がくんと首を下に降るような感覚で、レッドは目を覚ました。
「あ……あう……?」
レッドのぼやけた思考、体の感覚でベッドにあぐらをかいており、腕の中に人一人分の暖かい感覚がある。
「ふふ、おはよ、お兄ちゃん。私の番だよ……ちゅるっれろっちゅぱ」
レッドと対面座位の形で抱き着いていたのは、白き深窓の令嬢にして無表情の甘えん坊、妹ナツメ。
妹ナツメはレッドの涎に口づけて吸い取り、そのままレッドの唇に吸い付いて甘えるように舐めていく。
「あ、ん、君は……」
「むう、お兄ちゃんからもキスして。こっちからしてばっかりで、お兄ちゃんから何しないのは、や」
「! そ、その通りだね」
(ナツメがこんなにももてなしてくれてるんだから、僕からも……!)
妹ナツメが求めることが、レッドにはわかっていた。包むように彼女を抱きしめ、レッドから口づけていく。
「んん♡ ちゅぅうう♡」
妹ナツメは満足そうにキスの音を響かせ、胸を露出したドレス姿の体を、ぐりぐりと裸のレッドへ擦り付けていく。
「んん……お兄ちゃぁん……♡」
妹ナツメは瞳や口元だけを見れば無表情だが、行動と吐息だけで、レッドへの甘い恋心が存分に伝わっていた。
(か、かわいい……! こっちからも、色々してあげたい……!)
レッドは妹ナツメの背中、頭を撫でながら優しくキスを繰り返し、甘い愛情を伝えていく。
妹ナツメもレッドの舌先をちゅうちゅうと吸いながら応えつつ、レッドへテレパシーを送る。
(お兄ちゃんのキスも、撫でてくれるのも、抱きしめてくれるのも、全部好きぃ……♡ だから、次はもっと……!)
そう思念がレッドへ届くと、目の前の妹ナツメがキスから離れてふわりと浮き、レッドに背を向けた。
「え?」
腕の中から離れていってしまった妹ナツメに、レッドが戸惑いを感じている中、目の前に飛び込んできた光景は、レッドの興奮のボルテージを最高潮まで上げるものだった。
妹ナツメがレッドの目の前で尻を向けて四つん這いになり、フリルスカートを腰まで上げて、丸く張った尻と性器をむき出しにしていた。
性器からはトロトロと涎のように愛液があふれ出している。
妹ナツメは顔だけ振り返り、期待するように、甘えるように尻をフリフリと振りながらレッドへ懇願する。
「お兄ちゃん、してぇ。お兄ちゃんのおちんちんで、後ろから激しく、たくさん突いてほしいのお♡ お兄ちゃんからいっぱい奥を突いてくれないと、いや♡」
「あっああ……!」
レッドの顔から理性がはがれ、空腹に耐えかねた肉食動物のような勢いで、ガシリと妹ナツメの尻をわしづかみにする。
妹ナツメの体からは薄紫色のサイコキネシスのオーラが伸びて、ペニスを包み込むと前後にしごきながら膣の入り口に導いていく。
『レッドぉ♡』
「えっ!?」
レッドが思わず体を止めてしまったのは、左右からくるナツメ達の猫なで声に聴覚が包まれたからだった。
次いで右を見れば『ナツメ』とジュジュベの二人。レッドの右腕が四つのおっぱいから二人の体に挟み込まれ、見えなくなってしまっていた。
妹ナツメの尻を掴んでいた右の手のひらも二人に握られて自由を奪われ、導かれるようにしてナツメのヴァギナ、そしてジュジュベのヴァギナに挟み込まれる。
「「はぁああ……♡」」
ぐちゅぐちゅと熱をもったナツメとジュジュベのヴァギナに二本ずつ指がさしこまれ、彼女たちのヴァギナがまるで愛する男のペニスを抱きしめるかのように指をつかんではなさない。
ナツメはレッドに深く口づけながら、
「ちゅるちゅううう♡ レッドお願い、私のここも、いじめてぇ♡」
ナツメが懇願と呼吸でレッドから唇を離した瞬間、ジュジュベが割り込むようにレッドの唇と舌に吸いつき、
「れろちゅうちゅぱぁ♡ フフ、あなたのエキス、いくら吸い取っても足りないわ……♡」
ナツメとジュジュベ、二人同時手マンの状態。レッドは状況を飲み込む間もないまま、今度は左腕に同じ感触。
左を向けば、今度はお姉さんナツメと悪のナツメが左腕をおっぱいで包み込み、左の手のひらもくちゅりと二人のヴァギナに挟み込まれ、それぞれの蜜壺の中に指が飲み込まれていった。
お姉さんナツメはレッドの唇と舌を柔らかく包むように口づけし、
「んちゅううぅぅ……♡ ふふ、今はあなたの指で、私を愛撫してみてください♡」
レッドがお姉さんナツメの微笑みに魅了されていると、今度は奪い取るように悪のナツメが激しく舌を差し込んできて、
「れろあむっちゅれろん♡ やるべきことはわかるな……お前の攻撃性、見せてもらうぞ……♡」
悪のナツメはにやりと笑いつつも、期待感を隠そうともしていない。
四人のヴァギナに指を挿入し、残るは妹ナツメのヴァギナのみ。
「もうっ。お兄ちゃん待たせすぎ。はやくっはやくぅ♡」
「あっごめんね。今すぐ、くっああっ!?」
妹ナツメのサイコキネシスにペニスを引っ張られ、トロトロの膣口に亀頭がキスをするように触れる。
四人のナツメ達からも導かれるように体を横から押され、最後はレッドが自分の意思で一気に、
ズプンっ!
「はぁっああっあぁあん♡」
レッドのペニスが根元まで妹ナツメの中に納まり、妹ナツメの可愛らしく甘い嬌声が響き渡る。
そして、レッドは腰の動きと同じように、両手の指をクチュクチュと抜き差しし始める。
ナツメが喜びの声を上げ、
「あぁああっ♡」
ジュジュベが唇を歪ませ、
「んんっぅうう♡」
お姉さんナツメが少し荒く息を吐き、
「はぁああぁ♡」
悪のナツメが声を押し殺しきれない。
「くっんんっあぁ♡」
ナツメ達の嬌声の共鳴、生暖かい濃いナツメ達の音響に対して、レッドの本能に新しい喜びと衝動が芽生え始める。
(ナツメ達が……僕の愛撫とペニスで、こんなに感じてる……! もっと、もっと感じさせてあげたい……!)
レッドの瞳の奥が妖しく光り始める。その色は、妹ナツメが発するサイコキネシスのオーラの色と似ていた。
レッドの腰が前後運動を開始し、指先からもクチュクチュと音が響き始める。
バチュンバチュンと水音が破裂するたび、
「あっはぁあ♡ いいよ、お兄ちゃん、もっと激しく、こわすくらいに、中をえぐってぇ♡ あむちゅうぅうう♡」
レッドが体を倒して妹ナツメに覆いかぶさり、腰と指先だけは激しく動かしながら、顔だけ振り返った妹ナツメと唇と舌を絡ませる。
キスをした途端、妹ナツメから思念が送り込まれ、
(お兄ちゃん、もっと私を求めて、私を壊して、私を食べつくしちゃうくらいに、もっと愛して、愛してぇ♡)
(ナツメ、ナツメ、ナツメ!!)
妹ナツメが望んでいるのは、レッドからの性的欲求と愛情、彼から満たしてくれる喜び。
レッドはそのことを理解する余裕がなかったものの、レッド自身の本能と嘘偽りない真実の愛情と性欲で、妹ナツメの欲求と依存心を満たし、あふれさせていく。
(はぁあああ♡ お兄ちゃんキスも、気持ちいい♡ 私からもお兄ちゃんに、ご褒美あげる♡)
妹ナツメはプシュプシュと愛液を噴出しながらも、体中からサイコキネシスのオーラを出し、自身の膣内のペニスへ集中させる。
すでに妹ナツメのきつきつの膣内で搾り取られようとしたペニスに、妹ナツメのサイコキネシス愛撫が追い打ちをかける。
レッドは舌先を妹ナツメに吸われながらも声を漏らし、
「あっううああっ」
(あ、熱いっ!? ペニスが、彼女の中だけじゃくっうっうあああっ!?)
(ふふどうお兄ちゃん? お口とおっぱいの感覚と一緒に、おちんちんをごしごししてあげるぅ♡)
レッドはもう、自分から腰を振っているはずなのに、自分で振っている感覚がない。妹ナツメのキツキツおまんこ、おっぱいとフェラチオの愛撫を内包したサイコキネシス、さらには四人のナツメ達の激しい口づけがレッドの、頬、耳、首とあらゆるところを襲う。
(お兄ちゃん♡ もっと激しく、指も、おちんちんも、『私』をイかせてっ♡ お兄ちゃんの愛撫で、おちんちんで、私を、壊してぇ♡)
ナツメ達の混線する愛のテレパシーがレッドの脳内になだれ込み、レッドは興奮とペニスの気持ちよさに比例するように、腰突きを速め、指を激しく出し入れし、妹ナツメの唇と舌を吸い込んで、彼女の奥の奥を突き上げた。
「おにいひゃんんちゅぷはっ、んんちゅうううんっ♡」
ビクビクビクビクビクビク!! プシャアアアアアアアア!!
ドビュウウウウウウウウウウ!! ボビュビュ!! ブビュウウウウウウウ!!
妹ナツメとレッドがキスハメ種付けに溺れ、レッドに縋りつく四人のナツメ達も指を奥まで突き入れられて、
『んんっあああああぁあん♡』
プシャアア! プシュッ! シャアア……。チョロロ……。
レッドに唾液と潮吹きを浴びせながら、レッドの頬を唇で吸引してイキ狂う。
(ナツメの……体と……まんこと……愛液と……キスが……暖かい……)
レッドと妹ナツメは口づけしながらも薄く目を開いて視線を交わらせ、性器を互いに脈動させながら液体を噴出し続ける。
今二人に、テレパシーは不要だった。
(お兄ちゃん……また、お兄ちゃんから私を求めて……また、甘えさせてね……♡)
(うん……約束するよ……!)
レッドは妹ナツメの愛情を飲み込みながら、度重なる絶頂による限界を再び迎え、意識を落とした。