※この作品はR-18です。

新解釈!!真・女神転生!?〜世知辛えサマナー〜   作:グリーヴ

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世知辛名言

死ぬよりも、生きているほうがよっぽど辛いときが何度もある。 それでもなお生きていかねばならないし、また生きる以上は努力しなくてはならない

エノケンこと榎本健一氏から抜粋。





第三話 長生きは惨害の罪

 

 

街で歩けば必ずとまでは言わずとも、見かけるものは幾つもあるだろう。

自販機に設置された缶やペットボトルを入れる回収ボックスに嵌っている飲みかけのドリンクカップ。

片方だけの軍手や捨てられているタバコのフィルター。

 

これらは確実にゴミであるが、ゴミとなってしまった物もある。

 

電柱に貼られていたらしい人探しのポスターが風にのって一人の女性の足元に落ちる。

ふと其れを拾い、記載されている内容に目を通していく。

 

        人を探しています!
園城寺怜 16歳 女性
千理山女子高校麻雀部所属
2006年生まれで、皆からは明るく楽しい娘だと言われています。一月前に友達からの電話を受けて家を出て以来帰ってくる様子はありません。警察でも碌な対応は無く、今も捜索中です。もしも何か情報がありましたら此方*1までご連絡お願いします。

 

日本での行方不明者数は約8万人前後と言われている。

特に多い10代〜20代では家出やネグレクト問題、70代からは認知症などが上げられていたりする。

日本警察は優秀で、一万人以上は直ぐに見つけることが出来るが、残りが一体どのようになったのか未だに知られていない事もある。

 

故にこれらのポスターは捜索されてから大分経ち、既に諦めているケースも存在していた。

 

〔???〕

「……行かねば…なりませぬ…!!」

 

彼女の後ろで見えない何かが頷く。

やらなければならないことを理解し、彼女は踵を返して走っていく。

 

 

 

 


 

 

 

 

物事の道理というものは円滑にしようとすればするほどに分業化や孫請けひ孫請けが発生する。

「何で直売しないのか?」とか「産直の方が新鮮でいいじゃないか?」とか言われるだろうが、それをする為にはクリアしなければならない事項が多数存在する。

 

特に、秘密にしなければならない事業の場合、口が堅い業者でなければ途端に守秘義務契約なぞクソ食らえなアルバイターによるバイトテロが発生したり、(其れでなくともシステムエラーを起こす銀行等もある)口が軽い=素行の悪さにも繋がり、始末が悪い。

 

だからこそ、仲介業者や二次産業等のかませる業種が存在するのだ。

 

〔二宮〕

「で、この店に黒玉(コクギョク)が仕入れられてないということは、出回り方も制限されてるってことか?」

 

新大久保の裏路地に居を構えるある意味ヤバいのを揃える薬屋に来てみたが、店主は首を横に振り、口を開く。

 

〔店主〕

「そうだよ、噂は聞いてるがどうにも製造元から審査を受けないと貰えないシステムだ。小売店舗に卸すつもりも無さそうだな」

〔二宮〕

「そうか…」

〔店主〕

「っで?何か買うか?ハジメテの娘に使う媚薬とか取り揃えてるが?」

〔二宮〕

「マッスルドリンコとアムリタソーダ1ダースだ」

〔店主〕

「つまらんなぁ…全く」

 

何がつまらんだ。

奇妙な薬を作らんでも普通に薬剤師やってれば平々凡々生きてける実力あるのに。

 

〔店主〕

「人間、ギリギリのラインやヒリヒリする興奮があるから人生豊かに生きられるんだよ。もし良ければ新しいED薬有るんだけど使うかい?」

〔二宮〕

「いらんいらん。後妖精の鱗粉を3つ入れてくれ」

〔店主〕

「あ〜あ、若いって良いねぇ」

 

何がだと思いつつ、代金を払い、手渡された商品を持って店を出る。

サトミタダシの正規品であればまだマシらしいが、濃縮版は寿命を縮めかねない*2。

銀からは飲むことを控えて欲しいと言われており、緊急時用としてストックしておく。

 

〔二宮〕

「……やはりここは頼るしかないか…」

 

時として迅速丁寧に行うのにはそれなりに金を出さなければならない。

一旦、家へと帰宅しよう。

 

 

 


 

 

 

自分が居住するアパートメントは祖父の古い友人から貰い受けた所有物件である。

だから管理も維持も仕事の内。

3ヶ月の滞納してる常習犯に話を聞く事もまた仕事であるが。

 

〔二宮〕

「お邪魔しま〜す」

 

マスターキーを使い、室内へと入る。

一つ足を踏み入れるとガサリと音が鳴り、下を向けば乱雑に詰め込んだゴミ袋が置かれている。

置かれているというよりもギッチリと床のフローリングに幾つも並んでいた。

 

他にもキッチンにあるべき筈の炊飯器が何故だか手前の浴室にある洗濯機上に置かれてたり、キッチンはガスコンロの類が何か別の物に支配されている。

その他、同じ間取りなはずなのに有り得ない代物ばかりが目につく中。

 

〔???〕

「…グゥ…スピィ…」

〔二宮〕

「真っ昼間から寝てるのか…?」

 

ズボラな性格というのを通り越して、コレはゴミ屋敷そのものだな

。

寝るスペースだけは確保した状態で部屋着の大きいパーカーと若干ショーツが見え隠れしているパジャマレギンスを着ている少女はすやすやと幸せそうに眠っていた。

 

このままでは不味い。

 

致し方なく、コスト高な式神を幾つか取り出して起動。

防水防火加工に仕上げた式神達がゴミ袋の中を漁り、規定の廃棄物かどうかを分別、区指定のゴミ袋へと詰め込む作業に入った。

 

〔二宮〕

「おーい、『アカネ』ちゃーん?起きてぇ〜」

〔新条アカネ〕

「ムニャムニャ…流石に…ハイグレード…モデルは……ヤバいって…」

 

一向に起きる様子がない。

どうするべきか、ふと考えると式神が何か持ってきたのでそれを見てから一言。

 

〔二宮〕

「おーーい。早く起きないと棚の奥にしまってあるクソエグいディ○ドとか出てきちゃいそうだけど?」

〔アカネ〕

「それはらめぇ!!?……( ゚д゚)ハッ!」

 

起きた。

 

〔二宮〕

「おはようアカネちゃん。ちなみにウーマナイザーとこれのセットは流石にエグいって…」

〔アカネ〕

「乙女のプライベートに入るなよヴァカァァァァ!!」

 

家賃滞納と部屋の維持+そこら辺に置いておくのがいけないのでは?俺は訝しむのであった。

 

 

〜〜〜二時間後〜〜〜

 

 

〔アカネ〕

「シクシクシク…もうお嫁にいけない…」

〔二宮〕

「既にこの部屋が証明してるだろ?」

〔アカネ〕

「正論を言うな!正論を!!」

 

ゴミ屋敷も式神と優秀な洗剤達によって綺麗な空間に変わる。

紙一枚分の厚さしか無いから普段手入れの届かない隙間やエアコン等のクリーニングも出来るからむしろお買い得だったかも知れない。

 

〔アブディエル〕

「最後にトドメのハマ(弱)」

〔アカネ〕

「ねぇ、ニノさん。改宗したん?」

〔二宮〕

「それ、既に猗窩座さんから言われてる」

〔アカネ〕

「そりゃ言われるって…」

 

流石に大天使を仲魔にしたら誰からも鞍替えしたんじゃない?と思われるよね確かに。

 

〔アブディエル〕

「しかし、此処までよく汚くしたものだ…」

〔アカネ〕

「仕事が忙しいのよ…!朝の8時から夜の9時まで働きっ通し!!システムエラーにバグの発生…!?いきなりブルースクリーン!!ギャァァァ!!!」

〔アブディエル〕

「前に各応対してたミカエルの転生者と同じ状態…だと!?」

〔二宮〕

「立ち上げたばかりの《ジプス》は忙しそうだなぁ…」

 

アブディエルが何だか同じ様な光景を見たように驚く。

ジプスに属するオペレーター兼システムエンジニアのアカネは官の側に属している故に、セキュリティソフトや施設設備の維持などに追われているらしく、何時もこんな感じらしい。

 

とりあえず、家賃滞納の件は金が無いというより。

 

〔アカネ〕

「久々に家に帰っても、家賃支払いに行く前に寝落ちがデフォ……本当にゴメン」

〔二宮〕

「とりあえず、今日貰っておくよ。後お粥作っといたから好きに牛そぼろなり刻み梅なり食べとけ」

〔アカネ〕

「優しさが…身に沁みるっ……!」

 

余程荒んだ心に響いたのか、熱さと刻み梅の酸味で咽つつ涙を溜めながら食し始めるのだった。

 

〔アカネ〕

「所で、用事はこれだけ?何かあるんじゃないの?」

〔二宮〕

「おっと、忘れるところだった」

 

そうそう。

忘れるというより、思い出した。

 

〔二宮〕

「実はちょろっとハックして欲しい所が有るんだ。小遣い程度は出せる」

〔アカネ〕

「うーん。ちなみに何処?」

〔二宮〕

「…《八分連合阿修羅会》」

〔アカネ〕

「うわぁ…ガッチガチの自由業型ガイアじゃん。どうしたの?」

〔二宮〕

「ちょっとな…」

 

詳細を述べるべきか迷っていると、小鉢に入っている適度に冷めたお粥を口に流し込み、起動しているデスクトップにキーボードでワードを入力し始める。

 

〔アカネ〕

「どっち関連?土地?それとも汚職?」

〔二宮〕

「いや、運送業と薬物関連を当たって欲しい」

〔アカネ〕

「あ〜そっちね。そう言えば最近株買いまくってた製薬会社あったなぁ…。其処を基点にしてみるか」

 

彼女は優秀なハッカーでもある。

川が流れるのと同じ様に指がキーボードを叩き、相手のセキュリティの穴を通していく。

まるで水の中を悠々と自在に泳ぐ人魚のごとく、次々とプログラムが抜かれ、情報を丸裸に変えていった。

 

〔アカネ〕

「自由業の大元のクセして、防壁弱々じゃん。ちょ〜抜き放題♪」

〔二宮〕

「おおぉ…。凄い」

〔アカネ〕

「こんなの、ラクショーよ?《スプーキーズ》とかアレ(悪魔召喚プログラム)の創り手とかだったら負けると思う」

〔二宮〕

「比べるところがヤバいのばかりじゃないか」

 

それでもやすやすと出来てしまう辺りが彼女の凄さだと思う。

 

〔二宮〕

「情報はCOMPに転送しておいてくれ」

〔アカネ〕

「分かった。今夜の午前二時に配送って書いてあるけど?行くの?」

〔二宮〕

「ああ、流通阻止も仕事の内だからな」

〔アカネ〕

「ふぅん。じゃあ特別にナビゲーションもしてあげるよ!」

〔二宮〕

「あっ、いや…此処までしてくれたら後は…」

〔アカネ〕

「お代はハ(・)グ(・)と(・)キ(・)ス(・)!……してくれたら嬉しいなぁ…///」

〔二宮〕

「…!?……あっ…ああ」

 

少々狼狽える俺にはよはよと両手を広げて催促するアカネ。

若干ぎこちないが、先ずキスについては。

 

〔二宮〕

「……っちゅ…」

〔アカネ〕

「おでこかよ〜!」

〔二宮〕

「今はこれで我慢してくれ」

〔アカネ〕

「はぁ〜い♪」

 

額にキスをし、彼女の小さい身体を抱き締める。

どう表現したらいいか分からないが、彼女の匂いがする。

 

〔アカネ〕

「えへへぇ〜♪相変わらずおっきいよね、ニノさん」

〔二宮〕

「そりゃどうも」

〔アカネ〕

「ガッシリしてて鍛えててさぁ…。抱きしめがいがあるって感じかな?」

〔二宮〕

「俺の方は大分無茶な体勢だけどね?」

 

如何せん、体格差が激しい2人なのでしゃがんで抱き締めなければならず、力加減も難しいのである。

腰に響かないことを祈りつつ、アカネが満足するまでこのままでいるのだった。

 

〔アカネ〕

「久々にエッチもしたいかなぁ〜って」

〔二宮〕

「流石に時間がないので無理」

 

 

 

 


 

 

 

 

新潟と富山の県境にある山間部。

そさくさ飯を食い、ヘルズタクシーに500マッカ*3を渡して着いたのはまだ午前一時前。

 

    \カカカッ!!/

〔魔人:ヘルズ・エンジェル〕

「ありあしたぁーー!!」

 

燃えるタイヤとハーレーダビッドソンが轟音を鳴らし、走り去っていく。

近年は魔人ですらこうやって手に職を持って働いているらしい。

(ちなみにヘルズ運送だとかマラソン大会の先導やってるとか…)

 

〔二宮〕

「さてさて…目的の場所は向こうか…」

 

辺りは電柱の外灯があるだけで、山間の道は真っ暗闇が広がる。

こんな所でライト片手に歩くのも少々怪しいと思われる。

ので、最近購入したロシア製暗視装置を着けたドルフィンヘルムを装備しておく。

今日は防弾装備で挑もう。

ドスとか使う場合は腕叩き斬ってぶっ殺しとけばいい。

 

〔二宮〕

「さてさて、ちょいと歩きますか…」

 

足で向かうにはだいぶ遠いかと思いつつ、ちょっとした山歩きをするのである。

暗視装置を起動、薄緑色の視界の中で周りを見渡し、コンテナトラックが入れそうな道を探す。

どのような種類のトラックで運ぶかにせよ、舗装されていない道のりを走るのは難しいと考え、少なくとも二車線位は広い物と想定。

 

場合にもよるが、幾ら機密性を考えたとしても農道のようなアスファルト舗装してない道沿いに夜間運転するのは難しいだろう。

 

〔アカネ〕

「その先500m先に左に曲がるとあるみたいだけど?」

 

オペレーターのアカネからの指示で向かってみると。

 

〔二宮〕

「……ガチで農道に毛が生えた程度だな本当に…」

 

当初の想定を大きく外していた。

まさか、どうやって施設として稼働させてるのか不可思議に思う。

 

〔アカネ〕

「グーグルマップじゃあ見えない部分だねこれ…ドローンでも飛ばせばイケるかな?」

〔二宮〕

「持ってきてないから、搭載カメラと位置情報で代用頼む」

〔アカネ〕

「ハイハ〜イ♪」

 

なるたけ草の生い茂る方へ足を運び、静かに進む。

幸いなのは、徐々に雨が降ってきたので多少の足音は風と含めて掻き消してくれる。

闇の中を潜みつつ歩き、そろそろ辿り着くと思っていると。

 

〔二宮〕

「……フェンスか」

 

目線の先にある大きめの倉庫らしい施設に、そう経過してない新しめの金網フェンスが視界内に入る限り、ぐるりと囲んでいる様だ。

フェンス上には有刺鉄線が巻かれて侵入を防いでいる。

そして、正面らしき所は監視カメラが2台稼働中で、何か他にも仕掛けられていると考える。

 

〔二宮〕

「此処で待機してみるか…」 

 

時間はまだある。

トラックが来るまでは潜みつつ、新しいバッテリーに切り替えて監視を続ける事にした。

 

さて、此処でどのような経緯になったのかを説明していこう。

 

〔猗窩座〕

「黒玉…《八分連合阿修羅会》が製造していると思われる薬だが…我々覚醒者が服用しても大した効果は期待できん。故にコレは非覚醒者…つまり《愚者》向けの物と言えよう」

〔二宮〕

「なるほど」

 

考えてみれば、覚醒者になればなるほど老化等が遅くなる。

其れは仙術を学んだ仙人が身体のコントロールを自由に行える事と一緒で、更に霊力(レベル)が上がれば相応に強く保つことが出来る。

マグネタイトは其れこそ生命エネルギーの一種であるからこそ、若々しい肉体を得られると言えるだろう。

 

〔猗窩座〕

「だがしかし、これを飲み続けると厄介なことがある」

〔二宮〕

「厄介?」

〔猗窩座〕

「屍鬼化するケースを確認した。飲むのを止めると同様に」

〔二宮〕

「うわぁ…」

 

屍鬼。

つまりは、ゾンビくんゾンビちゃんが誕生しちゃうということだ。

 

〔アブディエル(COMP内)〕

「(#^ω^)」

〔猗窩座〕

「回収は此方で行うからそちらで即刻、此等の流通をストップを頼みたい」

〔二宮〕

「既に服用している場合は?」

〔猗窩座〕

「我等が行う。気にしなくていい」

〔二宮〕

「……了解です」

 

クソヤバイ代物を早く製造ストップさせないと世の中の空気が腐り果てて毒々しくなりそうだ。

 

 

どうやってブッパしておくか…。

そんな想像をしつつ、間接照明が見える所で眺めていると。

 

〔二宮〕

「…?」

 

有刺鉄線を越し、何者かが跳んで施設内へと入ろうとしている。

おいおい、ロクにスカウティングしてないのに侵入するのは…あっ、捕まった。

 

〔二宮〕

「どうする?ア○フル?」

〔アカネ〕

「この隙に入っちゃったら?」

〔二宮〕

「ったく、Trouble kitty(泣けるぜ)」

 

同様に跳躍してフェンスを越えるが、足元に架空の床を作るように

着地する。

地面に感知センサーらしきものが埋められているのを見て、出来るだけ素早く倉庫前まで走った。

 

倉庫は意外と大きい。

前のメキシカンギャングが使ってた建物より大きいが、どうやってマップに写真乗らなかったのだろうか?

 

と考えてたら、よくよく上を見ると異様な形で生い茂る木々が見える為、これがギリースーツの様にカモフラージュしていたみたいだ。

倉庫の壁へと張り付き、出来る限りピッタリと移動して行く。

 

一つ出窓があるので、スマホのカメラで連続シャッターとタイマー機能をセット。

出来るだけレンズのみ出てるように角度を調整し、中の写真を撮影した。

 

〔二宮〕

「う〜ん、どれどれ?」

 

枚数は8枚。

確認の為に画像をスライドしては見ていく。

 

中には積まれたダンボールに詰めているらしき人物が数人。

明らかにカタギとは思えない片側に銃を隠し持った奴も複数人確認できる中、先程の闖入者を見つける。

 

〔二宮〕

「この子…何処かで…?」

 

見たことがあるような無いような。

何処となく既視感を感じる少女の姿を確認し、その娘が奥へと連れて行かれている図を見て思う。

 

〔二宮〕

「……ガッデーム…」

 

色々と言いたい気持ちは腹に仕舞っておく。

位置と連中の持ち物を確認出来たので、ダイレクトエントリーを始めるのであった。

 

〔二宮〕

「という訳で、何時も通りのフラッシュバンと煙幕を喰らえ」

 

今回も某国横流し品のフラッシュバンとスモークの刺激的カクテル

をお見舞いしておく。

これの対策方法を知っておけば回復するケースがあるものの、知っているのはミリオタか其れを主軸においたサブカル見るしかないだろう。

 

窓を割り入れて吹き出す煙と強烈な閃光と轟音が中の連中を襲いかかり、皆目と耳と口と鼻をやられるのだった。

直ぐに窓から中へとダイレクトエントリーし、両手に持ったSMG(HK MP7)で掃射。

反撃の機会も与えない銃撃は中の連中に風穴を開け、至る所へ血飛沫を上げさせた。

 

〔二宮〕

「またしても、世の中をキレイキレイにしてやったぜ」

〔構成員〕

「…うぁ…この…やろ…」

〔二宮〕

「はいどドウド」

 

残弾を全て使い切るように撃ち放つ。

あの世へと送り返したのでこのマシンガンは捨てておこう。

(押収品をかっぱらった物だから持ってても後が大変であるし)

 

後は、奥の方へと入っていった連中に挨拶しに行こう。

 

〔責任者?〕

「ザッコンナーコラー!スッコンデローコラー!!」

〔???〕

「んっヴゥ゛ゥ゛!!ンン゛ン゛ッ!!」

 

奥の事務室っぽい部屋の中で案の定4人の男が下半身露出状態で半裸の女性を盾にする。

乱暴にひん剥かれた衣類から素肌が見えている状態で、如何にも全員で強姦しようとしていた感が見える。

 

〔構成員〕

「ポン刀おけや!!早く!!」

〔二宮〕

「あー…ハイハイ」

 

言われたので薄緑を床へ置き、袖の中のクナイナイフを投げた。

見事に取り巻き2人の喉へ深々と刺さり、倒れた瞬間を狙って。

 

〔責任者〕

「ブッコロセッ!!」

〔二宮〕

「遅い」【スクカジャオート】

 

薄緑を抜き、瞬く間に後ろを取る。

ガラ空きな後方から頭部と頸部*4を斬って絶命に至らしめた。

 

〔???〕

「……ンウゥ…」

 

体力的な問題なのか、彼女は倒れる。

このままにはしておけないので、とりあえず上着を脱いで彼女へ被せ、別の場所に寝かせる。

責任者の背に見えた古めのパソコンを動かし、幾つかあるファイルに目を通し、該当する物を持ってきておいたUSBメモリに転送しておく。

全て転送し終え、倉庫から脱出と処理手段を考えた結果。

 

〔二宮〕

「《フラウロス》」

    \カカカッ!!/

〔堕天使:フラウロス Lv50〕

「ハイ、お呼びですかサマナー?」

〔二宮〕

「ああ。全(・)部(・)燃(・)や(・)し(・)て(・)く(・)れ(・)」

〔フラウロス〕

「…御意、【アギダイン】」

 

彼女を背負い、堕天使の仲魔に焼却を依頼。

フラウロスの手から出された火炎の光球が事務室や倉庫内へ貫通し、超高温の炎を撒き散らす。

恐らく黒玉とは別の薬などが燃え始め、パチパチと爆ぜて引火していく。

 

炎は全てを焼き尽くす勢いで燃え広がり、倉庫中を赤く黒い煙を上げていく。

 

〔二宮〕

「ゲホッ…しかしコレは、結構すげぇな」

 

やった本人が驚いてるものだからだいぶ驚くのであった。

 

 

 

 


 

 

 

 

だいぶよく燃える物だから付近の住民にバレないようにしなくてはならない。

ジャアクに【アイスブレス】で木々を凍結させたり、延焼しない様に水を撒いて置かなければなるまい。

気持ち的には中学時代のキャンプファイヤーを思い出す所だが、燃えているものがモノ故に辟易する。

 

〔???〕

「…んんっ…」

 

どうやら気絶していた娘も目を覚ます所みたいだ。

 

〔二宮〕

「大丈夫か?水飲む?」

 

先ずはまだ未開封の500mlミネラルウォーターを手渡す。

 

〔???〕

「あっ…ありがとう…御座います」

 

素直に手にしたミネラルウォーターの蓋を開け、勢いよく飲んでいく。

相当喉が乾いていたと見ても可笑しくは無いが…。

 

〔???〕

「ゲホッ!ゴホッゴホッ!?」

〔二宮〕

「ちょっと勢いよく飲み過ぎだって…」

〔???〕

「す…すみ、ません…」

 

だいぶ意気消沈してる彼女が更に謝ると此方も気持ち的に宜しくない。

遠くからサイレンとベルの音が聞こえてくる。

流石に通報されてるみたいで、此処へ来るのも時間の問題だ。

 

〔二宮〕

「ちょいと失礼します」

〔???〕

「あっ?何をっ!?」

〔二宮〕

「よっと…」

 

彼女を抱き寄せて、抱え込む。

このままでは埒が明かない可能性があるので、申し訳ないが連れて行くことにしよう。

 

〔???〕

「ちょっと!?お待ちに!?」

 

説得している暇はないので、さっき来た道のりの別の方へと走っていく事にしよう。

そうと決まれば、この場から離れるべく、トップスピードでの跳躍と足の速さで、抱えてる女性からギャースカ言われつつ、離脱するのであった。

 

 

 

                     続く…。

*1:
電話番号が書かれている

*2:
HP最大値から二倍を超えた場合50%分増加、毒状態になる。(作品によって違う)

*3:
現在レート1マッカ約380円

*4:
2回攻撃






アカネちゃんエッチ度ダイス。

1D100⇒49

時にはムラつく


聖さんエッチ度ダイス。

1D100⇒99

こりゃ食い散らかしてとりますわ…。
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