※この作品はR-18です。

凌辱世界の救世主   作:ライダーGX

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第35話

林道(りんどう)工業社の機密工房を破壊し、戦利品を手にした俺達だったが、ヴィクトリア重工に隠れ家がバレてしまい部隊を送り込まれてしまった。

敵を殲滅する為、武装して地上へと向かう俺達。

 

俺は巧達にある物を渡す。

 

「皆、これを渡しておく」

 

俺は巧達に複製スキルを渡し、それに巧達は俺を見る。

 

「隼人、これってまさか」

 

「ああ、弾を減らさない為にもこれを有効に使ってくれ。皆…気を付けてくれ」

 

その事に巧達は頷いてあちこち散らばり、栄治と浩平は素早く屋上へと向かった。

 

俺も外に出て、敵の様子を窺う。

すると敵が方位しつつ、敵が【G36C】を構えながらゆっくりと近づいてくる。

 

しかも赤外線ゴーグルを使用して、となると…。

 

「ん?おいあそこに居たぞ!!」

 

っとその言葉に敵は一斉に俺達の方を見る。

 

チッ、隠密スキルで隠れていれば良かったぜ!

 

俺がそう思っていると、敵が俺達にG36Cを撃ってくる。

敵の撃ってくる銃撃を木の裏に隠れ、巧達もその後ろに隠れる。

 

俺はすぐさま栄治に援護射撃を要請する。

 

「栄治!」

 

『任せてくれ!』

 

その言葉に栄治はM14を構えて、相手の頭に狙撃をする。彼が撃った弾はその敵の頭を直撃して、大きな穴が出来る。

敵が撃たれたのを見た仲間たちが叫ぶ。

 

「おい!狙撃手が居るぞ!!」

 

「探せ!阻止するんだ!」

 

敵が狙撃を阻止するために栄治を探そうとする、だがそれをさせないのが俺達だ。

 

俺がM4A1をフルオートにして、相手に狙いを定めながら撃つ、同時に巧と守と哲也と新之助もAK47とベネリとG36KとHK416を撃ちながら相手を撃ち倒していく。

それと同時に栄治の狙撃も相手の頭を的確に撃ち抜き、次々と倒していく。

 

そして最後の数人となった所で、敵が俺達の実力の違いに驚く。

 

「くっ! こんなに手馴れとは聞いていないぞ!!」

 

「撤退だ!撤退するんだ!!」

 

「馬鹿野郎!撤退したらあの社長に何されるか分からんぞ!!」

 

敵がそう言い争っている状況に俺達は見逃さず、そのまま詰め寄って、相手の頭を撃ちぬく。

俺達の弾を受けた敵はそのまま死んでいき、地面へと倒れる。

 

全て片付けた俺達は取り合えず香織達に報告して置いて、この死体全て証拠隠滅スキルで消して置こう、血痕も全て。

 

 

 

――――

 

 

 

一度、俺達は地下に戻り、設置してある道具や設備を全て収納し、車の燃料も複製スキルで満タンにしておく。

香織はその様子を見て、予想している事を問う。

 

「ねえ隼人君、まさかここを捨てるの?」

 

「ああ、ここを探られたなら、また奴らが来る。その前に移動して、新しい隠れ家を探さなきゃいけない」

 

「新しい隠れ家って。一体どこにそんな所があるんだ?」

 

巧の言葉に俺は黙り込んでしまう。

この世界では隠れる場所はいくらでもあるが、どこも新島にとっては見つけやすい場所ばかり、今回はかなり的確な場所だったけど、それが見つけられてしまった。

 

だが今後の活動には隠れ家が必ず必要、俺は何としても見つけ出さなければならない。

 

そんな事を考える中で、哲也がこんな事を言ってきた。

 

「なあ隼人、お前のステータスって結構高いんだよな?」

 

「え?ああ…そうだが?」

 

「ならさ、運のステータスを鑑定検索につぎ込めば、かなり高確率で良い隠れ家が見つかるんじゃね?」

 

っとその言葉に俺は思わず目が開いた、そうか!その方法があった。

 

すぐさま俺は運のステータスを鑑定検索に入れ込み、運の確立を上げる。

そして鑑定検索で新しい隠れ家を探す。

 

良いのを見つけ出してくれよ…頼む。

 

すると鑑定検索が新しい隠れ家を見つけ出し、その場所が画面に表示された。

 

その場所は此処とは反対側で、海に近い場所だった。しかも港の辺りであって、それに俺は首を傾げる。

 

「ほほ~…海の近くの場所か。行って見る価値はあるな」

 

「海の場所?」

 

「ああ、それじゃあ皆、必要な物すべて持ったら出発だ」

 

俺達は車に乗り込み、俺のピックアップトラックは収納してコルベットとマスタング、2台のワンボックスカーで出発する。

心残りのない最初の隠れ家、短い期間ではあったが、お陰で香織達との素晴らしいエッチも出来た事だし、良しとするか。

 

 

そして目的地に到着した俺達、その場所は廃工場で船着き場もあり、十分な広さがある。

ヘリを離着陸する事も可能な場所、しかし肝心の隠れる場所がない。どう言う事だろう…いや、前回同様にこの廃工場に必ず隠し通路や扉があるに違いない。

 

俺達はそれを探す為、この廃工場調べる事にした。

 

すると工場内の床に何やら仕掛けがある事に気が付き、俺はそれを調べていると、秘密エレベーターがあったのだ。

 

それを起動するにはどこかの主電源が必要で、俺が皆にそう伝え、電源を入れる為の電力を探す。

っと香織が階段を降りてすぐに発電室を見つけ、すぐさま俺達に伝えて来た。

 

「なる程な…、これがそうか」

 

俺が見たのは水力発電機、あちこちさび付いているが壊れてはいない。これを修理すれば完全に動く。

 

とりあえずこれを清掃スキルで綺麗にし、泥やほこりに錆を取り除いて、後は傷んでいる所を修理し、グリスを足す。

 

これで動くだろうと止まっている水門を開かせ、ここに海水を流し込んでこいつを動かす。

するとすぐに水力発電機が起動して、ここら一帯の電力が流れる。

 

そして俺達は機密エレベーターの元に行き、すると入り口近くの柱にボタンが光っていて、それを巧が押すと機密エレベーターが動いた。

 

機密エレベーターの床が開き、そこからエレベーターの台が出て来てきた。

 

その台はトラック3台分入る事が出来て、十分な大きさだ。

 

早速俺達はそのエレベーターに乗り込み、近くの端末を操作して、下層へと降りて行くのだった。

 

暫く降りて行くと、エレベーターは大きな扉の前に止まり、扉が開くとそこには指令室の様な場所があって、小さな部屋がいくつもあった。

 

まるで旧日本軍の司令塔の様な感じに見える。

 

その光景に俺達は周りを見渡す。

 

「すげぇ…これはなんだか」

 

「ああ、俺達の想像を超えてるよ」

 

「でもここって一体どこのだ?」

 

栄治の言葉に俺達はすぐさま考える、確かに…普通に考えたらこんな所を建設するのってなんだか変な所だ。

一体誰が作ったのかと考えるが、まあそんな考えはいいとしよう。

 

折角新しい隠れ家を手にしたんだ。ここを有効活用しよう。

 

「まあいいじゃないか、そんなの。もうここは俺達のなんだ、思う存分使わせてもらおうぜ?」

 

その言葉に皆が頷いて、早速清掃スキルを使って綺麗にし、俺達は此処の補修工事に入った。

 

力仕事や鉄骨の修理などは俺達男子達がやり、壁の模様や物の片付けは香織達がやる事となった。

 

さて…どんな場所になるか、楽しみだ。

 

 

 

――――

 

 

 

そしてまた別の場所、ヴィクトリア重工の本社ビルで失敗したとの報告を聞いた新島は…。

 

バンッ!!

 

「ぐあぁ!!」

 

部下の腕を銃で撃ち、苛立ちをぶつけていた。

 

「くそっ!!!何で僕の計画はこうもうまく行かないんだ!!」

 

「落ち着いて下さい社長。まだ終わった訳ではありません、あの者たちの潜伏先を調べれば…」

 

「そんなの意味がない! あいつの事だ。必ず警戒してくる…! くそっ…しばらくは行動を控えなければならないな」

 

っと新島はそう言って部屋から出ようとした際に秘書が問いかける。

 

「どちらに?」

 

「船の所に行く。例の出荷がどうなのか僕自身で確かめる」

 

そう言って新島は部屋を出て行った。

一体彼が言った船とは何か、それは今後明らかになって行くだろう。

 

 

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