※この作品はR-18です。

【R-18】男女比率がおかしい貞操観念逆転アカデミアだけど強く生きよう   作:hige2902

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第十一話 香山先生が、ハメられた(2)

 訓練グラウンドにしろ格技場にしろUSJにしろ、その他の施設にはシャワールーム付きの更衣室がある。

 ベージュを基調とした高級感のあるモダンな造りで、化粧台やドライヤーも備わっていた。

 雄英一年生が使う更衣室は、なぜか今年のヒーロー科に入学した男子は彼一人なので専用となっており、つまり人が来ない。何をしてても誰かにバレる事は無いのだ。

 

 連れ込まれるなり、ミッドナイトは彼を抱き寄せて口付けた。

 ここまでお膳立てされて男に恥をかかせるわけにはいかない。それにもう放課後の補習は終わった、だから教師としての業務も立場も。今は完全にオフと言っていい。

 

「ずちゅっ、れろぉ……んろぉ。んぷぁ、にゅぐっ……ちゅっぢゅっ♡ りゅむりゅむぅ、んふぅ~……」

 

 目を閉じ、キスにだけ集中する。大きく口を開け、ゆっくりと閉じながらしゃぶりつき、その間に舌を絡ませる。

 彼は頭を抱えられ、何度も口内を吸われて情熱的な吐息を感じた。

 それは今まで彼が相手してきた前のめりな若い性欲では体験した事の無い、余裕すら感じられるねっとりとしたディープキスだった。

 

「んちゅぢゅるっ♡……っぷはぅ……んちゅぅちゅっ……っはぁ、おいし♡ あむっ……ちゅっ、れろれぉ、っちゅ……ずちゅぅ」

 

 たっぷりと時間をかけた愛撫の最中、ミッドナイトは手早くヒーローコスチュームの首裏にあるボタンをスライドさせた。すると背中から尻に向かって切れ目が走る。ぴったりと肌に吸い付いていた生地は緩み、肢体からするりと落ちた。股の部分はしっかりと濡れている。

 

 封じ込められていた肉欲が、メスの濃厚な幽香と共にもわりとたゆたう。

 

 ふっ、と香山が唇を離す。

 それが脱衣のタイミングだとわからない彼ではなく、トレーナーを脱ぐ。ヒーロー倫理に反すると注意された初期のコスチュームが姿を現した。

 

 言ってごくりと唾を飲み込む。エッチ過ぎる。

「ミッドナイト先生……」

「……もう業務時間外だから、香山でいいわよ」

 

(にしても高一でこの身体ってスケベ過ぎでしょ。しかも半年前までは中学生よ、中学生! こんな子とヤれるなんて……信じられない。犯罪、いや年齢的には合法なんだけど)

 

 ホルターネックは伸縮性があり、そのまま頭から外せた。下も脱ぐと、ようやく解放されたと言わんばかりにぶるんと怒張した肉槍がまみえる。

 その様相に香山は目を見開く。思わずしゃがみ込んで凝視した。

 体育倉庫では薄暗く、またミルコの太ももに挟まれていたので全容を見る事は叶わなかったソレ。

 

(なに、これ……こんなツヤツヤに張ってる亀頭なんて……カリもこんなにはっきりしてるし)

 

 波動たちとは違い男根を見たのは初めてでは無いし、過去に関係を持った人間はいる。だからこそ目の前の異様さを理解した。

 彼からすれば普通のブツだが、他の一般的な男性は持っていない女性に対する強い肉欲を、毎日のようにシゴいて発散してきたのだ。

 

 ランニングで心肺機能が成長するように、スクワットで足腰が鍛えられるように。毎日少ない男性向けのアダルトコンテンツで苛酷なオナニーしていた事で、香山の記憶にあるどの男性器のよりも性的な力強さを象るほどに成長するのは自然の事だった。

 

(すご……大きさも、硬さもこんな、ていうか血管が浮き出てるの初めて見た……しかも一回で終わらないんでしょ? とんでもない名竿(めいかん)じゃない)

 

 名竿とは読んで字の如く、女性にとって具合の良い男性器の事を指す。見ればたちまちパクリと食らいつき、容易に一本釣りされてしまうほどの名器という意味だ。

 一口に名器と言っても様々で、艶やかでハリのある亀頭は玉とされ、カリがある事を逆刺、血管は根張りと呼ばれ精強の象徴とされた。

 

 他にも硬さや大きさについての淫語もあるが、とにかく眼前でそそり立つ剛直はまごう事無く、女が夢想するエロマンガ的に誇張された逸物。

 こんな上物を芦戸たちのような子供がありつけている事に、羨ましさすら覚えた。

 

 処女の彼女たちはこれが普通だと思っているのかもしれないが、こんな上物が当たり前な訳が無い。

 それに、と熱い肉棒に柔らかな頬を摺り寄せて深く息を吸った。下の口も垂涎の、女を狂わす香りにうっとりする。

 

(それにこんなエロい香りをさせて♡ 嗅いだら一発で発情するに決まってる)

 

「すぅーー、っはあぁぁー。ほんと、寝技の訓練でみんなヤル気になるのもわかるわぁ。ちゅっ、んちゅ♡」

 

 ぷるりとした唇で愛おしそうに何度も軽く口付ける。根元からゆっくり、ぶっとい尿道に沿って。

 すると一滴の雫に触れた。

 

(えっ!? わっ、先走り汁がっ、もったいない)

 

 反射的に舐め上げて、亀頭をはぷりと咥え込む。そのままチュウチュウと吸った。

 

「あーむっ♡ ずちゅんぢゅっ、れろっれろろろぉぉ。あむ、ん、これおいひ……ずじゅうう、っぷあ。ずぢゅゅるるるるぅぅぅッッ♡」

(感度も良いなんて♡ こんなチンポを前に我慢なんて無理っ)

 

 そのままじっくりと付け根まで飲み込む。

 

(ん゙っ、こんな喉奥まで入って来たの初めて♡ 苦しいけど嬉しいっ)

 

 カリ首を狭窄した喉奥で締め付け、亀頭をぬるぬるの粘膜に擦り付けた。

 ごぽっ、と音を鳴らして引き抜きながら、べろべろとたくましい尿道を舐め回す。

 

「ずちゅずちゅゅうう、べろべろべろ♡ んっくちゅうぅうう、んぼっんぼぉっ! ちゅぷ、ちゅるっ、ぢゅるるるぅ」

(我慢汁おいひぃ、おしゃぶり止めれられない。どんどんエッチなお汁が出てきて)

 

 香山の指先が、ガニ股でしゃがみ込んだ肉壺へと向かった。

 

(ほじりたい、ぶっといおちんぽをお口でイジメながらおまんこクチュクチュ♡ いつもみたいにクリと膣穴でオナりたい)

 

 しかし寸でのところでその簡易的な欲望を留めた。

 せっかくのセックスの初イキをオナニーで消費したくはない。それでももどかしくて、クリトリスや中を刺激せずにそっと陰唇に指を這わせる。

 くぱりと広げては、口の中の名竿を挿れた時を妄想してうっとりした。

 それだけで、ぼたぼたと愛液が床に滴り落ちる。

 

「ずちゅ、ん゙ぢゅゆぅぅう! じゅぞっ、ぢゅぞぞぞぞっ、ぞちゅぅっ♡ ぐちゅっ、ぐぼっ、んにゅる、んむぅ~♡」

(あぁ~~早くおまんこでこのエロいちんぽハメたいぃ♡ けどまずはザーメン飲むまでお口から離せない♡)

 

 通常であれば一度の射精で萎えるので、口に出すのはもったいないとする女性が多い。精飲か性交の二者択一だが彼の場合はその限りではない。

 若い精液を飲みたくて、絶対に逃げられないよう彼の腰を抱き寄せた。大きな胸が彼の足でむにゅりと形を変える。

 ぽた、ぽた。と愛液が、腰をうずうずさせる秘部から落ち続けた。

 

「ぢぅぽっ、ぢゅぽぢゅぽぢゅぽっっ♡ ちゅ♡ ずちゅ、ずにゅにゅにゅ~~、ぼちゅっ、ぼちゅっぼちゅっ♡」

 

 思い切り唇と頬をすぼめて、吸い上げる。なんども腰に口を打ち付けるように頭を前後させ、男根でみずからの喉を突くことに夢中になった。

 射精が近いのか、びくびくと跳ねる肉竿を下でなだめるように舐め回す。

 

「じゅぶっ、れろれろぅっ、ん゙~~、んむぅっちゅるるる♡ じゅるぅぅうう」

(あっ、もう出るのね。出して、わたしのお口まんこに出しなさい♡ ぴっちぴちの若いザーメン、どびゅってぇ)

 

 まるで搾精の為の道具のような香山の口淫に、強い射精感が込み上げてきた。

 射精したい。

 普段の教師然とした頼もしかった彼女とは信じられない痴態。口周りを唾液でべとべとにさせ、息を荒くして涙まで浮かべながら夢中でチンポをしゃぶり続ける姿。

 とうてい教育者とは思えない淫猥な顔を見下ろしながら、思いっきり喉奥で吐精したい。

 

 そんな欲望がむらむらと湧き上がり、香山の頭を掴み、腰に引き寄せて快楽の塊をぶちまけた。

 

 ドブブッ! びゅぶぶっ、ビュググッーー! どぶぅっっ! 

 

「お゙ぼっ、ぎゅぶっ!? んぶっ、んぶぅぅうう! ごくっ、んくっ、ごくっごくぅ♡ ぐぅっ、ぐぼっ! ん゙ぶっ! ふぎゅぅうう! ぐンンンンーッ!?」

 

 

【挿絵表示】

 

 

 長チンポを深く突き立てて、煮えたぎった白濁液を食道から直接胃に注ぎ込む。

 香山の身体が苦しさからかがくがくと痙攣しだし、涙まで浮かべるが決して舌を休ませる事無く愛撫し続けた。

 そればかりか口まんこで潮吹き絶頂まで覚える。

 

 ぶしゃ、びしゃっ、ぷしゃッーー! 

 

「ん!? んぐっ、ごきゅっ、ごきゅうううう♡ がぽっがぽっ、ぐぼっ、んふぅーー♡ ふぅーー♡ んじゅ、じゅるるっ」

(う……そ。フェラでイっちゃった♡ ……潮までばしゃばしゃ吹いて、ザーメンでイかされ……)

 

 じぶんでも信じられなかったが、そんな事に気をかけるよりも今はチンポが大事だった。

 いったん亀頭まで引き抜いて気道を確保して肺に空気を入れる。そしてそのまま再び咥え込んだ。

 

「ずりゅ、んっぽ、んっぽっ♡ んぢゅゆぅぅぅぅっ、んれろぉぉ」

 

 射精したばかりの肉棒を一度で手放す事はしない。貴重な精液がまだ尿道に残っている。貪欲にそれを求めた。

 

「ぢゅぞ!? んふーんちゅ、むりゅ♡ ずちゅ~~っ、んふふ。んぅん」

(え? ウソっ、また射精してる!? チンポがびくびくして、びゅるって出てるぅ♡ やだ、この子じぶんから腰振っちゃって♡)

 

 彼はまだイキ終わっていないチンポを抽挿した。突くたびに短く射精して、最後は亀頭を撫でまわされながら舌の上イった。

 

 ちゅぼんっ♡ とようや口腔から男根が解放される。あたたかな穴から出たばかりのそれは、ほかほかと茹っているかのようだった。

 

「っぷはっ、はっ、はっ! はっ! ふぅ、ん♡ はふぅぅ~~。ん゙~~♡ ぐちゅ、んちゅ。こんらに出ふらんて♡」

 

 香山は口の中のザーメンを愛おしそうに転がし、味わって飲み下す。

 

「んっはぁ♡ ん~~おいひぃ。それにすっごい量。しかも本当にまだ元気なのね♡ 二回目もイける絶倫ちんぽ♡」

 

 大口を開けて喉奥まで晒し、すべての子種を腹に収めた事を見せつけた。

 フェラチオもそうだが特にこの行為は、生命の源を食すという冒涜性から、女性の性的な加虐心を満たす。

 故にこれに対して忌避や嫌悪感を覚える男性がほとんどで、いわゆるレイプ物のアダルトコンテンツでよく見られる演出、あるいはお店でのオプションだった。

 

 

 しかし彼からすればただのエロ顔なので、肉棒はつい先ほど大量射精したにも関わらずギンギンにいきり立ち、陰嚢はぐつぐつと次の精液を造り出す。

 

 ロッカーのカバンからコンドームを取り出して香山に手渡した。付けるのは女性の役割だ。

 少し震える指で被せる。男性が予備で持っている物を使うのは気が引けるが、予定になかったので香山が用意しているはずもなく仕方がない。

 肉棒の七割ほどが薄い蛍光色で覆われた。

 

 一般的なセックスにおいてリードしがちなのは女性で、しかも相手が年下ともなれば尚更だ。騎乗位か座位がポピュラーとされている。

 更衣室にはちょっとした背もたれの無いシンプルなベンチもあるので、そこに彼を寝かせて……と考えた所で脳裏にあのエロ漫画が浮かんだ。

 

 香山は逡巡したあと無言でロッカーに手を付き、腰をくいっと上げて蜜の滴る肉穴を晒した。オスを待ち望んでヒクついている。

 男性が動く体位は、性交の意志無くしては基本的に成立しない。

 

 彼の事を疑っている訳ではない。ただ、確証が欲しかったのだ。求められているという。

 ぺたり、と男の手が汗と淫汁でてかてかの大きな尻に触れた。そのまま揉み込まれると口の端から出る嬌声を我慢できない。

 亀頭が膣口に当てがれる。

 

(あ、来る)

 

 ずりゅんッ! 

 熟れた柔らかい媚肉を掻き分け、最奥まで思いっきり突き立てる。久しぶりの性交と今までにないイチモツに、膣壁は夢中になって吸い付いて離そうとしない。

 

「あっ、かはっ!? はっ、んひぃ……んっ! こんな奥までっ、一気に来たぁ♡ あぁん」

 

 香山は膣から響く多幸感に全身を震わせた。

 それは肉体的な快楽だけではなく、精神的な嬉しさ。

 

(ホントに……ホントにわたしとセックスしたかったんだ♡ オバサンの身体に興奮して、ちんぽを食べられたいって想ってくれて……)

 

 彼はそんな歓喜からの甘イキなど関せず、いきなり激しい抽挿を繰り返した。

 

「香山先生の(なか)、熱くて、いやらしくて、気持ちいいです」

 

 呼ばれて不意にふわりと心地よい鳥肌立った。膣壁がきゅんきゅんと締まる。

 

(あっ、名前で呼ばれておまんこ嬉しがっちゃってる♡)

 

 本来、名前呼びは業務外で会う大人の間では珍しい事では無かったが、生徒と接するのは教員としての時間しかなく、それがまた新鮮さを感じる。

 

 本気汁と愛液でどろどろのぬとぬとになった熱いメス穴からチンポを引き抜くと、膣肉はぴったりと吸着して離そうとしない。突き入れれば奥深くまで貪欲にキツく手繰られる。

 

 独身彼氏無し三十路女の欲求不満を拗らせた完熟蜜穴。その挿入れ心地は魔性だった。

 

「あぁっ、んっ、ぁはぁぁぁっ! ん゙ぅっ、あぁん」

(こ、こんな。子宮まで届くチンポ初めてなのにぃ♡ えっぐい腰使いされたらわたしッッ♡ ただでさえ久しぶりで)

 

 彼はただただ自身の男根から伝わる、二倍も年の離れた艶肉の具合と気持ち良さを貪った。同年代の女性には無い、沈み込みそうな柔らかさを。

 にゅるにゅると絡みつく膣肉を掻き分け、子宮口をぐりぐりと犯す。

 暴力的と言っていいほどの抽挿だったが、それがたまらなく香山の自己肯定感を満たしてくれる。

 

「んぁっ! 奥いいぃ、子宮ずんずんされたらぁ♡ ひゃぅうぅ、いくいく……イクッ!!」

(あんっ、すごいっ、そんなに求めてくれるなんて嬉し過ぎるぅ♡ ホントに気持ちいいのね? オバサンまんこに夢中になってくれるだけで、もうっ)

 

 彼は腰を打ち付ける度にぶるんぶるんと揺れる香山の乳肉を下から掴む。五指がめり込んでむにゅりと形を変えた。

 

「はひっ、ひぃんっ、おっぱいも同時に責められたらっ♡」

「嫌でした?」

 

 少し意地悪して手を止めると、香山はイヤイヤと首を振った。

 

「違うぅ、あぅっ、やめないで、またイかされるっ、子供相手に情けなく、ん゙おっ、あっ、乳揉み気持ちいぃのぉ」

 

 彼女の肉体は、今まで関係を持った誰よりも円熟して柔らかかったが、ずっしりとした乳房は一段とそう感じた。

 波動たちよりもオナニー歴は必然的に長く、その間で性感帯の胸も当然じぶんで慰めた結果かもしれない。

 

 重量感たっぷりの豊乳を両手で味わうのは、彼にとっても至福だった。鷲掴みにして左右に引っ張ったり、円を描くように捏ね回すと面白いように膣肉がきゅんきゅんと反応してチンポを締め付ける。

 こりこりに勃起した乳首を人差し指と親指で摘まむように擦れば、香山は恥も外聞もなく鳴いた。

 

「ん゙あ゙あ゙っ、乳首ぃもっと強くぐりぐりしてぇぇ! はっ♡ はっ♡ んぁっっ、最高っ、おっぱい弄られながら若いチンポでズコズコされてイきまくるのぉぉ」

(こ、この子、心の底からわたしの身体でいやらしい事をしたいんだ……無理っ、離れられなくなるっ。こんなに思いっきり性欲をぶつけられて喜ばない女いないわよ!)

 

 ばちゅっばちゅっ、ぐちゅっぐぼっ! 

 

 長いストロークで何度も膣穴を抉る。その度に肉置きのよい丸い尻が波打ち、もはや何度目かもわからない潮吹きアクメをぴゅっ♡ ぴゅっ♡ と繰り返していた。

 

「あ、すごい、すごいすごいのぉぉ、こんなエッチ初めてぇ♡ ん゙お゙ッ!? ビクンビクンッって、んあぁっ。イクの? わたしのおまんこで射精してくれるのね!? 来てぇ、一番奥にっ、子宮に思いっきりカッコいいエロチンポ押し付けてぶちまけてぇぇえええ!」

 

 どぶっっっ、びゅぐぅッッ! びゅるびゅるびゅるぅっっ! 

 

「んおおぉぉぉっっ! いぐっ、イクイイクイクっ♡ い゙っぐぅぅぅぅ!」

 

 射精と同時に、びんびんになっている二つの乳頭を擦り合わせて指で刷り込むように按摩した。その快楽に膣肉が脈動する男根を絞り込んで、さらなる吐精を促す。

 香山は床に打ち付けるような潮を撒き散らした。ばしゃばしゃと水溜りを大きくさせ、波紋を作る。

 子宮内に吐き出され続けるゴム越しの大量濃厚ザーメンに、思わず爪先立って快楽に耐えながら。

 

「ちくびらめぇ、らえぇ~、そんらにしゃれたらぁ、はひぃ♡ イクぅぅん! おまんこいぎゅっ、おほぉぉおっ♡し、しきゅう。溶かされるぅぅ♡ 熱いのがいっぱぁぁい♡」

 

 これまで香山が関係を持ってきた男との記憶が脳裏に明滅した。初めて異性を感じた人、処女を捨てた相手、告られたのでなんとなく付き合ったり、中には本気で愛した者もいた。

 セックスの経験もそれなりの人数分あったが、すべてがゆっくりと色を失っていく気がした。

 

 昔の男と比べるのは非礼だとわかっていても、肉体に残響する悦楽が、メスとしての本能が、どうしても優劣を付けてしまう。

 今まで挿入したどのチンポよりも名器で、官能的な肉体。なによりも、こころの底からこの身体を求めているのがわかる女としての悦び。

 

(離したくない)

 

 たった一回まぐわっただけで、今までの思い出の全てを上回るものがあった。

 失った想い出に対しては、ほんの少しの罪悪感と寂しさも覚えるが過去は過去でしかない。

 

「ふぅー、んはぁ、っはぁ、はあぁ~~」

 

 まだ体内に収まる剛直を感じながら、肩で息をしてぷるぷると巨尻を震わせる。ねっとりと蠢動する媚肉が射精後のちんぽを労わるように纏わりつく。

 彼は下腹部に力を入れ、最後の一滴まで香山の膣にひり出して一通り満足する。腰を引いて名残惜しそうに絡みつく肉穴から、男根を引きずり出した。

 

「はぁっ、はっ、ふぅ、ふぅーっ、んっ! はあぁぁ、イっ♡」

(ちんぽ抜かれてイっちゃった♡)

 

 大量の精液で満たされ、亀頭の先から自重で垂れ下がったゴムの膨らみは、女からすればたわわに実った垂涎ものの果実のように見えた。

 香山は酩酊の表情のまま屹立するチンポからコンドームを外すと、先端を摘まんでゴムの口をぱくりと咥える。上を向いて中の濃いどろどろのこってり果汁を目を細めてうっとりと飲み下す。

 

「んっんっ、んく、ごく♡ あぷっ、っぷはっ……はあぁ、あぁ、濃さも量も……最っ高♡」

 

 腹をさすり、収めた精に笑みを浮かべた。おそらく何十億、それ以上はあるであろうぴちぴちの精子。男が一生懸命に体内で創った、生命の為の種。

 二度目の精飲に甘イキする。数多の生命を取り込み、己の一部とする背信的行為に背徳と優越の性的興奮を覚えた。

 

 それを本人の前で見せつけるように行うのだから、強いサディスティックな情感も燃え上がるというもの。

 もちろん彼はそういった一般的な男性の価値観から外れているので、むしろ飲んでもらって嬉しいまである。

 

(……マゾってわけでもなさそうなのよね、なんなのこの子…………まあいいか)

 

「ふふっ、ほんっとスケベな女が好きなのね」

 

 香山は少し呆れたように笑った後、少し迷って彼の頬に軽く口づけた。

 それで十分だった。たっぷりと、満たされたのだから。

 すっ、と離れて備え付けのタオルを手に取り、汗と汁だくの身体を拭く。

 

「え? 先生なにやってるんですか?」

「そりゃ、まあこのままコスチューム着るのもなんだし」

 

 ああ、と彼は合点をいかせる。彼女は女子更衣室でシャワーを浴びるつもりなのだと。

 

「一緒に身体洗いません?」

「へ?」

 

 ぽかんとする香山の手を取り、平然とシャワー室に連れ込む。

 

(えぅ!? あっ、男子シャワー室に、入っちゃった……)

 

 更衣室に足を踏み入れた時点で何を言ってるんだといった感じだが、シャワー室はまた別種の禁忌に満ちていた。女性側と同じ造りなのに、まったく違って見える。

 そのうちの一室に二人で入り、ほどよい水温で汗を流すばかりか彼に軽い洗体までしてもらって香山はなんだか至れり尽くせりを味わった。

 

 

 

(こりゃハマるわけだ)

 

 更衣室のベンチで、バスタオルを巻いた香山が諦めの境地でボーっと考える。

 彼はというと、甲斐甲斐しくドライヤーとタオルで長い黒髪を乾かしていた。

 

(こんないい男が同じクラスで、しかも都合の良い性癖してるんだから無理でしょ、いろいろ)

 

 ゴーッという風の音を聞きながら、今まで頭を悩ませてなんとか講じてきた対策が無力な事に気付く。

 世の中の女性の性欲を煮詰めて精製した理想が彼だと言われても疑わない。

 

(洗体気持ちよかったなー、ちゃんとしたマットでソープ遊びしてー)

 

 さっきまで性欲を好きなだけ吐き出したのに、もう次の事を考えてむらむらしだす。

 そんな栓の無い肉欲の浅瀬でぴちゃぴちゃと思考を浸していると、髪が乾いた。

 

「服、取って来ましょうか?」

「え、あーありがと、けど大丈夫よ、コスチューム着るから」

 

 せっかく洗ったのに汗を吸った衣類を着るのは少し抵抗があったが、わざわざ取ってきてもらうのも気が引ける。

 

「そうですか。じゃあ一応写真だけいいですか?」

「ん? あーそっか」

 

 予定にないセックスだったので、三脚などは準備しておらず動画でのハメ撮りは難しかった。

 だからとりあえず写真だけアップロードして波動たちに顔見せだけ済ませる。

 

(バレるのかぁ、あのエロガキ三人娘に)

 

 その三人が誰かについては語る必要も無いが、もっと複雑な心境にさせるのは兎山の存在だった。あれだけ啖呵を切ったのにこの体たらくは見せたくない。

 

「……わたしが撮っていい?」

 

 しかし我儘は言ってられない。腹を決めてスマホを借りる。

 彼はいきなり香山の豊満な胸に顔を抱き寄せられた。しっとりとしたバスタオルの奥に、ほんりとボディソープの香り。溺れていたいほどやわらかな乳肉を感じる。

 香山はそのまま自撮りする。少しムスッとしていた。

 

「このままアップロードすればいいの?」

「っぷは。そうです、あとで先生のスマホにもアプリを入れなきゃですね」

 

 ふーん、とそのままスワスワしてみる。波動たちのアップロードしたハメ撮りのサムネをスクロールしいった。

 名前別タグ別に分類されており、UIも使いやすい。企業のアダルトサイトだと言われても信じるだろう。

 

 ふと、違和感に指が止まる。おかしい、あるべきものが無い。そんな、ばかな、だとしたら、なぜ……は? 

 何度も確認するが、見つからない。

 

「あのさ……兎山のが、ミルコのハメ撮りが無いんだけど」

 

 危機感を滲ませた問いに、彼はきょとんとして答える。

 

「兎山先生とはそういう関係になってないですけど?」

「はい?」

 

 その言葉で血の気が引いた。一気に記憶が巡り出す。

 兎山の一変した態度、妙に挑発的だったセリフ、それに。

 ──()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 そう思っていたのはじぶんだけでは無かったのだ。当然だ、誰だってそう思う。つまり兎山も。

 

 ──兎山がヤったのならじぶんも許されるのでは? という免罪符を得ようとしているに過ぎない。

 たしかに香山はそう考えた。

 

 しかし今この瞬間、本当の免罪符を得たのは兎山の方だった。

 これで周囲からの視線も(こっちは元々そんなに気にしない性格だろうが)、特に香山から煩く言われる事も無い。

 

(けど兎山はヤってないからアプリを入手できず、わたしが関係を持ったことを知る事は出来ない)

 

 その防壁はしかし、彼女自身が気にした、周囲の女子生徒からの視線ですぐに察せられて崩壊するだろう。

 なぜそこに気付けなかったのか。芦戸たちが向けるミルコに対する視線や雰囲気に気を配っていれば、まだヤってないと察する事は容易だったろうに。

 

 てっきりもうヤったという、ヤりまくってるという先入観が視野を狭くしてしまった。

 香山はがっくりとうなだれ、事実を受け入れる。

 

 あの兎に知恵比べと自制心で負けたのだ。つまり──

 

 ──ハメられた。

 




次回 不定期 また数万字くらい書き溜めて投稿すると思います。

年末年始に更新するって言って出来てなくてすみません。
ちょっとアレで感想チェックちゃんと出来てないんですが、落ち着いたら読みます。ありがとね。
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