「いい、よーく見ててね」
えらく張り切った様子で部屋に入って来た寧々は突然、俺に見せたいものがあると言ってきた。
少しばかり頭を捻って、ここ最近で寧々と話した内容を思い返すが特に『見せたいもの』とやらに思い当たるものはない。ならばとカレンダーを確認しても、何かしらの祝日や記念日が近い訳でもないようだ。
「もったいぶってないで、何を見せたいのか教えてくれよ」
早々に内心で白旗を上げた俺は寧々に『見せたいもの』とやらの催促をする。後ろ手に何か持っている様子もないので本格的に寧々の意図が分からない。
「それじゃ、いくよっ!」
俺の言葉を聞いた寧々は目を瞑ってウンウン唸り始める。
そうしていると普段は生えてないサキュバスの角と尻尾が生え始め、全身を薄いピンクの光が包み始めた。
そして段々光が強くなり、やがて眼を開けていられなくなるほど強く光った。
そして、光が収まってから恐る恐る両目を開けるとそこには──
「うそだろ……」
寧々が二人立っていた。
試しに眼を擦ってみるがそこに立つ寧々の人数は変わらず、否が応にも現実を直視せざるを得ない。
「どう? すごいでしょ!」
「あっ、ああ……」
あまりにも常識とかけはなれた事象に、俺は完全に思考停止に陥ってしまっていた。
そうしている間も二人の寧々はその場で回転などして、まったく同じ二つの体を見せびらかす。
「それで多分、サキュバスの魔法?で分身したんだと思うけど……何でそれを俺に見せようと思ったんだ?」
「それはね……」
返答を途中で切り、二人の寧々は俺に向かってにじり寄ってくる。そして、ベッドへ膝を掛けると倒れ込むようにして押し倒してきた。
いくら寧々の体重が軽いと言えど、二人分の重みには耐えきれず、抵抗も空しくベッドに押し倒される。
「せっかく分身できるんだから、三人でのエッチをしてみたいなって思ったから」
「えっ?……んむっ!?」
唐突な申し出に呆けたような声を出していると、その口を唇で塞がれた。
「ちゅ……れろっ、はぁ……んちゅ、ちゅるっ……」
「それじゃあ、私の方は耳を舐めるね」
「ちょっ、まっ……」
舌を絡ませる濃厚なキスをしてきたかと思えば、もう一人の寧々に耳舐めをされた。
背筋がゾクゾクするような快感が体に走り、思わず腰が跳ねてしまう。
口と耳。両方から同時に与えられる快感は強烈で、早くも俺の理性が蕩け始める。
「はぁ……はぁ……」
興奮で息が荒くなる俺を見て怪しく瞳を光らせる寧々。
突然の出来事と快楽に耐えきれず、一旦落ち着いてもらうために二人の元を抜け出そうとするが、服の裾を掴まれて押さえつけられてしまう。
「ふふっ、逃げられないよ♡」
「そうだよ、お兄ちゃん♡」
「まじか……」
額に冷や汗が流れる。
普段求めてくるときはある程度理性的なままだが、今日に限っては完全にスイッチが入っているようだ。
その証拠に寧々の目が完全に捕食者のそれになっている。こうなってしまえば最後、搾り取られるまで離してくれないだろう。
「お手柔らかに頼む……」
これから自分の身に起こるであろう事を想像して若干の怖気を感じつつも、覚悟を決めてセックスすることにした。
性欲処理の相手となることを選んだ以上、逃げ出すことなどは出来ない。
「んちゅ……んちゅ……」
「じゅるる……ちゅぱ……」
ベッドに腰掛けて大きく開いた脚の間で、寧々達が左右から肉棒を舐めたり咥えたりと多種多様な方法で責め立ててくる。一人が竿を咥えている間にもう一人の寧々が玉袋に吸い付いたり、二人して舌先を伸ばし亀頭を舐めたりとだ。
二人掛かりでのフェラチオは絵面的に大変エロく、尚且つ刺激も単純に倍であるため大変に気持ちいい。
同一人物とはいえ、複数の女の子に奉仕されるのは男としての自尊心が満たされ、それと同時に優越感も満たされていく。
「じゅるるる……んちゅ……じゅぷっ……」
「くっ……!それ、ヤバ……」
感じるポイントを熟知している寧々が二人掛かりで舐めているのだから然もありなん。あっという間に射精寸前まで追い込まれてしまう。
けれど、男としての意地で必死に我慢して射精を耐える。
「おチンチン、ビクビク震えてるよ」
「んぐっ……んじゅ……じゅる……それに我慢汁もいっぱい出てる」
「ぐっ……! あぁ……」
亀頭の先をチロチロと舐められ、我慢汁を舐め取られる。
それでも次から次へと鈴口から溢れだし、我慢汁がなくなることはない。
「濃くてエッチな味がしてて美味しい」
「んちゅ……もっと頂戴」
目をハートにしながら尿道に吸い付き、競い合うように舐めてくる。そんなことをされてしまえば、只でさえ限界ギリギリだった肉棒が耐えきれる筈もなく。
「っく!! 出るっ!!」
腰が抜けそうなほどの快感に、勢いよくザーメンが吹き出す。
「んぐっ!?」
「うわっ!?」
勢いよく空中に飛び上がった精子は寧々達の顔面に降り注ぎ、愛らしい顔を白く汚していく。
ネバネバとして雄臭い液体が顔にかかったのに一切不快そうな顔をせず、それどころか嬉しそうにしていた。
「いっぱい出たね……」
「すごい臭い……」
頬を赤らめながらお互いの顔についたザーメンを舐め取り合い、美味しそうに飲み下していく。
本来なら青臭くてお世辞にも美味しいと言えないものだ。それなのに寧々が美味しそうにしているのは種族的な特性だろうか。
「そんなに上手いのか?」
「うん。とっても濃厚でドロっとしていて美味しいよ」
「だから、もっともっと欲しいなぁ……」
たった一度の射精では物足りないようで、二人揃って発情した獣のような目で物欲しそうに見上げてくる。
それならば応えてやるのが俺の役目だろう。
再び固くなったペニスを二人の前に差し出し、続きをするように促す。
すると寧々達は示し合わせたように服を脱ぎ捨て、すっかり立派に育った胸で挟み込んできた。
「それじゃあ、今度はダブルパイズリで気持ちよくしてあげるね♡」
二人分の柔らかな乳房で肉棒を挟まれ、四方から隙間なく圧迫される。
ほんのりと肌が汗ばんでいるお陰で吸い付きが良く、動かす度に確かな刺激をもたらす。
乳房に四方からもみくちゃにされる度に亀頭が埋もれたり顔を出したりし、先程のダブルフェラとはまた違ったエロさがある光景だ。美少女に肉棒を舐めさせる光景も背徳的でいいが、母性の象徴であるおっぱいで肉棒を扱かせ奉仕させるのもいい。
どちらも甲乙つけがたく極上の体験だ。
「気持ちいい?」
「ああ……すごくいい」
「良かった。それじゃあ、もっと激しくするね」
一段と乳圧が強まり、乳房が潰れて形を変えるほど激しく扱かれる。
ヌチャ、ヌチャという粘着質な音を立てながら上下に往復し、快感を高めていく。
膣とはまた違った柔らかさと温かさによって、亀頭がパンパンに膨らむ。
「くっ……!ヤバいっ……!」
「すごいっ……おっぱいの中で暴れ回ってる」
「またイキそう?いいよ、 私たちのおっぱいマンコに出して♡」
「ああっ……!?出るっ!!」
痺れるような快感が下半身を包み込み、その暴力的なまでの快楽に耐えきれなくなってザーメンが噴き出す。
白濁液が寧々の双丘と俺の腹を汚し、一度目以上の勢いで噴出した。
「うわっ!すっごい量……おっぱいがドロドロだよ」
勢いよく吐き出された精子は谷間に降り掛かり、乳房と乳房を繋ぐ白濁の橋を建設した。
「まだまだ元気いっぱいだね……♡」
寧々の顔を汚し、胸を汚したにも拘わらず二人の胸の間で存在を主張したままの肉棒。唾液と精液でコーティングされた肉棒は天井を向いたまま屹立しており、まだまだ衰える気配はない。
「次は挿入してもいいか?」
「勿論、お兄ちゃんならいいよ」
「どっちに挿入する?」
俺が挿入させてくれと頼めば股を開いて蜜壷を指で広げて誘惑してくる二人。片方は四つん這いになってお尻をアピールするように突き出し、もう片方は脚をM字に開脚して挿入して欲しそうに視線を投げ掛けてきながら。
いずれの寧々もピンク色の肉ヒダを覗かせ、ダラダラと大量の愛液を垂らして肉棒を待ちわびている。ならば男として待たせる訳にもいかないので、即決で入れる相手を選ぶ。
「じゃあ、まずは……」
四つん這いで待ち受けている方の寧々を選ぶ。背後に膝立ちになってお尻の肉を掴むと、肉棒を開かれた入り口に添えて狙いを定める。
そして、そのまま一気に腰を突き出すと抵抗もなく最奥まで届いた。
「ああんっ! きたぁぁっっ!!」
「ぐっ……!これ、締まりすごっ……」
剛直を受け入れた膣は嬉々として竿を締め付け、貪欲に奥へ奥へと導いていく。
ウネウネと蠢く肉ヒダの一つ一つが竿を撫で付け、細かくも繊細な刺激で射精感を煽る。
毎度の事ながら寧々の圧倒的な名器具合に驚かされてしまう。それと同時にこんなにも具合のいいマンコを好きな時に使えて、尚且つ生でハメ放題の出し放題な事実に昂る思いだ。
「ねえお兄ちゃん、私も相手してよ」
挿入してもらえなかった方の寧々に腕を掴まれ、強制的に顔を横に向けられる。そして、不満げな顔をした寧々は有無を言わせず顔を寄せてくると唇を奪ってきた。
「んむ……んちゅ……んんっ……」
下半身で繋がれない代わりと言わんばかりに舌を絡めてきて激しく貪り合う。
いつもより随分と積極的な寧々はそのままキスをしながら俺の右手を自分の股間へと誘い、指でアソコを弄るようにねだってくる。
請われた通りに秘所を触れば既にかなり濡れそぼっており、中は火傷しそうなほどに熱くなっていた。
「ああんっ……!っん……ちゅっ……くちゅ……」
「ひぃうっ……♡ 奥っ……きもちいぃっ……あんっ……!」
チンコによって突かれている寧々も、指で膣を掻き回されている寧々も揃って甲高い声を上げ、嬌声によるデュエットを奏でていく。
同一人物であるためか時折二人の声がハモリ、それが妙に俺の興奮を誘う。
今まで複数人とのプレイをしたことがなかったが、中々悪くない。己の手で複数の女を同時に感じさせ、鳴かせているというのは中々に征服欲を満たし、性欲がますます滾っていく。
ハーレムの主として二人をイカせながら動きを激しくしていき、射精感を高めていく。
「あっあっあっ!激しいっ……!!」
「ひぅっ!あんっ!!もっとぉっ!激しくしてぇっ……!!」
「出すぞっ!!」
手と腰の動きを激しくしていきながら射精に向けて猛ピストンを続け、身体の中で渦巻いていた欲望を寧々の子宮へと吐き出す。それに合わせて寧々も絶頂を迎えて三人同時に果てる。
「ああっ……♡ ザーメン出てるっ……♡」
膣壁がヒクヒクと震えてチンコからザーメンを搾り取ろうとしてくるので、それに応じるように何度も精子を吐き出す。そして、普段よりも長く続いた射精の余韻に浸る間もなく、もう一人の寧々をベッドに押し倒す。
仰向けになった寧々に覆いかぶさるのと同時に膣の中へと挿入すれば、一度おあずけされたことも相まって膣の締まりは尋常ではない。待ちわびていたペニスの挿入に膣は悦び、より深い交わりを求めて奥へと招き入れてくる。
「ふぅ……ふぅ……。お兄ちゃん、お兄ちゃん……♡」
完全に発情しきった様子の寧々は首の後ろに腕を回してくると、力強く顔を抱き寄せて舌を絡ませてくる。
「んちゅ……♡はぁ……じゅるる……じゅる……」
貪るように深く舌を絡めながら一心不乱に求めてくる寧々。気が付けば腕だけでなく脚も俺の身体に回していて、ガッチリとホールドして逃げられないようにしていた。
全身を使って求めてくる寧々に応える為に、激しく中を突いてあげる。
「くぅっ……あぅっ……ひゃうっ!!来てっ!中に全部出してぇっ!!」
「ああ、いいぞっ……!! 中に出すぞっ……!!」
最初からラストスパートとばかりに激しいピストンを繰り返して、子宮の奥へと精子を叩きつけた。
「ひぅっ……ああっ……♡♡」
お腹の中に広がる熱の奔流に身体を震わせ、恍惚とした表情を浮かべながら手足に力を込めて全身で抱きついてくる。また、膣の方も竿を抱き締めるようにキュウキュウと収縮し、最後の一滴まで残さずに子宮へと飲み干していく。
「ねぇ……お兄ちゃん……」
「ん?」
「もう一回シよ……♡」
胸焼けしそうなほどに甘い声音でなされた懇願には男を惑わす不思議な魔力があり、気が付けば二回連続で出したとは思えないほどに元気を取り戻していた。
サキュバスの魅了が成せる技なのか、身体の内側から無尽蔵に思える衝動が湧き出す。そんな衝動に身を任せて寧々達を並んで寝かせると、交互に秘所を刺し貫いて犯す。
「ああっ……♡ ああっ……♡はぁ……んくっ、イクゥッ……!!」
「あはははっ♡おチンチンで子宮ノックされてるぅ♡」
抽挿を繰り返す度に穴から泡立った白濁液が飛び散り、シーツとお互いの股間を白く汚す。貞淑さとは無縁の、只ひたすらに快楽を貪るためだけの交尾をしては絶頂するだけの時間を延々と続けた。
寧々と繋がりながらもう一方の寧々の穴を指で弄り、寂しい時間を作らないように徹底する。
そうして、部屋に充満する性臭に酔いしれながら二匹の雌を徹底的に犯して鳴かせるのは男として最高の愉悦であり、いつまでやっていても飽きることはない。
「もっとシてぇ……♡♡お兄ちゃんが満足するまで好きなだけ犯して♡♡」
「何度でも受け止めるからぁ♡♡私たちのおマンコに精液全部ちょうだい♡♡」
「っ……!?望み通りいくらでもくれてやるから、全部受け止めろよっ!!」
性欲で茹だった頭で叫びながら、二人の子宮を精液で埋め尽くしてやろうと全力を振り絞り。寧々が絶頂していようがお構いなしに腰を振り続けて何度でも射精した。
「んぉあああっ♡♡イクゥウウ♡♡」
「あひっ♡♡すごっ♡♡しゅごいのぉ♡♡」
ケダモノ染みた喘ぎ声をBGMに激しく乱れながら交じり合い、金玉が空になるまで精を吐き出した。そして最後は二人を両腕に抱きながら泥のように眠りにつくのであった。