七海建人「私の黒閃記録は53万です」 作:天間緑茶
七海さんからこの一年あらゆる事を教わった。戦い方、呪力の扱い方、呪術の可能性、歴史、呪術界の在り方と立ち回り方。中でも里香の事については初志を忘れてしまったが、だから何だと思わせてくれた事に感謝している。
同じく秘匿死刑とされてしまった虎杖悠仁は七海さんからそこまでアプローチが無い事にも少し安心している。最初から特級で有能な僕とは比べられないのは仕方ない。七海さんの言う事を聞いて入れば間違いないのだから、七海さんが上に立てばと思うが上の連中や御三家の連中がいるので目立つ事はやりたくないらしい。
五条先生も上の連中を殺したいと言っているが、呪術界のバランスを考えて殺さないらしい。今の僕なら全員殺せるし、パンダの様な呪骸や無移転変で術師を生み出してしまえばバランスも用意だ。
「ゆーうた!」
僕が指導者になろうとは思わない。でも里香が呪いの女王ならば宿儺を殺して呪いの王くらいにはなっても良いかも知れない。この愛する里香ともう一度会えるとは……世界は残酷で正しさだけでは救われないと知ってしまった。
里香の姿はあの時の幼い頃のままだ。願わくば里香と一緒に年を重ねて共に在れたなら幸せだったがこれ以上は贅沢だ。
『じゃあ僕らはずーっとずーっと一緒だね』
幼き頃の忘れられない約束は一度はトラウマとなり僕の心に大きな楔を打った。そのトラウマという楔を今宵断ち切る。
「里香ちゃん、愛してる」
「私も」
里香の色気のないワンピースを脱がす。未成熟な体ながらも昔から里香はどことなく仕草や表情に色気があった。起伏の少ない身体を覆う下着はチープなデザインをしていて子供っぽいが、その背徳感が僕をさらに興奮させる。
どんな形でも里香は里香だ。呪霊形態でも勿論別ベクトルで興奮する事はできる。だが普通の人間の姿とは神々しく艶かしい。僕は王道も征く。
「ハァ、ハァ」
里香の下着を脱がせると膨らみかけの乳房がツンと主張し、視線を釘付けにされる。下を脱がせると無毛の渓谷がしっとりと迎え入れる。
「里香ばっかり恥ずかしいよ。憂太も脱いで……」
いつのまにか身長差も大きくなり、里香が手をかけるシャツの第2ボタンは視線よりも高い位置にあり自然と上目遣いになる。腰まで伸びた髪の先には小ぶりの尻が主張してくるのをみて勃起した。
ガチガチになった股間を避けズボンと下着を下ろされると里香はいつも通り即尺で口に頬張る。いつもと違うのは限界まで入れても里香の小さく口には全部収まらない。
ちゅぱ。
「憂太のおっきい♡」
愛している。全部、全部。力はいらない身に任せてしまおう。
「ん、ちゅぅ……はぁ……んっぢゅぅれろっじゅれろぉ…」
舌の使い方はまだまだ慣れないのか拙い。しかし刺激の求める通路やストローク感覚は熟知しているからか完璧だ。しかし、このまま攻められ続けるといつも通りに発射してしまう。
幼い里香の顔を白濁に犯したいが本能が求める行為の趣旨とは異なる。
「ちょっと、ゆうた」
舐めている里香の口から逸物を引き離し、彼女の顎を引き口付けをする。お互いに頭に手を回して髪をたくし上げ締め付け存在を感じ合う。
誰かに触れられたこともない里香の陰部は狭く閉ざされ指一本でもきついくらいだった。
「憂太の入るかなぁ?でも無理矢理でもいいよ♡」
「里香アアアア!」
里香をもう一度強く抱きしめて、その後に容赦なく腰を動かす。僕の心が里香の存在で満ちる。
小さすぎる存在をこじ開ける権利は僕以外に持っていない。脂質のない華奢な里香のお腹に手を押し付けて彼女の中にある自分を感じる。
「ああっあっんああッ、はぁぁぁぁ……っんっ、はぁ……ッ!」
この苦悶も胎動も全部、全部、僕だけだ。柔らかく蕩けた性器へと容赦のない挿入を行う腰遣いから出る細い嬌声を耳にする。
「やぁ、らめぇ…っひっ…!!ああぁっ♡んんん…っ!ひ…っ!♡やら、あぁッ♡おくッや゛めてぇ!」
出す!出す!里香の奥に、一番大事なところに出す!
「も、らめ…ッ♡♡す、き゛ッ…♡♡♡すき、すきぃッ♡♡あッ…イ…くぅうう♡♡♡」
僕も、僕も……!白閃。
乙骨と折本里香の逢瀬は一晩中続いた。
親しき中にも礼儀ありたがこれほどの愛の結び合い。こちらも抜かねば無作法と言うもの。
「今日はこれでいいか」
カメラを通して姦通ロリとヘコヘコと腰を振る少年少女の交わりを定点カメラ越しに目にする。
『憂太ぁ、もっと!』
無尽蔵の呪力の成せる技か……無駄撃ちをして賢者になったので接続を切る。
その夜、1人の容疑者によって負傷した高校教師が呪力の毒によって死亡した。