※この作品はR-18です。

凌辱世界の救世主   作:ライダーGX

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第50話

隼人達が新造艦の破壊を達成し、島から脱出した後、ある2人組がボートの上でその様子を見ていた。

その2人組は隼人達と同じ歳で、身長は190㎝か188㎝くらいの長身。体格はかなり鍛え抜かれた程の身体をしている。

 

「…あれか」

 

「ああ、多分あいつだよ」

 

その2人組は隼人達が乗って行ったUS-2を見ながら呟き、2人組は座席に座る。

 

「あの様子なら、あの新島の野望も1つは潰したんだろうな」

 

「だが情報にによればまだ裏が多い筈、動くには慎重になる必要がある」

 

「でもあの隼人だ。やる事は徹底的にやる奴だから」

 

「全くあいつは…昔からそうだったな」

 

っと何やら懐かしそうに語る2人組はそう呟きながらボートのエンジンを起動させ、最後にこう言った。

 

「なあ、そろそろあいつに会わねぇか?」

 

「…そうだな。あいつとも再会がしたいし、近い内に会いに行くか」

 

そう言って2人組はボートをターンさせて、本島へと戻って行くのであった。

 

 

 

 

――――

 

 

 

 

基地に戻って来て翌日、俺達は武器の点検と今回手に入れた武器とスーツ、そして飛行艇を見る事にした。

 

武器であるAA-12はかなりいいぞ、ショットガンのフルオートは威力が高いし、相手に威圧感を与える。

それだけじゃなくドラムマガジンも付属していたから、32連ドラムマガジンは相手をひれ伏すに相応しい物だ。

 

これをサイトやレーサーサイトとフラッシュライトを装着できるパーツを大型3Dプリンターで作り、それを塗装して付ければ完璧だ。

 

そしてあのスーツだ、あのごつくて分厚い防弾スーツを改めて調べて見ると、このスーツに内側の中にはまだ試作段階の人工筋肉が使用されていたのだ。

 

このごつい防弾スーツを着用するにはそれなりの筋力だけでは動けないから、この人工筋肉を使って動かそうとしたのか…。

だがこの人工筋肉はまだ完全に調整が出来ていない様だ。見る限り動きに雑があり、しなやかな動きが全然出来ていない。

 

これでは折角の防弾スーツが動かせない。

 

「よし、なら俺が調整するとするか」

 

「出来るの?」

 

香織が俺が調べているスーツを見て問いかけてくる。

おいおい香織よ、俺にできないことは無いぞ。

 

「まあ任せておけって…、俺の習得鍛錬が必ず反応する筈」

 

俺はそう言って機械部分を調べて見ると、見込んだ通り反応した。

 

《習得鍛錬! 電気工学スキルを所得しました》

 

そのスキルと共に俺の頭の中に電子工学の知識が入り込んで来て、この人工筋肉の構造が一目で分かった。

 

そう言う事か…。

 

「なるほどなるほど…。これがこうなって…ここがそうなって…」

 

俺は人工筋肉のバランス調整を行った、どうもバランスがめちゃくちゃだったらしく、これが上手く動作出来ていない事だったのだ。

これさえ調整出来れば、この人工筋肉は上手く作動する筈…。

 

「さて、これでどうだ?」

 

俺は電源を入れて見ると、動きに雑だった動きがしなやかなになり、更に綺麗に電圧が行ったのか、人工筋肉はよりスマートになり、ごつごつの表面は綺麗になった。

 

これなら多分行けそうだ。でも何のために人工筋肉を採用したんだ?俺にはさっぱりわからん。

 

「ねえ、上手くいったの?」

 

「ああ、これで問題ない。後はあれだ…」

 

俺は格納庫に出してあるUS-2を見る。

元は自衛隊が所有している飛行艇を何故あいつ等は簡単に手に入る事が出来たんだ。普通なら手に入るのは不可能な筈だ、絶対そうに違いない。

 

まあこれを自衛隊に返すのもあれだし、俺達が今後上手く利用する為に使わせてもらおう。

 

その為にはこいつ等を改造するか、航続距離を伸ばすか…それとも加速性能を上げるか…。

 

どっちにしようかな…。

 

俺が考えていると、香織が俺の腕に抱き着いて来たのだ。

 

それに俺は振り向く。

 

「どうした?」

 

「ねえ隼人君…、久しぶりにシようよ」

 

っとその言葉に俺は察した、そうか…あれから一ヵ月以上も経つ。

 

香織達は多分構って欲しいんだろうな。

それは俺もそうだし、巧達だってそうだろうな。

 

よし、じゃあそうしよう。

 

「じゃあ巧達も一緒に呼ぼうか? また皆と一緒に乱交しようぜ♪」

 

「もう♡」

 

そう俺が香織の肩を掴んで行こうとした時だった。

 

 

 

キュイーーーーーーン!!

 

 

 

気配感知が何かを感じ取り、それに俺の足は思わず止まる。

 

「隼人君?」

 

香織は俺の突然の行動に振り向き、俺は香織の方を振り向く。

 

「香織、外に誰かがいる。巧達を呼んできてくれ」

 

「っ!う、うん!!」

 

その事に香織は慌てて巧達を呼びに行き、俺はベレッタと剣を取り出して、機密エレベーターの前に行く。

そして俺の元に巧達がやって来る。

 

「隼人!香織から聞いたが本当かそれ!?」

 

「もうここがバレたの? でもダグラスさんが話すとは思えないし…」

 

「もしくは別の誰かだろうな」

 

俺の言葉に巧達は驚き、俺は機密エレベーターを起動させて、巧達とミーシャル達と共に地上へと向かった。

そして地上へと到達し、俺達は外に出て、辺りを警戒する。

 

気配感知を見て見ると、黄色い点が2つ光っていて、それに俺は目を向く。

 

そして後ろを振り返ると、先ほど居なかった所から男が出て来て、俺に拳を振り下ろしてくる。

 

「っ!」

 

俺はそれにすぐさまかわして、素早いハイキックを放つ。

 

だがその男は難なくかわし、後ろに下がると、上からかかと落としをしてくるもう一人の男が現れた。

そのかかと落としを俺はすぐさま横に飛んで回避し、回避した場所に大きな穴が出来る。

 

「(なっ!この力…、普通じゃない!)」

 

俺はそれを見て驚き、ベレッタをもう一丁出して、2人の男が俺に向けて銃を出して構えて来た。

 

それと同時に俺も銃を構え、銃を突き付けられた俺達はそのまま固まる。

 

咄嗟の事に皆は反応が遅れ、巧達はすぐに武器を持つ。

 

「隼人!!」

 

「来るな!」

 

俺が巧達を止めて、俺は少しばかり厄介な敵を見ながら思う。

相手は黒のフェイスマスクに黒いサングラスをしてい、顔が分からなかった。

 

「(さーて…どうすっかなこれから、俺が引き金を引くのが先か、相手側が先か…)」

 

そう俺がそう思っていた時だった。

 

「…なあ、この銃を知っているか、『S&W M29 44マグナム』だ。こいつは映画に登場した銃でなかなか威力が高い銃だ。人気も高い」

 

「そしてこいつは『H&K Mk23 ソーコム』だ、特殊部隊向けに開発された銃で、採用しているのはシールズの方で、僅かに使われた銃だ」

 

「…っ!」

 

突然言い出した言葉に俺は聞き覚えがあった。

 

確か…その説明は…。

 

「なあ、覚えているか? 俺達は今欲しいのはARのMCXじゃなく」

 

「スコーピオンEVO3でもない、俺達が欲しいのは…」

 

「ブルパップ式ショットガン…ケルタックKSG…! お前らまさか!!」

 

俺の言葉に巧達は思わず顔を見合わせ、そして2人組の男はフェイスマスクとサングラスを外して、素顔を表す。

年齢は俺達と同じで、2人組の男達は微笑みながら俺に言った。

 

「久しぶりだな…隼人」

 

「前世ぶり…だな」

 

「まさか…龍二(りゅうじ)!斗真(とうま)!!」

 

そう…俺達の目の前に現れたのは、俺がこの世界に転生する前、ダンプカーに惹かれた際に駆け寄った俺の親友…。

 

角田(かくた)龍二と、新庄(しんじょう)だったのだ。

 

 

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