「おお、だいぶ人いるな……」
眼前で蠢く人の波に俺は圧倒されていた。
砂浜は人で埋め尽くされており、俺と海との間に分厚い壁が出来上がっているように感じるほどだ。
「ホントだね……すごい人」
俺が思わず溢した言葉に隣に立つ寧々が同意する。その表情には困惑の色が見え隠れしていた。
夏休みだからということで、今日は車に乗って家族全員で海水浴場へとやって来た。
しかし夏休みシーズンということもあり、海は人でごった返していて俺たちは少し気後れしている状態だ。
「大輝、取り敢えず荷物置くからパラソルの設置手伝ってくれ!」
人の多さに辟易して呆けていると父さんに手伝うよう声をかけられた。
「分かったー!」
そう返事を返しながら駆け足で向かう。
そしてパラソルの設置を手伝い終えると俺と寧々、父さんと母さんの二手に分かれて海水浴を楽しむ。
「うー、冷たくて気持ちいいっ!」
「ああ、最高だなっ!」
海に腰ほどまで浸かった寧々は歓声を上げながらはしゃぐ。
寧々は夏らしい鮮やかな水色のビキニを身に纏い、この半年程で急成長した体を存分に見せつけながら水着を着こなしている。
春頃はうっすらと膨らんでいる程度だった胸は、しっかりと手で揉める程に大きくなっており、尻も同様にむっちりと肉感的になっていた。
そして、そんな中学生らしからぬ肉感的な肢体に周囲の男達の視線が引き寄せられる。
おまけに寧々がはしゃげば立派に育った果実が上下に揺れ、男達がゴクリと唾を飲む。そして口々に「あの子いい尻してる」だの「おっぱいを揉んでやりたい」だのと自らの欲望を吐露する。
それに何とも言えない不快感をおぼえるが、もしかしたら寧々のサキュバスとしての色香に狂わされて、そんな事を口にしてしまったのかもしれない。だが、だからと言って看過できるものではない。
一層鋭くなる下心に満ちた視線から寧々を守るように立ち回りながら遊べば、俺の不審な動きに疑問を持った寧々が尋ねてくる。
「なんかさっきから挙動不審だけど、どうかしたの?」
「ああいや、何でもないから気にするな。そんなことより、もう少し人が少ない所で泳がないか。この辺人が多くてすげぇ泳ぎづらいし」
「え?そうかな……てっ!ちょっとお兄ちゃん!?」
このまま寧々を視姦され続けるのが我慢ならなくなった俺は質問におざなりに答えると少々強引に話を逸らす。そして寧々の手を取ると人気の少ない岩場へと向かう。
「どうしたの急に?」
岩影にたどり着いた寧々は心配そうに俺の顔を覗き込みながら問いかけてくる。
そんな寧々の顔を見返すが、どう答えたらいいものかと考え込む。
そのまま暫く考え込んでいると、ふと水滴が鎖骨を伝い柔らかな谷間に吸い込まれていく光景が目に付く。
白く形が良い大きな乳房。それが太陽を反射する水滴によってキラキラと光り輝き、何とも眩しい。
そんな光景に視線が釘付けになり、周囲の男達があんなにも熱のこもった視線を寧々に送っていた理由を心底から理解する。
ゴクリ
無意識に唾を飲み込んだ俺は、本能に誘われるがままに寧々の胸に手を伸ばし、豊満なその柔肉の塊を正面から揉む。
「ねえ、どうしたのお兄ちゃん──てっ!ひゃん!」
そうすれば、唐突に乳房を揉みし抱かれた寧々は可愛らしい悲鳴を上げる。
「ちょっと、お兄ちゃんいきなり何してるの!?」
驚きと共に、疑問の声を上げる寧々に構わず胸を揉みし抱き。柔らかさと張りを兼ね備えた胸の感触を堪能する。
「こんなにエロい体を見せびらかせやがって。周りの男どもがどれだけエロい目線で見てたと思ってんだ」
「え?周りの男って……んあっ!」
理不尽とも言える憤りに困惑する寧々だったが、胸を襲う快楽に段々と顔を赤く染め、声が漏れ出すようになってきた。
そして、乳首は勃起してピンと立ち、その存在を精一杯主張する。
そんな寧々の様子に、体が発情してきてエロいことをする準備が出来てきたのを察した俺は、頃合いを見計らって指先で水着の上から乳首を弾く。
「ひゃぁん!」
唐突に敏感な部分へと刺激を受けた寧々は、艶やかな髪を振り回して快楽に悶える。
その様子を観察しながら今度は人差し指と親指で乳首を挟み、コリコリとした感触を楽しみながら転がして遊ぶ。
「やっ!……そ、そこはっ!んん!やめ……んああ!」
俺の胸板に手を当て、弱々しく押し離そうと抵抗する寧々であったが、乳首を執拗に嬲り続けていると、やがては快楽に押し流されて抵抗をしなくなった。
それどころか自分から求めてくるようになった。
「あっ!くぅ……お兄ちゃんもっとシテ……」
「ああ、いいぞ」
その期待に応える為に片手を乳首から股間へと移し、上下両方から責め立ててやった。
水着の中へと手を滑り込ませれば明らかに海水ではない液体が指に付き、それをローション代わりにしてクリを撫でてやれば、寧々は大変可愛らしい声で鳴く。
そして、それと同時に秘裂の奥から蜜を大量に溢れ出させた。
クチュクチュと劣情を煽る淫音が岩場に響き渡り、それに合わせるようにアソコを指でかき回された寧々の嬌声が鳴り響く。
「ああっ……ダメ!!イクッッ……」
そして、快楽に耐えきれなくなった寧々は腰をガクガクと震わせると、俺にしがみ付きながら絶頂を迎えた。
膣肉がビクビクと痙攣を繰り返し、愛液を溢れさせながら挿入していた指を何度も強く締め付ける。
挙げ句の果てに、強烈な快楽の波で腰が抜けてしまったのだろ。突如として脱力した寧々は、その場にへたり込んでしまった。
「おいおい、大丈夫か?」
「ううん、大丈夫。ちょっと足の力が抜けちゃっただけだから……」
「そうか……」
俺の心配に対して、平気だと言う寧々であったが、未だ足腰に力が入らないのか立ち上がれそうにない。
どうにか立ち上がろうとすれど、膝を震わせるだけに終わる。
そんな様子を見兼ねた俺は脇の下に腕を通してやり、抱き抱えるようにして立ち上がらせてやった。そして、後ろに倒れないように左手を背中に回してやると、左足を右脇で担いで脚を上げさせる。
「ちょ、ちょっと!?お兄ちゃん!!」
俺の行動に不穏なものを感じた寧々はジタバタと抵抗をするが、現状俺の手を借りて立たせてもらっている以上、録な抵抗は出来ない。
あっさりと抵抗をいなされた寧々は無理矢理に股を開かされる。
「もう我慢の限界だから挿れるぞ」
「やっ、だめっ!!待って!!まだイッたばっかで敏感で!!」
海パンから取り出したイチモツを愛液で潤う秘所へと擦り付けながら耳元で囁けば、寧々は首を左右に振って拒否を示す。
だが、散々寧々の恥態を見ていた俺のイチモツはヤリたい欲求を抑えられず、先端から先走りを溢れさせていた。
「悪いけど我慢出来ない」
少し腰を離して狙いを定めると、愛液によってヌラヌラと光り、入り口をヒクつかせている割れ目に亀頭をねじ込む。
「ッ……!!」
先端を少し入れただけで寧々は声にならない叫びを上げ、膣をキツく締めてしまった。
けれど今更、その程度の障害で挿入を諦められる筈もない。強引に、しかし傷つけないように細心の注意を払いながら腰を押し進め、奥へ奥へとイチモツをねじ込んでいく。
「あっ!かっ!?……んあっ!ああ!!」
お腹の中へと侵入してくる肉棒に寧々は顔を真っ赤にしながら悶え、体を震えさせながら硬直する。
そして亀頭が膣の行き止まり──子宮口へと到達してコツンと小突けば、たったそれだけの衝撃で盛大に絶頂を迎えて潮を吹き出した。
敏感になっているという言葉に嘘はなかったようで、呆気ないほど簡単にイッた。だが、俺はそれを理由に遠慮するつもりはない。
一旦腰を引いてペニスを引き抜くと、間髪入れずに再度挿入する。そして性欲の赴くままに激しく抽挿を繰り返す。
「っ!?ッ〜〜〜~!!」
容赦の無いピストンに寧々の膣は絶え間なくイキ続け、休むこと無く蠢いてイチモツの表面を優しく愛撫してくる。
そんな膣の動きはペニスに極上の快楽を与えてくれて、寧々の中でイチモツが蕩けるかのような錯覚に陥る程だ。
「くっ……寧々っ!!」
もしも、先程寧々に向けて下卑た視線を送っていた男達がこの光景を見たのならば、一体どのような反応を示すのだろうか。
秘所を突かれて絶頂を繰り返し、蕩け切った雌の表情を晒す寧々を見たとすれば、何と思うのだろうか。
羨ましさのあまりに血涙を流し、歯ぎしりでもするだろうか。
そんな益体もない事を考えながら、俺だけが寧々の身体を好きに出来るという優越感に浸る。
また、そんな優越感のせいなのか「いっそのこと俺たちが繋がっている姿を見せ付けてやろうか」等というトチ狂った考えが一瞬頭を過るが、首を振ってすぐにかき消す。
「んあっ!?お兄ちゃんどうしたの。今日なんか変だよ!」
何処か様子がおかしい俺が気になったのか、喘ぎながらも寧々が尋ねてくる。それに、一瞬だけどう答えたものかと考えるが、素直に内心を明かす。
「さっき遊んでた時、周りの男達が寧々のことをエロい目で見てたんだよ。それが凄い嫌で、他の奴らに見せたくなくてこんな岩場に連れてきたんだ」
「お兄ちゃん……」
妹相手に独占欲を発揮するのが気持ち悪い事だというのは分かっている。だが、処女を奪い。何度も体を重ねた今となっては、男としての性なのか独占欲が湧き、他の奴らに見せたくない渡したくないと思ってしまう。
俺の言葉を聞いた寧々は少し驚いたような表情をするがそれもほんの一瞬、すぐに何処か艶のある笑みを浮かべると俺の頰に手を添えて囁いた。
「大丈夫だよ。私の体もおまんこも、好きにしていいのはお兄ちゃんだけだよ。だから、他の人なんか気にしないで、好きなだけ私で気持ちよくなってね」
「ッ!」
とても十代前半の少女が放つようなものではない色気と共に紡がれた言葉。それは俺から年上としての余裕を奪い去り、寧々を貪る為に一心不乱に腰を振る存在へと変貌させた。
只ひたすらに目の前の女を貪り、愛したい。そう思わせるだけの艶があった。
「あっ!急に激しくっ!あっ、あんっ♡」
腰を前後させる度に寧々の豊満な胸が動きに合わせて揺れ、腰のくびれが官能的に動く。そして、結合部からはグチュグチュと淫らな音が奏でられる。
寧々が発する声や動き、そして仕草。その全てが俺の興奮を煽り、限界へと導いて行く。
そして──
「イクぞ!!」
「うん、いいよ!!好きなだけ出して!!」
我慢の限界へと達した俺は子宮口へと亀頭をピッタリと密着させ、思い切り精を解き放つ。
ドピュッ!ビュルルルルーー!!
解き放たれた白濁の奔流は子宮内へと押し寄せ、瞬く間に子宮を満たして溢れさせた。
ドクドクと脈打ちながら射精を続けるイチモツは一向に収まる気配を見せず、逆流した精子が接合部から漏れ出るようになっても止まらない。
「はあ♡ああっ……まだ一杯出てる♡」
精子を受け止める寧々は恍惚とした表情を浮かべながら膣を締め付け、最後の一滴までも搾り取とらんと吸い付いてくる。
そして、長かった射精を終える頃には、足下へと垂れた精液によって地面に大きなシミが出来ていた。
「わあ……いっぱい出たね」
ペニスが引き抜かれた膣から溢れ出す精子を見ながら、寧々はポツリとそう呟く。
「けど──お兄ちゃんのココはまだ、満足していないよね?」
指先でツンと亀頭をつつきながら妖艶に微笑んだ寧々はそう問いてくる。
当然ながら、その問いの答えは是だ。
寧々の怪しい色気に当てられた俺のペニスは未だ健在で、僅かにすら柔らかくなっていない。
それどころか、もっと寧々の身体を味わわせろと言わんばかりに勃起の硬さも角度も増している。
「続けて良いのか?」
「うん、良いよ。お兄ちゃんの精子が空になるまで好きなだけ中に出して。こいつは俺の雌だーって周囲にアピール出来るくらい子宮にマーキングして♡♡」
的確に男の情欲を煽る台詞を吐けるのは淫魔の本能によるものか。
問いに対する寧々の答えは、俺を獣と化すには十分なものだった。
「ああんっ!!凄い♡♡お兄ちゃんのオチンチンが奥に──子宮に来てるっ!!赤ちゃんの部屋、屈服させようとしてるっ!!」
ケダモノそのものとなった俺のピストンが寧々の子宮を突き上げて、強制的に嬌声を上げさせる。
すっかりと蕩けきった甘い表情を晒す寧々は只ひたすらにエロく、愛おしさが抑えられなくなった俺は舌を絡ませて上下両方で繋がる。
「んっ♡ちゅぱっ……れろ、じゅるる」
脳内を埋め尽くす多幸感に溺れながら絶頂の階段を駆け上り、夢中のままに精を吐き出す。
快楽に脳を溶かされた俺達にはもはや平常時と絶頂時の違いなど分からず、只ひたすらに快楽を求めて腰を動かす。
そして結局、帰りの時間となって止めざるを得なくなるまで獣のように交わり続けた。
不味い。
これまでが健全な関係だったとは口が裂けても言えないが、それでも段々と取り返しのつかない所まで来ているのを感じる。
このままでは本格的に兄妹として不味い関係になり始めている気がする。
けれど、寧々と交わる快楽はそんな懸念を些末なことと切り捨てさせ、忘れさせる程に甘美で病み付きになるものであった。