※この作品はR-18です。

とある恋の物語 不覚にも突発的ドスケベ改造を受けてしまった彼女たちが咄嗟の機転で行った洗脳により、淫猥お下劣雌奴隷として幸せになり尽くして頭のおかしいハッピーエンドを迎えちゃうヤツ   作:デイジー亭

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魔術も信仰も関係なし♡ まとめて雄様忠誠見せつける、まんこ捧げのセルフブッ殺し♡ いざブチ込め『性人堕とし』、だけど一筋縄じゃ縛れない女の子の気持ち♡

「「「「「「……☆」」」」」」

 

「運び出しなさぁい♡」

 

「「「はい、女王ッ!!」」」

 

「ふぅ、酷い目に遭ったぞ……だが勘違いするなよご主人様♡ 何度でもやってもらいたい♡」

 

「マゾがよ」

 

「そんなに褒められると……あ゛ッ射乳(で)るっ♡♡♡」

 

 丹念な姉仕置を終えて、勢い余ってもう一周。大事に扱えと言った存在を自らドチュリ倒して、その暴君ぶりを見せつけた彼だが……そもそも本大会はそういう趣旨である。という訳でみさぴょんがぱちんと指を鳴らすと、粛々とガキ産み部屋へと連行される姉妹×3。恐らくまた妹ばかりの大家族が大胆に人数を増やすのは間違いなく、その益荒男ぶりに椅子として使用されていたクソマゾ魔神もミルクを無刺激射乳するほど。

 

「さぁて、次はどうしようかしらぁ♡」

 

「おい食蜂」

 

「はぁい♡ 何かしらぁ……あ゛ッ♡」

 

「わかってるよな?」

 

「わ、わかんなぁ゛ッ♡ ミルクッ♡ でぅ゛ぅ゛ッ♡♡♡」

 

 そして順調に進むプログラムに満足して、次の無様を晒す芸人を呼び出そうとする雌ウサギであったが……声を掛けられて振り向いた瞬間、足首掴まれ取らされるはI字バランス♡ 無毛に剃り上げられた股間をじっくり眺められつつ、問いを重ねられて惚けようとしてパイ掴み♡ 完全なる雄様手中に収められて、抵抗一切出来るままに最愛ミルクを美味しく飲まれてしまう♡

 

「ごくっ……操(・)祈(・)」

 

「ひゃぃ゛ぃ゛ッ♡」

 

「そろそろ我慢できねぇんだが?」

 

「ごめんなさいっ♡ で、でも♡ まだ大会の♡ 途中だ、ゾ……♡」

 

「へぇ」

 

「あ゛ッらめっ♡ おこらにゃいで旦那さまぁ゛~~~~~ッ♡♡♡」

 

 改めて呼ばれる下の名前に、感じる彼の本気具合。そしてその御機嫌に最も敏感な彼女が、草食動物特有の防衛本能を発揮して可愛らしくうさ耳を傾けるが……乳首とクリを優しくコネられ、咎められる嫁怠慢♡ 甘やかすような手つきであるが、この学園で最も貧弱かつマントルを超えブラジルにまで到達したガチ恋深度には効きすぎる。自分が食べられることしか出来ない美味しいエサであると思い出させられ、ミルクとイき潮とションベンを同時にブチ撒け被捕食準備を整えられてしまう♡

 

「なぁ、良いだろ? 今なら三日で許してやる」

 

「しょんなぁ♡ 折角みんなが、準備してくれたのにぃ♡」

 

「そうか、一週間確定」

 

「私ッ♡ 壊れちゃぅぅ……♡」

 

「一か月かよ、欲張りだな」

 

「ひぃぃんっ♡ 絶対もう、助からないじゃないのぉっ♡」

 

 惚れた弱みか、唯一彼女に対してだけは寛容さを魅せる彼であったが……そのドギツい愛情を満足させ得るのもまたその存在だけであり、幾ら他の雌で射精させても無駄であると告げる。そして一番の大好物がなおも言い募ろうとすると、どんどん跳ね上がる寝室監禁イチャラブレイプの期間♡ ちなみに三日でみさぴょんは許し乞いしか出来なくなり、一週間で愛の言葉しか吐けなくなり……一か月となれば、人の言葉を半年は忘却するのは確実である♡

 

「み、操祈ママ。ご主人様が優しいうちに諦めねば、また学園中が発狂することに……」

 

「やだやだやだっ! 上条さんに、楽しく遊んでもらうんだもんっ!」

 

「クソ、かわいいな。俺のためなら怒れねぇぜ」

 

「や、やったわぁっ♡」

 

「ああ、三か月のポリネシアン。産む時だけはちんぽを抜いてやる」

 

「……はい♡ たっぷり妊活♡ させていただきますぅ……ちゅっ♡」

 

 だが彼女の厄介な習性は、こんな時にまで発揮されてしまった。雄様最優先は当たり前であるが、学園全ての雌にも気を遣ってしまう有り難迷惑ないきものである。結果的に長期のちんぽお預けを喰らい、楽しい性活をマン喫出来るのは二人だけになるのだが……ここで異論を挟んだ瞬間、馬に蹴られるどころか無期限のガキ産み部屋監禁とミルクタンク化は避けられないだろう。そして愛情溢れるキスにより、不平等条約が結ばれることが確定してしまった。

 

「下手なモン見せたら、期間もガキも雪だるま式に増やすからな」

 

「ぜ、絶対満足させて見せるわっ♡ 一番自信のあるヤツ魅せちゃうッ!」

 

「ほう、操祈が応援ダンスでも踊ってくれるのか?」

 

「そんなことしたら、今すぐ大会終了待った無しよぉ♡」

 

「まぁ、それもそうか……楽しみは後に取っておくか。じゅるり」

 

「こ、ここでっ♡ アドリブ力ぅっ♡ 発揮しちゃうんだからぁっ♡」

 

 一応言うことを聞いてくれそうでいて、今すぐ嫁をハメ潰したいという情欲丸出し。いつ爆発するか分からぬ、ニトログリセリンじみた態度で舌なめずりする姿。それをチラッチラッと見ながら、誘導尋問も華麗に回避する冴えを魅せる生存本能の化身となった予約済の雌ウサギ。嬌声的な閉会を避けるために、彼女の恋愛漬けになった脳が高速回転を始めて……ピコン! と輝く豆電球のイメージが共有され、真っ白になる頭。え、ちょっと待って♡

 

「みさぴょん、落ち着い「任せたわぁ、カオリン♡」終わりました」

 

「なるほど、もはや生半可な雌ではご主人様のムラつき解消は叶うまい。名采配だぞ、操祈ママ♡」

 

「やっぱりいつメンが至高よぉ♡ ああ、安心してぇ? 人選力も自由に発揮していいわぁ♡」

 

「助けて潤子ちゃんっ!!」

 

「産休中だぞ」

 

「頑張るんだ、ゾ♡」

 

 とんでもないクソチョイスが脳内に直接ブチ込まれ、無駄とはわかりつつも制止しようとして失敗。ちなみに彼女の考えはこうだ……【とりあえずカオリンなら大丈夫、私信じてるものぉ♡】。私は信頼と言う物が、時として人を追い詰めることを改めて思い知ることとなった。そう、あれはまだ天草式の【女教皇(プリエステス)】と呼ばれ崇められていた頃……あはは、おそらきれい♡

 

 ◇◇◇◇◇

 

「それでこの状況になっちまいやがったわけですね」

 

「聖人のヤケクソは、スケールが違いますね……」

 

「あ、あの。それで、当の神裂さんは?」

 

「私が知るはずねぇでしょう。ただ一心に、主へと祈りを捧げるのみってヤツです」

 

「さすがアニェーゼさん、良いことを仰るのでございます♡」

 

「あんなモン用意させられた時点で、オチが見えてるんだけどねぇ」

 

 まず目立つのは、修道服を纏った一団……もちろん例にもれず淫猥改造が施されており、ちっちゃいの三人と大きいの二人の計五人はとても神に仕えるとは思えぬ勢いで素肌を晒していた。それは彼女たちが崇める対象が変わっていることを示し、赤髪三つ編みの視線の先には堂々と座る雄様♡ それを見てどたぷんっ♡ とデカ乳揺らす金髪も満足そうであり、もう一人のブロンドは褐色の肩をすくめている。

 

「私は元上司を信じて……ちょっとやだなぁ」

 

「うむ、しょーじきな所は好感が持てるぞー」

 

「最初は凛々しい女性だと、思っていたのだけれどね」

 

「姉君方、失礼ですよ?」

 

「事実ですよ、あの女は良い空気を吸い過ぎです」

 

「まぁお姉さんは、気にしないけどね♡」

 

 その向かいは、統一性と言う物に欠けていた……だがその代わりとばかりに光輝くのは、高貴を示すブロンドに載ったクラウンティアラ。元々は発起人の部下だと言う黒髪ショートと、同じ色をヘアバンドでまとめた小悪魔な笑みを見せる二人。あとやたらとセクシーな金髪美人。彼女たちの共通点は……恐らく色合い? 黒が三に、金が三なので恐らく間違いはあるまい。もちろん服はゴージャスも庶民的も例外なくドスケベである。

 

「そちらさんは、信仰心と言う物が欠けているんじゃねぇでしょうか」

 

「国を捨てて、民に別れを告げて来たわ。それだけでは不十分かしら?」

 

「た、足りないです。全然……」

 

「ほー? なかなかいい度胸だな貴様」

 

「シスターアンジェレネの言う通りです、私などは潔癖症まで改善して頂きました」

 

「それ関係あります?」

 

「「ま、まぁまぁ落ち着いて……」」

 

 まずは挨拶とばかりに、繰り広げられる舌戦。赤とモノクル越しの黒が火花を散らし、おどおど態度を裏切る援護射撃に返される好戦的な視線。そして祈りのポーズで告げられた謎の宣言に、毒気を撒こうとして出鼻をくじかれしっぽを?マークに曲げるまとまりの無さ。日本人特有の気遣いを見せるデカ乳と、苦労性と一目でわかる末っ子王女が仲裁に入るが緊張感はぬぐえない。

 

「でもやることは、みな同じでございますよ?」

 

「ま、まぁ確かに? それは間違いねぇんですけども……♡」

 

「やっぱりオルソラは、お姉さんと一緒で細かいことを気にしないわねぇ♡」

 

「作った私が言うのもなんだけど、細かくはないと思うわよコレ」

 

「でも慣れ親しんだ形であるのは確かだなー。褒めてやるぞ魔術師♡」

 

 しかしのほほんヴォイスと指し示された威容に、ごくりと生唾を飲むたくさんの音がスピーカーから出力される。それぞれの陣地にそびえたつそれは、褐色金髪のお手製だと言うが……あまりにも再現率が高すぎる♡ それは審美眼に長けると思しき、英国の次女姫が太鼓判を押すほど。それは天に向かい雄々しく立った、石造りのおちんぽ様♡ ビキビキビキッ……! イライライラァッ! と、脈動しているようにも見えるほどの、凄まじい凶悪さ♡

 

「で、では♡ 祈りの言葉を言いやがりますか♡」

 

「天に座します偉大なる主よ♡」

 

「今から私共のマゾまんこにて、この媚び雌たる信仰心を証明致します♡」

 

「楽しく御笑覧してくださいませですよ~♡」

 

「まったく、趣味が悪すぎんのよ♡」

 

 まずは手を腕の前で組み合わせる、お祈りポーズでがに股腰振り♡ へっこ♡ へっこ♡ と熱心キスを作り物の亀頭に落とす姿はユーモラスだが、とても息が合っており確かな絆を感じさせる三人。残りの二人も態度は真逆ながらも、うっとりとした表情はまさに幸福の極致と言ったありさま。とてもこれからまんこブッ壊しま~す♡ という意訳を、想像できぬ程の厳かさである。

 

「ここでポイントを稼ぎますッ! さんざんさんざんさんざんさんざんさんざんグチャグチャのグチャにドチュり回して、もっとあの人に使ってもらいやすくしないとっ♡」

 

「負けないですよ、こっちにはしっぽも有るんですからっ♡ 自重が足りない分は、カバーできるはずっ!」

 

「気合が入りすぎね、自分の実力を過信するとヤケド……ンッ♡ 冷たい♡」

 

「姉上に足りない物だぞー♡ 見習って情熱的に、高貴なる穴を台無しにすると良い♡」

 

「あ、姉君たちに勝てる気はしませんが♡ 精一杯、勤めさせて頂きますぅ♡」

 

「ふふ、お姉さんの痴態♡ 少年にお見せできると思うだけで、もう興奮止めらんないわね♡」

 

 続く黒髪二人の暴走を、同じく片眼鏡越しの黒曜石が咎めようとするが……瞬時に蕩けて硬さを失い、炎のような金髪を逆立たせた妹に煽られても無反応。そんな姉二人の姿を見て、くちびる引き結んだ三女も決して退かぬ気概を魅せている。唯一余裕綽綽な大人びた美貌も、良く見ると額には汗が滲んでいた。五人と六人、合わせて十一……良く分からぬ人選で集められた極上美雌たちは、それきり動きを見せずに陥るは膠着状態。

 

「さっさとやれよ」

 

「「「「「「「「「「「はいンぎょほぉ゛ッ♡♡♡♡♡」」」」」」」」」」」

 

「シェリー、ちゃんと動かせ」

 

「わ、わかっ……♡ ほぉ゛ッ♡!?!?!?!!?」

 

 何故ならば、最初に動いた方が負けるから……でもそんなの俺に関係ねぇとばかりに、雑に告げられる開幕宣言♡ そしてその声に逆らえる雌など存在せず、加減など出来る訳も無い♡ 初っぱなからずどぼっちゅんっ♡ 全力で腰を叩き落として重なる間抜けなヨガり声にも満足せず、もっと自分を悦ばせよとのご命令。それを受け取った創造主により仮初の命を吹き込まれ、不穏な唸りが会場を満たした次の瞬間♡

 

「「「「「「「「「「「ふンッ♡ げぇ゛ぇ゛~~~~~~~ッ♡♡♡♡♡!?!?!?!?!?」」」」」」」」」」

 

「あらぁ、最初からフルスロットルねぇ♡ ド突き力、最大じゃないのぉ♡」

 

「「「ほンギュッお゛~~~~~~ッ♡♡♡♡♡」」」

 

「「「「「「「「んごゲぐぅ゛ッ♡ お゛ッお゛ッ♡ う゛ぅ゛ッヒョォ゛ぉ゛~~~~~ッ♡♡♡♡♡」」」」」」」」

 

「えーと、確か……」

 

 事前に渡されていた名簿を見ると、短い脚が届かずにガクガクガックンッ! と、身体ごと上下するのはアニェーゼ、アンジェレネと……ご丁寧にカリ首にしっぽを巻きつけてしまったレッサー。だがどちらが地獄と問われれば、首を傾げざるを得ない。何故なら残りのルチア・オルソラ・シェリーの教会勢と、リメエア・キャーリサ・ヴィリアンの王女三姉妹。さらに五和とオリアナは、下手に脚が届いてしまう分ずぼずぼずぼぼぉんっ♡ と、鬼のクソ長ストロークで、ほぢられまくるトンネル掘削じみた雌穴拷問♡

 

「「「「「「「「「「「んごぉ゛ッ♡ げぐぅ゛ッ♡ お゛ッ♡ へぇ゛ぇ゛……♡♡♡」」」」」」」」」」」

 

「さぁ、場も暖まってきたしぃ……出番よぉ、カオリン♡」

 

「むぅ゛ぅ゛ッ♡」

 

「うむ、感謝するがいい♡ お前のプランを、ご主人様が気に入ったから成せる業だぞ♡」

 

「何をするつもりだろ……♡」

 

「アイツが気に入ったってことは、どうせロクでも無いわね♡」

 

 会場を満たした串刺し刑にて搾り出された絶叫ヨガりは、彼女たちの意識がスナック感覚で同時に鳴りを潜め……満を持してせり上がる、境界線だと思われていたマゾ雌たちの中心。そこに括りつけられていたのは十二人目であり、その姿はまるで裏切りの使徒のようであった……十字の形の木材に四肢を囚われ、項垂れたその美貌は目隠しと口枷に覆われて。身体は微振動する淫具に埋め尽くされた、磔の姿はまさに失楽の聖人。

 

「良い質問ね、佐天さん♡ じゃあオティヌス、教えてあげてぇ?」

 

「了解した♡ まず、十二使徒については知っているな」

 

「え? はい、一般的な知識ですし……」

 

「ならば話は早い。あの場に居るのは同じ数であり、そしてヤツの役どころはユダだ」

 

「まぁ売っちゃってますもんね、知りあい」

 

「常盤台だと、日常風景だけどね」

 

 あたしの疑問に気が付いてくれたのか、それとも演出の一環か……恐らく後者。女王に説明を求められ、マイクで会場に声を響かせるトンガリ帽子。そして彼女が朗々と歌い上げるのは、中学生以上ならば誰でも知っているような知識。彼は銀貨四枚で信じる贖罪主を売ったというが、彼女はスナック感覚で仲間を売った。そして友達が言った通り、さっきの妹投げ売りと同じくここでは常識的な行いである。

 

「まあ似せていれば多少の差異は問題ないのだ、この魔神の力を以てすればな♡」

 

「上条さんが命令してあげないと、なぁんにも出来ないけどねぇ♡」

 

「つまり忠実と言うことだ、私は今の自分を誇りに思っているぞ。操祈ママ♡」

 

「偉いわぁ、立派な忠犬力ぅ♡」

 

「雌牛だが?」

 

「長いわ、巻きなさいよ」

 

 だっぽぉんっ♡ とご自慢のとんでもないサイズを揺らし、入れられる茶々も気にせず有頂天。自分がいかに幸福であるかを主張する彼女だったが、生物学的分類には何やらこだわりが有るようだ……ぶっちゃけあたしもどうでもいいし、気の短い友人ももう待ちきれない様子。やれやれ首を振っていないで、早く続きを言ってもらえないだろうか。

 

「まぁつまり、処刑のオマ-ジュだ。その罪の重さを以て、裏切りの使徒には罰を与えねばならん」

 

「具体的には?」

 

「この国の言葉では、因果応報と言うのだろう? 自らの行いは自分に帰ってくるのだ」

 

「ちょっとわからないです」

 

「ええい、これだから科学しか知らんヤツは」

 

「私もよぉ?」

 

「操祈ママはノーカン……結論から言うと、串刺しにした瞬間に偽物ちんぽ十一本分+本物。十二倍の快楽に、刺し貫かれてイき狂うのだ♡」

 

「……ッ♡」

 

 そしてようやく解答を得ることが出来た……回りくどいしオカルトだしで、理解までだいぶ遠かったがやっと理解。つまりはアレだ、イき過ぎて死ぬ。え、ちょっと待って。それってヤバ過ぎない? あの人本当に大丈夫なのかな、もう既に下の茂みは大洪水で本気汁が垂れている。おまけにミルクもとろとろ……♡ と漏らしっぱなしだし、だいぶ限界に見えるんだけど。

 

「何、ヤツも聖人の端くれ。並みの人間の数十倍は頑強であるし、助かると思(・)っ(・)て(・)い(・)る(・)ことだろう♡」

 

「あら、含みが有りそうなセリフね?」

 

「むぅ゛ッ!?」

 

「もちろんだとも、確かに助かるだろう。命だけはなぁ♡ だが忘れていまいか、これは対聖人術式だぞ?」

 

「つまり?」

 

「特効作用が有るに決まっているではないか♡ そして揺るぎなき雄様信仰により、純度についても完全だ……名付けて【性人堕とし(ドスケベフォール)】と言ったところか♡」

 

「むぅ゛ぅ゛~~~~~ッ!?!?!!!?!」

 

 あたしたちは勘違いしていた、彼女が語り掛けていたのは自分たちでもオーディエンスでも無く……本人♡ 楽しいオモチャに己の末路を懇切丁寧に教え込み、予想を超えた被害について自覚させる処刑のための前準備に過ぎなかった。そして気づいた時にはもう遅い、もはや据え膳どころか絞首台の上の死刑囚。慌てて身体を動かそうとしても、助かる見込みなど一切存在しない完全なる死に態である。

 

「よぉ神裂、気分はどうだ?」

 

「むぅ゛ぅ゛ッ♡」

 

「そうか、喜んでもらえて俺も嬉しいよ」

 

「むっぐぅ゛ぅ゛ッ!!」

 

「はは、全然聞こえねぇ。こうして欲しいのか?」

 

「んむぉ゛~~~~~~ッ♡♡♡♡♡」

 

 唯一自由なのは耳だけ……重々しい死神の足音を聞き、囁かれる声にくぐもった許し乞い。だが元から難聴の疑いが有る雄様に対し、唸り声での意志疎通など期待できるはずも無い。さっそく楽しく遊ばれてしまい、ぱぁんっ! とデカ乳ビンタにて搾乳挨拶♡ しかもそれでミルクだけでなく、潮噴きまでしちゃうぐらいに躾けられ切ったマゾ雌♡

 

「ほぉら、挿れちまうぞぉ?」

 

「むっ♡ むぉ゛ッ♡」

 

「おっと、ちんぽが滑った」

 

「ンギュぉ゛ォ゛ぉ゛ッ♡♡♡」

 

「お前は腹をド突くと、すぐに排卵しちまうからな……」

 

「む゛ォ゛ぎゅぅ゛ッ♡ ぐぉ゛ッ♡ お゛ッお゛ッお゛~~~ッ……♡♡♡」

 

 だが雄様自ら行う準備には容赦など一切なく、意地悪げに囁きながら打撃するはおなか。その淫らな身体の全てを知り尽くした彼に、どすどすどすっ! と腹筋越しに子宮を嬲られつつ素知らぬ顔で告げられるは狙い……♡ 最高のマゾアクメ処刑を楽しむべく、丹念に丁寧に体外ポルチオにて排卵強要させられ続けれて加速するグロッキー。トドメとばかりに拳でぐぅり♡ ぐぅり♡ と念入りほぐしをされてしまい、完成したのはタマゴたっぷりでやわやわな極上ふかふか赤ちゃんベッド♡

 

「おっと、これは取っておかないとな」

 

「た、たしゅ♡ けて、くらはいぃ……♡」

 

「おいおい神裂、俺がお前に酷いことをするとでも?」

 

「えへへっ♡ そうですよね、幾らなんでもこれは度を越してま……」

 

「大正解だよ、俺はお前の凛々しい顔が台無しになるのが死ぬほど好きなんだ」

 

「……あ、あはっ♡ あははははっ♡」

 

 全てが万端に準備されてから、取り払われるは邪魔な物。紫水晶が焦点を結び、彼の顔を見た瞬間に吐き出される命乞い。それに安心させるように語り掛けて、希望を持たせてからの……絶望♡ 雌を勝手きままに弄び、生殺与奪すらも思いのまま。そんな絶対支配者にされた確約に対し、彼女が魅せた顔は……とてもとても美しい、殉教者じみた泣き笑いだった。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「だから……良いよな?」

 

「はい、どうぞ♡ 私の最高で最悪な、神様に全てを捧げます♡」

 

「おっと、素直だな。もうちょっと嫌がってくれねえと、ヤリ甲斐がねぇんだが」

 

「知りませんよ、そんなの♡ ですが一つだけ言わせて頂きます」

 

「何だ?」

 

「愛してるぞ、バァァァァカッ!! 似合わねぇ気分なんて作ってねぇで、さっさと私をブチ殺せクソがッ♡♡♡」

 

 ああ、まったく……自分の馬鹿さ加減には無限に腹が立つけれど、これもまた運命と言う物だろう。思えば彼とは数奇な出会いを経て、色々な出来事を共有して……そして私を助けて私を殺す彼に対して、いったい何が言えるというのだろう……答え:無限♡ 言いたいことはクソ程あるが、やはり最後は出会いと同じコレで結ぼう。お利口な仮面を脱ぎ捨てて、心の底からブチ撒ける想い。

 

「良い度胸だなカスッ……! 耳が痛ぇだろうがっ!!」

 

「たまにはいい薬だろうがっ! 誰の話もロクに聞かねぇ癖によォッ!!」

 

「てめぇこのっ! 優しくしてやろうと思ったがやめたぞボケがッ!!」

 

「最初からする気もねぇだろ、わかってんだよこっちは! 何千回ハメ殺されたと思ってやがるっ♡♡♡」

 

「大喜びで喘いでただろうがっ!!」

 

「当たり前だろ愛してるッ♡ 大好物ってことだよ言わせんじゃねえこのド鬼畜雄様ッ♡」

 

 止められないし止める気も無い、罵詈雑言じみたアイラブユー。こっちが死にたいのに勝手に助けて、おまけに与えられた地位なんて雌豚。年下の癖にお姉さんな自分をウサギと共にワガママに弄び、あまつさえうわキツなんてからかいやがって……ふざけんじゃねぇぞ幸せだ。強制的に与えられた全てが心を満たして、否応なく実感させられる幸福に翻弄され続ける毎日。彼無しで生きることなんてもう考えられなくて、いつ死んでも笑って果てる自信しか存在しない。

 

「ツンデレは御坂で十分なんだよっ!」

 

「小娘と一緒にすんなよガキッ! だが勘違いするなよ、カオリンまだじゅうはっさい」

 

「ちょっと笑っちまったじゃねえか!!」

 

「ちょっと笑ってんじゃねぇよ!! こっちは切実な問題なんだよォッ!!」

 

「ふざけんなよテメェ! 俺はお前が八十八歳でも愛せるわ!!」

 

「きゅんっ♡♡♡」

 

 そして彼は勘違いしている……聖人はもう死んでいた、もはや原型を留めぬ程に。故に処刑など必要ないのだが、クソ鈍いのも愛しいので敢えて煽りを継続する。だが不意に即死級の一撃を喰らい、トキメキ過ぎてまた死んだ。毎日毎秒惚れ直し、新たな愛を抱えて新生するその存在の名前なんて一つしかあり得ない♡

 

「クソッ、調子が狂うぜ」

 

「んふっ♡ オイ、勝負だ小僧。私をハメ殺してみやがれ♡」

 

「どうやって白黒つけんだよそれ」

 

「う~ん……考えてませんでしたね」

 

「急に正気に戻った上にノープランかよ、自由過ぎんだろ」

 

 非常に楽しい歓談であったが、たった一つのドデカい問題が存在した。それは圧倒的ロマンティック不足……! 磔状態で愛を語らうなどと、あまりにも乙女心をわかっていないが……まぁ彼にそれを期待しても無駄である。なので次善の策と洒落込むとしよう、まずは小手調べとばかりに挑発。しかし脳内埋め尽くす愛情と淫具がもたらす快感で、同レベルに堕した頭ではロクなアイディアが浮かばない。

 

「ではこうしましょう、取り敢えずセックスです♡」

 

「そのつもりだったけど、やだよ……ノリノリ過ぎて逆に冷めるわ」

 

「そうですか、ところで上条当麻」

 

「ん?」

 

「これは私をブチ殺すための、悪趣味な仕掛けですよね?」

 

「ああ、そうだよ。折角準備したのに無駄になっちまった」

 

 なので直球勝負を挑んだが、残念ながら受け取ってもらえなかった……いつの間にかとんでもないド鬼畜雄様♡ に進化していたこの男は、自分のペースを乱されるのを嫌う。まるで何一つ自由にならぬ戦いを、無限に続けていたかのように……だが忘れてはいけない点として、出会った頃から本質的には変わっていない。要らぬお節介を焼きまくり、助けた相手を放っておけずこんなクソバカ学園の主として君臨してしまうぐらいに。

 

「【聖人】用ですよね?」

 

「んだよ、しつけぇな。そうだっつってんだろ」

 

「ええ♡ 聞くまでも無いことです」

 

「……?」

 

「私がこんなオンボロを、ブチ壊せねぇ訳ねぇだろうがっ!!」

 

「うおおッ!?」

 

 そしてこの神裂火織こそは、かつて天草十字凄教から必要悪の教会(ネセサリウス)。現在は常盤台が誇る【聖人】である……その特徴は色々あるが、端的に一言で言うとメッチャつよい。つまり木で作られた枷など飾りでしかなく、本気を出せば一瞬で粉々。そんな当たり前のことに気付かぬ程に、油断していた雄様を華麗に押し倒すことなど容易い♡

 

 ◇◇◇◇◇

 

「うふふふふふふ……」

 

「お、おい待て神裂。話せばわかるっ!!」

 

「離しません♡」

 

「ぬがぁっ! この馬鹿力がっ!!」

 

「ええ、【聖人】ですから♡」

 

 いきなり十字架粉砕して、飛び掛かってきた馬鹿女。俺の腹の上で怪しく笑い、不吉な声まで響かせてやがる……! 完全に予想外だった強襲に、待ったを掛けようとしても無駄。あらゆる幻想をブチ殺す右手も、もう片方もがっちりと握り込む色気皆無の手四つで封じられた。その金剛力の出力と来たら、指の骨が圧壊せんばかりのハイパワー。

 

「よ、要求は何だ?」

 

「わかりませんか?」

 

「操祈じゃねぇんだから、わかるはずねぇだろうがっ!!」

 

「え、私ぃ?」

 

「他の女の名前を出すんじゃねぇッ……!」

 

「ぬぐぉォッ!!」

 

 いつもとは逆転した立場に戸惑いつつも、なんとか交渉を試みるもコイツやたらとめんどくせぇ。言わなくても想いが通じるなんて存在、現在過去未来を通じてもたった一人。俺を助けて俺を壊した、俺の最愛たる奇跡だけ……だがそれを口に出したのがマズかった、今度は握られたままの手がひねられて腕の骨まで軋ませる夜叉。

 

「まぁ良いです、ヒントを上げましょう」

 

「お、おう」

 

「私はあなたの何ですか?」

 

「め、雌豚……?」

 

「……」

 

「いだだだだだだっ!!」

 

 偉そうな態度が気に喰わないが、この態勢では下手な抵抗は身を亡ぼす……最初に出会った時と同様、ボロ雑巾にされるのがオチ。賢明な判断から次の出方を待っていると、またもや突きつけられる面倒臭い質問。そんなの答えるまでも無いが、ギラギラ光るアメジストがマジで怖い。しぶしぶ返答を返してやると、無言でギシらされる腕。コイツがそう呼べって言ったのに、何が気に入らないんだ……!?

 

「正確には、【淫乱ドスケベ雌豚メイド(クソマゾエステス)】です♡」

 

「この状況で良く言えたなっ!? ご主人様にドS行為を働いてるじゃねぇかっ!!」

 

「心が痛みますが、必要なので痛めつけます」

 

「クソがよ」

 

「ええ、あなただけのクソマゾです♡」

 

 原因:正式名称で呼ばなかったこと……何抜かしてんだよ、正気の沙汰じゃねぇぞアホ。思わずクソバカ発言にツッコミを入れてしまい、断固たる決意を秘めた表情に自然と零れた憎まれ口。だが予想に反して自分の腕から異音はならず、あまつさえ満面の笑顔で肯定してきやがった! セーフもアウトも全く判別がつかない、ノーヒントで強要されるマインスイーパに頭痛までしてきた。

 

「お前マジで何なの?」

 

「ふふ、その困り顔も久しぶりですね」

 

「……もう忘れかけてたけどな」

 

「おやおや、まるで老人のような顔です」

 

「お前にはわからねぇよ」

 

 ついにたどり着いた無我の境地に、ジト目で睨むとまたもや嬉し気。そして告げられる【久しぶり】……繰り返し続けた遠い遠い彼方の記憶。コイツと俺は何度出会い、そして何回助けられなかったのだろう……数万回だろうか、それとも数億回? だがそれを知るのは自分ともう一人だけであり、それ以外の誰とも共有することなど出来はしない。最愛の彼女にだって決して言えない、無限に積み重ねた罪の記憶。

 

「ええ、聞く気も有りません。ですがたった一つ」

 

「何だよ」

 

「気に喰わねぇ」

 

「あぁッ!?」

 

「今は私だけを見ろって言ってンだ!! 【淫乱ドスケベ雌豚メイド(クソマゾエステス)】のカオリンをよォッ!!」

 

「……はは、何だそれ。何一つ意味がわからねぇ」

 

 まさかそれを聞きだそうと……? 最悪の予想が脳裏をよぎるが、それは彼女自身により否定された。そして投げられたのは見当違いの剛速球……それしか出来ないような態勢に追い込んだ癖に、なおもグイグイ近づけてくる顔。そして吐き散らす頭の悪い自己紹介に、ついに俺は諦めた。こんなおもしれえ女の思考なんかわかるかよ、口調もコロコロ変わり過ぎなんだよ。

 

「大事な事です、本質と言ってもいい」

 

「俺を脅迫することが?」

 

「何言ってるんですか、愛の告白ですよ」

 

「は?」

 

「あなたの全てを受け入れます、抱えた秘密も、傷ついた心も。何一つ知りませんが、何一つ問題は存在しません」

 

「……それでお前は良いのかよ」

 

「ええ♡」

 

 そして最も意味不明なのが、これがコイツなりのラブコールだと言うこと。愛する相手を押し倒し、傷めつける肉食獣のアイラブユー。そりゃあ俺も常日頃そうしているが、自分がされるのなんて初めてだ。未知の感覚に戸惑っていると、厳かに告げられるは宣誓。隠した何もかもを詮索しないと言う、都合の良すぎる言葉。そんな許しを与えられては、今さら殊勝になっても遅いなんて言えない。

 

「俺はもう擦り切れちまった」

 

「そうですか」

 

「俺を助けたのは操祈だ、お前じゃない」

 

「知ってます」

 

「……俺は、上条当麻じゃないかもしれない」

 

「関係ないです」

 

 久方ぶりに、そして【聖人】に吐く弱音は、もしかしたら告解だったのかもしれない……けどコイツマジで聞いてるのかよ、全然深刻さが伝わってねぇ。俺の全てを受け入れるんじゃなかったのかよ、詐欺だろこんなのいい加減にしろ。わりと危ない部分まで自白しても、気のない相槌は一定のペースで打たれ続ける。

 

「一体何がしたいんだ、お前は……!」

 

「最初に言いましたよね?」

 

「何をだよ」

 

「愛してるぞ、バァァァァカッ!! 似合わねぇ気分なんて作ってねぇで、さっさと私をブチ殺せクソがッ♡♡♡」

 

「ちょっ!? おまっ!?」

 

 観念して答えを求めると、そんなモンは最初から存在してなかった。ただただセックスしたいだけ、動物以下の本能丸出し。牙を剥いて叫ぶそれは、確かに一言一句違わず同じだがこの雰囲気で言うかそれ!? あまりに無体かつ勢い任せな馬鹿女は、どう見ても止まる気配など無いフルスロットル。暴走機関車の如き愛情が、ただひたすらに濁流のように叩きつけられる。

 

「テメェの事情なんか知るかよボケッ!! それが私に何の関係があるっ!?」

 

「何かしら有るだろ、俺に興味がねぇのかよっ!?」

 

「ふざけんな興味津々に決まってんだろっ!! でも聞いても答える気はねぇだろっ!!」

 

「それはそうだが、思い切りが良すぎねぇかっ!?」

 

「うるせぇェッ!! 私が愛するって決めたんだ、はいどっちゅッ……んぎょほぉ゛ッ♡♡♡♡♡」

 

「馬鹿がよ」

 

 人の話を全く聞かぬ不退転の姿勢を堅持したままに、喚き散らす自分の都合は筋が通っているようで通ってない。気にしても無駄なら気にしない、そんな男らし過ぎる発言と共に叩き落される腰の勢いもまたクソバカだった……既に完成した術式を失念していたのか、鬼のような勢いで自らキメる【性人堕とし(ドスケベフォール)】。十二倍の快感が即座にその身を串刺しにして、あらゆる穴から噴出する汗と涙と愛液と小便とミルクのスプラッシュマウンテン。

 

「……ッ♡ ……ッ♡♡♡」

 

「ちょっと予定は狂ったが、まぁこうなるよな……」

 

「ふ……ざ……♡」

 

「お? 辞世の句か?」

 

「ふざけんなボケ全然余裕ッ♡♡♡ ちんぽっ♡ ちんぽぉ゛ッヒョォ゛ぉ゛~~~~~ッ♡♡♡♡♡」

 

「嘘だろオイッ!?」

 

 見事に自分をブチ殺して、のけ反り舌ピンしたまま気絶。まぁ順当な成果だろう……なんたって十二倍だぜ、十二倍。そんなモンを喰らって無事なら、もはや【聖人】を超えた何かである。ようやく取り戻した調子と、か細い声で吐き出される何某かの言葉。ワクワクと耳をそばだてていると、鼓膜をつんざく元気過ぎる絶叫。天を仰いだ状態で、どちゅどちゅどっちゅんっ! と上下し続ける不気味なピストン。

 

「あ゛へう゛ヒお゛ッへぇ˝ェ゛~~~~~~~~ッ♡♡♡」

 

「そうか、鋼糸かっ!?」

 

「せいかンギョほぉ゛ッ♡ お゛ッう゛ゲッ♡ ぬぉ゛ッひぃ゛ぃ゛~~~~~~~ッ♡♡♡♡♡♡」

 

「でも全然制御できてねぇな、まぁ当たり前か」

 

「ぉ゛~~~ッ……♡ ぅ゛ぉ゛~~~~ッ……♡♡♡」

 

「ようやくくたばったか」

 

 だがこの動き、どこか覚えがあるような……? そして彼女の得意技から推察して、囚われたままの左手を見下ろすとそこから伸びる鋼の輝き。指先だけが独立した生き物のように精密に動き、己の肉体を操り人形と化していた……でもやっぱり、マスタースレイブ方式ではなく先行入力。事前に定めた動きしか出来ないそれでは、百戦錬磨の俺のちんぽは射精まで導けない。やがて糸の動きも遅くなっていき、胸板でデカ乳潰してぐったりとする考え無し。

 

「ほぉ゛……♡ ンもぉ゛ッ♡」

 

「だらしねぇ乳だぜ」

 

「きぃ゛……♡ はぁ゛ッ♡」

 

「しぶてぇなコイツ」

 

「ほんぎは、ごごがらっ……!」

 

「へっ?」

 

 そのままミルクをブピュり続ける、壊れた蛇口のようになったまま呟くうわごと。でろんと舌先垂らしたままに、耳元で囁かれるそれはどこか変で……だがまぁコイツだし、気にしてたらキリがない。そう自分を納得させて脱力した手を振り解こうとすると、やっと離れた瞬間に再度がっちりと握り込まれぎゅるぎゅる巻き付く鋼の糸。俺は忘れていた……彼女のコレは、飽くまで魅せ技だと言うことを。

 

「あ゛イ゛ッ♡ ぢでッ♡ るぅ゛のっほぉ゛ォ゛ッ♡♡♡」

 

「ぐぁスッゲェッ!?」

 

「ほぁ゛ッ♡ ほぁ゛ァ゛ッ♡」

 

「ち、ちんぽが握り潰されるッ……!? 離せオラッ!!」

 

「ぷっぎぃ゛ィ゛ィ゛~~~~~~~~ッ♡♡♡!?!?!?!?」

 

 今度は恋人繋ぎになった手と、潰れなまちちとなったミルクタンク。そんな姿勢で有りながら、長い脚だけが規則的に曲げ伸ばしされるケツ振りがに股スクワット。さらにその筋力の限りを尽くした締め付けが、男根を握り締めて快楽の閾値を容易く突破して痛みに変わる。あまりに容赦が無さ過ぎる搾精ピストンに、腰を思いっきり突き上げると絶叫するは殺される豚の悲鳴。

 

「よ、ようやく止まっ……ンむグッ!?」

 

「ムじゅぶッ♡ じゅっぱ♡ じゅっぱぁ゛ッ♡♡♡」

 

「ガブッ」

 

「むぅ゛ッぉ゛~~~~~~~~~ッ♡♡♡♡♡」

 

「むぐぅ゛~~~~~~~~ッ!?!?!!?!?」

 

 それが途切れるとがくりと項垂れる姿に、安心することすら許されない。今度は唇に齧りつかれて、ワガママ放題に口内を蹂躙する舌にムカつき噛んでやる。するとぐるんとまた白目を剥き……瞼の裏に紫水晶隠したままに、再開される全力腰振り。意識を失っているのに……いや、無意識だからこそ手加減の無いそれに、またも翻弄されてしまう可哀そうな俺。

 

「ちゅっ……♡ ぱぁっ……♡」

 

「はぁ、はぁ……」

 

「れろっ♡ れろっ♡」

 

「……んっ」

 

「んふぅ゛ッ♡ んふぅ゛ぅ゛ぅ゛ッ♡♡♡」

 

 そしてようやく見えた解決法は、わかってみるとクソみたいに単純だった……甘く優しい迎え舌、ただそれだけ。奉仕されているはずなのに、メイドを名乗る彼女に気を使わなければならないと言うクソおかしい状況。だがやっと満足したのかぷつりと千切れた銀の橋を、名残惜し気に舐め取る舌がマジで怖い。ついに自分からキスを捧げさせられてしまい、満足そうな鼻息にこの世の不条理を悟る。

 

「んっ。こ、これで満足してくれたか……?」

 

「すると思います?」

 

「いきなり起きるんじゃねぇよ!?」

 

「ああ、良い気分です♡ 腰の感覚は有りませんが、充足感に溢れてます」

 

「そ、そうかよ」

 

 マジでびっくり箱みたいな女だな……思った瞬間ぐるんと瞳孔が帰ってきて、追加のサプライズにガチビビり。そのままうっとりと呟く言葉に、下手な反論は命取り……完全に逆転した立場にまた頭痛が酷くなるのを自覚するが、生殺与奪を握られた状態では逆らう気力も存在しない。玉虫色の返答をして、恐る恐る次の予測不可能を待ってしまう。

 

「あ、私は満足しましたので……もう好きに動いて良いですよ♡」

 

「はァ!?」

 

「やっぱり、物足りないって言うか。あなたに腰を振ってもらわないと、最高の悦びは頂けませんから♡」

 

「だ、誰がするかよ」

 

「ふ~~~ん……♡」

 

「ごめんなさい」

 

 しかし返ってきたのは、もう十分などと言う試合放棄の宣言であった……嘘だろオイ、ここに来てそれ? あんだけ好き勝手に跳ね回っておいて、結局俺に頑張れと仰るのかよこのカス。万感の反感が脳を埋め尽くし、突きつけるはノー……だがニマニマ笑うそのチェシャ猫フェイスに、もはや自分に主導権が無いことを悟る。女に謝るなんていつぶりだ、しかもこんなクソ情けないのは擦り切れた記憶の中にも存在しないのは確定的。

 

「新鮮だったでしょう?」

 

「この目新しさは要らなかったな……」

 

「なので、ご褒美が欲しいのですが♡」

 

「聞いちゃいねえし、どうせガキだろ」

 

「いえいえ、もっと重要かつ永続的な物です」

 

「……?」

 

 にこにこに変わった笑顔に安心していると、嘘だろコイツ。あれだけゴーイングマイウェイしといて、まだ何か欲しがるのかよ……? 逆にこっちがお詫びをして欲しい気分なんだが、言っても無駄は死ぬほどわからされた。諦観を超えて悟りを開いた僧侶の気分で、生々しいプレゼントをさせられることも全然構わない。だがここでまた意思疎通に失敗する俺は、前世で何か恐ろしい大罪を犯したのであろうか。まぁ別の数千億の世界で数え切れないほどに積み上げているのだが。

 

「結婚してください」

 

「今言うことかよっ!?」

 

「え、最高のタイミングじゃないですか?」

 

「俺にはお前がまっっっっったくわからん」

 

「そりゃあそうですよ、私にもあなたはわかりません。でも……それで良い」

 

「……伝えたかったのはそれか」

 

「はい♡」

 

 そして突きつけられた要求は、ロマンもムードも一切ない単刀直入な一言。確かにコイツが指輪を欲しがっていたのは知っていたが、別に今じゃなくてもいいだろそんなん。だが心の底からの本音を告げると、頬を愛し気に擦り付けつつ呟かれる同意。そして俺はようやく気付いた……これは不器用な【聖人】が罪人に与えられる、唯一の許しであると。

 

「俺はお前に何も教えない」

 

「私は無知なるままに、あなたの全てを愛します」

 

「俺はお前を永遠にいたぶり続ける」

 

「私は歓喜のままに、それを受け入れます」

 

「俺はお前を最も愛さない」

 

「私は嫉妬を抱えたままに、浮気性な夫から離れません」

 

 その誓いの言葉はあまりにも不平等で、まともな女なら受け入れない酷さ。だが目の前の変な女はそれを大喜びで受諾して、雁字搦めで自由の無い新婚生活をワクワクと待ち望む。ドメスティックもジェラシーも、全て笑顔で抱きしめて……愛のままに我がままに全てを抱きしめ離さない、従順の皮を被った強欲なる花嫁。

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