、されてりゅっ♡ あっあっあああぁぁぁっっっ♡♡♡」

 

シーアの乱れようは増すばかりだ。

 

妖女の性感帯は、人間女性と比べて、深く広い。

それが与える快感も人間女性とは比較にならず、より強く大きな刺激を求める。

結果として生じるのが、男に蹂躙されることを好むような、天性のマゾメス体質だ。

シーアもまた、銀髪美少女の見た目にそぐわず、獰猛なほどにオスを求める妖女だった。

 

「っくう! こいつめ、突けば突くほどイキやがって!」

「あひぃっ♡ ごめんな、さいっ♡ だって、旦那様がぁっ♡ 優しいからぁっ♡ ああぁぁっ♡ シーアのおまんこっ♡ 優しく、苛めて、くれてっ♡ あああイクッ♡ またイッちゃいますぅっ♡」

 

シーアは藤次の逸物に乱れ狂う。

既に十回は達しているが、藤次は止まらず、シーアも止めない。

妖女の淫乱ぶりは、瞬く間に連続絶頂に到達し、それを更に加速させるべく体を動かす。

男の肉棒に向けて腰を振り、男をケダモノになるよう言葉と態度で仕向ける。

藤次は率先してその術中に嵌まり、普段は可愛がっているシーアを、豹変したように突きまくる。

 

「あっ♡ あっあっあっあっ♡ すごひっ♡ おちん○ん凄いぃっ♡ 旦那さまぁっ♡ 私もうだめですっ♡ だめになっちゃいまひたぁっ♡」

 

そこからのシーアは、もはや言葉を紡げなくなった。

赤子か泣くように、動物が鳴くように、ただ喘ぐのみ。

それを藤次の抽送に合わせて変化させながら、終わらないオーガズムに意識を沈めていく。

 

「ああ、まったく! もう獣みたいな声を上げて……こんなに、乱暴に、犯してるのに! お前はどれだけ淫乱な奴隷なんだ!」

 

藤次は一心不乱に腰を振りながら、底抜けの淫乱であるシーアを責めた。

 

「おっおっおっ♡ ああぁぁぁああぁっ♡ んあっあっあっ♡ あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙っ♡♡♡」

 

もはや藤次のことすら意識にないのか、シーアは己の連続絶頂に酔い痴れている。

肉棒を搾る膣圧も凄まじく、藤次は自然と臨界点を迎え、ためらう間もなく精を解き放った。

 

「出すぞシーアっ!」

「あひぃっ♡ はいっ♡ 出してくださぃっ♡ 旦那様のっ♡ 熱くて濃いのっ♡ シーアの中にっ♡ いっぱい注いでくださいぃっ♡」

 

藤次の射精は長かった。

シーアの子宮口に亀頭を押し付けたまま、大量の白濁液を吐き出していく。

 

「あ――っ――く――ぁ――っ♡」

 

シーアは大きく口を開いて、声にならない声を鳴らす。

対して媚肉は貪るように逸物を締め上げ、藤次の精液を一滴残らず吸い取った。

そして、両者とも同時に脱力、息を吐く。

藤次はベッドに腰を落として、荒い呼吸を繰り返す。

シーアはベッドに突っ伏して、膣内射精による大絶頂を味わい続けていた。

 

(はは……これじゃあ、どっちが性奴隷なのか分かったもんじゃないぞ?)

 

こんな激しい情事が続いたら、音を上げるのは藤次の方かもしれない。

 

「まったく……出会ったときは、あんなに弱々しかったのに……」

 

メイド服を着て、主人の精気を根こそぎ奪う、ダークエルフの美少女奴隷。

 

 

そんな彼女との出会いは、およそ一ヶ月ほど前のことだった――

 

 




ご一読いただきありがとうございます。

新編として奴隷編スタートです。
挿絵はとりあえず外見把握のため表紙のみ。
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