神がそれを望まれた〜男女比が崩壊した中で生まれた男神〜 作:Agma sisty
1.旧暦2XXX年、世界に襲った未曾有の危機
ネット世界では今世紀最大のイベントとして、SNS上では隕石群を捉えた動画の拡散や地表に落ちた隕石の写真、掲示板などでは終末論などの陰謀論、これからの地球の行方の議論などなど、世界中でお祭り騒ぎとなった。
しかし異変に気が付いたのはそれから数ヶ月後。隕石を研究していた男性の学者が死亡した時から始まる。
当時、原因究明に取り掛かったが何も成果を得ることができず、原因不明として事件に幕を下ろした。それから徐々に世界中の男性のみが突然死する事態が増え、世界の男性の数が100分の1にまで減少。これに加えて男性の性欲も日を重ねるごとに低下していった。
さらには出産による子供の性別の女性割合が高騰。3年前後には女性しか生まれない異常事態が発生。これらに対し、世界中の政府、関連機関は人類滅亡の危機と認定。すぐにそれらの問題対策とこれからの人類存続を課題とした試行錯誤が行われた。
前者の問題対策としては主に3パターンある。
1つ目は社会生活する上での生存男性の安全管理といった男性保護である。これは一部の人から男性の人権侵害だという意見があがったが、年々減少する男性の人数と出生が女性だけという現実を目の当たりにしている政府機関によって黙殺された。
中でも過激なことをする人に対しては銃社会の国では射殺、それ以外の国では終身刑を言い渡され、誰もが自分の身を案じ、デモ活動や反対運動が抑圧されていった。
2つ目は科学や医療、技術の発展である。週単位、下手をしたら日単位で男性数が減少していく中、これの対策は急務として、優秀な世界中に医療従事者や研究者を集めた国際的組織を設置。これによって男性の生存を含め人体に対する医療技術の発展が凄まじく進んだ。特に降り注いだ隕石の研究や利用から、今では判明している病気であれば、例え難病や奇病であっても完治できるまでに至った。
また人類の生存として生殖や出生に関わる技術も発展。ここでは人類共通の危機を乗り越えるため、一昔前までは違法・禁止だった技術の研究、その応用までもが急速な法改正によって合法化し、全体的な技術の向上に繋がった。医療技術以外において、特にインフラのより迅速な行動を求められるため移動手段となる乗り物は、より速く、より正確に、より安全に進化していった。誰もが使用する飛行機はより過密スケジュールに。電車類の走行網はより満遍なく。それらのタイムスケジュールは分刻みではなく秒刻みに変化していった。さらにはAIを中心としたテクノロジーの技術である。特に男性が減ったことによる穴を埋めるようなロボットが開発されたり、仕事のメインとなる女性を補助するための製品やサービスも発展、普及していった。
3つ目は男性が減ったことによる、女性の厳格化である。男性が減ったことによって、その減った分を女性が仕事をしなければならなかった。しかし男性が日単位で減ってきている
それに対応するため、女性はより肉体的にも精神的にも性急に強くならねばならず、「女性はより強く」という政策のもと、女性強化項目というものが学校や企業にも課された。それは精神の早熟から身体訓練、
後者の人類存続を課題とした試行錯誤は、言葉のそのままの通りではあるが、この試行の序盤は世界中で主に3つのことに力を入れてきた。
1つ目は生存男性の精子保存である。医療技術などによる発展によって、男性の精子をほんの僅かの質の低下を起こさずに永久保存することが可能になっていった。
2つ目は学校の学習指導要領の大幅な変更、追加である。今までとは違い、男性を保護する観点と女性の強化という観点から、男性は学習の義務を負わなくなり、一部を除き専用の地区・地域で生活するようになった。逆に女性は大学までの授業料を含めた諸々の金額を国が全額負担する代わりに、今まで以上に勉強をすることは強制されるようになった。
例えば日本の中学校では国数英理社といった5教科と保技美音といった4教科を合わせた9科目の勉強に追加して、新生物学基礎、男性学基礎、女性学基礎、外国言語の4つが追加された。高校では既存科目に加えて、性技基礎実践、男性学発展、女性学発展の3科目が追加された。また大学では既存にあった偏差値を参考に、国立大学を除く偏差値60以下の大学はすべて廃止され、大学も研究機関という側面が強くなった。特に医学部、薬学部、工学部といった理系は大学院進学100%となり、経済学部や法学部といった文系も大学院進学が6割を超えた。
3つ目は女性の美化である。男性の性欲が低下によって、勃起不全を起こす男性も増えていった。それによって女性はより男性に興奮してもらえるよう、容姿を進化させさらに努力をするようになっていった。肌はよりきめ細やかに、匂いはより男性にとって良い匂いに、胸や尻などはより大きく、太りにくく、老けにくい体質に。未だに性欲が正常に残っている男性はそういった女性を選ぶため、女性は美化された体になる人が増えていった。また美人とはそういった女性を指す言葉となり、美人ではない女性を美人な女性が差別・迫害するという社会的問題も増えてきた。
しかし、ここである問題が出てきた。隕石による世界中の危機から数十年、数百年の年月がすぎると、隕石の影響により男性の女性嗜好が、小尻、貧乳、低身長、低年齢というガチのロリを求めるようになったのである。もちろん、男性の精液を取り込んだ際、確実に妊娠するために女性は8歳の年齢から妊娠、出産ができるようになっていった。
だが今更、美化による進化から退化できるはずもなく、豊満なグラビア体型が多くの割合を占める中、スレンダー体型が男性から求められるようになり、美人の意味も変化した。今まで見下していた美人が逆に罵倒され、罵られる立場になった。これによって一生男性と縁ができずに人生に幕と下ろす女性も増え、男性と出会いの場は、スレンダー体型の女性が占める上流階級が独占していった。
この段階に入り、世界中の政府は試行の中盤にあたる、4つのことに力を入れた。
1つ目は人工受精である。医療技術の発展によって、保存していた精子を分析、解析することによって隕石によって弱った精子の素であっても母体の卵子を獲得すれば子供を出産できるようになった。これにより人口減少は停止したが、より女性が生まれるようになり、男女比が約 1 : 1,000,000 となった。
2つ目は法改正である。もちろん、試行序盤において、従来の比ではないほどの早さで法改正を行ったが、全面的に改善するようになった。これは主に男性の権利と義務の内容となり、どの国であっても男性は半年に1回、政府関連機関に自身の精子を提供する義務を負う代わりに、男性がどれほどの重罪を起こしたとしても、専用施設への軟禁と搾精が強制されるだけとなった。
特に搾精は1回するだけで国から日本円にして一律1,000万円が支給されるようになった。これによって男性が女性への態度が傲慢化し、男性は努力をしなくとも生きられるため精神的、肉体的に怠慢化していく問題が生じたが、政府は人口受精の技術もあり些細なものとして黙認していた。
3つ目は今まで以上の協力関係と他国への牽制である。人類の人数が減少しなくなったとはいえ、男女比は凄まじいものになっている。どの国でも男性は存在しているが、精子が足りなくなった国には援助として莫大な金銭を対価に精子を提供する、
この協定から男性は他資源を上回る資源価値として、その男性はその生まれた国に所有権があり、男性が望まない限り他国への譲渡を禁止するようになった。発祥初期は他国の男性を誘惑して自国へ勧誘するなどの問題行為が起こったが、それを行った人物は国際指名手配となり死刑、最悪その人物を輩出した国は貿易の制限と資産等の差押となるため、余程のことがない限り行われなくなった。これは男性は人類共通の何事にも変えられない宝として、不可侵として認識されたからである。
4つ目は国のランク付け、ランク化である。これは人類滅亡の危機から一気にグローバル化が進んだため、言語や容姿の違いでしか明確な国の区別が付かなくなった。それは隕石の事件から、どの国も経済的発展をし発展途上国という言葉や、それが指し示す国がなくなり、先進国と言われるようになり、またそれが国の基本的水準となったためである。
そこで区別をつけるため、国が所有している男性の数と精子の量でランク付されるようになった。このランクは主に
これらの下、世界は今までとは様変わりしながらも、隕石襲来以前の世界とさほど変わらない生活を送るようになった。そこで、世界中の国の政府は自国を他国と区別させるために、試行の終盤にあたる、2つのことを特に注力するようになった。
1つ目は試行中盤の国のランクを参考に、男性にもランク付けをしたのである。国の評価とは逆に、上から順にA、B、C、D、E、Fの6段階と各ランクの
2つ目は地域特有の産業強化である。中盤までは国の産業などは後回しに、人類存続という共通目標を掲げて協力、行動を起こしてきた。それによって序盤では各国の産業が衰え、中盤ではどの国の産業も科学、医療、技術の3点のみが産業の大半の割合を占めるようになり、既存の産業は廃れていった。
そこで、
以上による問題対策と試行錯誤によって、男女比が 1 : 1,000,000 の世界が出来上がり、女性に管理される世界ではあるが男尊女卑の社会となった。
これはそんな世界における
濡れ場は練習中のため、うまく表現できるかわかりませんが頑張ります。感想や評価、誤字指摘、アドバイスなどしてもらえると助かります。
主人公の1人称に関してのアンケート(神が参考にするためであり、すぐに変更するわけではないことを、ご了承くださいますようお願います。またアンケートを無視する結果になる可能性もございます)また太陽の容姿は爽やかイケメンになる予定です。いつか人物紹介で詳細を書くので、その際に再度アンケートを取ります。
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私(今まで通り)
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俺
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僕
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名前呼び(例:太陽は〜だと思うな)
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使い分け(場面と人称の指定は感想で書込)
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その他(感想で書き込んでください)