転生したら大好きな世界で思うように生きていくことができる件 作:Laginera
―ネオドミノシティ・コモンズエリア
セキュリティー
「見つけたぞ! 追ええー!!」
治安維持部隊のセキュリティーがD・ホイールを使い追跡してくる。
ナ「…この私を簡単に捕まえれると思わないことね!」
ナミはプリマタクトを振るいセキュリティを一掃するため雨雲を出す。雷を起こし全員を気絶させた。
ラ「ナミさん! こっちに行きましょう!」
ナ「ええっ! こんなのにかまっている暇はないわ!!」
ネオドミノシティ最下層・コモンズエリアでセキュリティと追いかけっこをしていた。なぜこうなったのかは理由がある。
―2日前
シノマス次元に戻ってきてパキラの企業により海外付近に貿易荷物を管理する事業を始めた。その関係で船を使うため、コロンブスとナミがラギネラと共に訪れていた。
ナ「たっく円安のせいで物価が上がって仕方ないわねえ。国民を飢え死にさせる気なのかしら…!」
コ「流行り病、戦争。人間社会というのはいつも勝手な支配者の都合で混乱する。私たちはそれに飲み込まれないよう力を付けなければいけない」
スマホを片手にナミはため息をつく。金にがめつい彼女はなるべく無駄を避けたい。
ラ「だからこそコロンブスさんやナミさんのお力が必要になります。よろしくお願いします」
ナ「別にいいわよ。苦労した分報酬をもらえるなら文句はないし」
視察も終え、帰ろうとしていた時だった。
「このガキッ! いつの間に乗っていやがった!?」
「サツに突き出してやる!!」
ガタイのいい男二人組が荷物に乗っていた10歳にも満たない女の子を地面に倒れさせる。
「お願い…っ! 警察には…!」
「うるせえ! テメーらコモンズに逆らう権利なんざっ…!」
ナ「ちょっと!! いくら何でもやりすぎじゃないの!?」
間にナミが割って入る。
「ああ? よその人間が割り込むんじゃねえ!」
「これは俺たちの問題だ!」
男たちは子供を連れてどこかに行こうとするが
ニ「クラッチ」
別の場所で仕事をしていたニコ・ロビンが現れ、ハナハナの実の能力で腕を生やし男達を締めおとした。
「「ぐはっ!?」」ドサドサッ
ナ「ナイスロビン!」
ニ「何か面倒ごとに絡まれてそうだからとりあえず気絶させたのだけど。悪かったかしら?」
ラ「いえ、ありがとうございます。そちらの女の子を保護しましょう」
コ「仲間に連絡したから船内で話を聞こう」
コロンブスが船長の船に乗り、少女を保護すると衰弱しているので少し休ませて食事を与えた。
ナ「あなた一体どうしてトラックに乗り込んだの?」
「実は…」
少女はネオドミノシティから逃亡してきた。彼女はシティの最下層民であるコモンズでジャンク品の回収やゴミ拾いで生活をしていた。だがひと月前からアルカディア・ムーブメントと呼ばれるシティの施設が子供を連れ去っているのだ。
「美味しい食事と寝床を提供する」
という甘い言葉にそそのかされて多くの子供たちが連れていかれた。だが最近は親のいる子供も無理に連れていき、それを治安維持局が見て見ぬふりをしているようなのだ。
少女も連れていかれそうになり、命からがら逃げて来たそうだ。
「友達はみんなそこに連れていかれた。パパとママに会いたいけど施設の人間やセキュリティーに追われるかもしれない…」
彼女は帯びながら泣き出す。ナミは彼女の涙を拭い優しく声をかける。
ナ「わかったわ。絶対に貴女をお母さんのところに返してあげるわ!」
ニ「相手は組織よ。大丈夫なの?」
ナ「子供が泣いているのに、黙っているわけいかないでしょうっ!」
金銭的な事柄が絡まなければ動かないナミだが、子供の事に関しては不利益関係なく優しさをふるまう彼女は少女をなんとしても両親のもとに返すことを約束する。
ネオドミノシティは階級格差が激しい街であり、外部の人間は中々入ることが難しかったが、かつてそこで活動をしていたカリファが侵入するための手段としてガードが甘いコモンズエリアの侵入から始め、アルカディア・ムーブメントを叩くことを考えた。あそこは前々から良からぬ噂が立っているらしい。
ラギネラは雪不帰に相談し今回はチームを分けて活動することにした。雪不帰は忍学生達を新たな段階に鍛えるため、レジェンド達としばらく活動するらしい。
雪「戦姫衆が絡んでいる可能性があります。気をつけてください」
ラ「大丈夫ですよ。必ず帰ってきます」
雪不帰にキスをしてラギネラは約束した。
ラギネラはナミ、ロビン、カリファ、ウィズ、明日香と共にネオドミノシティへと向かった。