誘惑禁止条例 ※性犯罪被害は条例違反にあたらない 作:大中小太郎
人間界と妖魔界の行き来が容易になり、麗しい妖女が溢れたこの時代。
その変化に応じて、急速に勢いを増した業界がある。
ラブホテル業界だ。
理由は言うまでもない、急激な需要の増加である。
人間男性とサキュバスの恋人はごろごろいる。
とめどない男女の情熱に対して、その解放が許される場はあまりに少ない。
自宅ですれば近所迷惑だったり、同居家族の目が気になったり。
職場や学校や電車はもちろん、人気のない路上や公園も厳密には違法だ。
そういう場の不足が、『ピンクハザード』と呼ばれる風紀の乱れの一因である。
おまけに誘惑禁止条例が施行され、未婚の男女は性犯罪でしかセックスができない。
建前とはいえ犯罪は犯罪なので、雑音を嫌った誰かが通報すれば面倒になる。
故にホテルだ。
需要の低下した風俗店が看板を変える形で、様々な休憩所が増加した。
近頃は妖魔界との技術交換による魔法技術があるので、それも活用されている。
代表例は――幻術などを駆使した、特殊な環境の再現である。
例えばそれは『電車内』だったり、『学校』だったり。
いわゆるイメクラのように、いつもと違う環境を提供するホテルが多い。
そして、昔のお風呂屋が『部屋でたまたま男女が会っただけ』という言い分で通っていたように。
このサービスも『店は部屋を提供しただけ』で、利用者が何をしているかは関与しない。
若い男女が気軽に来られる価格と娯楽性――
誰にも邪魔されない二人きりの、あるいは二人以上の空間――
遠慮せずに声を上げたい、ちょっと世間体の悪い関係、そんな皆様に――
歓楽街に連なるホテルは、今日も満員御礼である。
○
須東隆史は、どこかの学校の体育倉庫にいた。
正確には、それっぽい小道具が置かれた部屋に、細かい幻術をかけたものだ。
ボールが満載になった籠に、古びた跳び箱、窓型照明による薄明かり。
そんな部屋の中央には白いマットがあり、そこには――
「リディア、その格好……」
「ふふ♡ ブルマっていうそうです」
体操着姿のリディアがいた。
旧時代の、白い半袖と非常に短いパンツという、古の体操着だ。
「……人がそれ着てるところ、初めて見た」
ゴクリと唾を飲む。
なにせ、細身なのにHカップの豊乳を持つリディアだ。
体操着の胸元は乳袋ができそうで、黒いブルマから伸びる細い脚線が眩しい。
そんな義妹が、マットの上で体育座りをする姿に、邪な念が掻き立てられる。
「もう、兄様? そんな、欲情した目で見たら、ダメです♡」
リディアはそう言いながら、体育座りを女の子座りに変える。
膝に隠されていた胸元が開かされ、足とブルマがよく見えた。
体操服越しに胸元へ手を添えながら、悩ましげな吐息すらついている。
隆史はその艶めかしさに思わず生唾を飲み込んだ。
「仕方ないだろう? リディア、お前いま、すっごいエロいぞ……」
隆史がリディアの前に膝をつくと、リディアが少し身を引いた。
「いけません……ここには、遊びに来ただけなんですよ?
ただ、学校の体育倉庫っぽい内装のお部屋で、ちょっとコスプレするだけの場所なんですよ?
利用時間が終わるまで……誰も、来ないんですよ?」
距離を詰める隆史に、リディアは胸の動悸を高めながら、制止のような言葉を並べる。
「ここで、なにかされたら……困ります♡ 誰にも、気付かれないんですよ?
大きな声で、叫んでも……誰も、来ないんですよ? だから、ね♡ 兄様……」
潤んだ瞳を向けてくる義理の妹が、ゆっくりと顔を近づけてきた。
「どうか……
耳元で囁かれる言葉に、隆史は背筋がぞくりと震えた。
同時に、理性を焼き切るような劣情が沸き上がり、リディアを押し倒した。
「きゃっ!」
「リディアッ!!」
マットに押し倒され、覆い被さられたリディアは、怯えるような声を上げる。
しかし抵抗はせず、むしろ受け入れるように腕を広げてみせた。
「あん♡ 兄様ったら……また、義妹に欲情して……いけない人です♡」
「黙れっ! お前はいつもいつも、そうやって俺を誘惑してっ!」
隆史は敢えて乱暴に、リディアの乳房を体操着の上から掴む。
「ひゃあん♡」
「事あるごとに、俺に自分を犯させようとしてっ!
こんな風に、学校でも襲われたかったのか!?」
隆史はリディアを激しく責め立てていく。
「ちが、違いますぅ♡」
「嘘をつけッ!! 本当はこうされたかったくせにっ!!」
「あああっ♡ だめっ、気持ちいいっ♡ 兄様ぁ♡ 乱暴な手付き気持ちいいのっ♡
無理矢理に感じさせられちゃうとっ♡ 逆らえないですっ♡」
リディアの目は、義兄に犯される興奮に染まっていた。
その首筋を噛むようにキスしながら、隆史は言葉を連ねる。
「ああもう、もっと歳が近ければよかったのにっ。
そうすればリディアと同じ学校に通って、可愛い義妹を自慢できたのにっ」
「ひゃうっ♡ 私も、そうしたかった、です。
兄様と同じ学校で、たまに廊下でお話して……
お友だちに、格好いいお兄様のこと、自慢したかったです……っ♡」
キスされる度に感じながら、リディアは義兄の背中に腕を回す。
そして薄い唇を耳元に寄せて、魔女が呪文を唱えるように言葉を続けた。
「表向きには、仲のいい兄妹として振る舞うんです……
でも、たまに兄様にスマホで呼び出されて、二人きりになって……あっ♡」
体操着の上から指で乳首を転がされ、リディアは声を零す。
隆史は焦らず、リディアの服装を堪能するように、脱がさず愛撫を重ねた。
「空き教室とか、トイレとか、体育倉庫で、兄様に奉仕させられるんです♡
周りには隠して、いけない兄様の要求に従って、体を、弄ばれて……っ♡」
リディアが卑猥な妄想を吐露していく。
もしかすると、普段の学校生活でも、そんな想像をしているのだろうか。
「ダメなのに、気持ちよくされてしまって♡ ずるずると溺れさせられて♡
いつの間にか、お呼ばれしないと体が寂しくなってしまって……♡
意地悪な兄様は、そんな私を、焦らして、焦らして……♡
やがて、自分からおねだりするように仕向けるんです♡」
リディアの両腕が背中を撫で、足が腰に絡んでくる。
耳を舐めるように淫靡な声は、隆史の情欲に油を注ぐかのようだった。
「へぇ、どんなおねだりするんだ? 言ってみろよ」
「ひあっ♡ ダメぇ♡ おっぱい♡ 握り潰したらっ♡」
体操服に隆史の五指が食い込み、内部の乳房を圧迫した。
人間より丈夫な妖女の体には、このくらいなら苦痛より快感が勝る。
リディアもまた、愛しい義兄が自分の身体を激しく求めていることを感じて、被捕食者の興奮に駆られるだけだった。
「ほら、言うんだ。リディアのいけない妄想、聞かせてごらん?」
「ひぃうぅ♡」
耳を甘噛みしながら問い詰めると、リディアの体が震える。
義兄の嗜虐的な声音にぞくぞくしているのが、触れる体から伝わってきた。
「兄様はぁ……言わせるんです……わたしに……っ♡」
リディアは隆史にキスをすると、間近で顔を見つめ合わせる。
そして――その両眼を魔力で光らせ、『
「犯して――って♡」
魔力を伴ったその言葉は、まるで催眠術のように隆史を支配した。
禁じられた誘惑の力で、リディアは義兄をケダモノに変えたのだ。
いつも以上に――無我夢中で犯してほしい、と。
「ああ――徹底的に犯してやるよ!」
構わず体操着をまくり上げると、細身に対してアンバランスな豊乳がぷるんと踊り出る。
「ああっ♡ だめっ♡ だめです兄様っ♡ 兄様に犯されたらっ♡ 私またっ♡」
リディアは言葉でこそ制止しているが、その目は情欲に輝いていた。
抵抗とは言えない身じろぎを繰り返し、マットと体操服の間に衣擦れの音を立てるのみ。
学校の体育倉庫で、義兄に自分を襲わせる、淫らな少女でしかなかった。
そんなリディアの肩を押さえ込みながら、その果実の先端部に、強く吸い付く。
「ああぁっ♡ 乳首ぃっ♡ 吸っちゃらめっ♡ 兄様がぁ♡ 私のおっぱい♡ お手々とお口で、貪ってるっ♡」
「まったく、すっかり敏感おっぱいになったな。こんな乱暴にしてるのに、感じてばっかりじゃないかっ」
「だって♡ 兄様が、いっぱいいじめるから♡ こんなに、イキやすくっ♡ あひゅっ♡ ひぁぁっ♡」
揉みくちゃにされるほど感じてしまうリディア。
隆史は言葉を口にする間も惜しんで、左右の乳首へ交互に吸い付き、反対側を手指で責め立てる。
「やぁぁぁっ♡ 兄様ぁ♡ そんな、ちゅぱちゅぱしちゃらめっ♡ 甘えながらっ、苛めたらぁ♡ イクっ♡ イッちゃうっ♡ あっあっあっ♡ あああぁぁぁっ♡」
リディアは兄の頭を掻き抱きながら、背筋を反らして絶頂した。
普段よりも声は高い。
出張していた両親が家に帰ってきて以来、家でする機会は減っていた。
だからこそのホテルであり、抑圧から解放された二人の興奮も一入である。
「ほら、次はお尻だ。後ろ向いてこっちに向けるんだっ」
「はひっ♡ 兄様ぁ♡ だめ、です、からぁ♡」
絶頂後の恍惚に浸っているリディアは、あえて隆史の命令に従わない。
表情は『抵抗』というより『期待』だ。
彼女がどうして欲しいのか、隆史はよく分かっていた。
「なんだリディア? 逆らうのか?」
リディアの乳首を両手で抓り上げる。
「ひぎっ♡ 痛いっ♡ 兄様、そんなに強くしたらっ♡ だめぇ♡」
「お前が言うことを聞かないからだろ?」
口から舌を出すような顔で、リディアは乳首の負荷に喘いでいる。
「リディア、お前は俺のなんだ? 妹だろう? 妹は兄の言うことに従うものだろ?」
「ごめんなさいっ♡ 謝るからっ♡ 兄様の言うことに、従いますからぁ♡」
逆らうようなことを言ったのは、こうして脅しつけられることを期待していたからだ。
「この体も、俺のものだろ?
綺麗な黒髪も、大きな胸も、細い手足も、可愛い声も……全部俺のだっ」
「あぁ♡ 兄様ぁ……ダメです♡ そんな、所有欲♡ はぅ♡ 嬉しく、なっちゃう♡」
義兄の、強引に奪って支配するような熱情に、リディアは恍惚とするばかりだ。
『誘惑』によって昂ぶらされた義妹への劣情、それに支配された義兄の姿に、愛されることの悦楽を感じてしまっている。
「なら、お尻をこっちに向けろ。お仕置きに叩いてやる」
「はい、兄様ぁ♡ お願いします♡」
リディアはマットの上で四つん這いになり、隆史に向かって突き出すように腰を上げた。
「答えろリディア、お前は誰の女だ?」
ブルマの上から軽く叩いて問いかける。
「はひっ♡ 私は、兄様のモノです♡」
リディアは嬉々として答え、叩かれた尻を左右に揺らす。
ブルマに包まれた秘所は、すでにぐしょ濡れになっているのか、湿りが見えていた。
「このエッチな体は、誰のためのものなんだ?」
先ほどより強く叩いて問い詰める。
「ひぅぅっ♡ ああっ♡ 兄様だけの、ため、ですっ♡」
「そうだ。その大きな胸も、淫らな尻も、俺のものだろうっ?」
パン! パン! と、両手を使って左右からヒップを叩く。
「は、はぃぃっ♡ リディアの身体、全部っ♡ 兄様のモノですっ♡」
「なら俺の好きにしていいよな? エッチが大好きな淫乱ボディ、面倒見てやらないとな!?」
「ひあっ♡ あひぃ♡」
言葉が重なるほど、尻を叩く音も甲高くなる。
「反省したか!? したならおねだりしてみろっ! 犯してくださいって!」
パァンッ!! と一際強く叩きつけると、リディアは悦んで声を上げる。
「ひああああああんっ♡」
とうとうリディアはスパンキングで絶頂してしまった。
叩かれることで尻の性感帯を刺激され、体に走る震動に子宮を揺らされて、達してしまったのだ。
「ほら、ブルマを下ろして、おねだりするんだ。言うことを聞くまで何度でも叩いてやるぞ?」
「ひぅ♡ 脅迫♡ 兄様が♡ 私のこと♡ 脅して、りゅ♡」
リディアは犬のように息を荒げながら、突き上げた尻に手を伸ばす。
そして、自らの手でブルマと下着に指を入れて、ゆっくりと下ろしていく。
やがて、白い肌と桃色の粘膜、それに黒々とした茂みまでもが露わになった。
「いい子だ。可愛いおねだり、聞かせてごらん?」
たっぷり脅しつけた後に優しい声を掛けてやると、リディアの興奮が一段と高まる。
「あぁ♡ 兄様ぁ♡ ごめんなさい♡ こんなエッチな義妹で、ごめんなさい♡」
リディアは自分の指先で、秘裂を押し開いた。
「私の体、いつもいつも、兄様に欲情してばかりなんです♡
子宮が、兄様の子種を、欲しがって止まらないですぅ♡」
くぱっと口を開いた膣穴からは、愛液が溢れ出して止まらない。
「いけないって、分かってるのに♡ 兄様に抱かれたくて♡ 犯されたくて♡
だから、兄様が欲情してくれるの、嬉しいの♡ 求めてくれるの、嬉しいの♡」
リディアは甘えた声で言い訳しながら、自分の秘所を慰めている。
「兄様を悪者にしてばかりで、ごめんなさい♡
どうか、こんな罪深い義妹でよければ、慰みものにしてください♡
兄様のお気持ちを解消するために、はしたない私を使ってくださいっ♡」
リディアは腰を高く上げ、後ろを振り向いたまま懇願している。
隆史はそんな彼女の背後に立ち、ズボンのベルトを外す。
「本当に、リディアはどうしようもない変態だな」
隆史の声は、ひどく冷たかった。
リディアはぞくりと身を震わせながら、兄が逸物を取り出す気配に興奮を隠せない。
「犯すぞ? いいのか? こんな兄様でいいのか?」
「いいのっ♡ 兄様がいいのっ♡ 私の代わりに悪者になってくれる兄様が、大好きなのっ♡
だからせめてっ、犯してぇ♡ 兄様の思うがままにさせてあげたいんですっ♡
お優しい兄様の、ケダモノな部分を、解き放ってあげたいんですっ♡」
リディアは淫らに尻を左右に振って、義兄を危険な言葉で誘惑する。
「いつもみたいに……ううん、いつもより本気で、私のおまんこぶち犯してくださいっ♡」
「……言ったな? 途中で泣いても止めないからな!」
リディアの言葉に応えて、隆史はその欲望を解き放った。
硬く勃起したペニスが、リディアの秘所に突き入れられる。
「あひぃいっ♡ きたぁぁっ♡」
リディアはマットに顔を伏せながら、膣内を突き進む義兄の怒張に震え上がる。
「あっ♡ あああっ♡ あああぁぁぁっ♡」
あえてゆっくりと、三歩進んで二歩下がるように前後しながら、奥へと突き込んでいく。
その前後が起きるたび、リディアは膣内の性感帯を刺激され、獣めいた嬌声を上げた。
「っ!」
ようやく子宮口に到達しようかというとき、隆史は大きく腰を引いて――勢いよく最奥部に叩き付ける!
「んひぃぃぃっ♡」
子宮口に叩きつけられた衝撃が脳天まで届いたように、リディアが背筋を反らして痙攣絶頂する。
「ひぁっ♡ あぁっ♡ あひぁっ♡」
リディアは舌を出して喘ぎながら、痙攣によって腰を動かす。
動いた結果、押し当てられたポルチオに亀頭が擦り付けられ、また悦楽の稲妻に打たれる。
「あうぅぅっ♡ 兄様ぁっ♡ らめぇぇ♡ 止めてぇ♡ 腰、動いちゃうっ♡ 動いてイっちゃうとまた動いちゃうのぉっ♡」
セルフバイブレーションとでも言おうか、自分の痙攣で自分を責め立て続ける状態に陥っている。
「ダメだ、このままイキ続けろ。自分がどれだけ淫乱か思い知れ。
ほら、俺は動いてないぞ? ポルチオに当ててるだけだぞ?
リディアの体が、兄様のおちんぽに大喜びで腰を振りながらイキまくってるんだぞ?」
「あぁぁ♡ そんなぁぁ♡ ひどいですぅぅ♡」
リディアは甘い声で泣き叫びながら、自ら腰を動かして、ヒップを隆史に打ち付ける。
「だめぇぇ♡ イクの止まらないのぉ♡ 兄様、なにもしてないのにぃ♡ 自分で勝手にイッちゃうのぉ♡」
リディアの腰は、別の生き物のように義兄の肉棒を貪り続け、リディア自身を大きな絶頂へ上り詰めさせる。
「あああぁぁぁっ♡ くるっ♡ 来ちゃうっ♡ 大きいの来ちゃうぅぅぅっっっ♡」
一際強烈な絶頂に、リディアは甲高い嬌声を上げた。
股間からは大量の愛液が噴き出し、マットの上に水溜りを作る。
「ひぁ……あぁ♡ はぁ、はぁぁ……♡」
連続アクメに、リディアはすっかり蕩けきった表情を浮かべている。
隆史はそんな彼女の背後から、そっと囁いた。
「じゃあ、次は俺の番だな?」
そう言ってリディアの腰を掴むと、大絶頂を迎えたばかりの子宮に向けて、腰を振り始める。
「え? まっ、まだ、待っ、ひぐぅっ!?」
リディアは膣内を往復する剛直の感覚に目を剥いた。
「ひぁあぅっ♡ 兄、様ぁっ♡ あひぁっ♡ らめっ♡ んおっ♡ いまっ♡ 突いちゃ♡ おおおおっ♡」
パンパンパン! と、先ほどのスパンキングにも劣らない音が、室内に木霊する。
マットに伏せたリディアの背後から、半ば覆い被さるように突き込みまくると、最奥部に届く度に膣内が痙攣した。
「はははっ、さっきあんなにイったのに、もう突かれる度にイってるな!
リディアの体、犯されるの好きすぎだろっ!」
どちゅっ、と子宮口を叩かれ、リディアは目を見開いて悶絶する。
「おほっ♡ おぉっ♡ おひぃぃっ♡」
膣内の性感帯を的確に攻めてやりながら、ピストン運動を続ける。
「ほらっ、分かるか? 本当に犯されてるぞっ? お前の負担なんか考えずに突きまくってるぞ?
これでも気持ちいいのかっ? もっとされたいのかっ? 返事をしろリディア!」
隆史は息を荒げながら詰問する。
男の自分勝手なセックス――ですらない。
自分が望むよりも激しく、意図的に女へ負担を掛けるような激しさだった。
だというのに――
「はいぃっ♡ 兄様のっ♡ 本気のレイプっ♡ ああぁっ♡ 素敵ぃっ♡
雄々しくてっ♡ 男らしくてぇっ♡ イカされまくるの幸せになっちゃうのぉっ♡」
リディアの声は、痛苦が全て快感に変換されているかのように、甘く蕩けていた。
体が頑強で、性感帯が広く深いサキュバスは、人間よりも荒々しいセックスを好むというが……
リディアの性癖は、そんなサキュバスの中でも、マゾに傾いていると見て間違いない。
「兄様っ♡ おねだりっ♡ もっとさせてくださいっ♡
もっと♡ もっとぉっ♡ 私のことっ、強くっ、征服してくだしゃいっ♡
犯されたがりのっ、ダメな私をっ♡ いっぱい、叱ってぇ♡ 躾け直してくらさいっ♡」
「このっ」
誰も聞いていないからと誘惑の言葉を並べるリディアに、歯噛みする。
条例対策でレイプを装うためではなく、本当に犯されるのが好きになってしまっていた。
「こうかっ!? こんな風に、兄様のオモチャにされてっ、いいのかっ!?」
ときおり尻を叩きながら、角度と緩急を変えてやると、リディアの乱れようが増していく。
「はぎゅぅぅぅっ♡ 兄様すごいっ♡ すごい気持ちいいのイっちゃってりゅのぉぉぉ♡
これなのっ♡ 兄様を気持ちよくするためのオモチャになるのぉ♡ 好きっ♡ 好きなのっ♡
私が一番気持ちよくなれるセックスこれなんでしゅっ♡ ごめんなさいっ♡
こんなっ♡ こんな義妹でっ、ごめんなしゃいっ♡ おかひてっ♡ もっと犯してぇぇぇっ♡」
連続絶頂に陥っているのか、リディアは半狂乱になって叫び続けた。
「あぁぁぁぁっっっ♡ イクっ♡ イクイクすごいのイクイクぅぅぅぅっっっっ♡」
膣内が激しく収縮し、亀頭を締め付ける。
その刺激で、隆史も限界を迎えた。
「出すぞ、リディア! 全部受け止めろ!」
「はいぃっ♡ くださいぃっ♡ 熱い精液たくさん注いでっ♡ 兄様のモノにしてっ♡ 孕ませてぇぇっ♡」
「くぅっ」
どくんっ! という音とも感触ともつかぬものが、隆史の下腹部からリディアの子宮へ響いた。
「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙っ♡♡♡」
子宮内に義兄の精液がほとばしるのを感じた途端、リディアが目を見開いて嬌声を上げる。
「ぉぉぉぉぉっ♡ 出てりゅ♡ 兄様の精子ぃ♡ 子宮♡ 中出しイキ♡ してりゅう♡」
生殖本能がMAXになっているサキュバスにとって、この瞬間こそ悦楽の最高潮。
避妊魔法を使っていても、子宮の内側から起きる絶頂は、他に類を見ないらしい。
「おふっ♡ ほぉぉ♡ おっ♡ はふっ♡」
リディアはマットの上にばたりと倒れ伏し、長い絶頂を味わっていた。
「リディア、大丈夫か?」
あまりの姿に心配になって尋ねると、目の光を取り戻したリディアが口を開く。
「兄様ぁ♡ ……ありがとう、ございます♡
こんな、変態な私に、付き合ってくださって……♡
すごく、すごく気持ちよくて……私、どうやって、お返ししたらいいか……♡」
驚いたことに、リディアは感謝を口にしていた。
「……お前、最高だな」
隆史は無意識に呟くと、リディアの体を反して正常位に変える。
「に、兄様?」
「いいよ、犯してやるよ。お前の気が済むまで、この体が満足するまでっ!
お前のためなら、義妹をレイプする鬼畜野郎にだってなってやるっ!」
リディアの足からブルマと下着を引き抜き、両脚を開かせる。
「ひゃっ♡ 兄様、待って♡ お休みにならないと……っ♡」
「俺の心配、してる場合か?」
あれだけ絶頂していながら余裕のあるリディアに、隆史は悔しさすら覚えた。
だからいま一度、兄の威厳を体に叩き込むために、リディアの体に覆い被さるのだった。
およそ一時間後――
『またのご利用をお待ちしております』
受付機械の自動音声に見送られ、隆史とリディアはホテルを後にする。
「大丈夫か? リディア」
「ちょっと、足腰が……もう、兄様のせいです♡」
リディアは隆史の片腕を抱き、半ば縋るようにして体を支えていた。
傍目には平凡なビジネスホテルに見える建物から、二人は夜の街に歩み出る。
「こういう場所、初めてだったけど、結構いいな」
「はい♡ 私も新鮮でした……」
先ほどまでの時間を思い出したように、リディアは頬を染める。
「学校以外にも色んな『部屋』があるみたいだし、次は違う場所でしてみような?」
「違う場所……というと……」
囁きかけると、リディアは不安と興味が混ざったような上目遣いでこちらを見る。
「電車の中とか、路上とか公園とかも再現できるらしいぞ?」
「あぅ……♡」
その場面でのセックスを想像したのか、リディアは颯真の腕を握り込む。
腕を挟むように当たった巨乳からは、胸の高鳴りが伝わってきた。
「兄様が、お望みなら……お供いたします♡」
リディアらしい楚々とした言葉だ。
しかし、その濡れた瞳は、とても艶然としたものだった。
ご一読いただきありがとうございました。
挿入投稿を試したかったので、おまけを一本でした。