(あ……う……あれ? 頭がなんだか、柔らかい……)
「目が覚めましたか? もう、二人ったら容赦ないんですから」
穏やかな声にレッドが目を覚ますと、そこにはレッドに膝枕をするナツメの姿があった。
「あれ……ナツメ……着物……?」
目の前のナツメは優雅な花柄の着物に身を包み、唇にはほんのりと口紅、目はいつものナツメより垂れ気味で、優しく落ち着いた印象がある。
そんなナツメは優し気な声色で、
「少し休憩しましょう。あなたもお疲れの様子ですから。前の二人の愛撫が、お気に召したならよかったのですが……」
「いや、その……すごく、気持ちよかったです……」
レッドの素直な気持ちだった。ナツメとは付き合いだしてから恋人としてすることは全てしてきたつもりだったが、ドSナツメによる足コキも、妹ナツメによるサイコキネシス愛撫も、レッドの想像の及ばないところだった。それでいてナツメの演技は完璧で圧倒され、なすがままに射精したのは決して暴力的な快楽ではない、レッドを夢中にさせる魅力満載だったからだ。
今レッドに膝枕しているナツメも、明らかにいつものナツメとは違う。
もともとナツメはレッドより年上ではあるが、今のナツメは敬語に和服の落ち着いた雰囲気。レッドは自然と、
「ナツメ……お姉さん……」
「あらあら、ふふ。ええ、あなたの、レッドだけのお姉さんですよ。しばらくこうしていましょうか。あなたが満足するまで」
ナツメの微笑みには慈愛と余裕があり、彼女との年齢差を実際よりも多く感じさせる、大人びた雰囲気がある。
ナツメの手がゆっくりとレッドの額から頭を撫でる。レッドは心地よさに目をつむりそうになったが、目の前の情景に釘付けになった。
(お、おっきいな、やっぱりナツメの……おっぱい……)
レッドの視界には二つの丸み、その間にはレッドを見下ろすナツメの微笑み。
ナツメはレッドの頭をゆっくりと優しく撫でると、
「お姉さんにしてほしいことはありますか? 遠慮せず、甘えていいのですよ」
「え……じゃ、じゃあ……」
(ど、どうしよ。おっぱいが見たいってのは、さすがにあれだよね……)
レッドの性欲は戻り始めていたものの、いきなりナツメに脱げというのはデリカシーがない。それぐらいの理性はあった。
だがナツメには、レッドが『思う』だけで十分だった。
「あらあら、それでは私の乳房、ご堪能くださいね……」
「え、あっ」
(思考を読まれたっ!?)
レッドの思考はそこで止まった。ナツメの和服が肩からするりと脱げ落ちると、豊かな双丘がたぷんと一度はねて、レッドの頭上に降臨する。
そそりたった乳首、艶のある乳輪、均整のとれた丸み。そして美しき和服は半脱ぎのまま、母性の象徴と背徳的なコントラストを醸し出している。
「あっ……あっ……!」
レッドはもう、理性がぷつんと切れていた。触りたい、揉みたい、むしゃぶりつきたい。
ナツメのおっぱいに。
「ええ、あなたの望むままに……」
ナツメは膝枕状態のまま前傾姿勢になり、レッドの顔をおっぱいで包み込んだ。
レッドの世界を包み込む女性の芳香、温かく柔らかい乳圧と、ちょこんとレッドの頬をくすぐる二つの乳首。
レッドは天にも昇るような心地よさに、思わず腰をピクンと跳ね上げさせ、勃起したペニスから我慢汁を噴き出した。
ナツメは慈愛をもった微笑みでレッドの思考を読み、レッドの顔をおっぱいで包んだまま、迷うことなくペニスを片手で包むこむ。
「どれだけ揉んでも、吸っても舐めてもいいんですよ。たっぷりと甘えてくださいね」
「あっ……あっ……はむぅ!」
レッドは夢中でナツメの乳首にむしゃぶりつき、双丘をそれぞれ揉みしだいた。
ナツメは顔色一つ変えずにレッドのペニスへ手コキを開始し、ぐちゅぐちゅとあふれる我慢汁を潤滑油にして速度を速めていく。
レッドの世界はもう、ナツメのおっぱいとペニスの手淫しかなかった。マシュマロのように柔らかく、どれだけ揉んでも揉み足りない。二つの乳首を贅沢にくわえ込むとちゅうちゅうと吸い上げ、乳輪に沿って何度も何度も舐めまわす。
ナツメは手コキの速度を速めながら、
「さあ、何も我慢する必要はありませんよ。あなたの欲望を全て、私にぶつけてくださいね。全て受け止めてあげますから……」
ペニスの裏筋から鈴口を親指でぐにぐにとさすり、他の4本の指で作ったホールで竿からカリ首までゴシゴシとしごき続ける。
優しく激しい手コキ、そしてレッドの世界そのものを包み込むナツメのおっぱい。
レッドにナツメの表情は見えない。だが、彼女の愛情のこもった手コキと、レッドが乳房を愛撫するたびに少しだけぴくりと震える体で、レッドにはナツメの優しくも発情した表情が想像できた。
(ああ、最高だ……イきたい……ナツメのおっぱいに包まれたまま、彼女の手で、何も我慢することなく……!)
「はい、あなたの望むままに……」
ナツメの手淫はぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅと素早い音を立て、レッドがナツメの乳首を限界まで吸い上げながら腰をビクンと跳ね上げさせた瞬間、ナツメはレッドを包み込むような声色と笑顔で、
「レッド、愛しています」
ビュルルルルル!! ブビュルルルル!! ビュウウウ……。
レッドはおっぱいを吸い上げながらビクビクと痙攣し、優しい手コキを続けるナツメの手を白く染めていく。
レッドはぼやけた視界で思う。3回目の射精、全てナツメから搾り取られたというのに、全て違う。悪の女幹部、令嬢の妹、そしてこの和装のお姉さん。
こんな味付けの違う愛され方をしてしまったら、レッドは本当に快楽に溺れてしまう。心のどこかで甘美な警鐘が鳴っていたが、
(でも……いいや……セックスに溺れても……むしろ、もっとナツメに溺れたい……)
手コキの速度が弱まると同時に、精液がぴゅるぴゅると勢いを失くしていく。
「ふふ……私もすっかり、あなたに溺れていますよ」
ナツメの囁きを聞き届けたレッドはカクンと糸が切れたようにおっぱいの谷から離れ、ナツメの膝を枕に完全に脱力する。
手コキと射精が完全に終わり、レッドはぼやんとナツメのおっぱいを眺めている。