「おーう、持ってきたぞ~」
「すまないね。そこに置いておいてくれ」
「もう、結構大変だったんだからね」
「この前の戦いで良いアイディアが思い付いたからそれを実現するために必要だったんだ。本当にありがとう」
「へぇ?どんな薬なの?」
「ウッド·ザウルスから採取した血液にあれとこれを合わせて、そして買ってきたもらったそれらを合わせて………」
慣れた手つきで作業を進めていくガミス。それを後ろから見守るエンガとアルサ。
「あとはこれに魔力を込めて調合すれば…………」
ガミスは合わせた様々な液体を混ぜた物を入れた容器に魔力を込めて調合を始める。すると、ボコボコと泡がたつと黒かった液体の色がどんどん鮮やかなピンク色になる。
「よし、これで出来たはず………」
「お?出来たのか」
「ではエンガ、頼むぞ」
「おう」
「ちょっと!?何迷いもなく受け取ってるのよ?!」
「大丈夫だって。ガミスが作った薬は最初に俺が飲む。それが約束だからな」
「あぁ」
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ガミスがエンガと出会う前は、少し問題がある研究員だったのだ。昔から研究が大好きな彼女は様々な知識があるお陰で今まで数えきれない程の薬品の研究してきた。だが、それの殆んどを近くにいた関係者に飲ませ、実験したのだ。それのせいで友人、同僚からも見捨てられ、挙げ句の果てには親にも捨てられたのだ。その結果、彼女は自分で作り上げた施設で研究を続けていたが栄養失調で倒れてしまう。
「あぁ………研究というのは………被験者がいないとつまらないなぁ…………」
そう言葉を呟くと、一人の男がその施設に入る。
「おい?!大丈夫か!?」
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「ってな感じなことがあってな」
「いや全然納得してないよ!?初耳だからねあと!?」
「だって、冒険には傷を治すやつも必要だろ?それで色々話を聞いてたらガミスと出会ったんだ。で、さっき説明したことがあって、色々あって、仲間になるけど被験者になってくれないかと頼まれて、了承して、今に至る☆」
「……………あんた、ぶっとんでるわね………」
「で?これの効能は?」
「近くの植物を短時間だが、操る能力だ」
「おぉ!?凄いじゃん!!じゃあ早速!」ゴクッ
思いっきり飲み干すエンガ。
「…………どうだ?」
「大丈夫?エンガ?」
「…………………」
三人が黙っていると、その効果が現れる。
「………おっ?おぉ!?何か前に受けた傷が治ってく!?」
まさかの効果が違うが驚きを隠せないエンガ。
「えぇ!?凄い!!」
「ふむ、これはどうやら再生能力を上げる薬になったようだな。中々使える」
「凄いじゃねぇか!ガミス!!」
ガミスに近づき肩を抱き寄せるエンガ。
「…………残念だが、これは成功でもあるが失敗でもある。すぐに別の方法を考えるから、ほら、出てった出てった」
「お、おう?じゃあな!この効果がいつ終わったか後で連絡するからな!!じゃあ!」
「あんた………普通に実験台になってるのね………」
二人はガミスがいる部屋を後にする。そしてガミスは研究に戻ると思いきや机にうずくまる。
「…………っ///」
(どうやら、この薬は………近くにいる異性の生物に………作用しているのか………?////身体が火照って………///)
ガミスの下着には少しはシミが出来てしまっている。
(この感情は………私の中の感情………なんだろうか…………彼に対しての…………////)
毒の魔法使い ガミス
身長 161cm
スリーサイズ 77/55/80 DよりのCカップ
性格 実はピュア
余談
まさかの自分の理想としていた出会いに胸をうたれた彼女。実は皆に隠れてエンガに使う媚薬を日に日に研究している。