私の名前はミーラ。最近魔法学校を卒業したばかりの新米魔法使い!…………って感じになる筈だったのに………
「よっし、じゃあ練習するぞ。ミーラ」
「は………はい…………」
「ファイア·アーマー!」
そういうと男の身体に炎が纏われ、鎧が形成された。すると男がいる地面が黒く焦げていく。
「よっしゃ!バッチこい!!」
「い、いきますッ!!アイス·コフィン!!」
杖の先から白い煙がたち、氷の球体が出来る。それを男に向かって勢い良く放たれる。その瞬間、男を中心に約50mの範囲が全てガチガチに凍ってしまった。一瞬にして男が纏っていた炎の鎧を凍りつかせ、男を氷の像のようにしてしまった。
「あ………あわわわわッ!!大丈夫ですか!?!?」
~20分後~
「ぶえっくし!!」
「すいません……………私のためにこんな…………」
すぐに魔法を解除したが、溶けるまでに時間がかかってしまい男は震え上がっていた。
そう、彼女は自分の魔法の威力、魔力を制御出来ないのだ。一番最初に教わる初級魔法を唱えるやいなや、全てが上級魔法に変わる程の威力になってしまうのだ。
「やっぱり………私には出来ないんでしょうか………」
彼女は入学当初、それで虐められていたのだ。魔法使いを目指す者が魔力、威力を制御出来ないとなると使い物にならないとされるからだ。しかし、彼女は必死に努力をした結果、なんとか卒業することが出来た。が、他の同期達が様々な冒険者チームに入っていくなか、自分は入れないと思った。そんな彼女に声をかけたのがエンガだった。
「そ、そんなことはないさ!!いいか、俺達人間はそう長くは生きられない生き物だ。けど、それは他の生き物からすればの話さ。たった3年なんてちっぽけなものさ!練習すればいつかは苦手を克服出来る!!」
「エンガさん………!」
「実際、俺もそうだったしな(笑)最初は魔力をどうしても武器に纏わせる事が出来なくて、特訓しまくって、それが出来るようになったのは7年前の11歳の時だしな」
「な、7年も…………凄い………!」
「だからさ」ポンッ
「…………!///」
エンガがミーラの頭に右手をのせる。
「努力は無駄じゃない。必ずその成果は出てくるさ」ニコッ
「っ////」
(エンガさんの手…………安心するなぁ………)
「はい………!必ず魔力を制御出来るようになって、もっと皆さんの役にたてるよう頑張ります!!」
(そうすれば、エンガさんの夢を支えることが出来るから……もっと頑張らなきゃ!!)
新米魔法使い ミーラ
身長 154cm
スリーサイズ 79/55/81 B(本当はC)
性格 真面目で臆病だが、いざとなるとやる。
余談
彼女は最初の仲間ということもあり、エンガと一緒の部屋になってしまったときに彼が寝静まった後、寝ている彼の隣で密かにオナニーをしたことがある。