※この作品はR-18です。

凌辱世界の救世主   作:ライダーGX

31 / 54
第29話

放課後誰もいない廃工場で俺は数名の男子生徒達にMP5Kサプレッサー装備を向けられて、トリガーが引かれて弾が発射される。

 

発射された9㎜弾の弾が俺に向かってくるが、それを俺は軽々と避けて、近くの柱に隠れる。

だが放たれた銃弾はあちらこちらへと飛んで、まるで照準が合っていないかの様だ。

 

まあ無理もない、なんせ相手は素人、銃に関しては皆無なんだから。

 

でもこれ以上やると周りに被害が及ぶな、仕方ない。

 

俺は収納からグロッグ17サプレッサーを二丁取り出し、相手の弾切れを待つ。

 

 

カチッ!

 

カチッカチッ!

 

 

すると男子生徒達のMP5Kの弾が切れて、慌ててマガジンを変えようとする。だが慣れてない上に動きがぎこちない。

 

ここがチャンスと見る、相手は6人、制圧するのは容易い事。

俺は柱から出て来て左右3発づつ撃ち、男子生徒達のMP5Kを弾き飛ばす。

 

「うわっ!!!」

 

「動くなよ、理由はもう分かるな?」

 

近づきながら俺は男子生徒達にグロッグ17を向け続ける。

 

当然男子生徒達は真っ青な顔をしながら手を上げる。

 

「ひぃ~~~!!!すいませんでしたあああああ!!」

 

「命だけは許して下さ~~~い!!!」

 

「定番の台詞はいいから、お前等…なんでこんな事をしたんだ?」

 

グロッグ17を下ろして、なぜこんな事をしたのか理由を問う。

相手が俺だから良かったものの、一歩間違えれば大事になっている所だ。

 

当然その事に男子生徒達は俯きながら話す。

 

「う…、実は…俺の…俺の彼女が人質に取られているんだよ!」

 

「俺もだよ!」

 

「俺もだ!」

 

「僕は妹だよ!早くしないと大変な事になるんだ!」

 

「こっちは姉ちゃんを!」

 

「俺も妹を…!」

 

っと理由はどれも女性関係、しかもその女性関係は恋人だけじゃなく家族も含まれているのだ。

どうやら相当な理由の様だ。

 

「…それ、どういう事か、説明をしてくれるか?」

 

「そ、それは…」

 

1人の男子生徒が重い口を開き、彼らの事情を話してくれた。

 

数分後、俺は男子生徒達の説明に俺は心の奥底に怒りが込み上がって来た。

 

彼らが言うには、恋人を人質に取ったのは新島重工の工作員、しかもそれを指示してきたのはなんと新島本人だ。

奴は恋人と妹や姉を捕まえて、自分の手を汚さずに、全て彼らのせいに仕向けることだったのだ。

 

そして何よりも許せないのが、恋人と妹の方だけは服を破り捨て、今にも凌辱しようとしている事だ。

 

姉の方は強気のある方なのか、まだ抵抗している様、それでもいつ凌辱されるか分からない。

 

何時聞いても本当に虫唾が走るな…、だが新島を潰すのは後だ。

 

「お前たちの恋人と姉妹…どこにいるか分かるか?」

 

「え? 最後に見たのは此処とは違うは廃工場だけど、何処にいるかは…」

 

「彼女達の事は俺に任せてくれるか?」

 

俺の言葉に男子生徒達は顔を上げる。

 

「え?それはどういう…」

 

「その言葉の意味さ、俺がお前たちの恋人と姉妹を助け出す」

 

「た、助け出すってどうやって?」

 

「心配するな、俺が必ず助け出す。だから待っていてくれ」

 

そう言って俺はこいつらが持っていたMP5Kを回収し、そのまま立ち去り、男子生徒達は俺の後ろ姿をただ見続けるのであった。

 

 

 

 

――――

 

 

 

 

廃工場から出た俺はMP5Kをすぐさま収納へと入れて、ここから廃工場の薬莢を証拠隠滅スキルで消せるか試してみる。

すると証拠隠滅スキル廃工場内の薬莢を全て消した。

 

これで問題はない、後は彼らの恋人と姉妹が何処にいるかだ。

 

鑑定検索で調べて、何処にいるか確かめる。

 

すると検索場所が何処かの港に位置を示していて、俺は少しばかり思い当たる。

 

「こいつはまさか国外へ売り飛ばす気か?その前に凌辱して犯す気だろうな。その前に救出しなければ」

 

俺は収納から戦闘服を取り出して、黒のBDUに着替え、更にタクティカルブーツを履いて、防弾チョッキを着用する。

そして車はコルベットを取り出し、乗り込んで港へと向かう。

 

 

時間は過ぎて、夜となり、港に着いた俺はコルベットを降りて、武装はP90とデザートイーグルを選ぶ。万が一乱戦になった場合はM4A1を取り出す。

 

出来るだけ人気のない高台に移動し、双眼鏡で辺りを見る。

 

港内は警備員らしき姿が多数見えるが、手には【H&K G36K】と【ステアーAUG】を持った警備員が居る。

しかも彼らの肩のワッペンを見ると、ヴィクトリア重工のワッペンが付いている。

 

「なる程…此処はヴィクトリア重工が所有する港か…、と言う事はここには人質だけじゃなく、お宝もあるかな?」

 

俺は少しばかりつまらない冗談を呟くが、すぐさま切り替えて港内に潜入する。

 

この港はかなり広くいくつのも倉庫がある、そこに人質が居るかも知れない。

調べて見よう…。

 

早速捜索を開始する俺、1つ目の倉庫は空っぽで何もなかった。

 

2つ目の倉庫も何もなかった。少しだけ段ボール箱が置かれているだけ。

中身は家庭用のカップや壺だ、これをどこかに持っていくのか?

 

3つ目は少し大量に置かれたが、何やら重要そうな頑丈な箱がある。

一体なんだろうな…。俺はそれに近づいて、ピッキングスキルで開けて見る。

 

するとその中に入っていたのは、銃と装備品だった。

どれも最近の物ばかりで、珍しい物だ、銃は【H&K USP9】や【M&P9】、更に【H&K MP7】と【ベネリM4ショットガン】、そして先ほど警備員が持っていたG36Kもある。

 

此処は銃の保管場所か何かか?

そして装備品は暗視ゴールや赤外線ゴーグルがある。

 

あいつ等にはもったいない物だが、抜いたら大変そうだ。これは複製して持って行こう。

 

その後4つ目の倉庫に行き、中に入るとそこには何と驚く物が置かれていた。

 

「おいおい…、マジかよ?」

 

俺が目にしたのは、自衛隊やアメリカ軍の他に他国の軍が使用している【UH-60 ブラックホーク】だった。

そのブラックホークが3機あり、それに俺は目が釘付けとなる。

 

「人質を探す中でこれを見つけたのは何か理由があるのか? もしかしてこれを運んでその場所でヘリで輸送するつもりか?」

 

俺がそう考えると…。

 

 

「いやああああああああああ!!!」

 

 

っと女性の叫び声が隣の倉庫から聞こえ、俺はブラックホーク1機を収納し、その場所へと向かう。

 

5番目の倉庫に俺は近寄り、屋根まで飛んで、天窓の方に近寄りゆっくりと覗く。

 

するとそこには男子生徒達の恋人と姉妹が居て、その内の1人が数名の男性に犯されそうになっていた。

 

「いやあ!!やめて!!!」

 

「おいおい暴れるなよ? せっかくお楽しみが出来るんだ。たっぷり楽しませろ」

 

「おい急げよ? 今日出航なんだ、大事な品物に傷が付いたら洒落にならんぞ?」

 

小柄の少女が暴れようとしているが、複数の男に足を抑えられ、男があれを出そうとしてる。

すると人質の1人の女性が強気の態度で怒鳴る。

 

「やめて!!!やるならこの私をやったら!?」

 

「うるせぇな、焦らなくても後でたっぷり相手してやるよ」

 

どうやらこいつ等、最初から人質返さず、別の国に売り飛ばす気だな? 腐った奴らめ…殺す。

 

そして男がえげつない物を取り出した瞬間、俺は天窓を開けて、一気に降下し、そのまま男を地面に目掛けてたたきつける。

 

「ぶはぁっ!!!?」

 

「なっ!!」

 

「何だお前!!?」

 

当然の登場に男達は慌てて銃を取ろうとするが、俺は飛んで、回転回し蹴りを放ち、男達の首を狙う。

受けてしまった連中はその場で意識を失う。

 

少女達は突然の事に唖然としてしまい、俺は優しく声を掛ける。

 

「心配ない、助けに来たぞ」

 

っとその言葉と同時に少女達は表情が明るくなり、俺が布を取って、少女に渡して、俺が動こうとした時だった。

 

「おい!今声がしたが、誰かいるのか!?」

 

「(っ!?不味い!)」

 

こんな時に警備員が異変に気付き、こっちに近づいて来たのだ。

この状況だ、仕方ない…。覚悟を決めるか!

 

っと俺は懐からP90を取り出して、皆に言う。

 

「皆、今からここが血の惨劇になってしまうが、どうか見なかった事にしてくれ、頼む」

 

俺の問いに少女達は一瞬戸惑いを見せたが、すぐに頷いて了解し、俺はそれを確認した後、構えて警備員が来るのを待つ。

そして警備員が此処の倉庫の扉を開けた瞬間、俺はP90の引き金を引くのだった。

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。