※この作品はR-18です。

月の下で、枯れ汚華   作:ジャンボ田西

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実質の最終話です。
今回のプレイ内容,ジャンルは以下の通りです。

・体格差 ・搾乳 ・巨根 ・腹ボコ ・子宮姦 ・精液ボテ ・子宮脱 ・グロ


永久の安寧編

「……………………」

 

化け物となった恋人との子どもを産み落とし、体力的な限界を迎えて眠るように失神した礼華。絶頂に絶頂を重ね、疲労困憊になっていたのは言うまでもない。だが、そんな彼女の心は以外にもここに監禁されてから最も安らいでいた。産んだ子どもの姿を見る前に気を失ってしまったため、彼女にはどんな姿をしていたのかわからない。ただ、産まれてくる途中の大きさから考えると“それ”が人間でないことは予測できた。それでも、やはり彼の子どもであるならと思えば全く辛いことでは無かった。

 

「……………………」

 

とは言え、彼女は流石にもう疲れていた。否、とっくに限界まで疲労は蓄積していた。ただ今は体中から全ての栄養を奪われたような疲労感により指の一本さえ動かせなくなっている。

その時、部屋の向こう側から爆発音のような激しい音が響いた。今度は何事かとゆっくり顔を上げた彼女の頭上から声が聞こえた。

 

「お疲れのところごめんねぇ~。『忌者』の一体がそっちに向かって脱走しちゃったんだぁ~。気を付けてねぇ~」

 

それだけ言ってスピーカーから音が途切れる。

どうせ今までと同じ嫌がらせだ。彼女はそう思った。完全に疲労しているところに追い打ちの生物兵器で、今度こそ心身ともにボロボロにするつもりなのだろう、と。そう考えて俯きかけたその時、ある事に気づいた。

 

(奴らは「彼の死体を解体して、それぞれのパーツが生物兵器となった」と言っていた。そして最初に腕、次に頭、その次に今もここにいる脚。最後に胴体……。もうこれ以上は彼の身体に無いはず……)

あの悪魔達の言う事を完全に信じる、というのが危険であることは彼女も重々承知している。だが、仮にそれが嘘なのだとしたら、彼女が受け入れたあの化け物は何だと言うのだろうか。

 

(頭だけの化け物に唇を奪われた時、私は確かに彼の香りを感じた。いや、そもそも彼の持つ雰囲気が感じられた。……はず)

プラシーボ効果かもしれない。が、彼女はあの化け物に犯されて口を覆われた際、生前の恋人をどこかに感じた。確証は無い、それでも確信はある。

そう考えた彼女が導き出した答えは——。

 

(これから襲ってくる化け物は——“彼”じゃない)

 

彼女がその答えに辿り着くと、鉛のように重たくなっていた身体がふと軽くなった。姿形が変わっても自分を愛し、子を成してくれた彼がいる。ならば、この身体を彼以外の化け物なんぞに犯されるわけにはいかない。

そうして立ち上がり、ファイティングポーズを取って近づいてくる何かに構える。恋人との絆を護る為、闘志に燃える彼女の瞳。——そこに光は灯っていなかった。

 

ドゴォォォン、と大きな音を立てて正面の壁が破壊される。

見慣れた暗い通路。そこから現れたのは体長が目測三メートル前後の巨体であり、輪郭だけ見れば完全な“人”であった。だが、筋骨隆々の腕や脚、そして引き千切られたであろう鎖の付いた手錠が両手首両足首に装着されていた。

砂煙と共に現れた化け物は礼華の姿を見ると、低く響く咆哮を上げて突進した。その巨体では考えられない程のスピードで彼女に迫り、拳を振り下ろした。ここまで約一秒程度の出来事だったが、礼華はその攻撃を正確に躱した。

化け物の拳を華麗に回避した彼女はすぐさま距離を詰めて懐に蹴りを叩き込んだ。生身の脚であるが、彼女の両脚には生物兵器となった“通”の脚部が覆っている。よって彼女の身体には僅かばかりのダメージも入る事は無く、巨躯の怪物にのみ衝撃を伝えた。

 

「……ふっ!」

 

一発の蹴りで急所を捉えた彼女は、そこから蹴り技を主体で果敢に攻める。

考え無しの大振りな攻撃を繰り返す怪物から距離を取っては、次の攻撃へ移る前に飛び込んで蹴りを入れる。相手から目を逸らさず、右へ左へと攻撃を躱し、着実にダメージを蓄積させていく。

二回り以上も劣っている体格差をものともせず一方的な試合運びを展開する今の彼女は、まさしく敏腕エージェントの姿そのものだった。何度も気を失う程に犯されていた疲労をものともしない軽やかな動きを見れば、今の今まで化け物に絶頂させられ続けてきたと言われても信じる者はいないだろう。

 

(っ!)

 

怪物相手に合計十発を超える蹴りを入れた辺りで、不意に怪物の姿勢がよろめいた。

怪物との体格差から頭部へは流石に直接攻撃できないが、それでも相手が人型である以上は他にも急所が存在する。彼女は主に相手の脚——所謂、弁慶の泣き所——を中心に攻撃を与えていた。そのダメージが、遂に怪物の限界に近づいたのだ。

「グオオォォォォォ!」と雄叫びを上げて怪物が拳を振り上げる。恐らくこれが、巨躯の怪物が放てる最後の抵抗なのだろう。

 

愚直に振り下ろされる攻撃を礼華は苦も無く回避する。怪物の空ぶった攻撃が床を粉砕し抉り取った。

散らばる破片に注意をしつつ、彼女は怪物の横から鋭い蹴りを放つ。

怪物の破壊力自体は恐ろしく、一発でも喰らえば全身複雑骨折は避けられず、最悪の場合だと即死するレベル。しかもその巨体からは想像もできない俊敏性を持って迫ってくるのだから、怪物の有する戦闘力は確かに生物兵器の名を冠するに値している。

だが、俊敏性があるとは言ってもあくまで“その巨体からは想像もできない”程度であり、しかも攻撃する際には大きすぎる予備動作を伴っている。厳しい訓練を受けた人間であれば躱す事くらいなら不可能ではない。

また、身体が大きい割には頑丈さが無い。脆いという程では無いが、決してタフというわけでも無く、鍛えられているとはいえ成人女性の蹴り十発前後で身体が悲鳴を上げ始めている。

 

(これは、勝てる……)

 

決して油断はせず、冷静に状況を整理して彼女は確信した。まだ隠し玉を持っている可能性を考慮しても、それに気を付けさえすればフィジカルで圧倒的出来ている彼女に分がある戦いだった。

無闇に突撃はせず、相手の攻撃を躱してから反撃をして、また距離を取る——ヒットアンドアウェイ戦法で礼華は着実に相手の体力を削り取っていった。

 

「グウゥゥ…………」

 

怪物の攻撃は躱されるのに、礼華の攻撃は的確に急所を捉えてくる。そんな戦況が数分続き、流石の生物兵器も疲れてきたのだろう。攻撃を重ねる毎に怪物の姿勢が前傾し始めてきた。それに息も上がってきているようで、機敏だった動きも体格通りの鈍いものへ変わってきた。

勢いの無い拳を振り上げて、見るからに速度の落ちた動きで怪物は礼華との距離を詰めて来た。

「仕留めるなら今しか無い」と、そう判断した彼女は相手のフェイントも警戒しつつ懐へ飛び込む。そして彼女の勝利を確定させる止めの一撃を入れようと地面を蹴った、その時だった——。

 

「っ!」

怪物が口を開けたかと思った直後、透明な液体が吐き出された。それが顔にはかからないように腕で防ぎ、飛び込んだ勢いそのままに相手の鳩尾辺りへ蹴りを繰り出す。メキッという嫌な音を鳴らし怪物は膝を付いた。——が、それで終わらなかった。

 

「……っ」

 

相手が地面に付けたのは片膝だけ。もう反対の脚を勢いよく回し、礼華に蹴りを繰り出した。予備動作が目に映った瞬間に両脚が勝手に飛び退いたが、相手のリーチに対して反応が遅すぎた。少しでも身体へのダメージを軽減しようと構えた腕の骨を折り、怪物の脚は彼女の身体をサッカーボールの如く蹴り飛ばした。

そして彼女は何度も地面をバウンドしながら吹き飛ばされ、壁にぶつかる。

怪物の放った蹴りは今までのどんな動作よりも素早く、無駄の無いものだった。それ故に勝利を確信した状態でも最大限の警戒をしていた彼女に、強力な一撃を入れることができた。

 

「……げほっ。かはっ…………」

 

身体を庇った腕は使い物にならなくなり、床や壁に打ち付けられた衝撃で全身に激痛が走る。生物兵器に覆われている両脚はまだ無事だが、うつ伏せに倒れている状態から立ち上がるには脚だけでは足りない。

それでもどうにか立ち上がろうと踏ん張る彼女の背中を、大きな足が踏みつけた。

 

「っ、あ゛あ゛あぁぁぁぁぁぁっ!!」

まるで鉄塊の下敷きにされたかのような圧力に、背骨を中心とした体中の骨が軋む。それと同時に胸も潰され、力を加えられた彼女の乳房は母乳を噴き出す。全身が潰されてしまうかのような激痛に加え、射乳による快感を与えられ彼女の顔が苦悶に歪む。

 

「…………………………」

彼女の胸から噴き出た液体の甘い匂いを嗅いだ怪物は、ふと彼女から足を上げる。

 

「はぁ…、はぁ…」

 

苦痛から解放された礼華だったが、怪物に身体を両手で握り締められ再び苦痛が襲う。更に、怪物は彼女の胸に鼻を近づけて匂いを確かめると、彼女の右の胸を一思いにしゃぶりついた。

 

「ひぐぅぅっ!」

 

大きな胸を口いっぱいに頬張られ、力強く吸われる。止め処なく溢れる母乳をゴクゴクと喉を鳴らしながら飲む怪物に、彼女は気持ちよくさせられていた。髪を振り乱しながら拒絶しようとも、肥大化した乳房から与えられる射乳の快楽には勝てない。

臼のような歯でガジガジと乳房を齧りながら、怪物は彼女の胸から乳を搾り呑む。大きくも張りのある彼女の乳房は餅のように形を変え、それと同時に耐え難い程の快感を彼女の頭に送り付けた。

すると突然、何を思ったのか怪物は彼女の乳房に嚙り付いたまま力の限り引っ張った。

 

「っ、ひぎぃ゛ぃぃぃぃっ!?」

力任せに乳房を引き伸ばされ、彼女は獣のような声を上げて悶絶した。ブチブチブチッと嫌な音を立てる胸から激痛が走る。膝がガクガクと震え、秘部からは勢いよく愛液が噴き出した。

 

暫く乱暴な授乳を楽しんでいた怪物は彼女の乳房から口を離す。尋常ではない力で引き伸ばされた彼女の右胸は重力に従って垂れ下がり、反対側とは比べるまでも無い見るも無残な有り様になっていた。左の胸が無事で済んだのは、不幸中の幸いと言ったところだろうか。

 

「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ」

肩で息をしながら礼華の身体が小さく痙攣する。好きでもない怪物に胸を吸われている間に、彼女は一度や二度ではない絶頂を味わっていた。乳を引き伸ばされた際には激しい痛みと同じかそれ以上の快感に襲われて、潮を吹いた。

もう彼女の身体は、相手が誰であろうと性感帯を責められるだけで何度でも絶頂できるように変えられてしまっていた。それも、力が強ければ強い程に——乱暴にされればされる程に、感じる快楽が倍増していく。

 

(ごめんなさい、通。……私、化け物に絶頂かされた…………)

決して認めたくないことだが、太腿を滴る水滴が彼女に弁明を許させない。

先程誓ったばかりであるというのに、彼女は乱暴に胸をしゃぶられて愛液を垂れ流している。いや、しゃぶられて感じるだけならまだマシだった。肥大化した胸を支える靭帯を切られながら絶頂してしまった。

怪物が口を離した後でも彼女の胸の先端からは母乳が漏れている。蛇口が壊れたようにポタポタと流れ落ちるミルクは止まることを知らない。

 

「………………」

 

怪物は暫し思案したかのように動きを止め、そして何かに思い至ったのか礼華の身体を握り締めていた手から力を抜いて放り捨てる。地面に打ち付けられた彼女は「うっ」と小さく呻き声を漏らして、怪物を見上げた。

怪物は腰に巻いていた布を脱ぎ捨てる。そして彼女の目に映った“それ”は彼女から言葉を奪った。その巨体に見合うだけの大きさを持った一物は、太さが彼女の腕の軽く二倍はあり、推定三十センチメートルの長さで高々と屹立している塔の如きそれは、亀頭だけでも凡そ人の範疇に無い代物であり、その全貌を見れば誰もがこう考える。

「そんなものが挿入れられれば確実に死ぬ」と。

礼華はどうにか犯されまいと匍匐前進の要領で怪物から逃げようと試みた。だが、牛歩のような速さで逃げる彼女が怪物から逃れられるはずも無く、すぐに足首を掴まれる。そして彼女の身体を引っ張って自分の足元へ持ってくると、彼女の後頭部を床に押し付けて挿入態勢に入った。

 

「ごめんなさい……、蹴ったことは謝るから……挿入れないで、下さい。お願いします」

 

ガチガチと震える声でどうにか謝罪の言葉を紡ぎ、許しを請う。満身創痍で体格的に劣っている彼女に出来るのは、ただそれだけだった。これまでの凌辱によって脆くなった彼女の心は容易に挫け、恥も外聞も無く相手にひれ伏して懇願する。そんな彼女の姿を嘲笑う声がスピーカーを通して部屋に響く。

 

「おいおい。もう戦わねぇのかよ、『PVT』のエージェントさんよぉ」

「情けない姿だ、羞恥心というものは無いのか」

「そうだねぇ。みっともないねぇ」

「研究所の見回りから帰ってきて見れば、こんな事になってたなんて。今のお前を見たらお仲間さん達はどう思うんだろうな」

「まず間違いなく軽蔑するだろうな」

「そう言えば“お仲間さん”で思い出したんだけど、お前の部隊は昨日潰したから。試作品の『忌者』を連れて本部に行ったら、一時間もしない間に全滅したよ」

「良かったな、今の貴様の醜態を見られることは無いぞ」

「まぁでも……草葉の陰から見てて泣いてるかもね。特に部隊長さんなんかは号泣してるんじゃないか?」

 

口々に彼女を罵る言葉が反響する。が、もう彼女にそんな言葉は聞こえない。今にも女性器を破壊され、殺されるかもしれない状況に追い詰められた彼女は、ただひたすらに謝罪と懇願する言葉を呟くのみだった。

涙で顔をグシャグシャにしながら許しを請い続ける彼女を一瞥すると、怪物は力強く男根を彼女の膣に押し込んだ。

 

「っんぎぃぃぃぃぃぃぃっっ!」

 

彼女に突き入れられた一物は見た目通りに凶暴で、拡張された彼女の膣を更に押し広げて突き進む。ただ入っているだけで下腹部がボッコリと膨らむ、その異様な肉の棒は膣肉に留まらず周囲の器官を刺激する。

ただの一突きで礼華は白目を向いて結合部から潮を吹いた。股間を杭で打たれたかのような衝撃に襲われ、声にならない絶叫が喉を通る。

 

「あ゛あ゛ぁっ、ひぐっ、う゛え゛ぇ」

 

比較などしたくなかったが、今挿入されている怪物の一物は彼のそれとは話にならない。彼女はそう思った。そして、それだけ化け物の巨根から送られる快感や満足感は恋人との愛ある行為を軽々と凌駕する。

だが、本来の性行為において一物の大きさや太さ等は得られる快感に関係無い。小さすぎたり細すぎたりしない、一般的なモノであれば大差は生じない。ただ、既に彼女は普通ではなくなっている。人間が経験して良い領域から外れたレイプを受け続けた彼女の身体は乱暴なプレイで感じまくり、異常性を増す程に速く深い絶頂に達するように変えられた。

苦痛で歪んでいる表情は膣の奥へ一物が叩きつけられる度に上気し、身体が熱く火照る。全身を巡る快感に打ち震え、声が甘く蕩けていく。

 

「あぅっ、あんっ、あぁっ!」

 

思考はぼやけて、何も考えられない。

怪物の肉棒が膣壁を擦ると愛液が溢れ、結合部をビショビショに濡らしていく。叩きつけられる勢いで水飛沫が飛散し、腰が離れるとネチョネチョの本気汁が糸を引く。

意識が飛びそうな気持ちよさを心が受け入れ始め、全身から力が抜け落ちた時——、

 

「っっっっっ~~!?」

 

頭の中が真っ白になった。

子どもを作る本能が働いたのか、子宮が降りて来始めたのだ。そして、ただでさえ強引に捩じ込めばそこに届きそうであった巨根が、勢いよく膣内に突き進む。そうした結果、子宮口をこじ開けて入り込み、降りてこようとした子宮を押し戻した。

子宮は怪物の亀頭を咥え込み、ピストン運動に合わせて肉襞を擦る。その尋常ではない快感に膣肉は男根を搾るように収縮し、それによって彼女の子宮は一層強く締め付けられながら膣内を抽送する。

 

「っ!? っ、っ!!」

礼華は口を開けたまま喘ぎ声すら出せなくなった。快楽に痺れた頭では何が起きたのか理解できず、ひたすらに送り続けられる異様な快感を前に潮を吹き続けた。

 

子宮に怪物の一物が入って暫く経ち、怪物はブルブルッと震えた。——射精の時が近いのだ。

すると彼女の頭を押さえていた手を離し、両手で彼女の腕を掴んだ。そして彼女の身体を床に押し付けると、全体重を乗せて圧し掛かった。

 

「んぐう゛ぅぅぅぅぅぅっ」

 

再びかかる重圧に身体が潰され、凄まじい勢いで両胸から白く濁った水溜まりを広げる。両脚が抵抗しようとジタバタ藻掻くが、怪物は意に介せずピストン運動を再開した。

背中から床に押し付けられているため彼女の身体は逃げ場を無くし、暴れる巨根がより奥深くまで生殖器を犯す。また、胸を潰されている息苦しさに本能が命の危機を感じ、膣壁が更に引き締まる。緩み切った彼女の膣は怪物の一物と一緒に自分の子宮をギュウギュウと締め付け、それが礼華に倍増した快楽を与える。

 

「んお゛っ、お゛ぅ゛っ、ん゛う゛ぅっ!」

 

甘く蕩けていた彼女の声は一転し、獣の唸り声のような喘ぎ声に変わった。

両脚がより激しく藻掻き、彼女の身体は快楽の根源から逃げるように暴れる。だが、腕をガッシリと掴まれた状態では逃げられるはずも無かった。怪物は彼女の身体と快楽を貪って、力強く男根を彼女の子宮ごと奥に叩き付ける。

——そして礼華に成す術も無いまま、怪物がその時を迎えた。

 

「グオオォォォォォッ」

「ん゛う゛う゛う゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛っっ!!?」

 

爆発的な威力で怪物の精液が礼華の膣内で放たれる。ミリ秒単位で彼女の下腹部は膨れ上がり、しかし押し付けられているため半数以上の精液が膣口から噴き出した。半分以上の精液が生殖器から溢れたとは言ったが、それでも彼女の子宮は限界以上に膨張し妊娠した時と遜色ない程に大きくなった。

子宮も卵管も、卵巣まで埋め尽くさんばかりの精液を注ぎ込まれ、礼華は絶頂して意識を手放す。

 

射精時間は一分近くまで続き、礼華の腹は破裂寸前まで肥大化していた。

長い射精を終えて満足したのか、ブルブルッと震えた後に怪物は彼女の膣から肉棒を引き抜く。

 

「…ん゛お゛ぉぉっ!」

それと同時に、射精中も一物を咥え込んでいた彼女の子宮がズルンッと膣口から引きずり出された。膣口から飛び出た彼女の子宮はゴポゴポと溜め込んだ精液を吐き出し、開きっぱなしになっている。

怪物は気を失ってぐったりとしている礼華の身体を蹴り転がして仰向けにさせる。そして——、

 

「っ゛、あ゛ぁぁあ゛ぁぁぁぁっっ」

 

彼女の膨張した下腹部を踏みつける。女性器から飛び出て精液を吐き出していた彼女の子宮がピンと上を向き、射精しているかのような勢いで白濁の雄汁を噴出する。

 

溜まっていた精液を粗方放出し、射精の勢いが衰えてくると怪物は彼女の身体から足を離した。

圧迫から解放された子宮からは、その後も精液が弱々しく溢れ続けた。

子宮姦から子宮脱した直後に子宮から射精するという、連続して子宮を異常なプレイで犯された礼華はピクピクと痙攣しながら、白目をむいて失神していた。

 

「…………………………」

 

意識の戻らない礼華の姿を、怪物はじっと見ていた。そして、その股間は未だに膨らんだままだった。更に、この怪物は知っていた。“強い快楽を与えれば、彼女はすぐにでも目を覚ます”ということを。

唸ったり雄叫びを上げたりすることも無く、怪物は黙って彼女の両脚を片手で掴み引き寄せる。そして両手で彼女のお腹を握るように持ち上げると、飛び出したままの子宮目掛けて一物を突き入れた。

 

「っ!? ん゛お゛っ、ほお゛ぉ゛ぉぉぉぉぉっ!」

 

再び子宮を激しく刺激された衝撃で礼華は仰け反って絶頂しながら目を覚ます。骨盤が外れてしまいそうな勢いで男根を挿入し、怪物は彼女の身体を上下に揺すりながら責め立てる。

 

「ん゛あ゛っ、も゛ぅ…い゛や゛あぁ」

 

怪物のモノが奥深くに突き刺さると彼女の下腹部が一瞬で膨らみ、膣から抜かれると亀頭を咥えた子宮が肉襞を擦りながら引きずり出される。彼女の膣内に僅かに残った怪物の精液がグッチャグッチャと音を立ててピストン運動の滑りを良くする。

並みの人間であれば挿入れられただけで股が裂けて絶命するような肉の棒を、礼華の女性器は大きく広げられながらも包み込んでいた。

 

「あ゛ぅっ、あ゛っ、ぐぅ゛っ」

 

怪物は彼女の身体を大きく揺すり、より奥まで突き入れる。

彼女の身体が上下に揺さぶられると、膨張した彼女の乳房はバルンバルンと激しく暴れる。特に靭帯を引き千切られた右胸は、これでもかという激しさで上に下に動きまくっていた。支えを失った脂肪の塊が暴れると彼女の身体を強かに打ち付ける。

その光景を見ていた怪物は一度ピストン運動を中断すると彼女の腹部から手を離し、彼女の両胸の先端をそれぞれ摘まんで自身の肩の位置まで持ち上げる。

 

「ぃぎぃっ!?」

 

そうして再開された性行為は彼女に地獄のような苦痛と快感を送り込んだ。

位置的に限界まで引き上げられた彼女の乳頭は体重で下がった時に伸び切り、男根で身体が打ち上げられると圧し縮められる。その刺激で、乳首からは断続的にミルクが噴き出した。

 

そんな激しい行為が数分続き、彼女の膣奥まで深々と一物が突き入れられた時、怪物の腰が僅かに震えて大量の白濁汁を流し込まれた。

 

「っ゛…い゛っぐぅぅぅぅぅぅっ!」

 

前回よりもかなり速い射精。だが、その量や勢いは微塵も衰えておらず、一回目と変わらぬ速度で彼女の子宮を生臭い男汁で満たし、膨れさせていく。あっという間に先程と変わらぬ姿にされた礼華は肩で息をしながら俯いていた。摘まみ上げられた乳頭から濃い匂いを放つミルクを垂れ流しつつ、彼女の身体は小さく震えている。

 

「………………………」

 

「っ…………、っ! ん゛あ゛っ、待゛っ……でぇっ!?」

精を放ってから数秒、怪物は彼女の股から一物を抜く事無く抽送を再開した。

流石に身体の疲労が限界に達して、彼女の両脚はジタバタと暴れた。その一撃が怪物の太腿を強く蹴りつけた。

 

「…………………………」

 

「あ゛んっ、う゛あ゛ぁっ……、い゛ぎぃぃぃ!」

 

暴れる礼華の脚が鬱陶しかったのか、怪物は彼女の右脚を空いた手で握り締めると、力の限り引っ張った。ミチミチミチィッと音を立てて引き伸ばされる激痛に彼女は頭を左右に振りながら怪物に詫びる。

 

「ごめ゛ん゛な゛ざい゛、ごめ゛ん゛な゛ざい゛、ごめ゛ん゛な゛ざい゛ぃ。謝るっ、から……、も゛う゛じな゛いから゛ぁ、手を離じ……てぇっ!」

 

大粒の涙を溢しながら懸命に彼女は許しを請う。だが、怪物に聞く耳などあるはずも無く彼女の脚が引き千切れるまで力を入れて引っ張り続け、遂に限界が来た。

 

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛っっ!!」

 

ブチブチィッと彼女の右脚が身体から外される。正確には彼女の脚に寄生していた、“通だった生物兵器”が彼女から引き剝がされた。ただ、寄生されていた箇所を力任せに剝がされたために彼女の右脚は見るも無惨な状態となった。

化け物と同化していた皮膚は剥がれて肉が丸出しになり、体内に侵入していた無数の管が千切られて静かに揺られ、嚙みつかれていた太腿は鋭い歯によって肉が抉られて酷く出血していた。そして何よりも被害を受けたのは彼女の脳だった。化け物から伸びた管によって殆ど一体化していた彼女の脳は、強引にその接続器官を外されたことにより大きく損傷し、彼女の思考,記憶回路の大半がその機能を失った。

 

「………………」

 

脳を修復不可能なまでに傷つけられた礼華は白目をむいたまま開いた口が塞がらず、その両端から赤い血が流れ続けている。言語能力も失った今の彼女は快楽に喘ぐことも無くなり、ただただ乱暴な性行為に身体を揺さぶられるだけとなった。傍からは死体にしか見えない彼女は、それでも生きている。“生かされている”。廃人として——。

反応が無くなってしまった彼女に構うことなく、怪物は貪るように彼女の身体を揺り動かし、完全に廃人と化しても止め処なく愛液が溢れる秘部への抽送を続ける。

グショグショに濡れて乾く事の無い彼女の股へ一物を叩き付ける度に溢れた精液と愛液が混ざって辺りへ撒き散らされる飛沫となり、柔らかい尻肉と強靭な腰がぶつかり合う乾いた音が部屋中に響く。

 

「グオオォォォォォッ」

 

それから数分と経たない内に怪物は、礼華を揺する速度をどんどんと上げていく。より激しく、より深く、そしてより力強く抽送し、その時が近づいた。

が、あまりにも激しく動かし過ぎてしまったためか、それとも子宮口が緩んでしまったためか、勢いよく膣から男根を引き抜いた際に怪物のモノは彼女の女性器から出てしまう。そして狙いも定まらないまま彼女の身体を己が腰へと引き寄せた。動かしていた場所から僅かに外れた軌道を描いて、怪物の一物は彼女の菊門へと吸い込まれた。そして——、

 

ビュクビュルビュルビュクゥゥッ。

二回目までと変わらぬ勢いで精を放つ巨躯の怪物。凶暴な肉の棒から放たれた精液は瞬く間に彼女の消化管全てを逆流し、彼女の腹部全体を膨らませながら上へ上へと進み、遂には口や鼻から噴き出した。

白濁の粘液を溺れそうな量で溢れ出させながら、礼華の身体はガクガクと痙攣する。

精液が溢れたのは彼女の口や鼻からだけでなく、腹部が圧迫されたことによって子宮内に溜まっていたものも一気に噴出した。やはり子宮口が緩んでいるのか、彼女の膣の穴と同じ太さで押し出される精液は真っ直ぐ床に打ち付けられ、周囲へ飛散する。

暫く精液を吐き出した彼女の膣口からは肉厚な子宮がブルンッと顔を覗かせていた。そして残っていた白濁の汁をポタポタと垂らす。

 

「………………………」

 

三度目の射精を終えて漸く満足したのか、怪物は彼女の身体を両手から解放した。ドサッと地面に落とされた彼女は一瞬大きく震えると、再び小さな痙攣を繰り返した。

うつ伏せの状態で床に伏せている彼女の股間からジョロロロと黄色い液体が漏れ出し、いつかの時と同じ様に水溜まりが広がっていく。そして、彼女の胸から溢れる白濁の汁が黄色い水溜まりと混ざり、床に出来ている水溜まりが段々と白く濁っていく。それと同時に部屋中に漂うアンモニアの匂いに母乳の甘い香りが混ざって、欲情を煽る色香が充満していくのだった。

その一連の光景を、設置された数台のカメラが記録していた。

 

◇ ◇ ◇

 

「やっぱパワフルだな、『Ch0830-type.γ』は。ちょっとばかし打たれ弱ぇ体力してるのが難点だが、攻撃面は最強だな」

「流石は俺達の最高傑作だ。打たれ弱い部分はどうにかしたいが、それでも一撃で全身の大半を破壊されない限りは、しぶとく生きていられる。……商品としては十分だろ」

「…………そうだねぇ」

「それにしても、あれはエグいな。右脚がもうズタボロだよ」

「アイツにはお似合いの末路ではないか。どうせ、もう戦う意思も無いだろう」

「そうだねぇ。みっともないねぇ」

「……そう言えばお前、回収した“新商品”はどうしたんだよ。それに脱走した商品なんて一つも無かったぞ」

「そうだねぇ……」

「…………おい、様子がおかしいぞ。どうした」

「そ…うだ…………、ねぇぇ」

「っ!?」

 

何やら変な様子の仲間に男の一人が手をかけようとした瞬間、けたたましく施設内のブザーが鳴り出して赤色ランプが点滅する。ふとモニターに視線を戻すと、礼華の身体が投げ捨てられている部屋には既に“最高傑作”がいなくなっていた。そして、施設のあらゆる場所から爆発音が響いてくる。

 

「何だっ!? 何が起こっているんだ!?」

「おいっ。これはどうなって——」

 

「お゛え゛ぇぇぇぇっ」

 

男達は突然の異常事態に混乱し、普段と様子の違う仲間に呼びかける。すると、その仲間は体をそのままに首だけが後ろを向いて発狂した。それと同時に口から細い蛸のような触手が何本も這い出て来た。男は衝撃的な光景を目の当たりにして「ひっ」と小さく声を出して僅かに後退る。

仲間の口内——その奥から姿を現した“そいつ”は、ベトベトの粘液を纏って床へ這い出てくると、口と思わしき器官から何かを吐き出した。——それは心臓だった。脈動しているはずの臓物は静かに床を転がって壁にぶつかって止まる。

 

「ひっ、ひぃぃぃぃ!」

男の一人はパニックに陥ってしまい青ざめた顔で、ガタガタと体を震わせていた。

 

「くそっ」

そんな異常事態の中にあっても以外と冷静であった男は腰のホルスターから拳銃を抜き取って構え、目の前の生物兵器に銃口を向ける。大切な商品には疵を付けたくなかったのだが、仲間が既に一人殺されている時点でそれは商品ではなくなった。迷わず引き金に指をかけたその時、生物兵器が消えた。

否、消えたように見えるくらい素早く跳躍した。そしてその進行方向には体を震わせて怯えている男の姿が——。

 

「っ、んぐうぅぅぅっ!?」

 

男の顔面に張り付いた生物兵器はグジュグジュと音を立てて何かをし始めた。

銃を構えた男はすぐさまに再び狙いを生物兵器に向け、引き金を引く。乾いた音が数回部屋に響いて、鉄塊の先端から硝煙が上る。

だが、放たれた数発の銃弾が生物兵器に命中することは無かった。弾丸が生物兵器に直撃するその寸前に男の体を回転させ、彼の後頭部を盾にして防いだのだ。

そうして生物兵器に喰いつかれた男は後頭部に穿たれた穴から鮮血を流して、直立不動のまま左右に上半身を揺さぶらせる。その際にチュルチュルと気味の悪い音が聞こえ、男の脳裏に嫌な想像が過る。

 

「っ!」

 

暫くして解放された仲間の顔は目を背けたくなるような惨状になっていた。顔の殆どが溶けて無くなり、赤い血に染まった肉や骨が露出しており、吸い出されたのであろう彼の脳みその残りは液状になって零れている。

あまりに悲惨な光景に後退りながら銃へ弾薬を補充していると、生物兵器を口から吐き出した仲間の死体が独りでに大きく震えた。そして次の瞬間、腹部が縦に大きく裂けて血の雨が降り注いだ。部屋中を赤く汚しながら体内から出て来たのは小さくも人型を保った、新たな生物兵器であった。

残った男には見覚えが無いが、その姿は間違い無く礼華の胎内から産まれた生物兵器そのものだった。ただ、産まれたばかりの時から数時間しか経っていないのに、一回り以上も大きく成長している。

その生物兵器は触手の化け物を肩に乗せて男の方に身体を向け、ジリジリと歩み寄る。その全身から滲み出る殺意は、男に恐怖心を抱かせるには十分過ぎる程であった。

 

「…………畜生」

 

銃のリロードを終えた男は生物兵器に背を向けて駆け出し、扉を開けて部屋から脱出して鍵を閉めると逃げ出した。外部の仲間に応援を呼び掛けて、この被害を最小限に抑える必要があるのだ。——幸か不幸か、生物兵器達の性能は十分であることがこの事件で嫌になる程理解させられた。

後はこれらを売り捌ける状況まで持ち直せれば、それだけで隣国やそこの武装組織から莫大な金額が手に入る。遊んで暮らせる生活は、もうすぐそこまで近づいている——。

 

携帯電話を取り出して、走りながらある番号を呼び出そうとした男は、曲がり角を曲がった所で前方にある“何か”に衝突して尻餅をついた。

 

「くっ……痛ぇな——」

 

目を上げると、そこには彼らの“最高傑作”である『Ch0830-type.γ』の背中があった。

男の目の前で壁のように聳える巨大な生物兵器は、ゆっくりと振り向いて足下にいる男に目を向ける。その表情からは凡そ心情というものが窺えず、ただ無表情に殺意を滲ませて立っていた。

男は「今は勝てない」と判断すると、すぐに立ち上がって来た道を帰るように走り出す。ただただ闇雲に、安全な場所を目指して施設内を奔走する。が、大きな足音が聞こえて来たかと思うと——。

 

グシャッ、と赤い飛沫を床や壁,天井に撒き散らして男の頭部が一瞬にして潰れる。彼の頭があった場所には、思いっきり振り抜かれた太い腕があった。

体の命令器官を拳で潰された胴体は生前の勢いのまま僅かに走ると、力なく倒れ込んだ。首から先が無くなった男の断面からは赤い液体が水溜まりを広げていた。

そこにゆっくりと歩いて来た小柄な生物兵器は、男の断面から肉体を貪り始める。グチャグチャ、バキバキと骨も噛み砕いて血肉を咀嚼すると、その姿をグニャグニャと変える。——生前の男そっくりに。

そして、床に落ちて画面の割れた携帯電話を拾い上げるとスクリーンを器用に操作して、それに話しかける。

 

「……俺だ。緊急事態が起きた、すぐに応援を頼む」

 

それだけ言うと通話を切って、先程食した血肉を吐き出して姿を元に戻す。吐き出された血肉は最早原型を留めておらず、元が何であったのかを見ただけで理解できる存在はもういないだろう。

小柄の生物兵器は肩に相棒を乗せたまま、振り返って来た道を戻って行った。

 

その光景を巨躯の怪物——『Ch0830-type.γ』は黙って見ていた。

 

◇ ◇ ◇

 

それから暫くして、湾岸沿いの倉庫から少し離れた廃墟は崩壊。立ち入り禁止区域に設定された。と言うのも、その場所から姿形の異なる化け物が現れるという事件が多発し、死傷者は数百人にも上った。国の自衛隊や、他国の軍隊がそれらの駆除に尽力した結果、凶暴な化け物の掃討が完了した。

そしてそれと同時に、数ヶ月程前に頻発していた行方不明事件に関わっていたとされる海外の犯罪組織の逮捕にも成功した。民間人を誘拐して、非人道的な生物実験を執り行っていた研究者やその実験の関係者は取り調べの後、然るべき判決を下されたのだった。

——しかし、生物兵器の全てが全てを処分できたわけではなかった。

何体かは精鋭部隊をいくつも返り討ちにし、周辺を巻き込んだ大規模な作戦を刊行したにも拘わらず、平然と存在していた。これ以上は核兵器の使用も考えられた、そのあまりの不死性には国も遂に諦め、立ち入り禁止区域として隔離することにしたのだ。

 

 

 

事件から幾年が過ぎた、夏の夜。

草木が生い茂り、手入れがされることは永遠に無い無人の土地。いつしかそこには幽霊が棲み付いていると噂されるようになった。

両腕のみの霊が女性の身体を這いずっている。四肢から気色悪い触手を生やし、首が無い人の胴体が跋扈している。蛸のような化け物を肩に乗せた子どもが走り回っている。

——そして、人とは思えない程に大きい胸を垂らした金髪の女性の霊が、岩に腰かけて乳を搾っている。淫靡で艶やかな光景とは裏腹に、その目撃者達は口を揃えて「言いようもない恐ろしさを感じた」と言うのだった。

 

 

ムワッとした熱帯夜に涼やかな風が通り抜ける。

青白く光る月の下、幽霊の噂は今日も絶えない。

 

~完~

 

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