※この作品はR-18です。

凌辱世界の救世主   作:ライダーGX

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第23話

水島清八郎と呼ばれる男性に日本刀で襲いかかって来た、俺はそれに地面に転がりながらかわし、懐からナイフと取り出して構える。

すると水島は追撃はせず、ただ俺に向かって日本刀を構える。

 

なるほど…どうやら俺の動きを警戒しているのか。

 

「(新島が送り込んできた殺し屋か…)」

 

だが一応念のためだ、こいつの身元を調べておくか、鑑定検索で水島の素性を調べて見る。

 

 

水島清八郎

 

年齢:59歳

 

身長:179㎝

 

体重:67㎏

 

職業:刀鍛冶

 

 

 

「(っ!?刀鍛冶!? 殺し屋じゃないのか!?)」

 

俺は思わず驚きを隠せなかった。職業に殺し屋じゃなく刀鍛冶と記されていて、プロの人間じゃない奴が送り込まれてきたのだからだ。

しかし何故刀鍛冶の人間が此処に…? 普通は奴じゃなく殺し屋が来る筈なのに、理由があるのか…?

 

そう考えていると、水島が俺に向かって日本刀を振り下ろしてくる。

 

俺はすぐさま気づいて、ナイフで日本刀を受け止める、だがその時だった。

水島の日本刀が俺のナイフに簡単に弾き返されてしまい、水島は思わず後ろに下がってしまう。

 

「ぐっ!!」

 

「(な、なんだ…? もしかして素人なのか?)」

 

水島の動きは明らかに素人だ、戦闘慣れしている者とは全く感じられない気配をしており、俺は思わず首を傾げる。

彼は俺の動きに苛立ちを隠しきれない。

 

「き!貴様!! 今我を素人と思ってないか!?」

 

「思ってるよ、普通ならナイフを切り裂かれる所だったのに、逆に弾き返されているじゃないか。なぜ素人のお前が此処に?」

 

「っ…!き!貴様に教える事はない!!」

 

そう言って俺に向かって日本刀を振り下ろしてくる。俺はそれをかわしてナイフを振り、それに水島は慌てて避けて、もう一度俺に日本刀を振り下ろす

しかし徐々に刀の軌道が読めて来て、少し動くだけの動作で日本刀ををかわし、そして足を引っかけて、彼をよろけさせて、回し蹴りをくらわす

 

ドガッ!!

 

「ぐあっ!!」

 

大きく倒れた水島は日本刀を手放してしまい、しばらくそのままにいた。

 

俺が首を傾げていると、水島が拳を握りしめて悔しがっている。

 

「く…くそっ!! 我は…このまま何もできずに…、娘の仇も取れぬまま終わってしまうのか…!!」

 

「娘…?」

 

娘っていったい誰の事だ? 俺がそう尋ねると、水島は俺を睨みながらこう言った。

 

「しらを切る気か!? お主が以前街の路地裏で娘を殺して捨てた事を忘れたか!?」

 

「何だって!?」

 

路地裏ってまさか!3ヶ月前に殺された隣のクラスの女子…!まさかその娘って水島の娘だったのか!?

だとすると彼は騙されている…!

 

すぐさま俺は水島に駆け寄り、彼にこう言う。

 

「なあ、あんた彼女の娘って言ったけど、それを聞いたのは新島重工なんだよな?」

 

「ああそうだ!それがどうした!!」

 

「落ち着いて聞いてくれ、あんたは騙されている」

 

っと俺の言葉を聞いた水島は思わず唖然とする。

 

「な…何を言っている!? 私が騙されているとだと!?」

 

「そうだ、俺は彼女を殺してはいない。殺したのは…恐らく新島重工」

 

「な…何!?」

 

俺が言う言葉に水島は驚きを隠しきれない、無理もない…だがすぐには信じて貰いない事も理解できる。

じっくり説明する必要がある様だ。

 

俺は立ち上がって、彼に話す。

 

「ここでは目につく。俺の家で話そう」

 

 

 

――――

 

 

 

水島を俺の家に招き入れ、彼を落ち着かせる為、お茶を入れて彼に渡す。

彼は俺が差し出したお茶を飲まずに、ただ俺の方を見ていた。

 

「どういう事だ、我が騙されいるとは?」

 

「言葉の通りだよ、俺はあんたの彼女を…娘さんを手にかけてはいない。彼女とは別のクラスだし、接点もない。知らない女子とはあまり関わらない方なんだ、だから俺は娘さんを殺す理由にはならない」

 

「っ…で!ではなぜ娘が死んだ理由が新島重工だと思うのだ!? あれはベンチャー企業だと…!」

 

水島は否定するのは無理もない、なんせ表向きの企業だからな。

 

「残念だけどそれは表向き、本当の顔はもっと残酷で汚い連中なんだ。世間の目を欺く為にな」

 

っと俺は水島に新島…ヴィクトリア重工の全てを話す、裏では世界の資金と紛争、違法研究に関わり、そして女性…特に少女を中心とした凌辱を繰り返している事を全て話した。

当然水島は俺の話を聞いて騒然としていた、まさか新島重工…ヴィクトリア重工がその様な事をしていたとは思いもよらなかった事に…。

 

「まさか…あの新島重工がそんな…、まさか娘が消えたのも!」

 

「恐らく奴らが関わっている。絶対に」

 

「くっ!くあああああああああああああ!!!!!」

 

水島は突然大声をあげて、頭を抑え込みながらテーブルに打ち付ける、俺は思わず見てしまう。

 

「何てことだ…!! 娘があんな奴らに殺されているなんて…!!通りで警察に捜索願いが受理されなかったのもその為か!!圧力か!!くそっ!!!!」

 

「…水島さん」

 

俺は…彼、水島さんが悔しい思いをしている様子をただ見つめるしかなかった。

 

「我は娘の事を知っている新島重工が犯人を教えてくれて! それが君だと言う話を信じて斬りかかってしまった!!!これはもう完全に殺人未遂だ!!我はなんて愚かな事を!!!」

 

水島さんは自分がやった事に後悔している…、これが本当の善人の考えだ。

普通ならこう考える…それをヴィクトリア重工は平然と破り、悪意を持って襲いかかる…本当に汚い奴らだ。

 

しかしそう言った所で水島さんの罪は消えないのは分かってる、恐らく彼は…。

 

「…我は、警察に自首する…」

 

「良いんですか?娘さんの仇を取る事を放棄して?」

 

「どの道…騙されて君を襲ってしまった我は咎めらなければならない。これは我の意思だ」

 

そう言って水島さんは立ち上がって、玄関の方に向かった。

おいおい…本当に行くのか?

 

俺は付いて行き、外に出て水島さんは俺の方に向いた。

 

「…すまなかった、我は君を…」

 

「仕方がない、あなたは犯人を捜すのに夢中だった。それだけです」

 

「しかし、われh――」

 

 

バシュッ!!

 

 

突如銃声らしき音が聞こえ、水島さんの首に当たって、水島さんは思わず抑える。

俺はそれの驚き、銃声のした方を見ると、1人の男がライフルをしまい、何処かに走り出して行く。

 

突然の事に俺は水島さんを見るが、今は犯人を追いかける事を考えた。

 

脚力を全開にして飛び、犯人が逃走している前に降り立つ。

っと犯人は俺が空から現れた事に驚いた。

 

「っ!!?」

 

「貴様…一体何者だ!」

 

俺が答えを問うも、犯人はサプレッサー付き拳銃を取り出して俺に向けて撃って来た。

その銃弾を回避する為避ける俺。

 

「(返答なしか…なら容赦しない!)」

 

相手が撃って来た為、それに応戦する俺はサプレッサー付きのガバメントを取り出して、相手に目掛けて二発撃つ。

 

二発撃った弾は相手の額と首に直撃して、相手はその場に倒れて死んだ。

 

俺はそいつに近寄り、身元を確認する為、鑑定検索で調べる。

 

 

 

アラン・エムリ・ヒュード

 

ロシア人

 

年齢:41歳

 

身長:182㎝

 

体重:75㎏

 

職業:殺し屋

 

 

 

「こいつが殺し屋だったのか…」

 

殺しに来た奴が本当の殺し屋だったと言う事に俺は驚いた、何故あの時俺じゃなく水島さんを狙った…? だが今は考えるのは後にしよう。

取り合えずこいつは収納に入れて置き、この辺りを清掃して綺麗にしておいて、水島さんの元に向かった。

 

俺は血を流している水島さんの元に行き、彼を起こして状態を見るも、もう身体の体温が低下しつつあった。

 

「水島さん!」

 

「…こ、これで…いいんだ。我…私は…あいつらに載せられた…君を……殺そうと」

 

「喋るな水島さん!もういい!」

 

「…手塚…くん…、どうか…どうか…娘の…かた…き…を…娘の…!」

 

水島さんそう言って涙を流しながら俺に手を差し伸べた際、力尽きて手が地面に落ちて行った。

俺は死んでしまった水島さんを見つめながら、彼の手を握り、頷きながら言う。

 

「水島さん…あなたの願い、俺が必ず果たす。ゆっくりと眠ってくれ」

 

そう言って俺は証拠隠滅スキルを使い、水島さんの遺体を埋葬する様にした。

同時に清掃スキルで辺りの血を綺麗にした。

 

そして俺は彼の持っていた日本刀を手にして、俺は彼の分まで戦う事を誓う。

 

 

 

――――

 

 

 

彼の埋葬を終えた後、俺はガレージに向かい、死んだ殺し屋を出して、何があるかを調べて見る。

 

奴が持っていたのは先ほど使っていたサプレッサー付き拳銃『SIG SAUER P226』と狙撃用と制圧用とも使える『M14 EBR サプレッサー付き』を持っていた。

恐らく水島さんを撃ったのはこのM14だろう。

 

そして車のキーも持っていて、俺は証拠隠滅スキルと清掃スキルを使って死体を消して綺麗にし、その車を探しに向かった。

鑑定検索でアランの車を探して、近くにあると分かりそこに向かうと、奴が乗っていた車を見つける。

 

アランが乗っていた車は【シボレーコルベット C7 ZO6】だった。

 

スーパーチャージャー搭載の車で、俺が今使っているマスタングよりもパワーのある車だ。

全く…殺し屋ってのはハイパワーの車をどうやって手に入れてるんだ? でもまあいい。これはまた利用価値はあるし、スーパーチャージャーはマスタングにないから、これを複製してマスタングに取り付ければパワーが上がる。

 

こいつも貰っておくか…。俺はコルベットC7を収納し、自宅へと戻って行くだった。

 

 

 

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