「…………ここ何処っすか…?」
朝起きたら大木の根本で寝てた。昨日までベットで寝てたのに起きたらここいにいた。意味がわからない
「夢………じゃないっぽいんだけど。感覚はしっかりあるし」
唯一変わってるのはいつもの部屋着から外出用の服装になってるだけ。自分の体をペタペタ触ったが本当にそこだけだった。ワンチャン転生したかとも考えたがこれは夢だった
「とりあえずここから移動すべきか…………」
幸い近くに道があった。まあ普段目にするコンクリートで舗装された道どころか獣道だが………
とはいえ選択肢はそれ以外ほぼないようなものなので行くしかない。決心し、歩き出した
それから暫く獣道を歩いているとありえないものが落ちていた
「クサッ! なんか嫌な予感がする匂いなんだけど」
こういった嫌な予感だけよく当たる
人の死骸である。辺りにはハエが集っており、体中にウジが植え付けられている所を見るとまだここ数週間の間にここで生き途絶えたのだろう
服装的に軍人みたいだ。肉体は腐敗していたが、洋服の右肩に弾丸の跡が一つ。もう一つは胸に大きな切り傷があった。ただこちらは人工的な武器の損傷ではなく、熊のような大型動物にやられたようで生存中につけられた傷なのかは定かではない
「我が身も明日はこうなる可能性があるのか…………」
今にもショッキングが光景と腐敗臭で嘔吐しそうになるが堪える。
「これは…………」
そのまま去ろうとしたとき、ある物が目に入った
それは拳銃だった。ただ自衛隊が持ってるようなものではなく、先込め式だが戦国時代の火縄銃とは違い火打ち石で点火するフリントロック式だ
少なくともこの辺りの時代的にはアメリカ独立戦争等に相当する時代なのだろう
「とはいえ女性が前線に行くのか………?」
だが事実死体は鉄帽を被っており、洋服の装飾的に軍内ではそこそこの地位だった感じがする。そこまでこの世界はジェンダーレスが進んでいるのだろうか? 例外としてジャンヌ・ダルク等の英雄もいるのでありえなくはないが…………
(それか民兵として女も銃を持って戦ってるかだな…………どちらにせよ人権なんてあってないようなものか)
彼女には申し訳ないとは思いつつも、比較的損傷はないと思われる銃と鉄帽だけ彼女から拝借し再び歩き出すことにする
その時だった、茂みの中から黒い物体が後ろから飛びかかってきた。死体を見たショックで気が逸れていたタイミングを突かれた感じだ
「グハッ………何をする!」
後ろから飛び込んできたので俺はなすすべなく前に倒れ込んだ
「へへへ……油断してたお前が悪いんだよ」
謎の人間は俺の首元を嗅いできた。シンプルに不快なので離そうと力を込めるがまるでびくともしない。一応身長は1.7m程度はあるので声的に女性と思ったので衝撃だった。この世界の住民は皆バケモノ地味た力があるのだろうか
「おっと、無駄な抵抗はやめるんだな。さもないと………」
首元に短剣がやってくる。最早自分にはコイツに抵抗するすべはないと感じ、抵抗を諦めてしまった
「そうそう、それでいいんだよ……………にしてもこんなにフェロモンを撒き散らしやがって♡、本当は襲われたかったんだろ?」
頭に柔らかいものがムニッと乗っかってくる。最初は何かと疑ったが後に顔を無理矢理あちらに向けられることで胸だと気付く。生を授かってから20年くらい経つが、こんなに異性の体を意識したのは初めてかもしれない………シンプルに生命の危機を感じて生殖本能が刺激されてるだけなのかもしれないが
だが頭にまるで狼の様な耳を生やしており、その後ろでは彼女のと思われる灰色の尻尾がフリフリと動いている。その姿は完全に発情した獣人だ
「顔も………なかなかいいじゃねえか。あーもう無理無理我慢できねえわ♡♡」
興奮した顔で見つめられていたが、キスを強要される。ジュルジュルと官能的な音を撒き散らしながら口内を蹂躙された。
「ッハー………キスだけでも気持ちいいとかマジでエロ過ぎ♡お前は絶対に巣に連れてくからな♡♡覚悟しろよ♡♡」
そうして俺は為す術もなく獣人の住処へ連行された………
とりあえずR18の小説が書きたかっただけ。次回からエッチシーンに入ります