レッドは驚いた。一目でわかるナツメの雰囲気の違いに。
「ウフフ、カントーのチャンピオンともあろう男が、ずいぶんと大人しく待っていたものね」
ナツメの黒髪ストレートの髪型はそのままだが、目はさらに冷たさを感じるほどに切れ長になり、瞳は収縮して三白眼のよう。さらにピッチリとした彼女の衣装は白く染まり、ミニスカートのワンピースタイプに変貌している。さらに胸部には――。
「あら、愛しい愛しい彼女が変貌して戸惑っているの? なかなかチャーミングなところもあるじゃない」
ナツメはベッドの上に立ったかと思うと、エスパーで浮遊して近づきレッドの顎をくいとつかむ。
見るからに悪の女幹部、レッドはこれがナツメの言っていた『特別なプレゼント』と理解した。どうやら様々な役になりきって、レッドが喜ぶ色々なことをしてくれるに違いない。
「ナツメ……」
「誰が口をきいていいといった」
「!?」
ナツメの念力でレッドの体がぴしりと固まった。
(声が、出せない!?)
レッドが現状に驚く間もなく、ナツメの念動力が器用にするするとレッドの服を脱がし、レッドはベッドの上で足を広げて座ったまま全裸になってしまった。
その間、ナツメは嗜虐的な微笑みでレッドを見下ろしている。
「フフフ……”元の私”はベッドの上では随分とお前にいいようにされていたが、今日は違う」
レッドはごくりと唾を飲んだ。ナツメはもともと妖艶な美しさをもっていたが、今のナツメにはそこにSっ気と男勝りな気質、鋭い目つきに見合う気迫がプラスされている。
彼女は本気でレッドが嫌がることはしないという信頼の元、レッドは期待してしまっていた。今のこのナツメに、自分は何をされてしまうのかと。
ナツメはレッドのそばに座ると、期待し始めたレッドのペニスに口を寄せ、
「たっぷりと味わうがいいわ……! ふぅー……」
(な、ナツメの息がっ……!? くぅ……!)
ナツメが口でしてくれるのかと思った矢先、ナツメの尖った唇から噴出した温かい吐息が、鈴口から亀頭、裏筋を撫でる。
ナツメは口を三日月形に歪ませて微笑むと、レッドをにらむように見つめながら
「ピクピクと震えて何を期待していたのか……あなたの口から直接言ってみなさい。そしたら望む通りにしてあげる」
(あっ、あっナツメのっ、ナツメの口でっ!)
「……っ! ……!?」
(あっ声出せないんだった! ナツメ、口でっ唇でっ!)
「むくむくと大きくするだけで、声が聞こえないじゃない。いやらしい……フフ……それじゃ、私の好きにさせてもらおう」
そう言うとナツメは膝立ちになってそそり立つペニスの上に唇をもってきて「くちゅくちゅ」と音を立てて口の中をもごもごと動かすと、
「つー……」
と、突き出した唇から泡だった一筋の唾液を亀頭へ垂らした。
(ナツメの唾が……!? あたたかくて、気持ちいい……!)
そのまましゃぶってもらえたらどれほどの快感か。レッドはなんとかペニスをナツメの唇に触れさせようと腰を動かそうとするが、ナツメはふいと顔を遠ざけて、
「ふ、唾を吐きかけられただけでこうなるとはな。しつけのなっていないお前には……」
ナツメはすらりと立ち上がりレッドを見下ろすと、見せつける様に黒いストッキングに包まれた右足を上げ、足先をレッドの眼前へ持ってくる。
「これで十分だっ」
足を振り下ろし、ぎゅむっ、と痛みを伴うギリギリ寸前の強さで、レッドの勃起したペニスを踏みつけにした。
(いたっ!? くない……!? むしろ……!)
レッドのペニスは今、ナツメの右足によって上から押さえつけられ、ベッドの布地に挟まれてくにくにと撫でられている。
ナツメは得意げに自身の腰に両手を当てながら、
「ほう……こんなことをされて喜ぶとは。まさかカントーを救ったヒーローが、チャンピオンが、こんな姿をさらすとはなっ」
ナツメは下から軽く竿・亀頭を撫でる様に蹴り上げると、竿と亀頭の境目の裏筋を足の親指と人差し指で挟み込み、ゴシゴシと上下にしごくようにして愛撫する。
「どうした? まさか足でイってしまうのか? 私の手でも口でも胸でも中でもなく……フフ」
(うっうあっナツメの足がっストッキングの感触がっ……!!)
レッドにとっては拷問にも等しい未知の快楽、ナツメにまぶされた唾液が潤滑油となり、ストッキングに包まれた足指でゴシゴシと亀頭の裏筋をしごかれ、竿はナツメの固く柔らかい足裏に擦られる。
レッドならナツメに頼みもしなかった、普段のナツメなら思いついてもやらなかった足コキという嗜虐的かつ背徳的な愛撫。
しかし悪の女幹部ナツメにためらいはなく、足で搾り取るようにぴゅるりとペニスから我慢汁を吐き出させると、
「ほらほら、こっちのお前はピクピクと震えて嬉し涙まで流しているぞ。このまま我慢せずに吐き出してみろっ!」
「……ぁっ……っ……!!」
レッドに矛盾する思いが錯綜する。
(気持ちいいっ、出したいっ、でも足でだなんてっ! ナツメの、足で……!!)
レッドの我慢汁を吸ったナツメのストッキング足コキはぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅと泡を立てるほどに速度をあげ、ナツメは追加で「ぷっ」とペニスへ唾を吐きかける。
(もうっだめだっ! くっあああっ!!)
レッドが白旗を上げ、ナツメの足を白濁液で汚そうとしたその時、
「ふ……」
すっと、ナツメの足がペニスから離れた。
「えっあっあれ!? ナツメっなんでっ! あっ!? 声が……?」
レッドは相変わらず体は動かせなかったものの、余裕のない表情で視線を動かしナツメを見上げる。
ナツメは頬を紅潮させつつ、心底楽しそうな笑みを浮かべていた。
「フフ、よく我慢したな。これくらいにしておこうか。だいぶ辛そうだったからな……」
ナツメはそう言いながら、鈴口からとめどなくあふれる我慢汁を足の親指ですくった。
「ご褒美だ、選ばせてやろう。どこでイかせてほしい? 手か口か中か、それとも……」
ぬちゃあ……と、音をたててレッドの眼前に見せつけるのは、湿り切ったナツメの右足。
「あっ……あっ……」
「んぅ?」
ナツメが微笑みを浮かべたまま小首をかしげる。
もうレッドは、期待してしまっていた。あの柔らかく、すべすべとした、ナツメの足が、自分をどこまでもいじめぬいたら、どれだけ気持ちがいいのか。レッドは知らない。
「あ……足で……」
「もっとはっきり」
「あ、足で、足で!!」
「……ふふはははっ! これは驚いた!」
ナツメは慈愛ともとれる表情を浮かべると、レッドの頬を右手で包み、レッドの目じりに浮かんだ涙を親指でぬぐう。
そのままナツメはぺろりと親指をなめてレッドの涙を飲み込むと、
「チャンピオンは足でイかされるのはお嫌だと思っていたが、私の勘違いだったようだ。それでは望むがまま……」
ナツメはレッドの目の前で腰を下ろし、座ったまま黒い両足を伸ばして、
「挟み込んで、吐き出させてやる」
「あっ……あっ……!」
そそり立つレッドのペニスが、両サイドからナツメの足裏と足裏に挟まれ、
ぐにゅぐにゅぐにゅぐにゅぐにゅぐにゅ!!
「あっあがっあああぁぁっ!!」
「ほらほらほらほら! 全部吐き出してしまえ! お前の羞恥心も、屈辱も、精液と共に!!」
ごしごしと音を立て、残像が出そうなほどにペニスを上下にしごき続けるナツメの両足。
ストッキングで泡立つ唾液、つぶされそうなのに痛くない絶妙な圧力、柔らかいのに固いナツメの足裏と足指の凹凸全てにもみくちゃにされ、
「でっ……ああああああああぁぁぁ!!」
ビュルルルルル!! ブビュルルルルルルル!! ビュウウウウ!!
レッドの視界が弾け、噴き出す精液がナツメの両足を白く染めていく。
「ははっすごいな、噴水みたいだっ! 忘れられなくなるくらいに出させてやる!」
射精中にもかかわらず、ナツメはむしろ笑みを濃くしてゴシゴシと足の上下運動に力を込めて、射精の勢いが弱まるのを許さない。
ブビュウウウウウウウウウ!!
「あぐあがっ!?」
レッドは泡を吹いてがくがくと痙攣し、ナツメは恍惚とした表情のまま両足でペニスをしごき続ける。
(ナツ……メ……)
レッドが薄れゆく意識の中で見たのは、噴き出す精液で白く染まっていく黒い両足、寒気がするほどいやらしく美しいナツメの笑顔だった。
「足コキ童貞喪失、おめでと。フフフ……」