七海建人「私の黒閃記録は53万です」 作:天間緑茶
ロリコン男との生活が始まった。最初は嫌悪感に塗れていたが、肉体も精神も慣れて何も感じること無く麻痺して来ていた。何も感じないと言うのは心の方で身体の方は徐々に開発されているが、それは受け入れたくはない。
修行の方は余り順調とは言い難いが、実践が多いため経験値としては実家のクソどもとやるよりは遥かに良い。最初こそメガネをしないと呪霊を感じられなかったが、七海考案の呪力弾避けで真依と私を同時に成長させる手腕はさすが一級と言ったところだ。
七海は七海で五条悟を超えるという無謀な計画を諦めていないし、夜の修行もより過激な物が増えている。コスプレにマットに放尿にエネマグラにとなんでもごされだが、通常の行為は未だに行われていない。
視覚、聴覚、味覚、触覚、そして嗅覚。あらゆる五感を強化され敏感になっていく一方で、呪霊に対しての感知力も上がって行った。私の感度は常人の3000倍にはなっているだろう。その為か、七海への違和感が簡単にわかる様になっていた。
違和感がある日とない日では、そのなんというか味が違うのだ。そして嗅覚が警鐘を鳴らした時私は完全に理解したために七海に問い詰めた。
「てめえ、私らにあんな事しておいて他に女作ってるだろ!」
そう、女の匂いだ。香水でもシャンプーなど香料の匂いではない。女から分泌されるピリジンを含まれる僅かな刺激臭がわかるのだ。私が問い詰めると真依少し悲しい表情をするが空かさず七海へ強くしがみ付いた。
「成程、嫉妬ですか」
七海はニヒルな笑みを浮かべで真依抱き寄せると私にも手を伸ばしてくる。
「おい」
七海のいつもの手口だ。何かあると平等に私を右手、真依を左手で抱き寄せる。そんなただ温もりを強要する行為からどうにも逃れられない呪いに掛かっている。
今日は嫌な匂いはしないから安心して包まれて居られる。
「真希がこうなったからにはそろそろ頃合いですね」
「いつまで待たせるんだか、私はとっくにしたかったのに」
「何の話だ」
「何ってSEXですよ。今までは所詮前戯、真希さんが嫌悪感を持っていたら魂を曝け出せないでしょう?それならば一番いい感じになるまで焦らして溜める」
そう言うと情緒もなく七海と真依は各自脱ぎ出した。硬直した私に対して2人は仕方がないとばかりに脱衣補助をしてひん剥かれる。接吻や口淫を軽くすると私を右脇に抱え乳首を舐めさせると真依へ先に挿入していた。
「あっ、あん建人ぉ!」
真依が夢中になって七海の腰に足を蛙足で挟み込むと私は脇から追い出され、悔しさから七海の背中から覆いかぶさって首筋に吸い付く。
びちゃぴちゃと水音がピストンすると、次第に肉を打ちつけた音が木霊する。
私は首と肩の隙間から気持ちよさそうにする真依の見てより強く七海へ吸い付いた。
「いきます。真依さんもいっしょに!」
「ぁあ、やだぁ!建人ぉ!もっともっとしたい!」
したいじゃねーよ。私を無視して置いて行く真依を見て腹が立って来ていた。七海も七海だ。なぜ姉の私ではなく真依が先なのか。私はこの後の仕返しとばかりに行く直前の七海の尻の穴を責める。
「ほわぉ、真希それは!」
「今は真希じゃくて私だけ見て!」
どうだ、真依おまえは私の*責めに負けたんだ。七海もこの後自分の*とキスしてな。
「(イケ、早くイケ!)」
「真依さん、真依さん」
「ンぁ、ぁん!ゃっ、むりむりむり!来る、きちゃぅ!イ!」
------との誤差0.000001秒以内に呪力が衝突した瞬間 空間は歪み。魂は白く光る。
白閃。
「おや、真希さんも少し逝ってましたか?否定しても無駄ですよ。2人に挟まれていたからわかるんです。魂の揺らめきが、貴方の思いも……次は真希さんですよ来なさい」
真依の中へ押し付けていた陰茎を抜くと、撓む事なく隆起してそのまま私の下腹部へと押し当てられる。粘性を纏ったそれは今にもどこかに入りたそうに私の肉体をなぞり這い回る。
それだけで私の陰部は水滴を滴らせ、餌を待つ我慢の効かない犬の様に口を開く。添えられ陰核を押されるだけで私は背中をのけ反らせる。早く、もっと深い所に来て欲しい。
何度も触り舐めたそれは私の中に侵入してくると、味も形も全てが脳内で再現され、全身でわかる。真依から薄目で視線を感じるとお互い感覚が共有化される。3000倍×双子パワーで2倍の感度6000倍。その全てがフィードバックされる。
動かれるだけでイク。魂がイク。
「こ、これは……ひどい顔ですね」
あれだけ普段凛としていた顔が維持できていないのだろう。七海はニヒルな笑みを引き攣らせ、夢中に腰を動かす。
そこから先は記憶がない。
気が付いたら朝日を通り越して昼下がりになっていた。どうやら一晩中盛っていたらしい。ベタついた不快な体をシャワーで流して、昼食を作る。七海も真依もモーニングの様にコーヒーを飲んで休日を優雅に過ごしていると、玄関先で止まる足音に気がつく。
ピンポーンとインターホンが鳴ると真依に出てもらう。
来客なのか、家の中に人が入って来る人物を見るとそこには私達以外双子が居た。
「「今日からここに住むので、宜しくお願いしまーす」」
「は?」
二組の双子がここに集結した。
「これからは真希真依、ミミナナだけでなく姉姉、いもいも、別姉妹に4食丼になりますが、まぁ問題ないでしょう。皆さん仲良くしましょう」
問題しかねえ。