水島さんの遺体を埋葬、殺し屋のアランから戦利品を拝借して、俺はそのまま就寝して明日に備えている。
最初の襲撃からも一ヶ月以上が経過し、梅雨に入った。
梅雨は嫌だね~…ジメジメした湿気が身体中に汗がへばりつくから嫌だ。
でもこれを乗り切れば夏…、カラッとした日が長く続くのだ。
だがその前に俺にはやる事がある…、学校が終わった後水島さんの家に向かう必要があるからだ。
その理由は水島さんの最後を報告する為である。
なんだかそうしないと水島さんの家族が可哀そうと思って、だから俺はその報告をする為に彼の家に向かう事とする。
学園の一日の中で、俺が気になっていた栗原達の処分の内容は全く同じ内容だった。
【栗原仁雄、及び多数の生徒の者達を追放処分とする。理由 校規を著しく乱す行為が確認された為…】
全く同じ定型分を見て、俺と香織達はそれに何とも言えない状態であると思ったのだ。
俺の予想通り…栗原達は消されたと考えて良い、もう驚きはしないがな。
そして授業を終えて、俺が帰りの際に香織達にある物を渡して置く。
「香織、美羽たちにもそうだけど、これを渡しておくよ」
香織達にある物を渡した俺、それに香織達は見ると、何かの合鍵だった。
合鍵を見た香織達は俺の方を見る。
「隼人君、これは?」
「これはあの隠れ家の合鍵だよ、俺ばっかり使ってはズルいからな。何時でも隠れ家に来ることが出来るぞ」
「マジ!それじゃあ探検出来るじゃん!」
っと面白そうな表情をしながら言う裕子、まあそこは好きな様にしたらいいさ。
俺は香織達に渡した後に一旦家に戻り、私服に着替えて車を出す。
折角だ…昨日手に入れたコルベットを使おう。
コルベットに乗って、俺は水島さんの家に向かった。
彼の家は街から離れた場所で、山奥の位置にする所だった、そして水島さんの家に到着し、俺は車を降りる。
水島さんの家は日本家屋で、刀鍛冶の工房が隣にあった。
俺は水島さんの家に行き、誰かいるか気配感知で確認すると、誰も反応はなく、無人の家だった。
どうして誰もいないのか、失礼ながら家の中を調べて見ると、1つの部屋に仏壇が置かれていて、そこには奥さんの名前と娘さんの名前が書かれているのだ。
そう言う事か…。
「…どおりで誰もいない筈だ」
俺は仏壇の前に来て、水島さんの最後を家族に報告して、そのまま家を出た。
そして工房に向かい、何かあるかを見ていた。
泥棒みたいな事だけどこれには理由がある。それは俺専用の剣を作る為でもある。
水島さんの刀は新島の最後の時の為に置いておくことにするのだ、あいつの最後は水島さんの日本刀で終わらせる。
これは水島さんの家族の仇でもあるのだ。
きっと此処に玉鋼がある筈、俺はそれを鑑定検索で調べて、玉鋼がある場所を記され、そこに向かい、俺は目的の玉鋼を複製して手にする。
「水島さん…あなたの大事な物を借りますね?」
玉鋼を手に入れた俺は、コルベットに乗って隠れ家に戻り、自分の専用の剣を作る事にした。
――――
隠れ家に到着した俺はコルベットを降りる際、不味い状況に出くわしてしまった。
それはと言うと…。
「隼人君…?」
「どうしたのその車?」
なんと香織達が丁度鉢合わせとなってしまって、俺は何とも言えない状況になってしまった。
まさか今日渡した合鍵でこんな事態になってしまうとは…。
すると香織が近づいて来て、俺に顔を近づけて来た。
「隼人君、ちゃんと説明してくれるよね?」
…もうこれは隠し通せないな、仕方がない。
「…はぁ、分かったよ。全て話すよ、後この事は絶対に誰にも話さないように。裕子達もだぞ?」
「私達もですか…?」
「どういう意味です?」
香織と裕子達が首を傾げている中で、俺はコルベットに手を翳すと同時にコルベットを収納に収めた後にまた出現させ、それを見た香織達は驚きを隠せなかった。
「ええ?!!」
「車が消えて出て来た!?」
「手品ですか!?」
「……今から話す。中に入ろう」
俺は香織達を隠れ家の中に連れて、部屋に入って座って、俺の全てを話した。
一度俺が前世で…一度死んでこの世界に転生し、更に転生の際に神様からチート級の力を授けられた事を全て香織達に話した。
当然香織達は唖然としていて、俺は申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
「隼人君は…別の世界の人って事で」
「その力を貰ったのも神様って事な訳って事よね?」
「…すまなかった、これは誰にも言えない事だったから」
俺はただ謝る事しか出来ず、香織達に申し訳なかった、しかしそんな様子を香織達は何故か苦笑いする様子が伺える。
「…ウフフフ、やっぱり。隼人君は何かあるなって思ってたのよね」
「えっ?思ったって」
香織のその言葉に俺は思わず問う、一体どう言う事だ?
「その言葉の通りよ。あたし達が襲われた際にあんな大人数を相手に勝てる見込みがないって分かっていても、平然と勝ってるもん」
「同時にそれを聞いて安心したんです。先輩が私達の味方で良かったって事に…」
「そして恋をした相手が隼人さんで凄く嬉しかった事がです」
裕子と美也子、そして美羽の言葉を聞いた俺は思わず心に響いた、俺は…なんて恵まれた少女達に愛されたんだろうなって。
そう考えると神様から貰ったチートは改めて凄いと感じた。
すると香織が俺の隣に座って、微笑みながら話しかけてくる。
「隼人君、出来たらもう私達に隠し事はしない事。私達が協力する為には隠し事があったらなんだか嫌なんだからね?」
「香織……分かった、もう皆に隠し事はしない。絶対だ」
俺は香織を抱き寄せながら、隠し事をしないと誓い、それに香織は笑顔に頷く。
その様子を見ていた裕子達は俺に近寄って、抱き着いて来た。
「ちょっと、2人だけでズルいわよ?」
「私達を忘れてはいませんか?」
「先輩…親睦を深める為に、エッチしましょう」
っとそう言うと、裕子達は自分の服を脱ぎ始めて、脱いだ服を床に置く。
その様子を香織も慌てて参加する。
「ああん!私も一緒に脱ぐ!」
慌てた様子で香織は自分の服を脱いで、俺は少々唖然とした様子になる。
「お、おいおい…」
そして香織達は服だけじゃなく、下着すら脱いで、両手で胸と股間を隠しながら俺に詰め寄る。
「隼人君…♡」
「今はあたし達と…♡」
「楽しく…♡」
「子作り…しましょう♡」
香織達の色っぽい様子に俺は立ち上がり、自分の服を脱いで、全裸となって香織達を抱き寄せる。
「皆…もう孕むくらい中出しするかもしれないが、構わないな?」
「「「「はい♡ 好きなだけ出して♡/下さい♡」」」」
ブレーキの効かない俺達はそのままベッドに倒れこんで、香織から順番にキスをするのだった。