※この作品はR-18です。

無敵帝国   作:神帝国

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第1話

コスモス暦3800年

ここはゲームやアニメなどでよく見る、SFの世界。

 

広大な宇宙には無数の星々が煌めいていた。

 

 

 

 

そしてその宇宙の隅々まで支配しているのがディーオ星人を頂点にした『銀河帝国』である。

 

ディーオ星人とはヒューマノイド型の宇宙人で容姿はほとんど人間と変わらない外見をしているがその能力は全宇宙を超越したものだった。

 

不老不死の肉体に強力な超能力を持ち、銀河中のあらゆる生命体の言語を理解できる程の優れた知能を持っている。

また科学技術も非常に発達しており、超光速航行技術によって銀河系間の距離を一瞬にして移動することが可能な宇宙船さえ持っているのだ。

 

 

 

 

そんなディーオ星人は銀河帝国の皇族として君臨しており、全宇宙を支配しているといっても過言ではない。

 

 

「力と恐怖」による統治こそが帝国の繁栄をもたらすという思想のもと、圧倒的な軍事力をもって支配領域は徐々に拡大した。

 

 

利用価値があると皇族が判断した惑星は占領・植民地化し続け今やその勢力は宇宙全域にまで及ぶようになった。

 

 

反対するものを武力弾圧し、目的のためなら手段を択ばない非情さゆえに人々から恐れられている。

 

 

銀河帝国とはディーオ星を首都星にした、ディーオ人が支配する軍事独裁国家である。

 

 

彼らの星、ディーオ星は人工的に造りだされた移動都市そのものであり、その大きさはまさに規格外で銀河系がすっぽり収まる程の大きさがあるのだ。

その移動都市はあらゆる事態に対処できるように変形・合体が可能で様々な環境にも対応できるようになっている。

 

 

更この移動都市にはクローン技術で生み出された奴隷種族【バイス】と呼ばれる者たちが住んでおり、彼らはディーオ星人たちの為に労働出来るようにゲノム編集して生み出された人工生命体だ。【バイス】は姿かたちや能力は多種多様で、一種につき一体ずつしかいない場合も多いが、プロトタイプ的な体型や量産種もいる。共通しているのは創造主であるディーオ星人には絶対的な服従を誓っており彼らの意思一つで自由自在に操られる存在でもある事だ。

 

そうして宇宙の果てまで移動出来るディーオ星【銀河帝国】は幾多の星間国家に対して、武力による支配と併合を繰り返していく。その一方で、ディーオ星人に対して帰順を示した民族や国家に対しては寛容な姿勢を見せることもあった。

 

この帝国の支配領域は全宇宙に及び、各惑星のほとんどを占領している。

 

 

国政は全て皇帝であるディーオ人が取り仕切っており、議会など一切、存在しない。

 

 

この帝国での皇帝の権力は絶大で、命令一つで惑星を破壊し、住民を殺し尽くすことさえ可能だ。

 

 

そして、全ての帝国軍は、皇帝個人が所有する物で各星々に駐留する帝国軍は、皇帝に貸し与えられたという形式を取っており、実質的支配権は全て皇帝にあると言っていい。

 

 

皇帝主導の元、各地に任命された総督が戦力投射による恐怖を以て人々を支配する武断政治体制を取っているのだ。

 

 

数万以上にも及ぶ星系を支配下にしている

銀河帝国の通貨は【オーロ】と呼ばれる紙幣や硬貨と言った形あるものではなくカードやチップにデータとして収めた電子通貨である。

 

この【オーロ】は銀河帝国内での共通通貨で帝国経済を作っている。

 

帝国臣民たちは一人一人にサイバーチップと呼ばれるマイクロコンピューターが搭載されいる極小ミリサイズのチップが脳内に埋め込む事を義務付けられており、それにより個人の特定や電子マネーによる買い物が可能になっている。

 

その為、仮に銀行強盗が起きたとしても本人以外の人間が金を引き出す事は不可能であり、仮にチップの破壊を試みたところでそのチップはナノマシンにより脳の一部となっている為破壊する事は不可能とされている。

 

データと化した通貨は惑星ごとの銀行口座から引き落としが

可能な上、大半は通信で相手の口座に直接通貨を送ることができ様々な取引に使用されるため、生活必需品の購入からギャンブルまで幅広い分野で使用されている。

 

また、盗難防止対策で本人以外が使用出来ないようロックがかかる仕組みになっているので不正利用による詐欺などの被害に遭うこともない。

 

これらの口座情報は銀河帝国政府の中央銀行によって厳重に管理されている為、偽造はもちろんの事、盗み出す事も不可能に近い。

 

だが、反面このシステム全てはディーオ星人達が管理しており、帝国民達は皆生まれた時から全ての個人情報を政府に握られている事になる。

 

これは、もし仮に反乱が起こったとしてもその瞬間から全ての情報が筒抜けになってしまうことを意味する。

 

その為、たとえ反乱を起こしたとしてもすぐに鎮圧されてしまい成功する事はまずありえないだろう。

 

元々、彼らは宇宙の始まりビックバンから存在していたとされるほどの悠久の歴史を誇る種族でその長い歴史の中で自己進化を遂げていき今のような非常に高度な文明を築くまでに至ったのだ。

 

 

帝国の軍事力は強大でその主力は安価で大量に製造でき、人間やそれに近い種族が扱うよう設計された様々な武器や兵器を扱える戦闘用アンドロイド兵、通称『キラーロイド』である。

 

構造は入り組んだ障害物や高低差を乗り越えたり出来る様に人間に近い、二足歩行のヒューマノイドロボットで柔軟性のある戦術や行動を取れるように高度な人工知能を備えているため帝国軍の絶対的な力の象徴となっている。

 

人間の兵士と同じように戦い、任務を遂行することができる様に様々な戦場で多大な功績を残してきた優秀な人間の兵士の戦闘データを元にして開発されたものなので、戦闘能力の高さは他の追随を許さないほどだ。

 

武装も強力で両腕にレーザー銃、両肩にミサイルポッドを内蔵していて、接近戦用の格闘アームパーツを装着し近接戦闘も可能だ。

 

また背中には戦闘機のような推進装置を搭載し、飛行することもできる。

 

更にその防御力は折り紙付きで、あらゆる物質と比べても比類なき強度と靭性を誇り、羽毛よりも軽量な超鉱石【オリハルコン】を薄い板に加工しそれを何十何百と重ねた積層構造体になっているため、既存の兵器では傷一つつけることはできない圧倒的硬度を誇っている。

 

しかも半永久的に活動できる様に核融合炉を搭載していて、膨大なエネルギーを生み出し続ける為エネルギー切れを起こすことがない。

 

また、内蔵されたAIは高度な学習機能を備えていて、状況に応じた適切な行動を取ることができるため、たとえ一対一の戦闘であってもキラーロイドの方が圧倒的に有利だ

 

このキラーロイドはパトロール任務や犯罪の取り締まりなどの治安維持にも活動している。

 

 

キラーロイドの開発は帝国の中心部、惑星ディーオで行っており毎年、新型のキラーロイド開発され各惑星に大量に配備されている。

その数、数千億体以上で今なお増え続けている状態だ。

 

 

そして、全てのキラーロイドは中央コンピュータの制御下に入っている為ハッキングして操ることは事実上不可能でそのコンピューターも外部からの攻撃を完全に遮断している巨大なバリアフィールドが張られている堅牢堅固な惑星ディーオの中にあるため手出しすることは皇帝を除き誰にも出来ない。

 

 

 

 

 

 

 

 

また、帝国軍には直径約200kmの大きさを誇る宇宙移動要塞『メガリス』と呼ばれる人工天体が存在する。

 

その性能は凶悪の一言で、2000万人の人員と10万隻の宇宙帝国艦隊を収容でき、多数の強力な兵器を内蔵しており特に要塞主砲の『メガ粒子砲』は、数億度の熱量を誇るビームを放つことができ、一発でも命中すれば惑星であろうと瞬時に蒸発してしまうほど強力だ。

 

このメガリスの主砲は、『メガ粒子砲』の他に、無数のミサイル発射装置を備え、敵を攻撃するためだけに建造された兵器と言えるだろう。

 

また、要塞自体が超強力な重力波発生装置で、要塞を中心に周囲の空間を歪曲させる事でビーム兵器やミサイル攻撃は勿論のことあらゆる物理攻撃を無効化してしまう抜群の防御力を誇る。

 

しかも空間を歪曲するのを応用する事でワープゲートを発生させ瞬時に遠く離れた場所へ自由に移動する事も可能だ。

 

 

そして、要塞表面には超高密度エネルギーシールドが常時展開され外部からの攻撃を一切寄せ付けず、例え戦艦であろうと侵入は不可能だ。

 

 

たとえ『メガリス』へ乗り込む事に成功したとしても容易く制圧する事はできない様に要塞内部には2万体以上の自立型戦闘ロボットが配備されており、侵入者を迎撃する。

 

 

万に一つもありえないが仮に破損したとしても要塞には無数のナノマシンによる自己修復機能を備えているため瞬時に元通りに出来る。

 

 

これらの防衛システムに加えて強力な戦闘力を持った戦闘機部隊が常に巡回し、侵入者があれば容赦なく攻撃してくる。まさに鉄壁の防衛体制であり、その力は圧倒的だ。

 

 

 

居住空間も快適で各種インフラも充実しており、映画やカジノなどの娯楽施設を備えた一つの都市としても機能している。

 

 

これらの都市部や軍事施設を維持するための必要物資を独自生産できる工場や、酸素生産も兼ねた広大な食用植物製造プラントを備えているため、この要塞ひとつで自給自足をまかなうことも可能であり補給無しで何千何百年も戦い続ける事が出来る。

 

 

そして、内部で生産されるミサイルの数は一時間おきに一万発以上にも上り各戦闘機や巡洋艦などの修理補修整備を行ったりすることが可能でその兵器を新型へと作り替えることができる開発研究所まである。

 

 

また、要塞は膨大なエネルギーを必要とするが、その補給に関しては問題がない。

 

なぜなら要塞中心部には巨大な核融合炉があり、そこで生み出されたエネルギーは要塞全体に行き渡り常時稼働し続ける程の強大で安定したものなのだ。

 

そのため要塞のエネルギー切れの心配はなく寧ろ無限に近い状態だ。

 

さらに要塞内には1000億トン以上の物資が存在し、食料はもちろんのこと様々な機械類や武器弾薬などが潤沢にある。

 

要塞内で生産されるエネルギーは全て核融合炉へと供給され、その電力だけでも十分すぎるほどに賄えるらしい。

 

 

まさに完成された軍事都市であり、正攻法では絶対に陥落させることの出来ない難攻不落の大要塞である。

 

 

 

 

そして、帝国軍には多数の宇宙艦隊で長距離転移出来る手段も持っている。

 

 

それがハイパーワープゲートと呼ばれる巨大な円形の星間移動装置であり、遠く離れた空間同士を結びつけることができるワープホールを作ることができる代物だ。

 

 

任意の場所にワープゲートを出現させゲート同士を繋ぐことでゲートを潜らせた物体を離れた地点へ瞬時に送り届けることが出来る。

 

 

このワープゲートを使えば通常の宇宙艦隊が使うワープ航法より遥かに遠い距離の移動が可能となり、大兵力の展開が可能となる。

 

 

 

 

 

 

 

各星系の植民地星は帝国によって利益と資源を独占的に吸い上げられており、住民は搾取されるだけの奴隷のような存在だ。

 

そうして収奪した富は帝国軍の増強と軍備にあてられるため住民の生活は貧しく、自由もない。

帝国に対して反抗すれば即座に処刑されるか奴隷として強制労働に従事させられるため人々は帝国に服従せざるを得ない状況にある。

 

 

 

だが中にはディーオ人に反発する者もいる。それはディーオ人を崇拝しておらず、自由意志を持つ少数派の人々だった。

 

そういった人々はレジスタンス組織を結成し、抵抗運動を行っている。

 

 

 

 

しかしディーオ人はその反乱を恐れず、むしろ反乱が起きていることを楽しんでさえいた。

 

なぜなら彼らは地球人や他の異星人たちと違って、絶対的な力を持っていたからである。

 

彼らにとって地球人など取るに足らない小さな存在でしかなく、もし彼らが本気になれば地球人など一瞬のうちに絶滅されてしまうだろう。

 

 

 

 

そんなディーオ星人たちは元々不滅の生物である為、他の生物の様に子孫を増やす必要もなく、その個体数は非常に少ない。

 

また、ディーオ星人は全て女性のみで構成されている為、男性は存在しないが一応に生殖能力を持っている。

 

ディーオ星人は容姿もまた、例外なく他の星人と比べても非常に美しく整っており、スタイル抜群で胸の大きさから腰つきに至るまで完璧といえるくらいだ。

 

その為か男達は皆このディーオ星人の女性に夢中になり、中にはディーオ星人と結婚するために多くの惑星を征服した者さえいるという。

 

 

 

だがディーオ星人の女性は自分より強い男性を好み、自分よりも弱い男性は相手にしない傾向にあった。

 

そして自分達より弱い宇宙人の男達を見下す傾向があり、特に力もないくせに数だけ多い地球人を馬鹿にしている。

 

そんな彼女たちの中で唯一例外的に男が1人生まれた。

 

それがこの俺【レイジ・ディーオ】である。

 

 

本来、なら絶対に生まれるはずのない男の子として生まれた俺は女ばかりのディーオ星で育ったのだ。

 

 

母はディーオ星人たちを束ねる長にして銀河帝国の支配者でもある

女帝『セレナ・ディーオ』。

 

 

彼女は俺を生んだ時、男の子だったことに驚愕したが同時に強い興味を示した、

 

元来女性だけの種族であるはずのディーオ星人に男が産まれること自体、奇跡に近いことなのだ。

 

母にとって俺は初めての息子であり、そして非常に珍しい貴重な存在だ。その為大切に育てられたのだ。

 

前世では考えられないくらいの贅沢三昧な暮らしをしていた。

 

例えば食事一つにしても最高級の食材を使ったフルコースの料理を食べていたし、衣服だって一流ブランドのオーダーメイドの高級品ばかりだった。

 

 

また欲しい物は何でも手に入ったし、食べたいものはなんでも口にすることができた。また、身支度は全て使用人がやってくれたし、身の回りのことは何もかも人任せで自分でやることはほとんどなかった。

 

 

そして、極めつけは誕生日に惑星一個をプレゼントされたことだ。

 

この惑星は俺専用に作られた特別製らしく、直径約1万4000kmと前世の地球よりやや大きい物で大気汚染もなく緑豊かで美しい自然が広がる惑星だ。

 

温暖な気候を保つため惑星軌道上に巨大宇宙ステーションを建造しており、そこを中心に人工衛星ネットワークが構築されている。その衛星一つ一つが高性能AIを搭載した気象コントロールシステムを備えていて、環境維持を自動化している。

 

そのおかげもあってか大気の状態は常に良好だし天候も安定していて災害も少なく農作物の収穫量も多い。

 

特にこの惑星の豊富な水資源を利用して作られたフルーツジュースは絶品だ。

 

そんな日々を過ごして約15年後、俺はすくすくと成長した。

 

成長した姿は正に神々の頂点に立つ女神様のようなな美しさだ。

 

髪の色は透き通るような金色で瞳の色も同じ色をしていた。

体付きも母譲りのスタイルの良さで、まさに絶世の美男子と言っていいだろう。

この15年間、ディーオ星人として様々な訓練や教育を受けて育って来た。

帝王学や物理学などの学問はもちろんのこと、武術や剣術などありとあらゆる戦闘術を学んだ。もちろん、その中には超能力の訓練も含まれていた。

 

その結果、今では宇宙最強の種族であるディーオ星人達の中でも過去類を見ないほどの圧倒的な強さを身につけた。

 

能力はディーオ星人の基本能力である超人的な怪力、耐久力、スピードに加え縦横無尽に空を飛びまわる事が出来る飛行能力がある。

 

 

怪力はオーストラリア大陸を片手で宇宙の果てまで投げ飛ばす程強力だし、スピードは光速に近い速さで動き回る事ができそれに見合う程の動体視力を持っており高速で動く物体を捉える事もできる。耐久力に至っては直径100キロメートルの隕石の直撃をも無傷で耐える程の防御力を誇り、更に耐久力に併せて、自然治癒能力も非常に高く死に繋がるような致命傷も数秒もしない内に瞬時に再生してしまうほどだ。また、老化も20代になる頃には止まり以後老いる事は無い。これがディーオ星人が不老不死の種族と言われる所以でもある。次に飛行だがこれも光速に近い速度で飛び回る事ができるし、宇宙空間でも呼吸する事ができる。つまり空気が無くても生きていられるということだ。その為、海中だろうが地中だろうが何処へだって自由に行き来することができるのだ。

そして、何よりも特筆すべきは超能力である。ディーオ星人には全ての者が必ず一つだけ超常的な特殊能力が備わっており、それは個体によって千差万別で念動力や瞬間移動、テレパシーなど様々である。しかし俺はディーオ星人唯一の男なのか生まれつき多数の能力を持っておりそのどれもが強力無比なものばかりだ。

例えば、他人の記憶を読み取ったり他人の姿形を自由に変えることができる変身能力、 未来予知や時間停止など様々な超能力を使うことができ、他にも天候を操ることや 相手の心を読むことさえも可能だ。また、母と同じ空間転移の能力もある。

俺の持つ能力の中でも特に強力なのが、周囲にあるありとあらゆるエネルギーを生み出して自由自在に操る事ができて好きなように変形させる事が可能な万能の力だ。

例えば手から炎を出したり氷柱を作ったり雷を起こしたり出来るし、風を起こして竜巻を起こす事もできる。さらに空気中に含まれる酸素を凝縮させて爆発させることもできる。この万能の力は後にも先にも唯一俺しか持っていない特別なものだ。

その力は例え相手が神であろうと互角以上に戦える事が可能だと自負できる程の強さを手に入れたのだ。

 

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