LはLでも違うL 作:かまぼこ板
──バンビエッタ・バスターバインに彼氏ができた。
そんな噂がまことしやかに囁かれ始めたのは、つい最近のことだ。最初こそ笑って流す者が多かったが、今では疑う者など1人としていない。そして噂の中心であるバンビエッタの部下達の間では、その彼氏に対する認識が見事に二分していた。
即ち、「バンビエッタ様の悪癖が収まって良かった、マジありがとう」派と「あのバンビエッタ様の恋人とか羨まし過ぎるぞこの野郎」派である。
少し前からバンビエッタの歪んだ性癖が鳴りを潜めていたのは、単に彼氏の事で頭が一杯になっていたからだ。もし彼氏の存在がなければ、今でも配下の男達が1人、また1人と数を減らしていたことだろう。
当然配下の滅却師達もあの状況を良しとはしていなかった。だが同時に、星十字騎士団の一員たるバンビエッタの行動に口を出すなどという無謀極まりない真似をする勇気も、誰にもなかったのだ。
だからバンビエッタの配下達は大部分が「ありがとう」派なのが実状だ。「この野郎」派は配下に加わって日の浅い者達である事が伺える。
一方、その当人であるバンビエッタの彼氏──マキナ・ゲートヴェインはというと……
「んッ、んッ♥…はァ…ッ♥──こら、動くんじゃないわよ」
「そっ、んな事言われたって…!」
「ふふッ♥もうすっかりクセになってきたんじゃない?チンポの反応で分かるわよ。あんた、あたしにフェラされる前からバキバキにしてたものね♥」
「それは…ッ、あんな事されたら嫌でも勃つって…!」
こうしてバンビエッタとマキナが淫行に耽る前──ほんの数分前のことだ。廊下で部下と仕事の話をするマキナを発見したバンビエッタは、ちょうど部下からは見えない位置でマキナを誘惑してきた。
具体的には、クチュクチュと自身の唾液を絡ませた舌をべぇ、と出すだけ。行動としてはシンプルなものだった。しかしそれをやったのがバンビエッタとなれば、齎す効果は絶大だ。赤ピンクの柔らかそうな舌を、ローションなのではと思う程トロリとした唾液が艶かしく飾る。口蓋と舌の間に渡される銀色の糸。何かを舐る様にレロレロと動くバンビエッタの舌。
熱を帯びつつも悪戯っぽい視線で「付いてこい」と言われたマキナは、断れば何をされるかわからない、と渋々ながら彼女の部屋に赴き、扉を閉めるなり壁に押さえつけられて唇を貪られた。
以前とは違い、開幕から全力──唇に吸い付かれたかと思えば、力強くねじ込まれたバンビエッタの舌に自らのソレを一瞬で絡め取られ、なすがままにしゃぶり尽くされる。
互いの唾液を混ぜ合わせるかのように舌同士が絡み合う淫靡な音と、間近に迫ったバンビエッタの美貌、そして時折漏れ聞こえてくる甘い息遣い──それら全てを一身に受けたマキナの体はあっという間に興奮状態に陥り、股間に押し当てた太腿に硬い感触を感じたバンビエッタは、狙い通り、とでも言いたげな
そのままあれよあれよとズボンを脱がされ、すっかり出来上がった肉棒をじっくりと舐られ──
「──んッ、んッ、んァッ♥あン…ッ…あぁソコ、これイイ…ッ♥」
すっかり腰を抜かされ壁際に崩れ落ちたマキナの上に跨ったバンビエッタは、熱く潤った蜜壷で彼の肉棒を飲み込み、対面座位で腰を振っていた。
「ンぅ…やっぱこのチンポ最高♥今までのどのチンポより気持ちいい…ッ♥──アンタはどう……って、こないだまで童貞だったアンタじゃ…ァ…分かんないわよねッ♥──いい?このチンポはあたしのモノなんだから、他の奴とヤッたりしたらタダじゃ置かないわよ…んっ…あんたは、あたしのマンコの味だけ知ってればいい…のッッッ♥」
トドメとばかりにバンビエッタが強く腰を打ち下ろすと、膣肉が一層強く収縮し、マキナの肉棒を強く締め上げる。熱く蕩けた肉ヒダに敏感な部分を刺激され、マキナはバンビエッタの膣内に勢いよく精液を吐き出した。
「あぁ、
うっとりとした表情で、絶頂の余韻に震えるマキナの頭を撫でさする。
「ほら、もう1回ヤるわよ♥」
「あのさ…ここんトコ毎日じゃん。しかも1日最低3回連続でシてるし…ちょっとこっちの身が…」
「はぁ…?アンタに拒否権なんか無いんだけど」
「や、ホントお願いします…いくらお前が可愛いからって、こっちの性欲も無限ってわけじゃないんだ。せめて一旦休憩を…」
日頃の傍若無人っぷりを思えば聞き入れて貰えるか望み薄だったが、意外にもバンビエッタはこれを承諾──見るからに不承不承、という顔ではあったものの──シャワー休憩の運びとなったのだが…
「…え、何でお前も脱いでんの」
「そっちこそ何驚いてんのよ。服着たままシャワー浴びるわけないでしょ」
「いやそうじゃなく。まさか一緒に入る気か?」
「当然でしょ──」
ストン、とスカートを脱いだバンビエッタは、そのまま軍服もひと思いに脱ぎ捨てる。
「別に今更恥ずかしがる事ないじゃない。何回あたしに犯されたと思ってるわけ?」
「…まぁ、そっちが良いなら良いけど…」
お互い一糸纏わぬ姿で風呂場へ向かう。ロクな明かりも点けず行為に耽っていたせいで、風呂場の照明の眩しさに目を細めたマキナは、次の瞬間飛び込んできたバンビエッタの肢体から目を離せなくなっていた。
スラリとしていながらも肉付きのいい脚、健康的に絞られた腰周り、そして何より目を引く──何物にも覆い隠されていない──豊満な乳房。
「ん?…あぁ、そう言えばちゃんと見るの初めてだったわね。どう?あたしのカ・ラ・ダ♥…って、聞くまでもないか──」
歩く度にたぷん、と胸を揺らしながら、躙り寄るように迫るバンビエッタ。やがてゼロ距離まで近づくと、白い手がマキナのモノに伸びた。
「それで?あたしは別にいいけど…休憩、する…?」
「ッ…──!」
気付けば、バンビエッタを壁に押しやっていた。正面から片足を抱え上げ、広げられた肉壺に自らの肉棒を挿入する。未だ熱を保ったままだった彼女の膣は、待ちかねていたように濡れたヒダを絡みつかせてマキナを歓迎した。その快感に堪らずマキナは腰を動かし始める。
「んん…ッ、やっぱりまだデキるじゃない♥口じゃあんなこと言って…ぁッ…本当はもっとあたしとヤりたかったんでしょ…♥」
「ッ…あぁそうだよ!こんな可愛い女がエロい身体で誘惑してきたら…我慢なんて出来るわけないだろ…ッ!」
「かわ──へ、へぇ?ちゃんと分かってるじゃない。その調子で、もっとあたしに夢中に──」
ふと、マキナの腰が動きを止める。
「ちょっと…何してんのよ…」
「…今、マンコが明らかに反応した」
「は、はぁ?そ…そりゃセックスしてるんだから当たり前──」
「──可愛い」
耳元で囁かれ、バンビエッタはピクンと身体を震わせる。同時に肉棒を飲み込む膣がキュン、と反応を示した。
「…へぇ?」
「な、何よォ…!」
にやりと笑みを浮かべたマキナは、一層バンビエッタに身を寄せる。肉棒が更に奥へと突き入れられ、最奥へ達した。
「お゛ッ…!?♥…ちょ…と、待っ──!」
「感じてるバンビエッタ、可愛い…」
「ひッ…♥それダメ…耳元、ォ…♥しながら奥は…ぁッ♥」
口ではダメと言いながらも、身体はそうは言っていない。マキナはバンビエッタの耳元でしきりに愛の言葉を囁きながら、彼女の弱点である子宮口を重点的に責め続けた。
「あ゛ぁっ♥そこダメェ…ッ♥おく…ぅ♥おぐぅ…っ…ズンズンしないれ──らめぇ…ッ♥♥♥」
「本当に止めて欲しい?」
「んぅッ…やだ…ぁッ…♥やめ…ないでッ♥もっと…もっとぉ…ォ゛ッ♥」
お望み通りピストンを続けながら、すっかり快楽に蕩けきったバンビエッタの唇を味わう。空いた手はピストンの度に淫らに弾む乳房へ伸び、しっとり柔らかくもハリのある感触を堪能した。
「んっ、んぶっ、んぅ~~ッ♥──ぷァ…あ♥あんッ、あ゛ッ、アア゛ッ♥」
嬌声は次第に濁った下品なものへと変わっていき、それがまたマキナの興奮を後押しする。
バンビエッタは自分でも気付かない内に、自分からマキナを求めるようになっていた。子宮口を突き上げられる快感に悶えながら、口の隙間から唾液が垂れる程の激しいディープキスをねだり、もっと強く揉みしだいてとばかりにマキナの手を胸へ押し付ける。
「あんッ♥んッ♥ぅん…んッ♥んぁんッ♥──ア゛ッ♥おぉッ、ア゛ァ~♥ハァ゛ッ♥ン゛ッ…も、イク…イグぅ…♥♥♥」
「あぁ…ッ、俺も……出すぞッ!」
「だひてッ♥なかっ♥なかにきて♥せーしちょうらい…ッ!♥♥」
ラストスパートをかけたマキナの腰が、一際強く打ち付けられる──それを最後に、マキナとバンビエッタは同時に絶頂を迎えた。
「くひィッ!?♥♥♥…ァ…っグ…ッてる…ゥ…ッッ!♥♥♥」
最上の快楽にビクンビクンと痙攣しながら、バンビエッタは荒い息をつく。普段なら、バンビエッタを一度イカせれば取り敢えず終わりなのだが…
「…バンビエッタ」
「へ…?」
「…誘ってきたのはそっちだ。責任とってもらうぞ」
「ちょ、待っ──んァッ♥♥♥」
余程興奮しているらしいマキナのモノは、未だに収まらないまま。最近の仕返しの意味も込めて、マキナはもう一度バンビエッタに挿入した。
そこからはもう、場所も時間も気にせず求め合うだけだった。
例えば、食事を取るテーブルの上で──
「──ア゛っ、はっ♥そこ、ソコ…ォ゛…ソレ好きィ…♥もっと、もっと来て♥♥♥──ンぁん!おっぱいもォ…もっと強く吸って♥♥♥」
例えば、身だしなみを整える鏡台の前で──
「はっ、はっ…あぁ~、イイ♥後ろから突かれるの、好きィ♥…ねぇもっと♥もっと激しく──んオ゛ォッ!?♥…オぉ…また奥…ぅ゛…♥──ぁん、あっ、あ゛、ア゛…~~ッ!!!♥…ッソレらめ…奥パンパンらめ…ェ♥♥♥ア゛ァ~♥」
そして、ベッドの上で──
「んっ、んっ、ちゅぶっ♥ちゅっ、ぢゅうううッッ♥──っぷはぁ♥…好き♥すきすき♥ねぇすきって言って?もっとマンコ締めるから♥もっとおっぱい揺らして興奮させるからぁ♥いっぱいあたしで興奮して、もっとナカでチンポおっきくして♥♥♥」
正常位で抱き合いながら、甘い声で更なる快楽をねだるバンビエッタ。自分上位だった最初の姿は見る影もなく、今やマキナの齎す快感にすっかり服従状態だった。
尤も、夢中という点ではマキナも同様であり、外見相応の可愛らしい生娘のような反応をするバンビエッタの事しか見えなくなっていた。
「ア゛ッ♥おぉッ、ア゛ァ~♥ハァ゛ッ♥ン゛ッ…お゛ッ♥オ゛オ゛オ゛ぉ…ッ♥♥♥」
「ッ…も、出る…!」
「イって♥
手足でマキナの身体をしっかりと捕まえ、所謂だいしゅきホールド状態になったバンビエッタ。そんな彼女の膣肉は急かすようにマキナの肉棒に絡みつき、扱きあげる。散々責められて降りてきた子宮口すらも亀頭に吸い付いてくるようだ。
「オ゛ぉッ…これやっば──ック、イクイクイク…イッッッグううううう!♥♥♥」
バンビエッタの肉壺全体──子宮口までもが一斉に収縮し、肉棒に吸い付く。亀頭から根元の部分全体にかけて無数のミミズが這い回るかのような感覚──次の瞬間、マキナは溜まっていた劣情を全て吐き出していた。
射精に合わせて震える肉棒と、それに反応して小さく喘ぎながらこちらも身体をビクつかせるバンビエッタ。同時に絶頂に達したことも手伝い、その様は2人の間に多幸感と一体感を齎した。
「はぁ…はぁ…──も、無理…」
バンビエッタから己を引き抜いたマキナは、力尽きたようにベッドに寝転がる。
ボーッと天井を見上げていると、隣で息を整えたらしいバンビエッタがくっついてくる。
「…ちょーし乗んないでよね。今のは…たまにはあんたの好きにさせたげよう、っていうあたしの慈悲なんだから」
疲れた頭でどう答えようかと考えていると、先にバンビエッタの言葉が続いた。
「でも、まぁ──気持ちよかったわ…多分、今まででいちばん」
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆
翌日から、バンビエッタ・バスターバインの素行が少しだけ大人しくなった──と、
同時に、数日前までバンビエッタから逃げ続けていたマキナは、彼女と一緒にいる時間が増えたとのこと。
何気ない会話をしながら
「──へぇ。バンビの奴、マジでマキナとデキてんだ…ちょっとイタズラ、してやろっかなぁ」
バンビちゃんは普段強気責めだけど、セックスの気持ちよさで言えば受けの方が満足出来るタイプだと思います。異論は認める。