隠れ家が新たな第二の自宅となった俺は地下に戻って武器の調整を行う事とする。
特にM4とAKの調整は特に念入りにしておいた方が良いと思う。
この武器は何故か粗悪品が混じっている物がある、メンテナンスだけではダメな場合もある。
勿論アサルトライフルだけじゃないって事もあるから、念入りに調べておこう。
俺は武器の調整を行いつつ、粗悪品があるかどうか調べて見た。
するとM4とAK、MP5とUMP45の一丁づつ、バレルに粗悪品が混じっていた事が分かった。
鑑定検索で調べても分からない所があるみたいだけど、完全整備のスキルできちんと調べておいた方が良かったな。
俺はすぐさまそれを調整するべく、銃を分解してバレルを取り出し、状態を調べて見る。
どうやら1mmぐらい曲がっている事が分かり、それを修正する為、旋盤機を使って調整を行う。
バーナーで熱を与え、旋盤機で回して、完全整備のスキルを使いながらハンマーで微調整し、ゆがみを直していく。
全ての部品の調整が終えて、銃を組み立てて収納に入れる。
「ふぅ…、これで一応終えたな。そう言えば身体の方はどうだろうな? 最近筋トレしてなかったから」
俺は画面を鏡にして、上半身を脱いで状態を確かめる。
身体付きは以前とは全く変わってないが、体重は少しだけ減っている感じだ、88㎏から86㎏になっている。
う~ん…よし! 思い立ったら鍛えるべし! そうと決まればやる!
俺はベンチプレスや懸垂、スクワットやダンベルカールやダンベルフレンチプレスなどで、全種類の筋トレを行った。
《超回復発動!疲労を回復させます》
久しぶりに聞くこの超回復、すると疲労が徐々に楽になって行き、俺が次のトレーニングを開始しようとした時だった。
《超回復の複数仕様ににより、エクストラスキル【自動超回復】に進化しました、更に自動超回復の効果により、【毒耐性】【薬物耐性】を取得しました》
「自動超回復…?」
なんだか聞きなれないスキルだな? 一体どう言う物なんだろう、鑑定検索で調べて見るか。
【エクストラスキル自動超回復、超回復の全自動版。24時間常に回復する事が出来る。なので疲労や寝不足などの回復も可能】
へぇーそうなんだ、意外と便利なスキルだ、それと毒耐性と薬物耐性って何だろうな?。
俺はそれも調べて見る。
【毒耐性、毒に耐性があるスキル。猛毒の動物や昆虫などの毒に耐性や抗体も持つ他、アルコールの耐性も持つ】
【薬物耐性、薬物に耐性のあるスキル。覚せい剤や麻薬などの薬物の耐性や抗体を持ち、それを無効する効果を持つ】
「なるほど、これは良いかもしれないな」
俺はこの2つのスキルを見て納得するかのように頷く、特に毒耐性と薬物耐性は今後毒の薬品を手に入れて、実験する為に必要な時がある為、役に立つかもしれない。
あと筋トレで鏡を見て見ると、自動超回復の効果なのかさっきトレーニングした部分が少し大きくなっており、すぐに効果が表している。
これは良いぞ…、俺はそう思い、もう少しだけトレーニングして、フィジークの身体付きからボディビルの身体付きに変更してみよう。
その後、この隠れ家の余っている部屋を改装しよう。
此処は部屋が余り過ぎている、もうちょっと広い部屋があった方が良い。
そう思いながら俺はもう少しだけトレーニングをするのだった。
――――
同時刻 ヴィクトリア重工の社長室。
新島浩一郎の親の新島(にいじま)幸三(こうぞう)が新島を怒鳴りつけていた。
「お前いい加減にしろ!!!一体どれだけ殺し屋を雇えば気が済むのだ!!? ただでさえ情報が漏れそうな時に1人の学生を殺すとか何を考えているんだ!!?」
「そんなの父さんの知った事じゃないでしょう」
っとまるで父親には関係ないと言わんばかりの言い分に幸三の怒りが頂点に達する。
「ふざけるな!!!もう貴様の好き勝手はやらせん!!今後勝手な事をしたr―」
バァン!
突然銃声の音が鳴り響き、幸三はそのままゆっくりと後ろに倒れてしまい、頭から血を流す。
新島が拳銃を使って幸三を撃ち殺してしまい、新島はため息をつく。
「はぁ、愚かな父親を持つのも大変だ。でももうあんたの時代は終わったんだ、そのまま死んでくれよ? いや、もう死んでるか」
既に死んでいる自分の父親に向かって冷たい言葉を浴びせる新島、そして新島は受話器を取ってスタッフを呼ぶ。
数秒後、社長室にやって来た1人の男性が死んでいる幸三を見て、新島を見る。
「ようやく…ですか?」
「ああ、もう馬鹿な奴には用はない。今日から僕が社長だよ」
新島は社長の椅子に座りながらそう言い、その男性は笑みを浮かばせながら新島にある事を報告する。
「では新社長、例の件は既に完了しています。大半は怯えながらやると思われますよ?」
「そうか、それじゃあ始めようとしよう…。僕の理想郷を作る為の…」
――――
翌朝、俺は自動超回復の効果で眠気が全くなく、本当に寝不足状態がない事に関心した。
「凄いな、これはこれで良いよ、後…ステータスも凄い事になってるな」
俺はステータス画面を見て唖然とする。
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手塚 隼人
身長:185㎝
体重:98㎏
筋力:99999999
攻撃力:999999999
防御力:999999999
俊敏力:999999999
精神力:999999999
知識力:999999999
運力:999999999
【スキル】
《自動超回復》《匠の極み》《鑑定検索》《収納》《金銭幸福》《習得鍛錬》《限界成長》《運転》《料理》《複製》《プログラミング》《ハッキング》《暗号解読》《隠密》《ピッキング》《目線威圧》《武器知識》《射撃》《戦闘術》《近接格闘》《新格闘術》《気配感知》《証拠隠滅》《撤去》《清掃》《絶倫》《前戯》《言語解釈》
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…もう驚く程じゃない、ありえないくらいのステータスになってるよ。
まさかここまで上がっているとは、思いもよらないよな。
「これだけのステータスならあのミヴァルを軽々と倒せるくらいだから、当然か」
俺はそう呟きながら一旦学校の準備をする為、マスタングに乗って家に戻り、制服に着替えて学園へと向かう。
途中で香織達と合流して、共に登校する。
学園に到着し、教室に向かう中、何やら異様な雰囲気が背後から感じ、俺は横目で後ろを見ると、目が動揺しながら何かしら緊張した様で俺を見ている男子生徒数名が居た。
しかも大量に冷や汗を流しながら。
何だあれ…、普通の冷や汗ではないな?
そう思いながら俺は教室に入り、1日の授業を受ける。
そして1日の授業が終わり、俺が帰ろうとした際にまた異様な気配を感じて、辺りを見渡す。
教室の外には今朝背後で見た例の男子生徒たちが居て、何やら気まずそうな感じに見えていた。
俺は何かあると感じ、香織達に耳元で話す。
「香織、俺は先に帰るから、いつもの隠れ家に来て良いぞ?」
「え? う、うん…」
香織はそれに頷きながら言い、俺はすぐさま教室に出る。
同時に教室の外にいた男子生徒たちは俺の後を追いかけて行った。
学園を出て、誰もいない廃工場に来た俺、当然俺を追跡してきた男子生徒達。
俺は後ろを振り返り、その男子生徒達に問う。
「お前たち、一体俺に何の用だ?」
その問いに男子生徒達は答えようと考えていたが、1人がもう耐えきれない様子に声をあげる。
「っ~~がああああああああ!!! 手塚!!!すまない!!!死んでくれええええええええ!!!!」
っと一人の男子生徒がバックから【MP5K サプレッサー装備】を取り出して構え、他の生徒達も同じようにMP5Kを取り出して来た。
あらまあ、一体何処で手に入れたんだあいつ等?
俺がそう思う中で、生徒の1人がトリガーを引いて、俺に目掛けて撃ってくるのであった。