隼人がまだ美羽を救い出す前日の時、ヴィクトリア重工の本社ビルで部屋で新島は怒り狂っていた。
「何!!!失敗しただと!?」
「は、はい…」
新島は隼人を殺す為、殺し屋を雇い差し向けたが、その殺し屋が失敗したと言う報告を部下から受け、怒りに満ちていた。
それも辺りに八つ当たりするかのように。
「くそっ!!どうしてこうも失敗ばかり起こるんだ!! どうしてこの僕の計画が狂って来るんだ!!香織達もだ!後ちょっとで僕の物になるはずだったのに!」
怒り狂う新島の行動に部下達は戸惑いを隠せずにいた。
新島は怒り狂い上を見上げる。
「全部あいつだ…あいつが…手塚が!! 手塚が香織達と一緒にいるからこうなるんだ!! もうこうなったら手段は選ばねぇ!!おい!!」
「は、はい!!」
突然呼ばれた事に慌てて振り向き、新島はこう言った。
「殺し屋をもう1人呼べ!! そしてあいつ等に
その言葉を聞いた部下達は直ちに行動を移す、その時だった…隼人が知っているゲーム世界の知識が徐々に変わってきている事に…。
――――
あれから一週間、美羽が栗原達に襲われる日が訪れてた。
俺は美羽を監視しながら様子を伺い、美羽が放課後で音楽室にある物を取りに行く時を見て、俺は隠密スキルを使って後を付ける。
そして美羽は音楽室に入った途端、そこに潜んでいた栗原達が美羽を取り囲んでいた。
「え?栗原さん…どうしてここに?」
「新道寺~、実はお前に頼みたい事があるんだよ…聞いてくれるか?」
「は、はい…なんでしょうか?」
美羽が栗原のお願いを受けれて、それを問うと同時に栗原は背後の部下達に合図を送り、それと同時に美羽を押し倒した後に部下に両手両足を広げさせられる。
同時に美羽の黒の下着が露わになる。
「いやああ!!!何をするんですか!!?」
「何ってさっきに俺の頼みを聞いてくれるって言ったろう? おいもう回してるか?」
「バッチりっす!」
1人の部下がビデオカメラを持って録画している様子が見られ、それと同時に栗原はカメラに向かって演技を始める。
「は~い♪ これから俺はこの学園のアイドル兼マドンナの新道寺美羽の初エッチをここで見せます~♪ そして彼女に子作りも体験させようと思います~♪」
「なっ!!?」
その言葉を聞いた美羽は衝撃が走り、それと同時に恐怖心が湧き上がってくる、美羽はその場から逃げようとした。
「止めてください!!!あなた達の行動は明らかに犯罪ですよ!!!」
「心配しなくてもいいよ~、だからさ…」
っと美羽の顔の横にナイフを突きつけ、更にドス黒い言葉を浴びせる。
「あんまり逃げる素振りをしたら容赦なく殺す、だから大人しく犯されろ…メス便器」
「ひっ…!!」
栗原の言葉に恐怖で言葉が止まってしまう美羽。クソがっ…そろそろ出て連中を粛清してやる!
っと俺が隠密スキルを解除して、ドアの前に立ち、強烈な蹴りを叩き込む。
ドゴオオオオオオン!!
「なっ!!」
突然ドアが吹っ飛ばされた事に栗原達は驚いて振り向き、そこに俺が立っていた。
「どうも~クズ共、平和の使者が粛清に参りました~♪」
「て!手塚!?」
「どうしt―」
っと部下が言おうとした際に俺が美羽を抑えている部下達を回し蹴りで吹き飛ばし、同時に美羽を助け出した。
そして美羽を俺の後ろに連れ込む。
「大丈夫か?新道寺」
「手塚さん…!ありがとうございます!」
俺は美羽の安全を確認した後、栗原達の方を見て、栗原は俺が邪魔した事に怒りが湧き出ていた。
「だあああああ!貴様!!よくも邪魔をしたな!! お陰でそいつを孕ませる事が出来なくなったじゃないか!!」
「ゲスな奴だなおい、まあいい…新道寺を怖い思いさせたお前をここで叩き潰す。徹底的に」
「うるせぇ!!! おいお前等ここでこいつを殺せ!!」
すると部下達は俺に向かって行き、俺に殴りかかって来た、しかしそんなの俺には効かない。
何故なら俺の方が上だからだ。
俺は横にダッキングし、相手の脇腹に拳を叩き込み、叩き込まれた男は思わず口から汚い液体を吐き出す。
更に俺に蹴りを入れに来た奴が居たが、そんなのナマケモノみたいに遅いわ、その遅い蹴りを軽々とかわして、回転後ろ回し蹴りで後頭部を狙う。
狙い通り俺の蹴りが後頭部に直撃し、そいつは倒れる。
そして何人かの男達が俺に殴りかかって来た、しかしそれを一気に回し蹴りで粉砕し、男達は意識を失った。
栗原の部下達が全員KOされたのをみた栗原は歯を噛みしめ、俺を睨みつける。
「や、野郎…!もう容赦しねぇ!!」
っと栗原はナイフを取り出して、俺に向ける。…美羽がいる状態だが、仕方ない。
「なあ新道寺、出来れば内緒に頼みたいんだが、出来るか?」
「手塚さん…?」
美羽が俺の言っている意味が分からないままだったが、俺が腰からナイフを取り出した事にようやく意味が分かったようだ。
一方栗原は俺がナイフを持っている事に驚きを隠せなかった。
「なっ!お前もナイフを持ってるのかよ!!」
「そうだよこういう時の為にな、さあ…来いよ」
「っ!てめぇえええええ!!」
栗原は俺の挑発を聞いて突進して、ナイフを突き刺そうとした、だが見え見えの動きを軽々とかわして栗原の手首の血管と筋の間を切り、それに栗原はナイフを落として手首を抑える。
「があああああああああああ!!て!手首がああああああ!!」
「しっかり押さえれば血は止まる。まあこれに懲りたら二度としない事だ……な!!」
っと俺は栗原を最後は殴り倒して、栗原の意識を失わせる。
その際に俺は栗原の手首の血を止血しカメラとフィルムを壊し、その様子を美羽は意外な様子で見ていた。
「手塚さん…どうして止血を?」
「こいつ等はどうせ誰かの傀儡だからだよ。そっちを潰さない限り終らない。(っていうか失敗した以上追放って名の口封じだろうしな)それよりも大丈夫か?新道寺?」
「は、はい…何とか(手塚君…本当に強い)…これは噂通りですね」
っと最後辺りに美羽が何か言い出し、それに俺は耳を傾ける。
「え?何だって?」
「あ、いえ…その…ここでは言う事は出来ないので。出来れば誰もいない場所はありますか?」
美羽のその言葉に首を傾げる俺。まああると言ったらあるな。
「…ならついて来いよ、言える場所なら良いんだろ?」
そう言って俺は美羽を隠れ家に連れて行き、学園を後にするのであった。
しかし美羽が噂通りって言ったみたいだけど…、一体どう言う事だ?後でじっくり聞こう。