村瀬達からの攻撃を返り討ちにし、仲間になったミーシャル達を基地に連れて来た俺達。
今一度俺達はミーシャル達の事情を確認する。
「ミーシャル、お前たちの状況はどうなってるんだ?」
「そうね…一応まだ組織からの刺客は送られていないけど、どの道来るのは時間の問題ね」
そう言う事か…よし。そうと決まれば即行動だ。
「巧、俺と一緒にミーシャル達の隠れ家の荷物を此処に運びたいから、一緒に来てくれるか?」
「分かった」
俺の言葉を聞いたミーシャル達は少し驚く表情をしていた、なんせ俺達の基地に居場所を移すって事だからな。
ミーシャルはその事を問いかける。
「ここに居ても良いの?!」
「ああ、もう仲間なんだから当然だろう? それに隠れ家いつまでも安全とは限らないからな」
「ありがとうネ!」
リンは満面の表情を見せながら言い、俺達はワンボックスカーでミーシャル達の隠れ家へと向かう。
当然香織達と哲也達は基地で待機する事になる。
一台目のワンボックスカーを運転する俺にミーシャルとリン、二代目のワンボックスカーを運転する巧とシンディとバエラ。
その際にミーシャルは俺に話しかける。
「ねえ1つ聞いていい?」
「ん?なんだ」
「あなたがどうして新島社長に命を狙われているの? 命を狙うくらいならもっと的確な方法が…」
「それは香織達が関係しているんだ」
っと俺が言った言葉にミーシャル達は首を傾げた。後この会話は無線機を通して聞いている。
「どう言う事…?」
「新島は手下たちを香織達を凌辱して、自分達の玩具にしようとした、だがその際に俺に阻止されて、その反動で俺に殺しを迫ったんだろう」
「か!彼女達を…!?」
当然その言葉にミーシャル達は驚きを隠せなかったようだ。
どうやらミーシャル達にその事は伝えてない様子だ。まあ伝えてなくても、いずれは彼女達も同じように襲おうと奴は考えるだろう。
俺が話した事にミーシャル達は静かに怒りを覚える。
「…どうやら相手は女が気楽に襲えるなんて事を考えてる様ね…」
『そうね。あのスケベ社長に痛い目を合わせる必要があるわ』
『ええ、私達がそれを教えてあげなきゃ』
「そうあるネ! その際は協力よろしくネ!」
っと俺にそう言ってくるリン、まあ当然だあいつは水島さんの娘さんを凌辱したんだ。その際に水島さんは奴の殺し屋によって殺された。
それを含めた仇を取る必要がある。精々待っている事だ新島…。
――――
ミーシャル達の隠れ家に着いた俺達、彼女達の隠れ家は6階建ての無人のマンションだ、その4階に彼女達の住まいがあり、そこに俺達は向かう。
目的地の【402号室】と書かれていある扉に着いて、ミーシャルは合鍵を使って中に入る。
俺達も中に入って、辺りを見ると、各自の部屋にはしておらず、皆一緒に布団を敷いている部屋のみだった。
後は部屋にスパコンの様な精密器材があり、それを使ってPCを使っている様だ。
更にもう一つの部屋には重要そうなロッカーがいくつもあって、それは明らかに武器庫の様な感じだった。
「…それじゃあ必要な物だけを車に積み込んで、後は俺が持っていくとするか」
「え?一体何を言って…」
ミーシャルがその事を言おうとした際に俺はまず収納を使って、スパコン並みの精密器材を収納した。
巧も武器庫のロッカーを収納に入れる。
当然ながら俺達のスキルを見たミーシャル達は唖然とした様子だった。
「な、何今の…?」
「は、隼人…あなたは一体何を?」
「伝えるならこれで伝えた方が早い」
俺は混乱しているミーシャル達に記憶情報伝達のスキルを使って、俺が歩んできた記憶を伝える。
ミーシャル達は俺の記憶情報伝達で前の世界で一度死に、この世界に転生、そしてスキルも与えてくれた事を知って、信じられない表情をした。
「まさか…あなたにそんな過去が!?」
「それにそのスキルのお陰で…?!」
「どうりで強い筈ね…」
「凄いあるネ! リンなんだか惚れそうであるネ!」
っと冗談でもない事を言うリンは置いといて、俺はミーシャル達にこの事を一応伝えた後、俺はこう言った。
「ミーシャル、シンディ、バエラ、リン。このスキルは新島重工…ヴィクトリア重工を潰す為に使うだけだ。後はこのスキルは使う事は無い、緊急事態が起きた場合以外は」
「…その目を見る限りじゃ、その様ね…分かったわ。この事は他言無用にする、誰にも言わないわ…約束する」
その事を聞いた俺は頷き、ある程度の分はワンボックスカーに詰め込む事にする。
あんまり収納に頼りきりじゃダメだしな、その後ここの合鍵を捨てれば準備完了だ。
「それじゃあ行きましょう。もう心残りはないわ」
「よし、じゃあ戻ろうか」
ミーシャルの言葉に俺は頷きながらワンボックスカーを走らせ、基地へと戻って行く
――――
そして基地に戻って来て、収納に入っている物を全て出す。
スパコンと武器のロッカーを置いて、それを哲也がマジマジと見る。
「へぇ~なんだか重要そうなロッカーだな?」
「そうよ、ここには私達が戦う武器が入れてあるの」
そう言ってミーシャル達は武器のロッカーを開けて、中を確かめる。
俺も中を確かめ様と、ロッカーの中を見る。
中に入っていたのは先日ミーシャル達と戦った際に使ったナイフや中国刀だけじゃなく、銃も入っている。
銃はコンパクト性に優れた銃『グロック19』と『ベレッタPx4』、更に超小型にした『グロック26』だった、更にマシンガン系はサイレンサーが標準装備された『MP5SD6』だった。
後は武器の弾くらいが置かれている。
なる程…殺し屋はそんなに武器を所有することは無いのか。
要は俺が欲深いだけか?
まあ仕方ないか…これは、なんせ俺は元祖サバゲ―マーだから銃を見ると興奮するんだよなこれが!
これだけは絶対に曲げられない…、っとサバゲ―の事を思い出したら何だかやりたくなって来たな、でも今はお預けだ。
今はミーシャル達の荷物を部屋に運び入れなければな。
そう思いながら俺はミーシャル達の荷物を部屋をと持っている。
っとその際に雲母が荷物の中身をリンに聞いた。
「ねえ、この中には何が入ってるの?」
「リン達の下着類ネ! エロいランジェリーな物が沢山ネ!」
その大胆発言に俺達は吹いたのは勿論、香織達はミーシャル達が顔を真っ赤にしたのは言うまでもないか…。