※この作品はR-18です。

転生したら大好きな世界で思うように生きていくことができる件   作:Laginera

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転生したら大好きな世界で思うように生きていくことができる件・16

転目が覚めると彼女は素早く立ち上がり、構えを取った。

雪「ご安心ください。私たちはあなたに危害を加える気はありません」

 

雪不帰はそう言ってカリファを落ち着かせる。

 

カ「…ここはあなた達の拠点ですか?」

雪「はい。ここで先生と私、他4人が生活しています」

カ「私をどうしてここに連れて来たのかしら?尋問でもするつもりでしょうか?」

雪「…先生はあなたを保護したといってました」

カ「保護?」

雪「戦闘後にほっておくわけにもいかないということで…」

カ「…」

雪「先生はそういう人です」

 

ラ「目が覚めましたか?」

カ「…ラギネラ」

ラ「皆と話をしましてあなたをここにしばらく匿うことにしました。このままシティに戻っても行く場所もないでしょう」

雪「…先生。話は一通り聞きましたが本当にこの方を庇うのですか?」

 雪不帰は厳しい目線をカリファに向ける。

ラ「彼女も色々と事情がありますし、ここは私に免じて許してもらえないでしょうか?」

雪「…わかりました。先生がそう言うのでしたら」

 雪不帰は渋々だが承諾した。

雪「カリファさん、先生を裏切るような真似をしたらそれ相応の覚悟はしてください」

 

雪不帰はそう言って部屋から出ていった。

 

カ「愛されているのですね」

ラ「ははは…」

カ「これからどうされるのですか? 私はしばらくシティには戻れないのでここに居させてもらいますが」

ラ「それなんですけど…」

 

ラギネラは口を開き計画を話した。

 

ラ「貴女に捕縛されたことにします」

カ「はあ?」

ラ「私を元々拘束することがミッションだったのでしょう。私はネオドミノシティに他のメンバーが侵入するための工作をしておきたいのです」

カ「…随分と大胆な手ですわね。まあ、あの権力を背に大手を振るクズは何も疑わないでしょう」

ラ「治安維持局長に対し随分な言いぐさですね」

カ「それよりも、あの女に警戒しないといけません」

ラ「…もしかして『零姫』と名乗っていませんでしたか」

カ「!! …あの女は底が知れません。クズを顎で操っているようですが利害関係というよりも一方的な関係と言った方がいいでしょう」

 カリファは顔をしかめて汗を垂らす。

 

カ「私はその女とクズに頼まれたのです。報酬と引き換えに…」

ラ「…」

カ「ですが、今考えれば愚かな話し。元の世界に帰ったところで天涯孤独の私には居場所などありません。私の変りもすぐに用意されているはずです…。他のメンバーもバラバラになっているでしょう…」

ラ「…」

カ「どのみち私はここで居場所を作るしかなかった。あなたの計画に加担させていただきましょう」

 

とその時携帯の着信音が鳴る。

 

ラ「カリファさんのですか?」

カ「静かに」

 

カリファは電話に出て通話相手にぼそぼそと結果を伝えていく。しばらくすると通話を切って話始める。

 

カ「長官からの連絡でしたわ」

ラ「長官が暗号化されてない電話で通話していいのでしょうか…」

カ「…まあ、その辺もおざなりなのですわ。長官のはあなたを捕縛したことを伝えました。そして1週間後にドミノシティに帰還することにしたと予定を言いました」

ラ「1週間ですか」

カ「準備が必要でしょう」

 

カリファ曰くドミノシティは場所によっては通行不可なところもあるのでそのためには証明書が必要だという。

そこでラギネラの周辺について調べることを理由に侵入の準備を協力することにしたのだ。

 

カ「…あの町はどこか異常です。あなたがたが言う戦姫衆とは別の何かがあそこにはあります」

雪「…」

ラ「ありがとうございます」

 

 

それから全員でシノビマスター基地に行く前にそれぞれの役割を確認し合うことにした。

 

ネオドミノシティへの潜入捜査はカリファにわざと捕まったことにしラギネラとウィズがトップスに潜入。

 

その後外部から雪不帰とシギィが忍チームと共にコモンズから潜入する。戦姫衆を見つけ次第情報を集めて戦姫衆たちの動きを探る。なるべく戦闘は避けることにする。

 

ハリベルとメアリは基地に残り妖魔、鴇の対応・対策と、雲雀の修行を手伝うことになった。

 

 

雪「ウィズさん。くれぐれも気を付けてください」

ウ「はい! ラギネラさんの手助けになるよう頑張ります!」

シ「いえ、あまり頑張りすぎて目立たないようにしてほしいのですが…」

 

ハ「大丈夫なのか?」

ラ「まあ、ウィズさんがいれば戦闘になってしまってもなんとかなりますし。デュエルの腕ものみ込みが早くて十分通用するので…」

雪「…ウィズさんは戦闘に関しては得意ですからね」

ウ「フフッラギネラさんの教え方が良かったからですよ」

ハ(他のことに関しては不器用が過ぎる気もするがな…)

 

ラ「皆さんがいてくれるだけで心強いので、私も安心して仕事することができます。本当にありがとうございます」

皆「いえ、当たり前のことをしているだけです/ですわ」

 

カ(…信頼されているのね)

 

 

翌日からシノビマスター基地でネオドミノシティ潜入計画が本格的に始まった。

 

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