今年もよろしくお願いします。
何者かが基地の外に突如現れ、俺達が出た時に一時戦闘になったが、銃を向けた際に銃の説明をして来て、聞き覚えのある言葉が俺の頭に思い浮かんだ。
そしてその人物たちはかつて前世で共に過ごし、サバゲ―仲間で俺がダンプカーに惹かれて駆け寄って来た親友。
角田龍二と新庄斗真。
俺の親友がこの世界で再会したのだ。
突然の再会に俺は戸惑いを隠せなかった、いや…って言うか何でいるんだ!?
すると巧とミーシャルが俺の隣に来る。
「おい隼人…龍二と斗真って」
「確か貴方が前世の記憶の中で見た、昔の友人だったわよね? どうしてここに居る訳?」
「…それは俺の方が聞きたい。何で2人がここに居るんだ? 龍二…斗真」
どうもこの状況が理解できない俺は龍二と斗真に説明を求める。
2人は俺の様子を見ながら苦笑いを浮かべていた。
「まあ、当然だよな」
「心配すんなって。ちゃんと説明させてやるさ」
龍二と斗真はそう言って、持っているM29とソーコムをしまうのだった。
――――
そして基地の中に戻って来た俺達は龍二と斗真を招き入れ、香織達は龍二と斗真を見た際に驚きを隠せなかった。
なんせ見知らぬ人を基地に招き入れている事だから、当然香織達は俺に説明を求めた。
「隼人君、ちゃんと説明させてよ!」
「そうよ!何知らない人を基地に入れている訳?!」
「待て待て…今から説明して、それそれを聞くんだ。さて…」
俺達は龍二と斗真と向かい合いながら座り、今の状況の説明を聞く。
「龍二…斗真、どうして2人がこの世界に居るんだ? って言うかお前等はどうやって来たんだ?」
っと俺の言葉に香織達はすぐさま驚いた、龍二と斗真の名を聞いて、俺の前世の記憶も見た香織達は俺の親友だと気づいた。
そして龍二はそれに頷きながら言う。
「まずそれからだな、まず隼人があの事故の時だ」
龍二は両肘を足に載せながら、顎を手の甲で支えながら語り始める。
「…隼人の事故を間近で見た後、すぐに駆け寄ったが、お前の意識はなく、既に死んでいた…即死だったよ」
「その時俺達は心に大きな穴が開いた感じになった…、間近で親友がなくなるなんて思いもしなかった…。そしてお前をはねたダンプカーはそのままビルの壁に激突したんだ。その際に運転手も死んだらしい」
っとその説明を聞いて俺は衝撃が走った、おいおい…肝心のダンプカーの運転手は壁に激突した際に死んだのかよ…。
くそっ!それじゃあどうして俺をはねたか分からないままか…!
俺が心の中で悔しがる中、龍二と斗真は話の続きを語り続ける。
「その後、俺達は隼人の家族の葬式に出て、大学の友人や昔の友人達がお前の葬儀に出て悲しんでたよ。当然俺達も…」
「だがその後だ。俺達は葬儀の終わった後…運命の日が訪れたんた」
「運命の日…?」
その言葉を聞いて俺は首を傾げる、どうやらその先に何かがあったようだ。
俺はそのまま龍二達の話を聞く。
「俺達は自宅に帰る時だった…。空から隕石が落ちて来て、俺達に直撃したんだ」
「「「「「「隕石!!?」」」」」」
俺達はその言葉を聞いて驚いた、なんと龍二達に隕石が降って来るなんてあり得るか!? 普通ならありえない。
「その隕石によって俺達は死んだ…。だがその時俺達は気が付くと白い空間の所に居たんだ…そこにある人と出会った」
「ある人って?」
「…女神様だよ」
斗真の言葉を聞いて俺達は心底驚く。なんと龍二と斗真は死んだ際に女神に会っているんだ、でもそこで一体何が…。
「俺達は女神に出会って…そこで女神がいきなり土下座してきたんだ」
「どうやら間違えて隕石を俺達の方に向けてしまったらしいんだってさ。しかも自分のドジだって」
「なっ…!」
自分のドジって! なんつー女神だ…!でも俺の場合もそうだったな。あの神様の爺さんはうっかりしなせちゃった♪っとかふざけた事を言っていたからな。
あれを聞いた時は思わず掴みかかったが…。
「その際に俺達はその女神を睨んだよ、だがお詫びとしてこの世界に転生させると俺達に言ったんだ。更にチート能力も俺達に与えたんだ、一度鑑定してみろ隼人」
「ん?ああ」
俺は龍二の言う通り、2人に鑑定検索で調べて見る。
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角田 龍二
年齢:18歳
身長:187㎝
体重:95㎏
筋力:99999999
攻撃力:999999999
防御力:999999999
俊敏力:999999999
精神力:999999999
知識力:999999999
運力:999999999
スキル
《巧の頂点》《健康体》《自動超回復》《収納》《金銭幸福》《習得鍛錬》《限界成長》《言語理解》
新庄 斗真
年齢:18歳
身長:191㎝
体重:102㎏
筋力:99999999
攻撃力:999999999
防御力:999999999
俊敏力:999999999
精神力:999999999
知識力:999999999
運力:999999999
スキル
《匠の頂点》《健康体》《自動超回復》《収納》《金銭幸福》《習得鍛錬》《限界成長》《言語理解》
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おおっ…俺と同じくらいのステータスじゃないか! でもこの匠の頂点って言うスキルはなんだ…?
ちょっと調べて見よう。
【匠の頂点、戦闘と日常のスキルの頂点に君臨するエクストラスキル、戦闘の極みと匠の極みと並ぶスキルである】
はっ!? 戦闘と日常のスキルの頂点ってマジか!? こんな凄いスキルがあったのか…しかもエクストラスキルって…龍二達のスキルも侮れないな。
通りで先ほどの戦いでも俺のキックが簡単に避けられた訳だ。
「なる程…凄いスキルだな」
「ああ、それらを渡された俺達は女神にこの世界を送り届けられたんだ。だがその際にある事を言ったんだ」
「“その世界にはあなた達の友達もいますよ”と…、それが隼人だと分かったんだ」
「そうだったのか…」
俺はそれを聞いて納得する。
龍二達も此処にこれたのはその女神のお陰という訳か…。
まあともかく、前世の友人との再会…これほど嬉しいことは無い。その女神に感謝だな。
――――
説明をし終えた後、俺達は一度飲み物を香織達から受け取る。
龍二達は香織達を見て、内心驚いている様だ。
「なあ隼人、彼女達はもしや…」
「ああ、獅子王学園で本来陵辱される筈だった香織と裕子と美也子、そして美羽だ」
俺の説明に龍二達は少しばかり驚いた。
「いや~まさか無事助け出しただけじゃなく、上手く匿ってるとは…しかし彼らは?」
「巧達とミーシャル達か? 巧達は芽衣達が捕まった際俺が助け出して、そのお礼として協力したいって申し出たんだ。勿論俺は受け入れたさ。
そしてミーシャル達は元殺し屋、新島が俺を殺す為に何人も殺し屋を送り出して来て、ミーシャル達が俺を殺そうとした、俺はそれを返り討ちにして、倒そうとしたが…出来なかった。
何故か俺は彼女達を殺す事は出来なかったんだ」
「なる程…、男は殺しても女は殺せないって奴か?」
「いや、多分同い年の少女を殺す事は出来ないって感じたんだろうさ、俺達もその立場に居たら、多分同じだったろう」
龍二と斗真は自分達の思っている事を言う、まあそうだろうさ…龍二達も俺と同じ立場に居たら、きっとそうなって居たさ。
ん?そう言えば気になっていた…。
「そう言えばお前等2人今どこで何してるんだ? それに武器は一体何処で」
「今俺達はこの街の隣町にある『久木原学園』って所にいる。昔は女子校だったんだが、3年前に共学になったんだ。
そして武器の方はどこぞの商人から手に入れた。一応これだけだが」
っと龍二と斗真は先ほどのM29とソーコムを出して、テーブルの上に置く。
これだけか?いくら何でも少なすぎる…。
そう俺はそう思ったのは言うまでもなかった。