亀仙流の女らんま らんま1/2✖︎ドラゴンボール クロスオーバー作品 作:RNOVEL
精根出し切った亀仙人は額の汗を拭いながら、パンツを上げる。
こほん、と咳払いをして、改めてらんまに向き直った。
「では、らんま、儂の一つ目の修行を乗り越えたお前に、かめはめ波について教えよう」
らんまは、待ってましたとばかりにガッツポーズをする。
先程までの変態すけべジジイとは思えない程、亀仙人は険しい顔をしていた。
「本来、かめはめ波は儂が50年かけて編み出した技じゃ。そう簡単に習得できると思うで無いぞ。良いか、人の体には気というものがあるのじゃ。かめはめ波はその気を一点に集中させて放つのじゃ、こんな風にの」
すぅ、っと息を吸い込み両手首を合わせて後ろに引く。むきむきと筋肉が膨張して服が破れた。
「かぁぁぁぁぁぁぁ」
足元の砂が気の流れによって巻き上がる。亀仙人の手のひらの中に黄色い光の球が出来始めていた。
「めぇぇぇぇぇぇ」
光の球が大きくなる。空気を切り裂いて波動の音が聞こえてきた。
「はぁぁぁぁぁぁ」
逞しい腕がその膨大なエネルギーを引き伸ばすように広げた。既に、亀仙人の周りの砂は吹き飛び、大きなクレーターを作っている。
「めぇぇぇぇぇぇ」
ぴきぴきと腕や胸の血管が浮き上がり、いよいよその巨大な光線が放たれようとしていた。
らんまは、目を見張る。
その一部始終を具に観察して固唾を飲んで見守った。
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああ!!!」
ポセイドンが三叉槍を振るったかのように砂浜と海を、文字通り真っ二つに割って、閃光は遥か亀仙人方の空に消えていった。
余波で暫く海が割れたままの状態は、まるで海底に道が出来たようであった。
ざぶん、と音を立てて、水が元に戻った時、亀仙人の体も元の老人に戻っていた。
「すげぇよ、ジイさん!どうやって、気ってのを溜めるんだ?なぁ、教えてくれよ!」
はやる気持ちを抑えきれずにらんまが聞くと、亀仙人はにやりと笑いながら。
「まずは見よう見まねでやってみるんじゃ。おぬしの実力、見てやろう」
意味深そうな顔をして言った。
「よし、なんかよく分かんねえけど分かったぞ。見とけよ、俺がどれだけ優秀な弟子か教えてやる」
亀仙人はうんうんと頷く。
悟空の時は何となく見よう見まねでやっただけでかめはめ波を打つ事ができてしまっただけに、らんまも何かしでかしてくれるのではないかと期待していたのだ。
亀仙人が見ている前で、らんまが海の前に立ちはだかり、構えの体勢になる。
「かぁぁぁぁぁぁあ」
蓮花の花のように合わせた手を腰の辺りまで引く。まだ、変化は起きていない。
「めぇぇぇぇぇぇぇぇえ」
背筋を汗が伝い落ちる。言葉で理解できない気というものをらんまはどうにかイメージしようとしていた。
思い出すのは呪泉郷で父と修行した時の事。
そういえば、こんな厄介な体質になってしまったのはあの泉のせいだと改めて思い直して、こめかみに血管が浮く。
「はぁぁぁぁぁぁぁああああ」
この体質のせいで、九能にはおさげの女と呼ばれて追いかけ回され、母には介錯される危険から逃げ回っているのだ。
全く迷惑でしか無い。
「めぇぇぇぇぇぇぇぇぇええええ」
それもこれも、父、玄馬のちゃらんぽらんな性格とその場凌ぎの口約束のせいである。
当の本人は今も母と交わした約束なんかすっかり忘れて天道家でお茶でも飲んでいるのだろう。
らんまの手の中に小さな光が生まれる。
「はぁぁぁああああああああああ!!!」
らんまの手から放たれた光はかくんと方向を変えて椰子の木の実を落とした。
木の実がらんまの頭に落ちると、らんまは「いでっ」と声をあげて頭を摩った。
亀仙人は顎髭を撫でながら唸った。
「初めてで気を練ることができるのは大したもんじゃが、お主はまだ煩悩に囚われておる。それが気の流れを変えてしまうのじゃ」
「んなこと言ったってどうすりゃいいんだよ!」
「まあ、そうカッカするな。儂に任せるが良い」
そう言って、亀仙人は杖でらんまのパジャマのボタンをぽいぽい外すと、指で乳首を突いた。
「ばっ、いきなり何しやがる!」
思わぬ行動に、亀仙人の手を叩き落として胸を隠す。
亀仙人は至って真剣な表情でらんまに告げた。
「儂をおぬしの中の煩悩じゃと思って、躱すんじゃ。儂も本気を出して相手をするぞよ」
言うが早いか亀仙人の体はあのむきむきした屈強なガタイに変わっていった。
ここまでされたら断る訳にもいかない。何より、本気の相手に背中を向ける事は負けたような気がして、らんまはパジャマを脱ぎ捨ててトランクス一枚になる。
「いいぜ、かかってこい、煩悩だろうがどすけべだろうが躱してやるぜ!」
こうして、次の修行が始まったが、本気の亀仙人に対してらんまは子猫同然であった。
意図も容易く指一本でひっくり返されては乳首を摘まれる。
するりと腕をくぐり抜けて身を翻しても、足を掴まれて、宙吊りにされて敏感な割れ目の突起を指で弄ばれた。
「んぅ、はぁ、変なところ、触るんじゃねえよ!」
「いついかなる時も気を緩めてはならん、これはおぬしを試しておるのじゃ」
感じないように力んでみても、蜜壺からは愛液が溢れてトランクスを濡らす。
零れてしまいそうな嬌声を堪えて、らんまは空いてる方の足で亀仙人の顔を目掛けて蹴りを繰り出す。
それを腕で受け止めた亀仙人は、らんまを離して距離を取った。
再び、亀仙人がらんまに突撃した時、攻撃を躱しきれなかったらんまは亀仙人の下敷きになって砂浜に倒れた。
亀仙人はらんまのトランクスを剥ぎ取り、露わになったヴァギナに舌を這わせる。
「ん、あっ、はぁ」
ピンク色に染まったクリトリスを吸われると、らんまは身を捩った。
けれど、逞しい亀仙人の腕から抜け出すことはできなくて、されるがままにその身を弄ばれる。
らんまが逃れようとすればする程、亀仙人の指は柔らかい肌に食い込んで赤い痕を残した。
ひだの隅々まで舌で舐め回されて、唾液と愛液が絡む。
今まで誰にもされた事のない行為の快楽に酔ってしまいそうになった。
「くぅ、むぅ、んんっ」
らんまは悶絶とも恍惚とも言える表情を浮かべて歯を食いしばる。
充分に濡れた蜜壺に、亀仙人は指を入れて上の壁をとんとんと刺激するようにノックする。
らんまの耳朶が赤くなった。
「集中するのじゃ、らんま、煩悩を払え」
はっとして、らんまは瞼を強く閉じる。
子宮の奥がきゅんきゅんと疼くのを振り払うように首を振った。
全身に神経を集中させる。
熱い日差しを感じる肌、乾いた喉、力んだ手足。
らんまの中で、全てが繋がった。
亀仙人は淫猥な水音を立ててらんまの蜜壺をかき回す。溢れた愛液を飲み干そうと唇を寄せて、ヴァギナにしゃぶりついた時であった。
らんまは亀仙人の首をがしっと足で挟んで身を起こすと、渾身の頭突きをお見舞いした。
亀仙人の頭と鼻からつーっと血が垂れる。
「ふむ、良いおまんことファイトであった」
言い終えたと同時に、亀仙人はぱたっとその場に倒れる。体もいつもの老人に戻った。
「ったく、とんでもねえエロジジイだ」
らんまはトランクスを拾い上げて履くと、茹で上がった亀のように伸びている亀仙人を見下ろした。
「仕方ねえな」
ぼそっと呟いて、亀仙人を背負うとカメハウスに戻っていった。
◆◇◆◇
「んむ……寝てしまったかの」
亀仙人が目を覚ますと、そろそろ夕暮れが来そうな時間になっていた。
破れていた服も綺麗に着替えさせられてベッドに横たわっている。
ベットサイドには冷たい麦茶が入ったグラスが置かれていた。
「嗚呼、随分寝ていたぜ」
ふと見れば、ナルトパジャマを着たらんまが少し不貞腐れた顔で椅子に座っていた。
「年を取るといけんなぁ、すぐバテてしまう」
「お前みたいな元気なジジイ、八宝斎の他に見た事ねえよ」
呆れたように言うらんまであったが、なんだかんだ言いながらこうして介抱をしてくれた辺り、この数日で僅かにではあるが師弟愛のようなものは育めたと言って良いだろう。
そう思って亀仙人は穏やかに微笑みながらベッドから起き上がり、クローゼットを漁った。
「して、らんま」
「ん?なんだよ」
「今夜寝る時はこれを着てくれ」
そう言って、亀仙人はスケスケのネグリジェを取り出した。
それを見て、らんまは徐に椅子から立ち上がると、テレビを持ち上げて亀仙人の顔にぶん投げる。
凄まじい音と共に、亀仙人は壁に激突して埋もれた。
「ったく、懲りねえジジイだぜ」
らんまは、ぷいっと顔を背けて自部屋に戻っていく。
亀仙人は今日ペロペロした感触を思い出してまた鼻血を流した。いや、それはテレビが当たった衝撃で流れた血かもしれないが。
「良い弟子を持ったもんじゃ」
と、にんまりした顔で呟いた。