【R-18】男女比率がおかしい貞操観念逆転アカデミアだけど強く生きよう 作:hige2902
本編的には第15.5話の合宿前くらいです。
今後はもしかしたら時系列が前後するかもです。
第一話 波動先輩と、ハメ撮り (1)
実家から持ってきた風鈴が鳴った。
麗日お茶子はベッドの上で寝っ転がり、かれこれ三十分ほどスマホと睨めっこしている。時おり定規を手に取っては長さを確かめ、再び画面へと目を移す。
う~ん、唸って寝返りを打つ。
どーせ今日は出かけないし、と部屋着の適当な短パンを履き、年季の入ったTシャツはめくり上げられていた。腹は汗でしっとりとしており、やわらかく胎動している。
メンドくさがってブラは付けておらず、乳首がうっすらと影を作っていた。
そもそも、世の女性にとってブラというものはすこぶる邪魔で鬱陶しいものでしかない。ノーブラだと乳首が目立ち、男性が不快感を覚えるのでマナーとして仕方なくつけているだけだ。
扇風機が夏休み前の暑さを軽減しようと懸命に首を振っており、エアコンは……まだギリギリ必要ないだろう。
暑さ対策でカーテンを閉め切って日光を遮った薄暗い部屋に、気の早いセミの鳴き声が響く。
考えはなかなか纏まらず、ふいに今日の夕食はなににしようと関係のない思考がよぎる。仕送りに頼っている一人暮らしゆえにこの手の悩みは尽きないのだ。
なにがあったっけ? と台所に向かい、冷蔵庫を確認して再びベッドに戻って腰掛けた。
「どうしよ」
真剣な面持ちで、しかしせわしない様子で今度は立ち上がり、枕もとの定規を手に取って股に当てがった。計測方向は上だ。
「やっぱりちょっと大きすぎるかな~」
苦笑いして、どすんと形の良い尻をベッドに落とす。マットの上のピンク色のバイブが小さく跳ねた。スマホの通販アプリにも似たような商品ページが表示されている。
そう、彼女は新しいバイブを買うかどうかで悩み続けていたのだ。
一見してアホくさいように感じられるが、性欲が溢れ出る思春期には十分に熟考すべき事柄と言える。
しかも麗日は雄英通学の為に一人暮らしをする身。日々の勉強に追われ、遊びに費やすお金も限られている現状で手軽な娯楽といったらオナニーくらいだ。違うか!?
じっさい親元を離れた大学生とかはそんな感じだろう。家族を気にせずクチュれるのだから、その健全な堕落は加速するというもの。
だからこそ雄英に入学して以降、快適なオナニーを好きなだけ貪ってきた麗日はある問題に直面していた。
ちょっと飽きた。
オカズの話ではない。ワンコインのサブスクで十分だ。ホントはもうちょっといいプランにしたいが、まあ我慢だ。たまにセールやってるし……こないだの10円のやつ月一くらいでやってくれないかな。
それに、自習目的で共有されている戦闘訓練の録画ファイルに結構な頻度で使えるシーンがあり、それはそれでアダルトコンテンツには無い背徳感が良かった。
問題は道具だ。
一人暮らし記念にドキドキしながら注文したバイブは、ほんの少しの恐怖と大きな期待、それに応えるだけの快楽があった。
麗日はなんとなしに愛用のバイブを手に取る。間柄は半年にも満たない短い突き合いではあるが、愛棒と言っても過言ではない。
様々なアダルトコンテンツを共にし、彼女の成熟途中の若い膣に何度も何度も挿入され、一番効く所を探り当て擦り上げた思い出がある。
しかしそれも一日一善に留まらない高校一年生の性欲が摩耗させた。いや、イイことにはイイし使い続けるのだが、もっと上を、あるいは異なる刺激を求めてしまうのだ。
実際、年頃ならそういった玩具をいくつか所持している。オーソドックスなローター、吸引タイプやクリを同時に刺激できるバイブ、パッと見どうやって使うのかわかんないヤツ、誰が買うん? ってヤツ、ふざけた名前のヤツ、人間工学的な形のヤツ……
ただ、バイトなんてしてる暇の無い麗日にとって二台目は慎重にならざるを得ない。ただでさえ学生にとって安い買い物ではないのだ。
それに、とスマホに視線をやり、胸中で不安を漏らす。しかし知らずに鼓動は乱れ、固唾を飲んだ。
(あんまりおっきいヤツに慣れると本番で満足できなくなりそうで怖いし)
購入候補として挙がっていたバイブはいわゆる大き目のブツだ。ページに記載されている寸法は愛棒よりも長く、太い。
(これにハマったらもう普通のサイズに戻れなくなりそうやしなー)
再び立ち上がって定規をあてがう。もしもここまで挿れたら……そう考えると下腹部がズクズクと熱を持った。
(アカンアカン。こんなん子宮まで届いてまうわ)
顔を赤らめ、苦笑して自制した。あんまりおかしな事をするとネットニュースに載ってしまう。
少なくとも毎年一回は、本来の使い方を間違えた異物や、異形型個性使い用のとんでもバイブを突っ込んで病院沙汰になる話を聞く。その際に事故でたまたま入ったとなどという苦しすぎる言い訳を耳にするが、遊んで入った場合は保険が使えないからだそうだ。ホントかどうかは知らない。
それはそれとして、イルカとか馬とかの異形型個性のオモチャは一見の価値がある。
「いや~やっぱ無しかな、これは。うん、無し」
第二候補の先端がイボイボなヤツが付いたヤツも除外し、なんとなく使い慣れたバイブのスイッチを入れる。アダルトグッズを長く見ていたせいか、一発入れたくなった。鈍い振動音がセミの鳴き声に混じる。たぶんそういうエロ俳句がネットのどっかにある。
片手でパンツを短パンごと脱ぎ去り、ベッドが濡れないように尻に敷く。次いでメチャクチャ慣れた手つきでスマホを操作してファンザを開いた。
バイブを股に挟み、空いた手でナイトテーブルにある無線イヤホンを付ける。バイブの振動が秘部の入り口に伝わり、鈍い気持ちよさがゆっくりと浸透していく。
なんとなく不安になって、いったんイヤホンを耳から外してちゃんと接続されているかを確認。親の
「……ん」
と小さく声を漏らした。
次のオカズにしようと決めていた動画を再生し、なんか違かったので第二候補を適当な場面まで飛ばして、ちょっとな~ってのを数回繰り返した後、適当にタップしたのが当たりだった頃にはそろそろイキそうなくらいバイブで遊んでいた。
画面の中では、男子高校生役の男優が淫語を口にしながらヘコヘコと腰を動かしている。
掃除が面倒なので潮を吹かない程度の刺激に抑えて、麗日は無軌道な性欲をただ手っ取り早く消費する行為に耽る。
「っ……んぅ、っはあ」
足を開き、男優の腰つきに合わせ、慣れた手つきでニュコニュコとバイブを膣に出し入れする。女優が胸を責められるシーンで同じようにじぶんの乳首を弄ろうとし、しかしスマホとバイブで両手が塞がっているので諦めた。タブレットで再生すればよかったと少し後悔する。
真っ昼間の気だるい休日の昼下がり、一人暮らしの狭い部屋に粘質な水音と退廃的な荒い吐息が満ちた。
やがて女優の息が荒くなり、体位は騎乗位になるとそろそろ絶頂が近い事がわかる。それに合わせて麗日の手つきも激しくなった。とんとん、と子宮口をノックする。じんわりとした暖かい波が下腹部に広がっていく。あとは祈るのみだ。
「ん……っく!」
しかし祈りは届かず、女優は肝心なところで男根を抜く。ピュっと少量の白い液体がモザイクから跳ねて男優の股上に落ちた。
すかさずカメラが口を開けた男優の顔へ寄り、腰を近づけた女優が手早く指でオナって顔に潮をぶっかける。
いわゆる顔面シャワーだ。
(あ~中出しじゃないパターンか……今は顔シャの気分じゃなかったんやけど……)
鈍い快楽と無気力感を覚え、まあいいかとお掃除クンニを眺めながら、バイブから離した手で胸を揉み、乳首を転がすように撫でる。追加で浅イキした後は、汗もかいたことなので膣にオモチャを入れたまま浴室に向かって愛液と共に汗を流した。実家では不可能な、一人暮らしゆえの無法である。
ぬるんと抜き出したバイブをボディソープで軽く流し、何度目かわからないというか、こういう事をしているとだいたい湧いてくる漠然とした疑問を浮かべる。
(本物のチンコもこんな形なんかな?)
麗日が泡を落としているそれには、なんとなくな亀頭とカリ首があった。竿の部分は全体的になだからに凹凸があり、表面はグミのような人工的柔らかさと肉棒感がある。
そうだ、と言われればそうかと納得する、カタログ的にも極めて普遍的なサイズだ。
おもむろに挿入部分を握る。拳から先端がちょっと出るくらいだ。太さとしてはマーカーペンが適当か。両端で細い太いを書き分けられるやつ。
ネットや学友の噂では、大きいか小さいかはそれでわかるというのが定説だ。曰く、勃起時に付け根から手で握り込んだ時に、だいたい小指の付け根から人差し指の付け根までの長さが一般的なサイズらしい。
ということはやはりこのバイブは標準的な長さなのだろう。これ以上の大きさに慣れると、いざ恋人が出来た時にイケなくなるのはちょっとイヤだなあという漠然とした不安がある。
気が付くとまた二台目の購入の堂々巡りにおちいっていた。仕方がないのだ、このお年頃は。やはりここは表と裏の二通りの使い方が出来るハンディマッサージャーが手堅いかと賢者的思考が冴える。
夜の入浴時に使うかもしれないのでバイブは風呂場に置いたままにして身体を拭いた。これもまた実家では親に発見されて致命的ダメージを負うよく聞く話だが、一人暮らしなら関係ない。
麗日は若く奔放な性をぞんぶんに謳歌していた。
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それと同じように、ほっとくと青い性を目覚めた時に吐き出して下着を汚しかねない人間がいた。
麗日と同じ学校に通い、同じクラスの唯一な男性である彼もまた、ひとり自室で椅子に座ってシコシコやっていた。机の上のタブレットにはじぶんと恋仲である波動ねじれとのハメ撮りが再生されている。
ただ、よくあるAVとは違い彼の要望で被写体のほとんどは彼女だ。時おりカメラ係を務める波動の親友、甲矢の抑えたオナり声が混ざる。素人のスマホ撮影というチープさがアングラ感を醸し出し、なかなかにクるものがある。
学校の薄暗い倉庫にて、体操マットの上で波動は汗を散らして乱れていた。激しい騎乗位で跨り、手で収まりきらない大きな乳房をべチンべチンと音を立てて揺らしながら、撮られている事などまるで意に介さず思うがまま気持ちよさそうに喘いでいる。
この時の感触を思い返しながらシゴく彼の肉棒は同性が傍から見ても、女性の間で一般化しているサイズ測定方法的に見ても長く太かった。勃起した時に女性の手で握り込んでちょうどくらいの長さに収まっていないし、マーカーペンより太い。明らかに、大きい。
これは彼が生まれ持って特別に巨根という訳ではない。
人間、使わない部位は衰えるものだ。宇宙飛行士が無重力空間で筋力の使用量が落ち、地球に帰って来た時にリハビリが必要なように、女性と比べて自慰回数や性的欲求の少ない男性もまた妥当な性機能に落ち着く。
退化ではなく生物として、勃起と射精回数や分泌される男性ホルモンに比例して環境に対応したと言うべきかもしれない。これが、普通なのだ。
しかしそんな中、女性並みの、あるいは超えうる性的探究心を抱えた彼は最低でも一日一善を心掛けて生きてきた。
また、彼の有する個性は【体力】という実戦闘面では有用性を発揮しにくいものではあるが、広義にはストレス耐性や生を維持するための身体的要素が含まれる。
雄英が採用している個性を伸ばす訓練が負荷をかけて個性を起動する反復練習としているのは知っての通りで、だから【体力】にモノを言わせた過酷なトレーニングによって培われた彼の筋肉と同じように、日々過酷なシゴきを耐え、無情にも繰り返し消費される数億もの生命生産もまた強靭になった。
わずか一代で受け継がれてきた人間のオスという、生物としての身体的特徴が変化する事はほぼありえない。ありえないがしかし、個性という要素と、ずっと内に秘めてきた性に対する欲望、それにより分泌される男性ホルモンは噛み合った。
そうしていつの間にか彼の男根は、
そんな彼の優等生なムスコを、映像の中の波動は思うがままに味わっている。
『はっ、はぁ……んん、すっごい。イイところまで届いてっ! 来るっ! んっ! イクッ!』
短く身悶えして軽イキしながらも、それで満足することは無く貪欲に彼の身体を貪り続けた。
『やっぱりこれ……ふーっ! ふーっ! コーハイくんのチンポっ、やっばい♡』
時おり彼の反応を見るように腰を前後に揺らしていやらしい音を立てたかと思えば、背後に手をついてのけ反り、結合部を見せつけるように膣の浅い所を擦り付ける。普段のどこか抜けている天真爛漫な彼女からは想像もつかないほど下品に、けれどもただ快楽を追い求める純粋さで腰を振っていた。
波動が股を大きく開いて小刻みに腰を上下させ、小さく断続的に潮を吹いて連続イキを愉しむ。
『んっ! んっ! んんっ! ねえねえ、気持ちいい? あんっ、また♡ またイきそう! このっ、ここっ! ここの内側のツブツブしたところでっ♡ 先っぽを擦り付けるの! ねえっ? 気持ちっいい?』
薄いグリーンのゴムが付けられた彼の男根がぬちょぬちょと音を立てて、波動の膣で見え隠れする。プリプリの数の子天井が亀頭を擦り上げた。
微妙にカメラの視点がズレているのは、甲矢が彼の方ばかり見てパンツ越しに指を這わせているからだ。
『んんっ、ああだめ、もっもう、あーすごいの来るからぁ。あっあっあっ! 我っっ慢むり、むりむり、あっイイの来る』
波動が爪先を立てたガニ股座りで自身の両ひざに手を付き、本気のピストンで彼のチンポを膣でシゴいて射精を促す。ぐちゃぐちゃと音を立てて愛液が飛び散り、彼の腹部は水浸しだった。
波動の膣壁が小刻みにうねり、彼の射精感が込み上げてきた。
『イクイクイク! ッ……! あっあっあっ!! 好きなのがっ!! きちゃう!! んあああああ!!』
一際強い締め付けと同時に二人は達する。
柔らかな膣が痙攣し、大量の潮を吹き出して彼を汚す。子宮口と密着した鈴口からドビュドビュと大量の精液が放たれた。
『スッッッゴいの来たあ♡ びゅくびゅくって、んはぁー……あ~これホント、中が溶けるっていうか……あッまたイク、っん♡』
精液溜まりが水風船のように膨らみ、子宮口を無理やり押し広げて子宮の中を占有する。ゴム越しでも火傷しそうなほど熱く、内側から彼の焼き印を押されているかのようで興奮した。オモチャでは決して味わえないその圧迫感と深い快楽に、意識は酩酊を覚える。
波動はポーっとした表情で倒れ込んで彼に抱きつくと、乳房を潮と汗でぬるぬると彼の胸板に擦り付けて、しばらく多幸感に酔いしれた。
やがて満足したのか、ずろんと膣から本気汁にまみれたチンポが抜き出される。波動が甲斐甲斐しくゴムを脱がして『五個目ー』と、まだ硬さを残した男根とスリーショットでカメラに向けて無邪気に微笑んだ。
ダプンと重力に引かれる使用済みゴムは、彼が受けた快楽の度合いを示すかのように大きな鶏卵が入っているのかと見紛うほどの量だ。
それは女性にとって男性を満足させたという物証であり、膣の具合の誇示、セックスに対する自信の象徴、他の同性に対する優越でもある。
『めっちゃ出てる』
と甲矢が画面外から呟く。
『子宮口からこの精子の塊が抜き取られる時さ、気持ち良くない?』
『わかるー。いっつも甘イキする』
『マジイキした後の異物がヌグって出る感じがイイよね。それでぇ、え~っと……どうする? もう一発撮っとく?』
どこかそわそわした口調で彼に話を振った。彼が口を開くより先に波動が立ち上がって場所を譲る。
『ごめんね~わたしばっかり。気持ちよくてつい長引かせちゃった。次、有弓どーぞ』
『え、あ、いいの?』
まるで期待していなかったような反応だが、浮かれた雰囲気はまるで隠せていない。
『うん。今度はわたしが撮っとこうか?』
『んじゃー……んー。頼もっかな~なんて。できたらでいいんだけど、今度は普通のAV風に男の方を映してくれた嬉しいかなー……って』
ちらちらと彼に視線をやり、にっこりと頷かれたので思わずニヤケた。いそいそと下着を脱ぎ捨てると粘質な糸が引く。二人の激しい交尾を目の当たりにしてお預けをくらっていたのだから、秘部はもうぐっしょりと濡れていた。
カメラ役を替わった波動がそんなところに尺を割くはずもなく、甲矢の希望に沿って被写体は彼になっている。彼が少し気恥ずかし気にはにかんで両手でピースすると、二人の女は雌が滾るのを感じた。目が怖い。
ピントが下腹部に向かって行くと鍛えられた大きな胸板と旨そうなツンとした小さな乳首、触ればほどよい弾力性のありそうな腹筋、そしてモザイクも海苔も謎の光も無い無修正のいきり立った男性器が怪しく濡れており、湯気さえ放っていそうなほどの熱気を纏っている。
クラスメイトが知れば一生物のお宝AVとなるに違いなかった。
我慢できなくなった甲矢がカメラ映りを無視して、辛うじて残った理性だけでゴムを乱雑に付けると即挿入した。膣を掻き分ける男根の感覚に、ぶるりと身体が震える。
『んっ♡ おっ!? ……おぉ、はあぁ~~。やっぱイイわ~…………ふーふーっ……ふうぅー♡』
そのまましばらく動かず挿入を味わう甲矢のシーンで、彼は動画を閉じた。
ここから先はじぶんが喘いでるだけだから観たいとは思わないし、既にティッシュには精子を受け止めてずっしりと重くなっている。さっさと処理しないと染み出てしまう。
てかやっぱじぶんの声邪魔だな。と、主演しているAVを冷静に批評した。
しかし気持ちいい時にはちゃんと声を出して、AVやエロマンガのような淫語を口にし、イク時にはイクと言ってあげるとメチャクチャ喜ばれるので、それはもう仕方のない事だ。ヤッてる時は楽しいし。