千恋*万花、常陸茉子です。
リョナでもなく痛みより快楽描写が多いですが、鬱エンドっぽい終わり方なのでとりあえずこのシリーズに投稿。
それでも大丈夫な方は、どうぞ。
田舎の古くからのならわしというものは時に常人では信じがたいものがある。
だが、その地に住まうものはそれを妄信的に信じており、その風習に従わない者を異端として忌諱している。
そして無論、それを利用しようとする輩もまた存在するのだ。
地方都市、穂織。
山あいに位置するこの田舎町にも、広く知れ渡っているわけではないが、昔から続く慣習がある。
それは『触り巫女』の存在だ。
5年に一度、街の住人から年頃の少女が選ばれ、ある神に捧げる儀式を行うというもの。
この年、選ばれた少女の名は常陸茉子。
色々とある少女ではあるのだが、穂織で生きていく以上、この慣習を信じている、または信じているものを利用する町の権力者には逆らうことは出来ない。
自分自身だけではなく、仕える先の朝武家にも迷惑をかけてしまうからだ。
(ハァ……諦めるしか……ない、ですよね)
なるべく本心を悟られ、権力者達に因縁を付けられない様に演技をしながら茉子は辺りを見渡す。
基本的には年寄りが多いが、中には同じ学校の男子生徒の姿もある。
彼らは皆一様に茉子の方をニヤニヤしながら見ていた。
(何が選ばれたものだけが参加できる儀式だって言うんですか……)
内心呆れと怒りが湧いてくるも、どうすることも出来ずにただ従うしかない。
それだけが今の自分に出来ることだ。
ただ、そう割り切ろうとしている茉子でも一つだけ割り切れないことがあった。
(……あまり、見ないでくださいね)
「…………」
チラリと見た先に居るのは、歯がゆそうに辺りを睨みつけながらも、唯一茉子を心配するような目で見つめる少年。
彼は茉子の恋人であった。
「では巫女よ。始めるのだ」
「……はい」
儀式を取り仕切る宮司に促され、茉子は恋人から目を反らして一歩前に出る。
そしてゆっくりと着せられていた巫女服を脱いでゆく。
帯を緩め、胸元をゆっくり開けさせる。
ストリップショーをするくらいなら茉子としても早く脱いでしまいたいが、これは神聖な儀式でありゆっくり脱ぐことにも意味があるとされているので従わざるを得ない。
「へぇ常陸ってあんな下着穿いてたのか……」
「結構おっぱいもあるよな……」
(っ……こんな……)
聞こえてくるクラスメイト達の会話を聞きながら、茉子はギュッと目を瞑り耐えるしかなかった。
儀式と言う割にお喋り自体は自由なので、どうしてもそういう会話が聞こえてしまうのだ。
「……巫女よ」
「っ……す、すみません」
ゆっくり脱ぐと言っても完全に止まることは許されず、脱ぐ手を再開する。
自らの胸を包む清楚な白いブラを外すと、ぷるんっと一部の相手には負けるが、十分に大きな胸が揺れる。
大きさとしては少なくともDカップ近くはあるだろうか?
綺麗な形をしており、乳首もピンク色で乳輪は小さく、ツンと上向きである。
巨乳には届かないかもしれないが、間違いなく美乳と呼んで差し支えないだろう。
「すっげ、すっげ」
「ちょー綺麗なおっぱいじゃん!」
「っ……!」
(そんな顔……しないでください)
クラスメイト達がいやらしい野次を飛ばす中、見てられないとばかりに辛そうな表情を浮かべる恋人を見て茉子も泣きそうになる。
しかしここで弱みを見せてはいけないとグッと堪えて、遂に下着に手をかけ同じ様にゆっくりと脱ぎ始めた。
そして全てを脱ぎ捨てると一糸まとわぬ姿になるも、流石に恥ずかしいのか両腕で何とか少し隠しながら立つ。
顔は真っ赤に染め上げられ、恥ずかしさのあまり目も潤んでいる。
「巫女よ。隠すことは許されんぞ?」
「……は、い」
「ふぅぅぅ!」
「常陸さんのヌードエロすぎぃ! これ絶対抜けるわぁ!!」
あまりの羞恥に泣き出しそうになる茉子だが、宮司に言われては隠し続けるわけにはいかず、そっと腕を離す。
それにより、先ほどのように胸だけではなく、多少小ぶりではあるがプリッとして可愛らしいお尻も、儀式の時にはきちんと処理しろと言われたために毛の一本もない恥丘も、全てが露わになる。
「では、触り巫女の儀式を始める。皆、御神体に……」
「へへっ……」
「待ってました。待ってました」
「ひっ……」
儀式の内容を予め知らされている茉子は、遂に始まってしまうことを示唆する言葉に小さく引き攣った悲鳴を上げる。
御神体とは茉子の身体のことであり、それに触れることでご利益があるとされるものなのだ。
「おおっ……これが常陸さんの……」
「ぁぁ……いやぁ……」
秘所に触ることが許されるのは宮司のみであるため、必然的にクラスメイトの狙いは茉子の美乳に向かいやすくなる。
まず、茉子の美乳を触り始めたのは、宮司の息子でもあるクラスメイトだった。
普段からチラチラと茉子の胸を見ていたこともあり、遠慮なく両手で鷲掴みにする。
恋人にもそれほど触られたことがなく、茉子は嫌悪感に顔を歪めるが、儀式のため跳ね除けることは出来ない。
「ど、どうだ? 常陸さんの……その、胸は」
「いや、マジで柔らけぇ! 手に吸い付いてくるぜ」
「へぇ……常陸さんでそれなら、リヒテナウアーさんとかどうなっちゃうんだろうな!」
(好き勝手……)
胸に触れられなかったために、太ももや尻を撫で回すクラスメイトが、茉子をクラスメイトの一人である茉子より遥かに胸の大きな少女の名前を出して揶揄う。
別に気を使って欲しいわけではないが、本当に彼らは心から茉子の身体を欲望だけで触っているのが嫌でも伝わるのは気分が良いものではない。
(まぁ……所詮少し痛いくらい……触られても気分が悪いだけなのは……幸い、ですか)
胸を形が変わってしまうのではないかと思うほど乱暴に揉まれ、痴漢でももう少し慎み深いのではないかと考えてしまうほど遠慮のない尻を揉みしだかれる。
それでも感じるのは痛みや気分の悪さだけなのは、茉子にとって救いであった。
「ハァハァ……常陸、お前エロい身体してるなぁ」
「朝武さんのも触ってみてぇなぁ……」
(現実は漫画みたいにはいかないってことですね……)
今の恋人と付き合う前に色々と漫画で勉強した茉子ではあったが、恋人との初めての時も快楽らしい快楽を得ることはなかった。
ただもしかしたら恋人が下手なだけなのかもしれない。
そう考えてしまう日もあった。
それ故に同年代のクラスメイト達に触られまくるのも少しばかり怖かったが、結果から言えば全く気持ちよくはなかった。
安心半分、この気持ち悪さが続くのかと憂鬱半分といったところか。
それも考えないように勤めれば、それほどの苦痛ではない。
「っ……!」
(だからそんな辛い顔しないでください……ワタシは、大丈夫ですから)
唯一心に来るのは、茉子の身体を撫で回すクラスメイトを見て、悲痛な表情を見せる恋人の姿だけだ。
クラスメイトに見られているのは、屈辱的で恥ずかしいだけだが、彼に苦しそうな表情で見られる方が何倍も心にクるものがある。
(もう少しだけ……我慢してください)
心の中で謝りつつ、早く終わって欲しいと願う茉子だったが、残念ながらまだまだ終わりは見えない。
何故なら触り巫女の儀式に参加するのはクラスメイトだけではないのだから。
「では、第二へと移る。終わったものは、下がり見届けるように」
「ちぇ……もう終わりかよ」
「まぁまぁ、こっからもそれはそれで楽しいからよ」
「……ふぅ」
不平不満を言いながらも儀式そのものの進行を妨げるのは怖いのか、茉子の身体を思う存分触っていたクラスメイト達が下がっていく。
続きは分かっているため安心は出来ないが、それでも顔見知りに触られるという羞恥心はある程度軽減されたため、少しだけ息を吐く。
「では、次のもの達……」
「ふふ……こんな日が来るとはなぁ……」
「怯えんでも良いぞ? わしらは坊主どもと違って優しいからのう」
「そうとも。優しく、じっくりと可愛がってやろう」
「……っ!」
宮司に呼ばれて集まってくるのは、親世代やその上の世代。
つまり今まで何度も儀式をやってきた男達であり、クラスメイト達と違い落ち着いた様子で茉子を囲うように立ち並ぶ。
それでも目は確実に茉子に対する欲望が渦巻いているのが分かる。
「では、まずはわしから失礼しよう」
「っ……ふっ……」
いきなり全員で囲んだクラスメイトと違い、ゆっくりと一人ずつ順番待ちをする男達。
まずは老人と呼んでもおかしくない宮司の男の次に年齢のいった男が後ろから茉子の胸を軽く掴む。
そのままゆっくりじっくりと指を沈み込ませ、柔らかさを確かめるように弄ぶ。
「ふむ、素晴らしい。手に吸い付くとは言い得て妙だな」
「くっ……んぁっ……はぁ……んっ……」
指の一本一本が別の生き物のように動き回る。
まるで蛇か虫にでも這われてるような感触に、茉子は嫌悪しながらも耐えるしかない。
(さ、さっきの比じゃないくらい気持ち悪いですね……!)
先ほどのクラスメイトとは違い、ただ欲望に身を任したものではない手付きに背筋に悪寒が走る。
気持ち悪さでここまでなるかと、変な感心すら覚えてしまうくらいだ。
だが、茉子は自らがまだ未熟な子供であること。
そして、こんな儀式をする大人が如何に悪辣で、醜い存在であるのかを思い知らされる。
「では次は私が」
「あぁ」
「んんっ……」
「うおおっ……」
今度は最初に来た男よりも若い男がやってきて、同じように後ろから手を伸ばす。
相変わらず狙いは茉子のまだ硬さの残る乳房だ。
揉む度に形を変えていく様は見ている者に興奮を与えるらしく、既に触る権利のないクラスメイト達は生唾を飲み込んで眺めている。
「くぅっ……はっ……んぅっ……」
「…………」
今まで皆が息を荒くしたり、何かしら言ってくるが、この若めの男は何故か無言であった。
しかも茉子の胸を揉む手付きに関しても他のものとは違う。
クラスメイトのように欲望に任せたものでも、一人目のように蛇や虫を連想させるものでもない。
(な、何か……手の温度がやたら……)
言ってしまうならマッサージが1番近いだろうか。
茉子の硬さが残る乳房を解していくかのよう揉んでいく。
それに手の温度が高いのか、妙に茉子には熱く感じられた。
「んぁ……ふぅぅ……くぅ……」
「……」
ゆっくりと入念に全体を揉みほぐすような手の動きに茉子も思わず声が出る。
力加減が絶妙なためか、痛気持ち良いような何とも言えない感覚になってしまう。
(痛くない……のは、良いんですが……)
「あれってさぁ……」
「ちょ、黙ってろって。親父に怒られんぞ」
早く終わって欲しくて堪らない儀式ではあるが、無論そこに痛みが伴わないに越したことはない。
ただ少しづつ、茉子の気付かない内に事態は進行していた。
「……くらいで」
「ああ……分かった」
(あと……二人)
恋人も含めて8人ほど参加しているクラスメイト達に比べると、大人の参加は少ない。
儀式の進行をしている宮司を除けば、たったの3人しか居ないのだ。
つまり、宮司も含めて後二人。
表には出さないが、やっと見えてきた終わりに内心安堵している茉子。
しかし、それは甘い考えだった。
「では、失礼するぞ」
「んっ……♡えっ……?」
まるでそれが決まりのように後ろから茉子の胸を掴む男の手。
しかし、それに対する茉子の反応は今までとは全く違うものだった。
(今の……一体……何か、ピリッとして……?)
一瞬感じた違和感。
しかしその違和感の正体を探る前に、解されたことにより、若干柔らかくなった乳房に男の指がゆっくりと沈み込んでいく。
「ぁあっ♡ふぁっ♡」
先程とは明らかに違う、痺れるような感覚が茉子を襲う。
それはあまり性感が良くない茉子が生まれて初めて感じる快楽であった。
「まぁまぁ身を固くせず。力を抜きなさい」
「んっ……ふぅぅうっ!♡♡」
そんな言葉に礼儀としては答えなければいけないのが頭で分かっていても、今の茉子にその余裕はない。
今までにまともに感じたことのない快楽に、口から漏れる声を止めるので精一杯だからだ。
「震えているな? 巫女がそれではいけないぞ」
「す、すみま、ふぁ♡せんっ♡んんっ♡」
別に強くされているわけではない。
いやむしろ落ち着いた口調の男の手は今までの中でも1番優しいくらいだ。
しかし、それでも彼が撫でるような軽く揉むような動きをすればするほど、茉子の身体に未知の刺激が走る。
(これっ……おかしいですっ♡こんなの、知らないっ♡♡)
初めて味わう快感に戸惑いながらも、何とか耐える茉子だが身体は正直なのか次第に息が荒くなっていく。
そんな茉子を見ていたクラスメイト達がざわめき始める。
「なぁ常陸の奴、感じてきてね?」
「だよなだよな。顔も赤くて息荒いし」
「ちょっとエロすぎじゃね? もう俺勃ってきたんだけど」
「ふぅ♡んんっ♡ふぅぅうう~~♡」
いっそ怒鳴りつけたくなるくらいの羞恥心が茉子を襲う。
ただ裸を見られる。身体を触られる。
それだけでも本当に嫌だったにも関わらず、今のように感じてしまっている姿を他人に見られているのだ。
恥ずかしさのあまり死んでしまいそうになるくらいだ。
(なんでっ……感じるなんて、そんなわけ、ないのに……)
恋人の手でもまともに感じられなかった快楽が、胸という性感としてはそれほど強くなさそうな場所から溢れてくる。
ジワジワと侵食してくるかのような感覚に、頭がおかしくなりそうだった。
(いやっ……見ないで……見ないで、ください……)
先ほどまでとは別の理由で恋人からの視線が嫌になる。
実際は呆然としているだけなのに、まるで茉子が感じていることにショックを受けているように見えてしまう。
それがとてつもなく辛く、そして恥ずかしい。
「んんっ♡い、いつまで……ふああ♡」
「まだまだ……始まったばかりじゃぞ」
「そん、な……んんんんっ♡♡」
事実、今の男は触り始めたばかりで他の人が触っていた時間から考えると半分すらいっていない。
冷静に考えれば分かることではあったが、茉子は初めての快感に翻弄されていたせいで、気付くことが出来なかった。
「ハァー♡ハァー♡ハァー♡」
息が乱れる。
鼓動が早くなる。
擦られ揺れる胸の中心が切なくすら感じてしまう。
胸を揉まれて感じる自分が信じられず、茉子は混乱する。
「ひぅっ!?♡♡♡」
そんな中、ギュッと強めに胸を掴まれ、茉子の喉から嬌声が出る。
「まっ♡つよっ♡くぅぅ♡♡だめ、ですっ♡ああっ♡」
「すっげぇ感じてんじゃん。滅茶苦茶エロいぜ」
「あんな澄ました顔してたのに、本当はこういう事されてみたかったんだろ!」
「乳首も勃起してきてるぜ」
「ちが、あぁぁ♡ワタシ、はぁああぁあっ♡♡」
クラスメイトからの野次で意識してしまうほど、自身の感度が増していくような気すらする。
そしてそれを嘲笑うかのように男は優しく撫で回すように揉んでいく。
「ひっ♡んぁああぁっ♡♡」
もう茉子は唇を紡ぐことすら出来ず、口から甘い声が漏れ出てしまう。
解され柔らかくなった茉子の胸が指の動きに合わせてフワッフワッと形を変えていく。
まろやかになった今の茉子の胸は先ほどまでとは別物のように淫靡な塊となっていた。
「はぁ……♡はぁ……♡」
結局男が離れる頃には茉子の体は完全に出来上がっており、荒い息遣いと共に全身はほんのり赤く染まっていた。
そして茉子の秘所からは彼女の快楽の証である愛液が太ももを伝って落ちていく。
その光景はあまりにも淫猥であり、誰もが生唾を飲み込むほどだった。
「さて、では最後はわしじゃな」
「……」
遂に最後の一人となった宮司の男を前にして、茉子は言葉が出ない。
これで最後なのは分かっているが、この宮司の男に今からされることを思うと、特に今の状況ではこれが最後だと思っても辛すぎるのだ。
「では、失礼……」
「……っ♡」
これが大人の儀式のやり方だと言わんばかりに宮司も茉子の背後に回り、彼女の胸を掴む。
しかし、宮司だけはそれだけではない。
「ひゃあ!♡ ぁぁぁ……いやぁ……♡」
茉子は分かっていながらも走った秘所から流れる感覚に声を上げてしまう。
宮司の両手は茉子の胸を掴んだままのため秘所に触ることは出来ない。
ならば、茉子の秘所と内ももの間に差し入れられたモノの正体は1つしかない。
(いやぁ……熱い……こんなに熱いなん、てぇ……♡)
それは宮司の硬くなった肉棒であった。
触り巫女の儀式において秘所に触って良いのは宮司の肉棒だけとされている。
逆を言えば近似されているため挿入こそされないが、こうやって素股などには使われるということだ。
(擦られると、ヘンッな音が……それに、すごく熱くて……硬いぃ……)
宮司が茉子の秘所に肉棒を擦り付ける度に、ぬちゃっ、にゅちゅっ、と粘度の高い水音が響く。
それが自分の秘部から出た音だと思うと、茉子の顔が赤くなる。
「はぁ♡ああ♡むねっ♡もっ♡いっしょに、なんて……ぁぁ♡♡」
無論宮司は自らの手に掴んだ胸を弄ることも忘れず、五本の指を楽器でも弾くように巧みに動かし、乳房の形を自在に変える。
同時に腰を使って素股を強めると、卑猥な音は更に大きくなり、茉子の喘ぎ声と相まって当りに響き渡る。
「あれ、もはやセックスしてんのと変んねぇよな」
「滅茶苦茶エロい顔して自分からも腰振ってるんじゃね? じゃなきゃあんなエロい音出るかよ」
「なんかもうあいつ完全にメスの顔になってるよな……」
クラスメイト達の言う通り、今の茉子は蕩けきった顔で自ら腰を振り始めているように見える。
いくら本人が恥ずかしがり、本心から嫌がっているとしても、そんなことは周りでいやらしい目線を向けている彼らにとっては関係なかった。
寧ろ嫌がるからこそ興奮するのか、より野次が激しくなっていくばかりだった。
「ひんっ!?♡♡ うそっ♡ちくび、までぇっ♡♡♡」
後ろから回された手が茉子の乳首を摘まみ上げる。
その瞬間に電流が走ったかのような刺激が茉子を襲い、大きく仰け反った。
身体の反応を抑制できず、茉子の体は小刻みに震え、口から漏れる声も甘い響きを増していく。
「はぁっ♡あんっ♡♡やっ♡あっ♡♡あっ♡♡」
(あんな顔……見たことない)
親子以上に歳の離れた男の腕の中で淫らに喘ぐ少女を見て、恋人の少年の心は掻き乱されていく。
茉子が少年相手に演技をしていることがバレたわけではないが、思う所はあるのだろう。
恋人の少年はいつしかズボンの前を膨らませていた。
(お願い……早く、早く終わって……じゃないと、ワタシ……我慢が……♡)
宮司の指が乳首を挟み捏ねくり回すたびに、その部分が何処までも敏感になっていくのが分かる。
時折ギュッと力を入れられると、それに合わせて腰が跳ねてしまう。
更に腰が跳ねたことで擦られている肉棒が更に食い込み、余計に感じてしまう悪循環に陥っていた。
そして悪夢は更に加速する。
「んああああああっ!?♡♡♡」
「おぉ!? な、なんだなんだ」
「っ……!?」
一際大きな声と共に茉子がのけぞる。
そのいきなりの事態にクラスメイト達は何処か期待したようにざわめき、恋人も目を見開く。
「な……まさか、入っ……てぇ……♡」
「おっといかんいかん……まぁ入ってしまっては仕方ない。儀式を続けるぞ」
「ふざけ……あぐぅぅぅううっ!!♡♡♡」
茉子の怒りが爆発する前に宮司の建前を捨て、下劣な笑みを浮かべ腰を使い始める。
今まで茉子が生きてきて1番濡れている腟内は軽々とその肉棒を受け入れてしまっていた。
「く、ふぅぅ!♡♡ 離し、て! こんな、もう、儀式なんかじゃ……んああっ!!♡♡」
ある理由から鍛えており、身体能力の高い自分が本気で暴れれば儀式など関係なく抜け出せる。
心の何処かでそれを考えていた茉子であったが、しかし今はその考えが甘かったことに気付かされる。
宮司は茉子を思い切り拘束しているわけではない。
未だに茉子の胸を掴み、その感触を楽しむように指を蠢かせ、腰を振っているだけ。
しかし、その動きがもたらす快楽が、茉子から抵抗する力を奪っていた。
(ち、力……入らない……♡こんなの、ダメなのに……なんで、ワタシ……♡)
恋人のモノでは届かなかった茉子の腟内の1番奥まで届く宮司の剛直。
それを茉子の膣壁は優しく包み込み、まるで奉仕するかのように締め上げてしまう。
彼女の心とは裏腹に彼女の身体の女の部分は宮司の雄に屈服していた。
「やめっ♡いやっ♡んぁああ♡だめ、だめですっ♡」
「茉子ぉ! 離せ、くそっ! 離せよ!」
「わりぃなぁ。ここで離すと俺らが怒られちまう」
「覚悟があって見てたんだろ? ならいいじゃねぇか」
自力で脱出出来ない茉子を見て何とか自分の彼女を助けようとしていた恋人はクラスメイト達に取り押さえられてしまっていた。
彼等は茉子の身体を好き勝手触る権利を得る代わりに、恋人が暴れた時に捕まえるよう命じられていたのだ。
茉子を助けようにも助けられず、目の前で犯されていく彼女を黙って見ていることしか出来ない。
「あぐぅぅっ!♡♡ ひぃい!♡♡ いいいいっ!♡♡」
「お、ここが弱いんだな?」
「そ、そこぉっ!♡ らめ、やめてぇえ!♡♡」
宮司はもはや儀式という体すら守らず容赦のないピストンを繰り返し、茉子を責め立てる。
自らの知らなかった最奥という弱点を突かれ、茉子は堪らず嬌声を上げる。
絶頂こそ我慢しているようだが、声も反応も明らかに快楽を得ていることが分かる。
それでも茉子は心は心地良さなど全くなく、嫌悪感や屈辱感しか感じられない。
それが唯一の救いでもあり、辛さでもあった。
そしてさらなる辛い瞬間が来る。
「おぉ! おぉ! 清めの精子が登ってくるぞ!!」
「ひっ♡だ、だめぇ♡出さないでっ♡外にぃっ♡外にぃぃぃ!♡♡ 止めてえええ!!♡♡♡」
限界が近いのか宮司の動きは更に激しくなり、ラストスパートとばかりに腰の速度を上げていく。
茉子も膣内射精だけは避けようと必死になって暴れるが、やはり無意味であった。
それどころか胸を揉んでいた手によって逆に押さえ込まれてしまい、いよいよ逃れる術を失う。
最早手遅れだと悟った茉子は最後の抵抗として涙を流しながら許しを乞う。
だがそれも意味はなく、遂にその時が来た。
「あああぁぁあぁああぁあぁぁぁぁああぁぁあああっっ!!♡♡♡」
どぴゅるるるぅぅうう!♡♡♡びゅーーーーーーー!!!♡♡♡♡♡
勢いよく吐き出された精液が子宮口に叩きつけられ、茉子は絶叫した。
熱い飛沫が自分の中に注がれる感覚に耐え切れず、遂に絶頂を迎えてしまったのだ。
「はぁーっ♡はぁぁーー♡♡」
(熱い……こんな量、絶対妊娠しちゃう……こんな……こんなの……)
大量に注ぎ込まれた熱を感じながら、茉子は絶望に打ちひしがれる。
遂に絶頂を迎えてしまった身体は熱くして仕方ないが、その心は深い絶望に包まれていた。
「うぅ……ひぐっ……ぐすっ……」
「茉子……茉子……ぉ……」
「うわっ! こいつ射精してやがるぞ!」
「彼女犯されてるの見て興奮したのかよ」
「くせぇなぁ……」
腟内から肉棒を抜かれ、自らの愛液と出されて腟内から零れ落ちた精液の上で崩れ落ちて泣き出す茉子。
押さえつけられ、自分の彼女が犯される様を見て射精してしまった恋人。
それを見て嘲笑う悪鬼達。
もはや地獄の様相であった。
だが。
だが。
だが。
地獄はまだ終わっていない。
「では、ここからは祭りを始めましょうか」
「……え?」
宮司の男の言葉に絶望して涙を流していた茉子が虚ろな瞳で見上げる。
そして目にしてしまった。
「あ……ヒッ……!」
「クククッ」
「ふふふ」
クラスメイト達以外の大人達が皆下を脱いで茉子目掛けて迫ってきている。
その意味を理解してしまった茉子は、引き攣った悲鳴を上げて、逃げようとする。
「い……いや……いや……」
しかし、力が入らない。
心は絶望していても身体は今までに味わったこともない大きな絶頂を味わってしまったのだ。
腰くらい抜けていてもおかしくはない。
それでも必死に這って逃げようとする茉子の目の前を、悪鬼が塞ぐ。
「わしもまだまだいけるぞ? これからが楽しいんじゃよ」
「あ……あ……いやああああああああああああああああああああ!!?」
悪鬼達から解放された後、茉子が正気であったかは確かでない。
ただ、少なくとも。
もう彼女が普通の生活に戻ることは、二度となかった。