LはLでも違うL 作:かまぼこ板
「──いつまでむくれてんだよ」
「当然じゃない。何でこのあたしが書類仕事なんかしなきゃなんないのよ」
「いやそれこそ当然だろうに…今まで仕事溜めてたツケだろ、恨むなら過去の自分を恨めよ」
「…ねぇマキナ。今日暇?」
「暇だけど手伝わないぞ。この暇は俺が毎日コツコツ自分の仕事を片付けて手に入れた暇だ」
「何でよ!?彼女のあたしが困ってるんだから助けてくれたっていいじゃない!真面目ぶってんじゃないわよあたしで童貞捨てたくせに!」
「手伝ったらどうせ俺が全部やることになるんだろうが!あとそれ今関係ないし、俺は至って真面目に仕事してますゥ!──ほら、愚痴ってる暇があるならとっとと片付けちゃいなさい!サボったらハッシュヴァルトにチクるよ!」
れっきとした上官であるハッシュヴァルト相手でも反抗的な態度を崩さないバンビエッタではあるが、このままゴネ続けた結果彼の小言を延々と聞かされるよりも、マキナの言う通りとっとと仕事を片付けてしまった方がまだマシか、と考える程度には学びを得ていたらしく、心底めんどくさそうなオーラを背中から発しつつ仕事場へ向かっていった。
「はぁ…さて、今日は何すっかねぇ…」
最近現世から取り寄せた漫画を読み切ってしまうのもいいかと思い、自室へ足を向けたマキナだったが…
「──むぐッ!?」
振り向いてすぐに、何か柔らかく大きなものにぶつかってしまう。たたらを踏んで後ずさるマキナだったが、何者かに肩を掴まれ、そのまま前に引き戻される──弾力に富んだ柔らかな感触が顔いっぱいに広がった。
「──なぁマキナ。暇ならアタシに付き合えよ」
「そ、その声…キャンディスか…?」
「お、正解!気づいてくれるとか嬉しいじゃん」
解放されたマキナの前にいたのは、派手に改造して露出の多くなった軍服──最早軍服と言っていいものか怪しいが──に身を包む女性滅却師、キャンディス・キャットニップ。
彼女もバンビエッタやマキナ同様
「同僚だし、普通気づくと思うけどな…で、何か用か?」
「だから、暇なら付き合えって言ってんの。アンタにゃ聞きたいこともあるし?」
「はあ…まぁ別にいいけど」
「オッケー、じゃあアタシの部屋行こうぜ」
共用スペースでも、マキナの部屋でもなく、キャンディスの部屋に呼ばれた時点でそこはかとなく嫌な予感は過ぎったものの、彼女はバンビエッタ程傍若無人な訳ではない、ちゃんと話せば分かる人間だ。大丈夫だろう、とマキナは彼女の後についていった。
果たして、キャンディスの部屋に到着したマキナは、開口一番ベッドへ連れて行かれる。またも嫌な予感が先程よりハッキリと脳裏を過った。
「んじゃ、服脱いで
「…あの、何する気だ?」
「んー?マッサージだよ。バンビの我侭に付き合わされるの、結構クるだろ?一応、アタシもアイツの配下って事になってるし、最近バンビちょっと大人しくなったし、そのお礼的な」
「お礼、ねぇ…」
彼女を始め、星十字騎士団に所属する女性滅却師は全員「バンビーズ」というバンビエッタのチームに半ば強制的に加入させられており、最近までバンビエッタの傍若無人っぷりに辟易とさせられていたようだ。その気持ちは彼女とつるむようになって日の浅いマキナとしてもよく分かる。
洗面台を漁って戻ってきたキャンディスの手には、マキナには正体不明な液体の入ったボトルが数本。今しがたの言葉と照らし合わせるならマッサージオイルか何かだろうか。
「ほら、とっとと脱げよ。何も全部って訳じゃねーし、上だけでいいからさ」
まぁ上だけなら…と軍服を脱いだマキナは、上裸状態でベッドにうつ伏せになる。
「それじゃ首とか腕痛ぇだろ、枕使えって」
「…分かった」
日頃彼女が使うものだからと遠慮したのだが、キャンディスに言われた通り、枕に頭を乗せる──すると、仄かに甘い匂いが鼻を擽った。
「っし、じゃあ始めるよ。まずは普通に──」
マキナの身体を跨ぐようにベッドに上ったキャンディスは、手始めに肩へ手を伸ばす。
「…うっわ、結構凝ってんなぁ。辛かったんじゃない?」
「あー、まぁ最近デスクワーク系纏めてやっつけたからなぁ…」
基本仕事は後回しにせずやれる時に片付けてしまう質のマキナだが、特にここ最近はバンビエッタに振り回される事が多かった。1日中彼女と一緒にいる事も増え、仕事をやっつける為の時間を作るのも一苦労だ。
「肩だけじゃなくて腰とか背中もバキバキじゃん。こうなったら──」
キャンディスは一度手を離してから、もう一度肩に手を伸ばす。すると、先程とは違いビリビリとした感覚が走った。
「うぉ…っ!?」
「あ、ワリ。痛かった?」
「いや、ビックリしただけ…そっか、便利だなその能力」
キャンディスが与えられた
微弱な電流を流しながら、キャンディスはマキナの身体を揉み解していく。
「どうよ?」
「あ~…いい感じ。キャンディスマッサージ上手いな」
「そ、そう?嬉しい事言ってくれるじゃん──よし、んじゃここからはオイル使うから。一瞬冷てぇかもしんないけど、動くなよー…」
チャプチャプという水音と共に、背中にポタポタと液体が滴る。キャンディスはそれをゆっくり塗り広げながら、オイルマッサージに入った。
先程とは違い、撫でるような手つきで行われる施術。オイルマッサージを初めて受けるマキナはリンパだのについては皆目分からないが、やはりキャンディスの腕が良いのだろう。使用しているオイルの香りと、顔を埋める枕のいい匂いも相まって、すっかりリラックス状態で彼女に身を任せていた。
「…マキナってさー、結構肌綺麗だよな」
「ん…そうか?」
「うん、顔も結構いい感じ。可愛い寄りだけどイケメンだし…ぶっちゃけ結構アタシ好み」
「ほ~ん…そうか…──ん?」
生返事を返したマキナは、ふと背中に柔らかい感触と不自然な重みを感じた。これはまるで、後ろから伸し掛られているかのような…
「…キャンディス?」
「…なぁマキナ。こんなに疲れ溜まってたのって、ホントに仕事が理由?」
「…そう言ったはず、ですけど…あの、この体勢──」
「ウソつくなって──ホントは、最近バンビとヤリまくってるからだろ?」
…図星だった。仕事で長時間座りっぱなしだったというのも勿論嘘ではないのだが、それ以上にバンビエッタとの情事が毎度激し過ぎて、発散する性欲と反比例して疲労は溜まる一方だった。
裏を返せば、どんなに疲れていようが我慢できなくなるバンビエッタの魔性の魅力が凄いという見方も出来るのだが。
「なぁ、いつもどんなエッチしてんの?あのバンビが夢中になるくらいだし…やっぱアンアン鳴かせてる感じ?それとも…」
オイル塗れのキャンディスの手が、マキナの身体の下に滑り込んでくる──オイルを塗り広げるように胸をまさぐったかと思えば、探り当てたある部分を指で軽く挟み込んだ。
「こうやって責められてたり…?」
「ッ…!?」
「あはっ♥ビクってした…マキナ、乳首感じンだ?」
「ちがっ…急だったからビックリしただけ…で…っ!」
反論する間にも、キャンディスはオイルで程よく滑る指先でマキナの乳首をクリクリと弄る。
人差し指と中指で挟むようにしてクニクニと弄られたり、かと思えば指先でカリカリと引っ掻くように刺激されたり…初めての快感に抗えず、マキナはビクビクと体を震わせる事しかできない。
「あ、そうそう。言い忘れてたけど、アンタの身体に塗った
「な…んてモン、塗って…」
「いーじゃん♥ちゃんとマッサージはしてやったんだし、アンタだって気持ちいいっしょ?──ホントに嫌なら、止めてって言えば止めてやるけど」
マキナは答えない。
媚薬オイルによる効果もあるだろうが、実際キャンディスの愛撫はかなり気持ちいい。殆ど
この沈黙を是と取ったキャンディスは、したり顔で一度身体を離すと、マキナの身体を裏返す。仰向けになったマキナの顔はすっかり蕩けきっており、ズボンは苦しそうに膨らんでいた。
「…なる程ね、バンビが夢中になるのもちょっと分かるわ──そんじゃ、
彼女も媚薬オイルの影響を受けているのか、興奮気味に息をつくキャンディスは、そう言ってマキナのズボンに手をかけた。
以前、バンビエッタで初体験を済ませた時も大概だったが、キャンディスとの情事はそれを上回る──厳密に言うなら、バンビエッタとはまた少し違う快楽をマキナに齎した。
バンビエッタが激しく責め立て、或いは責められる行為であるとするなら、キャンディスの場合は自分より相手の快楽を優先する、とでも言えばいいだろうか。
彼女は挨拶代わりのディープキスを堪能すると、露わになったマキナの肉棒を手で刺激しながら、乳首に舌を這わせた。手の動きに合わせてレロレロと動く柔らかな舌が、時に焦らすように乳輪をなぞり、時に先端を小刻みに弾くように舐め、かと思えばねっとりと舌全体を使って舐めあげたり…突然しゃぶるように吸い付かれた時は思わず声が出た。
「んふふっ…マキナ、マジで乳首敏感…♥バンビに開発されてる訳じゃなさそうだし、体質ってやつ?いい機会だから、アタシがしっかり開発してやるよ…♥」
そう言って、キャンディスは大口を開けてマキナの乳首に吸い付いた。そのまま胸を吸いつつ、先端を舌でコロコロと転がし弄ぶ。
「チュルっ、ヂュッ♥チュプッ、レロレロ…ぢゅううううう…ん~ッ♥…ちゅぽんッ♥…へへっ、勃起乳首、いっちょ上がりっと♥」
「キャン、ディス…ちょ…待っ──」
「ほら大人しくしとけって。次反対側な…はむッ、ちゅるううう──っ♥」
キャンディスに丹念に舐めしゃぶられたマキナの乳首はピンと主張を激しくしており、媚薬による性的感覚の鋭敏化によって、指先で少しつつかれただけでも反応するようになってしまった。
「ん、ちゅ…♥ジュルッ、ちゅっ♥あムっ、ん~~~♥っぷは──はぁ…ワリ、アタシもちょっと我慢できねーわ。マキナ、アタシのもしゃぶって…♥」
キャンディスは殆ど下着のような軍服の結び目を解くと、緩んだ胸元からバンビエッタに並ぶ程の豊満な乳房を引き出す。少し体勢を変え、シックスナインの要領で互いに乳首を吸い合う形になった。
「んぅっ♥ちゅ、レロ…♥ちゅうううう…っ♥──んぁッ♥マキナ、胸しゃぶるの
顔に押し付けられたキャンディスの乳房の中央──血色の良いピンクの乳首を口に含み、味わう。
彼女がしてくれているように先端を転がしたり、強めに吸いながら舌でゾリゾリと擦るようにしてみたり──そうする度にキャンディス側もビクンと反応を見せ、その様子が更にマキナの興奮を誘う。
やがて彼女の巨乳で塞がっていた視界が晴れると、あちらもすっかり
「…アンタ、マジで上手すぎ…胸だけでイキかけたのとか初めてなんだけど」
「はぁ…はぁ…そっち、こそ…」
「…そっちももう限界みてーだし。本番いっとく?…まさか、嫌だなんて言わねーよな──♥」
ホットパンツ諸共下着を脱ぎ、煩わしそうに帽子も投げ捨てる。半脱げ状態の上衣のみとなったキャンディスは、もう待ちきれないといった様子でマキナの腰の上に跨った。
「マジでギンギン…我慢汁もすっご…♥んじゃ、いただき──ます♥」
秘裂に肉棒を宛てがい、クチュクチュと亀頭に愛液を塗り付けたキャンディスは、満を辞してマキナの肉棒を挿入した。
「おぉ…あ~♥あ、イイ…これめっちゃ良いトコ当たる♥──どーよアタシの中?気持ちいいっしょ♥」
試すように2、3度腰をくねらせたキャンディスの肉壺は、バンビエッタとは全く違った。
バンビエッタの膣は細かくも肉厚なヒダがミミズのように絡みついてきたが、キャンディスの膣はとにかく締めつけが凄い。柔らかな肉の壁が肉棒全体をキュウと締め上げ、ザラついた壁面による刺激をより際立たせていた。
「お互いもう発情しきってるし…最初から、全開で行くかんな──ッ!♥」
キャンディスは勢いよくピストンを開始する。
「──あっ、あんッ♥あぁ~♥…んんっ♥…このチンポ、マジでイイ…ッ!硬さとか、長さとか…ッ…今までのチンポの中でダントツ…♥──バンビの奴、こんなん独り占めとかズル過ぎんだろ…ッ♥」
バンビエッタ程頻繁且つ凄惨ではないにせよ、キャンディスもたまの息抜きに部下の滅却師から好みの男を選んで相手をして貰う事があった。中にはお気に入りの相手も何人かいたが、いざこうしてマキナと身体を重ねてみれば、彼ら全員を軽々と抜き去ってみせた。
最初はバンビエッタへの悪戯ついでに、気に入ったら数いる相手の内の1人に加えよう。程度に考えていたのだが──
「決めた♥これアタシのにする♥──なぁマキナ、これからはアタシとだけヤろうぜ♥バンビなんかよりもっと気持ちよくしてやるからさぁ、なぁいいだろ?♥」
「そ…な事言われても…ッ」
「硬ェこと言うなよ♥──ほら…ちゅっ♥乳首も一緒にしゃぶってやるよ♥…ん、ちゅばッ♥反対側も、指で──♥乳首しゃぶられながらのセックス、サイコーだろ?♥れろれろ…バンビはこんらのひてくれねーだろ…♥アタシなら毎日シてやるし、もっと凄い事だって──」
下ではパン、パン♥と小気味のいい音を響かせながら、上ではマキナの胸に幾度となく唇を落とす──最早マキナが気持ちいいから、ではなく、キャンディス自身がそうしたがってるようにすら感じられた。
「イキそうなんだろ♥チンポビクついてんので分かるし──いいぜ、出せよ♥…ちゅっ、ちゅぱッ♥レロぉ…ほらっ…ほらっ…イけ♥んん…っちゅ、ちゅぱ、ちゅうっ♥イけ、乳首とチンポ…両方しゃぶられながらイけ♥
「イ…ッ──!」
「ん゛ッ!♥んん゛~…♥…ちゅぱっ──はぁ…はぁ…あ~、ザーメン来てる…♥あーやっば、中出しキモチ…♥」
勢いよく吐き出される白濁を、キャンディスの膣は余すことなく受け止める。快感の余韻に浸っていたキャンディスは、マキナの上にしなだれかかる。
「…まだ硬いままだな…♥どうする?このまま続けるか…?♥」
どこか挑発的なキャンディスの言葉に、マキナは声もなく彼女の身体をギュッと抱き締める。
「~~ッ…仕方ねぇなぁ♥…ほら、好きにしていいぜ♥──アタシのキツキツマンコ、アンタのチンポでズコズコ突きまくって、バンビよりも派手に、エッロぉい声で鳴かせてみろよ♥」
繋がったまま上下が入れ替わり、大股を広げた自分に覆い被さるマキナを抱き寄せたキャンディスは、耳元で蠱惑的な言葉の数々を呟き彼を誘惑する。それが、まだ抜けきっていない媚薬の効果を再誘発させたかのように、マキナはキャンディスの胸に顔を埋めながら腰を動かし始めるのだった。
それからどれ程経ったか──
「──ちょっとキャンディ?聞きたい事あるから入るわよー」
苦闘の末に溜めていた仕事を
「うわっ…何この匂い、香水か何か…?ちょっと趣味悪いんじゃないの。そんな事より──ねぇキャンディ?あんたマキナどこかで見てない?昼間別れたきり…なん、だけど──」
奥にある寝室へ踏み入ったバンビエッタは言葉を失った。そこには──
「──キャン、ディス…俺、も──限界…」
「最後♥これで最後だからさ…もう1回だけ、な?♥」
大きな染みを作ったベッドの上で全裸で絡み合うキャンディスとマキナの姿──不幸中の幸いだったのは、バンビエッタが目撃した今この瞬間だけを切り取れば、疲弊したマキナがキャンディスに襲われているように見える事だろうか。
一方、不幸中の不幸は──これを目撃したのが、バンビエッタ・バスターバインだった事である。
「…んた──何やってんのよォ──ッ!!」
部屋に木霊する怒号。ここでようやくキャンディスもバンビエッタの襲来に気付いたようで、分かりやすく「あ、やべ…」という表情を浮かべる。
「キャンディ…!?あんた人の男寝取る趣味まであった訳!?尻軽ここに極まれりね、ほんっと最悪!」
「はぁ!?バンビに
「失礼ね、最近はやってないじゃない!!」
「マキナのお陰だろうが!!」
「そうよマキナのお陰よ!だから寝取ったあんたを今から殺すッ!」
「上等だ!いつまでもデケェ
口汚い罵り合いから、互いに
霊子が命中した万物を爆弾へと変化させるバンビエッタの能力、
正確には、両者の攻撃は目標としていた相手ではなく、
本来なら視界の届かない場所へは座標位置が必要になるのだが、ヤマ勘で「絶対城の中じゃない座標」へ当たりをつけたのが運良く成功した。
「マキナ、あんた…!」
「はぁ…はぁ…仲間、同士で…殺し合いとか、マジ、勘弁…──」
そのままパタリと力尽きたように倒れたマキナ。そんな彼に毒気を抜かれた2人は、まだ納得しきれないながらも渋々拳を収めた。
「…取り敢えず、マキナは連れてくから」
「ちゃんと休ませてやれよなー」
「こんなになったのは誰のせいだと思ってんのよ…!?」
「ハイハイ悪かったって──でもアタシの件は別にして、だ。もっとマキナの事気遣ってやれよな。カレシなんだろ」
「分かってるわよ!じゃあね!──あと、また同じ真似したら今度こそ殺すわよ!覚えときなさい!」
簡単に服を着せたマキナを担ぎ、バンビエッタは自分の部屋に戻る。とりあえず夕飯の時間まではベッドにマキナを寝かせておくことにした。
やがてマキナが目を覚まし、軽くシャワーを浴びせてから一緒に夕飯を食べる。
何か文句の1つも言ってくるかと構えていたマキナだったが、不気味な程何事もなく夕飯を食べ終え、そのまま夜に。
「──えっと、じゃあ俺は自分の部屋に…」
「──待ちなさい」
いつもより心なしかドスの効いた声で呼び止めてきたバンビエッタに、「ですよねー…」と内心肩を落としながらマキナは回れ右で部屋に戻る。
そのまま寝室へ連行されたマキナはベッドに腰掛けるよう指示され、言われたようにすると…バンビエッタが膝の上に向かい合うようにして跨ってきた。
「…あたしが仕事してる間に、随分お楽しみだったみたいね?」
「あれはその…俺もあんな事になるなんて思わなかったんです…最初はただのマッサージだって聞かされて…そしたらなんか色々あって…あんな事に…」
如何にも言い訳がましく聞こえてしまう事情説明を聞いたバンビエッタは、マキナの襟首を掴む。これはいよいよ終わったか──そう考えた刹那。
「──さいよ…」
「へ…?」
「全部聞かせなさいよッ…!あんたがキャンディにされた事、ぜ・ん・ぶッ!」
「な、何で…!?」
「決まってんでしょ!同じ事して上書きしてやんのよ!言っとくけど、あの尻軽にホイホイついてった時点であんたに拒否権なんか無いから!ほら吐きなさい!何されたのッ!?」
ムキになったバンビエッタに付き合わされた事により、キャンディスのマッサージで発散されたはずの疲労が数倍増になったマキナなのであった。
初手からメンエスプレイ。
関係ないですが、今の所バンビーズは2人ともハイブリッド名器です。
バンビ→ミミズ千匹+タコつぼ=イソギンチャク
キャンディス→俵締め+数の子天井
残るミニーは果たして…